JP4585343B2 - 超音波モータの駆動方法 - Google Patents

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Description

本発明は、超音波モータによって駆動される被駆動体を高精度で位置決め等するための超音波モータの駆動方法に関する。
図6に示すように、2個の超音波振動子101a・101bと、超音波振動子101a・101bを所定の角度(例えば、90度)で保持する保持部材102と、略V字型の形状を有し、その頂点部で被駆動体であるスライダ105と接し、その端部(V字型の開いている方)で超音波振動子101a・101bと接続されたヘッド103と、を備えた共振型の超音波モータ100が知られている(例えば、特許文献1参照)。
超音波振動子101a・101bはそれぞれ、圧電素子104a・104bを備えている。超音波モータ100では、超音波振動子101a・101bを位相が90度ずれた共振周波数電圧で駆動すると、ヘッド103の先端部に楕円運動が生ずる。そこで、リニアガイド106に取り付けられたスライダ105の側面に楕円運動するヘッド103を一定の力で押し付けると、ヘッド103とスライダ105との間に生ずる摩擦力によってスライダ105にリニアガイド106の延長方向の推力が与えられ、これによってスライダ105を移動させることができる。
また、この超音波モータ100では、超音波振動子101a・101bのいずれか一方のみを駆動することによっても、スライダ105を動かすことができる。例えば、超音波振動子101aのみを駆動すると、図6において、スライダ105を左側へ移動させることができる。
しかしながら、超音波モータ100には、圧電素子104a・104bに印加する電圧信号(入力電圧)に対して超音波モータ100が駆動しない、所謂、不感帯が存在する。この不感帯について説明するために、図7に超音波モータ100を実際に駆動した場合の入力電圧と被駆動体(スライダ105)の速度との関係を示す。圧電素子104a・104bへの入力電圧を0からVeに上げても、超音波モータ100は駆動しない。そのため、そこから徐々に入力電圧を上げてその値が始動電圧Vsに達したときに、超音波モータ100が駆動して被駆動体は速度vsで動き出す。被駆動体が動き出した後には、入力電圧を始動電圧Vsから下げることによって、速度ve以上vs未満の速度を得ることができ、入力電圧がVeより小さくなると、その時点で超音波モータ100の駆動は停止する。つまり、速度veが最小移動速度となり、そのときの電圧Veの大きさが不感帯の大きさを表す指標となる。
このため、超音波モータ100の駆動制御においては、このような不感帯をフィードフォワードに取り込んだ入力電圧の制御が行われる。具体的には、図8に示すように、図7に示した入力電圧/速度の相関関係をY軸まで外挿した直線を用いる必要があり、この図8におけるY軸切片Vがフィードフォワード制御に係るオフセット電圧となる。
ところが、この図8に示す制御を用いて超音波モータ100の駆動制御を行う場合には、先に図7を参照しながら説明した通り、入力電圧がVsに上がるまで超音波モータ100は駆動しないので、速度が上がるまでにタイムラグを生じ、また、ve未満の速度を得ることができないので、被駆動体の精密な位置制御や速度制御を必要とする用途では支障を生じるおそれがある。これに対して、図9に示すように、オフセット電圧をVsに設定すると、超音波モータ100をすぐに始動させることができるので、このような制御も実際に用いられているが、この場合には速度をvsより小さくすることができなくなり、図8に示した制御を用いる場合よりもさらに、被駆動体を低速移動させることができなくなる。
特開2000−152671号公報
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、被駆動体の最小移動速度を従来よりも小さくすることができる超音波モータの駆動方法を提供することを目的とする。
