JP4588055B2 - データ配信システム及びデータ配信方法 - Google Patents

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本発明は、楽曲データや画像データなどの各種データを携帯電話などの端末装置に送信可能なデータ配信システム及びデータ配信方法に関する。
従来の音楽配信システムは、PCや携帯電話等の特定のプラットフォームでの利用を前提としており、それぞれ最適化されたビットレートでコンテンツを配信している。例えば、特許文献1には、端末機器にデータをダウンロード配信するシステムが記載されている。また、特許文献2には、低ビットレートデータを携帯電話に格納しておき、低ビットレートデータを再生する際に、同内容の高ビットレートデータの送信要求をおこなうシステムが開示されている。
特開2002−197015号公報 特開2007−13877号公報
しかしながら、従来の音楽配信システムでは、携帯電話網などの限られた通信帯域でのサービス提供を前提とするため、その通信帯域に合わせた低いビットレートでの音楽配信を実施せざるを得なかった。そのため、PC等のリッチな聴取環境では満足するクオリティを得ることができないため、同じ楽曲であるにもかかわらず、ユーザは、別途PC向けコンテンツを購入することで高クオリティのコンテンツを入手する必要があった。また、音楽配信システムで配信されるコンテンツは、複写などによる同一内容の重複した同時利用を制限するために、それぞれのDRM(著作権保護制限)やコーデック方式等により利用機器が固定されている。しかしながら、このような制限の下では、必要以上にコンテンツの汎用性が損なわれ、例えば、携帯電話とPCとの両方を一人のユーザが保有していても、携帯電話でダウンロードしたコンテンツは携帯電話でしか利用できず、また、PCでダウンロードしたコンテンツはPCでしか利用できなかった。
そこで、本発明は、ビットレートは異なるが互いに対応するデータを、関連する複数の端末装置それぞれで利用可能にしてデータの汎用性を高めると共に、関連する複数の端末装置において、ビットレートは異なるが互いに対応するデータの重複した同時利用を制限することができるデータ配信システム及びデータ配信方法を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明は、第1の端末装置と、第1の端末装置に接続された第2の端末装置と、第1の端末装置及び第2の端末装置に接続されたデータ管理システムと、を備えたデータ配信システムであって、データ管理システムは、第1の端末装置に所定の帯域幅の狭通信帯域で接続されると共に、第1の端末装置からユーザ識別コード及びコンテンツ識別コードを受け付け、そのコンテンツ識別コードに対応する所定のビットレートの低品質データを第1の端末装置に送信する低品質データ送受信手段と、狭通信帯域よりも帯域幅の大きな広通信帯域で前記第2の端末装置に接続されると共に、前記低品質データのコンテンツ識別コードに対応し、且つ低品質データよりも高いビットレートの高品質データを第2の端末装置に送信する高品質データ送受信手段と、第1の端末装置からのユーザ識別コードに対応する第1の端末装置の識別情報と、ユーザ識別情報に対応して第1の端末装置に送信された低品質データのコンテンツ識別コードと、第1の端末装置から送信された高品質データ要求情報の有無と、を記憶するデータ要求記憶手段と、を備え、第1の端末装置は、低品質データ送受信手段から送信された低品質データを記憶し、第2の端末装置は、第1の端末装置から取得した第1の端末装置の識別情報を高品質データ送受信手段に送信し、高品質データ送受信手段は、識別情報を受け付けると、データ要求記憶手段を参照し、高品質データ要求情報が有る場合にのみ、第1の端末装置に送信された低品質データのコンテンツ識別コードに対応する高品質データを第2の端末装置に送信すると共に、第1の端末装置に記憶されている低品質データを削除させる削除信号を第1の端末装置に送信するデータ交換処理を実行し、第1の端末装置は、削除信号を受け付けると低品質データを削除することを特徴とする。
本発明では、データ管理システムが、狭通信帯域で接続された第1の端末装置に対しては通信負荷の小さい低品質データを送信し、広通信帯域で接続された第2の端末装置に対しては、通信負荷は大きいが高いビットレートの高品質データを送信する。その結果として、第1の端末装置と第2の端末装置との双方に対して、それぞれの通信帯域に応じたデータの送信が可能になり、互いに対応する低品質データと高品質データとが、各端末装置でそれぞれ利用可能になってデータの汎用性を高めることができる。さらに、データ管理システムは、識別情報によって第1の端末装置と第2の端末装置とを関連付けて管理しており、第2の端末装置から第1の端末装置の識別情報を受け付けると、第2の端末装置に高品質データを送信すると共に、第1の端末装置に記憶されている低品質データを削除させる。その結果として、第1の端末装置と第2の端末装置とにおいて、低品質データと高品質データとが重複して同時に利用される状態の発生を制限できる。さらに、上記構成によれば、第1の端末装置からの高品質データ要求情報が送信済みの場合にのみ、データ交換処理が実行される。その結果として、第2の端末装置から誤って識別情報が送信された場合であっても、高品質データ要求情報が送信されていなければ低品質データの削除は行われず、データの汎用性を高めながら、第1の端末装置の利用者(ユーザ)にとっての不適切なデータ削除を避けることができる。
さらに、低品質データ及び高品質データは、楽曲データ、画像データ及び映像データの少なくとも一つであると好適である。この構成によれば、第1の端末装置では、低品質データに基づいて楽曲、画像または映像が出力され、第2の端末装置では、高品質データに基づいて楽曲、画像または映像が出力される。
