JP4590943B2 - コンテンツ再生装置 - Google Patents

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本発明は、コンテンツ再生装置に関し、より詳しくは、例えばメモリースティック(商標)などの外部記録媒体に記録されているコンテンツデータを読出してコンテンツを再生するようにした、例えば携帯型オーディオプレーヤなどのコンテンツ再生装置に関する。
外部記録媒体を使用するコンテンツ再生装置には様々なものがあり、そのうちの1つに携帯型オーディオプレーヤがある。外部記録媒体を使用する携帯型オーディオプレーヤの一例を挙げるならば、例えば、メモリースティック(商標)などの外部記録媒体に、オーディオコンテンツデータとして音楽データ記録しておき、そのオーディオコンテンツデータから元の音楽を再生するようにしたものがある。携帯用オーディオプレーヤの用途は音楽鑑賞に限られず、外国語の学習用などにも用いられており、更に、外国語のリスニング試験に用いることも考えられる。
従来、多数の受験者を対象として、リスニング試験の設問を含む外国語の筆記試験を実施する場合には、試験会場の各室に装備した音響設備から、その室内の全受験者へ向けてその設問を流すようにしていたが、この方式には数々の不都合が付随していた。先ず、試験会場の各室の収容人数が多くなると、室内の座席位置によって設問の聞こえ方に大きな差が生じてしまい、試験の公平性が失われる。また、外国語の筆記試験のうちの1つの設問としてリスニング試験を実行する場合には、音響設備からリスニング試験の設問を流す際には、その時点で取りかかっていた他の問題の解答作業を中断しなければならず、たまたま難解な問題に取り組んでいた受験者は、その作業の中断によって大きな影響を被ることになる。また、リスニング試験の設問を流しているときに、不注意により騒音を発した受験者がいた場合には、その受験者の周囲にいた他の受験者が、その騒音によって多大の不利を強いられることになる。
そこで、受験者の各々に、外部記録媒体を使用する携帯型オーディオプレーヤを持たせておき、試験者が、リスニング試験の設問をオーディオコンテンツデータとして記録した外部記録媒体を受験者に配布するようにすれば、従来のリスニング試験に付随していた上記不都合は全て解決することができる。各受験者は、みずからがリスニング試験の設問に取りかかる際に、その設問を再生して、そのオーディオプレーヤのイヤホンで聴取するようにすればよい。
しかしながら、リスニング試験は受験者の聞き取り能力を試験するものであるため、通常、受験者が設問を聴取することができる回数を試験者の側で設定している。そのため、巻き戻し及び再生を自由に行えるオーディオプレーヤを使用した場合には、受験者がそれら機能を活用して何度でも設問を聴取できることが問題となる。即ち、リスニング試験に使用する携帯型オーディオプレーヤは、巻き戻しなどの操作を行えないように、機能を制限したものとすることが必要とされる。
通常の再生関連機能のうちの特定の機能を備えないようにしたオーディオプレーヤを設計することは容易である。しかしながら、そのように設計した専用のオーディオプレーヤは、試験以外の目的には使用することができないため、資源の有効利用という点で甚だ不都合であり、外部記録媒体だけを交換すれば色々なコンテンツが再生できるというメリットも失われてしまう。
そこで、通常のオーディオプレーヤが装備している再生関連機能(例えば、再生開始、停止、早送り、巻き戻しなど)を一通り備えておき、それら機能のうちの一部を、リスニング試験の試験者の側で、必要に応じて無効に設定することができるようにしたオーディオプレーヤを提供することができれば、非常に大きな利便性が得られることになる。また更に、オーディオプレーヤに限られず、例えばビデオコンテンツやゲームコンテンツなどのその他のコンテンツを、外部記録媒体に記録されているコンテンツデータから再生するためのコンテンツ再生装置においても、そのコンテンツ再生装置の機能の一部を、コンテンツ提供者の側で必要に応じて無効に設定できるようにするならば、それによって大きな利便性が得られると期待される。
従って本発明の目的は、外部記録媒体に記録されているコンテンツデータを読出してコンテンツを再生するコンテンツ再生装置において、そのコンテンツ再生装置の機能の一部を、コンテンツ提供者の側で必要に応じて無効に設定できるようにすることにある。
