JP4585404B2 - 同期制御方法、同期制御回路及び通信装置 - Google Patents

同期制御方法、同期制御回路及び通信装置 Download PDF

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Description

本発明は、正弦波交流電圧に同期させて外部回路を制御する同期制御方法、同期制御回路及び通信装置に関する。
正弦波交流電圧に同期させて外部回路を駆動することが行われている。たとえば、正弦波交流電圧に同期した同期信号発生手段を設け、この同期信号に同期させてサイリスタのゲートを駆動させて交流電動機を駆動させる回路が特許文献1に開示されている。また、正弦波交流電圧のゼロクロス点に同期させることにより、発生ノイズの影響が低減することが知られている。
特開平7−7979号公報 (図1)
正弦波交流電圧のゼロクロス点に同期させるために、例えば、A/D変換器を用いて正弦波交流電圧を周期的にサンプリングして正負の極性が反転したときに同期信号を出力することが行われる。
この場合、A/D変換器が極性反転を検出するタイミングと真のゼロクロス点のタイミングとの時間差の最大は、サンプリング間隔と同程度となるので、誤差を小さくするためにはサンプリング間隔を短くする必要がある。
ところで、A/D変換器は、測定分解能を高くすればサンプリング間隔が長くなり、測定分解能が低ければ、サンプリング間隔が短くなるような関係を有している。
このため、商用電源の電圧を測定する場合には、正弦波交流電圧の周期の数分の一程度の長いサンプリング間隔で行えば十分であり、安価なA/D変換器を用いても測定分解能を高くすることができる。
しかし、この場合にゼロクロス点を検出すると、A/D変換器が極性反転を検出するタイミングと真のゼロクロス点のタイミングとが一致せず、不安定な同期となったり、ノイズ発生の原因となったりする問題点があった。
そこで、本発明は、サンプリング間隔に依存せずに正弦波交流電圧のゼロクロス点を高精度に検出することができる同期制御方法、同期制御回路及び通信装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための本発明の同期方法は、A/D変換器が正弦波交流電圧を周期的にサンプルし、前記正弦波交流電圧の極性反転を検出して前記正弦波交流電圧に同期させる同期方法であって、前記極性反転の前のサンプル値と前記極性反転の後のサンプル値とを用いてサンプリング間隔を案分計算することによって、前記正弦波交流電圧のゼロクロス点の時刻を算出するゼロクロス点時刻算出過程を備え、前記算出されたゼロクロス点の時刻に機器を同期させることを特徴とする。このとき、前記極性反転の直前のサンプル値と前記極性反転の直後のサンプル値とを用いて案分計算することが好ましい。
正弦波交流電圧の極性反転の前後の複数のサンプル値を用いてサンプリング間隔を案分計算してゼロクロス点を算出するので、サンプリング間隔よりも極めて短い誤差でゼロクロス点に同期させることができる。これにより、サンプリング間隔を長くすることができるので、安価なA/D変換器を用いても正弦波交流電圧の測定分解能を高くすることができる。
本発明によれば、サンプリング間隔に依存せずに正弦波交流電圧のゼロクロス点を高精度に検出することができる同期制御方法、同期制御回路及び通信装置を提供することができる。
(同期制御回路)
本発明の一実施形態である同期制御回路について図1及び図2を参照して説明する。図1は正弦波交流電圧のサンプリング波形とゼロクロス点算出時間との関係を示す図である。図2(a)は同期制御回路のハードウェア構成図であり、図2(b)はアルゴリズム構成図である。
図2(a)を参照して同期制御回路100のハードウェア構成を説明する。同期制御回路100は、フィルタ回路30とワンチップマイコン20とを備え、ワンチップマイコン20は、A/D変換器22とI/Oポート23とタイマ24とCPU25とROM26とRAM27と割込制御回路28とを備え、それぞれがバスライン29により接続されている。