さらに、データ管理システムは、第1の端末装置に送信された低品質データに対応する高品質データについて、第2の端末装置へ送信済みか否かを記憶する送信履歴記憶手段を更に有し、高品質データ送受信手段は、第2の端末装置から識別情報と再送要求情報とを受け付けると、送信履歴記憶手段を参照し、送信済みの高品質データのリストを生成して第2の端末装置に送信し、第2の端末装置は、リストを受け付けると、リストの中から高品質データを特定するための選択要求情報を第2の端末装置に送信し、高品質データ送受信手段は、選択要求情報を受け付けると、選択要求情報によって特定される高品質データを第2の端末装置に再送信すると好適である。
上記構成によれば、送信済みの高品質データのリストが第2の端末装置に送信され、第2の端末装置では、受け付けたリストに基づいて選択要求情報を高品質データ送受信手段に送信し、高品質データ送受信手段は選択要求情報に基づいて特定される高品質データを第2の端末装置に送信する。その結果として、第2の端末装置のユーザは、送信済みの高品質データのリストに基づいて高品質データの再送を受けることが可能になり、一度取得した高品質データを再度取得しようとした場合の手間が軽減され、利便性が向上する。
また、本発明は、データ管理システムによって、第1の端末装置と、第1の端末装置に接続された第2の端末装置とにデータを送信するデータ配信方法であって、データ管理システムが、第1の端末装置からユーザ識別コード及びコンテンツ識別コードを受け付けると、そのコンテンツ識別コードに対応する所定の帯域幅の狭通信帯域によって第1の端末装置に所定のビットレートの低品質データを送信する低品質データ送信ステップと、第端末装置が、データ管理システムからの低品質データを記憶する低品質データ記憶ステップと、低品質データ記憶ステップの後で、第1の端末装置が、記憶している低品質データに対応する高品質データの送信を要求する高品質データ要求情報をデータ管理システムに送信するデータ要求ステップと、データ管理システムが、第1の端末装置からの高品質データ要求情報の有無を記憶するデータ要求情報記憶ステップと、第2端末装置が、第1の端末装置から取得した第1の端末装置の識別情報をデータ管理システムに送信する識別情報送信ステップと、データ管理システムが、識別情報を受け付けると、高品質データ要求情報が有る場合にのみ、識別情報に対応して管理するユーザ識別コードから第1の端末装置に送信された低品質データのコンテンツ識別コードを取得し、そのコンテンツ識別コードに対応し、且つ低品質データよりも高いビットレートの高品質データを狭通信帯域よりも帯域幅の大きな広通信帯域によって第2の端末装置に送信すると共に、第1の端末装置に記憶されている低品質データを削除させる削除信号を第1の端末装置に送信するデータ交換ステップと、第1の端末装置が、削除信号を受け付けると低品質データを削除するステップと、を備えたことを特徴とする。
本発明では、第1の端末装置と第2の端末装置との双方に対して、それぞれの通信帯域に応じた同一内容のデータの送信が可能になり、互いに対応する低品質データと高品質データとが、各端末装置でそれぞれ利用可能になってデータの汎用性を高めることができる。さらに、第1の端末装置と第2の端末装置とにおいて、低品質データと高品質データとが重複して同時に利用される状態の発生を制限できる。さらに、この方法によれば、第2の端末装置から誤って識別情報が送信された場合であっても、高品質データ要求情報が送信されていなければ低品質データの削除は行われず、データの汎用性を高めながら、第1の端末装置のユーザにとっての不適切なデータ削除を避けることができる。
さらに、データ管理システムが、第1の端末装置に送信された低品質データに対応する高品質データについて、第2の端末装置へ送信済みか否かを記憶する送信履歴記憶ステップと、第2の端末装置が、識別情報と高品質データの再送要求情報とをデータ管理システムに送信する再送要求ステップと、データ管理システムが、識別情報と高品質データの再送要求情報とを受け付けると、送信済みの高品質データのリストを生成して第2の端末装置に送信するリスト送信ステップと、第2の端末装置が、リストを受け付けると、リストの中から高品質データを特定する選択要求情報を高品質データ送受信手段に送信する選択要求ステップと、データ管理システムが、選択要求情報を受け付けると、選択要求情報によって特定される高品質データを第2の端末装置に再送信する再送信ステップと、を更に備えると好適である。この方法によれば、第2の端末装置のユーザは、送信済みの高品質データのリストに基づいて高品質データの再送を受けることが可能になり、一度取得した高品質データを再度取得しようとした場合の手間が軽減され、利便性が向上する。
本発明によれば、ビットレートは異なるが互いに対応するデータを、関連する複数の端末装置それぞれで利用可能にしてデータの汎用性を高めると共に、関連する複数の端末装置において、ビットレートは異なるが互いに対応するデータの重複した同時利用を制限することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係るデータ配信システムの好適な実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るデータ配信システムを示す図である。データ配信システム1は、音楽配信サーバ群(データ管理システム)2と、音楽配信サーバ群2に移動体通信網5を介して接続された移動機(第1の端末装置)3と、音楽配信サーバ群2にインターネット通信網6を介して接続されたPC端末装置(第2の端末装置)4と、を備えている。移動機3は、移動体通信網5を介して、例えば、800MHz程度の帯域幅の狭通信帯域で音楽配信サーバ群2に接続されており、PC端末装置4は、インターネット通信網6を介して、狭通信帯域よりも広い帯域幅の広通信帯域で音楽配信サーバ群2に接続されている。