上記目的を達成するため、本発明は、外部記録媒体に記録されているコンテンツデータを読出してコンテンツを再生するコンテンツ再生装置を提供するものであり、当該コンテンツ再生装置は、外部記録媒体を挿入する外部記録媒体挿入部と、前記外部記録媒体挿入部に外部記録媒体が挿入されているか否かを検出する外部記録媒体挿入検出部と、前記外部記録媒体に対して、コンテンツ提供者により記録された、機能制限情報の検索を行い、前記外部記録媒体に機能制限情報が記録されていた場合、前記外部記録媒体から、当該機能制限情報を読出す機能制限情報読出部と、前記外部記録媒体から、該外部記録媒体を一意に識別するための媒体識別情報を読出し、前記外部記録媒体に記録されているコンテンツデータを再生したか否かを示す、再生実行履歴情報を、前記外部記録媒体の媒体識別情報と共に、前記コンテンツ再生装置内の記憶装置に、外部記録媒体再生履歴記録情報として記録する外部記録媒体再生履歴記録部と、前記機能制限情報と、前記外部記録媒体再生履歴記録情報とに基づいて、前記コンテンツ再生装置が有する複数の機能のうち少なくとも1つを無効に設定する機能制限部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、コンテンツ再生装置の複数の機能の一部の無効に設定することが、コンテンツ再生装置を操作するユーザの意志によらず、外部記録媒体に記録したコンテンツを提供する提供者の意図に従って行われ、従ってコンテンツ提供者の側で必要に応じてコンテンツ再生装置の機能の無効に設定することができる。そのため、例えば、携帯型オーディオプレーヤに本発明を適用して、その携帯型オーディオプレーヤを外国語のリスニング試験に使用する場合には、そのリスニング試験の目的に適合するように、試験者の側でその携帯型オーディオプレーヤの機能の一部を適宜無効に設定することができるため、全ての機能を備えた携帯型オーディオプレーヤを使用してリスニング試験を実施することができる。
以下に本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態に係るコンテンツ再生装置である携帯型オーディオプレーヤ10の正面図であり、図2はこの携帯型オーディオプレーヤ10の内部構成を示したブロック図である。携帯型オーディオプレーヤ10(以下、単に「プレーヤ10」という)は、半導体メモリで構成された外部記録媒体12に記録されているオーディオコンテンツデータを読出してそのオーディオコンテンツを再生するコンテンツ再生装置である。プレーヤ10は、電源のオン/オフを行う機能を備えると共に、再生開始、停止、早送り、及び巻き戻しという、コンテンツ再生に必要な基本的な複数の機能(再生関連機能)を備えており、それら機能に対応して、図1に示したように、電源キー14、再生開始キー16、停止キー18、早送りキー20、及び巻き戻しキー22を備えている。尚、ここでいう「再生開始」とは、一般的には、単に「再生」と言い表されているものであるが、本明細書では、実行中の再生動作との混同を避けるために、敢えて「再生開始」と言い表す。
外国語のリスニング試験では、多くの場合、受験者が設問を聴取する回数を試験者の側で設定している。このプレーヤ10をそのようなリスニング試験に使用する場合には、巻き戻しの機能が有効であっては不都合である。また、停止及び早送りの2つの機能は、受験者の誤操作によって、リスニング試験の設問を聴取できなくなるという事態を防止するために、無効に設定しておくことが望ましい。これらを勘案するならば、リスニング試験に使用するときには、プレーヤ10の再生関連機能のうち、再生開始の機能だけが有効であるようにしておくことが望まれる。更に、試験時間中にユーザ(受験者)の操作によって、機能の有効・無効の設定がリセットされてはならない。本発明によれば、以下に説明する構成とすることで、それらの要求条件を全て満足することができる。
また、例えば、リスニング試験の設問の作成者の意向として、受験者が設問の聴取の途中で任意に一時停止しても構わないということであれば、プレーヤ10の再生関連機能のうち、再生開始及び停止の2つの機能だけを有効にしておき、その他の機能を無効に設定することが望まれる。更に、リスニング試験の設問の作成者の意向として、受験者が再生を所定回数まで反復して設問を聴取してもよいということであれば、再生回数が所定回数に達したときに、再生開始機能を無効に設定できるようにすることが望まれる。本発明によれば、それらの場合にも容易に対応することができ、受験者の意向に従うのではなく、試験者の側の意向に従って、プレーヤ10の機能の一部を任意に無効に設定することができる。
図2に示したように、プレーヤ10は、外部記録媒体12を挿入する外部記録媒体挿入部24を備えている。図示例の外部記録媒体12は、例えばメモリースティック(商標)などのように、半導体メモリから成り、一端に接続用の複数の端子を備えたものである。外部記録媒体挿入部24は、外部記録媒体12のそれら端子に対応した複数の端子を有するソケットで構成されている。外部記録媒体12を外部記録媒体挿入部24に挿入することによって、外部記録媒体12とプレーヤ10とが接続される。プレーヤ10は更に、外部記録媒体挿入部24に外部記録媒体が挿入されているか否かを検出する外部記録媒体挿入検出部26を備えており、この種の検出部は、外部記録媒体を使用するコンテンツ再生装置に通常備えられているものである。
