JP2008025346A - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】仕切板の下面に付着する燃料を抑制して、燃焼効率の向上とエミッションの改善を図った吸気装置を提供する。
【解決手段】吸気管3内に長手方向に沿って仕切板4を設けて内部を第1吸気通路5と第2吸気通路6とに分割すると共に、前記第2吸気通路を開閉する吸気制御弁20を備えている内燃機関の吸気装置1Aにおいて、吸気制御弁10aが第2吸気通路6を閉鎖したときに、第1吸気通路5を通過した吸気の一部が第2吸気通路6側の仕切板4に沿って逆流し、再び第1吸気通路5へ流入して循環することを抑制するように、仕切板4及び吸気制御弁10aが形成してある。
【選択図】 図1
【解決手段】吸気管3内に長手方向に沿って仕切板4を設けて内部を第1吸気通路5と第2吸気通路6とに分割すると共に、前記第2吸気通路を開閉する吸気制御弁20を備えている内燃機関の吸気装置1Aにおいて、吸気制御弁10aが第2吸気通路6を閉鎖したときに、第1吸気通路5を通過した吸気の一部が第2吸気通路6側の仕切板4に沿って逆流し、再び第1吸気通路5へ流入して循環することを抑制するように、仕切板4及び吸気制御弁10aが形成してある。
【選択図】 図1
Description
本発明は、吸気管内に仕切板を配置して吸気流を制御する内燃機関の吸気装置に関する。
吸気管(吸気ポートとも称される)内に強いタンブル流を発生させる構造を備える吸気装置が従来から複数提案されている。例えば、特許文献1は吸気管の内部に長手方向に沿った仕切板(仕切壁、隔壁等とも称される)を配置して、上側の第1通路と下側の第2通路とに分割すると共に、仕切板の上流側に支軸を中心に回動する板状の弁体を2枚設けて吸気管の一部を開閉する構造を開示している。内燃機関にこのような構造を採用すると吸気管の開口率を調整できるのでタンブル流を強化して希薄混合気の安定な燃焼を図ることができる。
上記特許文献1で開示する吸気装置は、タンブル通路側に燃料が噴射されており、仕切板を通った後の吸気流は燃料を含んで燃焼室へと流れ込む。図5(A)は、このときの吸気装置100の様子を模式的に示している。吸気装置100は吸気管103の内部が仕切板104によって、タンブル通路105と制御通路106とに分割されている。図5(A)は吸気流制御弁110を回動させて制御通路106側を閉じてタンブル通路105に強いタンブル流を発生させた状態を示している。このような状態が形成されたときには仕切板104を通った後の吸気流の一部が下端で強い渦流ECとなる場合がある。この渦流ECによって吸気流の一部が制御通路106を逆流し、仕切板104と吸気制御弁110との間を通過して、仕切板104周囲を循環する。この循環の過程で、仕切板104の下面に燃料FUが液滴状に付着する。また、気筒上部の吸気バルブ(不図示)が開いたときの吹返しにより仕切板104の下面に燃料FUが付着してしまう場合がある。
逆流した或いは吹き返された燃料FUは、仕切板104の下面や周部のくぼみ部分に滞留する。このように噴射燃料が制御通路106側に滞留した状態で吸気流制御弁110が開(特に全開)に切換わると、図5(B)で示すように液滴状の燃料FUが燃焼室内に一気に流れ込むことになるので空燃比(A/F)が急激にリッチになってしまう。この変化は突発的であるため空燃比の制御を行うことが極めて困難である。そのために内燃機関の燃焼効率が低下すると共にエミッションを悪化させてしまう。
したがって、本発明の目的は、燃焼効率の向上とエミッションの改善を図ることができる吸気装置を提供することである。
上記目的は、吸気管内に長手方向に沿って仕切板を設けて内部を第1吸気通路と第2吸気通路とに分割すると共に、前記第2吸気通路を開閉する吸気制御弁を備えている内燃機関の吸気装置において、前記吸気制御弁が前記第2吸気通路を閉鎖したときに、前記第1吸気通路を通過した吸気の一部が前記第2吸気通路側の仕切板に沿って逆流し、再び前記第1吸気通路へ流入して循環することを抑制するように、前記仕切板及び前記吸気制御弁が形成してある、ことを特徴とする内燃機関の吸気装置によって達成できる。
本発明により、仕切板周囲で吸気流が循環することを抑制できるので、仕切板の下面に付着する燃料を抑制して、燃焼効率の向上とエミッションの改善を図ることができる。
