JP4591115B2 - レンズ鏡胴及び該レンズ鏡胴を備えたカメラ - Google Patents

レンズ鏡胴及び該レンズ鏡胴を備えたカメラ Download PDF

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Description

本発明は、沈胴式のレンズ鏡胴、特に構成枚数の多いレンズ群をより薄型に沈胴させるに好適なレンズ鏡胴に関するものである。
従来より、カメラにおいては、撮影に使用しない時には携帯時の利便性を優れたものとするべく、撮像光学系を構成する光学要素であるレンズ群の間隔を縮めて薄型に収納する、所謂沈胴式のレンズ鏡胴を採用したカメラが一般的となっている。
この沈胴式のレンズ鏡胴として、フォーカシングレンズを駆動する駆動モータを鏡胴内に配置し、縮退してくるレンズ群枠と駆動モータの干渉を避けるため、レンズ群枠に切り欠き部を形成し、沈胴時には駆動モータが縮退してくるレンズ群枠と干渉しないよう構成して薄型化するものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
更に近年では、沈胴時に、撮影光学系を構成する光学要素の間隔を光軸方向に縮めるのみならず、一部の光学要素を、他の光学要素の光軸と異なる位置に退避させて、より薄く沈胴するレンズ鏡胴を使用したカメラも市販されている。
この一部の光学要素を、他の光学要素の光軸と異なる位置に退避させ、薄く沈胴させようとするレンズ鏡胴として、3群以上で構成された撮影レンズの前群レンズを除く一つのレンズ群を前群レンズ脇に退避させ、もう一つのレンズ群を固体撮像素子脇に退避させ、薄く沈胴させようとするものが開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−287670号公報 特開2004−317943号公報
上記特許文献1に記載のレンズ鏡胴は撮影時、例えば同文献の図3に示されたテレ状態の時に、前群レンズを通過した撮影光束以外の不要光が、第2ズームレンズ筒に形成された駆動モータが挿入される開口部からフォーカシングレンズ側へ侵入し撮像素子へ到達して、撮影画像にゴーストを発生させたり、撮影画像のコントラスト低下を発生させる問題がある。この問題は、モータの側面をカバー部材で覆うことでは解消できない。
また、上記特許文献2に記載のレンズ鏡胴は、例えば同文献の図14に示されているように、沈胴時には前群レンズより後方に配置されるレンズ群を前群レンズ脇に退避するよう構成されている。このため、被写体光の光量制御を行うシャッタユニットが組み付けられた鏡胴部材である後群ガイド枠には、沈胴時に前群レンズ脇に退避するレンズ群や回転軸と干渉しないように開口部が形成されている。この開口部は、沈胴時にレンズ鏡胴を薄くするのには効果を有するが、例えば同文献の図9に示された状態、即ちレンズ鏡胴が撮影時、特に各レンズ群がワイド状態の位置にあるとき、前群レンズを通過した撮影光束以外の不要光が、この開口部からフォーカシングレンズ側へ侵入し撮像素子へ到達して、撮影画像にゴーストを発生させたり、撮影画像のコントラスト低下を発生させる問題がある。
本発明は上記問題に鑑み、沈胴時には、より薄く沈胴できると共に、撮影時である繰り出し状態においては、鏡胴内を回り込んだ不要光による撮影画像の劣化のない良好な画像が撮影できるレンズ鏡胴を得ると共に、このレンズ鏡胴を備えることにより、携帯時は薄型で、撮影時には不要光による撮影画像の劣化のない良好な画像が撮影できるカメラを得ることを目的とするものである。
上記の目的は、以下の構成により解決される。
1) 複数のレンズ群からなる撮像光学系を保持し、繰り出し及び沈胴を行うレンズ鏡胴において、前記レンズ鏡胴は、沈胴時に前記撮像光学系のうちの所定のレンズ群を他のレンズ群の光軸と異なる位置に退避させるよう構成されると共に、前記撮像光学系による被写体光束通過部と異なる位置に開口部が形成された鏡胴部材と、前記開口部を開閉する開閉部材を有し、前記レンズ鏡胴が繰り出し位置から沈胴位置に沈胴するときは前記開閉部材が前記開口部を開状態とし、退避させる前記所定のレンズ群が前記開口部に挿入され、前記レンズ鏡胴が撮影時の繰り出し位置にあるときは前記開閉部材が前記開口部を閉状態とすることを特徴とするレンズ鏡胴。