プレーヤ10は更に、キー操作検出部28と、コンテンツ再生部30と、外部記録媒体再生履歴記録部32と、機能制限情報読出部34と、機能制限部36とを備えており、これらはプレーヤ10に装備されたマイクロコンピュータ(不図示)と、そのマイクロコンピュータのためのソフトウェアプログラムと、そのマイクロコンピュータと協働する電子回路(不図示)とで構成されており、使用するソフトウェアプログラム及び電子回路は、当業者であれば以下に示す本発明の動作説明に基づいて適宜設計することのできるものである。尚、図2には、キー操作検出部28、コンテンツ再生部30、外部記録媒体再生履歴記録部32、機能制限情報読出部34、及び機能制限部36を、夫々、機能ブロックとして図示すると共に、それら機能ブロックがマイクロコンピュータの動作によって実現されていることを表すために、それら機能ブロックを破線38で囲んで示した。
キー操作検出部28は、電源キー14、再生開始キー16、停止キー18、早送りキー20、または、巻き戻しキー22がユーザによって操作されたときに、その操作を検出して、それらキーが操作されたことをマイクロコンピュータへ通知する。コンテンツ再生部30は、外部記録媒体12に記録されているオーディオコンテンツデータを読出して、それを音楽や音声などの音響に変換することによって、オーディオコンテンツを再生し、これは、半導体メモリから成る外部記録媒体を使用するオーディオプレーヤに通常装備されているオーディオ再生部と同様のものである。コンテンツ再生部30で再生されたオーディオコンテンツは、プレーヤ10に接続したイヤホン31で聴取することができる。尚、本発明を、例えばビデオプレーヤなどの、オーディオプレーヤ以外のコンテンツ再生装置に適用する場合には、そのコンテンツ再生装置の機能に応じて、このコンテンツ再生部は例えばビデオ再生部などとして構成される。
外部記録媒体再生履歴記録部32は、不揮発性メモリ(不図示)とタイマ(不図示)とを使用して、以下に説明する2つの機能を果たすものである。尚、タイマはマイクロコンピュータに内蔵されているものを利用すればよく、また、不揮発性メモリは、マイクロコンピュータで制御を行うようにした携帯型オーディオプレーヤに、通常、装備されているものである。外部記録媒体再生履歴記録部32の2つの機能のうちの1つは、外部記録媒体挿入部24に外部記録媒体12が挿入されている状態でプレーヤ10の電源がオンになったとき、または電源がオンになっているプレーヤ10の外部記録媒体挿入部24に外部記録媒体12が挿入されたときに、当該外部記録媒体12から媒体識別情報(媒体ID)を読出す機能である。周知のごとく、半導体メモリから成る外部記録媒体には、通常、当該記録媒体を一意に識別する為に用いる媒体識別情報が最初から記録されている。また、媒体識別情報が記録されていない外部記録媒体を使用する場合には、当該外部記録媒体に適宜媒体識別情報を書込むようにすればよい。
外部記録媒体再生履歴記録部32のもう1つの機能は、外部記録媒体12のオーディオコンテンツデータの再生実行に関する履歴情報を、外部記録媒体再生履歴記録情報として、不揮発性メモリに維持する機能である。特にこの実施の形態においては、外部記録媒体再生履歴記録部32は、特定の媒体識別情報を持つ外部記録媒体12に記録されているコンテンツが再生されたときに、その外部記録媒体12の媒体識別情報が、外部記録媒体再生履歴記録情報のリストに登載されているか否かを調べ、もし登載されていなかったならば、当該媒体識別情報を外部記録媒体再生履歴記録情報のリストに登載し、その際に、当該リストの記録が有効である、リスト登載有効期限を併せて記録するようにしている。そして、前記外部記録媒体再生履歴記録情報は、外部記録媒体12のコンテンツの再生を実行する際に、その再生動作を「初回再生」であると見なすか、それとも「反復再生」であると見なすかを判定するために、機能制限部36が参照するものであり、これについては後に、図3及び図4のフローチャートを参照して詳細に説明する。
機能制限情報読出部34は、プレーヤ10の外部記録媒体挿入部24に挿入されている外部記録媒体12に対して機能制限情報の検索を行い、その外部記録媒体12に機能制限情報が記録されていたならば、その機能制限情報を読出すものである。この機能制限情報は、携帯型オーディオプレーヤ10の機能である電源オン、電源オフ、再生開始、停止、早送り、それに巻き戻しの6つの機能を、夫々、有効としておくか、それとも無効に設定するかを指定している情報であり、機能制限部36によって参照される。また、機能制限情報は、初回再生時機能制限情報と、反復再生時機能制限情報と、機能制限期間情報とで構成されている。初回再生時機能制限情報は、コンテンツの初回再生時に制限すべき機能を指定した情報であり、反復再生時機能制限情報は、コンテンツの反復再生時に制限すべき機能を指定した情報である。ここで、何をもって「初回再生」であると判断し、また「反復再生」であると判断するかについては後に説明する。また、機能制限期間情報は、機能の一部無効に設定することを維持すべき時間を指定した情報である。特に、プレーヤ10を、外国語のリスニング試験の設問を再生するために使用する場合には、例えば、初回再生時機能制限情報は、再生開始、停止、早送り、及び巻き戻しの4つの再生関連機能のうち、再生開始の機能だけを有効にして、その他3つの機能を無効に設定すべきことを指定し、一方、反復再生時機能制限情報は、4つの再生関連機能の全てを無効に設定すべきことを指定するようにすればよい。また、機能制限期間情報は、その試験の試験時間より長い時間を指定するようにすればよい。これら情報がどのように利用されるかについては、後に図3及び図4のフローチャートを参照して詳細に説明する。
