JP4584674B2 - 画像センサ装置および画像センサシステム - Google Patents

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Description

本発明は、高解像度カメラから入力される撮影画像中の物体を検知してその詳細を解析する、例えば道路監視や駐車場監視などにおいて車のエンブレム部分を認識してメーカ判別や車種判別などを行う機能を備えた画像センサ装置や画像センサシステムに関する。
特に最初の物体検知ステージでは、高解像度カメラの出力画像の縮小画像を検出処理部に転送し、当該検出処理部はこの縮小画像に基づいて物体検知処理を行うことにより(当該検知画素領域を示す)検知位置アドレスを特定し、次の詳細解析ステージでは、フレームメモリに保持済みの高解像度の原画像データ(高解像度カメラの出力画像)に基づいて先の検知位置アドレス部分を解析するようにしたものである。
すなわち、物体検知ステージ(一次判定)では高解像度カメラの出力画像をその情報量を小さくした状態で検出処理部に転送し、ここで物体を検知した場合には高解像度の原画像データをフレームメモリから読み出してこれに基づく詳細解析ステージ(二次判定)へと移行するようにしている。
これにより、高速バスや高性能MPUを搭載していない従来の画像センサで高解像度カメラの撮影画像を用いて物体検知(一次判定)を行う場合の、リアルタイムでの画像認識の高精度化を実現している。
なお、本発明における「物体検知」とは、
・物体の移動や変化(例えば車が入ってきた、車の停止位置が変化した)などといった動的状態の検知
・物体の存在(例えば広場の一部に何かが新たに置かれているなど)といった静的状態の検知
の双方を含む概念である。
また、本明細書では説明の便宜上、「アドレス」を、後述のフレームバッファ部の各フレームメモリのアドレスを示す意で用いることを原則とする。このアドレスは、原フレーム画像(例えば1024×768の画素)における各画素の位置と一対一で対応する。
従来の高解像度カメラを使用する画像センサシステムの場合、その1フレームの大量データをMPUへ1フレーム時間内に転送し、MPUの方でもこの画像データ基づく物体検知処理を実行しなければならない。
そのため、図14に示すように、高解像度カメラ10の撮影画像が入力される画像センサ30は、
・転送制御部31から送られる画像データをパケット化するパケット生成部32とその次の(MPU側の)パケット解析部33との間のバスとして、高速バスを用い、
・パケット解析部33および検出処理部34などからなるMPUとして、高性能MPUを用いている。
また、画像センサシステムに関する技術は以下の特許文献などでも開示されている。
特表2002−507347号公報 特開平8−147454号公報
このように、従来の画像センサシステムでは、カメラの撮影画像データをそのまま、何ら情報量を減らすことなしに解析用MPUに転送している。
そのため、高解像度カメラを用いて物体検知用の画像認識精度を高めようとすると、画像センサに、高速なバスや高性能のMPUを搭載しなければならず、画像認識システム全体のコストアップを招いてしまうという問題点があった。
そこで、本発明では、リアルタイムでの画像認識が要求される一次判定用画像データ(物体検知用データ)に、高解像度カメラの撮影画像を一定比率で間引き処理した縮小画像データを用いて、画像センサの高級化を特に図ることなしに、一次判定におけるリアルタイム処理を担保しつつ、その処理画像の認識精度アップを図ることを目的とする。
また、一次判定による物体検知の結果、二次判定(物体の詳細解析)に移行して高解像度原画像データが必要となる場合、その転送範囲を、1フレームの原画像データのすべてではなく、一次判定のため受信済みの縮小画像を除いた部分のみとしたり、一次判定で特定された物体検知位置部分のみとしたりして、原画像データ転送量の削減化を図ることを目的とする。
また、カメラの出力画像から縮小画像を作成するときの縮小比を変更できる、すなわち検出対象物体の形状などに対応した縮小画像を作成できるようにして、撮影画像中の物体の検知効率アップを図ることを目的とする。
本発明は、以上の課題を次のようにして解決する。
(1)高解像度カメラ(例えば後述の高解像度カメラ10)から入力される撮影画像中の物体を検知してその詳細を解析する機能を備えた画像センサ装置(例えば後述の画像センサ20〜20D)において、前記撮影画像を一定比率で間引くことによりフレーム単位の縮小画像を作成する間引き処理部(例えば後述の間引き処理部21,21A,21C,21D)と、前記撮影画像に対応した原画像をフレーム単位で蓄積する画像保持部(例えば後述のフレームバッファ部22)と、前記縮小画像を受け取り、この縮小画像に基づく検出処理を実行してその中の物体を検知した場合には、当該縮小画像の原フレーム画像であって、前記画像保持部に蓄積されている高解像度の原画像データの転送要求を出力するとともに、当該物体の検知位置アドレスを特定して出力する検出処理部(例えば後述の検出処理部27〜27D)と、前記転送要求に応じて前記画像保持部の原画像データを出力する読出し制御部(例えば後述の転送制御部25,25A,25C,25Dやアドレス生成部24〜24Dなど)と、前記画像保持部から転送される原画像データに対応した対象画像について、その前記検知位置アドレスの部分を解析する詳細解析部(例えば後述の詳細解析部28〜28D)と、を設ける。
(2)上記(1)において、前記間引き処理部は、前記原画像を、前記撮影画像から前記縮小画像を除いた態様のものに設定し、前記検出処理部は、前記物体を検知した場合には、前記縮小画像を前記詳細解析部に送る処理も実行し、前記詳細解析部は、前記縮小画像と、それと同一フレームの前記態様の原画像とをそのアドレスデータに基づいて合成して前記対象画像を生成する。
(3)上記(1),(2)において、前記検出処理部は、前記検知位置アドレスを前記読出し制御部に送り、前記読出し制御部は、前記検知位置アドレスに基づく読出し範囲を特定した上で、前記画像保持部の前記原画像データについてその当該読出し範囲部分のみを出力する。
(4)画像センサシステムを、上記(1)乃至(3)の画像センサ装置と、その前記間引き処理部に撮影画像を出力する高解像度カメラとで構成する。