音楽配信サーバ群2は、インターネット通信網6に接続された携帯向けサーバ(低品質データ送受信手段)21と、携帯向けサーバ21にデータ送受信可能に接続された低ビットレート楽曲DB23と、移動体通信網5に接続されたPC向けサーバ(高品質データ送受信手段)22と、PC向けサーバ22にデータ送受信可能に接続された高ビットレート楽曲DB24と、を備える。さらに、音楽配信サーバ群2は、ユーザ情報管理サーバ(データ要求記憶手段、送信履歴記憶手段)25を備え、ユーザ情報管理サーバ25は、携帯向けサーバ21とPC向けサーバ22とにそれぞれデータ送受信可能に接続されている。
携帯向けサーバ21は、主制御手段であるCPU、RAM、ROM及びデータ送受信デバイスである通信モジュールなどを備えている。携帯向けサーバ21は、低ビットレート楽曲DB23から所望の低コンテンツデータを取得し、移動体通信網5を介して移動機3に送信する。
低ビットレート楽曲DB23は、複数の楽曲コンテンツを、所定のビットレートの低品質データ(以下、「低コンテンツデータ」という)としてそれぞれ格納している。低コンテンツデータ140(図6(a)参照)は、Header部141とData部142とによって構成され、Header部141には、“Contents ID”、“Play limit”が記憶されている。“ContentsID”は、楽曲コンテンツの識別コードである。“Play limit”は、低コンテンツデータを再生(出力)可能な回数を移動機3に設定するためのデータである。なお、“Playlimit”の“no limit”は再生可能回数としての制限をかけない場合に利用する。さらに、Header部141には、“title”、“artist”、“jacket”などの情報が記憶されている。Data部142には、楽曲コンテンツを再生するためのデータが記憶されている。
PC向けサーバ22は、主制御手段であるCPU、RAM、ROM及びデータ送受信デバイスである通信モジュールなどを備えている。PC向けサーバ22は、PC端末装置4から送信された後述の“個体識別子”を受け付けると、移動機3に記憶されている低コンテンツデータに対応する所定の高品質データを高ビットレート楽曲DB24から取得し、その高品質データをPC端末装置4に送信すると共に、移動機3に記憶されている低コンテンツデータを削除させるデータ交換処理を実行する。
高ビットレート楽曲DB24は、低ビットレート楽曲DB23に格納された複数の楽曲コンテンツに対応する同内容の楽曲コンテンツについて、それぞれ低コンテンツデータよりもビットレートの高い高品質データ(以下、「高コンテンツデータ」という)としてそれぞれ格納している。高コンテンツデータ150(図6(b)参照)は、Header部151とData部152とによって構成され、Header部151には、楽曲コンテンツの識別コードである“ContentsID”と、“title”、“artist”、“jacket”などの情報とが記憶されている。Data部142には、楽曲コンテンツを再生するためのデータが記憶されている。なお、同内容のコンテンツ、すなわち低コンテンツデータに対応する高コンテンツデータの場合には、低コンテンツデータと同じ“ContentsID”になる。
ユーザ情報管理サーバ25は、主制御手段であるCPU、RAM、ROM及びデータ送受信デバイスである通信モジュールなどを備えている。RAMには、ユーザ管理テーブル110(図4(a)参照)及び楽曲管理テーブル120(図4(b)参照)が記憶されている。
(ユーザ管理テーブル)
ユーザ管理テーブル110は、“USER ID”に対応付けて“個体識別子”及び“PASSCODE”が記憶されたテーブルである。“USERID”は、通信事業者がユーザを特定するために用いる識別コードであり、例えば、配信サービスを提供する通信事業者がユーザとの間でサービス提供契約を結ぶ際に決定される。“個体識別子”は、ユーザが希望する携帯電話についての固有の番号であり、例えば、携帯電話の製造番号やUIMカードの製造番号など、重複した番号が存在しない番号である。“PASSCODE”は、ユーザによって決定される暗証番号である。
(楽曲管理テーブル)
楽曲管理テーブル120(図4(b)参照)は、ユーザごとに楽曲コンテンツの購入状況などを管理するテーブルである。楽曲管理テーブル120は、ユーザごとに“Number”、“Contents ID”、“Low Data Count”、“High Data”の各項目を記憶するレコードが設定されている。“Number”は、サーバ上の管理番号である。“ContentsID”は、楽曲コンテンツの識別コードである。“Low Data Count”は、低コンテンツデータの再ダウンロード可能回数である。“High Data”は、高コンテンツデータの配信フラグであり、ユーザから高コンテンツデータの送信要求があった場合には“Request”を示すデータが設定され、高コンテンツデータを送信済みの場合には“Send”を示すデータが設定され、低コンテンツデータを送信したが高コンテンツデータの送信要求が無い場合には“no”を示すデータが設定される。
ユーザ情報管理サーバ25は、移動機3からの高品質データ要求情報を受け付けた場合には、該当する“Contents ID”に対応した“High Data”に、高品質データ要求情報有りを示す“Request”を設定する。そして、PC向けサーバ22は、PC端末装置4から移動機3の“個体識別子”を受け付けると、ユーザ情報管理サーバ25に指示して楽曲管理テーブル120を参照し、“HighData”に“Request”が設定されている場合には、データ交換処理を実行する。
