JP4582792B2 - 画像処理装置、方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Description
これは、5色出力モードと4色出力モードの2つの出力モードを有するマルチカラー画像形成装置においては、5色用に5つのディザマトリクスを保持し、4色用に4つのディザマトリクスを保持していることを意味している。つまり、合計9つのディザマトリクスをメモリ上に保持することが必要になる。その結果、マルチカラー画像形成装置におけるディザマトリクス保持用のメモリが増大し、装置全体のコストが増大してしまう。さらに、開発を必要とするディザマトリクス数も増えるため、開発コストが増大してしまう。
本発明の目的は、5色のトナー像を重ね合わせて画像を形成する5色モードと、4色のトナー像を重ね合わせて画像を形成する4色モードとを有する5色画像形成装置において、画像形成装置に記憶するディザマトリクス数を少なくした画像形成装置を提供することにある。
図4は、実施例1のマルチカラー画像形成装置の構成を示す。実施例1の画像形成装置は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、濃ブラック(K)、淡ブラック(L)の5色の色成分画像を記録シート上で重ね合わせてカラー画像を形成する画像形成装置である。実施例1では、CMYKLの各色成分に対応して、5つの画像形成ユニット24が図4のように配置されている。各画像形成ユニット24で形成された各色成分トナー像は、5つの画像形成ユニットに当接して配置されているベルト状の中間転写体(中間転写ベルト)29へ順次転写される。中間転写体29は、図示しない駆動手段によって所定のタイミングで回転しているため、中間転写体29上において、各色成分トナー像が所定の位置で重ね合わされる。中間転写体上で重ね合された各色成分トナー像は、一括して、記録シート32上へ転写され、記録シート上の画像となる。
C=α11×R+α12×G+α13×B+β1
M=α21×R+α22×G+α23×B+β2
Y=α31×R+α32×G+α33×B+β3 式(1)
但し、α11〜α33およびβ1〜β3は予め定められた色補正係数で、出力されるCMYも8ビット(0〜255)の信号とする。
K=Min(C,M,Y)×β4 式(2)
但し、Min(C,M,Y)は、CMY信号のうち最小のものであり、β4はあらかじめ定められた係数である。
C’=C−K/β5
M’=M−K/β5
Y’=Y−K/β5 式(3)
但し、β5はあらかじめ定められた係数である。
実施例2は、実施例1とは異なるディザセットの実施例である。上記の主ベクトル、副ベクトルを用いて、実施例2のディザマトリクス(YCMKLの5色)の組み合わせを示すと、表2のようになる。
実施例3は、実施例1とは異なるディザセットの実施例である。上記の主ベクトル、副ベクトルを用いて、実施例3のディザマトリクス(YCMKLの5色)の組み合わせを示すと、表3のようになる。
実施例4の大部分の構成は、実施例1と同じである。実施例4と実施例1との相違点は、5色/4色指定信号を、入力画像データから判別して生成している点である。
発明者が実施した比較実験を説明する。この実験は、色モアレとトナーの形状係数(SF−2値、下記で説明)との関係に関わるものである。実験はC色とM色との間で発生する色モアレについての結果を記載する(この他の組み合わせ、例えばL色とM色などについても実験したが、組み合わせによって傾向が変わるようなことは見られなかったため、C色とM色での色モアレについてその結果を記載する)。この実験では、トナーの製造条件をかえて、形状係数SF−2の異なるトナーサンプルを作成し、このトナーを使用して、C色とM色との間で発生する色モアレを評価したものである。
ランク4:注意してよくみるとわずかに色モアレが知覚できる
ランク3:気にならレベルの色モアレが知覚される
ランク2:色モアレが目立つ
ランク1:明らかに異常と感じる色モアレが知覚される
表4は、この16パッチのランク値の平均値を記載したものである。
2、3 入力画像データ
4 色補正手段
5 BG/UCR手段
6 プリンタγ補正手段
7 ディザ処理手段
8 5色/4色パラメータ設定手段
9 画像処理装置
10 出力用画像データ
Claims (7)
