JP4582201B2 - 画像形成装置及び当該画像形成装置における2次転写ローラクリーニング方法 - Google Patents

画像形成装置及び当該画像形成装置における2次転写ローラクリーニング方法 Download PDF

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Description

本発明は、トナー像を中間転写体に1次転写した後、2次転写ローラを用いて記録シートに2次転写する画像形成装置に関し、特に2次転写ローラの周面をクリーニングする技術に関する。
像担持体に形成されたトナー像を中間転写ベルトなどの中間転写体に1次転写した後、2次転写ローラにより記録シート上に2次転写して画像を形成する、いわゆる中間転写方式の画像形成装置にあっては、像担持体の非画像領域に付着したトナーが中間転写体を介して2次転写ローラの表面に付着したり、給紙ミス等により記録シートに転写されなかったトナーが2次転写ローラの表面に付着し、2次転写ローラの表面が汚される。
この汚れを放置しておくと、記録シート裏面を汚してしまうと共に、転写効率が劣化して転写不良を惹起するおそれがある。
そこで、上記画像形成装置においては、定期的に2次転写ローラにトナーと同極性の電圧を印加し、2次転写ローラの表面に付着したトナーを中間転写体側に逆転写し、2次転写ローラのクリーニングを行っている。
この際、装置のコストダウンを図るため、クリーニング専用の電源装置を設けることなく、現像ローラに印加する現像バイアス電圧(以下、単に「バイアス電圧」という。)の電源を利用するように構成された画像形成装置が従来からある。
通常、バイアス電圧は、トナー濃度を一定に保つと共にトナーカブリが発生しないことを目的として、公知のバイアス電圧制御装置により約−300V〜−700Vの範囲で制御されており、上記のように2次転写ローラのクリーニング時に当該2次転写ローラにバイアス電圧を印加する際には、当該バイアス電圧をクリーニングに必要な電位(約−500V)に変化させてから、2次転写ローラに印加するように構成されている。
ところで、バイアス電圧をクリーニング時の電位に変化させるとき、あるいはクリーニング時の電位から元のバイス電圧の電位に復帰させるときに、その電位変動に起因して現像ローラ表面のトナーが像担持体に付着する現象が生じることが従来から知られており、当該付着したトナー(以下では「カブリトナー」という)がさらに中間転写体に転写されて2次転写位置に移動し、2次転写ローラの周面に付着することを防ぐため、中間転写体の当該カブリトナーの付着した部分が2次転写位置を通過するまで、2次転写ローラを中間転写体表面から離間させ、その合間の2次転写ローラが中間転写材に圧接されているときにクリーニング動作を実行するようにしている。
特開2002−182498号公報
しかしながら、上記の技術では、2次転写ローラのクリーニング動作の前後で、カブリトナーを通過させるため2次転写ローラを中間転写体から離間させておく時間が常に必要となるため、クリーニング動作の終了が遅くなり、延いては次の画像形成ジョブの実行が常時遅延するという問題が生じる。
本発明は、上記の問題点に鑑み、現像バイアスの電源を共用して、2次転写ローラのクリーニングを行う場合において、無用にクリーニング動作が遅延することを防ぎ、次の画像形成ジョブを速やかに実行することが可能な画像形成装置及び当該画像形成装置における2次転写ローラのクリーニング方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、バイアス電圧制御手段により制御されたバイアス電圧が印加された現像ローラからトナーの供給を受けて像担持体上にトナー像を形成し、当該トナー像を走行する中間転写体上に1次転写した後、2次転写ローラに印加された転写電圧の作用により記録シート上に2次転写する画像形成手段と、前記2次転写ローラに前記バイアス電圧をクリーニング用電圧として印加して、当該2次転写ローラ周面に付着したトナーを中間転写体に逆転写してクリーニングするクリーニング手段とを備えた画像形成装置であって、前記クリーニング手段は、前記2次転写ローラに、前記転写電圧に代えて、前記バイアス電圧制御手段により制御されたバイアス電圧を印加するように電力路を切換える切換え手段と、現在のバイアス電圧の絶対値が、閾値より小さな場合に、バイアス電圧の絶対値が閾値以上の電位になるように前記バイアス電圧制御手段に指示する指示手段と、前記バイアス電圧制御手段が前記指示を受けて前記バイアス電圧の電位を変化させた場合には、所定の区間において2次転写ローラを中間転写体から離間させ、前記指示を受けていない場合には2次転写ローラを離間させないようにする2次転写ローラ接離駆動手段と、を備え、前記指示手段からの指示を受けてバイアス電圧制御手段がバイアス電圧の電位を変化させた際に現像ローラから像担持体にトナーが付着し、これがさらに中間転写体に転写されており、前記所定の区間は、上記中間転写体に転写されたトナーが、中間転写体の走行に連れて、前記2次転写ローラによる転写位置を通過する区間である。
