JP4582117B2 - 音量制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、オーディオ信号の音量制御を行う音量制御装置に関する。
夜間において映画や音楽等の再生を行う場合、音量(ボリューム)を絞ることが一般的である。しかし、ボリュームを絞ると当然ながら再生音が聞こえ難くなる。特に、映画の再生を行う場合、音量の幅(ダイナミックレンジ)が広いため、ボリュームを絞るとセリフ等の小さな音が特に聞こえ難くなる。一方でセリフが聞こえやすいようにボリュームを上げると、効果音等が大音量で再生されてしまう。
この問題を解決するために、チャンネル別にダイナミックレンジ圧縮を行い、セリフ等の音量を大きくして聞こえやすくし、かつ効果音等は抑制して再生する音量制御装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2006−42027号公報
しかし、特許文献1の構成によれば、ダイナミックレンジ圧縮の係数が常に一定である。そのため、依然として視聴環境によっては音が大きすぎる、または小さすぎると感じることがあった。この場合、依然としてユーザが都度ボリューム調整を行う必要があった。また、一度ダイナミックレンジ圧縮の設定をオンすると、昼間等のダイナミックレンジ圧縮の必要がない視聴環境においてもユーザが手動でオフしない限り、常にダイナミックレンジ圧縮が行われていた。
そこで、この発明は、ユーザの視聴環境を反映したダイナミックレンジ圧縮をリアルタイムに行うことができる音量制御装置を提供することを目的とする。
この発明の音量制御装置は、入力音声信号のレベルを調整して出力するレベル調整手段と、入力音声信号のレベルを検出するレベル検出手段と、ユーザの設定するボリューム値を検出するボリューム値検出手段と、入力音声信号のレベルに対する出力音声信号のレベルを記載した係数テーブルを記憶する係数テーブル記憶手段と、前記レベル検出手段で検出された入力音声信号のレベル、および前記係数テーブル記憶手段に記憶されている係数テーブルに基づいて、前記レベル調整手段のレベル調整量を設定する設定手段と、前記ボリューム値検出手段が検出したボリューム値に応じて、前記係数テーブル記憶手段に記憶されている係数テーブルを変更する係数テーブル変更手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成では、ユーザの設定するボリューム値に応じてダイナミックレンジ圧縮係数を変更する。例えば、ユーザがボリューム値を大きくしている場合、ダイナミックレンジ圧縮を行う必要がない、または圧縮が小さくてよいと判断し、リニア特性と同一、またはリニア特性に近く設定する。一方でボリューム値を小さくしている場合、ダイナミックレンジ圧縮を強くする必要があると判断し、小音量を大きく、大音量を小さくする。さらにボリューム値を小さくしている場合は、小音量を大きくするだけで、大音量の音声は抑えないようにしてもよい。
また、この発明は、さらに、前記レベル調整手段が出力した音声信号のレベルを補正する音量シフト手段と、前記ボリューム値検出手段が検出したボリューム値に応じて、前記音量シフト手段の音量シフト量を設定する音量シフト制御手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成では、ダイナミックレンジ圧縮をした音声信号の音量シフトを行う。例えば10dB程度の補正を行う(音量を若干大きくする)。ボリューム値が小さくなった場合に、若干音量を補正することで聴感上の違和感をなくすことができる。
また、この発明は、さらに、前記入力音声信号は、複数チャンネルの信号からなり、前記レベル調整手段は、前記複数チャンネルの信号のそれぞれのレベルを調整し、前記ボリューム値検出手段は、前記複数チャンネルの信号のそれぞれのレベルを検出し、前記設定手段は、前記複数チャンネルの信号のそれぞれのレベルに応じて、各チャンネルのレベル調整量を設定することを特徴とする。
この構成では、チャンネル毎にダイナミックレンジ圧縮を行う。例えばセリフ等の音声が含まれるチャンネルと、効果音等の音声が含まれるチャンネルと、低音のみ含まれるチャンネルと、を別系統でダイナミックレンジ圧縮を行う。これにより、セリフ等の音声が効果音等に埋もれることなく明瞭に聴取することができる。
