JP2004048219A - 電子透かし情報の挿入方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンテンツの質の劣化を抑制し、埋め込み情報の耐久性を向上できる透かし情報の埋め込み方法を提供する。
【解決手段】時系列的に配列された複数の静止画フレームからなる動画データに透かし情報を埋め込む場合に、着目フレーム中の各画像ブロック毎に動きベクトルと変動量(動き検出データ)を検出し、この動き検出データを電子透かし挿入処理及び圧縮処理において共用することで、コンテンツの質の劣化を抑制しつつ高速な透かし挿入処理及び圧縮処理を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は情報埋込み方法または装置に関し、特に、ディジタル化された情報に他の情報を埋め込むための方法または装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、画像や音楽などのコンテンツがディジタル化され、記憶媒体あるいは通信媒体を介して流通されるようになってきた。このようなディジタル化されたコンテンツ情報の著作権を保護するために、コンテンツ情報に人間の視聴覚では気付かない程度の変更を加える方法でコピー制御情報や著作権情報などの他の情報を埋め込むことによって、データ処理装置を利用したコンテンツ情報のコピー回数の制限、あるいは不正コピーされたコンテンツ情報から著作権者の特定を可能にする電子透かし技術が重要視されている。
【0003】
電子透かし技術の実用化には、次の2つの要求を満たす必要がある。
(1) コンテンツ情報の劣化の抑制:
例えば、コンテンツが静止画あるいは動画である場合に、これら画像のデータを対象とした電子透かし情報の埋め込みにおいて、画像に加えた変更がコンテンツの鑑賞の妨げないようにすること。すなわち、コンテンツ情報の一部に加えた変更が人間の視聴覚には目立たないこと。
(2) 耐久性の向上:
画像処理や音声処理を加えても埋め込み情報、すなわち、コンテンツ情報に加えた変更が劣化し難いこと。
【0004】
上記条件を満たすためには、コンテンツの性質に応じて、コンテンツの変更個所と、変更の程度あるいは強度を最適化する必要がある。以下、コンテンツ情報として代表的な画像を例にして、従来の電子透かし技術を分析する。
【0005】
画像データの場合、一般に、画像の状態変化が比較的平坦な領域や輪郭部分では、画素(ピクセル)の状態値(輝度あるいは色)に不適切な変更を加えると、変更箇所に不自然さが目立つ。しかしながら、被写体の画素値の変動の激しい乱雑部分では画素に比較的大きな変更を加えても人間の目には目立たないと言う性質がある。この性質に着目して、例えば、IEEE Trans. Consumer Electronics, Vol.45, No.4, pp. 1150−1158, (1999).には、透かし情報を埋め込むべき画像フレームの輝度変動を分析することによって被写体の乱雑部分を特定し、画素値の変更が目立ちにくい上記乱雑部分では大きな変更を加え、画素値の変更が目立ち易い輪郭部分や平坦部分には変更を加えないか、加えるとしても変更の程度を小さくする電子透かし技術が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
電子透かし情報の埋め込み対象は、静止画像に限られず、動画も対象となる。動画データは、時系列的に配列された複数の静止画フレームから構成されており、動画の鑑賞中にフレームの送りを止めることによって、個々のフレームを静止画として鑑賞する場合がある。
【0007】
このため、動画を対象とした電子透かし情報の埋込みにおいては、画素値の変更個所が静止画状態でも動画状態でも目立たないようにする必要がある。例えば、特開2000−175019号公報(対応ヨーロッパ特許公開公報EP1006730A2)は、静止画としての性質と動画としての性質の両方を考慮して、変更画素と変更程度を最適化する技術を開示している。具体的には、時系列的に配列された複数の静止画フレームからなる動画データに透かし情報を埋め込む場合に、着目フレーム中の各画像ブロック毎に動きベクトルと変動量(動画的性質)を検出し、動き量に応じて、各ブロック毎の画素変更率の指定規則を選択し、各ブロック内の画像の状態(静止画的性質)によって決まる輝度変更許容画素のうちから上記規則で指定された個数の画素を選択して、透かし情報となる輝度の変更処理を施す。