機能制限部36は、外部記録媒体再生履歴記録部32が媒体識別情報の読出しを行い、機能制限情報読出部34が機能制限情報の読出しを行った後に、その読出された媒体識別情報に基づいて検索した前記外部記録媒体12に関する外部記録媒体再生履歴記録情報と、当該読出された機能制限情報とに基づいて、携帯型オーディオプレーヤ10の複数の機能の一部を無効に設定するものであり、この実施の形態において、機能制限部36が当該複数の機能の有効・無効を、具体的にどのように制御するかについては、以下の本発明の動作説明の中で詳述する。
図3及び図4に示したのは、本発明の動作を説明するためのフローチャートであり、より詳しくは、図1及び図2に示した携帯型オーディオプレーヤ10において、機能制限がどのようにして実行されるかを示したフローチャートである。プレーヤ10の電源キーが操作されて、電源がオフからオンになったとき(イベント302)、または、携帯型オーディオプレーヤ10が電源オンの状態にあって、外部記録媒体12が外部記録媒体挿入部24から抜去されたとき(イベント304)に、このフローチャートに示した動作が開始され、先ず、外部記録媒体12が外部記録媒体挿入部24に挿入されているか否かを判断する(ステップ306)。この判断は、携帯型オーディオプレーヤ10のマイクロコンピュータが、外部記録媒体挿入検出部26またはキー操作検出部28から、それらイベントの発生を通知してくるのを待つことによって行われ、処理の流れは、それらイベントのいずれかが発生するまで、このステップ306をループしている。尚、図3及び図4のフローチャートに示した動作のどの段階にあるときでも、外部記録媒体12が抜去されたならば、その時点で、それまでの動作が中止されて、新たにステップ306から動作が開始される。
従って、外部記録媒体挿入部24に外部記録媒体12が挿入されている状態のプレーヤ10の電源が入れられたときか、または、電源がオンになっているプレーヤ10の外部記録媒体挿入部24に外部記録媒体12が挿入されたときに、処理の流れは、次のステップ307へ進み、そこでは、外部記録媒体再生履歴記録部32が、外部記録媒体再生履歴記録情報のリストを参照して、当該リストに登載されている媒体識別情報のうちに、リストの記録が有効である、リスト登載有効期限が切れているものがあるか否かを調べ、リスト有効期限が切れている媒体識別情報があったならば、処理の流れはステップ308へ進み、そこでその媒体識別情報をリストから抹消した上で、ステップ306へ進む。一方、リスト有効期限が切れている媒体識別情報がなかった場合には、処理の流れはステップ307から直接、ステップ309へ進む。ステップ309では、外部記録媒体再生履歴記録部302が、外部記録媒体挿入部24に挿入されている外部記録媒体12から媒体識別情報を読出す。
続いてステップ310において、機能制限情報読出部34が、外部記録媒体挿入部24に挿入されている外部記録媒体12に対して機能制限情報の検索を行い、その外部記録媒体12に機能制限情報が記録されているか否かを判断する。機能制限情報が記録されていなかった場合には、処理の流れはステップ312へ進み、そこでは、機能制限部36が、携帯型オーディオプレーヤ10の再生関連機能のうち無効に設定されていた機能があったならばそれを有効化することによって、全ての再生関連機能を有効に設定する。この処理の流れは、本発明に係るコンテンツ再生装置である携帯型オーディオプレーヤ10に、本発明を適用することを想定していない外部記録媒体が挿入された場合に、何ら問題なくその外部記録媒体からの再生を行えるようにするためのものである。
一方、ステップ310において、外部記録媒体12に機能制限情報が記録されていることが判明したならば、処理の流れはステップ314へ進み、そこでは、機能制限情報読出部34が機能制限情報の読出しを行い、即ち、初回再生時機能制限情報と、反復再生時機能制限情報と、機能制限期間情報とを読出す。
続いて、ステップ316において、機能制限部36が、外部記録媒体再生履歴記録情報を検索して、先にステップ308で読出された媒体識別情報が外部記録媒体再生履歴記録情報のリストに登載されているか否かを調べる。もしその媒体識別情報がリストに登載されていなかったならば、処理の流れはステップ318へ進み、そこでは、機能制限部36が初回再生時機能制限情報に基づいて機能制限を実行する。既述のごとく、プレーヤ10をリスニング試験の設問の再生に利用する場合には、初回再生時機能制限情報には、再生開始の機能を有効にし、その他3つの再生関連機能を無効に設定すべきことが指定されている。そのため、それに従って、4つの再生関連機能のうちの再生開始の機能だけを有効とし、その他3つの機能を無効に設定するように、機能の有効・無効の設定が行われる。