フィルタ回路30は、サンプリング間隔の逆数であるサンプリング周波数の1/2以上の周波数の成分を除去するためにローパスフィルタが用いられ、入力信号である正弦波交流電圧sinωtのノイズ除去のためにも使用される。A/D変換器22は、予め設定されたサンプリング間隔でアナログ信号である正弦波交流電圧をディジタル変換するものであり、安価な逐次比較型が用いられる。なお、サンプリング間隔の逆数であるサンプリング周波数は周波数の60Hzの正弦波交流電圧の1周期中に32データをサンプルするように1920Hzに設定され、14bit程度の高分解能のものを選択することができる。
I/Oポート23は、ディジタル信号を入力し、ディジタル信号を出力するものであり、複数ポート用意されている。タイマ24は、予め設定された時間が経過することにより割り込みを発生させるものであり、本実施形態ではこの割り込みによりI/Oポート23の特定のビットを反転させ、外部機器を制御する。
割込制御回路28は、割込信号により割り込みプログラムを起動させるものであり、本実施形態ではA/D変換器22が正弦波交流電圧を8サンプルする毎に割込信号を繰り返し発生させるようにしており、以下、この割り込みをAI割込という。また、CPU25、ROM26、RAM27を用い、これらはバスライン29を介して各部を制御している。
次に、図2(b)のアルゴリズム構成図を参照して、プログラムの構成を説明する。
A/D変換ユニット42は、A/D変換器22を制御するためのものであり、予め設定されたサンプリング間隔で入力された正弦波交流電圧をディジタル変換する。ゼロクロス点検出手段44は、正弦波交流電圧のゼロクロス点P9(図1参照)を検出するものであり、正弦波交流電圧の極性反転を検出する直前のサンプリングデータSample1と、直後のサンプリングデータSample2とを用いてサンプリング間隔を直線近似してゼロクロス点P9を算出する。補正値算出手段46は、ゼロクロス点P9の算出が完了してから90°の点P10(あるいは、次回以降のゼロクロス点)までの補正時間を算出するものである。タイマセット48は、算出された補正時間をタイマ24にセットするものであり、これにより、90°の点P10の時刻にタイマ24が割り込みを発生させ、I/Oポート23の所定ビットを反転させ、外部機器を制御する。また、RAM27には、A/D変換器22の出力データであるSample1、Sample2及び補正値算出手段46が算出した補正時間のデータが記憶される。
次に、図1(a)を参照して同期制御回路の動作を詳細に説明する。
図1(a)の上段は、正弦波交流電圧を等間隔にサンプリングする様子を示している。正弦波交流電圧のゼロクロス点P9と90°の点P10との間が、サンプリング点P2,P3,P4,P5,P6,P7によりサンプリングされ、ゼロクロス点P9の直前にサンプリング点P1によりサンプリングされ、ゼロクロス点P9の直後にサンプリング点P2によりサンプリングされ、90°の点P10の直後にサンプリング点P8によりサンプリングされている。
言い換えれば、ゼロクロス点P9の直前のサンプリング点P1のデータがSample1であり、ゼロクロス点P9の直後のサンプリング点P2のデータがSample2である(図1(b)参照)。また、正弦波交流電圧の極性反転が検出されるのは、サンプリング点P2であるので、真のゼロクロス点P9との間には、誤差時間が発生している。
(a)の中段には、ゼロクロス点P9からタイマ24に設定する補正時間の算出を完了するまでの時間が記載されている。この時間は、ゼロクロス点P9からサンプリング点P2までの誤差時間t1と、サンプリング点P2からAI割込iまでの時間t2と、AI割込iによってゼロクロス点P9を算出する迄の時間t3とを合計した時間である。
誤差時間t1は、サンプリング間隔をサンプリング点P1のデータSample1とサンプリング点P2のデータSample2とで案分して求められる。例えば、Sample1が−5Vであり、Sample2が+10Vであり、サンプリング周波数が1920Hzであるとき、誤差時間t1は、
(1/1920Hz)×(10V/(5V+10V))=0.347mSEC
である。
サンプリング点P2からAI割込iまでは3倍のサンプリング時間が経過しているので、時間t2は、
(1/1920Hz)×3=1.563mSEC
