JP4585427B2 - 配線用ボックス装置 - Google Patents

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Description

本発明は、二重天井内などに設置され、あるいはコンクリート壁内などに埋設され、種々の配線や配線器具の取り付けなどを行うための配線用ボックス装置、この装置を構成するボックスカバーに関する。
従来より、配線用ボックス装置は、箱状であって、その一面あるいは両面を開口させた配線用ボックスと、この配線用ボックスの開口部に着脱自在に取り付けられるボックスカバーから構成され、ボックスカバーを外した状態で、電線管等の配管作業を行い、その後、ボックスカバーを配線用ボックスに取り付け、型枠を設置後コンクリートを打設し、ついで型枠を取り外すことにより露出するボックスカバーの前面に配線器具を取り付ける方法が長年行われていた。
このような配線用ボックス装置の一例は、特許文献2に記載されたものであって、概要を図10に示す。この図10(a)はそのボックスカバーの斜視図、(b)はその配線用ボックス装置の使用状態を示す横断面図である。
この配線用ボックス装置11は、底付き箱形の配線用ボックス13と、この配線用ボックス13の開口を閉止するボックスカバー14とを備えている。
配線用ボックス13は、側壁16を備え、その相対向する一対の側壁16の開口側端面に、凹条20が設けられ、鉄筋28に取り付けられている。
ボックスカバー14は、配線用ボックス13の側壁16端面に当接する基板23と、この基板23の中央部分に設けられた開口部24、この基板23の周縁に設けられ、側壁16の外側に当接するように延びるリブ26と、基板23が配線用ボックス13の側壁16端面に当接した際、凹条20に嵌まり込む凸条27を備えている。
ボックスカバー14のリブ26内側で、配線用ボックス13の側壁16の外側上面に当接する部分には、ボックスカバー14と配線用ボックス13とをワンタッチで係合させる被係合部26aが設けられ、これに対応して、配線用ボックス13の側壁16側にも係合部16aが設けられている。
このような構成で、この配線用ボックス装置11によれば、係合部16aと被係合部26aの係合により開口方向からのワンタッチ操作でボックスカバー14を配線用ボックス13に取り付けることができ、この係合部16aを有する側壁16に直交する側壁16では、配線用ボックス13側の凹条20に、ボックスカバー14側の凸条27が嵌まり込んで、この方向の側壁16の変形を防止している。
しかしながら、この変形防止機能を発揮する凹条20、凸条27の組み合わせは、係合部16aを有する側壁16とは直交する側壁16に設けられており、コンクリート打設による外力が係合部16aを有する側壁16側に作用した場合には、係合部16aと被係合部26aの係合が解除されることがあり、配線用ボックス13とボックスカバー14との間に隙間が生じて、セメントが流れ込むことがあった。
また、特許文献1に記載された配線用ボックス装置は、そのボックスカバーの周縁に、配線用ボックスの側壁の内側、外側に当接するような変形防止部が設けられ、閉止状態のボックス装置へのセメントの流入、コンクリート打設による配線用ボックスの側壁の変形を防止するものであるが、ボックスカバーの配線用ボックスへの取付は、ネジ止めによるものであり、着脱に手間を要するものであった。
特許文献3に記載された配線用ボックス装置は、配線用ボックスの開口面に沿ってボックスカバーをスライドさせてフタをするものであり、両者の係合を保持する係合部、被係合部を有するものであるが、ボックスカバーが配線用ボックスの側壁の内外両側への変形を防止するような構造になっておらず、この変形による両者間の隙間生成、カバーが外れるといったことを避けられず、セメントの流入を完全に阻止できるものではなかった。
特開平1−123410号公報(第2図) 特開2003−169413号公報(図3、図4) 意匠登録第1194887号公報(正面図、使用状態を示す参考図2、3、4)
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、ボックスカバーを配線用ボックスにワンタッチで取付可能であって、かつ、配線用ボックスの変形を生じず、ボックスカバーが外れたり、隙間を生じたりすることのない、配線用ボックス装置、ボックスカバーを提供することを目的とする。