又、本発明は、バイアス電圧制御手段により制御されたバイアス電圧が印加された現像ローラからトナーの供給を受けて像担持体上にトナー像を形成し、当該トナー像を走行する中間転写体上に1次転写した後、2次転写ローラに印加された転写電圧の作用により記録シート上に2次転写する画像形成手段と、前記2次転写ローラに前記バイアス電圧をクリーニング用電圧として印加して、当該2次転写ローラ周面に付着したトナーを中間転写体に逆転写してクリーニングするクリーニング手段とを備えた画像形成装置で実行される2次転写ローラのクリーニング方法であって、前記2次転写ローラに、前記転写電圧に代えて、前記バイアス電圧制御手段により制御されたバイアス電圧をクリーニング用電圧として印加するように電力路を切換える切換えステップと、現在のバイアス電圧の絶対値が、閾値より小さな場合に、バイアス電圧の絶対値が閾値以上の電位になるように前記バイアス電圧制御手段に指示する指示ステップと、前記バイアス電圧制御手段が前記指示を受けて前記バイアス電圧の電位を変化させた場合には、前記指示を受けてバイアス電圧の電位を変化させた際に現像ローラから像担持体に転写したトナー像が、さらに中間転写体に転写され、これが前記2次転写ローラによる転写位置を通過する区間である所定の区間において2次転写ローラを中間転写体から離間させ、前記指示を受けていない場合には2次転写ローラを離間させないようにする2次転写ローラ接離駆動ステップとを含むこととすることができる。

前記所定の区間は、前記指示手段からの指示又は前記指示ステップにおける指示を受けてバイアス電圧制御手段がバイアス電圧の電位を変化させた際に現像ローラから像担持体にトナーが付着し、これがさらに中間転写体に転写されており、上記中間転写体に転写されたトナーが、中間転写体の走行に連れて、前記2次転写ローラによる転写位置を通過する区間である。
前記画像形成装置は、前記2次転写ローラのクリーニングの要否を判定する判定手段と、前記画像形成手段の動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、画像形成動作中に、前記判定手段により2次転写ローラのクリーニングが必要と判定されたとき、転写体に転写したトナー像があればこれを記録シート上に2次転写した後、画像形成動作を一旦中断し、クリーニング動作が終了した後、画像形成動作を再開するよう画像形成手段を制御することとすることができる。
又、前記2次転写ローラクリーニング方法は、前記2次転写ローラのクリーニングの要否を判定する判定ステップと、前記画像形成手段の動作を制御する制御ステップとを含み、前記制御ステップは、画像形成動作中に、前記判定手段により2次転写ローラのクリーニングが必要と判定されたとき、転写体に転写したトナー像があればこれを記録シート上に2次転写した後、画像形成動作を一旦中断し、クリーニング動作が終了した後、画像形成動作を再開するよう画像形成手段を制御することとすることができる。
本発明は、上記構成を備えることにより、バイアス電圧の絶対値がクリーニング用電圧として使用できる閾値より小さくない場合には、バイアス電圧の電位を変化させないでそのままクリーニング用の電圧としているので、カブリトナーが生じない。そのため、2次転写ローラを離間させる必要がなくなり、その分2次転写ローラのクリーニング処理にかかる時間を少なくすることができる。一方、上記閾値より絶対値の大きな電圧が2次転写ローラに印加されれば十分なクリーニング効果を得ることができる。
ここで、前記指示手段は、前記バイアス電圧の絶対値が閾値以上の電位になるように前記バイアス電圧制御手段に指示した場合において、クリーニング動作終了後、バイアス電圧を上記指示前の電位に復帰させるように前記バイアス電圧制御手段に指示し、前記2次転写ローラ接離駆動手段は、前記バイアス電圧制御手段が、バイアス電圧を復帰させた場合に、前記所定の区間において2次転写ローラを中間転写体から離間させることとしてもよい。
又、前記指示ステップは、前記バイアス電圧の絶対値が閾値以上の電位になるように前記バイアス電圧制御手段に指示した場合において、クリーニング動作終了後、バイアス電圧を上記指示前の電位に復帰させるように前記バイアス電圧制御手段に指示し、前記2次転写ローラ接離駆動ステップは、前記バイアス電圧制御手段が、バイアス電圧を復帰させた場合に、前記所定の区間において2次転写ローラを中間転写体から離間させることとしてもよい。
これにより、バイアス電圧の絶対値がクリーニング用電圧として使用できる閾値より小さくない場合には、バイアス電圧の絶対値が閾値以上の電位になるようにバイアス電圧制御手段に指示がされることはなく、バイアス電圧の復帰動作が行われないので、カブリトナーが生じない。そのため、クリーニング動作終了後、2次転写ローラを離間させる必要がなくなり、バイアス電圧の絶対値がクリーニング用電圧として使用できる閾値より小さい場合に比べ、次の画像形成ジョブを速やかに再開させることができる。
ここで、前記クリーニング手段は、自装置内部の温度及び/又は湿度を検出する検出手段を備え、当該検出された温度及び/又は湿度に応じて2次転写ローラのクリーニング動作の時間相当量を変更することとしてもよい。
これにより、装置内の温度や湿度に応じてトナーの帯電性が変化し、2次転写ローラの周面に付着するトナー量が変動した場合に、当該変動に合わせてクリーニング動作の時間を最適化することが可能となり、クリーニング効果を高めることができる。
ここで、前記クリーニング手段は、トナーの劣化状態に関する情報を取得する劣化状態取得手段を備え、当該取得されたトナーの劣化状態に関する情報に基づき2次転写ローラのクリーニング動作の時間相当量を変更することとしてもよい。
これにより、トナーの劣化状態に応じてトナーの帯電性が変化し、2次転写ローラの周面に付着するトナー量が変動した場合に、当該変動に合わせてクリーニング動作の時間を最適化することが可能となり、クリーニング効果を高めることができる。