【0008】
しかしながら、動画の性質を考慮するためには、着目フレーム中の各画像ブロック毎に動きベクトルと変動量(動画的性質)を検出する必要がある。これは計算量が多く非常に時間のかかる処理であり、出来るだけ高速で透かし挿入を行うことが望まれている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
動画をコンテンツとして流通させる場合は通常、ハードウェアまたはソフトウェアにより実装されるMPEG(Moving Picture Expert Group)やその他の動画圧縮技術を用いた圧縮処理を行っており、これら圧縮処理中においても、動きベクトルと変動量(動画的性質)の検出処理を行なっている。
【0010】
本発明は、透かし情報の埋め込み対象となるコンテンツ情報が備える動画としての性質を考慮して変更個所と変更強度を最適化するために必要な動きベクトルと変動量を検出する処理をMPEG等の圧縮処理と共用することで、一連の処理の負荷を減らす技術を提供する。
【0011】
本発明による情報埋込み方法の第一の形態は、コンテンツを構成するフレームに含まれるブロックについて、他のフレームと比較して動きベクトルと変動量を求める第一ステップと、第一ステップで求めた動きベクトルと変動量を利用して、上記フレームのいずれかに情報を埋め込む第二ステップと、第一ステップで求めた動きベクトルと変動量を利用して、情報を埋め込んだ上記フレームからなるコンテンツを圧縮する第三ステップとを有し、コンテンツに電子透かしを挿入することを特徴とする。
【0012】
本発明による情報埋込み方法の第二の形態は、圧縮されたコンテンツを構成するフレームに含まれるブロックについて、動きベクトルと変動量を抽出する第一ステップと、上記圧縮されたコンテンツを、情報を埋め込み可能な状態まで伸長して、第一ステップで抽出した動きベクトルと変動量を利用して、上記情報を埋め込み可能な状態になったフレームのいずれかに情報を埋め込む第二ステップと、第一ステップで抽出した動きベクトルと変動量を利用して、情報を埋め込んだ上記フレームからなるコンテンツを圧縮する第三ステップとを有し、圧縮されたコンテンツに電子透かしを挿入することを特徴とする。
【0013】
本発明による情報埋込み方法の第三の形態は、コンテンツを構成するフレームに含まれるブロックについて、他のフレームと比較して動きベクトルと変動量を求める第一ステップと、第一ステップで求めた動きベクトルと変動量を利用して上記コンテンツを圧縮する第二ステップと、第二ステップで求めた圧縮したコンテンツを、情報を埋め込み可能な状態にして、第一ステップで求めた動きベクトルと変動量を利用して、上記情報を埋め込み可能な状態になったフレームのいずれかに情報を埋め込む第三ステップと、第一ステップで求めた動きベクトルと変動量を利用して、情報を埋め込んだ上記フレームからなるコンテンツを圧縮する第四ステップとを有し、コンテンツに電子透かしを挿入することを特徴とする。
【0014】
実際の応用においては、埋め込み対象となるコンテンツ情報のその他の性質として、例えば、各静止画フレーム内あるいは各画像ブロック内の輝度の変動を考慮すればよい。
【0015】
また、別形態において、第一ステップで圧縮コンテンツから動きベクトルと変動量を求めるには、例えば、MPEG等の圧縮がされていて、ブロックマッチング法が用いられている場合は、その動きベクトルと変動量をそのまま用いる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図1〜図10を参照して説明する。なお、以下の各図面において、同じ機能を備える構成要素には同じ番号を付与している。
【0017】
本実施例では、コンテンツ情報として動画を考える。動画データは時系列的な複数の静止画フレームから構成されており、各静止画フレームの画素の一部に変更を加えることによって、動画に透かし情報を埋め込むことができる。以下に述べる実施例では、各静止画フレームから選ばれた特定の画素に対して、人間の目に違和感を与えない範囲で輝度を変更する。
【0018】
図1は、第一の実施例における透かし挿入及び圧縮処理の原理を説明するための図である。図1に示すように、透かし情報を挿入する前の動画データである原画101及び挿入情報102を入力として、透かし挿入及び圧縮処理装置103において、透かし情報を挿入した動画データである透かし入り画107を生成する。
【0019】