請求項1記載の配線用ボックス装置は、開口を有する配線用ボックスと、該開口にその開口を閉止すべく取り付けられるボックスカバーとからなり、
前記配線用ボックスには、相対向する一対の側壁に係合部を備え、
前記ボックスカバーには、相対向する一対の側部に前記係合部が係合する被係合部及び
前記係合部と前記被係合部とが係合して前記配線用ボックスに前記ボックスカバーを取り付けた状態で、その係合状態を維持すべく、前記係合部を備えた一対の側壁の内側と外側にに当接して、該側壁の変形を防止する前記カバーの裏面から突出して形成された変形防止部とを備え、
前記係合部と前記被係合部とは、前記ボックスカバーを前記係合部と前記被係合部との位置をずらせて配線用ボックスの開口面に当接された状態であって、前記係合部が前記被係合部に隣接する位置から、前記開口面に沿って移動することにより、前記係合部が前記被係合部にそれぞれ係合して、前記配線用ボックスの開口を閉止すべく該配線用ボックスに取付られるようにし、前記ボックスカバーが、前記配線用ボックスに取り付けられた閉止状態から前記係合部が前記被係合部に前記隣接する位置まで移動することにより、前記係合部と前記被係合部とのそれぞれの係合が解除され、前記開口を開放すべく該配線用ボックスから取り外し可能なように構成されていることを特徴とする。
請求項2記載の配線用ボックス装置は、請求項1に従属し、係合部は、配線用ボックスの側壁の内側に形成されていることことを特徴とする。
請求項3記載の配線用ボックス装置は、請求項1に従属し、係合部は、配線用ボックスの側壁の外側に形成されていることを特徴とする。
請求項4記載の配線用ボックス装置は、請求項1から3のいずれかに従属し、係合部は、一対の第一係合部及び第二係合部がそれぞれ間隔をおいて設けられて構成され、被係合部は、前記第一係合部及び第二係合部にそれぞれ係合する一対の第一被係合部、第二被係合部が間隔をおいて設けられて構成され、
ボックスカバーは、前記両係合部と両被係合部との位置をずらせて配線用ボックスの開口面に当接された状態であって、前記両係合部が両被係合部に隣接する位置から、前記開口面に沿って移動することにより、前記両係合部が両被係合部にそれぞれ係合して、前記配線用ボックスの開口を閉止すべく該配線用ボックスに取り付けられるようにし
前記ボックスカバーは、前記配線用ボックスに取り付けられた閉止状態から前記両係合部が両被係合部に前記隣接する位置まで移動することにより、前記両係合部と両被係合部とのそれぞれの係合が解除され、前記開口を開放すべく該配線用ボックスから取り外し可能であることを特徴とする。
請求項5記載の配線用ボックス装置は、請求項4に従属し、ボックスカバーには、配線用ボックスの開口を閉止する際に該ボックスの側壁に接触する勾配側と、その閉止状態では、該側壁の反対側に接触する直立側とを備えた規制部を設けたことを特徴とする。
請求項6記載の配線用ボックス装置は、請求項1から5のいずれかに従属し、ボックスカバーは、配線用ボックスの開口を全閉することと特徴とする。
請求項7記載の配線用ボックス装置は、請求項1から6のいずれかに従属し、ボックスカバーは、コンセント等の配線器具を前記ボックスカバーの内外を通過させて配設するための開口部を有してなることを特徴とする。
請求項1から3記載の配線用ボックス装置によれば、配線用ボックスに係合部を、ボックスカバーにこれに対応した被係合部と変形防止部とを設けたので、両者の係合が外力による変形によって解除されることがなく、ボックスカバーが外れたり、隙間を生じたりすることがなくなる。
特に、請求項2記載の配線用ボックス装置によれば、配線用ボックスの係合部は側壁の内側に形成されているので、通常そうであるようにコンクリート打設圧が外側から内側に加わっても、係合部と被係合部とがより係合する方向に力が作用することとなり、配線用ボックスからボックスカバーが外れることがない。
請求項1記載の配線用ボックス装置によれば、更に、変形防止部は、配線用ボックスの側壁の内側と外側に、つまり係合部が備えられた側にも当接するように設けられているので、より良く、配線用ボックスの側壁の変形を防止し、また、外からの異物の進入を防止することができる。