すなわち、本発明によれば、圧電素子を備えたランジュバン型の2個の超音波振動子と、略V字型の形状を有し、その頂点部で被駆動体と接し、その端部でそれぞれ前記超音波振動子を保持するヘッド部材と、を備えた超音波モータの駆動方法であって、
前記2個の超音波振動子が具備する圧電素子にそれぞれ同位相の電圧を印加し、その際に、一方の圧電素子には所定値以上の電圧を常に印加し、他方の圧電素子に印加する電圧値を変化させることで、前記被駆動体の速度を制御することを特徴とする超音波モータの駆動方法、が提供される。
この超音波モータの駆動方法においては、一方の超音波振動子を構成する圧電素子に常に印加する電圧の値を、2個の超音波振動子が具備する圧電素子にそれぞれ位相が90度ずれた同じ値の電圧を印加した場合の超音波モータの始動電圧の値以上とするか、または、2個の超音波振動子がそれぞれ具備する圧電素子のいずれか一方に電圧を印加した場合の超音波モータの始動電圧の値以上とする。また、2個の超音波振動子がそれぞれ具備する圧電素子の一方に印加する電圧の値を一定に保持して、他方に印加する電圧の値を降下させることにより被駆動体の速度を下げる制御方法や、一方に印加する電圧の値を上昇させながら、他方に印加する電圧の値を降下させることにより被駆動体の速度を下げる制御方法が好適に用いられる。また、超音波モータを静止させるためには、2個の超音波振動子が具備する圧電素子に同じ大きさの電圧を印加する方法が好適に用いられる。
本発明によれば、被駆動体を従来よりも低速で移動させることができるようになる。これにより、例えば、被駆動体の位置決め精度を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、超音波モータ10の概略構造を示す断面図である。この超音波モータ10は先に図6に示した超音波モータ100と同じ構造を有するが、ここで改めて詳しく超音波モータ10の構造について説明することとする。
超音波モータ10は、ランジュバン型構造を有する2個の超音波振動子11a・11bと、超音波振動子11a・11bを所定角度(図1では90度としている)で保持する保持部材12と、被駆動体15に接する略V字型の形状を有するヘッド13を有している。保持部材12には、例えば、エアーシリンダや油圧シリンダ、スプリングコイル等の押圧機構14が取り付けられており、所定の力でヘッド13を被駆動体15に押し当てている。
超音波振動子11aは、両端がネジ切りされたボルト21と、ボルト21のネジ溝に嵌合するネジ穴を有する袋ナット22と、ボルト21を通すことができる2枚のリング状の圧電板23a・23bと、ボルト21を通すことができるリング状の電極板24a〜24cとを有している。
超音波振動子11bは、超音波振動子11aと同様に、ボルト21′と、袋ナット22′と、2枚のリング状の圧電板23a′・23b′と、リング状の電極板24a′〜24c′とを有している。圧電板23a・23b・23a′・23b′の表裏面には電極(図示せず)が形成されている。なお、1個の超音波振動子に設けられる圧電板の枚数は任意であり、2枚に限定されるものではない。
保持部材12にはボルト21を通すための孔部が設けられている。ヘッド13は、被駆動体15に接する当接部13aと、超音波振動子11a・11bと連結される連結部13b・13b′と、当接部13aと連結部13b・13b′とを連結するネック部13c・13c′から構成されている。
ヘッド13の連結部13b・13b′にはそれぞれ、ボルト21・21′のネジ溝に嵌合するネジ穴が形成されている。このヘッド13には、耐摩耗性に優れる材料、例えば、ステンレスや超硬合金等の金属材料や、アルミナや窒化ケイ素、炭化ケイ素等のセラミックスが用いられる。ヘッド13が金属製であれば、ヘッド13にボルト21・21′と連結するためのネジ溝を形成することが容易である。ヘッド13を金属材料で作製し、その当接部13aの表面に窒化ケイ素等のコーティングを施すこと等も好ましい。