また、この発明は、さらに、前記ボリューム値検出手段は、特定のチャンネル以外の信号のうち最大レベルとなるチャンネルの入力音声信号のレベルを検出し、前記設定手段は、前記最大レベルとなる入力音声信号のレベルに応じて、前記特定のチャンネル以外のレベル調整量を設定することを特徴とする。
この構成では、特定のチャンネル(例えばセリフ等の音声が含まれるチャンネル)以外の音声信号をまとめて、最大レベルとなるチャンネルの音声信号のレベルを基準としてダイナミックレンジ圧縮を行う。特定のチャンネル以外の系統を別系統としてまとめて最大レベルに応じてダイナミックレンジ圧縮を行うため、処理負荷を低減するとともに、特定のチャンネルの音声が埋もれることを防止する。
この発明によれば、ユーザの設定したボリューム値からダイナミックレンジ圧縮の係数を設定するため、ユーザの視聴環境を反映したダイナミックレンジ圧縮をリアルタイムに行うことができる。
本発明の実施形態に係る音量制御装置について説明する。この実施形態の音量制御装置は、DVDプレーヤ等から出力される音声信号を入力し、増幅してから出力する、いわゆるAVアンプに係るものである。
図1は、この実施形態に係る音量制御装置を5.1チャンネルのマルチチャンネルフォーマットに適用した場合の構成例を示すブロック図である。なお、本発明は5.1チャンネルに限定されるものではなく、実際に使用されるチャンネル数に応じて図1の構成を拡張または縮小することが可能である。
この音量制御装置1は、L、R、LS(Lサラウンド)、RS(Rサラウンド)、C(センタ)、およびLFE(ローフリーケンシエフェクト)の5.1チャンネルの入力系統を有する。入力される音声が映画の音声信号である場合、Cチャンネルは主に人の声を表し、他のチャンネルは音楽や効果音等を表す。なお、本実施形態において、特に記載なき場合、装置内を伝達する音声信号は全てデジタル音声信号とする。
L、R、LS、RS、C、およびLFEのチャンネルの音声信号は、それぞれ遅延回路3L、3R、3LS、3RS、3C、および3LFEに入力される。遅延回路3L、3R、3LS、3RS、3C、および3LFEは、それぞれL、R、LS、RS、C、およびLFEのチャンネルの音声信号を遅延する。この遅延は、後述のダイナミックレンジ制御部(図2および図3を参照)の処理にタイミングを合わせ、聴感上の違和感を低減させるためのものである。
遅延回路3L、3R、3LS、3RS、3C、および3LFEで遅延を挿入された音声信号は、それぞれ増幅器5L、5R、5LS、5RS、5C、および5LFEに入力される。増幅器5L、5R、5LS、5RS、5C、および5LFEは、それぞれ音声信号のレベル調整を行う。増幅器5Cのレベル調整量は、ダイナミックレンジ制御部11Cにより設定され、増幅器5LFEのレベル調整量は、ダイナミックレンジ制御部11LFEに設定され、増幅器5L、5R、5LS、5RSのレベル調整量は、ダイナミックレンジ制御部13により設定される。増幅器5L、5R、5LS、5RS、5C、および5LFEでレベル調整された音声信号は、増幅器7L、7R、7LS、7RS、7C、および7LFEでさらにレベル調整(音量シフト)される。これらの音量シフト量は、音量シフト制御部15により設定される。音量シフトされた音声信号は、L、R、LS、RS、C、およびLFEのそれぞれの出力系統から出力される。
ここで、ダイナミックレンジ制御部11CにはCチャンネルの音声信号が入力され、ダイナミックレンジ制御部11LFEにはLFEチャンネルの音声信号が入力される。また、ダイナミックレンジ制御部13にはL、R、LS、およびRSチャンネルの音声信号が入力される。また、ダイナミックレンジ制御部11C、ダイナミックレンジ制御部11LFE、ダイナミックレンジ制御部13、および音量シフト制御部15には、ユーザの設定するボリューム値が入力される。
図2(A)は、ダイナミックレンジ制御部11Cの構成(Cチャンネルの処理系統)を示すブロック図である。ダイナミックレンジ制御部11Cは、レベル検出部21、利得制御部22、遅延回路23、係数テーブル計算部24、および係数テーブル記憶部25を備えている。
図2(B)は、ダイナミックレンジ制御部11LFEの構成(LFEチャンネルの処理系統)を示すブロック図である。なお、ダイナミックレンジ制御部11LFEは、図2(A)に示したダイナミックレンジ制御部11Cと同一の構成、機能を有する。そのため、各構成部にはダイナミックレンジ制御部11Cと同一の符号を付し、その説明を省略する。