請求項1記載の配線用ボックス装置によれば、更に、係合部及び被係合部は、ボックスカバーが配線用ボックスの開口面に沿って移動することにより、係脱自在に形成されているので、閉止状態で、配線用ボックスの開口方向へ相当大きな力が作用しても、ボックスカバーが配線用ボックスから外れる、ということがなく、安全性が高い。
請求項4記載の配線用ボックス装置によれば、請求項1から3のいずれかの効果に加え、配線用ボックスの係合部とボックスカバーの被係合部とをそれぞれ短寸の第1、2係合部、第1、2被係合部として、間隔をおいて設置し、非設置部が確保できるようにしたので、ワンタッチ操作で、両者の係脱が可能となっている。
請求項5記載の配線用ボックス装置によれば、請求項4の効果に加え、ボックスカバーには、配線用ボックスの開口を閉止する方向の移動は許可し、その閉止状態からの戻り方向への移動を規制する規制部を設けたので、閉止には支障が少なく、閉止解除は困難で、閉止状態が良好に維持される。
請求項6記載の配線用ボックス装置によれば、請求項1から5のいずれかの効果に加え、ボックスカバーは、配線用ボックスの開口を全閉するので、外部からの異物進入を完全に防止することができる。
請求項7記載の配線用ボックス装置によれば、請求項1から6のいずれかの効果に加え、ボックスカバーは開口部を備えているので、コンセント等の配線器具や配線をボックスカバーの内外を通過させて配設することができる。
以下に、本発明の実施の形態(実施例)について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の配線用ボックス装置の一例を構成するボックスカバーを示すもので、(a)はその正面図、(b)は側面図、(c)は要部断面図、図2(a)は図1のボックスカバーの裏面図、(b)は(a)の側面図である。
このボックスカバー1は、図3に示す配線用ボックス5と組み合わせて用いられ、この配線用ボックス5の開口を閉止するもので、全体的には、平板四角状である。
ボックスカバー1の表側(図1(a)に示した側)には、ノックアウトの開口部1aが複数設けられている。この開口部1aは、このボックスカバー1と図3に示す配線用ボックス5とで構成される配線用ボックス装置10(図4、5参照。)を取り付ける現場で、必要に応じて、手指や工具などで容易に打ち抜くことで、実際の貫通した開口部1aとして、電線管などを通すことができるものである。
ボックスカバー1の裏側(図2(a)に示した側で、配線用ボックス5に当接する側)の各辺縁部分には、閉止対象である配線用ボックス5の側壁5aの外側に当接するように設けられたスカート状の変形防止部3が設けられている。
この変形防止部3に、配線用ボックス5の相対向する一対の側壁5aを挟んで対向する側部には、その側壁5aの内側に設けられた係合部6に係合する被係合部2が設けられている。
また、この被係合部2側にも、辺縁の変形防止部3に対向して、被係合部2の設置部分を除いて、配線用ボックス5の側壁5aの内側に当接するように設けられたスカート状の変形防止部3Aが設けられている。
この例では、被係合部2は、配線用ボックス5の側壁5aの周縁方向の全長に渡るものではなく、この側壁5aの開口側端面側で内側に突出している係合部6と同様に、側壁5aの周縁方向の全長の一部分に渡る短寸のものであり、また、この周縁上に間隔をおいて2箇所設けられている。
この2箇所の被係合部2をそれぞれ、第1被係合部2A、第2被係合部2Bと符号を付けることとする。
また、被係合部2側に設けられた変形防止部3Aが連続したものでなく、一部、設けられていない非設置部3aがあるが、これは図4(a)で説明するように、この非設置部3aに配線用ボックス5の側壁5aに設けられた係合部6をセット可能とするためである。
ボックスカバー1の辺縁に設けられた変形防止部3は、その全辺縁にあるのではなく、被係合部2が設けられた辺縁と直交する辺縁の内、一方の辺縁には、設けられていない。
この変形防止部3の設けられていない辺縁には、ボックスカバー1の配線用ボックス5の開口を閉止する方向の移動は許可し、その閉止状態からの戻り方向への移動を規制する規制部4が設けられている。
この規制部4に配線用ボックス5の側壁5aを挟んで対向する部分には、変形防止部3Aと同形状のリブ1bが立設されている。