である。言い換えれば、このサンプリング時間は、サンプリング間隔×サンプリング数により算出されている。
AI割込iによってゼロクロス点P9を算出する迄の時間t3は、実測あるいは、CPU25の所要ステップ数にCPUのクロック時間を乗算することによって算出される。ここでは、時間t3は1mSECとする。したがって、ゼロクロス点P9からゼロクロス点P9の算出が完了する迄の時間は、
0.347+1.563+1=2.91mSEC
と計算される。
(a)の下段には、ゼロクロス点P9を算出してから正弦波交流電圧の90°の点P10までの補正時間t4が記載されており、この補正時間t4がタイマ24に設定される。補正時間t4は、
(1/60Hz)×90°/360°−2.91mSEC=1.257mSEC
となる。なお、補正時間t4の算出には、フィルタ回路30の入力遅れ時間を考慮することが好ましい。
なお、AI割込iは、電源投入によるリセットから8サンプリング毎に割り込むように構成されているので、図2(a)に示すようにサンプリング点P5の時刻に開始するとは限らない。例えば、サンプリング点P4の時点でAI割込iが開始すれば、補正時間t4は、サンプリング間隔だけ延びる。
この補正時間t4をタイマ24に設定し、設定時間が経過した時点でI/Oポート23の所定のビットを反転し、外部機器を制御する。これにより、AI割込iのタイミングに依存しないで、正弦波交流電圧に同期した制御が可能になる。
以上説明したように、本実施形態の同期制御回路100によれば、正弦波交流電圧のゼロクロス点に同期した出力を得ることができる。特に、ゼロクロス点P9で遷移する同期信号を用いて外部機器を制御すれば、ノイズ発生が少なくなる。また、A/D変換器22のサンプリング周波数を低くすることができるので、安価な逐次比較型のA/D変換器を用いても正弦波交流電圧の測定分解能を高くすることができる。さらに、ワンチップマイコン20に内蔵されているA/D変換器22、タイマ24及びI/Oポート23を用いることにより同期制御の機能を実現することができる。
(通信装置)
以下、本実施形態の同期制御回路100を用いた通信装置及び通信システムについて、図3を参照して説明する。
本実施形態の通信システム200は、三相の送電線51,52,53と、送電線51,52,53の両端に設けられる通信装置54a,54bとを備え、通信装置54a,54bは、継電器57a,57bと、コンデンサ58a,58bと、同期制御回路100とを有している。同期制御回路100は、正弦波交流電圧の測定と、継電器57a,57bの遮断/開放とに使用され、機器情報が伝送される。なお、送電線51,52,53の端部には図示しない変圧器が設けられ、Y結線の中性点が接地されている。
R相、S相、T相の三相正弦波交流電圧が送電線51,52,53及び柱上機器55を介して送電が行われる。また、柱上機器55には通信装置54bが併設され、通信装置54bは柱上機器55の監視制御を行う。さらに、柱上機器55には、例えば、機械的開閉器56a,56b,56cが取り付けられ、その送電を中継している。
S相を送電する送電線52の通信装置54a側には、継電器57aを介してコンデンサ58aの一端が接続され、コンデンサ58aの他端は接地されている。また、継電器57aは、同期制御回路100が三相正弦波交流電圧に同期して生成する送信信号Taを用いて短絡/開放制御されている。同様に、送電線52の通信装置54b側も、継電器57bを介してコンデンサ58bの一端が接続され、コンデンサ58bの他端は接地されている。また、継電器57bは送信信号Tbにより短絡/開放制御されている。
また、通信装置54a,54bの双方で送電線51,52,53の各相電圧が監視されており、本実施形態では、特に、各相電圧が接地抵抗を介して変動する不平衡電圧を同期制御回路100のサンプリング周波数で監視し、受信信号としている。
次に、図4を参照して通信システム200の動作を説明する。
図4の上段は、S相の正弦波交流電圧Vsであり、中段は通信装置54aから通信装置54bまで伝送する送信信号Taを示し、「1」,「0」のON/OFF信号である。信号「1」の立ち上がり、立ち下がりは、正弦波交流電圧Vsの90°の点P10に同期している。この信号「1」の時に継電器57aを短絡することにより、コンデンサ58aに位相が90°ずれた交流電流が接地を介して流れ、この交流電流に接地抵抗を乗算した不平衡電圧が発生する。この不平衡電圧波形を図4の下段に示す。
