JP4584859B2 - ガイド装置 - Google Patents
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Description
このようなガイドローラーは、ガイド装置本体に様々な方法で取り付けられるが、圧延する製品の種類及びそのサイズの違いにより、形状が異なるガイドローラーを交換しながら用いることが多い。即ち、圧延する製品の種類及びそのサイズの違いにより、ガイドローラーを交換することが頻繁に行なわれることが通常である。
例えば、ガイドローラー1をオンラインで交換するには、図6に示すように、ローラーシャフト3をガイド装置の本体2に設けた貫通穴から垂直上方に引き抜いた後、ガイドローラー1をローラーシャフト3と直角な方向、即ち、水平方向に取り外すことによって行われる。この際、ころ軸受4やガイドローラー1の下側に挿入されている下部スラストワッシャー5の落下を阻止するために、ガイドローラー1の下面を支えながら作業を行う必要がある。また、ガイドローラー1の取り外しに際して、ころ軸受4が落下しないように、それに与圧を与えるような構造を採用することもできるが、作業性が非常に悪くなるため、そのような構造は採用されていないのが通常である。
しかしながら、ある種の平鋼の場合は、コバの直角度等を出すために使用されるガイド装置があり、幅方向の可変式と同時に圧延する製品の厚みに応じた形状のガイドローラーを使用する必要があるため、製品の厚みに応じてガイドローラーを交換することが不可欠である。この場合、ガイドローラーの交換は、通常、稼働率を上げるためオンラインで行なわれるが、ガイドローラーの設置場所は、作業性等の観点から、サイドガイドにおける、圧延機のフレームから外れた箇所となる。しかしながら、このような位置は、圧延ロールからも遠く離れ、サイドガイドの固定場所(クランプ位置の範囲内)からも外れた位置になるので、ガイドそのものの機能を十分に発揮することができなくなると共に、強度的な問題が発生することにもなる。
前記ガイドローラーは、前記ガイド装置の本体に設けた収納部に収納配置されるローラー部材と、そのローラー部材を回転可能に支持するローラーシャフトとを予め一体に組付けてなるローラーユニットから構成され、
そのローラーユニットは、ローラー部材に対応するローラーシャフトの一端に設けた第1のねじ部と、その第1のねじ部に螺合する第2のねじ部を有するセッティングシャフトと、そのセッティングシャフトの一端に固定され、かつ、セッティングシャフトに回転を与えるように形成された回転操作部と、前記セッティングシャフトに対して回転可能に支持され、かつ前記セッティングシャフトの軸方向への移動によって、前記ガイド装置の本体に係合するような係合部を有するセッティングバーとで構成されたローラー保持ユニット機構と、予め一体に組付けられて、前記ガイド装置本体に対してワンタッチで着脱できるように構成されたものであることを特徴とするガイド装置である。
したがって、ガイドローラーを設置する箇所を設定する上での自由度を極めて大きくすることができるので、ガイドローラーを圧延ロールに対して極限まで近づけた箇所に設置することができ、ガイドローラーとしての機能を十分に発揮しつつ、高い剛性を得ることができる。
図1は、本発明のガイド装置を圧延機の出側に配置されるサイドガイド装置に適用した場合の一実施の形態を示す平面図、図2は、同じく側面図、図3は、図2における要部拡大断面図、図4(a)〜(b)は、ユニット化されたガイドローラーおよびそれに一体的に組付けられた共通のローラーユニット保持機構の一形態を示す図、図5(a)〜(b)は、図4(a)〜(b)に示されるローラー部材と異なる形状を有するローラー部材を具えるガイドローラーおよびそれに一体的に組付けられた共通のローラーユニット保持機構の他の形態を示す図である。
なお、使用の際には、圧延材料の種類(形状)に応じて、いずれか一種類のローラーユニット34と共通のローラーユニット保持機構70とが一体に組付けられてなるガイドローラー14が選択的に用いられる。
また、前記下部偏芯ブッシュ44は、その一端が下部スラストワッシャー38に接触していると共に、その他端がローラーシャフト32の下端に形成した雄ねじ部に遊嵌された座金52に接触している。この座金52は、雄ねじ部に螺合するナット部材(六角ナット)54の締付け力を調整することによって、ローラー部材30を支持する軸受けに適度な与圧をかけるように構成されている。したがって、ローラー部材30にかかる荷重は、上部偏心ブッシュ46、取付板48および下部偏心ブッシュ44を介してサイドガイド本体に伝えられるようになっている。
このような状態から、更にハンドル76を右回りに回転させていくと、セッティングシャフト74は、更に回転しながら上昇し、一方、セッティングバー80もその回転を垂直壁部92によって阻止された状態で上昇するので、セッティングバー80の一対の係合部78が各サイドガイド10、12の一対の突出壁部88に係合するようになる。これによって、取付板48が反力によって下方に押え付けられるので、収納部22の内側周縁部にしっかりと固定される。
14 ガイドローラー
22 収納部
30a、30b ローラー部材
32a、32b ローラーシャフト
34a、34b ローラーユニット
36 ころ軸受
38 下部スラストワッシャー
40 上部スラストワッシャー
44 下部偏芯ブッシュ
46 上部偏芯ブッシュ
48 取付板
52 座金
54 ナット部材(六角ナット)
56 偏芯レバー
58 位置決めピン
59 ピン穴
70 ローラーユニット保持機構
72 雌ねじ部72
74 セッティングシャフト
76 ハンドル
78 係合部
80 セッティングバー
86 ナット部材(六角ナット)
88 一対の突出壁部
90 水平壁
94 アイボルト
98 ハンドルキャップ
Claims (5)
- 圧延機に対して圧延材料を導入または導出するためのガイドローラーを具えるガイド装置において、
前記ガイドローラーは、前記ガイド装置の本体に設けた収納部に収納配置されるローラー部材と、そのローラー部材を回転可能に支持するローラーシャフトとを予め一体に組付けてなるローラーユニットから構成され、
そのローラーユニットは、ローラー部材に対応するローラーシャフトの一端に設けた第1のねじ部と、その第1のねじ部に螺合する第2のねじ部を有するセッティングシャフトと、そのセッティングシャフトの一端に固定され、かつ、セッティングシャフトに回転を与えるように形成された回転操作部と、前記セッティングシャフトに対して回転可能に支持され、かつ前記セッティングシャフトの軸方向への移動によって、前記ガイド装置の本体に係合するような係合部を有するセッティングバーとで構成されたローラー保持ユニット機構と、予め一体に組付けられて、前記ガイド装置本体に対してワンタッチで着脱できるように構成されたものであることを特徴とするガイド装置。 - 前記ガイドローラーは、形状の異なる複数のローラー部材と、それらの各ローラー部材を回転可能に支持する複数のローラーシャフトとを、予め一体に組付けてなる複数の交換可能なローラーユニットから構成され、
それらの各ローラーユニットを前記ガイド装置の本体に対してワンタッチで着脱させるように構成された共通のローラー保持ユニット機構が、予め各ローラーユニットと一体に組付けられていることを特徴とする請求項1に記載のガイド装置。 - 前記ガイド装置の本体には、前記セッティングバーの係合部に係合するような突出壁部が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のガイド装置。
- 前記突出壁部は、少なくとも、前記セッティングバーの前記セッティングシャフトの軸方向への移動を制限するような水平壁を有することを特徴とする請求項3に記載のガイド装置。
- 前記突出壁部は、前記セッティングバーの前記セッティングシャフトの軸周りの回転を制限するような垂直壁を有することを特徴とする請求項3に記載のガイド装置。
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