図1に示されるように、圧電板23a・23bが電極板24a〜24cに挟まれるように配置し、これら圧電板23a・23bと電極板24a〜24cおよび保持部材12の孔部にボルト21を通し、ボルト21の端部にそれぞれヘッド13と袋ナット22を取り付ける。これによって圧電板23a・23bは所定の力で締め付けられ、超音波振動子11aが構成される。このように、超音波モータ10において、ヘッド13は、被駆動体15に推力を与えるだけでなく、ランジュバン型振動子を構成する部材としての役割を担っている。これと同様にして、超音波振動子11bが構成される。
通常、ボルト21と袋ナット22と保持部材12は金属材料が用いられ、この場合には、電極板24a・24cは保持部材12を介して袋ナット22と導通する。このため、保持部材12または超音波振動子11aの袋ナット22を圧電体23a・23bを駆動するための接地電極として用いることができ、このときに超音波振動子11bが具備する圧電板23a′・23b′を駆動するためのアース電極を同時にとることができる。
なお、ヘッド13が金属製の場合、ヘッド13はボルト21と袋ナット22を介して電極板24aと導通するために、保持部材12または超音波振動子11a・11bの袋ナット22・22′のいずれかを接地すれば、ヘッド13もまた接地状態に保持することができる。
圧電板23a・23bには、PZT系等の圧電セラミックスが好適に用いられる。圧電板23a・23bの分極の向きは、圧電板23a・23bの間に挟まれている電極板24bについて対称となっている。また、電極板24a・24cは互いに電気的に接続されている。したがって、電極板24bと電極板24cとの間に電圧を印加すると、圧電板23a・23bには同じ位相で変位(振動)が生ずる。つまり、圧電板23a・23bがその厚み方向に共に伸び、または、共に縮む。
そこで、圧電板23a・23bに共振周波数の電圧信号を投入して超音波振動子11aを振動させることにより、この振動はネック部13cによって拡大されて当接部13aに伝えられる。これと同時に、所定の共振周波数の電圧信号を圧電板23a′・23b′に投入して超音波振動子11bを振動させると、この振動はネック部13c′によって拡大されて当接部13aに伝えられる。こうして当接部13aには、2つの超音波振動子11a・11bからそれぞれネック部13c・13c′を介して伝えられた振動が合成された変位運動が生じる。
次に、超音波モータ10の駆動方法について説明する。図2に超音波モータ10の制御系の概略構成を表す図を示す。プロファイルジェネレータ(PG)50は被駆動体15を所定位置へ移動させるための軌道生成を行う。プロファイルジェネレータ(PG)50で作成した位置指示量spと、被駆動体15の実位置を測定するエンコーダ(ENCODER)52の検出値とが合算され、これにより位置誤差が求められる。この位置誤差に位置フィードバック係数Kpを掛け合わせることで位置フィードバックゲインが求められる。また、位置指示量spを微分演算子sで微分して速度指示値svを求め、この速度指示値svと速度フィードフォワード係数Kfを掛け合わせることで速度フィードフォワードゲインを求める。さらに、エンコーダ(ENCODER)52の検出値の微分値に速度フィードバックのための係数Ksを掛け合わせて速度フィードバックゲインを求める。これら位置フィードバックゲインと、速度フィードフォワードゲインと、速度フィードバックゲインとが合算されてPID演算部G(PID)51に入力され、そこで処理されて得られる電圧値とオフセット電圧値(offset)とを合わせた電圧が、超音波モータ10(図2において「USM」で示す)へ印加される。そして、被駆動体15の位置はエンコーダ52によって検出され、前述の通り、この検出値がフィードバック制御に用いられる。
図3に超音波モータ10の第1の駆動方法を表すグラフを示す。図3では、超音波振動子11aを駆動制御するための電圧をチャンネルCH(点線)で表し、超音波振動子11bを駆動制御するための電圧をチャンネルCH(点線)で表し、実測される被駆動体15の速度を実線で示している。なお、このような表示は後述する図4および図5についても同様とする。チャンネルCHにおける高電圧側(勾配を有する部分)は、実際には、被駆動体15の速度線と重なるが、図3では両者の関係がわかりやすくなるように、意図的に近接させて描いている。