図3は、図1、2のボックスカバーと組み合わせて用いられる配線用ボックスを示すもので、(a)はその正面図、(b)はその側面図である。
この配線用ボックス5は、ボックスカバー1の外形形状に対応した四角形状であって、その側壁5aの両側が開口となっている。つまり、四角筒形状となっている。
配線用ボックス5の4辺の側壁5aの内、相対向する一対の側壁5aの端部内側には所定の間隔をおいて、その一辺の側壁5aの全長に渡るのではなく、ごく一部に渡る短寸の係合部6が二か所設けられている。
この2箇所の係合部6を、ボックスカバー1の第1被係合部2A、第2被係合部2Bと対応させて、第1係合部6A、第2係合部6Bと符号を付けることとする。
このような構成のボックスカバー1、配線用ボックス5の使用方法について、以下説明する。
図4(a)、(b)は、図1のボックスカバー、図3の配線用ボックスで構成される配線用ボックス装置の使用方法を説明する要部斜視図、(c)は(b)の規制部部分の拡大断面図、図5(a)は、図4に続き、図1のボックスカバー、図3の配線用ボックスで構成される配線用ボックス装置の使用方法を説明する要部斜視図、(b)は(a)の係合部部分の拡大断面図、(c)は、(a)の規制部部分の拡大断面図である。
図4(a)は、ボックスカバー1、配線用ボックス5で構成される配線用ボックス装置10の使用方法を説明するもので、配線用ボックス5の係合部6のある側を下にして、この下方からボックスカバー1の裏面を上にして、その非設置部3aに配線用ボックス5の係合部6が位置するように、つまり、ボックスカバー1の被係合部2(2A)とこれと離間した位置にある変形防止部3Aとの間に来るように、ボックスカバー1を図示した白矢印(1)(図面では、○囲み数字で表記。以下、同様。)の方向(上方)に移動させて、配線用ボックス5に当接させる。
この際、配線用ボックス5の係合部6のある一対の側壁5aは、ボックスカバー1の外縁の一対の変形防止部3と被係合部2(2A、2B)+変形防止部3Aとの間に挟まれて、ガイドされた状態となっている。
次いで、上記ガイドで規制されながら、図示した白矢印(2)の方向にボックスカバー1を移動させると、図4(b)、(c)に示すように、ボックス5の係合部6の内側の側壁5aの内側端が規制部4の勾配側4aに当接する状態となる。
この規制部4の勾配側4aは、ボックスカバー1を人手でより強い力で白矢印(3)方向に推すようにすると、側壁5aがその可撓性の範囲内でその勾配側4aに沿って変形して、これを乗り越え、図5に示す完全閉止状態となる。
つまり、白矢印(1)、(2)(3)のようなワンタッチの操作により、ボックスカバー1で配線用ボックス5を完全閉止することができる。
この完全閉止状態では、図5(b)に示すように、ボックス5の側壁5aの係合部6は、外側はボックスカバー1の変形防止部3で、内側は被係合部2(2A、2B)で規制されて変形防止されている。
つまり、ここでは、被係合部2(2A、2B)は、係合部6とワンタッチ係合して、ボックスカバー1が配線用ボックス5の開口方向の力に抗して開くのを防止すると同時に、変形防止機能も有しているのである。
一方、この係合部6を有する側壁5aの他の部分は、図5(c)に示すように、ボックスカバー1の外側の変形防止部3と内側の変形防止部3Aとに挟まれて、変形防止されている。
この内側の変形防止部3Aは、変形防止という機能だけについて考えれば、この側壁5aについては、すでに被係合部2(2A、2B)で、変形防止が達成されているので、設けないようにしてもよいが、変形防止をより完全なものとするためには、あった方が良い。
また、側壁5aを両側から挟んで、外部からのセメントなどの進入を防ぐという意味では、この変形防止部3Aも設けるようにするのが良い。
係合部6を有する一対の側壁5aに直交する方向に隣接する側壁5aの一方は、図5(d)に示すように、外側は規制部4、内側はリブ1bに規制されて、変形防止と外部からの異物進入防止が達成されている。
また、ここでは、側壁5aは規制部4の直立側4bに規制されて、少々の力で図示する白矢印(5)の方向に押しても移動することがない。
係合部6を有する一対の側壁5aに直交する方向に隣接する側壁5aの他方は、図5(e)に示すように、その外側だけが変形防止部3に規制され、外への変形防止と外部からの進入防止が達成されている。