本発明は、上記(1)に示すように、一次判定の物体検知用画像データとして、高解像度カメラの撮影画像(フレーム画像)を一定比率で間引き処理した縮小画像データを用い、当該判定で物体が検知された場合にはじめて画像保持部の二次判定用の高解像度原画像データを受信し、これにより画像センサ装置側は従来のままで、リアルタイム処理される一次判定用画像(物体検知用画像)の認識精度アップを図っている。
なお、後述の図1,図7の画像センサシステムにおける、上記(1)の「前記撮影画像に対応した原画像」および「前記画像保持部から転送される原画像データに対応した対象画像」は、後述の図1,図7の画像センサシステムにおいてはそれぞれ「撮影画像」および「原画像」と同一である。
また、上記(2),(3)に示すように、画像保持部に蓄積されている二次判定用の原画像データ(一次判定で用いた縮小画像と同一フレームの原画像データ)の転送範囲を、縮小画像を除いた部分のみとしたり、一次判定で特定済みの物体検知位置部分のみとしたりし、これにより原画像データ転送量の削減化を図っている。
また、カメラの出力画像から縮小画像を作成するときの縮小比を変更できる、すなわち検出対象物体の形状などに対応した縮小画像を作成できるようにし、これにより撮影画像中の物体の検知効率アップを図っている。
図1乃至図13を用いて本発明を実施するための最良の形態を説明する。
これらの図において、
10は、既存の高解像度(例えば1280×1024,1024×768,あるいはそれ以上の画素数の解像度)のカメラ,
20〜20Dは、先ずカメラ10の撮影画像(原フレーム画像)を間引き処理して作成した縮小画像に基づいてその中の物体の移動・変化などを検知した上で、この検知画素ブロックやその周辺画素ブロック(図2参照)を原フレーム画像から解析する機能を備えた画像センサ,
21,21A,21C,21Dは、カメラ10の原画像データv(=原フレームの画像データ)を指定された一定比率で間引くことにより縮小画像データv1,v3を作成し、また、この縮小画像の各構成画素のフレームメモリ(後述のフレームバッファ部22)における格納位置に対応した縮小画像アドレスを生成し、さらには当該原画像データや後述の残り原画像データが蓄積されるフレームメモリを決定してそのバンク番号を特定するなどの機能を備え、あわせて21A,21C,21Dは原フレーム画像から縮小画像を除いた形の原画像データ(=残り原画像データv2,v4)を作成し、「間引きフラグ」にこの原画像データを作成したことを示す「1」をたてる機能も備えた間引き処理部,
22は、間引き処理部21,21A,21C,21Dから送られる原画像データv,残り原画像データv2,v4をフレーム原画像単位で数フレーム分蓄積するフレームバッファ部,
23は、縮小画像データv1,v3や(フレームバッファ部22の)原画像データv,残り原画像データv2,v4の連続画素部分と、当該画素部分のアドレスや上述のバンク番号,間引きフラグなどとをパケット化するパケット生成部,
24〜24Dは、フレームバッファ部22のフレームメモリに蓄積された原画像データvや残り原画像データv2,v4を読み出すための原画像アドレスを生成するアドレス生成部,
25,25A,25C,25Dは、後述の検出処理部27〜27Dからの割り込みを受信した場合に、アドレス生成部24〜24Dに対してアドレス生成開始の指示を出す転送制御部,
26は、パケット生成部23から受信したパケットデータを縮小画像アドレス・原画像アドレス(バンク番号や間引きフラグを含む)と画像データ(縮小画像データまたは原画像データ)とに分離して後述の検出処理部27〜27D(縮小画像データの場合)や後述の詳細解析部28〜28D(原画像データの場合)に送るパケット解析部,
27〜27Dは、パケット解析部26から受け取った縮小画像データv1,v3に基づいて当該縮小画像中での物体の移動・変化などを検知し、かつ、これを検知した場合には転送制御部25,25A,25C,25Dに対して上記バンク番号の原フレーム画像転送要求の割り込みを発生するとともに、27A,27C,27Dは間引きフラグ「1」を当該転送制御部に送る構成要素であり、あわせて、
・27は、この検知画素領域(例えば図2の画素ブロック)のアドレス(以下、必要に応じて「検知位置アドレス」という。)およびバンク番号を後述の詳細解析部28に送る検出処理部,
・27Aは、バンク番号,縮小画像アドレスおよび検知位置アドレスを縮小画像データとともに後述の詳細解析部28Aに送る検出処理部,
・27Bは、検知位置アドレスをアドレス生成部24Bに送る検出処理部,
・27Cは、バンク番号および縮小画像アドレスを縮小画像データとともに後述の詳細解析部28Cに、検知位置アドレスをアドレス生成部24Cにそれぞれ送る検出処理部,
・27Dは、バンク番号,縮小画像アドレスおよび検知位置アドレスを縮小画像データとともに後述の詳細解析部28Dに、縮小比データを間引き処理部21Dおよびアドレス生成部24Dにそれぞれ送る検出処理部,
28〜28Dは、検出処理部27〜27Dが解析対象と判断した原フレーム画像の検知位置アドレスおよびその周辺の画素領域(以下、必要に応じて「拡大画素領域」という。)の画像データを種々の周知の手法により解析し、そこでの物体形状や文字・数字などを認識する詳細解析部,
29〜29Dは、少なくともパケット解析部26,検出処理部27〜27Dおよび詳細解析部28〜28Dからなる複数のMPU,
をそれぞれ示している。
ここで、図6〜図9の画像センサシステムに関して図1と同じ名称の構成要素を英大文字付き数字の参照番号で示すのは、それぞれ少なくとも図1のものに比べて動作上の違いがみられるからである。もっともこの違いは相対的なものであって、例えば異なる図間の(英大文字なしの)同一参照番号の構成要素同士がまったく同じように動作することを示すものではない。
図1は、画像センサシステム(その1)、すなわち原フレーム画像転送要求の割り込みに基づいて原画像データの(縮小画像データを含む)全体をMPU側に転送する画像センサシステムを示す説明図である。
図1の画像センサ20における、高解像度のカメラ10の撮影画像中の物体の移動・変化などを検知する際の動作手順は次のようになる。
(1)間引き処理部21が、カメラ10の高解像度フレーム画像(原画像データv)を一定比率(初期設定値)で間引きした縮小画像データv1を作成して、その縮小画像アドレスおよび上記バンク番号とともにパケット生成部23に送り、
