JP2000175161A - 動画像に対する透かしデータ埋め込み装置および検出装置 - Google Patents

動画像に対する透かしデータ埋め込み装置および検出装置

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JP2000175161A
JP2000175161A JP34217598A JP34217598A JP2000175161A JP 2000175161 A JP2000175161 A JP 2000175161A JP 34217598 A JP34217598 A JP 34217598A JP 34217598 A JP34217598 A JP 34217598A JP 2000175161 A JP2000175161 A JP 2000175161A
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茂之 酒澤
Yasuhiro Takishima
康弘 滝嶋
Masahiro Wada
正裕 和田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MPEGの圧縮された形式のまま透かしを判
定することができ、かつ簡単に除去、改竄されない透か
しデータを動画像に埋め込むことができる透かしデータ
埋め込み装置および透かしデータ検出装置を提供するこ
とにある。 【解決手段】 動画像フレームをブロック分割し、テン
プレート9によって指示されたブロックを抽出する。抽
出されたブロックはDCT処理され、該テンプレート9
によって指示されたDCT係数を抽出する。透かしデー
タ埋め込み部5は該DCT係数値の絶対値を大きくする
処理をして、透かしデータを埋め込む。該埋め込まれた
透かしデータの検出は、透かしデータが埋め込まれたブ
ロックのDCT係数値の絶対値と、近隣のブロックの対
応するDCT係数値の絶対値平均値とを比較し、前記D
CT係数値の絶対値が前記DCT係数値の絶対値平均値
より、予定の閾値以上異なっている場合に、透かしデー
タが埋め込まれていると検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は動画像に対する透
かしデータ埋め込み装置および検出装置に関し、特に動
画像コンテンツの流通時に、著作権の保護に寄与する動
画像に対する透かしデータ埋め込み装置および検出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネットの普及やデジタル
情報圧縮技術(MPEG)の発達、あるいはDVD(Di
gital Video Disk) の開発により、デジタル画像の通信
あるいは流通が盛んになってきている。
【0003】従来から、静止画像に透かしデータを埋め
込んで、該画像の著作権を明らかにする試みがなされて
いる。この方式は、フーリエ変換、離散コサイン変換
(DCT)、ウェーブレット変換などを用いて、静止画
像に透かしデータを埋め込んでいる。静止画像に透かし
データを埋め込むには大きな演算量を必要とするが、静
止画像の通信は1画面だけであるので、特に問題になっ
ていない。
【0004】また、インターネット等の普及に伴い、動
画像をデジタル画像で通信あるいは流通する機会が増加
することが予想されるが、動画像の著作権を明らかにし
ようとすると、動画像には非常に多数の画像フレームが
存在しているため、全てのフレームに同一の透かしを埋
め込むか、あるいは特定のフレームに透かしを埋め込む
ことが必要になる。この透かしデータの埋め込みに、前
記した静止画像に透かしデータを埋め込む方式を適用し
ようとすると、動画像では多数のフレームに透かしデー
タを埋め込むことが必要になるため、該透かしデータを
埋め込むための演算量が膨大となって実現が難しいとい
う問題がある。また、特定のフレームのみに透かしを埋
め込んだ場合には、該透かしが埋め込まれているフレー
ムを探し出すのが難しいという問題がある。
【0005】一方、動画像に透かしを埋め込む方式とし
て、MPEGの動ベクトルを操作することによって、透
かしを埋め込む方式が提案されている。この方式によれ
ば、画像フレーム中の一つのフレームを特定せずとも、
透かしを抽出することができ、有用である。なお、本発
明と関連する特許として、例えば特開平10−1786
42号公報がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
MPEGの動ベクトルを操作する方式では、圧縮データ
を一旦復号化した後再符号化することによって、簡単に
透かしデータを除去されてしまうという問題があった。
また、動画像はMPEGで圧縮された形式で配布される