) 前記所定のレンズ群が他のレンズ群の光軸と異なる位置に退避したときは、前記開閉部材が他のレンズ群の光軸上に間挿される)のレンズ鏡胴。
) 1)又は2)のレンズ鏡胴を備えたカメラ。
上記1)の発明によれば、沈胴時には、より薄く沈胴できると共に、撮影時である繰り出し状態においては、鏡胴内を回り込んだ不要光による撮影画像の劣化のない良好な画像が撮影できるレンズ鏡胴を得ることが可能となる。
上記)の発明によれば、鏡胴内のスペースを有効に使うことができ、開閉部材を内蔵しても鏡胴径を小径のままとすることができる。
上記)の発明によれば、携帯時は、より薄型で、撮影時には不要光による撮影画像の劣化のない良好な画像が撮影できるカメラを得ることが可能となる。
以下、実施の形態により本発明を詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係るレンズ鏡胴100の沈胴時の状態を示す断面図である。
同図において、1は第1レンズ群、2は第2レンズ群、3は第3レンズ群であり、この3つのレンズ群により撮像光学系が形成されている。4に示す位置には、赤外光カットフィルタとオプチカルローパスフィルタが積層された光学フィルタと撮像素子が配置される。5は、光学フィルタ、撮像素子等を保持している地板である。
地板5には、固定胴23が固定されている。固定胴23の内側には固定胴23に対し回転可能で光軸O方向にも移動可能に支持されたカム筒22が配置されている。カム筒22の内側には前筒21が配置されている。
前筒21の内側には直進ガイド31が配置されており、この直進ガイド31は固定胴23に形成された直進ガイド溝に係合して回転規制される係合板と一体的に構成されており、回転はせずに、カム筒22の光軸O方向への移動に伴ってカム筒22と共に光軸O方向に移動可能になっている。
第1レンズ群1は第1レンズ群鏡枠11に保持され、この第1レンズ群鏡枠11は前筒21によって支持されている。前筒21はカムピン21pがカム筒22の内周面に形成されたカム溝22mに係合すると共に、前筒21の一部が直進ガイド31と係合しており、カム筒22の固定胴23に対する回転及び光軸O方向への移動により、光軸O方向に直進移動を行うようになっている。
第2レンズ群2は第2レンズ群移動鏡枠12に保持され、この第2レンズ群移動鏡枠12はその一部が直進ガイド31と係合すると共に、一体的に形成もしくは植設されたカムピンがカム筒22の内周面に形成された図示していないカム溝に係合し、カム筒22の回転及び光軸O方向への移動によって、光軸O方向に直進移動を行うようになっている。また、この第2レンズ群移動鏡枠12に、絞りシャッタユニット16が固定されている。なお、絞りシャッタユニット16は、絞りとシャッタを共に有するものだけでなく、絞りのみ、シャッタのみ、を有するものであってもよい。
第3レンズ群3は第3レンズ群鏡枠13に保持され、この第3レンズ群鏡枠13はステッピングモータ14により、ズーミング及びフォーカシング時共に光軸O方向に移動可能に構成され、他のレンズ群とは独立して駆動されるようになっている。
15はフォトインタラプタであり、このフォトインタラプタ15の投光部と受光部の間に、第3レンズ群鏡枠13の一部が挿入されるようになっている。第3レンズ群鏡枠13の位置、即ち第3レンズ群3の位置は、フォトインタラプタ15の投光部と受光部の間から第3レンズ群鏡枠13の一部が離脱した位置を基準に、ステッピングモータ14が駆動されて位置決めされるようになっている。
カム筒駆動ギア41は、鏡胴外に配置された図示していないモータ、減速ギア列及び柱状のギアにより正逆回転され、カム筒駆動ギア41によってカム筒22の正逆回転が可能となされている。
カム筒22には、カムピン22pが一体的に成形又は植設されており、カム筒22の回転により、固定胴23の内周面に形成されたカム溝23mに案内されて光軸O方向に移動可能となっている。カム筒22の内周面のカム溝は、前筒21に形成されたカムピン21pと係合するカム溝22mと第2レンズ群枠12と係合する図示していないカム溝の2種が形成されており、第1レンズ群1及び第2レンズ群2をそれぞれ所望の位置に移動させて、ズーミングが行われるようになっている。