また、上記構成において、前記仕切板は、上流側の先端部に突起を有し、前記吸気制御弁は、前記第2吸気通路を閉鎖したときに、前記仕切板の突起に対応する切欠を弁先部に有する、構成を採用できる。
この構成により、仕切板の突起と吸気制御弁の切欠とが対応するので、第2吸気通路側の仕切板に沿って逆流した吸気が、再び前記第1吸気通路へ流入することを防止できる。従って、仕切板周囲で吸気流が循環することを抑制できる。
また、上記構成において、前記仕切板は、上流側の先端部に突起を有し、前記吸気制御弁は、前記第2吸気通路を閉鎖したときに、前記仕切板の突起の形状に対応する切欠を弁先部に有すると共に、燃焼室に向かう吸気の一部が、前記切欠と前記仕切板との間を通過して前記第2吸気通路に流れるように設定してある、構成を採用できる。
この構成により、燃焼室に向かう吸気の一部が、前記切欠と前記仕切板との間を通過して前記第2吸気通路に流れるので、第1吸気通路を通過した吸気の一部が第2吸気通路側の仕切板に沿って逆流することがない。従って、仕切板周囲で吸気流が循環することを抑制できる。
また、上記構成において、前記吸気制御弁は、前記第2吸気通路を閉鎖したときに、前記弁先部が前記仕切板よりも低い位置にくるように設定してある、構成を採用できる。
この構成により、燃焼室に向かう吸気の一部が、スムーズに前記切欠と前記仕切板との間を通過して前記第2吸気通路に流れるので、第1吸気通路を通過した吸気の一部が第2吸気通路側の仕切板に沿って逆流することがない。
この構成により、燃焼室に向かう吸気の一部が、スムーズに前記切欠と前記仕切板との間を通過して前記第2吸気通路に流れるので、第1吸気通路を通過した吸気の一部が第2吸気通路側の仕切板に沿って逆流することがない。
また、上記構成において、前記吸気制御弁は、前記第2吸気通路を閉鎖したときに、前記弁先部が前記仕切板と略平行となるように設定してある、構成を採用できる。
この構成により、燃焼室に向かう吸気の一部が、スムーズに前記切欠と前記仕切板との間を通過して前記第2吸気通路に流れるので、第1吸気通路を通過した吸気の一部が第2吸気通路側の仕切板に沿って逆流することがない。
この構成により、燃焼室に向かう吸気の一部が、スムーズに前記切欠と前記仕切板との間を通過して前記第2吸気通路に流れるので、第1吸気通路を通過した吸気の一部が第2吸気通路側の仕切板に沿って逆流することがない。
また、上記構成において、前記吸気制御弁は、前記第2吸気通路を閉鎖したときに、燃焼室に向かう吸気の一部を前記仕切板の前記第2吸気通路側に流す穴が形成されている、構成を採用できる。
この構成によっても、燃焼室に向かう吸気の一部が前記第2吸気通路に流れるので、第1吸気通路を通過した吸気の一部が第2吸気通路側の仕切板に沿って逆流することがない。
本発明によれば、燃焼効率の向上とエミッションの改善を図ることができる吸気装置を提供できる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係る内燃機関の吸気装置について説明する。
図1は、実施例1に係る吸気装置1Aについて示した図である。図1(A)は吸気装置1Aの全体構成を示した図である。吸気装置1Aは、不図示の内燃機関の気筒側とインテークマニホルドとを接続する部分に配設されている。図1(A)で下側の端部2が吸気装置1Aの気筒側となる。吸気流GSは図示のようにインテークマニホルド側から気筒に向って流れている。なお、一般に吸気装置の吸気管は内燃機関のシリンダヘッド内に形成される場合が多いが、本発明に係る吸気装置はこのような形態に限らない。吸気管はインテークマニホルドの一部、或いは独立した配管として存在する形態であってもよい。以下で示す実施例は吸気管を設ける場所を特に限定することなく説明する。
吸気管3の内部には仕切板4が長手方向に沿って配置されている。この仕切板4により吸気管3の内部が第1吸気通路5と第2吸気通路6とに分割されている。第1吸気通路5の上部にはインジェクタ取付部7が外側に突出するように形成されており、この取付部7に差し込まれたインジェクタ8の先端部8aから燃料FUが吸気管3内に噴射される。よって、これ以降の吸気流GSは燃料を含んだ混合気となる。