(2)フレームバッファ部22が、複数フレーム分の原画像データvを個々のフレームメモリに保持し、
(3)パケット生成部23が、上記(1)のバンク番号,縮小画像アドレスおよび縮小画像データv1などを例えば128連続画素(図2〜図4参照)ごとにパケット化してパケット解析部26に順次転送し、
(4)パケット解析部26が、この個々のパケットをそれぞれバンク番号,縮小画像アドレスと縮小画像データv1とに分離してから検出処理部27に送り、
(5)検出処理部27が、この縮小画像データv1に基づいてカメラ10の撮影画像中の物体の移動・変化などを検知する(図11参照)。
また、図1の画像センサ20における、カメラ10の撮影画像(原フレーム画像)からこの検知部分を解析する際の動作手順は次のようになる。
(11)検出処理部27が、上記(5)の移動・変化などを検知した場合、転送制御部25に対して上記バンク番号の原画像データv(全体画像)の転送要求の割り込みを発生させるとともに、この検知画素領域を示す検知位置アドレス(図11参照)およびバンク番号を詳細解析部28に通知し、
(12)転送制御部25が、この割り込みに基づき、アドレス生成部24に対して当該バンク番号のフレームメモリ(フレームバッファ部22)の読出しアドレスの生成を指示し、
(13)アドレス生成部24が、この指示に基づき、当該フレームメモリを読み出すための原画像アドレスを順次生成して上記バンク番号とともにパケット生成部23に送り、
(14)フレームバッファ部22が、このバンク番号および原画像アドレスで特定されるフレームメモリ領域の原画像データvを読み出してパケット生成部23に送り、
(15)パケット生成部23が、このバンク番号,原画像アドレスおよび原画像データvなどを例えば128連続画素(図2,図3参照)ごとにパケット化してパケット解析部26に順次転送し、
(16)パケット解析部26が、この個々のパケットデータを、それぞれバンク番号,原画像アドレスなどと原画像データvとに分離して詳細解析部28に送り、
(17)詳細解析部28が、このバンク番号の1フレーム分の原画像における拡大画素領域を解析する。
詳細解析部28は、最初、検出処理部27から受け取った検知位置アドレスに基づいて、対応画素ブロック(例えば図2のP19)とその周辺の画素ブロック(例えば図2のP10,P11,P12,P18,P20,P26,P27,P28)とからなる画素エリアを拡大画素領域に特定する。
この特定に際しては、各画素について、それぞれのフレームメモリアドレスと画素ブロック(図2参照)および周辺画素ブロックとの対応関係を保持した対応テーブル(図3参照)を用いればよい。
なお、解析処理の対象画素ブロックに当該周辺ブロックを含めるかどうか、また含めるとしてそれをどの範囲までにするかは任意であり、その内容はプログラム上で指示するか、利用者が入力指示すればよい。
解析処理対象の周辺ブロックの範囲を広げるためには対応テーブルに保持する周辺ブロックデータを増やしておけばよい。
このように、画像センサ20の基本的動作は、カメラ10の高解像度のフレーム出力画像に対して、
1.先ず、1フレームの全体画像ではなく、それの縮小画像(図2参照)を用いて画像中の物体の移動・変化などを検知するとともに、その検知位置アドレスを特定し、
2.この移動・変化などを検出した場合には、フレームメモリに蓄積済みの高解像度の原フレーム画像(全体画像)を読み出して、当該全体画像上で、当該検知位置アドレスに基づく拡大画素領域についての解析処理を実行する、
ことである。
これにより、物体検知などを行うために高解像度カメラを使用した場合にも、画像センサ側に高速バスや高性能MPUを搭載することなしに、従来のバスやMPUのままで物体の移動・変化などを高精度にリアルタイム検知することができる。
図2は、原フレーム画像(全体画像)とその縮小画像(縮小比率:1/4)との関係を示す説明図である。
カメラ10の高解像度出力である原フレーム画像は例えば(1024×768)の画素からなっている。そして、間引き処理部21は、この原フレーム画像を行方向の128画素が連続する画素ブロック単位で間引くことにより、(512×384)の画素からなる1/4縮小画像を作成する。
すなわち、(b)の縮小画像は、(a)の全体画像を横方向の同一ラインの連続した128画素からなるP1,P2,P3・・・の各画素ブロック単位で間引き処理したものである。縮小比率1/4の図示の場合、縮小画像は、P1,P3,P5,P7,P17,P19,P21・・・の計1536(=4×384)の画素ブロックで構成される。
原フレーム画像の画素ブロック数は6144(=8×768)であり、縮小画像は、この原フレーム画像の(2×2)の隣接4画素ブロックごとにその左上画素ブロックのみを選択した形になっている。また、縮小画像のアドレスは、上述のように原フレーム画像におけるアドレスをそのまま継承している。
図3は、フレームメモリアドレスと図2の画素ブロックとの対応テーブルを示す説明図である。
ここで、フレームメモリアドレスは1フレームの画素配置(図2の画素ブロックの配置と同様)にしたがった連続アドレスであり、一つの画素ブロックには128個の連続アドレスが対応している。
後述のように(図11参照)詳細解析部28が、検知画素領域のアドレスである検知位置アドレス(例えば「00080」)を特定した場合、図2の対応テーブルを参照することにより、
・当該アドレスの画素は画素ブロックP19の要素であり、
・その周辺画素ブロックはP10,P11,P12,P18,P20,P26,P27およびP28であり、
・逆に、例えば周辺画素ブロックP10を構成する各画素のアドレスは「00900」〜「0097F」である、
ことなどを判断して、原画像データvの拡大画素領域部分のデータを用いた各種解析を行うことができる。
詳細解析部28は、この対応テーブルのから得られる周辺画素ブロックの任意の部分を選択(例えば右,右上および右下の各周辺画素ブロックは用いない)した上で、各種解析処理を行ってもよい。
図4は、パケット生成部23で作成される(縮小画像データv1および原画像データvそれぞれの)転送パケットを示す説明図である。
この転送パケットは32ビットのデータ列要素からなり、
・DSIZEは画像データ0〜31のデータサイズ(転送画素数)
・転送元IDはパケット生成部のID
・転送先IDはパケット送り先MPUのID
・転送元アドレスは転送画素(128画素ブロック)の先頭アドレス