更に、第2レンズ群移動鏡枠12の撮像光学系による被写体光束通過部と異なる位置には開口部12kが形成され、沈胴時には図示の如く、開口部12kにステッピングモータ14が貫通して挿入され、沈胴時のレンズ鏡胴100をより薄くするようになっている。
図2は、第1の実施の形態に係るレンズ鏡胴100のワイド時の状態を示す断面図である。
同図に示すレンズ鏡胴100のワイド時の状態へは、図1に示す沈胴状態から、鏡胴外に配置された図示していないモータ、減速ギア列及び柱状のギアにより、カム筒駆動ギア41が駆動され、固定胴23に対しカム筒22が回転することで、固定胴23のカム溝23mに案内されてカム筒22が繰り出され、更に、カム筒22の内周面に形成されたカム溝22m、カムピン21p及び直進ガイド31により前筒21が所定の位置に繰り出され、カム筒22の内周面に形成されたカム溝22nと第2レンズ群移動鏡枠12に形成されたカムピン12p及び直進ガイド31により第2レンズ群移動鏡枠12が所定の位置に繰り出されることで行われる。更に、この後、第3レンズ群鏡枠13がステッピングモータ14により所定のワイド位置に移動された後、フォーカシングが行われる。
このワイドの状態から更にカム筒駆動ギア41を駆動して、カム筒22を回転させることにより、カム筒22の内周面に形成したカム溝によって、第1レンズ群1及び第2レンズ群2の位置を変化させてズーミングが行われる。
この撮影時の繰り出し状態のとき、図示の如く、ステッピングモータ14は第2レンズ群移動鏡枠12に形成されている開口部12kから離脱し、開口部12kは第2レンズ群移動鏡枠12に備えられた開閉部材32により閉状態とされる。
図3は、第2レンズ群移動鏡枠12に備えられた開閉部材32の開閉機構の例を示す模式図である。同図は、第2レンズ群移動鏡枠12を第3レンズ群鏡枠13側から見たものである。同図(a)はレンズ鏡胴が沈胴したときの開閉部材32の状態を示し、同図(b)はレンズ鏡胴が繰り出されたときの開閉部材32の状態を示している。なお、同図はカムピンや直進ガイド31との係合部の形状、開閉部材32のあおり止め部品等は省略して図示している。
同図(a)(b)に示したように、開閉部材32は第2レンズ群移動鏡枠12の絞りシャッタユニット16が設けられた面と異なる面の、第2レンズ群2が内包された、2dで示す円筒状の部位に回動可能に支持されている。絞りシャッタユニット16と異なる面に配置することで、開閉部材の機構構成の自由度が増し、信頼性に優れた開閉機構とすることができる。
また、開閉部材32には歯車形状部32gが形成されており、モータ43を駆動することによりアイドラー歯車42を介して、回動させることができるようになっている。モータ43はステッピングモータ、DCモータのいずれでもよい。
同図(a)の如く、沈胴時には開閉部材32が図示矢印方向に回動させられ、開閉部材32の扇形部の一方が、ストッパー51に当接して停止し、第2レンズ群移動鏡枠12に形成された開口部12kと開閉部材32の扇形部に形成された孔部32kが合い重なる位置となって、開口部12kは開状態となる。
同図(b)は、モータ43を駆動して開閉部材32を図示矢印方向へ回動させ、開閉部材32の扇形部の他方がストッパー52に当接して停止した状態を示している。このときは、開閉部材32の扇形部に形成された孔部32kと第2レンズ群移動鏡枠12に形成された開口部12kは、ずれて位置することになり、開口部12kは閉状態となる。
以上のように構成された開閉部材32の開閉機構は以下のように動作する。
レンズ鏡胴100の図1に示す沈胴状態から図2に示す広角端へ繰り出す場合には、第2レンズ群移動鏡枠12が繰り出され、ステッピングモータ14が開口部12kを離脱した後、モータ43を駆動して開閉部材32を図3(b)に示した閉状態とする。レンズ鏡胴100が撮影時の繰り出し位置にあるときは、この閉状態が維持される。一方、レンズ鏡胴100が撮影時の繰り出し位置から沈胴状態とする場合は、まずモータ43を駆動して開閉部材32を図3(a)に示す開状態とした後、レンズ鏡胴100の沈胴動作が行われ、ステッピングモータ14が開状態となった開口部12kに貫通挿入され図1に示す状態となる。
