JP4587102B2 - クレセント錠 - Google Patents

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Description

この発明は、クレセント錠に係り、特に、施錠機能を有すると共に施錠操作が簡単で容易であり、しかも障子が完全に閉鎖していないと施錠ができないようにしたクレセント錠に関する。
クレセント錠は、通常、引戸と別の引戸の召し合せ部分又は引戸と固定部材の召し合せ部分に取り付けられるものであって、引戸又は固定部材に取り付けられ、先端に折返えし係止部を有する係止片と、引戸又は固定部材に取り付けられる台座と、台座に対し水平軸の回りを回動可能に枢支されたハンドルと、ハンドルに装着され、外周に円弧状の環堤部を形成した錠止盤とを有してなる。
そして、本出願人等は、後記特許文献1を以て、クレセント錠にダイアル錠を組み込んで、施錠機能を有すると共に施錠操作が容易で簡単なクレセント錠を提案した。
特願2004−320622 特開平9−158584号公報 特開平9−158585号公報
上記特許文献1によって提案されたクレセント錠は、その目的の範囲内においては不都合な点或いは更に改良すべき余地があるものではない。
しかしながら、クレセント錠が装着されている内障子、及びこれと引き違いとなる外障子が閉鎖位置になくても施錠ができ、錠止盤が突出した状態になるため、これを知らずに障子を動かしたとき錠止盤が外障子と激突する、という不都合が残る。
そこで、この発明は、上記特許文献1に記載されたクレセント錠の構成に加え、特許文献2及び3に記載された安全機構、すなわち、障子が完全に閉鎖していないと施錠ができないようにした安全機構を組み込んだクレセント錠を提案し、以てクレセント錠の使い勝手及び安全性を向上させることを目的としている。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、引戸の一方の框に装着される薄い箱状の台座と、この台座の表面側にハンドルと同軸に回動自在に支承され、外周に形成された円弧状の環堤部を、引き違いとなる相手方の框の係止片に係合させるようにした錠止盤とを有するものにおいて、ハンドル軸の台座内における内端に係止アームを垂設し、この係止アームの施錠角度位置における先端部を挟む一方の側に固定の衝止部を、他方の側に施錠スライダの先端を夫々配設し、この施錠スライダを、その先端が衝止部との間に係止アームの先端を挟む施錠位置、及び係止アームの先端の回動軌跡外の解錠位置との間を移動可能に案内すると共に、施錠位置方向に付勢し、一方、施錠スライダの基端部付近に、これと重合する態様で、かつ揺動可能に制御レバーを配設し、この制御レバーの一端部付近に外周部に切欠を形成したダイアルを回動可能に設けると共に、制御レバーをその一端がダイアルの外周に近接する方向に付勢し、他方、施錠スライダの基端部及び制御レバーの他端部の一方に係合突起を、他方に施錠スライダの案内方向に長い係合孔を夫々形成し、これらを遊動可能に係合させ、また、制御レバーの付勢力を施錠スライダのそれよりも大きくなるように設定し、更に、ハンドル軸に関し係止片に近い錠止盤の部分に、トリガーレバーの中央部を障子に垂直な平面内で回動可能に支承すると共に、このトリガーレバーの一端が係止片に近接する方向に付勢し、一方、このトリガーレバーの錠止盤外に突出した他端に台座の表面側に突出する係止突起を設け、他方、台座の表面において、外力が加わらない常態におけるトリガーレバーの他端の軌跡内に係止突起と係合する係止段部を形成し、ハンドルの錠止方向への回動時、係止片が閉鎖位置にないときにはトリガーレバーの係止突起を台座表面の係止段部に衝止させ、ハンドルを回動させないようにしたことを特徴とする。
上記のように構成された請求項1に記載の発明によるクレセント錠は、ダイアルを回してその切欠と制御レバーの一端とを係合させ、或いは係合を解除することにより制御レバーの他端を介して施錠スライダを動かし、その先端を施錠位置と解錠位置に選択的に設定できるので、クレセント錠に錠前を組込むことができる。
また、クレセント錠の円弧状の環堤部と相手方の框の係止片が係合していない状態で、換言すれば掛金装置としてのクレセント錠がロックしていない状態でダイアルの切欠と制御レバーの一端との係合を外し、すなわちダイアルを施錠角度位置に設定し、この状態でハンドルを回してクレセント錠をロックすると、係止アームの先端が施錠位置にある施錠スライダの先端を押動して一旦解錠位置に置き、係止アームの先端が施錠位置に迄移動すると施錠スライダの先端を解放して、その付勢力により施錠スライダの先端を施錠位置に復帰させるので、ハンドルの操作だけで施錠ができる、すなわち所謂自動施錠が可能になる。