R相,S相,T相の各相電圧を同期制御回路100のサンプリング周波数で観測し、各相電圧が同時に変動する成分である不平衡電圧を検出する。そして、不平衡電圧が存在している期間が信号「1」であり、不平衡電圧が存在していない期間が信号「0」であると判定され、60bpsの速度で機器情報が伝送される。
以上説明したように、本実施形態の通信システム200によれば、正弦波交流電圧に同期してシリアル信号が送電線51,52,53を介して伝送される。同期制御回路100を用いて継電器57a,57bをON/OFF制御し、同期制御回路100のサンプリング周波数で不平衡電圧を監視したので、安価な逐次比較型のA/D変換器22を用いても不平衡電圧の測定分解能を高くすることができる。このため、不平衡電圧の検出精度が向上する。
(変形例)
本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような種々の変形が可能である。
(1)前記実施形態の同期制御回路100は、極性反転の直前のサンプリングデータSample1と直後のサンプリングデータSample2とをサンプリング間隔で直線的に案分計算してゼロクロス点P9を求めたが、sin ―1 の逆三角関数を用いて案分計算すれば、より高精度にゼロクロス点を算出することができる。
(2)前記実施形態の同期制御回路100は、逐次比較型のA/D変換器22を用いたが、必要に応じて、二重積分型、デルタシグマ型、サブレンジ型、フラッシュ型のA/D変換器を用いることができる。逐次比較型のサンプリング周波数は、2kHz程度から1MHz程度のものがあり、2kHzのときの測定分解能は14bit程度であり、1MHzのときの測定分解能は8bitから10bitである。また、二重積分型のサンプリング周波数は、20Hzから200Hzであり、20Hzのときの測定分解能は22bitであり、200Hzのときの測定分解能は12bitである。また、デルタシグマ型のサンプリング周波数は100Hzから20kHzであり、100Hzのときの測定分解能は24bitであり、20kHzのときの測定分解能は18bit程度である。また、サブレンジ型のサンプリング周波数は1MHzから20MHzであり、1MHzのときの測定分解能は14bitであり、20MHzのときの測定分解能は8bitである。また、フラッシュ型のサンプリング周波数は20MHzから10GHzであり、20MHzのときの測定分解能は12bitであり、10GHzのときの測定分解能は6bit程度である。何れのA/D変換器も測定分解能が高い場合はサンプリング間隔を長くする必要があり、測定分解能が低ければ、サンプリング間隔を短くすることができるような関係を有している。このため、低いサンプリング周波数を用いて正弦波交流電圧を測定すれば、高い測定分解能を得ることができる。
(3)前記実施形態の通信装置54a,54b及び通信システム200は、三相送電線のS相にコンデンサ58a,58b及び継電器57a,57bを介して接地させたが、R相、S相及びT相の何れの一相をコンデンサ等を介して接地させてもよい。また、何れかの二相をコンデンサ等を介して接地させても、不平衡電圧を発生させることができる。また、三相のすべての相をコンデンサを介して接地させても、コンデンサの容量を異ならせることにより、不平衡電圧を発生させることができる。
正弦波交流電圧のサンプリング波形とゼロクロス点算出時間との関係を示す図である。 本実施形態の同期制御回路のハードウェア構成図及びアルゴリズム構成図である。 本実施形態の通信システムの構成を示す図である。 S相の正弦波交流電圧と、ON/OFF信号と、不平衡電圧との関係を示す図である。
符号の説明
20 ワンチップマイコン
22 A/D変換器
23 I/Oポート
24 タイマ
25 CPU
26 ROM
27 RAM
28 割込制御回路
29 バスライン
30 フィルタ回路
42 A/D変換ユニット
44 ゼロクロス点検出手段
46 補正値算出手段
48 タイマセット
51,52,53 送電線
54a,54b 通信装置