以上説明したように、図1に示すレンズ鏡胴100の沈胴時には、図3(a)に示すように開口部12kを開状態としてステッピングモータ14の貫通挿入を可能とすることで薄く沈胴でき、レンズ鏡胴100が撮影時の繰り出し位置では、図3(b)に示すように開口部12kを閉状態として、第1レンズ群1を通過して開口部12kから侵入する不要光を遮断することができ、ゴーストの発生や撮影画像のコントラスト低下を解消することが可能になる。
なお、開閉部材をモータを用いて開閉する例で説明したが、これに限るものでなく、ソレノイド等の直進移動するアクチュエータを用い開閉部材を開閉するよう構成してもよいし、沈胴動作中に他の鏡胴部材と機械的な連動機構を構成し開閉部材を開閉するようにしてもよい
(第2の実施の形態)
図4は、第2の実施の形態に係るレンズ鏡胴150のワイド時の状態を示す概略断面図である。
同図において、Oは光軸であり、1は第1レンズ群、2は第2レンズ群、3は第3レンズ群、54は光学フィルタであり、赤外光カットフィルタとオプチカルローパスフィルタを積層したフィルタである。これらにより、撮像光学系が構成されている。55は撮像素子である。
61は第1レンズ群鏡枠であり、第1レンズ群1を保持し、前筒71に保持されている。62は第2レンズ群鏡枠であり、第2レンズ群2を保持し、この第2レンズ群鏡枠62は、第2レンズ群移動鏡枠66に保持されると共に、回動して光軸Oから退避可能に構成されている。64は絞り及び/又はシャッタユニットであり、第2レンズ群移動鏡枠66に保持されている。63は第3レンズ群鏡枠であり、第3レンズ群3を保持し、図示していないステッピングモータにより光軸O方向に移動可能に構成されている。第3レンズ群鏡枠63は、独立して移動が可能であり、これにより第3レンズ群3を移動させてフォーカシングを行うことができる。65は地板であり、光学フィルタ54、撮像素子55を保持している。
次いで、レンズ鏡胴150の動作について説明する。
同図において、地板65には固定胴74が組み付けられている。この固定胴74には、内面にカム溝74cが形成されている。73は中間胴であり、図示していないモータ及び減速ギア列と柱状ギア86を介して、中間胴駆動ギア85により回転させられる。中間胴73は、この回転により、中間胴73に植設されたカムピン73pが、固定胴74に形成されたカム溝74cに案内されて光軸O方向の移動を行うようになっている。
案内リング83は固定胴74に形成された直進ガイド部に係合しており、光軸O方向への直進移動が可能になされ、中間胴駆動ギア85を保持しつつ、中間胴73の光軸O方向への移動に伴って、光軸O方向に直進移動する。この案内リング83には、カム溝と直進ガイド部が形成されている。
カム筒72は、中間胴73及び案内リング83に係合するカムピン72pが植設されており、カムピン72pの係合する中間胴73の回転によりカム筒72も回転し、カムピン72pの係合する案内リング83に形成されたカム溝に案内されて光軸O方向の移動を行うようになっている。即ち、カムピン72pは、中間胴73の光軸と平行な方向に形成されたキー溝と、案内リング83に形成されたカム溝に係合している。カム筒72の内面には、前筒71及び第2レンズ群移動鏡枠66をそれぞれ案内するカム溝が形成されている。
直進ガイド82Aは、案内リング83に形成された直進ガイド部に係合しており、光軸O方向への直進移動が可能になされ、カム筒72の光軸O方向への移動に伴って、光軸O方向に直進移動する。化粧筒82Bも、案内リング83に形成された直進ガイド部に係合しており、光軸O方向への直進移動が可能になされ、カム筒72の光軸O方向への移動に伴って、光軸O方向に直進移動する。
前筒71は、カム筒72に形成された一方のカム溝に係合するカムピン71pが植設されていると共に、直進ガイド82Aに係合している。また、第2レンズ群移動鏡枠66は、カム筒72に形成された他方のカム溝に係合するカムピン66pが形成されていると共に、直進ガイド82Aに係合している。
これにより、カム筒72の回転により、前筒71及び第2レンズ群移動鏡枠66は、それぞれに係合するカム溝に案内され、光軸O方向に直進移動させられ、前筒71に保持された第1レンズ群1及び第2レンズ群移動鏡枠66に保持された第2レンズ群2の、間隔を変更することでズーミングを行うことができる。