さらに、ユーザ情報管理サーバ25は、送信済みの高コンテンツデータの“Contents ID”に対応した“High Data”に、高コンテンツデータの送信済みを示す“Send”を設定する。そして、PC向けサーバ22は、PC端末装置4から移動機3の“個体識別子”と再送要求情報を受け付けると、送信済みの高コンテンツデータのリストを生成してPC端末装置4に送信する。PC端末装置4では、そのリストを受け付けると、リストの中から高コンテンツデータを特定するための選択要求情報をPC向け端末装置22に送信し、PC向け端末装置22は、選択要求情報を受け付けると、選択要求情報によって特定される高コンテンツデータをPC端末装置4に再ダウンロード(再送信)する。
移動機3は、移動体通信網5を介して携帯向けサーバ21に接続されている。移動機3(図2参照)は、主制御手段であるCPU31、RAM32、ROM33、入力装置34、ディスプレイやスピーカなどの出力装置37、データ送受信デバイスである無線通信モジュール35、データ記憶手段である補助記憶装置36を備える。さらに、移動機3は、ユーザ情報を記憶するUIMカード39を装着可能なスロット38を備える。UIMカード39には、ユーザを識別するための“USERID”の他に、UIM製造番号などが記憶されている。また、RAM32には、移動機3の製造番号などが記憶されている。
移動機3は、CPU31の動作制御に基づいて、携帯向けサーバ21からダウンロードした低コンテンツデータを補助記憶装置36に記憶する。さらに、移動機3は、ユーザの操作に応じて、補助記憶装置36に記憶している低コンテンツデータに対応する高コンテンツデータのダウンロードを要求する高品質データ要求情報をPC向けサーバ22に送信し、PC向けサーバ22から高コンテンツデータをダウンロードした場合には、PC向けサーバ22よるデータ交換処理に基づいて、補助記憶装置36に記憶している低コンテンツデータを削除する。
補助記憶装置36には、低コンテンツデータの他に、移動機側楽曲管理テーブル130(図5参照)が記憶されている。移動機側楽曲管理テーブル130は、楽曲コンテンツの視聴状態や高コンテンツデータの購入状態を管理するためのテーブルである。
移動機側楽曲管理テーブル130は、“Number”、“ContentsID”、“Low data State”、“Play limit”の各項目を記憶するレコードが設定されている。“Number”は、移動機内の管理番号である。“ContentsID”は、楽曲コンテンツの識別コードである。“Low Data State”は、低コンテンツデータの再生可否を示すフラグであり、再生可能な場合には“playable”を示すデータが記憶され、再生不可の場合には“terminate”を示すデータが記憶される。“Playlimit”は、再生可能な残り回数である。なお、“Play limit”の“no limit”は再生可能回数としての制限をかけない場合に利用する。
PC端末装置4は、インターネット通信網6を介してPC向けサーバ22に接続されている。PC端末装置4(図3参照)は、主制御手段であるCPU41、RAM42、ROM43、入力装置44、ディスプレイやスピーカなどの出力装置47、データ送受信デバイスである無線通信モジュール45、データ記憶手段である補助記憶装置46を備える。PC端末装置4は、USBケーブル7によって移動機3に接続され、CPU41の動作制御に基づいて、移動機3の“個体識別子”、例えば、移動機3の製造番号やUIM製造番号などを取得する。さらに、PC端末装置4は、高コンテンツデータをダウンロードするために、移動機3の“個体識別子”をPC向けサーバ22に送信し、PC向けサーバ22から高コンテンツデータをダウンロードした場合には、その高コンテンツデータを補助記憶装置46に記憶する。なお、移動機3の“個体識別子”は、第1の端末装置の識別情報に相当する。
続いて、上記のデータ配信システム1によるデータ配信方法について説明する。データ配信方法では、携帯向け配信処理、購入要求処理、PC向け配信処理、再ダウンロード処理などが行われる。
(携帯向け配信処理)
図7〜図9を参照して携帯向け配信処理について説明する。携帯向け配信処理は、ユーザに楽曲コンテンツの視聴を行わせるために、音楽配信サーバ群2から移動機3に低コンテンツデータをダウンロードする処理である。図7は、携帯向け配信処理の動作手順を示すフローチャートである。図8は、携帯向け配信処理の際に、音楽配信サーバ群2と移動機3との間で送受信されるデータの流れを示す図である。図9は、携帯向け配信処理時にユーザ情報管理サーバ25及び移動機3で管理されるデータを示し、(a)は楽曲管理テーブルの一例を示し、(b)は移動機側楽曲管理テーブルの一例を示す図である。
携帯向け配信処理では、ユーザの操作に基づき、移動機3から携帯向けサーバ21にアクセス(図8参照)が行われ(ステップS1)、さらに、移動機3から携帯向けサーバ21に楽曲コンテンツAのダウンロード要求が行われる(ステップS2)。ダウンロード要求では、例えば“USERID”として“AAA01”が移動機3から携帯向けサーバ21に送信され、さらに、“Contents ID”として楽曲コンテンツAを示す“M00001”が送信される。
携帯向けサーバ21は、ユーザ情報管理サーバ25に指示し、“AAA01”に該当する楽曲管理テーブル120に“Contents ID”として“M00001”を新たに追加する(図9(a)参照)。さらに、“M00001”に対応する“LowData Count”として“3”を設定し、“High Data”に“no”を設定する(ステップS3)。なお、“AAA01”に該当する楽曲管理テーブル120に既に“M00001”が設定されている場合には、既に設定されている“LowData Count”から“1”減算してレコードを更新する。
その後、携帯向けサーバ21は、ユーザ情報管理サーバ25の楽曲管理テーブル120の“Low Data Count”の数が、Contentsの制限数以上、すなわち、“Low Data Count”が“0”か否かを判定し、Contentsの制限数以上の場合には低コンテンツデータのダウンロードを拒否する中断処理(ステップS7)を実行して携帯向け配信処理を終了する。