・転送先アドレスはMPUの内部RAM(図示省略)のアドレス
・バンク番号は原フレーム画像が蓄積されているフレームメモリの番号
・画像データは転送対象の縮小画像データv1または原画像データv
をそれぞれ表している。
ここで、1画素は8ビットデータで示され、画像データ0〜31のそれぞれは4画素分(32ビット)のデータである。したがって1パケットで転送される画素データは図2で示した128(=4×32)の連続画素に対応した画素ブロックデータとなる。
パケット解析部26は、パケット生成部23から送られるパケットの転送先IDが自分宛のものを受信してその解析を行ない、転送内容が縮小画像データv1の場合は検出処理部27に渡し、原画像データvの場合は詳細解析部28に渡す。
このとき、パケット解析部26はパケット中のバンク番号も検出処理部27および詳細解析部28に渡し、また、検出処理部27は検知位置アドレスとともに当該バンク番号を詳細解析部28に渡す。
このバンク番号を認識することにより、詳細解析部28は、同一フレームの原画像データv,縮小画像データv1および検知位置アドレスのそれぞれを正しく対応付けることができる。
なお、転送先アドレスは、転送パケットが縮小画像データv1の場合と原画像データvの場合とで別々の範囲に区別されており、このアドレスの違いによりパケット解析部26は受信パケットが縮小画像データv1のものか、原画像データvのものかを判別することができる。この転送先アドレスに代えてパケット種別の識別フラグを用いるようにしてもよい。
また、検出処理部27が受信したバンク番号は転送制御部25にも渡される。そして、当該バンク番号のフレームメモリの原画像データは、アドレス生成部が作成する原画像アドレスに基づいて読み出される。この原画像データ,原画像アドレスおよびバンク番号はパケット化され、最終的には上述のように詳細解析部28に送られて、これと同じバンク番号の検知位置アドレスに基づく原フレーム画像(拡大画素領域)の解析処理、例えば車両の形状解析やナンバプレートの数字判定などが行われる。
図5は、フレームバッファ部22の動作タイムチャートを示す説明図である。
フレームバッファ(フレームメモリ)は複数フレーム(例えば1秒相当の30フレーム)の原画像データを蓄積できるだけの分を用意しておく。
各フレームバッファに書き込まれた原フレームの画像データは図示のタイミングで読み出され、縮小画像の転送の間に、MPU29の側に送られる。
すなわち、パケット生成部23からパケット解析部26に対し、縮小画像はリアルタイムで転送されてその中における物体の移動・変化などのリアルタイム検知に供されるが、原フレーム画像は縮小画像の合間に転送されることになる。
図1の高解像度カメラ10(1フレーム=1024×768画素)を使用した場合、
・毎秒30フレームの全画像データを送るために必要なバス帯域は
1024(画素)×768(画素)×30(フレーム)=22.5(MB/s)となり、
・縮小比率を1/4にしたときの縮小画像データを送るために必要なバス帯域は
22.5(MB/s)÷4=5.6(MB/s)となる。
ここで、画像センサのバスが低解像度カメラ(1フレーム=1024×768画素)に必要なバス帯域で設計されている場合、
・その許容帯域の設定範囲は
640(画素)×480(画素)×30(フレーム)=8.9(MB/s)である。
したがって、従来速度のバスを持つ画像センサでも、原フレーム画像を1/4に間引いた縮小画像をリアルタイムで十分に転送することができる。
また、検出処理部27から二次判定(詳細解析)用の高解像度画像の転送要求がなされた場合、
・低解像度カメラ対応の上記バスの高解像度画像転送に使用可能な帯域は
8.9(MB/s)−5.6(MB/s)=3.3(MB/s)であって、
・一方、1フレームの高解像度画像は
1024(画素)×768(画素)=0.75(MB)である。
したがって、低解像度カメラ対応の上記バスでも1フレームの高解像度画像を十分に送ることができる。
なお、図6の画像センサシステムの場合、その転送対象の1フレーム高解像度画像の情報量は0.75(MB)の3/4であり、また、図7および図8の画像センサシステムでの当該情報量はもっと減少するケースが多く、これらの画像センサシステムのバスにおける高解像度画像の転送余裕は図1の場合よりも大きくなる。
図1〜図5に基づいて説明した以上の内容が、以下の図6〜図9の画像センサシステムそれぞれの各対応部分にも該当するのは勿論である。
図6は、画像センサシステム(その2)、すなわち原フレーム画像転送要求の割込みに基づいて縮小画像データ以外の原画像データをMPU側に転送する画像センサシステムを示す説明図である。
図6の画像センサ20Aの、図1の画像センサ20との基本的な違いは、
・拡大画素領域の解析のためにパケット生成部23からパケット解析部26に転送される(フレームバッファ部22の)原フレームの画像データが、原画像データvから縮小画像データv1を除いた形の、残り原画像データv2(=v−v1)であって、
・詳細解析部28Aで、(それぞれ転送済みの)縮小画像データv1とそれ以外の残り原画像データv2とを合成して全体の原画像データv(=v1+v2)を作成する、
ことである。
これにより、原フレーム画像転送要求の割り込みに対する画像データ転送量の削減を図っている。
この違いにともなって、上記(1)〜(5)および上記(11)〜(17)に関する図6の画像センサ20Aの動作手順は次のようになる。
(1a)間引き処理部21Aが、カメラ10の出力である原画像データvからそれを一定比率(初期設定値)で間引きした縮小画像データv1と、このv1以外の残り原画像データv2とを作成して、当該画像データv1をその縮小画像アドレス,上記バンク番号および間引きフラグ「1」とともにパケット生成部23に送り、かつ、当該画像データv2をフレームバッファ部22に送り、
(2a)フレームバッファ部22が、複数フレーム分の、残り原画像データv2を個々のフレームメモリに保持し、
(3a)パケット生成部23が、上記(1a)のバンク番号,縮小画像アドレス,間引きフラグ「1」および縮小画像データv1などを上述のようにパケット化してパケット解析部26に順次転送し、
(4a)パケット解析部26が、この個々のパケットをそれぞれバンク番号,縮小画像アドレスおよび間引きフラグ「1」などと縮小画像データv1とに分離して検出処理部27Aに送り、