一方、その媒体識別情報が外部記録媒体再生履歴記録情報のリストに登載されていたならば、処理の流れはステップ316からステップ320へ進み、そこでは、機能制限部36が、反復再生時機能制限情報に基づいて機能制限を実行する。既述のごとく、プレーヤ10をリスニング試験の設問の再生に利用する場合には、反復再生時機能制限情報には、4つの再生関連機能の全てを無効に設定すべきことが指定されているため、それに従ってそれら機能の全てを無効に設定する機能制限が行われる。
以上の説明から明らかなように、本発明に係る機能制限のための動作は、媒体識別情報が外部記録媒体再生履歴記録情報のリストに登載されているか否かに応じて制御され、当該リストに媒体識別情報が登載されていない外部記録媒体12の再生動作は「初回再生」であると見なし、当該リストに媒体識別情報記録されている外部記録媒体12の再生動作は「反復再生」であると見なすようにしている。そして、媒体識別情報が外部記録媒体再生履歴記録情報のリストに登載されるのは、「初回再生」の終了時であり、図4のステップ334及び337において行われる。
より詳しくは、外部記録媒体12のコンテンツの再生終了時には、その都度、その外部記録媒体12の媒体識別情報がリストに登載されているか否かを調べるようにしており(図4のステップ333及び336)、当該媒体識別情報がリストに登載されていなかった場合にのみ、それらステップから分岐したステップ334及び337において、外部記録媒体再生履歴記録情報を更新して、その媒体識別情報をリストに登載すると共に、リストが有効である、リスト登載有効期限を併せて記録するようにしている。こうして外部記録媒体再生履歴記録情報のリストに登載された媒体識別情報は、当該媒体識別情報のリストが有効である、リスト登載有効期限が切れるまで、リストに登載されたまま維持され、その間は、その媒体識別情報を有する外部記録媒体12の再生動作は「反復再生」であるものとして取り扱われ、そしてその間は、その外部記録媒体12がプレーヤ10に挿入されている限り、その外部記録媒体12の反復再生時機能制限情報に基づいて設定された機能制限が、解除不能に維持される。
媒体識別情報のリストが有効である、リスト登載有効期限は、外部記録媒体12から読出された機能制限情報のうちの機能制限期間情報に基づいて、外部記録媒体再生履歴記録部32が設定するものである。例えば、プレーヤ10をリスニング試験の設問の再生に利用する場合には、試験者側において、設問をコンテンツとして記録した外部記録媒体12に機能制限情報を記録する際に、その機能制限期間情報として試験時間より長い時間を設定しておく。プレーヤ10の外部記録媒体再生履歴記録部32は、ステップ334ないし337を実行する際に、その時点のタイマのカウント値を読取り、機能制限期間情報に設定された時間が経過したときのタイマのカウント値を算出して、その算出したカウント値を、リストが有効である、リスト登載有効期限を表すデータとして、媒体識別情報と共に記録しておく。先のステップ307では、その記録されたデータのカウント値と、そのときの現在カウント値とを比較することで、リストに登載された媒体識別情報が期限切れであるか否かの判断が行われる。
この方法によれば、リスト登載された媒体識別情報の有効期限が切れるまでは、機能制限を解除することは不可能である。従って、この方法は、内蔵タイマを利用することで、コンテンツ提供者である試験者側が、コンテンツの「初回再生」の終了時から機能制限解除までの時間を指定することができ、ユーザである受験者側では機能制限を解除することができない。そのため、コンテンツ提供者が意図した通りの機能制限を実現することができるようになっている。特に、上に例示したように、初回再生時機能制限情報には、再生開始の機能を有効にし、その他3つの再生関連機能を無効に設定すべきことを指定すると共に、反復再生時機能制限情報には、4つの再生関連機能の全てを無効に設定すべきことを指定してある場合には、それによって、リスニング試験を実施する際に、受験者が、そのリスニング試験の設問を1回だけしか再生できないようにすることができる。
図3のステップ312、318、及び320のいずれかの処理が完了したならば、その時点で、プレーヤ10の再生関連機能の有効・無効の設定は完了しており、即ち、それら機能の有効・無効が、挿入されている外部記録媒体12に記録されているコンテンツの提供者の意図に従って設定されている。この後、処理の流れは、それらステップ312、318、及び320のいずれからも、図4のステップ322へ進み、このステップ322をループしながら、有効な機能に対応したキーが操作されるのを待つ。無効に設定された機能に対応したキーが操作されても、処理の流れはこのステップ322をループし続けるため、無効に設定された機能は実行されない。