ことが一般的であるため、MPEGの圧縮された形式の
まま透かしを判定することが求められるが、従来はこの
点について、十分に配慮がされていなかった。
【0007】本発明の目的は、前記した従来技術の問題
点を除去し、MPEGの圧縮された形式のまま透かしデ
ータを判定することができ、かつ簡単に除去あるいは改
竄されない透かしデータを動画像に埋め込むことのでき
る透かしデータ埋め込み装置、および簡単に透かしデー
タを検出できる透かしデータ検出装置を提供することに
ある。また、他の目的は、単に透かしデータだけでな
く、ビット情報を埋め込むことができる動画像に対する
透かしデータ埋め込み装置および検出装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、画像フレームをブロック分割し、抽出さ
れたブロックにDCT処理を施す手段と、該DCT処理
により得られた係数のうちの少なくとも一つの係数値の
絶対値を大きくする透かしデータ埋め込み手段とを具備
した点に第1の特徴がある。
【0009】また、本発明は、圧縮された画像データの
ブロックから透かしデータの検査対象ブロックを抽出す
る手段と、該透かしデータが埋め込まれたブロックのD
CT係数値の絶対値と、近隣のブロックの対応するDC
T係数値の絶対値平均値とを比較し、前記DCT係数値
の絶対値が前記DCT係数値の絶対値平均値より、予定
の閾値以上異なっている場合に、透かしデータが埋め込
まれていると判定する手段とを具備した点に第2の特徴
がある。
【0010】この第1、第2の特徴によれば、MPEG
の圧縮された形式のまま判定することができ、かつ簡単
に除去されない透かしデータを動画像に埋め込むことが
できる。
【0011】また、本発明は、透かしデータを埋め込ん
だ画像フレームと埋め込まない画像フレームを形成する
透かしデータ埋め込み手段を具備した点に第3の特徴が
ある。この第3の特徴によれば、動画像にビット情報を
も埋め込むことができるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を詳細に説明する。図1は、本発明の透かしデータ埋め
込み装置の概略の構成を示すブロック図である。図にお
いて、ブロック分割部1は例えば図2(a) の画像フレー
ムを8×8画素のブロックbijに分割する。ブロック抽
出部2はテンプレート9から指示されたマクロブロック
(16×16画素)mxyを抽出する。DCT部3は該マ
クロブロックmxyを離散コサイン変換(DCT)する。
DCT係数抽出部4は該DCTされたマクロブロックm
xyの中の一個のブロックmx2y2(図2(b) 参照)のDC
T係数xを、前記テンプレート9の指示に従って抽出す
る。ここに、テンプレート9は、後述する透かしデータ
を埋め込む位置を示す情報を提供するものであり、前記
ブロック抽出部2では該透かしデータが埋め込まれる位
置のマクロブロックを抽出し、DCT係数抽出部4では
透かしデータが埋め込まれるDCT係数xを抽出する。
【0013】透かしデータ埋め込み部5は該DCT係数
xに透かしデータを埋め込む。例えば、該DCT係数x
を下式によって得られる係数x´に変化させることによ
り、透かしデータを埋め込む。 x´=sign(x) *(|x|+a) ここに、xは元の係数値、aは透かしデータ、すなわち
埋め込み値、sign(x)はxの符号である。すなわち、該
透かしデータ埋め込み部5は、DCT係数xの+,−の
符号を保持したまま、絶対値が大きくなる方向に該DC
T係数xを変化させる働きをする。例えば、透かしデー
タa=5.0とすると、該DCT係数xが+15.7で
あれば、x´=+20.7となり、該DCT係数xが−
15.7であれば、x´=−20.7となる。
【0014】逆DCT部6は、該透かしデータが埋め込
まれたブロック(マクロブロック)を逆DCTする。ブ
ロック合成部7は、該逆DCTされたブロックを、前記
ブロック抽出部2で抽出されなかったブロックと合成
し、透かしデータが埋め込まれた画像データを生成す
る。MPEG符号化部8は、配布される動画像コンテン
ツを作成するために、該透かしデータが埋め込まれた画
像データをMPEG符号化(量子化およびハフマン符号
化)する。
【0015】本発明の一実施形態(以下、形態a)で
は、前記ブロック抽出部2は動画像の全てのフレームか
ら前記テンプレート9で指示された同じ位置のマクロブ
ロックを抽出し、かつDCT係数抽出部4で該テンプレ
ート9によって指示された同じ位置のDCT係数を抽出
して、前記透かしデータ埋め込み部5で透かしデータを
埋め込むことにする。すなわち、図3(a) に示されてい
るように、動画像の毎フレームF1 、F2 、F3 、F4