透かし挿入及び圧縮処理装置103内部では、まず最初に動き検出処理装置104において、原画101を入力として、原画を構成する異なるフレーム間の動き検出処理により、フレーム毎の動きベクトルvと変動量dを求める。以下、フレーム番号と動きベクトルvと変動量dを動き検出データ108と総称する。ここで、動き検出処理には、例えばブロックマッチング法など用いられる。
【0020】
次に電子透かし挿入処理装置105において、原画101及び各フレーム毎の動き検出データ108を入力として、上記動き検出データ108を求める元となったフレームのいずれかに対して透かし入り画を生成する。圧縮処理装置106においては、動き検出データ108及び透かし入り画を入力として、圧縮後透かし入り画107を生成する。
【0021】
図2は、図1で示した電子透かし挿入及び圧縮処理装置103の概略構成図であり、CPU201と、ROM202と、入力装置203と、出力装置204と、通信装置205と、メモリ206とを有している。CPU201は、電子透かし挿入及び圧縮処理装置103全体の動作を制御する装置である。メモリ206は、電子透かし挿入及び圧縮処理装置103全体の動作を制御する際に、その為の各種処理プログラムや画像データなどのデータを格納する記憶装置である。入力装置203は、DVD、CD−ROM、HDDなどの記録媒体上や有線や無線などの通信媒体上の画像データ及び挿入情報の入力を行う装置である。出力装置204は、受信した画像データの映像出力を行う装置である。当該画像データに音声データが付加されている場合には、音声出力も行う。通信装置205は、インターネットやイントラネットなどのネットワーク、または、SCSIやRS422などの専用信号線を介して他の処理装置との通信および制御を行う装置である。
【0022】
電子透かし挿入及び圧縮処理装置103は、動き検出処理装置104と、電子透かし挿入処理装置105と圧縮処理装置106をLSIチップ上に実装された回路として、制御処理部209をメモリ206上に展開されたプログラムとして有する。また、電子透かし挿入及び圧縮処理装置103は、入力された原画像データや圧縮前後の透かし入り画を格納する画像データ格納領域207と、動き検出処理装置104により出力された動き検出データ108を格納する動き検出データ格納領域208をメモリ206内に有する。また、各処理装置104、105、106は、制御処理部209と同様に、メモリ206上に展開されたプログラムにより実現されてもよい。
【0023】
各プログラムはCPU201により実行されるものである。また、各プログラムの一部または全部は、可搬の記憶媒体から、または、他のサーバから通信媒体を介して、電子透かし挿入及び圧縮処理装置103に導入されるものであっても良い。
【0024】
制御処理209は、入力装置203により受信された画像データの全部または一部分及び挿入情報を上記画像データ格納領域207に処理可能な状態で格納する。
【0025】
動き検出処理装置104は、メモリ206上に展開した画像データに対して、フレーム間の動き検出処理を行い、動き検出データ108を求め、メモリ206上の動き検出データ格納領域へ出力する処理を行う。または、上記動き検出データを透かし挿入処理装置105及び圧縮処理装置106へ逐次的に出力するようにしても良い。
【0026】
電子透かし挿入処理装置105は、メモリ上に展開された原画に対し、挿入情報及び動き検出データ及び原画より求めた静止画的の性質を用いて、透かし情報の挿入処理を行いメモリ上へ透かし入り画を出力する。
【0027】
圧縮処理装置106は、上記動き検出データを用い、上記透かし入り画に対し、圧縮処理を行いメモリ上へ圧縮後透かし入り画を出力する。
【0028】
制御処理部209は、圧縮処理装置105が出力した圧縮後透かし入り画を、出力装置203へ出力したり、通信装置205を経由して外部の機器に対しての圧縮後透かし入り画を出力したりする処理を行う。
【0029】
図2に示すように、本実施例において、104、105、106の各処理部、処理装置は、メモリ206上のプログラムとして展開されている場合は、耐タンパ領域に格納されることが望ましい。上記電子透かし挿入及び圧縮処理装置103がPCのようにユーザが比較的容易にプログラムをインストールできる装置である場合に、OSとOS上のアプリケーションの汎用的な機能を利用した受信機能などによって、画像データの受信をおこなった場合にも、上記耐タンパ領域に格納された各処理部を経由して画像データのアクセスが行われるものとする。