更にまた、ダイアルを回すだけで施解錠操作が可能なので、所謂合鍵に相当するものを不要とし、したがって合鍵の保管や取り出し等が不要となり、また施解錠操作も簡単になる。
加えて、内外障子が閉鎖位置にないときにはハンドルを完全に回すことができないので、錠止盤を係止片に係合させないで突出させたときに生じる種々の不都合を防止できる、等種々の効果を奏する。
ダイアルの切欠と制御レバーの一端との係脱により制御レバーを揺動させ、施錠スライダを動かして施解錠し、更に、施錠スライダを制御レバーの他端に対し相対的に遊動できるように係合させたので、所謂自動施錠が可能になり、また、トリガーレバーにより障子が完全に閉鎖されているか如何か検知できるようにしたので、錠止盤を係止片に係合させないで突出させたときに生じる種々の不都合を防止できる。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1において符号1は縦に細長くて薄い台座を示し、この台座1の表面側に錠止盤2と、この錠止盤2に同軸かつ一体的に結合されたハンドル3とが回動可能に支障されている。
上記錠止盤2は、螺旋状の係合端縁を形成した環堤部が一体に形成されており、この環堤部を引き違いとなる相手方の框の係止片に係合させることは他のクレセント錠と同様である。
上記ハンドル3に一体的に結合されたハンドル軸4(図2参照)の台座1内における内端に、係止アーム5が垂設されている。ここで垂設とは、ハンドル軸4の半径方向に延在する係止アームがハンドル軸と一体的に結合されている、という意味である。
図2に示す係止アーム5は時計盤面に換算して12時の角度位置にあり、この角度位置を施錠角度位置とする。
施錠角度位置にある係止アーム5の先端を挟むようにして、台座1内に固定された衝止部6と、係止アーム5の先端に関して衝止部6の反対側に施錠スライダ7の先端(上端)が夫々配設されている。
上記施錠スライダ7は、台座1の一方の側面に沿って、その先端が衝止部6との間に係止アーム5の先端を挟む施錠位置(図2に示す位置)、及び図2の位置より上昇して図3に示す位置、すなわち、係止アーム5の先端の回動軌跡外の解錠位置、との間を移動可能に案内されている。
また、施錠スライダ7は、圧縮コイルばねとしてのスライダばね8の弾力により、下方、すなわち施錠方向に付勢されている。
なお、図示の実施例では、ハンドルを例えば180度回して施解錠するものとし、係止アーム5が時計盤面に換算して6時の角度位置を解錠角度位置としている。
そして、台座1の内側のほぼ中央と係止アーム5の一部との間に弾装された引張りコイルばねとしてのアームばね9が思案ばねとして機能し、ハンドルの回動にクリック感を付与しているが、このアームばね9はこの発明の必須の構成ではない。
一方、施錠スライダ7の基端部(下端部)付近に、これと一部重合する態様で、ほぼ水平な制御レバー11が配設されており、この制御レバー11は、そのほぼ中央部をレバー軸12によって揺動可能に支承されている。
また、この制御レバー11は、他端部に弾装された圧縮コイルばねとしてのレバーばね13の弾力により、制御レバー11の一端(図2及び図3で左端)が後述するダイアル14の外周に近接する方向に付勢されている。
なお、このレバーばね13の弾力は、前記スライダばね8の弾力よりも大きくなるように設定するものとする。
他方、上記制御レバー11の一端部付近に、外周部の1ヵ所に切欠15(図2参照)を形成したダイアル14が回動可能に設けられている。
図示の実施例では、ダイアル14は操作環14aと、多角形の断部を有し、選択された角度位置に上記切欠15を形成した本体板14bとを厚さ方向に重合して結合したもので、外周に例えばローレットを形成した操作環14aの一部は、例えば台座1の側面下方に露出しており(図4参照)、外部からダイアル14を回動させることができるように構成されている。
また、図4に示すように、操作環14aの外周面には一定の角度間隔を保って算用数字等の符号が標記されており、暗証番号として選択された符号を台座の側面開口の例えば中央に整合させることにより、上記切欠15と制御レバーの一端が整合するように両者の角度間隔が設定されている。
ダイアル14は上記のように構成されているので、操作環14aに標記された符号の数の鍵違いが得られ、このようにしてこの発明によるクレセント錠は、ダイアル錠としての錠前を組込んでおり、後述するように施錠機能を具備している。
なお、図示の実施例では、本体板14bの多角形の段部に線接触するクリックばね16が弾接するように配設されており、このクリックばね16により、ダイアル14の回動にクリック感が付与されている。