ここで、前記クリーニング手段は、前記バイアス電圧制御手段により制御されたバイアス電圧と前記転写電圧とを交互に切換えて前記2次転写ローラ周面に付着したトナーをクリーニングすることとしてもよい。
これにより、2次転写ローラに逆帯電トナーが付着した場合にも、当該トナーを中間転写体に逆転写することができ、クリーニング効果を高めることができる。
以下、本発明に係る画像形成装置の実施の形態を、フルカラーのタンデム型画像形成装置(以下、単に「画像形成装置」という。)を例にして説明する。
(1)画像形成装置の全体の構成
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置10の全体の構成を示す図である。
同図に示すように、画像形成装置10は、周知の電子写真方式により画像を形成するものであり、画像プロセス部11と、給紙部12と、定着部13と、制御部14とからなる。この画像形成装置10は、ネットワーク(例えばLAN)に接続されて、外部の端末装置(不図示)からのプリントジョブの実行指示を受け付けると、その指示に基づいてイエロー、マゼンタ、シアンおよびブラック色からなるカラーの画像形成を実行する。
以下、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各再現色をY、M、C、Kと表し、各再現色に関連する構成部分の番号にこのY、M、C、Kを添字として付加する。
画像プロセス部11は、駆動ローラ22と従動ローラ23により張架された中間転写ベルト21の下方に、Y〜K色のそれぞれに対応する作像ユニット20Y、20M、20C、20Kを列設してなる。
各作像ユニット20Y〜20Kは、感光体ドラム1Y〜1Kと、その周囲に配設された帯電器2Y〜2K、露光部3Y〜3K、現像器4Y〜4K、1次転写ローラ5Y〜5Kおよび感光体ドラムを清掃するためのクリーナ6Y〜6Kなどからなる。
現像器4Y〜4Kには、対応する感光体ドラムにトナーを供給するための現像ローラ41Y〜41Kが設けられており、各現像ローラ41Y〜41Kには、現像バイアス電源部15により個別にバイアス電圧が印加される。
このバイアス電圧は、後述するように温湿度センサー26で検出された装置内の温湿度の値に基づき自動制御される。
現像器4Y〜4Kは、ユニット化されて、装置本体と着脱可能になっており、トナーの製造年月日と有効期間を示す期日情報を記録したICタグが付加されている。
上記のような画像プロセス部11の構成において、例えば、感光体ドラム1K上へのブラックのトナー像の作像は、感光体ドラム1Kを帯電器2Kにより一様に帯電させた後、露光部3Kから射出されたレーザビームLで露光走査して静電潜像を形成した後、現像器4Kの現像ローラ41Kからトナーの供給を受けて顕像化することによりなされる。このように作像されたブラックのトナー像は、一次転写ローラ5Kと感光体ドラム1K間に作用する静電力により中間転写ベルト21上に一次転写される。
他色の作像ユニット20Y,20M,20Cによるトナー像の作像動作も上記と同様にして行われる。なお、各作像ユニットにおける作像動作は、各色のトナー像が中間転写ベルト21上の同位置に多重転写されるように所定のタイミングずつずらして実行される。
給紙部12は、転写紙などの記録シートSを2次転写位置351まで搬送するものであって、当該記録シートSを収納する給紙カセット31と、給紙カセット31内の記録シートSを搬送路37上に1枚ずつ繰り出す繰り出しローラ32と、中間搬送ローラ対33と、2次転写位置351に送り出すタイミングをとるためのタイミングローラ対34とからなる。
上記トナー像の作像のタイミングに合わせて、給紙部12から2次転写位置351に記録シートSが給送され、2次転写電源部16により所定の転写電圧が印加された2次転写ローラ35と駆動ローラ22間に作用する静電力により、中間転写ベルト21上のトナー像が記録シートS上に2次転写される。トナー像が転写された記録シートSは、定着部13で熱定着された後、排出ローラ36を介して、排紙トレイ38上に排出される。
図2は、画像形成装置10におけるブラックの作像ユニット20Kと2次転写ローラ35付近の主要部と共に上記現像バイアス電源部15、2次転写電源部16の構成を示す図である。
同図に示すように、現像バイアス電源部15は、直流電源151と、可変抵抗器152と、交流電源153とが直列に接続されて構成されおり、現像ローラ41Kに、直流電圧に交流成分が重畳されたバイアス電圧を印加する。可変抵抗器152は、制御部14からの制御を受けてその抵抗値が変化するように構成された公知のものであり、これにより現像ローラ41Kに印加する直流成分の電圧値が制御される。
また、2次転写電源部16は、切換スイッチ161と正の直流電源162から構成されており、制御部14からの制御により、画像形成時には、2次転写ローラ35と直流電源162が接続されるように切換スイッチ161を動作させてA端子と接続させ、2次転写ローラ35に転写電圧を印加し、2次転写ローラ35をクリーニングする際には、切替スイッチ161を動作させてB端子と接続させ、当該2次転写ローラ35と現像バイアス電源部15の直流電源151とが接続されるようにし、転写電圧と逆極性のバイアス電圧を、クリーニング用電圧として2次転写ローラ35に印加させる。
2次転写ローラ35は、アクチュエータ39の駆動ロッド391の先端部に回転可能に軸支されており、画像形成時にはその周面が中間転写ベルト21の周面に圧接され、2次転写ローラ35のクリーニングの際の所定のタイミングで離間するように駆動される。このアクチュエータ39は、例えばソレノイドや直動モータなどが用いられるが、これに限定されず、たとえば偏心カムを用いることも可能である。