この完全閉止状態から、ボックスカバー1を取り外す際には、まず、カバー1の規制部4がある部分に、図5(d)に白矢印(4)で示す方向の押す力を加え、側壁5aが規制部4の直立側4bに規制されないようにしてから、白矢印(5)で示す方向に押すと、図4(a)の状態とする。
このようにして、この配線用ボックス装置10によれば、配線用ボックス5に係合部6を、ボックスカバー1にこれに対応した被係合部2と変形防止部3とを設けたので、両者の係合が外力による変形によって解除されることがなく、ボックスカバーが外れたり、隙間を生じたりすることがなくなる。
また、被係合部2は、係合部6との係合と、変形防止という二つの機能を発揮し、殊更、別個に内側の変形防止部を設ける必要がなくない、コストダウンを図ることができる。
変形防止部3Aは、上述したように、被係合部2を設けた側にも設けることができ、その場合には、変形防止をより完全なものとし、また、外からの異物の進入防止効果をより高めることができる。
配線用ボックス5の係合部6は側壁5aの内側に形成されているので、通常そうであるようにコンクリート打設圧が外側から内側に加わっても、係合部6と被係合部2とがより係合する方向に力が作用することとなり、配線用ボックス5からボックスカバー1が外れることがない。
配線用ボックス5の係合部6とボックスカバー1の被係合部2とは、ボックスカバー1が配線用ボックス5の開口面に沿って移動することにより係脱自在に形成され、閉止状態でボックス5の開口方向からには係脱しないようになっているので、通常そうであるように、コンクリート打設により配線用ボックス5の開口方向へ相当大きな力が作用しても、ボックスカバー1が配線用ボックス5から外れる、ということがなく、安全性が高い。
また、ボックスカバー1による配線用ボックス5の閉止状態は、配線用ボックス5の開口を閉止する方向の移動は許可する勾配側4aとその閉止状態からの戻り方向への移動を規制する直立側4bとを備えた規制部4によって維持されているので、閉止には支障が少なく、閉止解除は困難で、閉止状態が良好に維持される。
また、配線用ボックス5の係合部6とボックスカバー1の被係合部2とをそれぞれ短寸の第1、2係合部6A、6B、第1、2被係合部2A、2Bとして、間隔をおいて設置し、非設置部3aが確保できるようにしたので、図4(a)、(b)の白矢印(1)、(2)、(3)で説明したようなワンタッチ操作で、両者の係脱が可能となっている。
ボックスカバー1は配線用ボックス5を完全閉止するようになっているので、外部からの異物進入を完全に防止することができる。
更に、開口部1aがボックスカバー1に設けられているので、コンセント等の配線器具や種々の配線を配線管などを介してボックスカバー1の内外を通過させて配設することができる。
なお、上記では、配線用ボックス5において係止部6を側壁5aの内側に、ボックスカバー1の被係止部2をこれに対応するようにしたが、係止部を側壁5aの外側に設け、ボックスカバー1の被係止部をそれに対応するようにしてもよく、この場合にも、内外の変形防止部も同様に設けることができ、それぞれ同様の効果を発揮する。
また、ボックスカバー1は、その担当する範囲で、上記配線用ボックス装置10の効果を、ボックスカバーとして発揮する。
<参考例>
図6は、本発明の配線用ボックス装置の参考例を構成するボックスカバーの正面図、図7(a)は、図6のボックスカバーの裏面図、(b)はその側面図、(c)は(b)の要部斜視図である。
これより、すでに説明した部分と同じ部分には同じ符号を付して重複説明を省略する。また、煩雑さを避けるために、全ての符号を繰り返して記載しない場合がある。
このボックスカバー1Aは、図8に示す配線用ボックス5Aと組み合わせて用いられ、この配線用ボックス5Aの開口を閉止するもので、全体的には、平板四角状である。
ボックスカバー1Aの表側(図6に示した側)には、図1のボックスカバー1と同様のノックアウトの開口部1cが複数個設けられている。
ボックスカバー1Aの裏側(図7(a)に示した側)辺縁には、図1のボックスカバー1の変形防止部3と同様の変形防止部3Bが設けられている。
