JP2002084413A - 画像処理方法,画像処理装置,画像符号化装置,及び,画像復号化装置 - Google Patents

画像処理方法,画像処理装置,画像符号化装置,及び,画像復号化装置

Info

Publication number
JP2002084413A
JP2002084413A JP2001172973A JP2001172973A JP2002084413A JP 2002084413 A JP2002084413 A JP 2002084413A JP 2001172973 A JP2001172973 A JP 2001172973A JP 2001172973 A JP2001172973 A JP 2001172973A JP 2002084413 A JP2002084413 A JP 2002084413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image data
data
digital watermark
noise
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001172973A
Other languages
English (en)
Inventor
Kurato Maeno
蔵人 前野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2001172973A priority Critical patent/JP2002084413A/ja
Publication of JP2002084413A publication Critical patent/JP2002084413A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Systems (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データのハードコピーによる原本の持ち
出しを抑制することの可能な画像符号化装置及び画像復
号化装置を提供する。 【解決手段】 画像復号化装置250は,データ入力端
子IN2から入力された符号化された入力画像を復号す
る画像復号化手段209と,復号画像から電子透かしを
検出する電子透かし検出手段213と,復号画像にノイ
ズを重畳するノイズ重畳手段214と,ノイズを重畳し
た出力画像を一時保存する出力画像バッファ210とを
有する構成を特徴としている。出力画像は画像出力端子
OUT1から出力される。出力端子から出力される画像
は,常に,ノイズの重畳により改竄されているため,原
本をハードコピーなどにより,盗用することができな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,画像処理方法,画
像処理装置,画像符号化装置,及び,画像復号化装置に
かかり,特に,画像データの改竄防止,及び,画像デー
タの原本の持ち出しを抑制する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年,書類や請求書などを画像データと
してコンピュータに取り込み,電子メールシステムを用
いてデータをやり取りするいわゆるペーパーレス対策を
講じる企業が増加しつつある。しかしながら,近年にお
けるコンピュータ関連技術の発達は,かかるペーパーレ
ス対策の一助となる一方で,画像データの容易な改竄を
も可能としている。
【0003】そこで,画像データの改竄防止を行うこと
を目的として,視覚者が認識できないようなノイズであ
って,画像データの一部の改竄が行われた場合であって
も直ちに改竄されたことが判明するようなノイズを画像
データに埋め込むことが行われている。かかる視覚者が
認識できないようなノイズを画像データに埋め込む技術
は,一般に,電子透かし技術と称されている。
【0004】電子透かし技術は,おおまかに2つの種類
に大別される。1つは,画像データの不正複写の防止を
目的としたものであり,画像データに対し著作権情報等
を埋め込むものである。もう1つは,本明細書において
説明する画像データの改竄防止を目的としたものであ
り,画像データに対し所定のアルゴリズムで画素値の変
更を加え,所定の規則性を持つ画像データを作成するも
のである。すなわちこの場合,電子透かしを埋め込むこ
とは画素値を変更することと同義であり,埋め込んだ電
子透かしそのものは意味を持つものとは限らない。
【0005】画像データの改竄防止を目的として埋め込
まれる電子透かしとしては,例えば,画像データを所定
の1または2以上の領域に区分した場合に,各領域内の
画素が所定の規則性のある画素値を持つように画素値の
変更を行う電子透かしがある。かかる電子透かしによれ
ば,画像データの一部にでも改竄,すなわち,画素値の
変更が行われると,画素値の規則性が失われることでた
だちにその改竄が判明するため,画像データの改竄防止
に大きな効果がある。
【0006】ところで,電子透かし技術をデータ改竄の
防止を目的として利用する場合には,以下の点に留意す
る必要がある。電子透かしを埋め込んだ画像データに対
する攻撃法として,差分演算による電子透かしの抽出
(以下,差分攻撃という。)がある。差分攻撃は,電子
透かしを埋め込んだ画像と電子透かしを埋め込む前の画
像との差分から電子透かしによって変更された部分を抽
出するものである。例えば,原本が単に市販のワープロ
ソフトや表計算ソフトを用いて作成されたデータである
ような場合には,電子透かしを埋め込んだデータから,
電子透かしを埋め込む前の原本データを容易に類推する
ことができる場合がある。このため,電子透かしを埋め
込むデータを入手した者が,原本データを作成し,これ
を用いて差分攻撃を行うおそれがある。
【0007】上述のように,データ改竄の防止を目的と
して埋め込まれる電子透かしは,画像データの画素パタ
ーンに応じて決められるものであり,電子透かしそのも
のは何ら意味を持たない。このため,差分攻撃により電
子透かしが抽出されたとしても,その電子透かしを他の
画像データに埋め込むことは何ら意味を持たない。しか
しながら,差分攻撃により抽出された電子透かしから,
電子透かしを埋め込むアルゴリズム自体を解析されてし
まうと,任意の画像データに対してひとたび画像データ
を改竄した後に,そのアルゴリズムにより電子透かしを