ステップ322をループしている間に有効な機能に対応したキーが操作されたならば、処理の流れはステップ324へ進み、そこでは、操作されたキーが再生開始キーか否かを判断する。もしそれが再生開始キーであったならば、コンテンツ再生部30に外部記録媒体12のコンテンツ(この場合は、リスニング試験の設問)の再生を実行させる(ステップ328)。これに続いて、処理の流れはステップ330及び331をループしながら、再生開始以外の有効な機能に対応したキーが操作されるか、または外部記録媒体12の終端に達するかの、いずれかのイベントが発生するのを待つ。そして、再生開始以外の有効な機能に対応したキーが操作されたならば(ステップ330)、再生を停止した上で(ステップ332)、当該外部記録媒体12の媒体識別情報が、外部記録媒体再生履歴記録情報のリストに登載されているかを調べる(ステップ333)。もし、その媒体識別情報がリストに登載されていなかったならば、当該媒体識別情報をリストに登載した上で(ステップ334)、ステップ324へループして戻る。一方、当該媒体識別情報がリストに登載されていたならば、処理の流れはステップ333から直接、ステップ324へループして戻る。
また、ステップ330及び331をループしているうちに、外部記録媒体12の終端に達したならば(ステップ331)、再生を停止した上で(ステップ335)、その外部記録媒体12の媒体識別情報が、外部記録媒体再生履歴記録情報のリストに登載されているかを調べる(ステップ336)。もし、当該媒体識別情報がリストに登載されていなかったならば、当該媒体識別情報をリストに登載した上で(ステップ337)、ステップ324へループして戻る。一方、当該媒体識別情報がリストに登載されていたならば、処理の流れはステップ336から直接、ステップ324へループして戻る。
以上のステップ333及び336において、媒体識別情報を外部記録媒体再生履歴記録情報のリストに登載する際には、先に説明したように、リストが有効である、リスト登載有効期限を併せて記録する。処理の流れが、それらステップ333ないし336へ進むのは、直前に実行されていた再生動作が「初回再生」であった場合であり、従って、初回再生の実行後に、媒体識別情報がリストに登され、リストが有効である、リスト登載有効期限が併せて記録される。これに対して「反復再生」の実行後には、外部記録媒体再生履歴記録情報の変更は行われない。
一方、ステップ324において、操作されたキーが再生開始キーではないと判断された場合には、続いてステップ338で、操作されたキーが早送りキーか否かを判断する。もしそれが早送りキーであったならば、早送りを開始する(ステップ340)。これに続いて、ステップ342及び344をループしながら、早送り以外の有効な機能に対応したキーが操作されるか、または外部記録媒体12の終端に達するかの、いずれかのイベントが発生するのを待つ。早送り以外の有効な機能に対応したキーが操作されたならば(ステップ342)、早送りを停止した上で(ステップ346)、ステップ324へループして戻る。また、外部記録媒体12の終端に達したならば(ステップ344)、早送りを停止した上で(ステップ348)、ステップ322へループして戻る。
一方、ステップ338において、操作されたキーが早送りキーではないと判断された場合には、続いてステップ350で、操作されたキーが巻き戻しキーか否かを判断する。もしそれが巻き戻しキーであったならば、巻き戻しを開始する(ステップ352)。これに続いて、ステップ354及び356をループしながら、巻き戻し以外の有効な機能に対応したキーが操作されるか、または外部記録媒体12の先頭に達するかの、いずれかのイベントが発生するのを待つ。巻き戻し以外の有効な機能に対応したキーが操作されたならば(ステップ354)、巻き戻しを停止した上で(ステップ358)、ステップ324へループして戻る。また、外部記録媒体12の先頭に達したならば(ステップ356)、巻き戻しを停止した上で(ステップ360)、ステップ322へループして戻る。
更に、ステップ350において、操作されたキーが巻き戻しキーではないと判断された場合には、続いてステップ362で、操作されたキーが電源キーか否かを判断する。もしそれが電源キーであったならば、電源をオフにすることによって(ステップ364)動作が終了する。一方、それが電源キーではないと判断されたならば、処理の流れはステップ322へループして戻る。
以上に説明した携帯型オーディオプレーヤ10を使用して、リスニング試験の設問を含む外国語の筆記試験を実施する場合に、試験者の側では、各受験者にプレーヤ10を予め購入させて所持させておけば、試験時にはリスニング試験の設問と機能制限情報とを記録した外部記録媒体12を各受験者に配布するだけでよいため、プレーヤの貸与及び回収の面倒がなくなる。一方、受験者は、一度購入すれば、その購入したプレーヤを次回の受験機会にも使用することができ、しかも、機能制限情報が記録されていない通常の外部記録媒体を使用する限り、そのプレーヤの全ての機能を利用できるため、試験目的以外の通常使用も可能であり、無駄のない資源活用が図れる。
また、試験会場において、各受験者は、みずからがリスニング試験の設問に取りかかる際に、プレーヤ10の再生開始キーを操作して設問の再生を開始すればよく、再生した設問はイヤホン31で聴取することができるため、試験会場の座席位置によって設問の聞き取り易さが異なるという問題が生じることがない。そして、そのとき、再生関連機能のうち、停止、早送り、巻き戻しの機能はいずれも無効に設定されているため、設問を再生できるのは1回だけに限定され、試験者の側の意図に沿ってリスニング試験が行われる。また、試験実施中に、プレーヤ10の電源をオフにしたり、外部記録媒体12を抜き取ったりしても、それによって機能の有効・無効の設定がリセットされることはなく、受験者が反復して再生しようとしても、それは不可能である。そして、試験が終了して、初回再生時から所定の時間が経過した後には、電源を入れ直すか、或いは、外部記録媒体を挿入し直すことによって、機能の有効・無効の設定がリセットされ、通常の使用が可能になる。