一方で、携帯向けサーバ21は、Contentsの制限数未満、すなわち、楽曲管理テーブル120の“Low Data Count”が“1”以上の場合には低ビットレート楽曲DB23から楽曲コンテンツAの低コンテンツデータを取得し、移動機3にダウンロードする(ステップS5)。ステップS5は、低品質データ送信ステップに相当する。
携帯向けサーバ21から低コンテンツデータをダウンロードした移動機3は、取得した低コンテンツデータを補助記憶装置36に記憶し、さらに、移動機側楽曲管理テーブル130に新規のレコードを追加して(ステップS6)、携帯向け配信処理を終了する。移動機3は、例えば、“Number”として“00001”、“Contents ID”として楽曲コンテンツAを示す“M00001”、“Low DataState”として“playable”、“Play limit”として“3”を設定する新規のレコードを追加する。なお、ステップS6は、低品質データ記憶ステップに相当する。
(高コンテンツデータの購入要求処理)
次に、図10〜図12を参照して高コンテンツデータ購入要求処理を説明する。高コンテンツデータの購入要求処理は、低コンテンツデータに対応する高コンテンツデータの購入要求のための処理である。なお、図10は、購入要求処理の動作手順を示すフローチャートである。図11は、購入要求処理の際に、移動機3と音楽配信サーバ群2との間で送受信されるデータの流れを示す図である。図12は、購入要求処理時にユーザ情報管理サーバ25で管理される楽曲管理テーブル120の一例を示す図である。
購入要求処理では、ユーザの操作に基づき、移動機3から携帯向けサーバ21にアクセス(図11参照)が行われ(ステップS11)、さらに、移動機3から携帯向けサーバ21に高品質データ要求情報を送信することで楽曲コンテンツAの高コンテンツデータ要求が行われる(ステップS12)。高品質データ要求情報は、例えば“USERID”として“AAA01”及び“Contents ID”として楽曲コンテンツAを示す“M00001”、さらに、購入要求であることを示すデータである。ステップS12は、データ要求ステップに相当する。
その後、携帯向けサーバ21は、ユーザ情報管理サーバ25に指示し、“AAA01”に該当する楽曲管理テーブル120を検索し、さらに、“Contents ID”が“M00001”の“High Data”に購入要求を示す“Request”(図12参照)を設定(ステップS13)して購入要求処理を終了する。ステップS13は、データ要求情報記憶ステップに相当する。
(PC向け配信処理)
次に、図13〜図18を参照してPC向け配信処理を説明する。PC向け配信処理は、購入要求があった高コンテンツデータをPC向けサーバ22からPC端末装置4に送信するための処理である。なお、図13は、PC向け配信処理の動作手順を示すフローチャートである。図14は、PC向け配信処理における認証処理の動作手順を示すフローチャートである。図15は、PC向け配信処理を開始した際に、移動機3と音楽配信サーバ群2との間で送受信されるデータの流れを示す図である。図16は、認証処理の際に、移動機3と音楽配信サーバ群2との間で送受信されるデータの流れを示す図である。図17は、認証処理後のPC向け配信処理において移動機3と音楽配信サーバ群2との間で送受信されるデータの流れを示す図である。図18は、PC向け配信処理時にユーザ情報管理サーバ25及び移動機3で管理されるデータを示し、(a)は楽曲管理テーブル120の一例を示し、(b)は移動機側楽曲管理テーブルの一例を示す図である。
PC向け配信処理を行う際には、移動機3とPC端末装置4とをUSBケーブルなどで接続する(図15参照)。その後、PC端末装置4は、図13に示されるように、ユーザの操作に基づき、リンクソフトを利用しPC向けサーバ22にアクセスし(ステップS21)、その後、認証処理が実行される(ステップS22)。
図14に示されるように、認証処理を開始すると、PC端末装置4(図16参照)からPC向けサーバ22に認証要求が行われる(ステップS31)。認証要求では、PC端末装置4は移動機3から“USER ID”である“AAA01”を取得し、取得した“AAA01”をPC向けサーバ22に送信する。
“USER ID”である“AAA01”を受け付けたPC向けサーバ22は、ユーザ情報管理サーバ25に指示し、“AAA01”を検索キーに設定して“個体識別子”と“PASSCODE”とを取得する(ステップS32)。例えば、図4に示されるように、“AAA01”に対応する“個体識別子”は“XYZ”であり、“PASS CODE”は“12345”である。
その後、PC向けサーバ22は、「移動機の識別情報送信」、「パスコードを入力」などのメッセージをPC端末装置4で出力させるためのメッセージデータをPC端末装置4に送信する(ステップS33)。
PC端末装置4では、メッセージデータを受け付けると、出力装置47に表示させたり、音声を出力させたりしてメッセージ内容をユーザに報知する(ステップS33)。その後、PC端末装置4は、ユーザの操作によって移動機3から“個体識別子”、例えば、移動機3の製造番号や移動機3にセットされているUIMカード39の製造番号などを取得する。さらに、PC端末装置4は、ユーザの操作によって、所定の“PASS CODE”である“12345”を受け付け、“個体識別子”である“XYZ”と一緒にPC向けサーバ22に送信する(ステップS34)。ステップS34は、識別情報送信ステップに相当する。
PC向けサーバ22では、PC端末装置4から“個体識別子”と“PASSCODE”とを受け付けると、ユーザ情報管理サーバ25から取得した情報、すなわち、“個体識別子”としての“XYZ”と“PASS CODE”としての“12345”とのマッチングを行い、一致した場合には認証OKとして後続の処理を実行し、不一致の場合にはエラーメッセージデータをPC端末装置4に送信する。