一方、図2及び図3に示すように、制御レバー11の他端部に係合突起17が突設されており、この係合突起17は、施錠スライダ7の下端部に開口した縦長の係合孔18に遊動可能に係合している。
前記したように、制御レバー11の他端部を上方に押上げるレバーばね13の弾力を、施錠スライダ7を下方に付勢するスライダばね8の弾力より大きくなるように設定したから、施錠スライダ7に外力が作用しない常態においては、係合突起17は係合孔18の上方の開口端縁に当接する。
上記のように構成されたこの発明の一実施例によるクレセント錠は、施錠状態においては、図2に示すように、制御レバー11の一端が本体板14bの切欠15が形成されていない外周部に乗り上がっており、したがって制御レバー11の他端部は相対的に下降した位置にある。
そのため、施錠スライダ7は制御レバーの他端部に追従して図2に示す施錠位置、すなわち、前記衝止部6との間に係止アーム5の先端を挟む位置にある。
このときには、図2から明らかなように、ハンドル3(図1参照)を時計方向或いは反時計方向に回しても、これと一体の係止アームの先端が衝止部6或いは施錠スライダ7の先端に衝止されるから、ハンドルを回すことができず、したがってこのクレセント錠を解錠することができない。
クレセント錠を解錠するためダイアルの操作環14aを回し、所定の角度位置に形成された切欠と制御レバー11の一端とを整合させると、レバーばね13の弾力により制御レバーの一端が切欠15に落込み、図3に示すように、制御レバーの他端が施錠スライダ7を押上げて、その先端を係止アームの回動軌跡外の上方に変位させる。
したがって、図2に示す施錠角度位置にある係止アーム5の先端は施錠スライダ7の先端部と干渉すること無く図3に示す解錠角度位置に迄回動させることができる。換言すれば、このクレセント錠は解錠状態となる。
一方、施錠スライダ7が図2に示すように施錠状態にあり、係止アーム5が図3に示すように解錠角度位置にあるときハンドルを施錠方向に回すと、係止アーム5の先端が施錠スライダ7の先端に形成された円弧状の逃げ端縁7a(図2参照)に当接してこれを押上げる(図示せず)。
前記した構成により施錠スライダ7は制御レバー11の他端に対し相対的に上方に遊動できるから、更にハンドルを施錠方向に回すと、係止アーム5の先端は図2に示す施錠角度位置にまで回動でき、図2に示す施錠角度位置に致ると、係止アーム5と上記逃げ端縁7aとの係合が外れ、施錠スライダ7はスライダばね8の弾力により図2に示す位置に復帰する。すなわち、自動施錠が行われる。
次に、障子が完全に閉鎖していないと施錠ができないようにした安全機構について説明する。
図5及び図6において符号2は錠止盤を示し、この錠止盤2はハンドル3の上端部に一体的に結合され(図1参照)、ハンドル3を図1で例えば反時計方向に回動させたとき、引き違いとなる相手方の框に装着された係止片19(図5参照)と係合して障子をロックすることは前記した通りである。
この錠止盤2の表面において、ハンドル軸孔21に関し係止片19に近い部分に、換言すればハンドル軸孔の左側に、図7に示すように、トリガーレバー22が、その中央部を、支軸孔20と嵌合する図示しない支軸により回動可能に支承されている。
ハンドル軸は障子に平行であるから(図5参照)、トリガーレバー22は障子に垂直な平面内で回動する。
なお、図示の実施例では、後述する係止片19との係合を円滑にするため、トリガーレバー22の一端(図7で上端)は断面く字形に折曲されている。
また、このトリガーレバー22は、上記図示しない支軸に巻装された捩りコイルばねとしてのトリガーばねの弾力により、図7で反時計方向に、すなわち、そのく字形に折曲された一端が係止片19に近接する方向に付勢されている。
一方、このトリガーレバーの他端部は錠止盤2の平面部の輪郭線から外方に突出しており、その他端は台座の表面側、換言すれば図7で紙面裏側に折曲され、係止突起23が形成されている。
そして、この係止突起23は、上記したトリガーレバーの付勢力により、錠止盤2の平面部に形成された係止縁24(図8参照)に弾接し、トリガーレバーに外力が作用しない常態角度位置を規定している。
なお、係止突起23は図7において係止縁24より更に下方に延伸しており、後述する係止段部に選択的に係合する。
他方、図9及び図10に示すように、台座表面のハンドル軸近傍は例えば扇形に突出しており、この突出部のハンドル軸回りの所定の角度位置に係止段部25が形成されている。
この係止段部25のハンドル中心軸からの半径方向の距離は、図7に示すハンドル軸孔21の中心と、常態角度位置におけるトリガーレバーの係止突起23との間隔とほぼ同じに設定されている。