図3は、ダイナミックレンジ制御部13の構成(L、R、LS、RSチャンネルの処理系統)を示すブロック図である。ダイナミックレンジ制御部13は、最大レベル検出部31、利得制御部32、遅延回路33、係数テーブル計算部34、および係数テーブル記憶部35を備えている。
図2(A)において、レベル検出部21は、Cチャンネルの音声信号を入力し、レベル検出を行う。検出したレベル値は、利得制御部22に入力される。利得制御部22は、入力されたレベル値に応じて増幅器5Cのレベル調整量を設定する。増幅器5Cのレベル調整量を設定することでダイナミックレンジ圧縮を行う。ここで、利得制御部22は、ダイナミックレンジ圧縮の係数を係数テーブル記憶部25から読出し、読出した係数に基づいてインプットに対するアウトプットのレベルを計算し、増幅器5Cのレベル調整量を設定する。
係数テーブル記憶部25に記憶されるダイナミックレンジ圧縮の係数は、係数テーブル計算部24によりリアルタイムに変更される。係数テーブル計算部24は、ユーザが設定したボリューム値を入力し、このボリューム値に応じて係数算出を行う。
図4は、ダイナミックレンジ圧縮の概略を示す図である。同図(A)〜(C)に示すグラフの横軸はインプット(Input)のレベルを表し、縦軸はアウトプット(Output)のレベルを表す。同図(A)〜(C)に示すグラフの破線は、ダイナミックレンジ圧縮を行わない(インプットとアウトプットの関係がリニアである)場合を示す。まず、同図(A)は、入力されたボリューム値が大きい場合(例えば0dB付近)のダイナミックレンジ圧縮の概略を示す図である。この例では、インプットのレベルがh1〜h2の領域(−96dB〜0dBの中間領域)ではリニアとなる。インプットのレベルがh2以上の領域では、インプットのレベルが大きくなるにつれてアウトプットのレベルを小さくする。また、インプットのレベルがh1未満の領域では、インプットのレベルが小さくなるにつれてアウトプットのレベルを大きくする。そのため、効果音等の大音量の音声は抑えられ、ささやき声等の小音量の音声は増幅される。
このようなインプットのレベルに対するアウトプットのレベルに相当する係数(インプットのレベルに対するレベル調整量)が、インプットのレベル毎に係数テーブルとして係数テーブル記憶部25に記憶されている。利得制御部22は、入力されたインプットのレベルに対応したレベル調整量を係数テーブルを参照して読出し、増幅器5Cに設定する。なお、利得制御部22のレベル調整量設定は、遅延回路23により遅延される。遅延回路23により所定の遅延量(例えば1ms)が付与されてレベル調整されるため、音量の変化が緩やかになり、聴感上の違和感を低減することができる。
次に、図4(B)は、入力されたボリューム値が中程度の場合(例えば−30dB付近)のダイナミックレンジ圧縮の概略を示す図である。この例では、インプットのレベルがh3〜h4の領域(−96dB〜0dBの中間領域)ではリニアとなる。なお、h3のレベルは上記h1と同じレベルであってもよいし、異なっていてもよい。同様に、h4のレベルも上記h2と同じレベルであってもよいし、異なっていてもよい。
インプットのレベルがh4以上の領域では、インプットのレベルが大きくなるにつれてアウトプットのレベルを小さくする。また、インプットのレベルがh2未満の領域では、インプットのレベルが小さくなるにつれてアウトプットのレベルを大きくする。ここで、図4(B)に示す例の場合、同図(A)に示した例に比較して大音量側のアウトプットの抑制量が大きい(アウトプットのレベルが低い)。また、小音量側のアウトプットの増幅量が大きい(アウトプットのレベルが高い)。したがって、同図(A)の例に比較して、効果音等の大音量の音声はより小さく抑えられ、ささやき声等の小音量の音声はより大きく増幅される。そのため、同図(A)の例よりもダイナミックレンジ圧縮が強くなる。