このボックスカバー1Aの被係合部2Cは、図1のボックスカバー1の被係合部2と大幅に形状が異なり、後に図9で説明するように、配線用ボックス5Aの開口方向から被せて、そのままの方向でボックスカバー1を配線用ボックス5Aに押し当てることで、配線用ボックス5Aの係合部6Cとの係合が可能となるもので、素材の可撓性を利用し、係合凸部2aを備えた爪形状となっている。
図8は、図6、7のボックスカバーと組み合わせて用いられる配線用ボックスを示すもので、(a)はその正面図、(b)はその側面図である。
この配線用ボックス5Aは、ボックスカバー1Aの外形形状に対応した四角形状であって、その側壁5bの両側が開口となっている。つまり、四角筒形状となっている。この側壁5bは図3の配線用ボックス5の側壁5aと同様のものである。
配線用ボックス5Aにも、係合部6Cが設けられているが、この係合部6Cは、ボックスカバー1Aの被係合部2Cに対応したもので、この被係合部2Cの係合凸部2aが嵌まり込むような係合窓6aを備えている。
このような構成のボックスカバー1A、配線用ボックス5Aの使用方法について、以下説明する。
図9(a)、(b)は、図6のボックスカバー、図8の配線用ボックスで構成される配線用ボックス装置の使用方法を説明する要部斜視図、(c)は(b)の要部断面図である。
図9(a)、(b)は、ボックスカバー1A、配線用ボックス5Aで構成される配線用ボックス装置10Aの使用方法を説明するものである。
図9(a)に示すように、配線用ボックス5Aの係合部6Cのある側を上にして、この上方からボックスカバー1Aの裏面を下にして、その被係合部2Cが、配線用ボックス5Aの係合部6Cに係合するような位置で、ボックスカバー1Aを図示した白矢印の方向(下方)に移動させて、配線用ボックス5Aに当接させる。
すると、図9(b)、(c)に示すように、ボックスカバー1Aの被係合部2Cと配線用ボックス5Aの係合部6Cが係合して、外れないようになる。
こうして、この配線用ボックス装置10Aによれば、ボックスカバー1Aが配線用ボックス5Aにワンタッチ係合し、その係合部分では、配線用ボックス5Aの側壁5bは、ボックスカバー1Aの被係合部2Cと変形防止部3Bとの間に挟まれて、外力が作用しても変形することがなく、ボックスカバー1Aの被係合部2Cと配線用ボックス5Aの係合部6Cとの係合が解除されず、ボックスカバー1Aが外れたり、隙間を生じたりすることがない。
ボックスカバー1Aを取り外す際には、図9(c)で解るように、被係合部2Cの係合凸部2aと係合部6Cの係合窓6aとの係合状態を、この係合窓6aで係合凸部2aを押すことによって、解除すれば良い。
こうして、この配線用ボックス装置10Aによれば、実施例1の配線用ボックス装置10と同様の効果を発揮し、また、そのボックスカバー1Aは、その担当する範囲で、この配線用ボックス装置10Aの発揮する効果をボックスカバーとして発揮する。
なお、このボックスカバー1Aの場合、外側の変形防止部3Bと対向して、配線用ボックス5Aの側壁5bに内側で当接する変形防止部を設けてはいないが、そのような変形防止部を設けるようにしてもよい。
上記の実施例及び参考例は、いずれも、特許請求の範囲に記載の本発明の例示にすぎず、本発明はこれらの実施例等だけに限定されるものではない。
本発明の配線用ボックス装置、ボックスカバーは、ボックスカバーを配線用ボックスにワンタッチで取付可能であって、かつ、配線用ボックスの変形を生じず、ボックスカバーが外れたり、隙間を生じたりすることのないことが要請されるあらゆる産業上の分野に用いることができる。
本発明の配線用ボックス装置の一例を構成するボックスカバーを示すもので、(a)はその正面図、(b)は側面図、(c)は要部断面図 (a)は図1のボックスカバーの裏面図、(b)は(a)の側面図 図1、2のボックスカバーと組み合わせて用いられる配線用ボックスを示すもので、(a)はその正面図、(b)はその側面図 (a)、(b)は、図1のボックスカバー、図3の配線用ボックスで構成される配線用ボックス装置の使用方法を説明する要部斜視図、(c)は(b)の規制部部分の拡大断面図 (a)は、図4に続き、図1のボックスカバー、図3の配線用ボックスで構成される配線用ボックス装置の使用方法を説明する要部斜視図、(b)は(a)の係合部部分の拡大断面図、(c)は、(a)の規制部部分の拡大断面図 本発明の配線用ボックス装置の参考例を構成するボックスカバーの正面図 (a)は、図6のボックスカバーの裏面図、(b)はその側面図、(c)は(b)の要部斜視図 図6、7のボックスカバーと組み合わせて用いられる配線用ボックスを示すもので、(a)はその正面図、(b)はその側面図 (a)、(b)は、図6のボックスカバー、図8の配線用ボックスで構成される配線用ボックス装置の使用方法を説明する要部斜視図、(c)は(b)の要部断面図 背景技術である配線用ボックス装置の一例を示すもので、(a)はそのボックスカバーの斜視図、(b)はその配線用ボックス装置の使用状態を示す横断面図