仕切板4の上流側(インテークマニホルド側)には吸気制御弁10が配置されている。この吸気制御弁10aは上流側の端部に支軸15を備えている。吸気制御弁10は、この支軸15を中心として回動する。
また、支軸15にはアクチュエータ17からの回転力が伝達されている。アクチュエータ17はECU(Electronic Control Unit:電子制御装置)18によって駆動が制御されている。このECU18は図示しない内燃機関を制御するECUと兼用してもよい。この場合には、内燃機関の状態に応じてアクチュエータ17を制御して吸気制御弁10を所望の位置に移動させることができる。
吸気制御弁10aは、図1(A)で示すように第2吸気通路6側を閉じて第1吸気通路5側だけを開いた状態を形成すると、全開状態の場合よりも第1吸気通路5内に強いタンブル流を形成することができる。なお、この図1(A)で示している第2吸気通路6を閉鎖する状態を半開状態と称し、吸気制御弁10aが回動して吸気管3の壁面と平行となり第1吸気通路5及び第2吸気通路6を開いた状態を全開状態と称する。また、この吸気装置1Aでは、第1吸気通路5がタンブル通路で、第2吸気通路6が制御通路となる。尚、図1(A)の右側には、上流側から吸気管3内を見たときの吸気制御弁10aの状態を合わせて図示している。
また、吸気制御弁10aは半開状態からさらに第1吸気通路5を閉じる全閉状態に移行できるように構成されている。また、吸気制御弁10aの弁先部には、凹状に切欠11aが形成されている。全閉状態においては、切欠11aと吸気管3の内壁とにより吸気流が通過する面積が更に絞り込まれる。これにより、半開状態よりも更に強いダンブル流を生成することができる。
尚、吸気管3には、外側へと出するように窪み部9が形成されている。吸気制御弁10が全開位置Pにある場合には、これを窪み部9に収納することで吸気流GSをスムーズに下流へ流すことができる。
吸気制御弁10aが第2吸気通路6を閉鎖したときに、第1吸気通路5を通過した吸気の一部が第2吸気通路6側の仕切板4に沿って逆流し、再び第1吸気通路5へ流入して循環することを抑制するように、仕切板4及び吸気制御弁10aが形成してある。詳細は以下に述べる。
図1(B)は、半開状態における吸気制御弁10aと仕切板4との構成を示した斜視図である。仕切板4は、その上流側の先端部に、上流に向けて突出した突起4aを有している。吸気制御弁10aの切欠11aは、半開状態においてこの突起4aに係合するように形成されている。この切欠11aと突起4aとの係合により、吸気制御弁10aと仕切板4との隙間が小さく形成される。これにより、仕切板4の下面に沿って逆流した吸気が、吸気制御弁10aと仕切板4との隙間を通過して再び第1吸気通路5に流入することを抑制できる。従って、半開状態において、第1吸気通路5を通過した吸気の一部が第2吸気通路6側の仕切板4に沿って逆流し、再び第1吸気通路5へ流入して循環することを抑制できる。
以上により、仕切板4周囲で吸気流が循環することを抑制できるので、仕切板4の下面に燃料FUが付着すること、及び窪み部9に燃料が滞留することを抑制できる。即ち、第2吸気通路側6に燃料が滞留することを抑制できる。滞留した燃料が突発的に流れ込むという事態の発生を予防できるので、内燃機関の燃焼効率の向上及びエミッションの改善を図ることができる。また、本吸気装置1AによりA/Fの安定化が図られるので、内燃機関のトルク変動を抑制して安定した出力を得ることができる。
尚、吸気制御弁10aが半開状態を介して全開状態及び全閉状態への移行できるようにするために、半開状態において吸気制御弁10aと切欠11aとの間には僅かにスペースが確保されている。
次に、実施例2に係る吸気装置について図2を参照して説明する。尚、実施例2に係る吸気装置について、実施例1に係る吸気装置1Aと同一の部分には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
図2は、実施例2に係る吸気装置1Bについて示した図である。