55 柱上機器
56a,56b,56c 開閉器
57a、57b 継電器
58a,58b コンデンサ
100 同期制御回路
200 通信システム

P1,P2,P3,P4,P5,P6,P7,P8サンプリング点
P9 ゼロクロス点
P10 90°の点
t1 誤差時間
t2 ゼロクロス点直後のサンプリング点からAI割込までの時間
t3 AI割込からゼロクロス点を算出するまでの時間
t4 補正時間
i AI割込

Claims (4)

  1. A/D変換器が正弦波交流電圧を周期的にサンプルし、前記正弦波交流電圧の極性反転を検出して前記正弦波交流電圧のゼロクロス点に同期した同期信号を出力する同期制御回路であって、
    前記極性反転の前のサンプル値と前記極性反転の後のサンプル値とを用いてサンプリング間隔を案分計算することによって、前記正弦波交流電圧のゼロクロス点の時刻を算出するゼロクロス点算出手段と、
    前記同期信号を出力すべき時刻から前記ゼロクロス点の算出が完了した時刻を減算した補正時間を算出する補正時刻算出手段と、
    前記ゼロクロス点の算出が完了した時刻に起動され、前記補正時間がカウントされるタイマとを備え、
    前記タイマのカウントが完了したときに前記同期信号を出力する同期制御回路。
  2. 送電線相電圧に対して位相が異なる不平衡電圧を前記電圧に重畳させるか否かで、オン/オフ信号を伝送する通信装置であって、
    A/D変換器が前記送電線の何れか一の相電圧を周期的にサンプルし、前記一の相電圧の極性反転を検出して前記一の相電圧のゼロクロス点に同期した同期信号を出力する同期制御回路と、
    前記相電圧が同時に変動する成分を前記不平衡電圧として検出する電圧検出手段と、
    前記ゼロクロス点の算出が完了した時刻に起動されるタイマとを備え、
    前記同期制御回路は、
    前記一の相電圧が極性反転する前のサンプル値と極性反転した後のサンプル値とを用いてサンプリング間隔を案分計算することによって前記一の相電圧のゼロクロス点を算出するゼロクロス点算出手段と、
    前記一の相電圧の位相が90°の点の時刻から前記ゼロクロス点の算出が完了した時刻を減算した補正時間を算出する補正時刻算出手段とを備え、
    前記タイマは、前記起動後、前記補正時間のカウントが完了したときに、前記ゼロクロス点を算出した相を接地されたコンデンサで短絡することにより、前記不平衡電圧を前記送電線に重畳させ、
    前記電圧検出手段は、前記送電線の相電圧を前記同期制御回路のサンプリング周波数で観測することを特徴とすることを特徴とする通信装置。
  3. A/D変換器が正弦波交流電圧を周期的にサンプルし、前記正弦波交流電圧の極性反転を検出して前記正弦波交流電圧のゼロクロス点に同期した同期信号を出力する同期制御回路であって、
    前記極性反転の前のサンプル値と前記極性反転の後のサンプル値とを用いてサンプリング間隔を案分計算することによってゼロクロス点を算出するゼロクロス点算出手段と、
    前記同期信号を出力すべき時刻から前記ゼロクロス点の時刻を減算した補正時間を算出する補正時刻算出手段と、
    前記極性反転の後にサンプルした時刻から、前記ゼロクロス点を算出するまでのゼロクロス点算出時間、及び前記補正時間が経過したときに前記同期信号を出力する同期制御回路。
  4. CPUがA/D変換器に正弦波交流電圧を周期的にサンプルさせ、前記正弦波交流電圧の極性反転を検出して前記正弦波交流電圧のゼロクロス点に同期した同期信号を出力する同期制御方法であって、
    前記極性反転の前のサンプル値と前記極性反転の後のサンプル値とを用いてサンプリング間隔を案分計算することによって前記CPUがゼロクロス点を算出するゼロクロス点算出過程と、
    前記同期信号を出力すべき時刻から前記ゼロクロス点の時刻を減算した補正時間を前記CPUが算出する補正時刻算出過程と、
    前記極性反転の後にサンプルした時刻から、前記ゼロクロス点を算出するまでのゼロクロス点算出時間、及び前記補正時間が経過したときに前記CPUが前記同期信号を出力する同期制御方法。
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