(5a)検出処理部27Aが、この縮小画像データv1に基づいてカメラ10の撮影画像中の物体の移動・変化などを検知する。
(11a)検出処理部27Aが、上記(5a)の移動・変化などを検知した場合、転送制御部25Aに対し上記バンク番号の残り原画像データv2の転送要求の割り込みを発生させて間引きフラグ「1」とともに送り、かつ、この検知画素領域を示す検知位置アドレス(図11参照),バンク番号,縮小画像データv1およびその縮小画像アドレスを詳細解析部28Aに通知し、
(12a)転送制御部25が、この割り込み、および間引きフラグ「1」に基づき、アドレス生成部24Aに対して当該バンク番号のフレームメモリ(フレームバッファ部22)のv2保持領域に対する読出しアドレス(原画像アドレス)の生成を指示し、
(13a)アドレス生成部24Aが、この指示および(間引き処理部21Aと同じ初期設定値である)一定比率に基づいて、当該フレームメモリの残り原画像データv2を読み出すための原画像アドレスを順次生成して上記バンク番号とともにパケット生成部23に送り、
(14a)フレームバッファ部22Aが、このバンク番号および原画像アドレスで特定されるフレームメモリ領域の残り原画像データv2を読み出してパケット生成部23に送り、
(15a)パケット生成部23が、このバンク番号,原画像アドレスおよび残り原画像データv2などを上述のようにパケット化してパケット解析部26に順次転送し、
(16a)パケット解析部26が、この個々のパケットデータを、それぞれバンク番号,原画像アドレスなどと残り原画像データv2とに分離して詳細解析部28Aに送り、
(17a)詳細解析部28Aが、受信済みの縮小画像アドレスおよび原画像アドレスに基づいて、縮小画像データv1と残り原画像データv2とを合成した形のフレーム全体の原画像データvを作成した上で、当該バンク番号の1フレーム分の原画像における拡大画素領域を解析する。
このように、図6の画像センサ20Aの場合、
・間引き処理部21Aが設定する間引きフラグ「1」を検出処理部27Aから転送制御部25Aに送り、
・当該転送制御部は、このフラグ値によってフレームバッファ部22には原画像データvではなく、(縮小画像データv1を除いた)残り原画像データv2が保持されていると判断して、アドレス生成部24Aに対してこのv2の対応画素のみについてのリードアドレスを作成するように指示し、
・アドレス生成部24Aは、初期設定済みの一定比率に基づいてv2対応画素のみのリードアドレスを作成している。
また、詳細解析部28Aではこのv1とv2との画像データをいわば合成しており、この処理が対象フレームごとに正しく行われるのは、上述のように、間引き処理部21Aが残り原画像データv2をフレームバッファ部22の複数のフレームメモリ中のいずれに蓄積するかを管理しているからである。
すなわち、残り原画像データv2を蓄積するフレームメモリのバンク番号は、縮小画像データv1とともに間引き処理部21Aからパケット生成部23に渡されて(図4に示すように)いっしょにパケット化され、このパケットデータがMPU29Aに送られ、また、v2も当該バンク番号を含んだパケットデータの形で当該MPUに送られてくるため、このバンク番号をいわばキーにして同じ原画像フレームのv1とv2とを正しく組み合わせることができる。
詳細解析部28Aは、縮小画像データv1のバンク番号を随伴する検知位置アドレスについても、このv1の場合と同様にして、正しい組み合わせの残り原画像データv2に対応付けることができる。
図7は、画像センサシステム(その3)、すなわち原フレーム画像の詳細解析用の画像データ転送範囲(画素範囲)をMPU側から検知位置アドレスにより指定し、原フレーム画像転送要求の割込みに基づいてこの指定範囲の原画像データをMPU側に転送する画像センサシステムを示す説明図である。
図7の画像センサ20Bと図1の画像センサ20との基本的な違いは、
・検出処理部27Bが、検知位置アドレスを詳細解析部28ではなくアドレス生成部24Bに通知し、
・アドレス生成部24Bが、この検知位置アドレスを用いて拡大画素領域を(詳細解析部28Bに代わって)特定し、
・詳細解析部28Bは、詳細解析用の画像データとして、原フレーム画像中の拡大画素領域の原画像データのみを獲得するので、検知位置アドレスに基づいて当該画像領域を特定するといった処理を省略できる、
ことである。
これにより、原フレーム画像の転送要求に対する画像データの転送量の削減を図るともに、詳細解析処理の効率化を図っている。
この違いにともなって、上記(11)〜(17)に関する図7の画像センサ20Bの動作手順は次のようになる。なお、上記(1)〜(5)に関する画像センサ20Bの動作手順は画像センサ20のそれと基本的に同様である。
(11b)検出処理部27Bが、上記(5)の移動・変化などを検知した場合、転送制御部25に対して上記バンク番号の原画像データv′の転送要求の割り込みを発生させるとともに、この検知画素領域を示す検知位置アドレスをアドレス生成部24Bに通知し、
(12b)転送制御部25が、この割り込みに基づき、アドレス生成部24Bに対して当該バンク番号のフレームメモリ(フレームバッファ部22)の読出しアドレスの生成開始を指示し、
(13b)アドレス生成部24Bが、この指示および上記検知位置アドレスに基づき、(当該検知位置アドレスに対して詳細解析部28Bが実行するのと同じ処理手順により)拡大画素領域を特定し、かつ、当該領域を読み出すための原画像アドレスを順次生成して当該バンク番号とともにパケット生成部23に送り、
(14b)フレームバッファ部22が、このバンク番号および原画像アドレスで特定されるフレームメモリ領域の原画像データv′を読み出してパケット生成部23に送り、
(15b)パケット生成部23が、このバンク番号,原画像アドレスおよび(拡大画素領域のみの)原画像データv′などを上述のようにパケット化してパケット解析部26に順次転送し、
(16b)パケット解析部26が、この個々のパケットデータを、それぞれバンク番号,原画像アドレスなどと(拡大画素領域のみの)原画像データv′とに分離して詳細解析部28Bに送り、
(17b)詳細解析部28Bが、この原画像データv′によって特定される拡大画素領域を解析する。
なお、パケット対象の原画像データv′は拡大画素領域そのものの全体を示すデータであるため、そのパケットにバンク番号を入れない、すなわちアドレス生成部24Bからパケット生成部23にバンク番号を送らないようにしてもよい。