吸気制御弁10bは、半開状態において、仕切板の先端部と吸気制御弁10bの弁先との間に、所定の隙間が開くように配置されている。この隙間は、実施例1に係る吸気装置1Aよりも大きく設けられている。このため、燃焼室に向かう吸気流は、吸気制御弁10bの上面に沿って第1吸気通路5側に流れる吸気流GSと、仕切板4と切欠11bとの間を通過して第2吸気通路6側の仕切板4に沿って流れる吸気流CGSとに分かれる。吸気流CGSが、第2吸気通路6に流れるので、第1吸気通路5を通過した吸気流GSの一部が旋回して第2吸気通路側6の仕切板4に沿って逆流することを抑制できる。これにより、仕切板4周囲で吸気が循環することを抑制できる。従って、仕切板4の下面に燃料FUが付着すること、及び窪み部9に燃料が滞留することを抑制できるので、実施例2に係る吸気装置1Bについても、実施例1に係る吸気装置1Aと同様の効果を有する。
吸気制御弁10bは、半開状態において、仕切板の先端部と吸気制御弁10bの弁先との間に、所定の隙間が開くように配置されている。この隙間は、実施例1に係る吸気装置1Aよりも大きく設けられている。このため、燃焼室に向かう吸気流は、吸気制御弁10bの上面に沿って第1吸気通路5側に流れる吸気流GSと、仕切板4と切欠11bとの間を通過して第2吸気通路6側の仕切板4に沿って流れる吸気流CGSとに分かれる。吸気流CGSが、第2吸気通路6に流れるので、第1吸気通路5を通過した吸気流GSの一部が旋回して第2吸気通路側6の仕切板4に沿って逆流することを抑制できる。これにより、仕切板4周囲で吸気が循環することを抑制できる。従って、仕切板4の下面に燃料FUが付着すること、及び窪み部9に燃料が滞留することを抑制できるので、実施例2に係る吸気装置1Bについても、実施例1に係る吸気装置1Aと同様の効果を有する。
また、半開状態において、切欠11bが仕切板4よりも低い位置にくるように設定してある。また、切欠11bを画定する面が、仕切板4の略平行となるように設定されている。これにより、切欠11bを通過する吸気流CGSが吸気管3の内壁及び仕切板4に対して略平行に流れる。これにより、吸気流CGSがスムーズに第2吸気通路6に流れる。従って、仕切板4周囲で吸気が循環することを抑制できる。
また、切欠11bは、突起4aと対応する形状に形成されている。これにより、半開状態において突起4aと切欠11bとの距離は一定となるので、仕切板4と切欠11bとの間を通過する吸気流CGSは、スムーズに第2吸気通路6に流れる。従って、仕切板4周囲で吸気が循環することを抑制できる。
(変形例)
(変形例)
次に、実施例2の変形例に係る吸気装置1Cについて図3を参照して説明する。尚、実施例2の変形例に係る吸気装置について、実施例2に係る吸気装置2Aと同一の部分には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
図3は、実施例2の変形例に係る吸気装置1Cについて示した図である。
吸気制御弁10cの弁先部には、斜めに切欠11cが形成されている。半開状態において、切欠11cが仕切板4よりも低い位置にくるように設定してあると共に、切欠11cが、仕切板4の略平行となるように設定されている。このような切欠11cであっても、仕切板4周囲で吸気が循環することを抑制できる。
吸気制御弁10cの弁先部には、斜めに切欠11cが形成されている。半開状態において、切欠11cが仕切板4よりも低い位置にくるように設定してあると共に、切欠11cが、仕切板4の略平行となるように設定されている。このような切欠11cであっても、仕切板4周囲で吸気が循環することを抑制できる。
次に、実施例3に係る吸気装置について図4を参照して説明する。尚、実施例4に係る吸気装置について、実施例1に係る吸気装置1Aと同一の部分には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
図4は、実施例3に係る吸気装置1Dについて示した図である。
図4(A)は吸気装置1Dの全体構成を示した図である。
図4(B)は、半開状態における吸気制御弁10dと仕切板4との構成を示した斜視図である。
図4(B)に示すように、吸気制御弁10dには、両側部に穴12dが形成されている。吸気制御弁10dが半開状態において、吸気流の一部がこの穴12dを通過する。穴12dを通過した吸気流CGSが、仕切板4の下面、及び第2吸気通路6側の吸気管3の内側壁に沿って流れる。また、実施例1にかかる吸気装置1Aと同様に、仕切板4と吸気制御弁10dとの隙間が小さく形成される。以上により、仕切板4周囲で吸気流が循環することを抑制できる。
図4(A)は吸気装置1Dの全体構成を示した図である。