埋め込まれてしまうおそれがある。画像データに電子透
かしが埋め込まれているということは,すなわち,その
画像データに改竄が行われていないことを保証すること
であるため,却って,電子透かし技術が画像データの改
竄の発見を困難にするという結果となる。
【0008】また,上述の電子透かし技術では,画像デ
ータに改竄が行われていないことは保証できても,画像
データの原本の持ち出しを抑制することはできない。す
なわち,画像データのハードコピー(印刷やプリントス
クリーン機能など)を取ることにより,改竄されていな
い画像データの原本を容易に持ち出すことができる。汎
用のOSを用いている限り,画像データのハードコピー
を完全に禁止することはできない。このような事情か
ら,画像データのハードコピーによる原本の持ち出しを
抑制する手段が要請されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,従来の電子
透かし技術が有する上記問題点に鑑みてなされたもので
あり,本発明の目的は,画像データの改竄が行われた場
合に直ちにその改竄を発見することができるような電子
透かしを埋め込み,かつ,その電子透かしを埋め込むア
ルゴリズムを解析されることのない,新規かつ改良され
た画像処理方法及び画像処理装置を提供することであ
る。
【0010】また,本発明の別の目的は,画像データの
ハードコピーによる原本の持ち出しを抑制することの可
能な,新規かつ改良された画像符号化装置及び画像復号
化装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め,本発明の第1の観点によれば,請求項1に記載のよ
うに,画像符号化方法において,画像データに対し,視
覚者が認識できない程度の画素値の変更を加える第1段
階と,第1段階で画素値の変更が加えられた画像データ
に対し,さらに,視覚者が認識できない程度の画素値の
変更であって,変更後の画像データが所定の規則性のあ
る画素値を持つような画素値の変更を加える第2段階
と,を含むことを特徴とする,画像処理方法が提供され
る。
【0012】かかる方法によれば,最終的に頒布等され
る画像データには,所定の規則性のある画素値を持たせ
るようにしてあるので,画像データの一部にでも改竄が
行われた場合には,その規則性を調べることにより,直
ちにその改竄を発見することが可能である。さらに,最
終的な画像データと,画像データの原本との差分攻撃に
より得られる差分は,第1段階による画素値の変更部分
(例えば,ノイズ)と,第2段階による画素値の変更部
分(電子透かし)とが混在したものとなるため,画像デ
ータの原本から最終的な画像データに変更されるまでの
アルゴリズムを解析されることがない。
【0013】第1段階における画素値の変更のアルゴリ
ズムはどのようなものであってもよい。例えば,請求項
2に記載のように,画像データに対し,規則性のないラ
ンダムな画素値を変更を加えるようにしてもよい。ある
いは,第2段階と同様に,変更後の画像データが所定の
規則性のある画素値を持つような画素値の変更であって
もよい。ただし,この場合,第1段階と第2段階のアル
ゴリズム(キー)は異なるものとした方が好ましい。
【0014】第2段階における画素値の変更のアルゴリ
ズムについては,画像データの一部にでも改竄が行われ
た場合に,その画像データの画素の規則性を調べること
により,直ちにその改竄を発見することができるもので
あれば,どのようなアルゴリズムであってもよい。例え
ば,請求項3に記載のように,画像データを所定の1ま
たは2以上の領域に区分した場合に,各領域内の画素が
所定の規則性ある画素値を持つような画素値の変更を加
えるようにしてもよい。
【0015】また,上記課題を解決するため,本発明の
第2の観点によれば,請求項4に記載のように,画像処
理装置において,画像データに対し,視覚者が認識でき
ない程度のノイズを重畳するノイズ重畳手段と,ノイズ
の重畳された画像データに対し,視覚者が認識できない
程度の電子透かしを埋め込む電子透かし埋め込み手段
と,を備えたことを特徴とする,画像処理装置が提供さ
れる。
【0016】かかる装置によれば,上述の優れた効果を
奏する画像処理方法を容易に実現することが可能であ
る。なお,ここで「ノイズを重畳する」とは,一般に,
規則性のないランダムな画素値の変更を加えることをい
う。また,「電子透かしを埋め込む」とは,画像データ
の一部の画素値に変更を加え,その変更後の画像データ
が所定の規則のある画素値を持つような画素値の変更を
加えることをいう。このような電子透かしは,画素値の
変更アルゴリズムを知らない者や,電子透かし検出器を
持たない者にとっては,規則性のないただのノイズとし
て,知覚される。
【0017】電子透かし埋め込み手段による電子透かし
の埋め込みアルゴリズムについては,画像データの一部
にでも改竄が行われた場合に,その画像データの画素の
規則性を調べることにより,直ちにその改竄を発見する
ことができるものであれば,どのようなアルゴリズムで
あってもよい。例えば,請求項5に記載のように,画像
データを所定の1または2以上の領域に区分した場合
に,各領域内の画素が所定の規則性のある画素値を持つ
ような電子透かしを埋め込む(すなわち,画素値の変更
を加える)ようにしてもよい。
【0018】また,上記課題を解決するため,本発明の
第3の観点によれば,請求項6に記載のように,画像復
号化装置において,符号化された画像データを復号する
画像復号化手段(209)と,復号された画像データか
ら電子透かしを検出する電子透かし検出手段(213)
と,復号された画像データにノイズを重畳するノイズ重
畳手段(214)と,を備えたことを特徴とする,画像
復号化装置が提供される。この画像復号化装置は,ノイ
ズを重畳した画像データを出力画像とする。
【0019】上記画像復号化装置は,入力画像に電子透
かしを付与する電子透かし組み込み手段(203)と,
電子透かしが埋め込まれた画像を符号化する画像符号化
手段(206)とを備えた画像符号化装置(200)と
組で用いることができる。すなわち,上記画像復号化装
置に対する入力は,画像に正当性(原本であること)を
示す電子透かしが埋め込まれた後,符号化された画像デ
ータである。
【0020】かかる画像復号化装置によれば,画像デー
