JP4587796B2 - エレベータ制御リニューアルの速度検出器取付装置及びその取付方法 - Google Patents

エレベータ制御リニューアルの速度検出器取付装置及びその取付方法 Download PDF

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Description

本発明は、制御リニューアル時、速度検出器をもたない既設巻上機の巻上シーブに速度検出器を取付けるためのエレベータ制御リニューアルの速度検出器取付装置及びその取付方法に関する。
エレベータ制御リニューアルは、乗りかごの昇降制御を行うエレベータ制御盤に加えて、電動機、減速機及び巻上シーブを含んだ巻上機全てを交換するか、或いは電動機だけを交換するなどの制御リニューアル工法がとられている。
特に、近年のエレベータ制御盤では、電動機を回転駆動するインバータを制御するために、パルスジェネレータもしくはレゾルバ等の速度検出器を設置し、当該速度検出器で電動機の速度を検出し、指令速度に近づくように速度制御を行っている。従って、エレベータ制御盤をリニューアルする場合、電動機の速度を検出する速度検出器の設置が不可欠となる。
ところで、従来のエレベータ制御リニューアルにおいては、前述したようにエレベータ制御盤とともに巻上機又は電動機のみを交換する場合、その交換すべき新規な巻上機や電動機にパルスジェネレータもしくはレゾルバ等の速度検出器が取付けられているので、新規なエレベータ制御盤にそのまま適用できる。
しかしながら、巻上機又は電動機のみを残した状態で制御リニューアルを実施する場合、未だ巻上機又は電動機に速度検出器が設置されていない機種も多く存在する。このような機種の場合、新規にリニューアルするエレベータ制御盤に適用可能な速度検出器を設置する必要がある。
そこで、既設の巻上機又は既設の電動機に新たに速度検出器を設置しようとした場合、当該巻上機又は電動機に設置場所がないとか、或いは速度検出器をどのように取付けるかが問題となる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、既設の巻上機又は電動機に複雑な改造を施すことなく、また簡単な取付け作業で速度検出器を取付けるエレベータ制御リニューアルの速度検出器取付装置及びその取付方法を提供することを目的とする。
(1) 上記課題を解決するために、本発明は、速度検出器の非取付けタイプの既設巻上機を残した状態で新規なエレベータ制御盤にリニューアルした際に当該既設巻上機を回転駆動するインバータを制御するために必要な回転速度を検出する速度検出器を取り付けるエレベータ制御リニューアルの速度検出器取付装置であって
巻上機の巻上シーブに取付けられた所定の幅広の円周面部を有する主回転体と、この主回転体の一側部近傍に設置された検出器支持部に回転可能に取付けられ、当該主回転体の円周面部に接触させることで回転し、当該主回転体の回転を検出器支持部に支持される前記速度検出器に伝達する従回転体とを設けた構成である。
この発明は、既設の巻上機の巻上シーブを利用して主回転体を取付けるので、シーブに既にネジ穴が形成されていれば簡単に主回転体を取付けでき、ネジ穴が無い場合にはネジ穴を形成すれば主回転体を取付けできる。
また、主回転体の一側部近傍の適宜な個所に検出器支持部を設置し、この検出器支持部に主回転体の円周面部に接してシーブの回転を速度検出器に伝達する従回転体を取付けるので、巻上機を改造せずに巻上機シーブの回転を速度検出器で検出できる。
(2) また、本発明に係るエレベータ制御リニューアルの速度検出器取付方法は、巻上機の巻上シーブの中心平坦面部に既に形成されたネジ穴、または新たに加工されたネジ穴に所定の幅広の円周面部を有する主回転体をネジ止めする工程と、この主回転体の一側部近傍に検出器支持部を設置する工程と、前記検出器支持部に回転可能、かつ前記主回転体の円周面部に接するように従回転体を取付ける工程と、前記検出器支持部に速度検出器を取付けて前記従回転体の回転速度を検出可能にする工程とを有することにより、比較的簡単な取付け作業で既設の巻上機のシーブを利用し、速度検出器を取付けることができる。
本発明によれば、既設の巻上機又は電動機に複雑な改造を施すことなく、また簡単な取付け作業で速度検出器を取付けできるエレベータ制御リニューアルの速度検出器取付装置及びその取付方法を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1ないし図3は本発明に係るエレベータ制御リニューアルにおける速度検出器取付装置の一実施の形態を説明する構成図である。なお、図1は速度検出器を取付けるための既設巻上機の概略構成図、図2は本発明に係るエレベータ制御リニューアルにおける速度検出器取付装置を示す構成図、図3は高精度に速度検出を行うための説明図である。