図4(C)は、さらに入力されたボリューム値が小さい場合(例えば−60dB付近)のダイナミックレンジ圧縮の概略を示す図である。この例では、インプットのレベルがh5未満の領域でインプットのレベルが小さくなるにつれてアウトプットのレベルを大きくする。h5〜h6の領域(−96dB〜0dBの中間領域)ではインプットの変化量とアウトプットの変化量は比例するが、若干増幅されて出力される。h6以上の領域ではインプットのレベルが大きくなるにつれてアウトプットのレベルを小さくする。なお、h5のレベルは上記h1やh3と同じレベルであってもよいし、異なっていてもよい。同様に、h6のレベルも上記h2やh4と同じレベルであってもよいし、異なっていてもよい。
同図(C)の例では、インプットのレベルが最大(0dB)であってもほとんど抑制しない(アウトプットが0dBに近い)。すなわち、同図(C)の例では、小音量を同図(B)の例よりもさらに大きくし、全体的に音量を増大させる特性とし、大音量の音声はほとんど抑制しないようにしている。そのため、同図(C)の例は、同図(B)の例よりもさらにダイナミックレンジ圧縮が強くなっている。
このように、ユーザの設定したボリューム値によってダイナミックレンジ圧縮の係数を変更する。ボリューム値による係数の変更は、係数テーブル計算部24が行う。例えば、ボリューム値が−60dB未満の場合に図4(C)に示したダイナミックレンジ圧縮を行うような係数を係数テーブル記憶部25に設定し、ボリューム値が−60〜−30dBの場合に図4(B)に示したダイナミックレンジ圧縮を行うような係数を設定し、ボリューム値が−30dB以上の場合に図4(C)に示したダイナミックレンジ圧縮を行うような係数を設定すればよい。また、ボリューム値が0dB付近まで上げられた場合はダイナミックレンジ圧縮をしない(リニア特性にする)ようにしてもよい。
なお、図4(A)〜(C)に示したダイナミックレンジ圧縮の係数は一例であり、実際にはボリューム値の変化に応じて適宜係数を変更すればよい。図5(A)は、ボリューム値の変化とダイナミックレンジの変化の関係を示す図である。図5(A)に示すグラフの横軸はボリューム値を表し、縦軸はダイナミックレンジを示す。
同図(A)に示す関係では、ボリューム値が0dBである場合、ダイナミックレンジは96dBとなる。すなわち、ボリューム値が0dBである場合、ダイナミックレンジ圧縮を行わない(インプットとアウトプットの関係をリニアにする)。ボリューム値が−60dBである場合はダイナミックレンジが60dBとなり、圧縮される。ボリューム値が−60dB〜0dBの領域では、ボリューム値が低下するにつれて、ボリューム値の変化に比例してダイナミックレンジが低くなるように変化する。ボリューム値が−60dB未満の領域ではボリューム値が増減してもダイナミックレンジは変化しない。
このように、係数テーブル計算部24は、ボリューム値が−60dB〜0dBの領域では、ボリューム値の変化に比例してダイナミックレンジが変更されるように、係数テーブル記憶部25に記憶されている係数テーブルを変更する。
また、図7に示すようなダイナミックレンジ圧縮を行ってもよい。図7は、ダイナミックレンジ圧縮の係数の他の例を示す図である。図7に示すダイナミックレンジ圧縮の例は、図4(C)に示したダイナミックレンジ圧縮の応用例である。図7に示すグラフにおいて、インプットのレベルがh9以上の領域ではインプットのレベルが大きくなるにつれてアウトプットのレベルを小さくする。h8〜h9の領域ではインプットの変化量とアウトプットの変化量は比例するが、若干増幅されて出力される。h7〜h8の領域では、インプットのレベルが小さくなるにつれてアウトプットのレベルを大きくする。インプットのレベルがh7未満の領域ではレベルが小さくなるにつれてアウトプットのレベルを小さくする。このように、インプットのレベルがh7未満の領域(インプットの音量が非常に小さい領域)では、セリフ等の必要な音声よりも不必要な音声成分(ノイズ)が多く、アウトプットのレベルを大きくすると耳障りとなる。そのため、h7未満の領域ではアウトプットのレベルを小さくしてノイズ除去を行う。図7に示す例は、図4(C)の例よりもダイナミックレンジが広くなっているが、ノイズ除去を行うためのものであり、セリフ等の必要な音声は図4(C)と同様に増大される。
以上のような構成により、ユーザがボリューム値を下げるとダイナミックレンジ圧縮が強くなり、ユーザがボリューム値を上げるとダイナミックレンジ圧縮が弱くなる。そのため、ユーザがボリューム値を下げた場合でも必要な音声が小さくなりすぎず、映画等の視聴に好適な音量制御を行うことができる。また、ボリューム値に応じてダイナミックレンジ圧縮の係数が変更されるため、ユーザがダイナミックレンジ圧縮のオン/オフを行う必要なく、ユーザの視聴環境を反映した音量制御をリアルタイムに行うことができる。