図8は、画像センサシステム(その4)、すなわち原フレーム画像の詳細解析用の画像データ転送範囲(画素範囲)をMPU側から検知位置アドレスにより指定し、原フレーム画像転送要求の割込みに基づいてこの指定範囲の縮小画像データ以外の原画像データをMPU側に転送する画像センサシステムを示す説明図である。
図8の画像センサ20Cの、図7の画像センサ20Bとの基本的な違いは、上述の画像センサ20A(図6)と画像センサ20(図1)とのそれと同じである。
この違いにともなって、上記(11)〜(17)に関する図8の画像センサ20Cの動作手順は次のようになる。なお、上記(1)〜(5)に関する画像センサ20Cの動作手順は画像センサ20A(図6)における(1a)〜(5a)と基本的に同様である。
(11c)検出処理部27Cが、上記(5a)の移動・変化などを検知した場合、転送制御部25Cに対し上記バンク番号の残り原画像データv2′の転送要求の割り込みを発生させて間引きフラグ「1」とともに送り、かつ、この検知画素領域を示す検知位置アドレスをアドレス生成部24Cに通知し、
(12c)転送制御部25が、この割り込みに基づき、アドレス生成部24Cに対して上記バンク番号のフレームメモリ(フレームバッファ部22)の読出しアドレスの生成開始を指示し、
(13c)アドレス生成部24Cが、この指示および上記検知位置アドレスに基づき、(当該検知位置アドレスに対して詳細解析部28が実行するのと同じ処理手順により)拡大画素領域を特定し、かつ、(間引き処理部21Cと同じ初期設定値である)一定比率に基づいて、当該拡大画素領域の残り原画像データv2′を読み出すための原画像アドレスを順次生成して当該バンク番号とともにパケット生成部23に送り、
(14c)フレームバッファ部22が、このバンク番号および原画像アドレスで特定されるフレームメモリ領域の残り原画像データv2′を読み出してパケット生成部23に送り、
(15c)パケット生成部23が、このバンク番号,原画像アドレスおよび(拡大画素領域のみの)残り原画像データv2′などを上述のようにパケット化してパケット解析部26に順次転送し、
(16c)パケット解析部26が、この個々のパケットデータを、それぞれバンク番号,原画像アドレスなどと(拡大画素領域のみの)残り原画像データv2′とに分離して詳細解析部28Cに送り、
(17c)詳細解析部28Cが、受信済みの縮小画像アドレスおよび原画像アドレスに基づいて、縮小画像データv1と(拡大画素領域の)残り原画像データv2′とを合成した形の原画像データ(v1+v2′)を作成した上で、この原画像データによって特定される拡大画素領域を解析する。
図9は、画像センサシステム(その5)、すなわち原画像データから縮小画像データを作成するときの縮小比(一定比率)をMPU側から変更する画像センサシステムを示す説明図である。
例えば、車体のバンパーなどを用いて車両の通過検知を行う場合には、水平方向の解像度を落とさずに垂直方向にのみ1/4の縮小比で間引いた縮小画像(1024×192)を用いる。
図9の画像センサ20Dの、図6の画像センサ20Aとの基本的な違いは、
・検出処理部27Dが、上述の初期設定値から変更された新たな縮小比データを間引き処理部21Dおよびアドレス生成部24Dに通知し、
・間引き処理部21Dおよびアドレス生成部24Dはそれぞれ、この新たな縮小比を用いた縮小画像データv3の作成処理および残り原画像データv4の読出しアドレスの作成処理を行うことである。
図9の画像センサ20Dの動作手順は、画像センサ20Aにおける上述の(1a)〜(5a)および(11a)〜(17a)の動作手順と基本的に同様である。上記(11a)において、縮小比データを間引き処理部21Dおよびアドレス生成部24Dに通知することが付加されるのは勿論である。
なお、図1や図7の画像センサシステムのように縮小画像部分も含む形の原画像データvをフレームメモリに蓄積する場合には、アドレス生成部24,24Bに新たな縮小比を通知する必要はない。
図10は、図1および図6〜図9の各画像センサ20〜20Dの動作種別の概要(動作の違い)を示す説明図である。
この動作の違いの判別手順は次のようになっている。
(s11)縮小画像データv1,v3も含む原画像データvを、フレームバッファ部22のフレームメモリからMPU側に転送するかどうか、すなわちフレームメモリに縮小画像データv1,v3が蓄積されているかどうかに基づき、「YES」の場合は次のステップに進み、「NO」の場合はステップ(s15)に進む。
(s12)転送する原画像データは原フレーム画像の一部(指定部分)であるかどうかに基づき、「YES」の場合は次のステップに進み、「NO」の場合はステップ(s14)に進む。
(s13)図7の画像センサ20Bの動作、すなわち指定部分の原画像データv′の転送モードとなる。
(s14)図1の画像センサ20の動作、すなわちフレーム全体の原画像データvの転送モードとなる。
(s15)転送する残り原画像データは原フレーム画像の一部(指定部分)であるかどうかに基づき、「YES」の場合は次のステップに進み、「NO」の場合はステップ(s17)に進む。
(s16)図8の画像センサ20Cの動作、すなわち指定部分の残り原画像データv2′の転送モードとなる。
(s17)図6や図9の画像センサ20A,20Dの動作、すなわちフレーム全体の残り原画像データv2,v4の転送モードとなる。
図11は、検出処理部の動作手順を示す説明図であり、その内容は次のようになっている。
(s21)1フレーム分の縮小画像データをパケット解析部26から受け取って、次のステップに進む。
(s22)縮小画像の構成ブロックごとに、その中の同一アドレスの各画素単位の、今回のフレーム分と前回のフレーム分の各画像データの差分(絶対値)を求めて加算し、次のステップに進む。ここの構成ブロックは図2で示したものとは別の概念の任意画素数の連続画素域であるが、図2の画素ブロックと同じ態様のものにしてもよいことは勿論である。
(s23)この差分加算値が閾値を超える構成ブロックが存在するかどうかを判断して、「YES」の場合は次のステップに進み、「NO」の場合はステップ(s21)に戻る。この閾値を超える構成ブロックは、そこ画像データにおいて「物体の移動・変化などあり」と判断されたもので、そのフレームの原画像データが詳細解析処理の対象となる。