、…の特定のブロックのDCT係数の同じ位置に透か
しデータxを埋め込むことにする。
【0016】他の実施形態(以下、形態b)としては、
前記ブロック抽出部2は、各フレーム毎に、前記テンプ
レート9で指示されたN個のフレーム周期で変化する位
置のマクロブロックを抽出し、かつDCT係数抽出部4
で該テンプレート9によって指示されたN個のフレーム
周期で変化する位置、あるいはN個とも同位置のDCT
係数を抽出して、前記透かしデータ埋め込み部5で透か
しデータを埋め込むことにする。すなわち、図3(b) に
示されているように、N個のフレーム(F1 〜FN )の
周期で、透かしデータの埋め込み位置を変えるようにす
る。
【0017】他の実施形態(以下、形態c)としては、
図3(c) に示されているように、F1 〜FM のMフレー
ムは透かしデータの埋め込み位置を同じにし、次のFM+
1〜F2MのMフレームは別の同じ位置に埋め込みを行
い、これをN回繰り返すことにより、都合M×Nフレー
ムの周期で、透かしデータの埋め込みを行うようにす
る。
【0018】さらに、他の実施形態(以下、形態d)と
しては、図3(d) に示されているように、N個のフレー
ムの周期で、間欠的に透かしデータを埋め込むようにす
る。この実施形態では、例えば、前記ブロック抽出部2
は透かしデータを埋め込まないフレームからはマクロブ
ロックを抽出しないようにすれば良い。なお、透かしデ
ータが埋め込まれるフレームの埋め込み位置は、同じ位
置であっても良いし、異なる位置であっても良い。な
お、図3(d) の△は、透かしデータが埋め込まれていな
いフレーム、すなわちDCT係数値を変化させていない
フレームを示している。
【0019】次に、前記のようにして動画像に埋め込ま
れた透かしデータを検出する透かしデータ検出装置につ
いて説明する。図4は、該検出装置の概略の構成を示す
ブロック図である。検査されるべきビデオコンテンツ1
1はMPEG圧縮データの状態にあり、検査対象マクロ
ブロック抽出部12によって、検査対象のマクロブロッ
クが抽出される。この抽出は、テンプレート13からの
指示により行うことができる。このテンプレート13は
図1の前記テンプレート9と同じ物を用いるのが好適で
ある。すなわち、前記形態a、すなわち毎フレームのD
CT係数の同じ位置に透かしデータxが埋め込まれてい
る場合には、テンプレート13は該DCT係数が含まれ
ているマクロブロックを指示する。
【0020】検査対象マクロブロック抽出部12によっ
て抽出されたマクロブロックはハフマン復号化部14で
ハフマン復号化され、次に逆量子化部15にて逆量子化
される。逆量子化されたDCT係数は、透かしデータ検
出部16に送られ、透かしデータが埋め込まれているか
否かの検出を行われる。
【0021】具体的には、透かしデータ検出部16にテ
ンプレート13から、DCT係数の透かしデータ埋め込
み位置の情報が指示されるので、透かしデータ検出部1
6は、前記マクロブロックに含まれる4個のブロックm
x1y1〜mx2y2(図5参照)から、該透かしデータ埋め込
み位置に対応する4個のDCT係数x1 ,x2 ,x3,
およびxを抽出する。これらのDCT係数x1 ,x2 ,
x3 ,およびxは、互いに相関があるから、一般的には
ほぼ等しい値である。そこで、透かしデータ検出部16
は下式の演算を行う。 (|x1 |+|x2 |+|x3 |)/3+s<|x| ここに、xは検査対象係数値、sは|x1 |,|x2
|,|x3 |の標準偏差、あるいは固定値である。
【0022】そして、前記の不等式が成立すれば、透か
しデータが埋め込まれていると判定し、不成立であれ
ば、埋め込まれていないと判定する。前記の検査を、ビ
デオコンテンツの任意の複数フレームに対して行い、多
数決判定部17にて、該複数フレームのうち、透かしデ
ータが検出されたフレーム数と検出されなかったフレー
ム数とを比較し、前者の方が後者より多ければ透かしデ
ータが埋め込まれたビデオコンテンツであると判断す
る。
【0023】したがって、動画像のビデオコンテンツの
配布者は、該透かしデータを動画像のフレームに埋め込
むことにより、著作権を主張できるようになる。また、
配布先毎に、透かしデータを埋め込む位置を変えておけ
ば、例えば海賊版が出回った時に、自分が著作権を持っ
ていることを主張できると共に、海賊版の出所を探知す
ることができるようになる。
【0024】次に、透かしデータの埋め込み形態が前記
形態bの時は、前記テンプレート13を、図3(b) に示
したN個のフレームの各フレーム毎の埋め込み位置を検
査パターン(図6の例1参照)とすればよい。この場合
には、図4の検査対象マクロブロック抽出部12で抽出
されるマクロブロックのフレームと、テンプレート13
