JP4589827B2 - 吸気ダクト - Google Patents
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Description
アクセルの開度調整操作により回転数が制御されるエンジンの空気取込部に接続され、ダクト本体の内部に画成された空気流通路の空気流通面積を、前記エンジンの回転数に応じて増減変化させるようにした吸気ダクトにおいて、
前記空気流通路の所要部位に形成された空気流通口と、
前記空気流通口の下流側に配設されて空気流通方向に沿ったスライド移動が可能であり、前記空気流通口を指向した側が略コーン形状に膨出したバルブ体と、
前記バルブ体と前記ダクト本体との間に配設され、常には該バルブ体を前記空気流通口側へ弾力付勢する付勢部材と、
前記アクセルとバルブ体とを連繋するアクセル連繋機構とを備え、
前記アクセル連繋機構は、前記アクセルの開度を増加させる際に、この操作に追従して該バルブ体を前記空気流通口から離間移動すると共に、前記アクセルの開度を減少させる際に、該アクセルと前記バルブ体との連繋を解除し、エンジンの回転駆動によって取込まれる外部空気の圧力と前記付勢手段の付勢力とのバランス関係に基づいて、前記バルブ体の前記空気流通口側への移動を許容するよう構成されることを特徴とする。
前記アクセルに連動するように設けられ、該アクセルの開度の増加により前記空気流通口から離間移動すると共に、アクセルの開度の減少により該空気流通口側へ移動する係合部と、
前記バルブ体において前記係合部が前記空気流通口から離間移動する側に設けられ、空気流通口から離間移動する係合部に係合する一方、空気流通口側へ向けて移動する係合部から離間可能である係脱部とを備えることを要旨とする。
従って、請求項2に係る発明によれば、アクセル連繋機構を、アクセルの側に連繋した係合部とバルブ体の側に設けた係脱部との係脱構造としたため、簡単な構造および少ない部品点数により、アクセルの開度調整操作に基づくバルブ体の一方向制御が実現できる。
前記アクセルの開度を増加させる際には、前記揺動フォークが前記フォーク係脱部へ当接し、
前記アクセルの開度を減少させる際には、前記揺動フォークが前記フォーク係脱部から離間可能とされることを要旨とする。
前記アクセルの開度を増加させる際には、前記スライダが前記ガイド溝における前記係脱部としての一端部に係合して移動規制され、
前記アクセルの開度を減少させる際には、前記スライダが前記ガイド溝に沿って移動することを要旨とする。
従って、請求項5に係る発明によれば、バルブ体の復帰動作は、取込まれた外部空気の圧力と圧縮スプリングの付勢力とのバランス関係に基づいて行なわれるため、別途のバルブ移動機構等を特に必要とせず、全体がコンパクトになると共に製品コストが嵩むことが防止される。
従って、請求項6に係る発明によれば、エンジンの回転数および出力が直線的に増加するようになり、理想的なエンジン出力特性を得ることができる。
図4は、第1実施例に係る吸気ダクトの外観形状を示した概略斜視図、図1は、図4のI−I線断面図であって、アクセルの非操作時における吸気ダクトの内部状態を示し、図2は、図1のII−II線断面図、図3は、図1のIII−III線断面図、図5は、吸気ダクトの主要部分を一部破断して示した部分斜視図である。また図6は、アクセルの開度を増加させた際の状態を示した吸気ダクトの断面図、図7は、アクセルの開度を減少させた際の状態を示した吸気ダクトの断面図である。
図9は、第2実施例に係る吸気ダクトDを、アクセルの非操作時の状態で示した断面図、図10は、アクセル連繋機構の構造を概略的に示した説明断面図、図11は、アクセルの開度を増加させた際の状態を示した吸気ダクトの断面図、図12は、アクセルの開度を減少させた際の状態を示した吸気ダクトの断面図である。この第2実施例の吸気ダクトDは、第1実施例の吸気ダクトDに対してアクセル連繋機構の構成を変更したもので、それ以外は基本的に同じである。従って、変更のない部分は同一符号を付して説明を省略し、変更となったアクセル連繋機構90についてのみ説明する。
図13は、前述した第1実施例の吸気ダクトDを基本として、エンジンEGの騒音低減構造を装備した別形態の吸気ダクトDを例示した断面図である。この吸気ダクトDは、空気流通路54の外側に、ダクト本体30に開設した複数の連通口112を介して該空気流通路54と空間的に連通して共鳴室として機能する空間110を画成すると共に、前述した各連通口112を開閉するシャッター部材114をバルブ体60の外側に設けてある。このような吸気ダクトDは、アクセルACの開度調整操作および圧縮スプリング66の付勢力を元にした前述のバルブ体60のスライド移動に伴い、空気流通口56の空気流通面積Sを増減変化させると共に連通口112の連通面積を増減変化させ、エンジンEGの回転駆動に必要な空気の取込みを確保すると共に該エンジンEGから発生するエンジン騒音の低減を図り得るようになっている。この別形態の吸気ダクトDでも、アクセルACの側に連繋した揺動フォーク78とバルブ体60の側に設けたストッパー64との係脱構造をなすアクセル連繋機構70を採用したことにより、アクセルACの開度調整操作に基づくバルブ体60の一方向制御が好適に実現され、前述した第1実施例の吸気ダクトDと同等の作用効果が得られる。