(s24)当該構成ブロックの検知位置アドレスを特定して、次のステップに進む。この検知位置アドレスは当該構成ブロック内の任意の画素のアドレスを用いればよい。例えば当該構成ブロックの先頭画素のアドレスや前記差分が最大であった画素のアドレスなどを用いる。
(s25)フレームバッファ部22のフレームメモリに縮小画像データが保持されているかどうかを判断して、「YES」の場合は次のステップに進み、「NO」の場合はステップ(s29)に進む。このときの判断要素は、上述の間引きフラグ「1」をパケット解析部26から受けとっているかどうかである。
(s26)原画像中の指定部分のみの転送指示が設定されているかどうかを判断して、「YES」の場合は次のステップに進み、「NO」の場合はステップ(s28)に進む。この転送指示はMPUが管理しており、プログラムからの指示や利用者の入力などによって設定される。
(s27)アドレス生成部に検知位置アドレスを送り、転送制御部に対して原画像データ(指定部分)v′の転送要求の割り込みを発生する。また、パケット解析部から受け取ったバンク番号を転送制御部に通知する。図7の検出処理部27Bがこれに該当する。
(s28)詳細解析部に検知位置アドレスを送り、転送制御部に対して原画像データvの転送要求の割り込みを発生する。また、パケット解析部から受け取ったバンク番号を詳細解析部および転送制御部に通知する。図1の検出処理部27がこれに該当する。
(s29)原画像中の指定部分のみの転送指示が設定されているかどうかを判断して、「YES」の場合は次のステップに進み、「NO」の場合はステップ(s31)に進む。
(s30)アドレス生成部に検知位置アドレスを送り、転送制御部に対して残り原画像データ(指定部分)v2′の転送要求の割り込みを発生する。また、パケット解析部から受け取ったバンク番号を詳細解析部および転送制御部に通知する。図8の検出処理部27Cがこれに該当する。
(s31)詳細解析部に検知位置アドレスを送り、転送制御部に対して残り原画像データv2,v4の転送要求の割り込みを発生する。また、パケット解析部から受け取ったバンク番号を詳細解析部および転送制御部に通知する。図6の検出処理部27Aおよび図9の検出処理部27Dがこれに該当する。
なお、物体の検知対象が、上述の物体の存在(例えば広場の一部に何かが新たに置かれているなど)といった静的状態の場合には、上記ステップ(s22)の差分相手を前回の画素データに代えて通常の典型的な環境,場面の画像データを用いればよい。
図12は、転送制御部・アドレス生成部の動作手順を示す説明図であり、その内容は次のようになっている。
(s41)転送制御部が検出処理部からの画像転送要求の割り込みを受信した場合には、次のステップに進む。
(s42)転送制御部は、検出処理部から間引きフラグ「1」を受け取ったかどうかを判断して、「YES」の場合は次のステップに進み、「NO」の場合はステップ(s46)に進む。ここで、「YES」となるのは縮小画像データがフレームバッファ部22に蓄積されていない場合であり、また、「NO」となるのは蓄積されている場合である。
(s43)アドレス生成部は、検出処理部から検知位置アドレスまたは縮小比を受け取ったかどうかを判断して、「YES」の場合は次のステップに進み、「NO」の場合はステップ(s45)に進む。
(s44)この検知位置アドレスまたは縮小比に基づいて残り原画像データ(指定部分)v2′,残り原画像データv4の読出しアドレスを生成し、ステップ(s49)に進む。図8のアドレス生成部24Cおよび図9のアドレス生成部24Dがこれに該当する。なお、アドレス生成部24Cは拡大画素領域を特定してその部分の読出しアドレスを生成し、また、縮小比として、初期設定済みの縮小比(上述の一定比率)を用いる。
(s45)初期設定済みの縮小比に基づいて残り原画像データv2の読出しアドレスを生成し、ステップ(s49)に進む。図6のアドレス生成部24Aがこれに該当する。
(s46)アドレス生成部は、検出処理部から検知位置アドレスを受け取ったかどうかを判断して、「YES」の場合は次のステップに進み、「NO」の場合はステップ(s48)に進む。
(s47)この検知位置アドレスに基づいて拡大画素領域を特定し、その部分の原画像データ(指定部分)v′の読出しアドレスを生成して、ステップ(s49)に進む。図7のアドレス生成部24Bがこれに該当する。
(s48)フレーム全体の原画像データvの読出しアドレスを生成して、次のステップに進む。図1のアドレス生成部24がこれに該当する。
(s49)アドレス生成部は、転送制御部から通知されたバンク番号のフレームメモリの当該アドレス領域の読出し命令をフレームバッファ部22に送って、次のステップに進む。
(s50)アドレス生成部は、この生成したアドレスをパケット生成部23に送る。
図13は、図6,図8および図9の詳細解析部における原フレーム画像の別方式の作成手順を示す説明図である。
なお、この作成手順は、縮小画像のアドレスとして原フレーム画像でのアドレスをそのまま承継しない場合のものである。ただし、縮小画像は、任意の一定比率の縮小比で原フレーム画像を間引き処理することにより作成される(図2参照)。
これまでの説明のように縮小画像アドレスおよび原フレーム画像アドレスとして、ともにフレームメモリのアドレスをいわば共用することを前提にすれば、この共用アドレスのみによって縮小画像データv1,v3と残り原画像データv2,v2′,v4との合成を正しく行えるので、図13の手順は不要である。
図13の作成手順の内容は次のようになっている。
1.縮小画像データv1,v3については、
(s51)指定された縮小比に基づいて縮小画像データの各画素ブロック(図2参照)が原フレーム画像のどの部分のアドレスに相当しているかを計算し、
(s52)この計算結果に従って当該縮小画像データを詳細解析部のRAM(図示省略)上に配置する。
2.残り原画像データv2,v2′,v4については、
(s53)検出処理部から残り原画像データとともに送られてきた原画像アドレスに基づいて当該画像データが原フレーム画像のどの部分のアドレスに相当しているかを計算し、
(s54)同じく検出処理部から送られてきたバンク番号およびこの計算結果に従って当該残り原画像データを詳細解析部のRAM上に同一バンク番号の縮小画像データと関連付ける形で配置する。