タを出力する際に,常にノイズを加えるようにし,画像
の正当性を示す電子透かしを壊すことで,出力画像は原
本として認識されなくなる。このようにして,画像のハ
ードコピーによる原本持ち出しを抑制することが可能で
ある。
【0021】また,上記課題を解決するため,本発明の
第4の観点によれば,請求項7に記載のように,画像符
号化装置において,入力された画像データにノイズを重
畳するノイズ重畳手段(302)と,入力された画像デ
ータに電子透かしを付与する電子透かし埋め込み手段
(303)と,電子透かしが付与された画像データと,
ノイズが重畳された画像データとの差分画像を符号化す
る差分画像符号化手段(304)と,差分画像の符号化
データを暗号化する暗号化手段(305)と,ノイズが
重畳された画像データを符号化する画像符号化手段(3
06)と,暗号化された差分画像の符号化データと,符
号化された画像データとの多重化を行う多重化手段(3
07)と,を備えたことを特徴とする,画像符号化装置
が提供される。
【0022】また,請求項8によれば,画像復号化装置
において,入力された多重化されたデータを,符号化さ
れた画像データと,暗号化された差分画像の符号化デー
タとに分離する多重化データ復号手段(308)と,符
号化された画像データを復号する画像復号手段(30
9)と,復号された画像データを一時的に保存する出力
画像バッファ(310)と,暗号化された差分画像の符
号化データを解読する暗号解読手段(311)と,暗号
解読後の差分画像の符号化データを,出力画像バッファ
(310)に保存された画像データを参照して復号する
差分画像復号化手段(312)と,差分画像復号化手段
(312)から出力された画像データから,電子透かし
を検出する電子透かし検出手段(313)と,を備えた
ことを特徴とする,画像復号化装置が提供される。
【0023】かかる画像符号化装置,及び,画像復号化
装置によれば,電子透かしが付与された画像データと,
ノイズが重畳された画像データとの差分画像を符号化
し,差分画像の符号化データのみを暗号化するようにし
たので,従来の電子署名よりも少ないデータ量で,画像
の改竄位置を特定できるような改竄検出を行うことが可
能である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照しながら,
本発明にかかる画像処理方法,画像処理装置,画像符号
化装置,及び,画像復号化装置の好適な実施の形態につ
いて詳細に説明する。なお,本明細書及び図面におい
て,実質的に同一の機能構成を有する構成要素について
は,同一の符号を付することにより重複説明を省略す
る。
【0025】(第1の実施の形態)本実施の形態にかか
る画像処理装置100は,図1に示したように,画像入
力端子IN1から入力される画像データB0に,視覚者
が認識できない程度のノイズを重畳するノイズ重畳手段
101と,ノイズ重畳手段101によりノイズが重畳さ
れた画像データB1に対し,視覚者が認識できない程度
の電子透かしを埋め込む電子透かし埋め込み手段102
とを備えて構成されている。電子透かしが埋め込まれた
最終的な画像データB2は,画像出力端子OUT1から
出力される。
【0026】画像入力端子IN1から入力される画像デ
ータB0は,改竄防止の対象となる原本の画像データで
あり,その一例は,企業において電子メールシステムを
用いてデータがやり取りされる書類(エレクトリックコ
マースなどのインボイスなど)や請求書である。
【0027】(ノイズ重畳手段101)ノイズ重畳手段
101は,画像入力端子IN1から入力される画像デー
タB0に,視覚者が認識できない程度の規則性のないラ
ンダムなノイズを重畳する。すなわち,画像データB0
に対し,視覚者が認識できない程度の規則性のないラン
ダムな画素値の変更を加える。このようなノイズ重畳手
段101としては,乱数発生器等の一般的なノイズ発生
器を用いることができる。
【0028】ノイズ重畳手段101は,画像データB0
を構成する画素のうちの所定の割合,例えば0.1%の
割合の画素の画素値を変更する。画素値の変更の一例と
しては,画像データが2値データ(白黒画像)の場合
は,画素値を反転させるようにすることができる。ま
た,画像データが多値データ(カラー画像)の場合は,
画素値を一定量シフトさせることや(例えば,n階調の
画素をn+1階調の画素に変更すること),反転させる
こと(例えば,256階調の画像データであれば,n階
調の画素を(256−n)階調の画素に変更するこ
と),あるいは,画素値にランダムな量を加減算するよ
うにすることができる。
【0029】この他にも,ノイズ重畳手段101による
ノイズを重畳するアルゴリズムとして,後述する電子透
かし埋め込み手段102とは異なるキーの電子透かし
や,薄い濃度やハーフトーンの可視型電子透かしなどを
用いることができる。
【0030】(電子透かし埋め込み手段102)電子透
かし埋め込み手段102は,ノイズ重畳手段101によ
りノイズの重畳された画像データB1に対し,視覚者が
認識できない程度の電子透かしを埋め込む。すなわち,
画像データB1に対し,電子透かしを埋め込んだ後の画
像データB2が所定の規則性のある画素パターンを持つ
ような画素値の変更を加える。このような電子透かし埋
め込み手段102としては,画像データB1を構成する
画素の画素値を検出でき,その画素値を変更することの
できる機能を有する手段であればよい。
【0031】電子透かし埋め込み手段102による画素
値の変更の一例としては,画像データB1を所定の領域
(図2,図3に示した例では,2×2の4画素)に区分
した場合に, (1)各領域の奇数階調の画素の数を偶数個にする(白
黒画像であれば,各領域の黒の画素を偶数個にする)。
図2の例では,4画素のうち左上の画素を黒から白に変
更することで,黒の画素数を偶数個にしている。 (2)各領域の最下位ビットの画素数を奇数個にする。
図3の例では,4画素のうち左上の画素の最下位ビット
を黒から白に変更し,黒の画素数を奇数個にしている。 (3)最下位ビットプレーンを除いた画像からハッシュ
関数等を用いて署名データを生成し(白黒画像であれ
ば,4画素の左上の画素を除いた画像全体から署名デー
タを生成),署名データの各ビットが1の場合は(1)
の方法,0の場合は(2)の方法を用いて,画像の最下
位ビットプレーンへ埋め込む。などのアルゴリズムを用