図3に示されるように、チャンネルCHとチャンネルCHのオフセット電圧Vsを同じ値とする。また、チャンネルCHとチャンネルCHの電圧信号は同位相(同位相のsin波、cos波、のこぎり波等)である。チャンネルCHの電圧値は、常に一定値以上(つまり、オフセット電圧Vs以上)に設定されている。
オフセット電圧Vsの値は、チャンネルCH・CHのいずれか一方の電圧をオフセット電圧Vsに保持して、他方の電圧値をオフセット電圧Vsから下げていったときに、その他方の電圧値が0Vに到達するまでに被駆動体15が動き出すように、設定されている。このオフセット電圧Vsは、超音波振動子11a・11bを位相が90度ずれたsin波等の電圧信号で駆動した場合の始動電圧(図7に示すVs)以上の電圧値、または、超音波振動子11a・11bのいずれか一方のみを駆動した場合の始動電圧以上の電圧値、とすることができる。
以下の説明においては、オフセット電圧Vsの値を、チャンネルCHの電圧値を0Vとしたときに、チャンネルCHの電圧によって超音波振動子11aが被駆動体15を移動させることができる値に設定したとする。これは、超音波振動子11aが被駆動体15に与える力は、図1に示す−Yの向きと+Xの向きの成分を有しているので、超音波振動子11aを駆動する電圧値が、先に図7を参照しながら説明した始動電圧Vsに相当する値よりも大きければ、被駆動体15を+Xの向きに突き出し、被駆動体15を+Xの向きに移動させることができるからである。
超音波モータ10の第1の駆動方法では、オフセット電圧Vsの値が、上述の通りに、超音波振動子11a・11bの一方にのみに印加されていれば被駆動体15を動かすことができる大きさであっても、チャンネルCHとチャンネルCHの電圧値が同じであり、かつ、位相も同じであれば、超音波振動子11aが被駆動体15に与える力のX成分と、超音波振動子11bが被駆動体15に与える力のX成分とが相殺するために、被駆動体15は動かない。つまり、チャンネルCHとチャンネルCHの電圧値がともにオフセット電圧Vsの場合、被駆動体15の速度は0となる。一方、チャンネルCHとチャンネルCHの電圧値が異なると、被駆動体15に加えられるX成分のバランスが崩れて、被駆動体にX方向の推力が加えられ、これによって被駆動体15を移動させることができるようになる。
チャンネルCHとチャンネルCHがともにオフセット電圧Vsにある状態から、チャンネルCHの電圧をオフセット電圧Vsに維持しながら、チャンネルCHの電圧をオフセット電圧Vsから図示された直線に従って下げていくと、超音波振動子11aがヘッド13を介して被駆動体15に与えるX方向の推力が徐々に大きくなって、チャンネルCHの電圧がVsとなったときに、速度vsで動き出す。この状態からチャンネルCHの電圧をさらに下げると、被駆動体15の速度は大きくなり、チャンネルCHの電圧が0となった後には、チャンネルCHの電圧を上げることにより、さらに被駆動体15の速度を大きくすることができる。
一方、被駆動体15を速度vsよりも大きい速度で駆動している状態から図3に示すチャンネルCH・CHの関係を維持しながら、被駆動体15を速度が小さくなるようにチャンネルCH・CHの電圧を変化させた場合、および、チャンネルCHの電圧がVsとなって被駆動体15が動き出した後にチャンネルCHの電圧をVsから上げた場合には、被駆動体15の速度は小さくなり、被駆動体15の速度がve未満となったときに、被駆動体15が停止する。したがって、超音波モータ10の第1の駆動方法においては、被駆動体15の最小駆動速度がveであり、このときの電圧Veが不感帯の大きさを表す値となる。
後述する実施例に示すように、この超音波モータ10の第1の駆動方法によれば、最小駆動速度がveを、先に図7,図8を参照しながら説明した最小駆動速度veよりも小さくすることができる。なお、超音波振動子11a・11bに印加するチャンネルCH・CHの電圧を反転させれば、被駆動体15の移動方向を逆転させることができる。