この状態から更にカム筒駆動ギア85を駆動して、中間胴73を回転させることにより、カム筒72の内周面に形成したカム溝によって、第1レンズ群1及び第2レンズ群2の位置を変化させてズーミングが行われる。
更に、第2レンズ群移動鏡枠66には、撮像光学系による被写体光束通過部と異なる位置に開口部66kを有しており、このワイド時を含む撮影時の繰り出し状態のときは、図示の如く、第2レンズ群移動鏡枠66に形成されている開口部66kは、第2レンズ群移動鏡枠66に備えられた開閉部材67により遮蔽された閉状態とされている。
以上が、第2の実施の形態に係るレンズ鏡胴150の概略の動作である。
図5は、第2の実施の形態に係るレンズ鏡胴150の沈胴時の状態を示す概略断面図である。
同図に示すレンズ鏡胴150の沈胴の状態へは、図4に示すワイドの状態から、第3レンズ群鏡枠63を地板65側に移動させた後、図示していないモータ及び減速ギア列と柱状ギア86を介して、中間胴駆動ギア85を逆方向に回転させて、中間胴73を逆回転させることで行われる。
中間胴73の逆回転により、カム筒72が逆回転させられ、前筒71及び第2レンズ群移動鏡枠66は、それぞれに係合するカム溝に案内されて接近すると共に、中間胴73及びカム筒72は、地板65側に移動する。
この時、第2レンズ群移動鏡枠66に保持されている第2レンズ群鏡枠62は、後に詳述する回動軸に軸支されており、この回動軸を中心に回動して、他のレンズ群の光軸と異なる位置に退避する。また、ワイド時を含む撮影時の繰り出し状態のときに、第2レンズ群移動鏡枠66に形成されている開口部66kを、閉状態としていた開閉部材67は、図示の如く光軸O側に移動し、開口部66kは開状態とされる。
第2レンズ群鏡枠62は光軸Oから退避した後、更に、回動軸に対し摺動移動することで、開状態となった開口部66kに入り込んで収納される。
中間胴73及びカム筒72は、地板65側に移動し、第3レンズ群3、第2レンズ群移動鏡枠66、絞り及び/又はシャッタユニット64、第1レンズ群1を最小限の隙間のみを有して近接させ、図示の沈胴状態となる。
図6は、第2レンズ群鏡枠62の退避と摺動、及び開閉部材67の開閉機構の一例を示す斜視図である。同図は第2レンズ群鏡枠62及び第2レンズ群移動鏡枠66を撮像素子側から見た図であり、レンズ鏡胴が繰り出され、第2レンズ群2が光軸O上に位置して撮影可能な状態を示している。
同図に示すように、第2レンズ群移動鏡枠66には、回動軸91が植設され、第2レンズ群鏡枠62に形成された筒状部62tが挿入されている。この筒状部62tと第2レンズ群移動鏡枠66の間には、ねじりコイルバネ92が組み付けられ、回動軸91には筒状部62tの抜け止め93が組み付けられている。
このねじりコイルバネ92は、コイル部で第2レンズ群鏡枠62に形成された筒状部62tを図示矢印A方向に付勢しつつ、両端部で第2レンズ群鏡枠62の腕部を図示矢印B方向に付勢している。第2レンズ群鏡枠62に形成された突起部62sは、第2レンズ群移動鏡枠66に形成されたストッパピン66sに当接して第2レンズ群鏡枠62、即ち第2レンズ群2を光軸O上に位置させている。65c及び65dは地板65に形成されたカム板であり、レンズ鏡胴が繰り出され撮影可能な状態では、第2レンズ群鏡枠62とは離間した状態となっている。
また、第2レンズ群移動鏡枠66には軸94が形成されており、この軸94にカラー95と一体的に形成された開閉部材67が回動可能に軸支されている。この開閉部材67はバネ96により、図示矢印C方向に付勢されている。このため、図示の如く第2レンズ群移動鏡枠66に形成された、被写体光束通過部である光軸Oと異なる位置の開口部66kは、開閉部材67により遮蔽され閉状態となっている。
この状態から、レンズ鏡胴を沈胴方向に駆動すると第2レンズ群移動鏡枠66は、地板65に形成されたカム板65c、65d方向へ移動し、カム板65cに形成された傾斜部65kと筒状部62tに形成されたピン62pが当接し、傾斜部65kの傾斜に沿って、筒状部62tは回動させられる。これにより、第2レンズ群鏡枠62は回動軸91を中心にして、ねじりコイルバネ92の付勢力に抗して、図示矢印Bと逆の方向に回動させられ光軸Oから退避して開口部66k上に位置することとなる。