以上に説明した実施の形態に対しては、様々な変更を加えることができ、それら変更を加えたものも本発明の範囲に包含される。例えば、リスニング試験の設問の作成者の意図として、所定回数までであれば、受験者が設問を反復して再生しても構わないということであるならば、機能制限情報にその所定回数を指定すると共に、外部記録媒体再生履歴記録情報に、「初回再生」以後、その外部記録媒体12の再生が何回行われているかを、その外部記録媒体12の媒体識別情報と共に維持するようにし、そして、それら情報に基づいて機能制限部36が機能の無効・有効を設定するようにしておけばよい。また、本発明を適用するオーディオプレーヤが、語学学習の便を図るための再生速度可変機能を備えたものである場合には、機能制限情報に、リスニング試験の設問の際にはその機能を無効に設定するよう指定しておけば、リスニング試験の目的を好適に達成することができる。
本発明は、以上に例示した以外の数多くの用途に使用可能であり、例えば、音楽コンテンツを外部記録媒体に記録して提供する場合に、機能制限情報にその音楽コンテンツの最大可能再生回数を指定しておき、一方、外部記録媒体再生履歴記録情報には、その音楽コンテンツの累積再生回数を記録するようにしておけば、音楽コンテンツの提供者の側で、最大再生回数を制限することが可能である。本発明は更に、オーディオコンテンツを再生するコンテンツ再生装置に限られるものではなく、ビデオコンテンツを再生するコンテンツ再生装置にも適用可能であり、更に、その他の種類のコンテンツ再生装置にも適用可能である。
本発明の実施の形態に係るコンテンツ再生装置である携帯型オーディオプレーヤ10の正面図である。 図1の携帯型オーディオプレーヤの内部構成を示したブロック図である。 図1及び図2に示した携帯型オーディオプレーヤにおいて機能制限がどのようにして実行されるかを示したフローチャートの一部を示した図である。 図1及び図2に示した携帯型オーディオプレーヤにおいて機能制限がどのようにして実行されるかを示したフローチャートの一部であって、図3に示した部分に続く部分を示した図である。
符号の説明
10……携帯型オーディオプレーヤ、12……外部記録媒体、14……電源キー、16……再生キー、18……停止キー、20……早送りキー、22……巻き戻しキー、24……外部記録媒体挿入部、26……外部記録媒体挿入検出部、28……キー操作検出部、30……コンテンツ再生部、32……外部記録媒体再生履歴記録部、34……機能制限情報読出部、36……機能制限部。

Claims (15)

  1. コンテンツ再生装置であって、
    外部記録媒体を挿入する外部記録媒体挿入部と、
    前記外部記録媒体挿入部に前記外部記録媒体が挿入されているか否かを検出する外部記録媒体挿入検出部と、
    前記外部記録媒体に対して、コンテンツ提供者により記録された機能制限情報の検索を行い、前記外部記録媒体に機能制限情報が記録されていた場合、前記外部記録媒体から当該機能制限情報を読出す機能制限情報読出部と、
    前記外部記録媒体から、該外部記録媒体を一意に識別するための媒体識別情報を読出し、前記外部記録媒体に記録されているコンテンツデータを再生したか否かを示す、再生実行履歴情報を、前記外部記録媒体の媒体識別情報と共に、前記コンテンツ再生装置内の記憶装置に、外部記録媒体再生実行履歴記録情報として記録する外部記録媒体再生履歴記録部と、
    前記機能制限情報と、前記外部記録媒体再生実行履歴記録情報とに基づいて、前記コンテンツ再生装置が有する複数の機能のうち少なくとも1つを無効に設定する機能制限部と、
    を備えたことを特徴とするコンテンツ再生装置。
  2. 前記外部記録媒体再生履歴記録部は、前記外部記録媒体に、前記媒体識別情報が未記録である場合、前記媒体識別情報を書き込む、
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  3. 前記外部記録媒体再生履歴記録部が不揮発性メモリを含む、
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  4. 前記コンテンツ再生装置が携帯型オーディオプレーヤであり、
    前記コンテンツデータがオーディオコンテンツデータである、
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  5. 前記複数の機能が、少なくとも、再生開始、停止、早送り、および巻き戻しの機能のいずれかを含む、
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  6. 前記コンテンツ再生装置が携帯型オーディオプレーヤであり、