次に、図4に超音波モータ10の第2の駆動方法を表すグラフを示す。この第2の駆動方法において、チャンネルCHとチャンネルCHのオフセット電圧Vsおよび電圧信号の位相の設定は、上述した第1の駆動方法に準ずる。
図4に示されるように、チャンネルCHの電圧をオフセット電圧Vsから大きくしながら、チャンネルCHの電圧をオフセット電圧Vsから小さくすると、超音波振動子11aがヘッド13を介して被駆動体15に与えるX方向の推力が徐々に大きくなり、チャンネルCHの電圧がVsとなったときに、被駆動体15は速度vsで動き出す。
この状態からチャンネルCHの電圧をさらに上げ、かつ、チャンネルCHの電圧をさらに下ると、被駆動体15の速度は大きくなり、チャンネルCHの電圧が0となった後には、チャンネルCHの電圧を上げることにより、さらに被駆動体15の速度をさらに大きくすることができる。
一方、被駆動体15を速度vsよりも大きい速度で駆動している状態から図4に示すチャンネルCH・CHの関係を維持しながら、被駆動体15を速度が小さくなるようにチャンネルCH・CHの電圧を変化させた場合、および、チャンネルCHの電圧がVsとなって被駆動体15が動き出した後にチャンネルCHの電圧をVsから上げた場合には、被駆動体15の速度は小さくなり、被駆動体15の速度がve未満となったときに、被駆動体15が停止する。したがって、超音波モータ10の第2の駆動方法においては、被駆動体15の最小駆動速度がveであり、このときの電圧Veが不感帯の大きさを表す値となる。
次に、図5に超音波モータ10の第3の駆動方法を表すグラフを示す。この第3の駆動方法においても、チャンネルCHとチャンネルCHのオフセット電圧Vsおよび電圧信号の位相の設定は、上述した第1,第2の駆動方法に準ずる。
図5に示されるように、チャンネルCHの電圧をオフセット電圧Vsから大きくしながら、チャンネルCHの電圧をオフセット電圧Vsで維持すると、超音波振動子11aがヘッド13を介して被駆動体15に与えるX方向の推力が徐々に大きくなり、チャンネルCHの電圧がVsとなったときに、速度vsで動き出す。
この状態から図5に示されるように、チャンネルCHの電圧を上げると同時にチャンネルCHの電圧をオフセット電圧Vsで維持することにより、また、その後にチャンネルCHの電圧を維持する同時にチャンネルCHの電圧を下げることによって、被駆動体15の速度を大きくすることができる。チャンネルCHの電圧が0となった後には、チャンネルCHの電圧を上げることにより、さらに被駆動体15の速度を大きくすることができる。
一方、被駆動体15を速度vsよりも大きい速度で駆動している状態から図5に示すチャンネルCH・CHの関係を維持しながら、被駆動体15を速度が小さくなるようにチャンネルCH・CHの電圧を変化させた場合、および、チャンネルCHの電圧がVsとなって被駆動体15が動き出した後にチャンネルCHの電圧をVsから下げた場合には、被駆動体15の速度は小さくなり、被駆動体15の速度がve未満となったときに、被駆動体15が停止する。したがって、超音波モータ10の第3の駆動方法においては、被駆動体15の最小駆動速度がveであり、このときの電圧Veが不感帯の大きさを表す値となる。
(比較例)
比較例として、先に図7および図8を参照して説明した駆動方法を用いて、超音波モータ10を超音波振動子11aのみを所定周波数のsin波で駆動することにより、1kgのステージを移動させた。この比較例では、超音波振動子11aを駆動するためのチャンネルCHの電圧値を0Vから40Vに直線的にスイープさせ後に0Vに戻し、超音波振動子11bには電圧を印加しなかった(チャンネルCH=0V)。表1にチャンネルCHの電圧スイープ時の所定ポイントにおける電圧値とステージの移動速度との関係を示す。
Figure 0004585343