このとき同様に、カム板65dに形成された傾斜部65mとカラー95に形成されたピン95pが当接し、傾斜部65mの傾斜に沿って、カラー95は回動させられる。これにより、開閉部材67は軸94を中心にして、バネ96の付勢力に抗して、図示矢印Cと逆の方向に回動させられ、光軸O上に位置することとなる。
図7は、開閉部材67と第2レンズ群鏡枠62の回動を模式的に示した図である。同図(a)は、レンズ鏡胴が繰り出された撮影時における開閉部材67と第2レンズ群鏡枠62の状態を示し、同図(b)は、開閉部材67と第2レンズ群鏡枠62がカム板65c、65dにより回動させられた時の状態を示している。
同図(a)に示すように、撮影時には光軸O上に第2レンズ群鏡枠62に保持された第2レンズ群2が位置し、開閉部材67は開口部66kを遮蔽して閉状態としている。また、同図(b)に示すように、沈胴動作中に、開閉部材67は開口部66k上から光軸O上に回動して開口部66kを開状態とし、第2レンズ群鏡枠62は光軸Oから退避し、開口部66k上に位置することになる。
図6に戻り、上述の状態から第2レンズ群移動鏡枠66を、更に撮像素子方向へ移動させることで、カム板65cに形成された直線部65pとピン62pが当接するようになり、第2レンズ群鏡枠62は、この直線部65pの押圧により、ねじりコイルバネ42の付勢力に抗して、回動軸91を図示矢印Aと逆方向に摺動移動して開口部66kに入り込んで収納される。
即ち、第2レンズ群鏡枠62は、沈胴時に像面側に移動する鏡胴部材である第2レンズ群移動鏡枠66に設けられた回動軸91に軸支され、回動軸91を中心に回動すると共に、回動軸91に対し、摺動して移動し、第2レンズ群移動鏡枠66に形成された開口部66kに入り込んだ状態となる。
このようにしてレンズ鏡胴150は、図5に示す沈胴状態となる。
以上説明したように、レンズ鏡胴150の沈胴時には、開口部66kを開状態として退避した第2レンズ群鏡枠62を貫通挿入させることで薄く沈胴でき、レンズ鏡胴150が撮影時の繰り出し位置では、開閉部材67により開口部66kを閉状態として、第1レンズ群1を通過して開口部66kから侵入する不要光を遮断することができ、ゴーストの発生や撮影画像のコントラスト低下を解消することが可能になる。
また、このように開閉部材67と第2レンズ群鏡枠62の回動位置を光軸O上と開口部66k上で交互に移動させるように構成することで、鏡胴内のスペースを有効に使うことができ、鏡胴径を小径のままに、開閉部材67を内蔵することができる。
なお、上記の第1及び第2の実施の形態では、開閉部材を単部品で形成した例で説明したが、複数枚の羽根状の部材で構成して開閉を行うようにしてもよい。また、3群ズームレンズを例に取り説明したが、2群ズームや4群以上のレンズ構成においても適用可能なのは言うまでもない。また、開口部が円形に形成されたもので説明したが、U字状の切り欠き形状等であってもよいのは勿論である。
図8は、上記の実施の形態に係るレンズ鏡胴を備えたカメラの一例を示す外観図である。同図(a)はカメラ前面の斜視図、同図(b)はカメラ背面の斜視図である。
同図(a)において、150は第2の実施の形態で説明したレンズ鏡胴であり、内部にはズーム撮像光学系が内包されている。111はファインダ窓、112はレリーズ釦、113はフラッシュ発光部、114は調光用センサ窓、115はストラップ取り付け部、116は外部入出力端子(例えば、USB端子)である。117はスライドバリアであり、スライドバリア117を閉じ方向に操作するとレンズ鏡胴150は沈胴する。118は音声記録用のマイクである。
レリーズ釦112はその1段の押し込みによりカメラの撮影準備動作、即ち焦点合わせ動作や測光動作が行われ、その2段の押し込みにより撮影露光動作が行われる。