いることができる。かかる画素の変更を画像データB1
のすべての領域に対して行うことで,後に,画像データ
が改竄された場合に,直ちにその改竄を判別することが
できる。
【0032】上述のようにして,電子透かし埋め込み装
置102は,ノイズ重畳手段101によりノイズが重畳
された画像データB1に電子透かしを埋め込んで,画像
データB2を生成する。ノイズが重畳され,さらに電子
透かしが埋め込まれた画像データB2は,画像出力端子
OUT1より出力される。
【0033】次いで,図4,図5を参照しながら,従来
の画像処理方法(図4)と本実施の形態にかかる画像処
理方法(図5)とを対比説明する。
【0034】従来の画像処理方法は,図4に示したよう
に,入力された画像データA0に対し,上述の電子透か
し埋め込み手段102と同様の手段により,電子透かし
を埋め込む。このようにして電子透かしが埋め込まれた
画像データA1が頒布される。
【0035】しかしながら,この従来技術では,最終的
に頒布等される画像データA1と,悪意ある第三者が何
らかの手法により作成した原本データA0との差分攻撃
により得られる差分(A1−A0)は,まさに電子透か
しそのものである。この電子透かしから電子透かしを埋
め込むアルゴリズムを解析されてしまった場合,任意の
画像データに対してその画像データに改竄が行われてい
ないことを保証するための画像データを適宜埋め込むこ
とが可能であり,却って,電子透かし技術が画像データ
の改竄の発見を困難にするという結果となる。
【0036】一方,本実施の形態にかかる画像処理方法
は,図5に示したように,入力された画像データB0に
対し,上述のノイズ重畳手段101によりノイズを重畳
する。さらに,ノイズが重畳された画像データB1に対
し,上述の電子透かし埋め込み手段102により,電子
透かしを埋め込む。このようにして,ノイズが重畳さ
れ,さらに電子透かしが埋め込まれた画像B2が頒布さ
れる。
【0037】本実施の形態では,最終的に頒布等される
画像データB2と,悪意ある第三者が何らかの手法によ
り作成した原本データB0との差分攻撃により得られる
差分(B2−B0)は,ノイズ重畳手段101によるノ
イズと電子透かし埋め込み手段102による電子透かし
とが混在したものである。このため,悪意ある第三者に
電子透かし埋め込みのアルゴリズムを解析されることが
ない。
【0038】以上説明したように,本実施の形態によれ
ば,最終的に頒布等される画像データB2には,所定の
規則性のある画素値を持たせるようにしてあるので,画
像データB2の一部にでも改竄が行われた場合には,画
像データB2の画素パターンを調べることにより,直ち
にその改竄を発見することが可能である。
【0039】一方,最終的に頒布等される画像データB
2と,悪意ある第三者が何らかの手法により作成した原
本データB0との差分攻撃により得られる差分は,ノイ
ズ重畳手段101によるノイズと,電子透かし埋め込み
手段102による電子透かしとが混在したものとなるた
め,電子透かしを埋め込むアルゴリズムを解析されるこ
とはない。このようにして差分攻撃に対する耐性を向上
させることができる。
【0040】なお,以上説明した本実施の形態は,JB
IG−2等の非可逆符号化や差分符号化を用いた画像符
号化システムにも適用可能である。
【0041】(第2の実施の形態)本実施の形態にかか
る画像符号化装置200は,図6に示したように,画像
入力端子IN1から入力された入力画像を保存する入力
画像メモリ201と,入力画像に電子透かしを付与する
電子透かし埋め込み手段203と,電子透かしの埋め込
まれた画像を符号化する画像符号化手段206とを有す
る構成を特徴としている。符号化された入力画像はデー
タ出力端子OUT2から出力される。
【0042】また,本実施の形態にかかる画像復号化装
置250は,図7に示したように,データ入力端子IN
2から入力された符号化された入力画像を復号する画像
復号化手段209と,復号画像から電子透かしを検出す
る電子透かし検出手段213と,復号画像にノイズを重
畳するノイズ重畳手段214と,ノイズを重畳した出力
画像を一時保存する出力画像バッファ210とを有する
構成を特徴としている。出力画像は画像出力端子OUT
1から出力される。
【0043】次いで,上記構成からなる画像符号化装置
200及び画像復号化装置250の動作を説明する。
【0044】画像入力端子IN1から入力された画像
は,入力画像メモリ201へ保存される。電子透かし埋
め込み手段203は,入力画像メモリに保存されている
画像データを走査し,電子透かしを埋め込む。電子透か
しを埋め込まれた画像データは,画像符号化手段206
により,符号化され,データ出力端子OUT2より出力
される。
【0045】画像符号化装置200のデータ出力端子O
UT2から出力され,画像復号化復号化装置250のデ
ータ入力端子IN2から入力されたデータは,画像復号
化手段209により,画像データに復元される。電子透
かし検出手段213は,画像復号化手段209から出力
される画像データに対して,電子透かしによる改竄検出
を行い,検出結果を,検出結果出力端子OUT3へ出力
する。検出結果としては,改竄の有無,改竄位置,サイ
ズなどが挙げられる。
【0046】一方,ノイズ重畳手段214は,画像復号
化手段209から出力される画像データに対して,ノイ
ズを加える。ノイズは,画像の視覚上の品質を,なるべ
く損なわないように,入れられる。出力画像バッファ1
10は,ノイズ重畳手段114により得られるノイズの
入った画像データを,一時保存し,画像出力端子4より
出力する。
【0047】以上説明したように,本実施の形態によれ
ば,画像復号装置250の出力端子から出力される画像
は,常に,ノイズが重畳されているため,改竄されたも
のとなる。そのため,この画像は原本としては認識され
得ない。したがって,原本をハードコピーなどにより,
盗用することができない。
【0048】(第3の実施の形態)本実施の形態にかか
る画像符号化装置300は,図8に示したように,入力
画像を保存する入力画像メモリ301と,入力画像にノ
イズを重畳するノイズ重畳手段302と,入力画像に電
子透かしを付与する電子透かし埋め込み手段303と,
透かし入り画像とノイズ重畳画像の差分を符号化する差
分画像符号化手段304と,符号化データを暗号化する