から指示されるマクロブロックのフレームとの対応関係
が合致しないと、透かしデータの検出はいつまで経って
もずれたまま検出されないから、透かしデータが検出さ
れなかった時には、テンプレート13から指示されるマ
クロブロックのフレームの先頭を、検査対象マクロブロ
ック抽出部12で抽出されるマクロブロックのフレーム
上で、1フレームずつずらして検出するようにする。
【0025】なお、この形態bにおいて、テンプレート
13の検査パターンはN個のフレームの埋め込み位置で
はなく、図6の例2、例3に示されているように、N個
より少なくても、逆に多くても良い。換言すれば、任意
の個数で良い。
【0026】次に、透かしデータの埋め込み形態が前記
形態cの時は、前記テンプレート13は、F1 〜FM 、
FM+1 〜F2M、…、F(N-1)M+1〜FNMの各Mフレームに
は、それぞれ1個の埋め込み位置を用意し、透かしデー
タの検出には該埋め込み位置を各Mフレームに対して共
通に使用すればよい。この形態cの方式では、各Mフレ
ームに同じ透かしデータが埋め込まれているので、該透
かしデータが消失したり改竄されたりしても、透かしデ
ータの検出を確実に行え、改竄に強いというメリットを
有している。
【0027】次に、透かしデータの埋め込み形態が前記
形態dの時は、前記形態bと同様のテンプレートを用い
ることにより、透かしデータを検出することができる。
この形態dでは、透かしデータの埋め込み位置だけでは
なく、透かしデータの埋め込みの有無を、ビット情報と
して用いることができる。
【0028】例えば、Nフレーム周期で、透かしデータ
の埋め込みの有無のパターンを構成した場合、1、0、
1、1、…、0等のNビットの情報の埋め込みが可能に
なる。また、1フレーム当たり、n個の透かしデータの
埋め込みの有無のパターンを構成すると、n×Nビット
の情報の埋め込みが可能になる。
【0029】したがって、該形態dによれば、透かしデ
ータの埋め込み位置だけではなく、透かしデータの埋め
込みの有無で表されたビット情報をも、著作権を明らか
にするデータとして使用することができる。
【0030】以上のように、前記実施形態の透かしデー
タ検出装置においては、圧縮データであるビデオコンテ
ンツから、復号化せずに透かしデータを検出するように
したが、本発明はこれに限定されることなく、該ビデオ
コンテンツを一旦復号化し、次いで該復号化された画像
をDCT処理して得た係数を用いて、透かしデータを検
出するようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、画像フレームの予定のブロックのDCT係数
のうちの少なくとも一つに、その係数値の絶対値を大き
くする透かしデータを埋め込むようにしたので、他者に
は該透かしデータの埋め込み位置が容易に探知できない
ので、簡単に除去できない透かしデータを提供すること
ができる。また、透かしデータが埋め込まれたブロック
のDCT係数値の絶対値と、近隣のブロックの対応する
DCT係数値の絶対値平均値とを比較し、前記DCT係
数値の絶対値が前記DCT係数値の絶対値平均値より、
予定の閾値以上異なっている場合に、透かしデータが埋
め込まれていると判定できるので、MPEGの圧縮され
た形式のまま透かしデータの有無を判定することができ
る。さらに、透かしデータを埋め込んだ画像フレームと
埋め込まない画像フレームを形成することにより、動画
像フレームにビット情報を埋め込むことができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の動画像に対する透かしデータ埋め込
み装置の一実施形態の概略の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 透かしデータの埋め込み位置の説明図であ
る。
【図3】 動画像フレームに対する透かしデータの埋め
込み位置パターンの各実施形態の説明図である。
【図4】 本発明の透かしデータ検出装置の一実施形態
の概略の構成を示すブロック図である。
【図5】 透かしデータの検出方法の説明図である。
【図6】 動画像フレームに対する透かしデータの検出
方法の説明図である。
【符号の説明】
1…ブロック分割部、2…ブロック抽出部、4…DCT
係数抽出部、5…透かしデータ埋め込み部、7…ブロッ
ク合成部、8…MPEG符号化部、9、13…テンプレ
ート、11…ビデオコンテンツ、12…検査対象マクロ
ブロック抽出部、14…ハフマン復号化部、15…逆量
子化部、16…透かしデータ検出部、17…多数決判定