認証処理が終了すると、図13に示されるように、ステップS23に進み、PC向けサーバ22(図17参照)は、ユーザ情報管理サーバ25に指示し、該当“USER ID”、すなわち“AAA001”の楽曲管理テーブル120にアクセスする(ステップS23)。さらに、PC向けサーバ22は、楽曲管理テーブル120を参照し、“HighData”が“Request”になっている“Contents ID”をリストアップする(ステップS24)。その後、PC向けサーバ22は、リストアップした“ContentsID”に基づいて、高ビットレート楽曲DB24から対応する楽曲コンテンツAの高コンテンツデータを取得し、PC端末装置4にプッシュ配信する(ステップS25)。
その後、PC向けサーバ22は、ユーザ情報管理サーバ25に指示し、プッシュ配信が完了した“Contents ID”の“High Data”に“Send”(図18(a)参照)を設定する(ステップS26)。なお、PC向けサーバ22は、異常終了が生じた場合には、“HighData”に“Send”を設定することなく、“Request”のまま保持する。ステップS26は、送信履歴記憶ステップに相当する。
その後、携帯向けサーバ21は、移動機側楽曲管理テーブル130の楽曲コンテンツAの“Low Data State”に“terminate”を設定するため、terminate設定信号を移動機3に送信し、terminate設定信号を受け付けた移動機3では、楽曲コンテンツAの“LowData State”に“terminate”(図18(b)参照)を設定する(ステップS27)。ステップS25及びステップS28は、データ交換ステップに相当する。
その後、PC向けサーバ22は、移動機3に記憶されている楽曲コンテンツAの低コンテンツデータの削除を指示する削除信号をPC端末装置4経由で移動機3に送信する。削除信号を受け付けた移動機3は、移動機側楽曲管理テーブル130の“Low Data State”に“terminate”が設定されているファイルを検索し、該当するファイル、すなわち楽曲コンテンツAの低コンテンツデータを削除する。
(再ダウンロード処理)
次に、図19〜図21を参照して再ダウンロード処理を説明する。再ダウンロード処理は、ユーザが、ダウンロード済みの高コンテンツデータを誤って削除した場合などに再びダウンロードするための処理である。なお、図19は、再ダウンロード処理の動作手順を示すフローチャートである。図20は、再ダウンロード処理の際に、PC端末装置4と音楽配信サーバ群2との間で送受信されるデータの流れを示す図である。図21は、再ダウンロード処理の際にユーザ情報管理サーバ25で管理される楽曲管理テーブル120の一例を示す図である。
再ダウンロード処理を行う際には、移動機3とPC端末装置4とをUSBケーブル7(図20参照)などで接続する。その後、PC端末装置4は、ユーザの操作に基づき、リンクソフトを利用しPC向けサーバ22にアクセスし(ステップS41)、その後、認証処理が実行される(ステップS42)。ステップS42では、認証要求を除いてPC向け配信処理における認証処理(ステップS22)と同様の処理が行われる。ステップS42の認証要求では、“USER ID”に加えて、再送要求情報がPC向けサーバに送信される。さらに、ステップS42においてPC端末装置4から移動機3の個体識別子が送信されており、ステップS42は再送要求ステップに相当する。
認証処理が終了すると、ステップS43に進み、PC向けサーバ22は、ユーザ情報管理サーバ25に指示し、該当“USER ID”、例えば、“AAA002”の楽曲管理テーブル125にアクセスする(ステップS43)。さらに、PC向けサーバ22は、楽曲管理テーブル125を参照し、“HighData”が“Send”になっている“Contents ID”をリストアップし、リストアップした“Contents ID”に基づいて送信済み楽曲コンテンツのリストを生成してPC端末装置4に送信する(ステップS44)。ステップS44は、リスト送信ステップに相当する。
PC端末装置4は、送信済み楽曲コンテンツのリストを受け付けると、補助記憶手段46に記憶されているファイル、すなわち高コンテンツデータとマージし、消去等されて存在しないファイルの“Contents ID”のみをリストアップする(ステップS45)。その後、PC端末装置4は、リストアップした“Contents ID”に基づいて、楽曲コンテンツの“Title”などを出力装置47に表示させるなどしてユーザに報知する。ユーザは、入力装置44を操作し、出力装置47に表示等された楽曲コンテンツの中から、再ダウンロードを必要とする楽曲コンテンツを選択する。PC端末装置4は、ユーザの選択操作を受け付けると、選択された楽曲コンテンツの“ContentsID”を含む選択要求情報をPC向けサーバ22に送信する(ステップS46)。ステップS46は、選択要求ステップに相当する。
PC向けサーバ22は、選択要求情報を受け付けると、“ContentsID”を検索キーに設定して高ビットレート楽曲DB24を検索し、楽曲コンテンツAの高コンテンツデータを取得してPC端末装置4に再度プッシュ配信する(ステップ47)。ステップS47は、再送信ステップに相当する。
上記のデータ配信システム1及びデータ配信方法によれば、移動機3とPC端末装置4との双方に対して、それぞれの通信帯域に応じたデータの送信が可能になり、互いに対応する低コンテンツデータと高コンテンツデータとが、移動機3とPC端末装置4とでそれぞれ利用可能になってデータの汎用性を高めることができる。さらに、音楽配信サーバ群2は、移動機3の個体識別子によって移動機3とPC端末装置4とを関連付けて管理しており、PC端末装置4から移動機3の個体識別子を受け付けると、PC端末装置4に高コンテンツデータを送信すると共に、移動機3に記憶されている低コンテンツデータを削除させる。その結果として、移動機3とPC端末装置4とにおいて、低コンテンツデータと高コンテンツデータが重複して同時に利用される状態の発生を制限できる。