上記のように構成された安全機構は、ハンドルを図1で反時計方向に回動させて錠止盤2を係止片19(図5参照)に係合させるとき、トリガーレバー22の一端は、錠止盤2の環堤部に先立って、図5において左方に移動して係止片19と係合する。
したがって、障子が完全に閉まっておらず、トリガーレバー22に対する相対位置が図5に示す位置にないときには、ハンドルをロック方向に回したとき、トリガーレバー22の一端及び錠止盤2の環堤部の先端は係止片19と当接せず、言わば空振りをする。
そのため、トリガーレバー22は錠止盤2に対する相対角度位置を図5のように保った侭回動し、例えばハンドルを60度回動させると、係止突起23が係止段部25(図9及び図10参照)と係合する。
すると、図7から明らかなように、支軸孔20とハンドル軸孔21は離間しているから、機構学的に言えばスライダクランク機構ののスライダが係止段部25に衝止される態様になり、ハンドルをそれ以上回動させることができない。
一方、障子が完全に閉鎖されているときには、図5に示すようにトリガーレバー22の一端の移動軌跡中に係止片19の先端が存在する。
したがって、ハンドルを回すと、図8に示すように、トリガーレバー22の一端が係止片19の先端に押動されてトリガーレバーは時計方向に回動し、図8に示すように、その他端の係止突起23が錠止盤2の係止縁24から離れる。
前記したようにトリガーレバー22の支軸はハンドル軸に関し外側にあるから、係止突起23とハンドル軸孔21の中心との距離はそれまでより大きくなる。
したがって、この状態でハンドルを回すと、係止突起23は係止段部25(図9参照)の外側を回って回動するので、ハンドルの回動を邪魔するものはなく、クレセント錠の施錠が支障無く行われる。
この発明の一実施例によるクレセント錠の一部を破断して示す正面図。 その背面図で、施錠状態を示す。 その背面図で、解錠状態を示す。 この発明の一実施例によるクレセント錠の一部側面図。 この発明の一実施例によるクレセント錠の平面図。 この発明の一実施例によるクレセント錠の側面図。 錠止盤とトリガーレバーとの係合の態様を示す正面図で、トリガーレバーに外力が作用しない常態を示す。 錠止盤とトリガーレバーとの係合の態様を示す正面図で、障子が閉鎖しているときの作動を示す。 部品としての台座の正面図。 その側面図。
符号の説明
1 台座
2 錠止盤
3 ハンドル
4 ハンドル軸
5 係止アーム
6 衝止部
7 施錠スライダ
8 スライダばね
9 アームばね
11 制御レバー
12 レバー軸
13 レバーばね
14 ダイアル
15 切欠
16 クリックばね
17 係合突起
18 係合孔
19 係止片
20 支軸孔
22 トリガーレバー
23 係止突起
24 係止縁
25 係止段部

Claims (1)

  1. 引戸の一方の框に装着される薄い箱状の台座と、この台座の表面側にハンドルと同軸に回動自在に支承され、外周に形成された円弧状の環堤部を、引き違いとなる相手方の框の係止片に係合させるようにした錠止盤とを有するものにおいて、ハンドル軸の台座内における内端に係止アームを垂設し、この係止アームの施錠角度位置における先端部を挟む一方の側に固定の衝止部を、他方の側に施錠スライダの先端を夫々配設し、この施錠スライダを、その先端が衝止部との間に係止アームの先端を挟む施錠位置、及び係止アームの先端の回動軌跡外の解錠位置との間を移動可能に案内すると共に、施錠位置方向に付勢し、一方、施錠スライダの基端部付近に、これと重合する態様で、かつ揺動可能に制御レバーを配設し、この制御レバーの一端部付近に外周部に切欠を形成したダイアルを回動可能に設けると共に、制御レバーをその一端がダイアルの外周に近接する方向に付勢し、他方、施錠スライダの基端部及び制御レバーの他端部の一方に係合突起を、他方に施錠スライダの案内方向に長い係合孔を夫々形成し、これらを遊動可能に係合させ、また、制御レバーの付勢力を施錠スライダのそれよりも大きくなるように設定し、更に、ハンドル軸に関し係止片に近い錠止盤の部分に、トリガーレバーの中央部を障子に垂直な平面内で回動可能に支承すると共に、このトリガーレバーの一端が係止片に近接する方向に付勢し、一方、このトリガーレバーの錠止盤外に突出した他端に台座の表面側に突出する係止突起を設け、他方、台座の表面において、外力が加わらない常態におけるトリガーレバーの他端の軌跡内に係止突起と係合する係止段部を形成し、ハンドルの錠止方向への回動時、係止片が閉鎖位置にないときにはトリガーレバーの係止突起を台座表面の係止段部に衝止させ、ハンドルを回動させないようにしたことを特徴とするクレセント錠。
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