この表1に示されるように、チャンネルCHの電圧が30Vに達すると、ステージが10mm/秒の速度で移動し始めた(つまり、始動速度vs=10mm/秒)。その後さらにチャンネルCHの電圧を上げていくと、40Vで30mm/秒の移動速度が得られた。続いてチャンネルCHの電圧を40Vから徐々に下げていくと、25Vで3mm/秒の移動速度が得られたが、それよりも電圧をさげると、ステージは動かなくなった(つまり、最小移動速度ve=3mm/秒)。
(実施例1)
先に説明した第1の駆動方法を用いて、上記比較例と同じ1kgのステージを移動させた。この実施例1では、チャンネルCHの電圧値を30Vに保持した状態でチャンネルCHの電圧値を30Vから0Vに直線的にスイープさせ、その後、チャンネルCHの電圧値を0Vで保持した状態でチャンネルCHの電圧値を30Vから40Vに直線的にスイープさせた。次いで、この電圧制御を逆向きに行うことで初期状態に戻した。表2にチャンネルCH・CHの電圧スイープ時の所定ポイントにおける各電圧値とステージの移動速度との関係を示す。
Figure 0004585343
表2に示されるように、チャンネルCHの電圧値が4Vまで降下したときに、ステージが3mm/秒の速度で移動し始めた(つまり、始動速度vs=3mm/秒)。その後さらにチャンネルCHの電圧を下げると、チャンネルCHの電圧値が0Vのときに、ステージの移動速度は10mm/秒となった。この状態は比較例と同じである。よって、チャンネルCHの電圧値が0VのままチャンネルCHの電圧値を30Vから上げると、チャンネルCHの電圧値が40Vのときに30mm/秒の移動速度が得られた。続いて、チャンネルCHの電圧を40Vから徐々に下げて30Vで保持した後、チャンネルCHの電圧を0Vから徐々に上げていくと、チャンネルCHの電圧値が7Vに達した時点で0.2mm/秒の移動速度が得られた。しかし、それよりもチャンネルCHの電圧を上げると、ステージは動かなくなった(つまり、最小移動速度ve=0.2mm/秒)。
(実施例2)
先に説明した第2の駆動方法を用いて、上記比較例と同じ1kgのステージを移動させた。この実施例2では、チャンネルCHの電圧値を30Vから50Vに直線的にスイープさせると同時に、チャンネルCHの電圧値を30Vから10Vに直線的にスイープさせた。次いで、この電圧制御を逆向きに行うことで初期状態に戻した。表3にチャンネルCH・CHの電圧スイープ時の所定ポイントにおける各電圧値とステージの移動速度との関係を示す。
Figure 0004585343
この表3に示されるように、チャンネルCHの電圧値が42Vに達し、かつ、チャンネルCHの電圧値が18Vに達したときに、ステージが1mm/秒の速度で移動し始めた(つまり、始動速度vs=1mm/秒)。その後さらにチャンネルCHの電圧を上げ、チャンネルCHの電圧を下げることで、チャンネルCHの電圧値が50V、かつ、チャンネルCHの電圧値が10Vのときに、30mm/秒の移動速度が得られた。次に、チャンネルCHの電圧を50Vから徐々に下げると同時にチャンネルCHの電圧値を10Vから徐々に上げていくと、チャンネルCHの電圧値が41V、チャンネルCHの電圧値が19Vとなった時点で0.1mm/秒の移動速度が得られたが、それよりもチャンネルCHの電圧を下げ、またチャンネルCHの電圧を上げると、ステージは動かなくなった(つまり、最小移動速度ve=0.1mm/秒)。
(実施例3)
先に説明した第3の駆動方法を用いて、上記比較例と同じ1kgのステージを移動させた。この実施例3では、チャンネルCHの電圧値を30Vから70Vに直線的にスイープさせ、チャンネルCHの電圧値は30Vで不変とした。次いで、この電圧制御を逆向きに行うことで初期状態に戻した。表4にチャンネルCHの電圧スイープ時の所定ポイントにおける各電圧値とステージの移動速度との関係を示す。
Figure 0004585343
この表4に示されるように、チャンネルCHの電圧値が56Vに達したときに、ステージが3mm/秒の速度で移動し始めた(つまり、始動速度vs=3mm/秒)。その後さらにチャンネルCHの電圧を上げると、その電圧値が70V(チャンネルCHの電圧値は30V)のときに、30mm/秒の移動速度が得られた。次いで、チャンネルCHの電圧を70Vから徐々に下げていくと、その電圧値が53Vになった時点で、0.2mm/秒の移動速度が得られたが、それよりもチャンネルCHの電圧を下げると、ステージは動かなくなった(つまり、最小移動速度ve=0.2mm/秒)。