    前記コンテンツデータがオーディオコンテンツデータであり、
    前記複数の機能が、少なくとも再生開始、停止、早送り、および巻き戻しの機能のいずれかを含む、
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  7. 前記外部記録媒体が半導体メモリから成ることを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  8. 前記機能制御部は、前記コンテンツデータの初回再生時には当該の初回再生時機能制限情報に指定された機能を無効に設定し、前記コンテンツデータの反復再生時には当該の反復再生時機能制限情報に指定された機能を無効に設定する、
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  9. 前記機能制限情報は、前記コンテンツの初回再生時に制限すべき機能を指定した初回再生時機能制限情報と、コンテンツの反復再生時に制限すべき機能を指定した反復再生時機能制限情報とを含む
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  10. 前記機能制限情報は、前記コンテンツの初回再生時に制限すべき機能を指定した初回再生時機能制限情報と、コンテンツの反復再生時に制限すべき機能を指定した反復再生時機能制限情報とを含み
    前記機能制御部は、前記コンテンツデータの初回再生時には前記初回再生時機能制限情報に指定された機能を無効に設定し、前記コンテンツデータの反復再生時には前記反復再生時機能制限情報に指定された機能を無効に設定する、
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  11. 前記外部記録媒体再生履歴記録部は、前記コンテンツ再生時に、前記媒体識別情報が前記外部記録媒体再生記録のリストに登載されているか否かを調べ、該リストに登載されていなかった場合には、前記媒体識別情報を該リストに登載するとともに、当該再生時を、コンテンツの初回再生時と定義し該リストに登載されていた場合には、当該再生時を、コンテンツの反復再生時と定義し、
    前記機能制限情報は、コンテンツの初回再生時に制限すべき機能を指定した初回再生時機能制限情報と、コンテンツの反復再生時に制限すべき機能を指定した反復再生時機能制限情報とを含み、
    前記機能制御部は、前記コンテンツデータの初回再生時には前記初回再生時機能制限情報に指定された機能を無効に設定し、前記コンテンツデータの反復再生時には前記反復再生時機能制限情報に指定された機能を無効に設定する、
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  12. 前記機能制限情報は、機能の一部無効に設定することを維持すべき時間を指定した機能制限期間情報を含んでおり、
    前記外部記録媒体再生履歴記録部は、前記機能制限期間情報に指定された時間に亘って前記外部記録媒体再生履歴記録に媒体識別情報を維持、前記機能制御部が行った機能の一部無効に設定することが、前記機能制限期間情報に指定された時間に亘って維持させる
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  13. 前記機能制限情報は、コンテンツの初回再生時に制限すべき機能として、少なくとも停止、早送り、および巻き戻しを指定した初回再生時機能制限情報と、コンテンツの反復再生時に制限すべき機能として、少なくとも再生開始、停止、早送り、および巻き戻しを指定した反復再生時機能制限情報とを含んでおり、
    前記機能制御部は、前記コンテンツデータの初回再生時には前記初回再生時機能制限情報に指定された機能を無効に設定し、前記コンテンツデータの反復再生時には前記反復再生時機能制限情報に指定された機能を無効に設定する、
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  14. 前記機能制限情報は、機能の一部無効に設定することを維持すべき時間を指定した機能制限期間情報を含み
    前記外部記録媒体再生履歴記録部は、前記機能制限期間情報に指定された時間に亘って前記外部記録媒体再生履歴記録に、媒体識別情報を維持することにより、前記機能制御部が行った機能の一部無効に設定することが、前記機能制限期間情報に指定された間に亘って維持されるようにした、
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  15. 前記機能制限情報は、前記コンテンツの最大可能再生回数を含み
    前記外部記録媒体再生履歴記録部は、前記外部記録媒体再生履歴記録に前記コンテンツの累積再生回数を記録することにより、前記コンテンツの再生回数、前記機能制限情報を用いて指定した最大可能再生回数に制限した
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
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