一般的な既設の巻上機装置は、図1に示すように例えば昇降路上部の機械室などの床部に機械振動の吸収機能及び設置補強機能等をもたせた断面例えば「エ」字形状又は逆凹形状のマシンベッド1が取付けられ、このマシンベッド1上には巻上機2が設置されている。同図(a)は側面図、同図(b)は正面図である。
巻上機2は、電動機及び減速機などを含んだギアード巻上機であるが、減速機をもたないギアレス巻上機その他の種々の巻上機が存在する。これら巻上機2の回転軸には乗りかご(図示せず)を吊下げるメインロープ(図示せず)を掛け渡すためのシーブ3が取付けられている。一般的な既設巻上機2のシーブ3の中心部には、図1(a)に示すようにエンドプレート固定用の複数のネジ穴4,…が形成されている。なお、巻上機2の回転軸に取付けられるシーブ3の中心部にエンドプレート固定用のネジ穴4が形成されていない場合には、当該シーブ3の中心部の平坦面部に複数のネジ穴4,…を形成する。
そこで、シーブ3の中心部に形成された複数のネジ穴4,…を利用し、図2に示すように当該複数のネジ穴4,…に所定幅広の円周面部を有する主回転体5をネジ止めによって取付ける。図2(a)は側面図、同図(b)は速度検出器取付装置の要部を表す正面図である。
主回転体5は、一般的な回転板体であってもよいが、軽量化を要求する場合には中心ネジ止め部から放射方向に複数の支持体で支えた例えば荷車形状の環状体であってもよい。さらに、主回転体5の円周面部は、摩擦係数の大きい材料で形成するとか、或いは表面を梨地状に形成して摩擦力を大きくすることが望ましい。
また、マシンベッド1上の主回転体5一側部近傍には検出器支持部10が設置され、当該検出器支持部10にシーブ3の回転を受け取って電動機の速度を検出可能にする速度検出手段11及び図3に示すように主回転体5の周面部に対して速度検出手段11を所定のテンションで押付けるテンション付加部12が設けられている。図3(a)は正面図、同図(b)は側面図である。
前記検出器支持部10は、マシンベッド1にネジ止めされ、図4に示すような起立支持部10aをもつ支持台10bと、この支持台10bの起立支持部10bに貫通され、両側がボルトで締結される支持軸体10cと、この支持軸体10cに回動可能に軸支され、上部が円板形状に形成された検出器支持アーム10dとを有する。
速度検出手段11は、検出器支持アーム10dにネジ止めされ、シーブ3ひいては電動機(図示せず)の回転速度を検出する例えばパルスジェネレータもしくはレゾルバ等の速度検出器11aと、検出器支持アーム10dを挟んで速度検出器11aとは反対側に設けられ、主回転体5に接してシーブ3の回転を速度検出器11aに伝達する従回転体11bとからなる。
前記テンション付加部12は、図3(b)に示すごとく支持台10bに突設された支持部材12aと、この支持部材12aと前記検出器支持アーム10d下端部とを接続し、当該検出器支持アーム10dを回動させることにより、主回転体5の円周面部に対して所定の押圧力で従回転体11bの周面部を押付けるコイルばねなどのテンション付加部材12bとを有する。
なお、主回転体5の取付けは、シーブ3に直接取付けず、例えばシーブ3にネジ止め、もしくは溶着その他の固定手段で固定される中間支持軸を取付け、この中間支持軸に螺着して取付けてもよい。
また、検出器支持部10としては、テンション付加部12を設けることなく、マシンベッド1に支持板体を立設し、当該支持板体に回転可能、かつ主回転体5の円周面部に接するように従回転体11bを取付け、シーブ3の回転を速度検出器11aに伝達する構成でもよい。
さらに、マシンベッド1上に検出器支持部10を設置したが、その他の固定台でもよく、或いは巻上機2の取付けネジを利用して検出器支持部10を設置してもよい。要は、シーブ3の一側部近傍に検出器支持部10を設置し、主回転体5の円周面部に従回転体11bの周面部を接するように取付ければよいものである。
次に、以上のような速度検出器取付装置を用いた本発明に係る速度検出器取付装置について説明する。
(1) 既設巻上機2のシーブ3の中心部分に既にエンドプレート固定用のネジ穴4,…が形成されている場合には当該ネジ穴4,…を利用し、或いはエンドプレート固定用ネジ穴が無い場合にはシーブ3に新たにネジ穴4,…を形成し、主回転体5をネジ止めにより取付ける。
(2) 次に、マシンベッド1上の適宜な位置に検出器支持アーム10dを有する検出器支持部10を設置する。
(3) この検出器支持部10の検出器支持アーム10dに前述した主回転体5の円周面部に接触させる従回転体11bを備えた速度検出器11aを取付け、当該従回転体11bを介してシーブ3の回転を速度検出器11aに伝達可能にし、電動機の速度を検出する。