この2次転写ローラ35のクリーニング動作の詳細は後述する。
(2)制御部14の構成
図3は、制御部14の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、制御部14は、主な構成要素として、CPU101、通信インターフェース(I/F)部102、ROM103、RAM104、クリーニング電圧記憶部105、バイアス電圧テーブル記憶部106、クリーニング周回数決定テーブル記憶部107、クリーニング周回数温湿度補正テーブル記憶部108およびトナー劣化補正テーブル記憶部109などを備える。
通信I/F部102は、LANカード、LANボードといったLANに接続するためのインターフェースである。
ROM103には、画像形成動作を実行するために必要なプログラムのほか、2時転写ローラ35のクリーニング処理を実行するためのプログラム、並びに各制御で使用する閾値などが格納されている。
RAM104は、CPU101のプログラム実行時のワークエリアとして用いられる。
クリーニング電圧記憶部105は、電力路の切換時にクリーニング用電圧として2次転写ローラ35に印加すべきバイアス電圧の電位(以下、「クリーニング電位」という。)と、当該クリーニング電位の電圧を印加して2次転写ローラ35をクリーニングするのに要する2次転写ローラの周回数とを記憶している。
以下、2次転写ローラ35をクリーニングするのに要する2次転写ローラの周回数のことを「クリーニング周回数」という。
バイアス電圧テーブル記憶部106は、装置内の温湿度と、現像ローラ41Y〜41Kに印加すべきバイアス電圧の電位との対応関係を示すバイアス電圧テーブルを記憶している。
クリーニング周回数決定テーブル記憶部107は、クリーニング用電圧として印加されるバイアス電圧の電位(Vdc)と当該電位におけるクリーニング周回数との対応関係を示すクリーニング周回数決定テーブルを記憶している。
図4は、通常の室温において適用されるクリーニング周回数決定テーブルの例を示す。同テーブルにおいて、バイアス電圧の電位の絶対値が大きくなるに従って、そのクリーニング効果が増すので、それに従ってクリーニング周回数(c)も少なくなるように設定されている。同テーブルにおける例では、Vdc<−700の範囲で、cは3周に、−700≦Vdc<−600の範囲でcは5周に、−600≦Vdc≦−500の範囲で、cは7周に設定されている。
クリーニング周回数温湿度補正テーブル記憶部108は、装置内の温湿度とクリーニング周回数が追加される周回数を示す追加周回数との対応関係を示すクリーニング周回数温湿度補正テーブルを記憶している。
図5は、上記クリーニング周回数温湿度補正テーブルの例を示す。同テーブルでは、低温低湿度(絶対湿度5g/m以下)及び高温高湿度(絶対湿度16g/m以上)でそれぞれ、クリーニング周回数が追加されるように追加周回数が設定されている。同テーブルにおける例では、絶対温湿度(Ag/m)が、A≦5の範囲で追加周回数が2周になるように、A≧16の範囲で追加周回数が4周になるようにそれぞれ設定されている。
トナー劣化補正テーブル記憶部109は、トナー劣化度と2次転写ローラ35のクリーニング周回数が追加される周回数を示す追加周回数との対応関係を示すトナー劣化補正テーブルを記憶している。
ここで、「トナー劣化度」とは、各現像器4Y〜4Kに収納されるトナーの製造年月日からの経過時間の、そのトナーの有効期間に対する比の平均値のことをいう。
また、図6は、上記トナー劣化補正テーブルの例を示す。同テーブルでは、トナー劣化度が0.8以上になると、クリーニング周回数が追加されるように追加周回数が設定されている。同テーブルの例では、トナー劣化度が0.8以上で追加周回数が4周となるように設定されている。
CPU101は、ROM103から必要な制御プログラムを読み出し、温湿度検出センサー26によって検出された温湿度に基づいて現像ローラ41Y〜41Kに印加するバイアス電圧を制御しつつ、画像プロセス部11、給紙部12、定着部13などを制御し、画像形成動作を円滑に実行させる。 また、予め設定された、2次転写ローラ35のクリーニング時期が到来すると、2次転写電源部16の電力路の切換スイッチ161の制御及びバイアス電圧の大きさに基づき必要に応じて現像バイアス電源部15、アクチュエータ39の駆動制御を行って2次転写ローラ35のクリーニング動作を実行させる。
(3)2次転写ローラのクリーニング動作について
以下、制御部14により実行される2次転写ローラ35のクリーニング動作制御の内容について説明する。
図7は、上記動作を示すフローチャートである。
制御部14は、印刷処理開始後、印刷枚数をカウントし、印刷枚数が所定の枚数(例えば、記録シートとしてA4サイズの用紙を、横向きに通紙した場合のA4横サイズの用紙での枚数でいうと、A4横サイズのカラー印刷1枚を2カウント、A4横サイズのモノクロ印刷1枚を1カウントとした場合において、150カウントに相当する枚数)に達すると、クリーニング開始時期が到来したと判断し(ステップS701:Y)、印刷処理を中断する(ステップS702)。この際、中間転写ベルト21に形成されたトナー像がある場合には、それらの記録シートSへの2次転写が終了して定着された後に中断されるのが望ましい。
そして、その時点における現像ローラ41Kに印加されているバイアス電圧の電位(Vdc)を取得し(ステップS703)、Vdcの絶対値が所定の閾値未満であるか否かを判定する(ステップS704)。