【0030】
図3は、電子透かし挿入及び圧縮処理装置103の処理手順を示すフローチャートである。
【0031】
ステップ301で制御処理部209は、入力装置203を介して全てまたは一部の原画像データをメモリ206内の画像データ格納領域207に一時的に格納する。
【0032】
ステップ302で制御処理部209は、入力装置203を介して入力された全てまたは一部の原画像データのうち、透かし情報の埋め込み対象として着目中の各静止画(以下、着目フレームという)を所定のサイズ、例えば、16画素×8画素(=128画素)の複数の画像ブロックに分割し、当該画像データを103内のメモリ206内の画像データ格納領域207に格納する。
【0033】
ステップ303で動き検出処理装置104は、上記ブロック毎に、時間軸上でKフレーム離れたフレーム(以下、参照フレームという)と比較し、上記着目フレーム中に含まれる被写体の動きを検出する。この動き検出処理は、図3で詳述するように、上記ブロック毎に動きベクトルと変動量を求める。着目フレームと参照フレームとの間のフレーム間隔を示すパラメータKの値(例えば、K=4)は、圧縮アルゴリズム等に依存し利用者により決定される。
【0034】
ここで必要とする動き検出は、例えば、a review and new contribution, Proc. IEEE, Vol.83, No.6, pp. 858−876, (1998).に示される公知の技術により実現できる。動き検出の結果は、動きベクトルと変動量で表される。動き検出については、図9を用いて後述する。
【0035】
ステップ304で制御処理部209は、着目フレームにおいて、全ブロックの動き検出処理がされたかどうか判別し、まだの場合は次のブロックにおいてステップ303の処理を行う。
【0036】
ステップ305で電子透かし挿入処理装置105は、着目フレームに含まれる静止画像を分析し、画像ピクセル毎の変更容易度を求めた後、ブロック毎に求めた上記動き検出データを用い、着目フレームの各ピクセル毎もしくはブロック毎の変更量を決定し、画素値を変更することで透かしの挿入処理を行う。挿入処理を施した透かし入り画は画像データ格納領域207に格納する。
【0037】
なお、参照フレームに対して透かしの挿入処理を行なうように構成してもよい。
【0038】
例えば、上記動画を構成する各静止画フレームが720×480画素からなる場合、これを16×8画素単位に分割すると、1フレームが45×60(=2700)個のブロックに分割される。上記フレームに埋め込む透かし情報を6ビット情報(数値0〜63で表される64種類の文字コード)とした場合、各ビットに450個のブロックを割り当てることができる。
【0039】
1つのフレームを構成する上記2700個のブロックをN個の文字コードと対応したNグループに分け、各グループ内において、2700/N個のブロックを上記6ビット情報に割り当てると、1ビット当り450/N個のブロックを割り当てることができる。
【0040】
透かし情報を構成するビットパターンの各ビットを静止画フレーム内の互いに離散した位置関係にある複数の画像ブロックと予め対応付けておき、例えば、あるビット位置にビット情報”1”を書き込む場合は、上記ビット位置と対応した複数の画像ブロックにおいて、輝度を上記ピクセル毎の変更量だけ明るくし、ビット情報”0”を書きこむ場合は、輝度を上記ピクセル毎の変更量だけ暗くすることによって、各フレームにN個の文字コードを透かし情報として埋め込むことができる。
【0041】
フレーム内の画像の状態によっては、輝度の変更が許されないブロックもでてくるが、各ビットにフレーム内で互いに離散した位置関係にある複数の画像ブロックを割り当てておけば、確率的に少なくとも1つのブロックで輝度変更が可能となり、透かし情報を確実に挿入することができる。
【0042】
上述した画像ブロックとビット情報との対応関係は、透かし情報が与えられた時点で予めテーブル化してメモリ206に記憶しておき、電子透かし挿入処理装置105がメモリ206を参照することによって各ブロック毎の書き込み情報を判断できるようにしておく。
【0043】