上記比較例および実施例1〜3のステージの始動速度および最初移動速度をまとめたものを表5に示す。上述した通り、実施例1〜3の各始動速度vs,vs,vsはそれぞれ、3mm/秒,1mm/秒,3mm/秒であり、比較例の10mm/秒よりも低速でステージの移動を開始することができることが確認された。また、比較例ではステージの最小移動速度veは3mm/秒であったが、実施例1〜3では、ステージの最小移動速度ve,ve,veをそれぞれ、0.2mm/秒,0.1mm/秒,0.2mm/秒と小さくすることができ、従来は困難であったステージの低速移動を可能にできることが確認された。なお、この結果から、ステージがより軽量の場合や超音波モータ10がステージを駆動させる力が大きい場合には、始動速度および最小移動速度をさらに小さくすることが可能と考えられる。
Figure 0004585343
以上、本発明の実施の形態および実施例について説明してきたが、本発明はこのような形態等に限定されるものではない。例えば、上記説明においては、被駆動体15を直線移動させた形態について説明したが、回転自在なロータの外周端面にヘッド13の当接部13aを押しあてて超音波モータ10を駆動すれば、ロータの回転角度を高精度に制御することができる。また、超音波モータは、図1、図6に示した構造のものに限定されず、2個の超音波振動子の振動を合成した力が被駆動体に与えられる構造を有するものであれば、上記第1〜第3の駆動方法による駆動が可能である。さらに、上記第1〜第3の駆動方法で示したチャンネルCH0,CH1の電圧パターンは例示であり、種々に、電圧の維持、降下、上昇を組み合わせて、用途に応じたプロファイルを作成することができる。
本発明の超音波モータの駆動方法は、精密位置決めが必要な半導体製造装置等に装着されるX−Yステージの送り機構の制御に好適である。
超音波モータの概略構成を示す断面図。 超音波モータの制御系の概略構成を表す図。 超音波モータの第1の駆動方法を示すグラフ。 超音波モータの第2の駆動方法を示すグラフ。 超音波モータの第3の駆動方法を示すグラフ。 公知の超音波モータの構成を示す図。 超音波モータの従来の駆動方法による入力電圧と被駆動体の速度との関係を示す図。 超音波モータの制御に従来から用いられている被駆動体の速度との関係を示す図。 超音波モータの制御に従来から用いられている被駆動体の速度との別の関係を示す図。
符号の説明
10;超音波モータ
11a・11b;超音波振動子
12;保持部材
13;ヘッド
13a;当接部
13b・13b′;連結部
13c・13c′;ネック部
14;押圧機構
15;被駆動体
21・21′;ボルト
22・22′;袋ナット
23a・23b・23a′・23b′;圧電板
24a〜24c;24a′〜24c′;電極板
100;超音波モータ
101a・101b;超音波振動子
102;保持部材
103;ヘッド
104a・104b;圧電素子
105;スライダ
106;リニアガイド

Claims (7)

  1. 圧電素子を備えたランジュバン型の2個の超音波振動子と、略V字型の形状を有し、その頂点部で被駆動体と接し、その端部でそれぞれ前記超音波振動子を保持するヘッド部材と、を備えた超音波モータの駆動方法であって、
    前記2個の超音波振動子が具備する圧電素子にそれぞれ同位相の電圧を印加し、その際に、一方の圧電素子には前記2個の超音波振動子がそれぞれ具備する圧電素子に位相が90度ずれた同じ値の電圧を印加した場合の超音波モータの始動電圧の値以上の電圧を常に印加し、他方の圧電素子に印加する電圧値を変化させることで、前記被駆動体の速度を制御することを特徴とする超音波モータの駆動方法。