(4) さらに、支持台10bに取付けた支持部材12aと検出器支持アーム10d下端部とをテンション付加部材12bで接続し、主回転体5に従回転体11bを常に所定の押圧力で押付け、シーブ3の回転力,ひいては電動機の回転速度を高精度に検出可能とする。
従って、以上のような実施の形態によれば、電動機の回転に同期する既設巻上機2のシーブ3を利用し、このシーブ3に主回転体5を取付ける一方、この主回転体5の近傍に検出器支持アーム10dを有する検出器支持部10を設置し、当該検出器支持アーム10dに従回転体11bを備えた速度検出器11aを取付け、従回転体11bを主回転体5の円周面部に接するようにしたので、エレベータに使用される既設の電動機又は巻上機2に複雑な改造を施すことなく、速度検出器11aを取付けることができる。
また、主回転体5の一側部周縁近傍に検出器支持アーム10dを有する検出器支持部10を設置し、検出器支持アーム10dに支持される速度検出器11aに従回転体11bを取付け、主回転体5に接するように配置したので、シーブ3側の主回転体5と従回転体11bとを介して電動機の速度を速度検出器11aで確実に検出することができる。
さらに、検出器支持アーム10dの下端部にテンション付加部材12bで接続し、主回転体5に対して所定の押圧力で従回転体11bを押付けるようにしたので、電動機の回転速度を主回転体5及び従回転体11bを介して高精度に検出することができる。
図5及び図6は本発明に係るエレベータ制御リニューアルにおける速度検出器取付装置の一実施の形態を説明する構成図である。図5は速度検出器取付装置の側面図及び要部正面図、図6はテンション付加部を説明する図である。
この速度検出器取付装置においても、巻上機2の回転軸に取付けられたシーブ3の中心部にエンドプレート固定用のネジ穴4,…が形成されていない場合には、当該シーブ3の中心部の平坦面部に複数のネジ穴4,…を形成する。
そして、シーブ3の中心部に形成される複数のネジ穴4,…を利用し、当該複数のネジ穴4,…に図5に示すように円周面部に溝を形成したプーリなどの主回転体5´がネジ止めされている。
また、マシンベッド1上のシーブ3一側部近傍には上部側を幅広面に形成した逆L字状の検出器支持板体13がネジ止めされている。この検出器支持板体13には電動機の速度を検出する速度検出手段11が取り付けられている。速度検出手段11は、図6に示すごとく検出器支持板体13の一端部低部位側に取付けられ、電動機(図示せず)の回転速度を検出する例えばパルスジェネレータもしくはレゾルバ等の速度検出器11aと、検出器支持板体13を挟んで速度検出器11aとは反対側である主回転体5´の対峙面側にプーリなどの従回転体11cが取付けられ、この従回転体11cの回転を速度検出器11aに伝達する。そして、従回転体11cとシーブ3側に取付けた主回転体5´との間にベルトなどの無端条帯11dを掛け渡し、主回転体5´の回転を従回転体11cを介して速度検出器11aに伝達する構成である。
さらに、無端条帯11dに所定のテンションを付加するためのテンション付加部12が設けられている。テンション付加部12は、検出器支持板体13の上端部位側に一端部を回動可能に取付けたアーム12cと、このアーム12cの他端部側に回転可能に軸支され、主回転体5´と従回転体11cとの間に掛け渡された無端条帯11dに接するように配置されたテンション用プーリ12dと、このアーム12cの他端部と検出器支持板体13の適宜な個所との間に接続され、アーム12cを介してテンション用プーリ121dを無端条帯11dの内側から外側に押圧力で押し付け、当該無端条帯11dに所定のテンションを付加するコイルばねなどのテンション付加部材12bとを有する。
なお、14は無端条帯11dの切断を検出するベルト切れスイッチ、15はアーム12cの大きな上下揺動を規制する揺動規制ストッパーである。
次に、以上のような速度検出器取付装置を用いた本発明に係る速度検出器取付方法について説明する。
(1) 既設巻上機2のシーブ3の中心部分に既にエンドプレート固定用のネジ穴4,…が形成されている場合には当該ネジ穴4,…を利用し、或いはエンドプレート固定用ネジ穴が無い場合にはシーブ3に新たにネジ穴4,…を形成し、主回転体5´をネジ止めにより取り付ける。
(2) 次に、マシンベッド1上の適宜な位置、例えばシーブ3の一側部近傍に検出器支持板体13を設置し、この検出器支持板体13の一端低部位に従回転体11cを有する速度検出器11aを支持した後、主回転体5´と従回転体11cとの間に無端条帯11dを掛け渡すことにより、シーブ3の回転を、主回転体5´、無端条帯11d及び従回転体11cを通じて速度検出器11aに伝達可能にする。