暗号化手段305と,ノイズ重畳画像を符号化する画像
符号化手段306と,データの多重化を行う多重化手段
307とを有する構成を特徴としている。
【0049】また,本実施の形態にかかる画像復号化装
置350は,多重化されたデータを分離する多重化デー
タ復号手段308と,画像を復号する画像復号手段30
9と,復号した画像を一時保存する出力画像バッファ3
10と,暗号化データを解読する暗号解読手段311
と,暗号解読後の符号化データを復号する差分画像復号
化手段312と,電子透かしを検出する電子透かし検出
手段313とを有する構成を特徴としている。
【0050】次いで,上記構成からなる画像符号化装置
300及び画像復号化装置350の動作を説明する。
【0051】画像入力端子IN3から入力された画像
は,入力画像メモリ301へ保存される。電子透かし埋
め込み手段303は,入力画像メモリ301に保存され
ている画像を走査し,電子透かしを埋め込む。ノイズ重
畳手段302は,入力画像メモリ301に保存されてい
る画像に,ノイズを加えて,差分画像符号化手段304
と,画像符号化手段306へ渡す。
【0052】画像符号化手段306は,ノイズ重畳手段
302より得られるノイズの乗った画像を符号化する。
差分画像符号化手段304は,ノイズ重畳手段302に
よるノイズの乗った画像を参照し,電子透かし埋め込み
手段303により透かしの埋め込まれた画像を符号化す
る。
【0053】暗号化手段305は,差分画像符号化手段
304より出力された符号化データを,暗号鍵入力端子
IN3から入力される暗号鍵によって,暗号化する。多
重化手段307は,画像符号化手段306より得られる
符号化データと,暗号化手段305により得られるデー
タを多重化し,データ出力端子OUT2へ出力する。
【0054】画像符号化装置300のデータ出力端子O
UT2から出力され,画像復号化復号化装置350のデ
ータ入力端子IN2から入力されたデータは,多重化デ
ータ復号手段308により,電子透かしを埋め込まれ暗
号化されたデータと,ノイズの重畳された画像の符号化
データとに分離される。
【0055】画像復号化手段309は,多重化データ復
号手段308より送られるノイズの重畳された画像の符
号化データを,復号し,出力画像バッファ310へ保存
する。画像出力バッファ110は,保存された画像を,
画像出力端子OUT1へ出力する。
【0056】一方,暗号解読手段311は,解読鍵入力
端子IN4から入力された解読鍵を用いて,多重化デー
タ復号手段308より送られる,電子透かしを埋め込ま
れ暗号化されたデータの解読を行う。差分画像復号化手
段312は,暗号解読手段311より得られる符号化デ
ータを,出力画像バッファ310に保存された画像を参
照しながら,復号する。電子透かし検出手段313は,
差分画像符号化手段312より得られた電子透かしの入
った画像から,電子透かしを検出し,検出結果を,検出
結果出力端子OUT3へ出力する。検出結果としては,
改竄の有無,改竄位置,サイズなどが挙げられる。
【0057】以上説明したように,本実施の形態によれ
ば,電子透かしが付与された画像データと,ノイズが重
畳された画像データとの差分画像を符号化し,差分画像
の符号化データのみを暗号化するようにしたので,上記
第2の実施の形態の効果に加え,さらに,従来の電子署
名よりも少ないデータ量で,画像の改竄位置を特定でき
るような改竄検出を行うことが可能である。
【0058】以上,添付図面を参照しながら本発明にか
かる画像処理方法,画像処理装置,画像符号化装置,及
び,画像復号化装置の好適な実施形態について説明した
が,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれ
ば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内に
おいて各種の変更例または修正例に想到し得ることは明
らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範
囲に属するものと了解される。
【0059】例えば,ノイズ重畳手段(312)のノイ
ズの重畳方法としては,ノイズの付与や,異なる暗号鍵
による電子透かしなどを用いることが可能である。ま
た,差分画像符号化手段(304)による符号化は,J
BIG−2の参照符号化や,MPEG等の動き補償など
の方法,あるいは,XOR演算により得られる差分の符
号化などを用いることが可能である。
【0060】また,上記第3の実施の形態において,画
像符号化装置300に,暗号化された差分画像の符号化
データと,符号化された画像データとの多重化を行う多
重化手段307を備える構成について説明したが,本発
明はこれに限定されず,暗号化された差分画像の符号化
データと,符号化された画像データとを別々に出力する
ような構成としてもよい。
【0061】同様に,上記第3の実施の形態において,
画像復号化装置350に,入力された多重化されたデー
タを,符号化された画像データと,暗号化された差分画
像の符号化データとに分離する多重化データ復号手段3
08を備える構成について説明したが,本発明はこれに
限定されず,符号化された画像データと,暗号化された
差分画像の符号化データとを別々に入力するような構成
としてもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
画像データの改竄が行われた場合には,直ちにその改竄
を発見できるように画素値の変更を加えることができ,
かつ,その画素値変更のアルゴリズムを解析されること
がないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像符号化装置の一実施の形態を示す説明図で
ある。
【図2】電子透かし埋め込み手段による画素値の変更の
一例を示す説明図である。
【図3】電子透かし埋め込み手段による画素値の変更の
他の一例を示す説明図である。
【図4】従来の電子透かし埋め込み装置による画像デー
タの変更例を示す説明図である。
【図5】図1の画像符号化装置による画像データの変更
例を示す説明図である。
【図6】第2の実施の形態の符号器側の一例を示すブロ
ック図である。
【図7】第2の実施の形態の復号器側の一例を示すブロ
ック図である。
【図8】第3の実施の形態の符号器側の一例を示すブロ
ック図である。