  2. 圧電素子を備えたランジュバン型の2個の超音波振動子と、略V字型の形状を有し、その頂点部で被駆動体と接し、その端部でそれぞれ前記超音波振動子を保持するヘッド部材と、を備えた超音波モータの駆動方法であって、
    前記2個の超音波振動子が具備する圧電素子にそれぞれ同位相の電圧を印加し、その際に、一方の圧電素子には前記2個の超音波振動子がそれぞれ具備する圧電素子に位相が90度ずれた同じ値の電圧を印加した場合の超音波モータの始動電圧の値以上の電圧を常に印加し、前記2個の超音波振動子がそれぞれ具備する圧電素子の一方に印加する電圧の値を一定に保持して、他方に印加する電圧の値を降下させることにより、前記被駆動体の速度を下げることを特徴とする超音波モータの駆動方法。
  3. 圧電素子を備えたランジュバン型の2個の超音波振動子と、略V字型の形状を有し、その頂点部で被駆動体と接し、その端部でそれぞれ前記超音波振動子を保持するヘッド部材と、を備えた超音波モータの駆動方法であって、
    前記2個の超音波振動子が具備する圧電素子にそれぞれ同位相の電圧を印加し、その際に、一方の圧電素子には前記2個の超音波振動子がそれぞれ具備する圧電素子に位相が90度ずれた同じ値の電圧を印加した場合の超音波モータの始動電圧の値以上の電圧を常に印加し、前記2個の超音波振動子がそれぞれ具備する圧電素子の一方に印加する電圧の値を上昇させながら、他方に印加する電圧の値を降下させることにより、前記被駆動体の速度を下げることを特徴とする超音波モータの駆動方法。
  4. 圧電素子を備えたランジュバン型の2個の超音波振動子と、略V字型の形状を有し、その頂点部で被駆動体と接し、その端部でそれぞれ前記超音波振動子を保持するヘッド部材と、を備えた超音波モータの駆動方法であって、
    前記2個の超音波振動子が具備する圧電素子にそれぞれ同位相の電圧を印加し、その際に、一方の圧電素子には前記2個の超音波振動子がそれぞれ具備する圧電素子のいずれか一方に電圧を印加した場合の超音波モータの始動電圧の値以上の電圧を常に印加し、他方の圧電素子に印加する電圧値を変化させることで、前記被駆動体の速度を制御することを特徴とする超音波モータの駆動方法。
  5. 圧電素子を備えたランジュバン型の2個の超音波振動子と、略V字型の形状を有し、その頂点部で被駆動体と接し、その端部でそれぞれ前記超音波振動子を保持するヘッド部材と、を備えた超音波モータの駆動方法であって、
    前記2個の超音波振動子が具備する圧電素子にそれぞれ同位相の電圧を印加し、その際に、一方の圧電素子には前記2個の超音波振動子がそれぞれ具備する圧電素子のいずれか一方に電圧を印加した場合の超音波モータの始動電圧の値以上の電圧を常に印加し、前記2個の超音波振動子がそれぞれ具備する圧電素子の一方に印加する電圧の値を一定に保持して、他方に印加する電圧の値を降下させることにより、前記被駆動体の速度を下げることを特徴とする超音波モータの駆動方法。
  6. 圧電素子を備えたランジュバン型の2個の超音波振動子と、略V字型の形状を有し、その頂点部で被駆動体と接し、その端部でそれぞれ前記超音波振動子を保持するヘッド部材と、を備えた超音波モータの駆動方法であって、
    前記2個の超音波振動子が具備する圧電素子にそれぞれ同位相の電圧を印加し、その際に、一方の圧電素子には前記2個の超音波振動子がそれぞれ具備する圧電素子のいずれか一方に電圧を印加した場合の超音波モータの始動電圧の値以上の電圧を常に印加し、前記2個の超音波振動子がそれぞれ具備する圧電素子の一方に印加する電圧の値を上昇させながら、他方に印加する電圧の値を降下させることにより、前記被駆動体の速度を下げることを特徴とする超音波モータの駆動方法。
  7. 前記2個の超音波振動子がそれぞれ具備する圧電素子に同じ大きさの電圧を印加することにより、超音波モータを静止状態に維持することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の超音波モータの駆動方法。
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