さらに、上記データ配信システム1及びデータ配信方法では、ユーザによる楽曲コンテンツの購入状態を音楽配信サーバ群2側で管理しており、さらに、移動機3固有の個体識別子に基づいて移動機3向けの低コンテンツデータとPC端末装置4向けの高コンテンツデータとを関連付けており、このような関連付けを音楽配信サーバ群2側で管理することにより、ユーザが意識することなく、希望の聴取環境に最適化されたコンテンツを移動機3またはPC端末装置4にダウンロードすることができる。さらに、音楽配信サーバ群2からの指示に基づいて、移動機3での低コンテンツデータを聴取不可、または削除できる。その結果として、音楽配信サーバ群2を運営管理する通信事業者にとっては、コンテンツ管理がシンプル化され、データ配信サービスの提供が容易になるシステムの構築が可能になる。
さらに、低コンテンツデータ及び高コンテンツデータは、楽曲データであるため、移動機3では、低コンテンツデータに基づいて楽曲が出力され、PC端末装置4では、高コンテンツデータに基づいて楽曲が出力される。なお、低コンテンツデータ及び高コンテンツデータは、画像データや映像データであってもよく、その場合には、移動機3の出力装置37では、低コンテンツデータに基づいて画像や映像が表示され、PC端末装置4の出力装置37では、高コンテンツデータに基づいて画像や映像が表示される。
さらに、上記のデータ配信システム1またはデータ配信方法では、移動機3からの高品質データ要求情報が送信済みの場合にのみ、データ交換処理が実行される。その結果として、PC端末装置4から誤って移動機3の個体識別子が送信された場合であっても、高品質データ要求情報が送信されていなければ低コンテンツデータの削除は行われず、データの汎用性を高めながら、移動機3のユーザにとっての不適切なデータ削除を避けることができる。
さらに、上記のデータ配信システム1またはデータ配信方法では、送信済みの高コンテンツデータのリストがPC端末装置4に送信され、PC端末装置4では、受け付けたリストに基づいて選択要求情報をPC向けサーバ22に送信し、PC向けサーバ22は選択要求情報に基づいて特定される高コンテンツデータをPC端末装置4に送信する。その結果として、PC端末装置4のユーザは、送信済みの高コンテンツデータのリストに基づいて高コンテンツデータの再ダウンロードが可能になり、一度取得した高コンテンツデータを再度取得しようとした場合の手間が軽減され、利便性が向上する。
なお、本発明は、上記の実施形態のみに限定されない。例えば、第1の端末装置と第2の端末装置との接続は、USBケーブルなどを利用した物理的な接続形態に限定されず、Bluetoothや赤外線短距離通信などを適用してもよい。
また、上記の実施形態では、移動機3から高品質データ要求情報の送信がなければデータ交換処理は行われなかったが、PC向けサーバ22は、高品質データ要求情報を受け付けなくても、PC端末装置4から個体識別子が送信されればデータ交換処理を実行するようにしてもよい。
本発明のデータ配信システムを示す図である。 本実施形態に係る移動機のハードウェア構成を示す図である。 本実施形態に係るPC端末装置のハードウェア構成を示す図である。 ユーザ情報管理サーバで管理されるテーブルを示し、(a)はユーザ管理テーブルの一例を示し、(b)は楽曲管理テーブルの一例を示す図である。 移動機で管理される移動機側楽曲管理テーブルを示す図である。 コンテンツデータの構成を示し、(a)は低コンテンツデータを示し、(b)は高コンテンツデータを示す図である。 携帯向け配信処理の動作手順を示す図である。 携帯向け配信処理において移動機と音楽配信サーバ群との間で送受信されるデータの流れを示す図である。 携帯向け配信処理において管理されているデータを示し、(a)はユーザ情報管理サーバの楽曲管理テーブルの一例を示し、(b)は移動機側楽曲管理テーブルの一例を示す図である。 購入要求処理の動作手順を示すフローチャートである。 購入要求処理において移動機と音楽配信サーバ群との間で送受信されるデータの流れを示す図である。 購入要求処理において管理されている楽曲管理テーブルの一例を示す図である。 PC向け配信処理の動作手順を示すフローチャートである。 認証処理の動作手順を示すフローチャートである。 PC向け配信処理開始の際において移動機と音楽配信サーバ群との間で送受信されるデータの流れを示す図である。 認証処理において移動機と音楽配信サーバ群との間で送受信されるデータの流れを示す図である。 認証処理後のPC向け配信処理において移動機と音楽配信サーバ群との間で送受信されるデータの流れを示す図である。 PC向け配信処理において管理されているデータを示し、(a)はユーザ情報管理サーバの楽曲管理テーブルの一例を示し、(b)は移動機側楽曲管理テーブルの一例を示す図である。 再ダウンロード処理の動作手順を示すフローチャートである。 再ダウンロード処理において移動機と音楽配信サーバ群との間で送受信されるデータの流れを示す図である。 再ダウンロード処理におけるユーザ情報管理サーバの楽曲管理テーブルの一例を示す図である。
符号の説明
1…データ配信システム、2…音楽配信サーバ群(データ管理システム)、3…移動機(第1の端末装置)、4…PC端末装置(第2の端末装置)、21…携帯向けサーバ(低品質データ送受信部)、22…PC向けサーバ(高品質データ送受信部)。

Claims (5)

  1. 第1の端末装置と、前記第1の端末装置に接続された第2の端末装置と、前記第1の端末装置及び前記第2の端末装置に接続されたデータ管理システムと、を備えたデータ配信システムであって、
    前記データ管理システムは、