尚、透かし情報は、上記6ビット情報に代えて8ビット情報を適用してもよい。また、上述したように各ビットと画像ブロックとを対応付ける代わりに、例えば、上記6ビット情報で表記できる64種類の各文字コードと画像ブロックとを対応づけておき、文字コードの有無によって対応する画像ブロックの画素状態を変化させるようにしてもよい。各画素の輝度状態が、例えば、0〜127の128段階ある場合、変更箇所として指定された各画素について、輝度の段階を指定量だけ変更する代わりに、各画素の輝度変更は1段階に固定して、輝度変更する画素数を上記指定量に応じて可変にするようにしてもよい。
【0044】
ステップ306で圧縮処理装置106は、ステップ303で求めた動き検出データを用い、画像データ格納領域207に格納された透かし入り画に対し圧縮処理を行い、圧縮後の透かし入り画を画像データ格納領域207に格納する。ここで、圧縮処理として、例えばMPEG圧縮の場合は、DCT変換を行ったり、DCT係数の量子化を行ったり、可逆圧縮を行ったりする。
【0045】
ステップ307で制御処理部209は、全フレームに対し上記の処理がされたかどうか判別し、まだの場合は引き続き次のフレームにおいて302からの処理を再開する。
【0046】
図9は、代表的な動き検出処理であるブロックマッチング法の原理について説明した図である。ブロックマッチング法は、MPEGのマクロブロック(16×16ピクセル)毎に動きベクトルを推定する代表的な動き検出手法である。具体的な手順は以下の通りである。第一に、着目フレーム画像Y(t)内のマクロブロックと上記ブロック位置から(k, l)だけずれた参照フレームY(t’)内のマクロブロックとの差分和D(k, l)を求める。差分和Dは、i, j=0〜15の範囲で、
|Y(t)bx+i,by+j−Y(t’)bx+k+i,by+l+j
の絶対値の和を取ったものである。但し、(bx, by)は、マクロブロックの始点を表すピクセル位置である。第二に、算出した差分和D(k, l)をk, lの探索範囲内(−15≦k, l≦15が一般的)に渡って算出する。すなわち、31×31個の差分和が生成される。第三に、31×31個の差分和Dの中で、最小のものdを求め変化量dとし、その時のベクトルvを動きベクトルvとする。
【0047】
図10は、MPEG圧縮時に動き検出(ブロックマッチング法)をするときの着目フレームと参照フレームについて説明した図である。MPEG圧縮時に各フレームは、フレーム内の情報のみで圧縮を行うIフレームと、過去のフレームからフレーム間予測を行うPフレームと、過去及び未来のフレームからフレーム間予測を行うBフレームの3つに分類される。ここで、図中の矢印は、動き検出時に比較を行っている2つのフレームを表し、矢印の元は着目フレームであり、矢印の先は参照フレームである。
【0048】
図4は、第二の実施例における透かし挿入及び圧縮処理の原理を説明するための図である。図4に示すように、圧縮された原画401及び挿入情報102を入力として、透かし挿入及び圧縮処理装置403において、圧縮された透かし入り画107を生成する。
【0049】
透かし挿入及び圧縮処理装置403内部では、最初に動き検出処理装置404において、MPEG等により圧縮された原画401を入力として動き検出データ取得装置により、動き検出データ108を取得する。次に電子透かし挿入処理装置405において、原画401及び動き検出データ108を入力として、透かし入り画を生成する。ここで、電子透かし挿入装置405は、圧縮画像401を完全に伸長するのではなく、透かしが挿入が可能な状態まで伸長する。そして、挿入情報102にあわせて、画像の画素値(例えば、RGB値、輝度値、色情報など)やDCT変換を行った後のDCT係数を指定量だけ上げ下げすることで透かし入り画を作成する。
【0050】
圧縮処理装置406は、動き検出データ108及び405で生成した透かし入り画を入力とした再圧縮を行ない、圧縮後透かし入り画107を生成する。
【0051】
図5は、第三の実施例における透かし挿入及び圧縮処理の原理を説明するための図である。第三の実施例では、第一、第二の実施例とは異なり、透かし挿入装置と圧縮装置が分離してある。
【0052】
図5に示すように、最初に透かし挿入装置503において、原画101及び挿入情報102を入力として、動き検出データ108と透かし入り画507を生成する。
【0053】
透かし挿入装置503内部では、原画101を入力として動き検出処理装置504により、動き検出データ108を求める。次に電子透かし挿入処理装置505において、原画101及び動き検出データ108を入力として、透かし入り画507を生成する。
【0054】