図4(B)は、半開状態における吸気制御弁10dと仕切板4との構成を示した斜視図である。
図4(B)に示すように、吸気制御弁10dには、両側部に穴12dが形成されている。吸気制御弁10dが半開状態において、吸気流の一部がこの穴12dを通過する。穴12dを通過した吸気流CGSが、仕切板4の下面、及び第2吸気通路6側の吸気管3の内側壁に沿って流れる。また、実施例1にかかる吸気装置1Aと同様に、仕切板4と吸気制御弁10dとの隙間が小さく形成される。以上により、仕切板4周囲で吸気流が循環することを抑制できる。
また、穴12dを通過した吸気流CGSは、仕切板4の下面、及び第2吸気通路6側の吸気管3の内側壁に沿って流れるので、仕切板4の下面に燃料FUが付着することを抑制できると共に、第2吸気通路6側の吸気管3の内側壁に燃料FUが付着することも抑制できる。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1A〜1D 吸気装置
3 吸気管
4 仕切板
4a 突起
5 第1吸気通路
6 第2吸気通路
10a〜10d 吸気制御弁
11a〜11d 切欠
12d 穴
3 吸気管
4 仕切板
4a 突起
5 第1吸気通路
6 第2吸気通路
10a〜10d 吸気制御弁
11a〜11d 切欠
12d 穴
Claims (6)
- 吸気管内に長手方向に沿って仕切板を設けて内部を第1吸気通路と第2吸気通路とに分割すると共に、前記第2吸気通路を開閉する吸気制御弁を備えている内燃機関の吸気装置において、
前記吸気制御弁が前記第2吸気通路を閉鎖したときに、前記第1吸気通路を通過した吸気の一部が前記第2吸気通路側の仕切板に沿って逆流し、再び前記第1吸気通路へ流入して循環することを抑制するように、前記仕切板及び前記吸気制御弁が形成してある、ことを特徴とする内燃機関の吸気装置。 - 前記仕切板は、上流側の先端部に突起を有し、
前記吸気制御弁は、前記第2吸気通路を閉鎖したときに、前記仕切板の突起に対応する切欠を弁先部に有する、ことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の吸気装置。 - 前記仕切板は、上流側の先端部に突起を有し、
前記吸気制御弁は、前記第2吸気通路を閉鎖したときに、前記仕切板の突起の形状に対応する切欠を弁先部に有すると共に、燃焼室に向かう吸気の一部が、前記切欠と前記仕切板との間を通過して前記第2吸気通路に流れるように設定してある、ことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の吸気装置。 - 前記吸気制御弁は、前記第2吸気通路を閉鎖したときに、前記弁先部が前記仕切板よりも低い位置にくるように設定してある、ことを特徴とする請求項3に記載の内燃機関の吸気装置。
- 前記吸気制御弁は、前記第2吸気通路を閉鎖したときに、前記弁先部が前記仕切板と略平行となるように設定してある、ことを特徴とする請求項3に記載の内燃機関の吸気装置。
- 前記吸気制御弁は、前記第2吸気通路を閉鎖したときに、燃焼室に向かう吸気の一部を前記仕切板の前記第2吸気通路側に流す穴が形成されている、ことを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の吸気装置。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010133360A (ja) * | 2008-12-05 | 2010-06-17 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の吸気装置 |
JP2017025746A (ja) * | 2015-07-21 | 2017-02-02 | 富士重工業株式会社 | エンジンの吸気構造 |
JP2019178627A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の副燃焼室 |
-
2006
- 2006-07-17 JP JP2006194998A patent/JP2008025346A/ja active Pending
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