    前記第1の端末装置に所定の帯域幅の狭通信帯域で接続されると共に、前記第1の端末装置からユーザ識別コード及びコンテンツ識別コードを受け付け、該コンテンツ識別コードに対応する所定のビットレートの低品質データを前記第1の端末装置に送信する低品質データ送受信手段と、
    前記狭通信帯域よりも帯域幅の大きな広通信帯域で前記第2の端末装置に接続されると共に、前記低品質データの前記コンテンツ識別コードに対応し、且つ前記低品質データよりも高いビットレートの高品質データを前記第2の端末装置に送信する高品質データ送受信手段と、
    前記第1の端末装置からの前記ユーザ識別コードに対応する前記第1の端末装置の識別情報と、前記ユーザ識別情報に対応して前記第1の端末装置に送信された前記低品質データの前記コンテンツ識別コードと、前記第1の端末装置から送信された高品質データ要求情報の有無と、を記憶するデータ要求記憶手段と、を備え
    前記第1の端末装置は、前記低品質データ送受信手段から送信された前記低品質データを記憶し、
    前記第2の端末装置は、前記第1の端末装置から取得した前記第1の端末装置の前記識別情報を前記高品質データ送受信手段に送信し、
    前記高品質データ送受信手段は、前記識別情報を受け付けると、前記データ要求記憶手段を参照し、前記高品質データ要求情報が有る場合にのみ、前記第1の端末装置に送信された前記低品質データの前記コンテンツ識別コードに対応する前記高品質データを前記第2の端末装置に送信すると共に、前記第1の端末装置に記憶されている前記低品質データを削除させる削除信号を前記第1の端末装置に送信するデータ交換処理を実行し、
    前記第1の端末装置は、前記削除信号を受け付けると前記低品質データを削除することを特徴とするデータ配信システム。
  2. 前記低品質データ及び前記高品質データは、楽曲データ、画像データ及び映像データの少なくとも一つであることを特徴とする請求項1記載のデータ配信システム。
  3. 前記データ管理システムは、
    前記第1の端末装置に送信された前記低品質データに対応する前記高品質データについて、前記第2の端末装置へ送信済みか否かを記憶する送信履歴記憶手段を更に有し、
    前記高品質データ送受信手段は、前記第2の端末装置から前記識別情報と再送要求情報とを受け付けると、前記送信履歴記憶手段を参照し、送信済みの前記高品質データのリストを生成して前記第2の端末装置に送信し、
    前記第2の端末装置は、前記リストを受け付けると、前記リストの中から前記高品質データを特定するための選択要求情報を前記高品質データ送受信手段に送信し、
    前記高品質データ送受信手段は、前記選択要求情報を受け付けると、前記選択要求情報によって特定される前記高品質データを前記第2の端末装置に再送信することを特徴とする請求項1または2のいずれか一項記載のデータ配信システム。
  4. データ管理システムによって、第1の端末装置と、前記第1の端末装置に接続された第2の端末装置とにデータを送信するデータ配信方法であって、
    前記データ管理システムが、前記第1の端末装置からユーザ識別コード及びコンテンツ識別コードを受け付けると、該コンテンツ識別コードに対応する所定の帯域幅の狭通信帯域によって前記第1の端末装置に所定のビットレートの低品質データを送信する低品質データ送信ステップと、
    前記第端末装置が、前記データ管理システムからの前記低品質データを記憶する低品質データ記憶ステップと、
    前記低品質データ記憶ステップの後で、前記第1の端末装置が、記憶している前記低品質データに対応する前記高品質データの送信を要求する高品質データ要求情報を前記データ管理システムに送信するデータ要求ステップと、
    前記データ管理システムが、前記第1の端末装置からの前記高品質データ要求情報の有無を記憶するデータ要求情報記憶ステップと、
    前記第2端末装置が、前記第1の端末装置から取得した前記第1の端末装置の前記識別情報を前記データ管理システムに送信する識別情報送信ステップと、
    前記データ管理システムが、前記識別情報を受け付けると、前記高品質データ要求情報が有る場合にのみ、前記識別情報に対応して管理する前記ユーザ識別コードから前記第1の端末装置に送信された前記低品質データの前記コンテンツ識別コードを取得し、該コンテンツ識別コードに対応し、且つ前記低品質データよりも高いビットレートの高品質データを前記狭通信帯域よりも帯域幅の大きな広通信帯域によって前記第2の端末装置に送信すると共に、前記第1の端末装置に記憶されている前記低品質データを削除させる削除信号を前記第1の端末装置に送信するデータ交換ステップと、
    前記第1の端末装置が、前記削除信号を受け付けると前記低品質データを削除するステップと、を備えたことを特徴とするデータ配信方法。
  5. 前記データ管理システムが、前記第1の端末装置に送信された前記低品質データに対応する前記高品質データについて、前記第2の端末装置へ送信済みか否かを記憶する送信履歴記憶ステップと、
    前記第2の端末装置が、前記識別情報と前記高品質データの再送要求情報とを前記データ管理システムに送信する再送要求ステップと、
    前記データ管理システムが、前記識別情報と前記再送要求情報とを受け付けると、送信済みの前記高品質データのリストを生成して前記第2の端末装置に送信するリスト送信ステップと、
    前記第2の端末装置が、前記リストを受け付けると、前記リストの中から前記高品質データを特定するための選択要求情報を前記高品質データ送受信手段に送信する選択要求ステップと、
    前記データ管理システムが、前記選択要求情報を受け付けると、前記選択要求情報によって特定される前記高品質データを前記第2の端末装置に再送信する再送信ステップと、
    を更に備えることを特徴とする請求項記載のデータ配信方法。
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