この閾値は、2次転写ローラ35に印加したときに十分にクリーニング効果が得られる値として予め実験などで求められており、本実施の形態では、「500」に設定され、ROM103内に格納されている。
なお、バイアス電圧の制御自体は公知の制御であって、CPU101が、温湿度センサー26で検出された温湿度に基づき、バイアス電圧テーブル記憶部106に記憶されているテーブル(不図示)を参照して、適切なバイアス電位になるように現像バイアス電源部15を制御することにより実行されている。このバイアス電圧の制御範囲は、本実施の形態では、−700V〜−300Vの範囲に及ぶ。
温湿度に基づき、このようなバイアス電圧の制御がなされるのは、適正な現像が実行されるためには、感光体ドラムの表面電位と現像ローラの電位の差が所定の範囲内にあることが望ましく、感光体ドラムの帯電状態は装置内の温湿度の値に応じて大きく影響されるからである。もっとも、直接感光体ドラム表面の電位を検出して、バイアス電圧を制御するようにしてもよいし、定期的に感光体ドラム表面にトナーパッチを形成してその濃度を光電センサーで検出し、この検出された濃度が予め決められた濃度と一致するようにバイアス電圧を制御するようにしても構わない。
制御部14は、Vdcが閾値未満である場合に(ステップS704:YES)、第1クリーニング処理(ステップS705)を実行し、閾値未満でない場合に(ステップS704:NO)、第2クリーニング処理をそれぞれ実行した後(ステップS706)、印刷処理を再開させる(ステップS707)。
図8は、上記ステップS705の第1クリーニング処理における制御内容を示すフローチャートである。
まず、制御部14は、クリーニング電圧記憶部105より、クリーニング電位とクリーニング周回数とを読出し、バイアス電圧の電位(Vdc)がクリーニング電位(ここでは。−700Vとする。)に等しくなるように、現像バイアス電源15の可変抵抗器152を制御すると共に(ステップS801)、2次転写ローラ35を中間転写ベルト21から離間させ(ステップS802)、所定時間経過するのを待って、2次転写ローラ35を戻して中間転写ベルト21に圧接させる(ステップS803:YES、S804)。
このように2次転写ローラ35を離間させるのは、2次転写ローラ35がバイアス電圧の変化に起因して中間転写ベルト21に付着したトナーにより汚されるのを防止するためである。
すなわち、ステップS801におけるバイアス電圧Vdcの変化時に現像ローラ41K表面のトナーが感光体ドラム1Kの表面に飛び移るいわゆる「トナーカブリ」の現象が生じる場合が多く、このトナー(以下、「カブリトナー」という。)が、中間転写ベルト21に転写されて2次転写位置351を通過する際に、2次転写ローラ35が中間転写ベルト21に圧接されたままだと、このカブリトナーが2次転写ローラ35に付着して汚してしまうので、これが通過するまでの時間、2次転写ローラ35を中間転写ベルト21から離間させておくのである。
したがってステップS803における所定時間は、ステップS801によるバイアス電圧の制御指示から計時して、そのときに発生したカブリトナーの付着した中間転写ベルト21の部分が2次転写位置を通過するまでの時間であって、予め求められてROM103内に格納されている。
この中間転写ベルト21上のカブリトナーは、2次転写位置351を通過後、クリーニングブレード24(図1参照)により除去される。
ステップS805では、制御部14は、温湿度センサー26より、装置内の温湿度を取得するとともに、ICタグ読取部17を介して、各現像器4Y〜4KのICタグに記録されている期日情報を取得し、現在時刻と比較することにより、各現像器について、その製造年月日からの経過時間を算出し、さらに、算出した経過時間と期日情報の示す有効期間とからトナー劣化度を算出する。
さらに、制御部14は、クリーニング周回数温湿度補正テーブル記憶部108に記憶されているクリーニング周回数温湿度補正テーブルを参照して、取得した温湿度に対応する追加周回数を特定するとともに(ステップS806)、トナー劣化補正テーブル記憶部109に記憶されているクリーニング周回数温湿度補正テーブルを参照して算出したトナー劣化度に対応する追加周回数を特定する(ステップS807)。
制御部14は、ステップS801において読出したクリーニング周回数を、ステップS806、807でそれぞれ特定した追加周回数分だけ補正した後のクリーニング周回数を最終的なクリーニング周回数として決定し、ステップS801において制御されたクリーニング電位を2次転写ローラに印加してクリーニング動作を開始し(ステップS808)、タイマーを起動して決定したクリーニング周回数分の周回に要する時間が経過したか否かにより、クリーニングが完了したか否かを監視する(ステップS809)。
決定したクリーニング周回数分の周回が完了すると(ステップS809:YES)、制御部14は、クリーニング動作を終了し(ステップS810)、バイアス電圧の電位(Vdc)を、ステップS801においてクリーニング電位に制御する前の電位に復帰させ(ステップS811)、さらに、2次転写ローラ35を中間転写ベルト21から離間させ(ステップS812)、所定時間(ステップS811において電位を復帰させた時から計時して、そのときに発生したカブリトナーの付着した中間転写ベルト21の部分が2次転写位置を通過するまでの時間)が経過すると(ステップS813:YES)、2次転写ローラ35を中間転写ベルト21に圧接させる(ステップS814)。