同図(b)において、120はファインダ接眼部、121は赤と緑の表示ランプであり、AFやAEの情報を、点灯もしくは点滅により撮影者に表示するものである。122はズーム釦であり、ズームアップ、ズームダウンをおこなう釦である。123はメニュー/セット釦、124は選択釦で4方向スイッチであり、125は画像表示部であり画像やその他文字情報等を表示する。メニュー/セット釦123で、画像表示部125上に各種のメニューを表示させ、選択釦124で選択し、メニュー/セット釦123で確定させる機能を有している。126は再生釦で、撮影した画像の再生をおこなう釦である。127はディスプレイ釦で、画像表示部125に表示された画像やその他文字情報の表示や消去を選択する釦である。128は消去釦で、撮影記録した画像の消去をおこなう釦である。129は三脚穴、130は電池/カード蓋、131は音声再生のスピーカである。電池/カード蓋130の内部には、本カメラの電源を供給する電池と、撮影した画像を記録するカード用のスロットが備えられており、電池及び画像を記録するカード型の記録用メモリが挿脱可能になっている。
このように、上記で説明したレンズ鏡胴をカメラに備えることにより、携帯時は薄型で、撮影時である繰り出し状態においては、鏡胴内を回り込んだ不要光による撮影画像の劣化のない良好な画像が撮影できるカメラを得ることが可能となる。
なお、第1の実施の形態で説明したレンズ鏡胴を備えたカメラについては、図8に示すカメラのレンズ鏡胴が2段で構成されたものとなり、レンズ鏡胴の中心に被写体光の入射する開口が形成されたものとなる。
第1の実施の形態に係るレンズ鏡胴の沈胴時の状態を示す断面図である。 第1の実施の形態に係るレンズ鏡胴のワイド時の状態を示す断面図である。 第2レンズ群移動鏡枠に備えられた開閉部材の開閉機構の例を示す模式図である。 第2の実施の形態に係るレンズ鏡胴のワイド時の状態を示す概略断面図である。 第2の実施の形態に係るレンズ鏡胴の沈胴時の状態を示す概略断面図である。 第2レンズ群鏡枠の退避と摺動、及び開閉部材の開閉機構の一例を示す斜視図である。 開閉部材と第2レンズ群鏡枠の回動を模式的に示した図である。 実施の形態に係るレンズ鏡胴を備えたカメラの一例を示す外観図である。
符号の説明
1 第1レンズ群
2 第2レンズ群
3 第3レンズ群
5 地板(第1の実施の形態)
11 第1レンズ群鏡枠(第1の実施の形態)
12 第2レンズ群移動鏡枠(第1の実施の形態)
13 第3レンズ群鏡枠(第1の実施の形態)
14 ステッピングモータ(第1の実施の形態)
15 フォトインタラプタ(第1の実施の形態)
16 絞り及び/又はシャッタユニット(第1の実施の形態)
21 前筒(第1の実施の形態)
22 カム筒(第1の実施の形態)
23 固定胴(第1の実施の形態)
32 開閉部材(第1の実施の形態)
61 第1レンズ群鏡枠(第2の実施の形態)
62 第2レンズ群鏡枠(第2の実施の形態)
63 第3レンズ群鏡枠(第2の実施の形態)
64 絞り及び/又はシャッタユニット(第2の実施の形態)
65 地板(第2の実施の形態)
66 第2レンズ群移動鏡枠(第2の実施の形態)
67 開閉部材(第2の実施の形態)
71 前筒(第2の実施の形態)
72 カム筒(第2の実施の形態)
73 中間胴(第2の実施の形態)
74 地板(第2の実施の形態)

Claims (3)

  1. 複数のレンズ群からなる撮像光学系を保持し、繰り出し及び沈胴を行うレンズ鏡胴において、
    前記レンズ鏡胴は、沈胴時に前記撮像光学系のうちの所定のレンズ群を他のレンズ群の光軸と異なる位置に退避させるよう構成されると共に、前記撮像光学系による被写体光束通過部と異なる位置に開口部が形成された鏡胴部材と、前記開口部を開閉する開閉部材を有し、
    前記レンズ鏡胴が繰り出し位置から沈胴位置に沈胴するときは前記開閉部材が前記開口部を開状態とし、退避させる前記所定のレンズ群が前記開口部に挿入され、
    前記レンズ鏡胴が撮影時の繰り出し位置にあるときは前記開閉部材が前記開口部を閉状態とすることを特徴とするレンズ鏡胴。
  2. 前記所定のレンズ群が他のレンズ群の光軸と異なる位置に退避したときは、前記開閉部材が他のレンズ群の光軸上に間挿されることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡胴
  3. 請求項1又は2に記載のレンズ鏡胴を備えたことを特徴とするカメラ
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