【図9】第3の実施の形態の復号器側の一例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
100 画像符号化装置 101 ノイズ重畳手段 102 電子透かし埋め込み手段 200 画像符号化装置 201 入力画像メモリ 203 電子透かし埋め込み手段 206 画像符号化手段 250 画像復号化装置 209 画像復号化手段 210 出力画像バッファ 213 電子透かし検出手段 214 ノイズ重畳手段 300 画像符号化装置 301 入力画像メモリ 302 ノイズ重畳手段 303 電子透かし埋め込み手段 304 差分画像符号化手段 305 暗号化手段 306 画像符号化手段 307 多重化手段 350 画像復号化装置 308 多重化データ復号手段 309 画像復号化手段 310 出力画像バッファ 311 暗号解読手段 312 差分画像復号化手段 313 電子透かし検出手段 IN1 画像入力端子 OUT1 画像出力端子 IN2 データ入力端子 OUT2 データ出力端子 OUT3 検出結果出力端子 IN3 暗号鍵入力端子 IN4 解読鍵入力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/167 H04N 7/167 Z 5C076 7/24 Fターム(参考) 5B017 AA06 BA00 CA16 5B057 AA11 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CB19 CE08 CG01 5C059 KK43 PP01 RB01 RC35 UA02 UA05 5C063 AB03 AB07 AC02 CA11 CA12 CA23 DA07 DA13 DB09 5C064 CA12 CA14 CB01 CC01 CC04 5C076 AA01 AA14 BA06 BA09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像処理方法において,画像データに対
    し,視覚者が認識できない程度の画素値の変更を加える
    第1段階と,前記第1段階で画素値の変更が加えられた
    画像データに対し,さらに,視覚者が認識できない程度
    の画素値の変更であって,変更後の画像データが所定の
    規則性のある画素値を持つような画素値の変更を加える
    第2段階と,を含むことを特徴とする,画像処理方法。
  2. 【請求項2】 前記第1段階は,画像データに対し,規
    則性のないランダムな画素値の変更を加えることを特徴
    とする,請求項1に記載の画像処理方法。
  3. 【請求項3】 前記第2段階は,前記第1段階で画素値
    の変更が加えられた画像データに対し,画像データを所
    定の1または2以上の領域に区分した場合に,前記各領
    域内の画素が所定の規則性のある画素値を持つような画
    素値の変更を加えることを特徴とする,請求項1または
    2に記載の画像処理方法。
  4. 【請求項4】 画像処理装置において,画像データに対
    し,視覚者が認識できない程度のノイズを重畳するノイ
    ズ重畳手段と,前記ノイズの重畳された画像データに対
    し,視覚者が認識できない程度の電子透かしを埋め込む
    電子透かし埋め込み手段と,を備えたことを特徴とす
    る,画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記電子透かし埋め込み手段は,前記ノ
    イズの重畳された画像データに対し,画像データを所定
    の1または2以上の領域に区分した場合に,前記各領域
    内の画素が所定の規則性のある画素値を持つような電子
    透かしを埋め込むことを特徴とする,請求項4に記載の
    画像処理装置。
  6. 【請求項6】 画像復号化装置において,符号化された
    画像データを復号する画像復号化手段と,前記復号され
    た画像データから電子透かしを検出する電子透かし検出
    手段と,前記復号された画像データにノイズを重畳する
    ノイズ重畳手段と,を備えたことを特徴とする,画像復
    号化装置。
  7. 【請求項7】 画像符号化装置において,入力された画
    像データにノイズを重畳するノイズ重畳手段と,前記入
    力された画像データに電子透かしを付与する電子透かし
    埋め込み手段と,前記電子透かしが付与された画像デー
    タと,前記ノイズが重畳された画像データとの差分画像
    を符号化する差分画像符号化手段と,前記差分画像の符
    号化データを暗号化する暗号化手段と,前記ノイズが重
    畳された画像データを符号化する画像符号化手段と,前
    記暗号化された差分画像の符号化データと,前記符号化
    された画像データとの多重化を行う多重化手段と,を備
    えたことを特徴とする,画像符号化装置。
  8. 【請求項8】 画像復号化装置において,入力された多
    重化されたデータを,符号化された画像データと,暗号
    化された差分画像の符号化データとに分離する多重化デ
    ータ復号手段と,前記符号化された画像データを復号す
    る画像復号手段と,前記復号された画像データを一時的
    に保存する出力画像バッファと,前記暗号化された差分
    画像の符号化データを解読する暗号解読手段と,暗号解
    読後の差分画像の符号化データを,前記出力画像バッフ
    ァに保存された画像データを参照して復号する差分画像
    復号化手段と,前記差分画像復号化手段から出力された
    画像データから,電子透かしを検出する電子透かし検出
    手段と,を備えたことを特徴とする,画像復号化装置。
JP2001172973A 2000-06-28 2001-06-07 画像処理方法,画像処理装置,画像符号化装置,及び,画像復号化装置 Withdrawn JP2002084413A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001172973A JP2002084413A (ja) 2000-06-28 2001-06-07 画像処理方法,画像処理装置,画像符号化装置,及び,画像復号化装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000194056 2000-06-28