符号の説明
1、1A ボックスカバー
1a 開口部
2、2C 被係合部
2A 第一被係合部
2B 第二被係合部
3、3A、3B 変形防止部
4 規制部
5、5A 配線用ボックス
5a 側壁
5b 開口
5c 開口面
6、6C 係合部
6A 第一係合部
6B 第二係合部
10、10A 配線用ボックス装置

Claims (7)

  1. 開口を有する配線用ボックスと、該開口にその開口を閉止すべく取り付けられるボックスカバーとからなり、
    前記配線用ボックスには、相対向する一対の側壁に係合部を備え、
    前記ボックスカバーには、相対向する一対の側部に前記係合部が係合する被係合部及び
    前記係合部と前記被係合部とが係合して前記配線用ボックスに前記ボックスカバーを取り付けた状態で、その係合状態を維持すべく、前記係合部を備えた一対の側壁の内側と外側に当接して、該側壁の変形を防止する前記カバーの裏面から突出して形成された変形防止部とを備え、
    前記係合部と前記被係合部とは、前記ボックスカバーを前記係合部と前記被係合部との位置をずらせて配線用ボックスの開口面に当接された状態であって、前記係合部が前記被係合部に隣接する位置から、前記開口面に沿って移動することにより、前記係合部が前記被係合部にそれぞれ係合して、前記配線用ボックスの開口を閉止すべく該配線用ボックスに取付られるようにし、前記ボックスカバーが、前記配線用ボックスに取り付けられた閉止状態から前記係合部が前記被係合部に前記隣接する位置まで移動することにより、前記係合部と前記被係合部とのそれぞれの係合が解除され、前記開口を開放すべく該配線用ボックスから取り外し可能なように構成されていることを特徴とする配線用ボックス装置。
  2. 係合部は、配線用ボックスの側壁の内側に形成されていることを特徴とする請求項1記載の配線用ボックス装置。
  3. 係合部は、配線用ボックスの側壁の外側に形成されていることを特徴とする請求項1記載の配線用ボックス装置。
  4. 係合部は、一対の第一係合部及び第二係合部がそれぞれ間隔をおいて設けられて構成され、被係合部は、前記第一係合部及び第二係合部にそれぞれ係合する一対の第一被係合部、第二被係合部が間隔をおいて設けられて構成され、
    ボックスカバーは、前記両係合部と両被係合部との位置をずらせて配線用ボックスの開口面に当接された状態であって、前記両係合部が両被係合部に隣接する位置から、前記開口面に沿って移動することにより、前記両係合部が両被係合部にそれぞれ係合して、前記配線用ボックスの開口を閉止すべく該配線用ボックスに取り付けられられるようにし
    前記ボックスカバーは、前記配線用ボックスに取り付けられた閉止状態から前記両係合部が両被係合部に前記隣接する位置まで移動することにより、前記両係合部と両被係合部とのそれぞれの係合が解除され、前記開口を開放すべく該配線用ボックスから取り外し可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の配線用ボックス装置。
  5. ボックスカバーには、配線用ボックスの開口を閉止する際に該ボックスの側壁に接触する勾配側と、その閉止状態では、該側壁の反対側に接触する直立側とを備えた規制部を設けたことを特徴とする請求項4記載の配線用ボックス装置。
  6. ボックスカバーは、配線用ボックスの開口を全閉することと特徴とする請求項1から5のいずれか記載の配線用ボックス装置。
  7. ボックスカバーは、コンセント等の配線器具を前記ボックスカバーの内外を通過させて配設するための開口部を有してなることを特徴とする請求項1から6のいずれか記載の配線用ボックス装置。
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