- 画像データを、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、濃ブラック(K)、淡ブラック(L)の5色からなる画像データへ変換する色分解処理装置と、5色からなる画像データを擬似中間調データへ変換する擬似中間調処理装置を有し、前記擬似中間調データに基づいて前記5色のトナー像を紙上に重ねて記録する画像処理装置において、前記5色を使用して記録する第1の記録モードと、C、M、Y、Kの4色を使用して記録する第2の記録モードとを有し、前記第1、第2の記録モードにおけるC、M、Yの3色に対して、表1に示すドット状の周期構造(a0x,a0y,a1x,a1yの4つの値は順番に、主ベクトルのx成分、y成分および副ベクトルのx成分、y成分に対応)を持つドットスクリーンの擬似中間調処理を施し、前記第1の記録モードにおけるKとLに対して、表1に示すライン状の周期構造を持つラインスクリーンの擬似中間調処理を施し、前記第2の記録モードにおけるKに対して、表1に示すドット状の周期構造を持つドットスクリーンの擬似中間調処理を施すことを特徴とする画像処理装置。
- 画像データを、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、濃ブラック(K)、淡ブラック(L)の5色からなる画像データへ変換する色分解処理装置と、5色からなる画像データを擬似中間調データへ変換する擬似中間調処理装置を有し、前記擬似中間調データに基づいて前記5色のトナー像を紙上に重ねて記録する画像処理装置において、前記5色を使用して記録する第1の記録モードと、C、M、Y、Kの4色を使用して記録する第2の記録モードとを有し、前記第1、第2の記録モードにおけるC、M、Yの3色に対して、表2に示すドット状の周期構造(a0x,a0y,a1x,a1yの4つの値は順番に、主ベクトルのx成分、y成分および副ベクトルのx成分、y成分に対応)を持つドットスクリーンの擬似中間調処理を施し、前記第1の記録モードにおけるKとLに対して、表2に示すライン状の周期構造を持つラインスクリーンの擬似中間調処理を施し、前記第2の記録モードにおけるKに対して、表2に示すドット状の周期構造を持つドットスクリーンの擬似中間調処理を施すことを特徴とする画像処理装置。
- 画像データを、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、濃ブラック(K)、淡ブラック(L)の5色からなる画像データへ変換する色分解処理装置と、5色からなる画像データを擬似中間調データへ変換する擬似中間調処理装置を有し、前記擬似中間調データに基づいて前記5色のトナー像を紙上に重ねて記録する画像処理装置において、前記5色を使用して記録する第1の記録モードと、C、M、Y、Kの4色を使用して記録する第2の記録モードとを有し、前記第1、第2の記録モードにおけるC、M、Yの3色に対して、表3に示すドット状の周期構造(a0x,a0y,a1x,a1yの4つの値は順番に、主ベクトルのx成分、y成分および副ベクトルのx成分、y成分に対応)を持つドットスクリーンの擬似中間調処理を施し、前記第1の記録モードにおけるKとLに対して、表3に示すライン状の周期構造を持つラインスクリーンの擬似中間調処理を施し、前記第2の記録モードにおけるKに対して、表3に示すドット状の周期構造を持つドットスクリーンの擬似中間調処理を施すことを特徴とする画像処理装置。
- 前記CMYKL5色のトナーは、重合法により製造された粉体トナーであることを特徴とする請求項1、2または3記載の画像処理装置。
- 画像データを、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、濃ブラック(K)、淡ブラック(L)の5色からなる画像データへ変換し、5色からなる画像データを擬似中間調データへ変換する画像処理方法において、前記5色からなる画像データへの変換は、前記5色を使用する第1の色分解モードと、C、M、Y、Kの4色を使用する第2の色分解モードとを有し、前記擬似中間調データへの変換は、前記第1、第2の色分解モードにおけるC、M、Yの3色に対して、表4に示すドット状の周期構造(a0x,a0y,a1x,a1yの4つの値は順番に、主ベクトルのx成分、y成分および副ベクトルのx成分、y成分に対応)を持つドットスクリーンの擬似中間調処理を施して擬似中間調データへ変換し、前記第1の色分解モードにおけるKとLに対して、表4に示すライン状の周期構造を持つラインスクリーンの擬似中間調処理を施して擬似中間調データへ変換し、前記第2の色分解モードにおけるKに対して、表4に示すドット状の周期構造を持つドットスクリーンの擬似中間調処理を施して擬似中間調データへ変換することを特徴とする画像処理方法。
- 請求項5記載の画像処理方法をコンピュータに実現させるためのプログラム。
- 請求項5記載の画像処理方法をコンピュータに実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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