図9は、上記ステップS706の第2クリーニング処理における制御内容を示すフローチャートである。
まず、制御部14は、クリーニング周回数決定テーブル記憶部107より、クリーニング周回数決定テーブルを読出し、当該テーブルを参照してバイアス電圧の電位(Vdc)に対応付けられているクリーニング周回数を特定し(ステップS901)、さらに、温湿度センサー26より、装置内の温湿度を取得するとともに、ICタグ読取部17を介して、各現像器4Y〜4KのICタグに記録されている期日情報を取得し、図8のステップ805と同様の方法によりトナー劣化度を算出する(ステップS902)。
さらに、制御部14は、クリーニング周回数温湿度補正テーブル記憶部108に記憶されているクリーニング周回数温湿度補正テーブルを参照して、取得した温湿度に対応する追加周回数を特定するとともに(ステップS903)、
トナー劣化補正テーブル記憶部109に記憶されているクリーニング周回数温湿度補正テーブルを参照して算出したトナー劣化度に対応する追加周回数を特定する(ステップS904)。
制御部14は、ステップS901において特定したクリーニング周回数を、ステップS903、904でそれぞれ特定した追加周回数分だけ補正した後のクリーニング周回数を最終的なクリーニング周回数として決定して2次転写ローラ35のクリーニング動作を開始し(ステップS905)、タイマーを起動して決定したクリーニング周回数分の周回に要する時間が経過したか否かにより、クリーニングが完了したか否かを監視し(ステップS906)、決定したクリーニング周回数分の周回が完了すると(ステップS906:YES)、クリーニング動作を終了する(ステップS907)。
(4)第1クリーニング処理と第2クリーニング処理の比較
図10は、第1クリーニング処理のタイムチャートを示す。図10に示すように、印刷処理中に、予め設定された、2次転写ローラのクリーニング処理を行う時期が到来すると、制御部14は、印刷処理を中断し、バイアス電圧を現像用の電位(Vd)からクリーニング用の電位(Vc)に切替え、電位の変動により生じるカブリトナーが中間転写ベルト21に転写されて2次転写位置351を通過するまでの間、2次転写ローラ350を中間転写ベルト21から離間させた後、2次転写ローラ350を中間転写ベルト21に圧接させて2次転写ローラのクリーニング動作を開始する。
そして、クリーニング動作が終了すると、制御部14は、印刷処理を再開するため、バイアス電圧を直前の現像用の電位(Vd)に切替え、電位の変動により生じるカブリトナーが中間転写ベルト21に転写されて2次転写位置351を通過するまでの間、2次転写ローラ350を中間転写ベルト21から離間させた後、2次転写ローラ350を中間転写ベルト21に圧接させて印刷処理を再開する。
このように、第1クリーニング処理では、従来と同様に、2次転写ローラのクリーニング動作の前後で、カブリトナーを通過させるため2次転写ローラを中間転写体から離間させておく時間が必要となるため、クリーニング動作の終了が遅くなる。
これに対し、第2クリーニング処理では、バイアス電圧の電位を変化させないでそのままクリーニング用の電圧として利用するので、2次転写ローラのクリーニング時にカブリトナーが発生することがないため、2次転写ローラを離間させる必要がなく、その分、2次転写ローラのクリーニング処理にかかる時間を節減することができる。
従って、画像形成ジョブに用いられたバイアス電圧の絶対値がクリーニング用電圧として使用できる閾値より小さくない場合であって、2次転写ローラのクリーニング処理が、第2クリーニング処理に従って実行される場合には、従来のクリーニング方法に比べ、2次転写ローラのクリーニング処理を迅速に完了することができ、その分、印刷処理ができない時間を短くし、印刷効率を高めることができる。
<補足>
以上、本発明に係る画像形成装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこの実施の形態に限られないことは勿論である。
(1)本実施の形態においては、クリーニング処理を印刷処理の途中で行うこととしたが、本実施の形態に係るクリーニング処理を行う時期は、印刷処理の途中に限定されず、例えば、電源投入時、ジャム発生後、印刷処理の開始前等であってもよい。
(2)本実施の形態においては、クリーニング周回数の補正を温度及び湿度の両方を検出することにより行うこととしたが、何れか一方のみを検出することも可能である。この場合、クリーニング周回数温湿度補正テーブルの代わりに温度又は湿度と2次転写ローラ35の追加周回数との対応関係を示すテーブルをクリーニング周回数温湿度補正テーブル記憶部108に記憶させることにより、装置内の温度又は湿度に応じて、クリーニング周回数の補正を行うことができる。
(2)本実施の形態においては、2次転写ローラ35のクリーニング動作を転写電圧と逆極性のクリーニング用のバイアス電圧を印加して行うこととしたが、クリーニング動作時にクリーニング用のバイアス電圧と転写電圧を交互に印加することにより、クリーニング動作を行うこととしてもよい。これにより、逆帯電トナーが、2次転写ローラ35に転写された場合においても、当該トナーを中間転写ベルト21に移行させることができ、クリーニング効果を高めることができる。
(3)本実施の形態においては、2次転写ローラ35のクリーニング周回数を、装置内の温湿度及びトナー劣化度に応じて補正することとしたが、何れか一方のみに応じて補正することとしてもよいし、場合によっては双方の補正がなくても本発明の効果を実現することができる。