JP2000-194056 2000-06-28
JP2001172973A JP2002084413A (ja) 2000-06-28 2001-06-07 画像処理方法,画像処理装置,画像符号化装置,及び,画像復号化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002084413A true JP2002084413A (ja) 2002-03-22

Family

ID=26594839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001172973A Withdrawn JP2002084413A (ja) 2000-06-28 2001-06-07 画像処理方法,画像処理装置,画像符号化装置,及び,画像復号化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002084413A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005295519A (ja) * 2004-03-08 2005-10-20 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、画像処理プログラムおよび当該プログラムを格納した記録媒体
JP2006217405A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Sony Corp 符号化装置および方法、復号装置および方法、情報処理システムおよび方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2006229458A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Sony Corp 符号化装置および方法、復号装置および方法、画像処理システムおよび画像処理方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2006229623A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Sony Corp 符号化装置および方法、復号装置および方法、記録媒体、並びにプログラム、画像処理システムおよび方法
JP2006238372A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Sony Corp 符号化装置および方法、復号装置および方法、画像処理システムおよび画像処理方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2008160827A (ja) * 2002-05-14 2008-07-10 Mediasec Technologies Gmbh 印刷文書のための可視認証パターン
US7992084B2 (en) 2005-08-12 2011-08-02 Canon Kabushiki Kaisha Document management apparatus, document management method, document management program, and storage medium
KR101877372B1 (ko) * 2017-05-19 2018-07-13 주식회사 하루컴퍼니 워터마크 데이터의 임베딩 및 추출 방법
CN112529586A (zh) * 2020-12-15 2021-03-19 深圳市快付通金融网络科技服务有限公司 交易信息管理方法、装置、设备及存储介质

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7991198B2 (en) 2002-05-14 2011-08-02 Schreiner Group Gmbh & Co. Kg Visible authentication patterns for printed document
JP2008160827A (ja) * 2002-05-14 2008-07-10 Mediasec Technologies Gmbh 印刷文書のための可視認証パターン
US7809152B2 (en) 2002-05-14 2010-10-05 Schreiner Group Gmbh & Co. Kg Visible authentication patterns for printed document
US8189862B2 (en) 2002-05-14 2012-05-29 Schreiner Group Gmbh & Co. Kg Visible authentication patterns for printed document
JP2005295519A (ja) * 2004-03-08 2005-10-20 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、画像処理プログラムおよび当該プログラムを格納した記録媒体
JP2006217405A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Sony Corp 符号化装置および方法、復号装置および方法、情報処理システムおよび方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2006229458A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Sony Corp 符号化装置および方法、復号装置および方法、画像処理システムおよび画像処理方法、記録媒体、並びにプログラム
US7952769B2 (en) 2005-02-16 2011-05-31 Sony Corporation Systems and methods for image processing coding/decoding