(3) さらに、検出器支持板体13に上部に回動可能に軸支されたアーム12cの他端部に回転可能、かつ前記無端条帯11dに接するようにテンション用プーリ12dを取付ける。そして、当該アーム12cの他端部と検出器支持板体13の適宜な個所との間にテンション付加部材12bを接続し、無端条帯11dにテンション用プーリ12dを所定の押圧力で押付けるようにする。
従って、以上のような実施の形態によれば、前述する実施の形態と同様に電動機の回転に同期する既設巻上機2のシーブ3を利用し、このシーブ3に主回転体5´を取付け、一方、マシンベッド1側にネジ止めした検出器支持板体13に従回転体11cを取付け、主回転体5´との間に無端条帯11dを掛け渡すことにより、シーブ3の回転を従回転体11cに伝達できる。よって、従回転体11cを同じく検出器支持板体13に支持される速度検出器11aに伝達すれば、当該速度検出器11aを回転させることができる。
さらに、アーム12cの他端部と検出器支持板体13の適宜な個所との間にテンション付加部材12bを接続し、アーム12cに取付けたテンション用プーリ12dをもって無端条帯11dを例えば内側から外側に押付けるようにしたので、主回転体5´の回転を正確に従回転体11cに伝達できるので、結果として電動機の速度を速度検出器11aで正確に検出できる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。また、各実施の形態は組み合わせて実施することが可能であり、その場合には組み合わせによる効果が得られる。
従来の既設の巻上機を示す図であって、同図(a)は側面図、同図(b)は正面図。 本発明に係るエレベータ制御リニューアルにおける速度検出器取付装置の一実施の形態を示す構成図であって、同図(a)は側面図、同図(b)は要部を示す正面図。 図3は高精度に速度検出を行うために説明する速度検出器取付装置の構成図であって、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図。 検出器支持機構部の起立支持部をもつ支持台を示す図。 本発明に係るエレベータ制御リニューアルにおける速度検出器取付装置の他の実施形態を示す構成図であって、同図(a)は側面図、同図(b)は要部を示す正面図。 テンション付加部を説明する図。
符号の説明
1…マシンベッド、2…巻上機、3…巻上シーブ、5,5´,…主回転体、10…検出器支持部、10a…起立支持部、10b…支持台、10c…支持軸体、10d…検出器支持アーム、11…速度検出手段、11a…速度検出器、11b、11c…従回転体、11d…無端条帯、12…テンション付加部、12b…テンション付加部材、12c…アーム、12d…テンション用プーリ、13…検出器支持板体、

Claims (3)

  1. 速度検出器の非取付けタイプの既設巻上機を残した状態で新規なエレベータ制御盤にリニューアルした際に当該既設巻上機を回転駆動するインバータを制御するために必要な回転速度を検出する速度検出器を取り付けるエレベータ制御リニューアルの速度検出器取付装置において、
    前記巻上機の巻上シーブに取付けられた所定の幅広の円周面部を有する主回転体と、
    この主回転体の一側部近傍に設置された検出器支持部に回転可能に取付けられ、前記主回転体の円周面部に接触させることで回転し、当該主回転体の回転を、前記検出器支持部に支持される前記速度検出器に伝達する従回転体とを備えたことを特徴とするエレベータ制御リニューアルの速度検出器取付装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータ制御リニューアルの速度検出器取付装置において、
    前記主回転体の円周面部は、摩擦係数の大きな材料または梨地状に形成されていることを特徴とするエレベータ制御リニューアルの速度検出器取付装置。
  3. 速度検出器の非取付けタイプの既設巻上機を残した状態で新規なエレベータ制御盤にリニューアルした際に当該既設巻上機を回転駆動するインバータを制御するために必要な回転速度を検出する速度検出器を取り付けるエレベータ制御リニューアルの速度検出器取付方法において、
    前記巻上機の巻上シーブの中心平坦面部に既に形成されるネジ穴、または新たに加工されたネジ穴に所定の幅広の円周面部を有する主回転体をネジ止めする工程と、
    前記主回転体の一側部近傍に検出器支持部を設置する工程と、
    前記検出器支持部に回転可能、かつ前記主回転体の円周面部に接するように従回転体を取付ける工程と、
    前記検出器支持部に前記速度検出器を取付けて前従回転体の回転速度を検出可能にする工程とを有するエレベータ制御リニューアルの速度検出器取付方法。
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