(4)本実施の形態においては、現像バイアス電源部15より供給されるバイアス電圧に交流電圧成分を重畳させることとしたが、バイアス電圧に交流電圧成分を重畳させないこととしてもよい。
又、現像バイアス電源部15より2次転写ローラ35に印加されるバイアス電圧に交流電圧成分を重畳させることとしてもよい。
(5)本実施の形態においては、クリーニング動作の制御を、クリーニング周回数を制御することにより行うこととしたが、クリーニング時間を制御することにより、行うこととしてもよい。このように、クリーニング動作の制御は、クリーニング周回数やクリーニング時間など、クリーニング動作の実行期間を示すクリーニング時間相当量を制御することにより、行うことができる。
本発明は、トナー像を中間転写体に1次転写した後、2次転写ローラを用いて記録シートに2次転写する画像形成装置に関し、特に2次転写ローラの週面のクリーニングをする技術として利用できる。
画像形成装置10の全体の構成を示す図である。 画像形成装置10におけるブラックの作像ユニット20Kと2次転写ローラ35付近の主要部と共に上記現像バイアス電源部15、2次転写電源部16の構成を示す図である。 制御部14の構成を示すブロック図である。 クリーニング周回数温湿度補正テーブルの例を示す。 クリーニング周回数温湿度補正テーブルの例を示す。 トナー劣化補正テーブルの例を示す。 ステップS705の第1クリーニング処理における制御内容を示すフローチャートである。 制御部14の行う第2クリーニング処理の動作を示すフローチャートである。 ステップS706の第2クリーニング処理における制御内容を示すフローチャートである。 第1クリーニング処理のタイムチャートを示す。
符号の説明
1Y〜1K、10K 感光体ドラム
2Y〜2K 帯電器
3Y〜3K 露光部
4Y〜4K 現像器
5Y〜5K 1次転写ローラ
10 画像形成装置
11 画像プロセス部
12 給紙部
13 定着部
14 制御部
15 現像バイアス電源部
16 2次転写電源部
17 ICタグ読取部
20Y〜20K 作像ユニット
21 中間転写ベルト
22 駆動ローラ
23 従動ローラ
26 温湿度センサー
31 給紙カセット
32 繰り出しローラ
33 中間搬送ローラ対
34 タイミングローラ対
35 2次転写ローラ
36 排出ローラ
37 搬送路
38 排紙トレイ
39 アクチュエータ
41Y〜41K 現像ローラ
101 CPU
102 通信インターフェース(I/F)部
103 ROM
104 RAM
105 クリーニング電圧記憶部105
106 バイアス電圧テーブル記憶部
107 クリーニング周回数決定テーブル記憶部107
108 クリーニング周回数温湿度補正テーブル記憶部
109 トナー劣化補正テーブル
151 負の直流電源
152 可変抵抗器
153 交流電源
161 切換スイッチ
162 正の直流電源

Claims (13)

  1. バイアス電圧制御手段により制御されたバイアス電圧が印加された現像ローラからトナーの供給を受けて像担持体上にトナー像を形成し、当該トナー像を走行する中間転写体上に1次転写した後、2次転写ローラに印加された転写電圧の作用により記録シート上に2次転写する画像形成手段と、前記2次転写ローラに前記バイアス電圧をクリーニング用電圧として印加して、当該2次転写ローラ周面に付着したトナーを中間転写体に逆転写してクリーニングするクリーニング手段とを備えた画像形成装置であって、
    前記クリーニング手段は、
    前記2次転写ローラに、前記転写電圧に代えて、前記バイアス電圧制御手段により制御されたバイアス電圧を印加するように電力路を切換える切換え手段と、
    現在のバイアス電圧の絶対値が、閾値より小さな場合に、バイアス電圧の絶対値が閾値以上の電位になるように前記バイアス電圧制御手段に指示する指示手段と、
    前記バイアス電圧制御手段が前記指示を受けて前記バイアス電圧の電位を変化させた場合には、所定の区間において2次転写ローラを中間転写体から離間させ、前記指示を受けていない場合には2次転写ローラを離間させないようにする2次転写ローラ接離駆動手段と、
    を備え、
    前記指示手段からの指示を受けてバイアス電圧制御手段がバイアス電圧の電位を変化させた際に現像ローラから像担持体にトナーが付着し、これがさらに中間転写体に転写されており、
    前記所定の区間は、上記中間転写体に転写されたトナーが、中間転写体の走行に連れて、前記2次転写ローラによる転写位置を通過する区間である
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記指示手段は、前記バイアス電圧の絶対値が閾値以上の電位になるように前記バイアス電圧制御手段に指示した場合において、クリーニング動作終了後、バイアス電圧を上記指示前の電位に復帰させるように前記バイアス電圧制御手段に指示し、
    前記2次転写ローラ接離駆動手段は、前記バイアス電圧制御手段が、バイアス電圧を復帰させた場合に、前記所定の区間において2次転写ローラを中間転写体から離間させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記クリーニング手段は、自装置内部の温度及び/又は湿度を検出する検出手段を備え、当該検出された温度及び/又は湿度に応じて2次転写ローラのクリーニング動作の時間相当量を変更する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記クリーニング手段は、トナーの劣化状態に関する情報を取得する劣化状態取得手段を備え、