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 正裕 埼玉県上福岡市大原二丁目1番15号 株式 会社ケイディディ研究所内 Fターム(参考) 5C059 KK43 LC03 MA00 MA23 MC22 ME02 PP04 PP21 SS13 TA41 TB03 TC04 TC42 TD03 TD12 5C063 AB03 AB07 CA09 CA23 CA34 CA36 DA13 5C076 AA40 5J104 AA14 NA15 PA07 PA14 9A001 EE02 EE05 GG11 HH27 HH28 HH30 JJ21 KZ56 LL03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像フレームをブロック分割し、抽出さ
    れたブロックにDCT処理を施す手段と、 該DCT処理により得られた係数のうちの少なくとも一
    つの係数値の絶対値を大きくする透かしデータ埋め込み
    手段とを具備したことを特徴とする動画像に対する透か
    しデータ埋め込み装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の動画像に対する透かし
    データ埋め込み装置において、 前記透かしデータ埋め込み手段は、各画像フレームに対
    して、同じ位置のブロックであって、かつ同じまたは異
    なる位置のDCT係数に、透かしデータを埋め込むこと
    を特徴とする動画像に対する透かしデータ埋め込み装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の動画像に対する透かし
    データ埋め込み装置において、 前記透かしデータ埋め込み手段は、N個(Nは正の整
    数)の画像フレームを周期とする画像フレームに対し
    て、異なる位置のブロックであって、かつ同じまたは異
    なる位置のDCT係数に、透かしデータを埋め込むこと
    を特徴とする動画像に対する透かしデータ埋め込み装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の透かし
    データ埋め込み装置において、 前記透かしデータ埋め込み手段は、透かしデータを埋め
    込んだ画像フレームと埋め込まない画像フレームを形成
    し、画像フレームにビット情報を埋め込むことを特徴と
    する動画像に対する透かしデータ埋め込み装置。
  5. 【請求項5】 圧縮された画像データのブロックから透
    かしデータの検査対象ブロックを抽出する手段と、 該透かしデータが埋め込まれたブロックのDCT係数値
    の絶対値と、近隣のブロックの対応するDCT係数値の
    絶対値平均値とを比較し、前記DCT係数値の絶対値が
    前記DCT係数値の絶対値平均値より、予定の閾値以上
    異なっている場合に、透かしデータが埋め込まれている
    と判定する手段とを具備したことを特徴とする透かしデ
    ータの検出装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の透かしデータの検出装
    置において、 前記閾値として、前記近隣のブロックの対応するDCT
    係数値の絶対値の標準偏差を用いることを特徴とする透
    かしデータの検出装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の透かしデータ
    の検出装置において、 予め透かしデータの埋め込み時
    に指定したNフレームの検査パターンを、検査対象の動
    画像フレーム系列に適用する時、該Nフレームの検査パ
    ターンの先頭を、前記検査対象の動画像フレーム系列の
    上で1フレームずつずらし、該検査対象の動画像フレー
    ムに透かしデータが埋め込まれているか否かを判定する
    ようにしたことを特徴とする透かしデータの検出装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の透かしデータの検出装
    置において、 前記検査パターンの長さは、任意のフレーム長であるこ
    とを特徴とする透かしデータの検出装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または8に記載の透かしデータ
    の検出装置において、 前記Nフレームの埋め込みデー
    タの判定結果の多数決により、前記検査対象の動画像フ
    レームに埋め込みデータが埋め込まれているかいないか
    の判定をするようにしたことを特徴とする透かしデータ
    の検出装置。
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