圧縮装置508では、生成された動き検出データ108と透かし入り画507を入力として、圧縮装置109において、圧縮後透かし入り画107を生成する。
【0055】
図6は、図5で示した透かし挿入装置503及び圧縮処理装置508の概略構成図である。図6に示すように、透かし挿入装置503及び圧縮処理装置508は、CPU201と、ROM202と、入力装置203と、出力装置204と、通信装置205と、メモリ206とを有している。
【0056】
透かし挿入装置503及び圧縮処理装置508は、入力装置203や出力装置204や通信装置205を用いて、画像データや動き検出データや挿入情報などをやりとり可能とする。
【0057】
透かし挿入装置503は、動き検出処理装置104と電子透かし挿入処理装置105をLSIチップ上に実装された回路として、制御処理部209をメモリ206上に展開されたプログラムとして有する。また、透かし挿入装置503は、入力された画像データや圧縮前後の透かし入り画を格納する画像データ格納領域207と、動き検出処理装置104により出力された動き検出データ108を格納する動き検出データ格納領域208をメモリ206内に有する。
【0058】
圧縮処理装置508は、圧縮処理装置106をLSIチップ上に実装された回路として、制御処理部209をメモリ206上に展開されたプログラムとして有する。また、圧縮処理装置508は、入力された画像データや圧縮前後の透かし入り画を格納する画像データ格納領域207と、入力された動き検出データ108を格納する動き検出データ格納領域208をメモリ206内に有する。
【0059】
上記透かし挿入装置503及び圧縮処理装置508がPCのようにユーザが比較的容易にプログラムをインストールできる装置である場合に、OSとOS上のアプリケーションの汎用的な機能を利用した受信機能などによって、画像データの受信をおこなった場合にも、上記耐タンパ領域に格納された各処理部を経由して画像データのアクセスが行われるものとする。
【0060】
図7は、第四の実施例における透かし挿入処理及び圧縮処理の原理を説明するための図である。第四の実施例では、第三の実施例と同様、透かし挿入及び圧縮装置708と圧縮装置703が分離してある。
【0061】
図7に示すように、まず最初に圧縮装置703において、原画101及び挿入情報102を入力として、動き検出データ108と圧縮後透かし入り画107を生成する。圧縮装置703内部では、原画101を入力として動き検出処理装置104により、動き検出データ108を求め、次に圧縮処理装置105において、原画101及び動き検出データ108を入力として、圧縮後原画401を生成する。
【0062】
次に、透かし挿入装置708において、圧縮装置703によって生成された動き検出データ108と透かし入り画401を入力として、圧縮後透かし入り画107を生成する。透かし挿入装置708内部では、最初に電子透かし挿入処理装置405において、動き検出データ108と圧縮後原画401と挿入情報102を入力として、透かし入り画を生成する。次に、圧縮処理装置406において、動き検出データ108と生成された透かし入り画401を入力として、圧縮後透かし入り画107を生成する。
【0063】
図8は、図7で示した圧縮装置703及び透かし挿入装置708の概略構成図である。
【0064】
図8に示すように、圧縮装置703及び透かし挿入装置708は、CPU201と、ROM202と、入力装置203と、出力装置204と、通信装置205と、メモリ206とを有している。圧縮装置703及び透かし挿入装置708は、入力装置203や出力装置204や通信装置205を用いて、画像データや動き検出データや挿入情報などのやりとりを行う。
【0065】
圧縮装置703は、動き検出処理装置104と圧縮処理装置106をLSIチップ上に実装された回路として、制御処理部209をメモリ206上に展開されたプログラムとして有する。また、圧縮装置703は、入力された画像データや圧縮前後の透かし入り画を格納する画像データ格納領域207と、入力された動き検出データ108を格納する動き検出データ格納領域208をメモリ206内に有する。
【0066】
透かし挿入装置708は、電子透かし挿入処理装置405と圧縮処理装置406をLSIチップ上に実装された回路として、制御処理部209をメモリ206上に展開されたプログラムとして有する。また、透かし挿入装置708は、入力された画像データや圧縮前後の透かし入り画を格納する画像データ格納領域207と、動き検出処理装置104により出力された動き検出データ108を格納する動き検出データ格納領域208をメモリ206内に有する。