64 ストッパー(フォーク係脱部(係脱部)),66 圧縮スプリング(付勢部材),
70 アクセル連繋機構,78 揺動フォーク(係合部),90 アクセル連繋機構,
98 スライダ(係合部),100 ガイド溝,100a 後端部(一端部(係脱部)),
AC アクセル,EG エンジン,S 空気流通面積
Claims (6)
- アクセル(AC)の開度調整操作により回転数が制御されるエンジン(EG)の空気取込部に接続され、ダクト本体(30)の内部に画成された空気流通路(54)の空気流通面積(S)を、前記エンジン(EG)の回転数に応じて増減変化させるようにした吸気ダクトにおいて、
前記空気流通路(54)の所要部位に形成された空気流通口(56)と、
前記空気流通口(56)の下流側に配設されて空気流通方向に沿ったスライド移動が可能であり、前記空気流通口(56)を指向した側が略コーン形状に膨出したバルブ体(60)と、
前記バルブ体(60)と前記ダクト本体(30)との間に配設され、常には該バルブ体(60)を前記空気流通口(56)側へ弾力付勢する付勢部材(66)と、
前記アクセル(AC)とバルブ体(60)とを連繋するアクセル連繋機構(70/90)とを備え、
前記アクセル連繋機構(70/90)は、前記アクセル(AC)の開度を増加させる際に、この操作に追従して該バルブ体(60)を前記空気流通口(56)から離間移動すると共に、前記アクセル(AC)の開度を減少させる際に、該アクセル(AC)と前記バルブ体(60)との連繋を解除し、エンジン(EG)の回転駆動によって取込まれる外部空気の圧力と前記付勢手段(66)の付勢力とのバランス関係に基づいて、前記バルブ体(60)の前記空気流通口(56)側への移動を許容するよう構成される
ことを特徴とする吸気ダクト。 - 前記アクセル連繋機構(70/90)は、
前記アクセル(AC)に連動するように設けられ、該アクセル(AC)の開度の増加により前記空気流通口(56)から離間移動すると共に、アクセル(AC)の開度の減少により該空気流通口(56)側へ移動する係合部(78,98)と、
前記バルブ体(60)において前記係合部(78,98)が前記空気流通口(56)から離間移動する側に設けられ、空気流通口(56)から離間移動する係合部(78,98)に係合する一方、空気流通口(56)側へ向けて移動する係合部(78,98)から離間可能である係脱部(64,100a)とを備える請求項1記載の吸気ダクト。 - 前記アクセル連繋機構(70)は、前記アクセル(AC)の側に連繋させた前記係合部としての揺動フォーク(78)と、前記バルブ体(60)の側に設けた前記係脱部としてのフォーク係脱部(64)とを有し、
前記アクセル(AC)の開度を増加させる際には、前記揺動フォーク(78)が前記フォーク係脱部(64)へ当接し、
前記アクセル(AC)の開度を減少させる際には、前記揺動フォーク(78)が前記フォーク係脱部(64)から離間可能とされる請求項2記載の吸気ダクト。 - 前記アクセル連繋機構(90)は、前記アクセル(AC)の側に連繋させた前記係合部としてのスライダ(98)と、前記バルブ体(60)の側に設けられて前記スライダ(98)のスライド移動を許容する所要長のガイド溝(100)とを有し、
前記アクセル(AC)の開度を増加させる際には、前記スライダ(98)が前記ガイド溝(100)における前記係脱部としての一端部(100a)に係合して移動規制され、
前記アクセル(AC)の開度を減少させる際には、前記スライダ(98)が前記ガイド溝(100)に沿って移動する請求項2記載の吸気ダクト。 - 前記付勢部材(66)の付勢力は、前記アクセル(AC)の非操作時に、前記空気流通口(56)へ最接近した位置に前記バルブ体(60)を停止保持させ得る大きさに設定される請求項1〜4の何れか一項に記載の吸気ダクト。
- 前記バルブ体(60)のスライド移動量と、これに伴う前記空気流通口(56)の空気流通面積(S)の増減量とが、略比例関係となるよう設定された請求項1〜5の何れか一項に記載の吸気ダクト。
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