JP4725127B2 (ja) * 2005-02-16 2011-07-13 ソニー株式会社 復号装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2006229623A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Sony Corp 符号化装置および方法、復号装置および方法、記録媒体、並びにプログラム、画像処理システムおよび方法
JP4581733B2 (ja) * 2005-02-17 2010-11-17 ソニー株式会社 符号化装置および方法、復号装置および方法、記録媒体、並びにプログラム、画像処理システム
JP2006238372A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Sony Corp 符号化装置および方法、復号装置および方法、画像処理システムおよび画像処理方法、記録媒体、並びにプログラム
JP4591767B2 (ja) * 2005-02-28 2010-12-01 ソニー株式会社 符号化装置および方法、復号装置および方法、画像処理システム、記録媒体、並びにプログラム
US7992084B2 (en) 2005-08-12 2011-08-02 Canon Kabushiki Kaisha Document management apparatus, document management method, document management program, and storage medium
KR101877372B1 (ko) * 2017-05-19 2018-07-13 주식회사 하루컴퍼니 워터마크 데이터의 임베딩 및 추출 방법
CN112529586A (zh) * 2020-12-15 2021-03-19 深圳市快付通金融网络科技服务有限公司 交易信息管理方法、装置、设备及存储介质
CN112529586B (zh) * 2020-12-15 2023-07-28 深圳市快付通金融网络科技服务有限公司 交易信息管理方法、装置、设备及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Fridrich Security of fragile authentication watermarks with localization
Holliman et al. Counterfeiting attacks on oblivious block-wise independent invisible watermarking schemes
Rey et al. A survey of watermarking algorithms for image authentication
US7206432B2 (en) Extracting embedded information from digital image data
US7146502B2 (en) Information processing apparatus and its control method, computer program, and storage medium
EP1591953A1 (en) System and method for decoding digital encoded images
Yang et al. Text document authentication by integrating inter character and word spaces watermarking
Bhatt et al. Image steganography and visible watermarking using LSB extraction technique
Sharifara et al. A novel approach to enhance robustness in digital image watermarking using multiple bit-planes of intermediate significant bits
JP2002084413A (ja) 画像処理方法,画像処理装置,画像符号化装置,及び,画像復号化装置
JP2002016596A (ja) 画像伝送装置及び画像受信装置
Saha et al. Security on fragile and semi-fragile watermarks authentication
Samuel et al. Digital watermarking for copyright protection
Caldelli et al. Joint near-lossless compression and watermarking of still images for authentication and tamper localization
Jain et al. Digital watermarking
CN112488899A (zh) 基于重复码和Schur分解的视觉加密彩色盲水印方法
Abdul-Sada Hiding data using LSB-3
JP2006211264A (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP2000155718A (ja) 著作権保護装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2007028402A (ja) 画像処理方法、装置、プログラムおよび記録媒体
Ediriweera et al. Web-Based Data Hiding: A Hybrid Approach Using Steganography and Visual Cryptography
Singh Digital image steganography
Tagare et al. Digital image watermarking–an overview
Jiang et al. Semi-fragile watermarking algorithm for image tampers localization and recovery
Sojan et al. Watermarking in Computer Security

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080902