なお、同図(A)〜(C)の例は、ダイナミックレンジ圧縮の概念を示すための図であり、実際にアウトプットされる音声信号のレベルを示したものではない。実際には、アウトプットされる音声信号(スピーカに出力される信号のレベル)は、最終段の出力でユーザ設定のボリューム値に応じてパワーアンプによりアナログ音声信号として増幅される。そのため、実際の出力レベルは、図4(A)〜(C)において、それぞれ全く異なるレベルとなる。図6は、本発明のダイナミックレンジ圧縮を実施した場合において、最終段における入出力ゲイン特性の概略を示す図である。例えば図6のグラフに示すように、最終段において出力される音声信号のレベルを同じスケール上に示すと、図4(A)に示した例が最も高レベルとなり、図4(C)に示した例が最も低レベルとなる。
次に、図2(A)において、音量シフト制御部15には、ユーザの設定したボリューム値が入力される。音量シフト制御部15は、ボリューム値に応じて増幅器7Cの音量シフト量を設定する。この音量シフトは、ボリューム値が小さくなった場合に、若干音量を補正する(大きくする)ことで聴感上の違和感をなくすためのものである。図5(B)は、ボリューム値と音量シフト量の関係を示す図である。例えば、同図(B)に示すように、ボリューム値が−30dB〜−60dBの領域では、ボリューム値が低下するにつれて、ボリューム値に比例して音量シフト量が増加する。ボリューム値が−60dBのとき、音量シフト量を+10dBとする。−60dB未満の領域ではボリューム値が低下しても音量シフト量を+10dBに固定する。ボリューム値が小さすぎる場合にはノイズ成分が多くなるため、必要以上に音量シフトを行わない。
この実施形態の音量制御装置は、以上のようなダイナミックレンジ圧縮や音量シフト制御を各チャンネル毎に行う。図2(B)において、ダイナミックレンジ制御部11LFEでは、レベル検出回路21にLFEチャンネルの音声信号が入力され、利得制御部22において、LFEチャンネルのインプットのレベルに応じてダイナミックレンジ圧縮の係数を読出す。この係数はユーザの設定したボリューム値に応じて更新される。利得制御部22は、読出した係数に応じて増幅器5LFEのレベル調整量を設定する。そのため、LFEチャンネルにおいても、ユーザの設定するボリューム値に応じたダイナミックレンジ圧縮が行われる。また、増幅器7LFEにおいてもボリューム値に応じた音量シフトが行われる。
図3において、ダイナミックレンジ制御部13の最大レベル検出部31は、L、R、LS、およびRSチャンネルの音声信号を入力し、これらの音声信号のうち最も高いレベル(最大レベル)の検出を行う。検出した最大レベル値は、利得制御部32に入力される。利得制御部32は、入力されたレベル値に応じて増幅器5L、5R、5LS、および5RSのレベル調整量を設定する。増幅器5L、5R、5LS、および5RSのレベル調整量を設定することでダイナミックレンジ圧縮を行う。利得制御部32は、ダイナミックレンジ圧縮の係数を係数テーブル記憶部35から読出し、レベル調整量を設定する。
係数テーブル記憶部35に記憶されるダイナミックレンジ圧縮の係数は、係数テーブル計算部34によりリアルタイムに変更される。係数テーブル計算部34は、ユーザの設定するボリューム値に応じて係数算出を行う。係数テーブル計算部34の係数算出手法は、図4および図5に示した例と同じ態様である。ダイナミックレンジ制御部13は、L、R、LS、およびRSチャンネルの音声信号のうち、最もレベルが高いチャンネルを基準とし、このチャンネルのインプットのレベルに応じてダイナミックレンジ圧縮を行う。効果音等が主に含まれるL、R、LS、およびRSチャンネルについては、最もレベルが高いチャンネルを基準としてダイナミックレンジ圧縮を行うため、効果音等の音声は全体的に抑えこまれる傾向となり、不必要に増大することがない。そのため、Cチャンネルの音声が効果音に埋もれることがない。また、複数チャンネルの信号をまとめてダイナミックレンジ圧縮係数を読出して処理するため、処理負荷を低減することができる。
以上のように、Cチャンネルのダイナミックレンジ圧縮と、LFEチャンネルのダイナミックレンジ圧縮と、その他のチャンネルのダイナミックレンジ圧縮と、を別系統で行うことで、ささやき声等の音声が効果音等に埋もれることなく明瞭に聴取することができる。