    当該取得されたトナーの劣化状態に関する情報に基づき2次転写ローラのクリーニング動作の時間相当量を変更する
    ことを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の画像形成装置。
  5. 前記クリーニング手段は、前記バイアス電圧制御手段により制御されたバイアス電圧と前記転写電圧とを交互に切換えて前記2次転写ローラ周面に付着したトナーをクリーニングする
    ことを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の画像形成装置。
  6. 前記2次転写ローラのクリーニングの要否を判定する判定手段と、
    前記画像形成手段の動作を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    画像形成動作中に、前記判定手段により2次転写ローラのクリーニングが必要と判定されたとき、転写体に転写したトナー像があればこれを記録シート上に2次転写した後、画像形成動作を一旦中断し、クリーニング動作が終了した後、画像形成動作を再開するよう画像形成手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の画像形成装置。
  7. バイアス電圧制御手段により制御されたバイアス電圧が印加された現像ローラからトナーの供給を受けて像担持体上にトナー像を形成し、当該トナー像を走行する中間転写体上に1次転写した後、2次転写ローラに印加された転写電圧の作用により記録シート上に2次転写する画像形成手段と、前記2次転写ローラに前記バイアス電圧をクリーニング用電圧として印加して、当該2次転写ローラ周面に付着したトナーを中間転写体に逆転写してクリーニングするクリーニング手段とを備えた画像形成装置で実行される2次転写ローラのクリーニング方法であって、
    前記2次転写ローラに、前記転写電圧に代えて、前記バイアス電圧制御手段により制御されたバイアス電圧をクリーニング用電圧として印加するように電力路を切換える切換えステップと、
    現在のバイアス電圧の絶対値が、閾値より小さな場合に、バイアス電圧の絶対値が閾値以上の電位になるように前記バイアス電圧制御手段に指示する指示ステップと、
    前記バイアス電圧制御手段が前記指示を受けて前記バイアス電圧の電位を変化させた場合には、前記指示を受けてバイアス電圧の電位を変化させた際に現像ローラから像担持体に転写したトナー像が、さらに中間転写体に転写され、これが前記2次転写ローラによる転写位置を通過する区間である所定の区間において2次転写ローラを中間転写体から離間させ、前記指示を受けていない場合には2次転写ローラを離間させないようにする2次転写ローラ接離駆動ステップと、
    を含むことを特徴とする2次転写ローラクリーニング方法。
  8. 前記指示ステップは、前記バイアス電圧の絶対値が閾値以上の電位になるように前記バイアス電圧制御手段に指示した場合において、クリーニング動作終了後、バイアス電圧を上記指示前の電位に復帰させるように前記バイアス電圧制御手段に指示し、
    前記2次転写ローラ接離駆動ステップは、前記バイアス電圧制御手段が、バイアス電圧を復帰させた場合に、前記所定の区間において2次転写ローラを中間転写体から離間させる
    ことを特徴とする請求項に記載の2次転写ローラクリーニング方法。
  9. 前記指示ステップにおける指示を受けてバイアス電圧制御手段がバイアス電圧の電位を変化させた際に現像ローラから像担持体にトナーが付着し、これがさらに中間転写体に転写されており、
    前記所定の区間は、上記中間転写体に転写されたトナーが、中間転写体の走行に連れて、前記2次転写ローラによる転写位置を通過する区間である
    ことを特徴とする請求項又はに記載の2次転写ローラクリーニング方法。
  10. 前記クリーニング手段は、自装置内部の温度及び/又は湿度を検出する検出手段を備え、当該検出された温度及び/又は湿度に応じて2次転写ローラのクリーニング動作の時間相当量を変更する
    ことを特徴とする請求項の何れかに記載の2次転写ローラクリーニング方法。
  11. 前記クリーニング手段は、トナーの劣化状態に関する情報を取得する劣化状態取得手段を備え、当該取得されたトナーの劣化状態に関する情報に基づき2次転写ローラのクリーニング動作の時間相当量を変更する
    ことを特徴とする請求項10の何れかに記載の2次転写ローラクリーニング方法。
  12. 前記クリーニング手段は、前記バイアス電圧制御手段により制御されたバイアス電圧と前記転写電圧とを交互に切換えて前記2次転写ローラ周面に付着したトナーをクリーニングする
    ことを特徴とする請求項11の何れかに記載の2次転写ローラクリーニング方法。
  13. 前記2次転写ローラのクリーニングの要否を判定する判定ステップと、
    前記画像形成手段の動作を制御する制御ステップとを含み、
    前記制御ステップは、
    画像形成動作中に、前記判定手段により2次転写ローラのクリーニングが必要と判定されたとき、転写体に転写したトナー像があればこれを記録シート上に2次転写した後、画像形成動作を一旦中断し、クリーニング動作が終了した後、画像形成動作を再開するよう画像形成手段を制御する
    ことを特徴とする請求項12の何れかに記載の2次転写ローラクリーニング方法。
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