【0067】
上記透かし圧縮装置703及び透かし挿入装置708がPCのようにユーザが比較的容易にプログラムをインストールできる装置である場合に、OSとOS上のアプリケーションの汎用的な機能を利用した受信機能などによって、画像データの受信をおこなった場合にも、上記耐タンパ領域に格納された各処理部を経由して画像データのアクセスが行われるものとする。
【0068】
上述したように、本実施例では、本来圧縮処理に必要な動き検出データを電子透かし挿入処理に利用することで、動画と静止画の両方の性質を反映させて透かし挿入可能とし、画質劣化を抑制し情報の耐性を向上した高速な透かし情報の埋め込みが可能となる。
【0069】
【発明の効果】
本発明によれば、高速な透かし情報の埋め込みが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】透かし挿入及び圧縮処理の原理を説明するための図。
【図2】電子透かし挿入及び圧縮処理装置103の概略構成図。
【図3】電子透かし挿入及び圧縮処理装置103の処理手順を示すフローチャート。
【図4】第二の実施例における透かし挿入及び圧縮処理の原理を説明するための図。
【図5】第三の実施例における透かし挿入及び圧縮処理の原理を説明するための図。
【図6】第三の実施例における透かし挿入装置503及び圧縮処理装置508の概略構成図。
【図7】第四の実施例における透かし挿入及び圧縮処理の原理を説明するための図。
【図8】第四の実施例における圧縮装置703及び透かし挿入装置708の概略構成図。
【図9】代表的な動き検出処理であるブロックマッチング法の原理について説明した図。
【図10】圧縮時の動き検出において使用する着目フレームと参照フレームについて説明した図。
【符号の説明】
101…原画(フレーム画像)、102…挿入情報、103…透かし挿入及び圧縮装置、104…動き検出処理装置(ブロックマッチング)、105…電子透かし挿入処理装置、106…圧縮処理装置、107…圧縮後透かし入り画、108…動き検出データ。

Claims (3)

  1. コンテンツに電子透かしを挿入する電子透かし情報の挿入方法であって、
    前記コンテンツを構成するフレームに含まれるブロックについて、他のフレームと比較して動きベクトルと変動量を求める第一ステップと、
    第一ステップで求めた動きベクトルと変動量を利用して、
    前記フレームのいずれかに情報を埋め込む第二ステップと、
    第一ステップで求めた動きベクトルと変動量を利用して、情報を埋め込んだ前記フレームからなるコンテンツを圧縮する第三ステップとを有する
    ことを特徴とする電子透かし情報の挿入方法。
  2. 圧縮されたコンテンツに電子透かしを挿入する電子透かし情報の挿入方法であって、
    前記圧縮されたコンテンツを構成するフレームに含まれるブロックについて、動きベクトルと変動量を抽出する第一ステップと、
    前記圧縮されたコンテンツを、情報を埋め込み可能な状態まで伸長して、第一ステップで抽出した動きベクトルと変動量を利用して、前記情報を埋め込み可能な状態になったフレームのいずれかに情報を埋め込む第二ステップと、
    第一ステップで抽出した動きベクトルと変動量を利用して、情報を埋め込んだ前記フレームからなるコンテンツを圧縮する第三ステップとを有することを特徴とする電子透かし情報の挿入方法。
  3. コンテンツに電子透かしを挿入する電子透かし情報の挿入方法であって、
    前記コンテンツを構成するフレームに含まれるブロックについて、他のフレームと比較して動きベクトルと変動量を求める第一ステップと、
    第一ステップで求めた動きベクトルと変動量を利用して前記コンテンツを圧縮する第二ステップと、
    第二ステップで求めた圧縮したコンテンツを、情報を埋め込み可能な状態にして、第一ステップで求めた動きベクトルと変動量を利用して、前記情報を埋め込み可能な状態になったフレームのいずれかに情報を埋め込む第三ステップと、
    第一ステップで求めた動きベクトルと変動量を利用して、情報を埋め込んだ前記フレームからなるコンテンツを圧縮する第四ステップとを有することを特徴とする電子透かし情報の挿入方法。
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