音量制御装置の構成を示すブロック図である。 ダイナミックレンジ制御部11Cおよび11LFEの構成を示すブロック図である。 ダイナミックレンジ制御部13の構成を示すブロック図である。 ダイナミックレンジ圧縮の概略を示す図である。 ボリューム値とダイナミックレンジの関係を示す図、およびボリューム値とシフト量の関係を示す図である。 本発明のダイナミックレンジ圧縮を実施した場合において、最終段における入出力ゲイン特性の概略を示す図である。 ダイナミックレンジ圧縮の係数の他の例を示す図である。
符号の説明
1−音量制御装置
3L、3R、3LS、3RS、3C、3LFE−遅延回路
5L、5R、5LS、5RS、5C、5LFE−増幅器
7L、7R、7LS、7RS、7C、7LFE−増幅器
11C、11LFE−ダイナミックレンジ制御部
13−ダイナミックレンジ制御部
15−音量シフト制御部

Claims (4)

  1. 入力音声信号のレベルを調整して出力するレベル調整手段と、
    入力音声信号のレベルを検出するレベル検出手段と、
    ユーザの設定するボリューム値を検出するボリューム値検出手段と、
    入力音声信号のレベルに対する出力音声信号のレベルを記載した係数テーブルを記憶する係数テーブル記憶手段と、
    前記レベル検出手段で検出された入力音声信号のレベル、および前記係数テーブル記憶手段に記憶されている係数テーブルに基づいて、前記レベル調整手段のレベル調整量を設定する設定手段と、
    前記ボリューム値検出手段が検出したボリューム値に応じて、その都度係数テーブルを算出し、算出した係数テーブルで前記係数テーブル記憶手段に記憶されている係数テーブルを変更する係数テーブル変更手段と、
    を備え、
    前記係数テーブル変更手段は、入力音声信号のレベル変化量と出力音声信号のレベル変化量が同一であるリニア領域と、前記リニア領域よりも入力音声信号のレベルが大きい領域および小さい領域において、入力音声信号のレベル変化量に対する出力音声信号のレベル変化量が小さい圧縮領域を有する係数テーブルを算出し、
    前記ボリューム値が小さくなるにつれて、前記圧縮領域における入力音声信号のレベル変化量に対する出力音声信号のレベル変化量をさらに小さくする係数テーブルを算出し、
    前記レベル調整手段が出力した音声信号のレベルを補正する音量シフト手段と、
    前記ボリューム値検出手段が検出したボリューム値に応じて、前記音量シフト手段の音量シフト量を設定する音量シフト制御手段と、
    を備え、
    前記音量シフト制御手段は、前記ボリューム値が小さくなるにつれて、前記レベル調整手段が出力した音声信号のレベルを大きくするように前記音量シフト手段の音量シフト量を設定し、
    前記ボリューム値が所定値未満となった場合に、前記音量シフト量を固定する音量制御装置。
  2. 前記係数テーブル変更手段は、前記ボリューム値が所定値未満となった場合に、前記リニア領域よりも入力音声信号のレベルが小さい領域において、入力音声信号のレベル変化量に対する出力音声信号のレベル変化量を大きくするダイナミックレンジ拡張領域を有する係数テーブルを算出し、
    当該係数テーブルは、前記ダイナミックレンジ拡張領域において、入力音声信号のレベルよりも出力音声信号のレベルを小さくして出力する領域を有する請求項1に記載の音量制御装置。
  3. 前記入力音声信号は、複数チャンネルの信号からなり、
    前記レベル調整手段は、前記複数チャンネルの信号のそれぞれのレベルを調整し、
    前記レベル検出手段は、前記複数チャンネルの信号のそれぞれのレベルを検出し、
    前記設定手段は、前記複数チャンネルの信号のそれぞれのレベルに応じて、各チャンネルのレベル調整量を設定する請求項1または2に記載の音量制御装置。
  4. 前記レベル検出手段は、特定のチャンネル以外の信号のうち最大レベルとなるチャンネルの入力音声信号のレベルを検出し、
    前記設定手段は、前記最大レベルとなる入力音声信号のレベルに応じて、前記特定のチャンネル以外のレベル調整量を設定する請求項に記載の音量制御装置。
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