なお、図13の手順により原フレーム画像を作成する場合、図9の画像センサシステムの検出処理部27Dは縮小比データを詳細解析部28Dにも通知しなければならない。ステップ(s51)の処理で必要となるからである。
(付記1)高解像度カメラから入力される撮影画像中の物体を検知してその詳細を解析する機能を備えた画像センサ装置において、前記撮影画像を一定比率で間引くことによりフレーム単位の縮小画像を作成する間引き処理部と、前記撮影画像に対応した原画像をフレーム単位で蓄積する画像保持部と、前記縮小画像を受け取り、この縮小画像に基づく検出処理を実行してその中の物体を検知した場合には、当該縮小画像の原フレーム画像であって、前記画像保持部に蓄積されている高解像度の原画像データの転送要求を出力するとともに、当該物体の検知位置アドレスを特定して出力する検出処理部と、前記転送要求に応じて前記画像保持部の原画像データを出力する読出し制御部と、前記画像保持部から転送される原画像データに対応した対象画像について、その前記検知位置アドレスの部分を解析する詳細解析部と、を備えたことを特徴とする画像センサ装置。
(付記2)前記間引き処理部は、前記原画像を、前記撮影画像から前記縮小画像を除いた態様のものに設定し、前記検出処理部は、前記物体を検知した場合には、前記縮小画像を前記詳細解析部に送る処理も実行し、前記詳細解析部は、前記縮小画像と、それと同一フレームの前記態様の原画像とをそのアドレスデータに基づいて合成して前記対象画像を生成する、ことを特徴とする付記1記載の画像センサ装置。
(付記3)前記検出処理部は、前記検知位置アドレスを前記読出し制御部に送り、前記読出し制御部は、前記検知位置アドレスに基づく読出し範囲を特定した上で、前記画像保持部の前記原画像データについてその当該読出し範囲部分のみを出力する、ことを特徴とする付記1または2記載の画像センサ装置。
(付記4)前記検出処理部は、前記縮小画像の作成の際に用いる前記一定比率を設定して前記間引き処理部に通知する、ことを特徴とする付記1乃至3記載の画像センサ装置。
(付記5)付記1乃至4記載の画像センサ装置と、その前記間引き処理部に撮影画像を出力する高解像度カメラとからなる、ことを特徴とする画像センサシステム。
(付記6)高解像度カメラから入力される撮影画像中の物体を検知してその詳細を解析する画像センサ装置を、コンピュータ処理により作動させるためのプログラムにおいて、前記撮影画像の縮小画像に基づく検出処理を実行する機能と、前記縮小画像中の物体を検知した場合には、画像保持部に蓄積されている高解像度の原画像データの転送要求を出力するとともに、当該物体の検知位置アドレスを特定して出力する機能と、前記転送要求に応じて転送されてきた前記原画像データについて、その前記検知位置アドレスの部分を解析する機能とを実現させる、ことを特徴とする画像センサ用プログラム。
本発明の、画像センサシステム(その1)を示す説明図である。 本発明の、原フレーム画像と縮小画像(縮小比率1/4)との関係を示す説明図である。 本発明の、フレームメモリアドレスと画素ブロック(図2)との対応テーブルを示す説明図である。 本発明の、パケット生成部で作成される転送パケットを示す説明図である。 本発明の、フレームバッファ部の動作タイムチャートを示す説明図である。 本発明の、画像センサシステム(その2)を示す説明図である。 本発明の、画像センサシステム(その3)を示す説明図である。 本発明の、画像センサシステム(その4)を示す説明図である。 本発明の、画像センサシステム(その5)を示す説明図である。 本発明の、各画像センサの動作種別の概要を示す説明図である。 本発明の、検出処理部の動作手順を示す説明図である。 本発明の、転送制御部・アドレス生成部の動作手順を示す説明図である。 本発明の、図6,図8および図9の詳細解析部における原フレーム画像の別方式の作成手順を示す説明図である。 従来の、画像センサシステムを示す説明図である。
符号の説明
10:既存の高解像度カメラ
20〜20D
:画像センサ
21,21A,21C,21D
:間引き処理部
22:フレームバッファ部
23:パケット生成部
24〜24D
:アドレス生成部
25,25A,25C,25D
:転送制御部
26:パケット解析部
27〜27D
:検出処理部
28〜28D
:詳細解析部
29〜29D
:MPU
30:画像センサ
31:転送制御部
32:パケット生成部
33:パケット解析部
34:検出処理部

Claims (2)

  1. 高解像度カメラから入力される撮影画像中の物体を検知してその詳細を解析する機能を備えた画像センサ装置において、
    前記撮影画像を一定比率で間引くことによりフレーム単位の縮小画像と該縮小画像を除いた撮影画像を作成する間引き処理部と、
    前記撮影画像に対応した原画像から前記縮小画像を除いた態様のものをフレーム単位で蓄積する画像保持部と、
    前記縮小画像を受け取り、この縮小画像に基づく検出処理を実行してその中の物体を検知した場合には、当該縮小画像の原フレーム画像から当該縮小画像を除いた態様のものであって、前記画像保持部に蓄積されている画像データの転送要求を出力するとともに、当該物体の検知位置アドレスを特定して出力する検出処理部と、
    前記転送要求に応じて前記画像保持部の前記縮小画像を除いた原画像データを出力する読出し制御部と、
    前記縮小画像と前記縮小画像を除いた原画像データから作成した原画像データに対応した対象画像について、その前記検知位置アドレスの部分を解析する詳細解析部とを備え、
    前記検出処理部は、前記縮小画像に基づく検出処理を実行してその中の物体を検知した場合、前記縮小画像を前記詳細解析部に送ると共に前記検知位置アドレスを前記読出し制御部に送り、
    前記読出し制御部は、前記検知位置アドレスに基づく読出し範囲を特定した上で、前記画像保持部の前記縮小画像を除いた態様のものについてその当該読出し範囲部分のみを前記詳細解析部に出力し
    前記詳細解析部は、前記縮小画像とそれと同一フレームの前記縮小画像を除いた態様の原画像とをそのアドレスデータに基づいて合成して前記対象画像を生成する、
    ことを特徴とする画像センサ装置。
  2. 請求項1記載の画像センサ装置と、その前記間引き処理部に撮影画像を出力する高解像度カメラとからなる、
    ことを特徴とする画像センサシステム。
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