JP4581775B2 - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4581775B2
JP4581775B2 JP2005084640A JP2005084640A JP4581775B2 JP 4581775 B2 JP4581775 B2 JP 4581775B2 JP 2005084640 A JP2005084640 A JP 2005084640A JP 2005084640 A JP2005084640 A JP 2005084640A JP 4581775 B2 JP4581775 B2 JP 4581775B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
dot
dots
pixel
unit group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005084640A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006270427A (ja
Inventor
博 武内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2005084640A priority Critical patent/JP4581775B2/ja
Publication of JP2006270427A publication Critical patent/JP2006270427A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4581775B2 publication Critical patent/JP4581775B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、ハーフトーン処理を実行する印刷装置に関し、特に、複数の演算器を用いて効率的にハーフトーン処理を行なうことのできる印刷装置に関する。
従来より、ヘッドに備えられた複数のノズルから吐出される数色のインクによりドットを形成して画像を記録するインクジェットプリンタが広く用いられている。かかるプリンタ等では、通常、各画像ごとに、1種類のあるいは複数種類のドットについてのオン・オフの階調しかとり得ない。従って、原画像データの有する階調をドットの分散性により表現するための画像処理、いわゆるハーフトーン処理を施した上で画像を印刷する。
かかるハーフトーン処理の方法としては、ディザ法と誤差拡散法が知られている。ディザ法は、ディザマトリックスによって画素毎に与えられる閾値と画像データの階調値との大小関係に基いてドットのオン・オフを決定する方法である。一方、誤差拡散法は、ある画素についてのドットのオン・オフの決定結果によって生じた濃度誤差を、周辺の画素に拡散してこれらの画素の階調データを補正し、補正された階調値と所定の閾値との大小関係によってドットのオン・オフを決定する手法である。前者は、高速に処理が可能であるという利点を有し、後者は画質に優れているという利点がある。
下記特許文献1には、3種類以上のドットを形成可能な印刷装置におけるハーフトーン処理についての提案がなされている。
特開2000−108420号公報
上述したハーフトーン処理、特に誤差拡散法による処理は、インクジェットプリンタ等の印刷装置において行われる処理の中でも処理負荷が高く、特に、複数種類のドットについてそれぞれ誤差拡散法で処理する場合には処理時間を要した。従って、この誤差拡散法による処理を如何に効率的に行なうかということが一つの課題であった。
また、印刷装置で行なわれるこのハーフトーン処理や色変換処理などについては、処理の変更に対する対応性などの理由から、ソフトウェアによる処理(DSP(Digital Signal Processor)などの演算器を用いた処理)が考えられるが、これらの処理を高速に行なうなど効率的に行なう具体的な方法についてはこれまで示されていなかった。
そこで、本発明の目的は、ハーフトーン処理を複数の演算器を用いて効率的に行なうことのできる印刷装置を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の一つの側面は、径の異なる複数種類のドットで画像を印刷する印刷装置が、第一径のドットについてのハーフトーン処理を行なう、1以上の演算器を備える第一演算器グループと、第二径のドットについてのハーフトーン処理を行なう、1以上の演算器を備える第二演算器グループとを有し、前記第一演算器グループと前記第二演算器グループとが、前記画像の同範囲について並行に処理を行い、前記第一演算器グループが処理する位置と前記第二演算器グループが処理する位置が、前記第一径のドットについての処理と前記第二径のドットについての処理の依存関係に応じてずらされていることである。従って、本発明によれば、複数種類のドットについてのハーフトーン処理を複数の演算器を用いて効率的に行うことができる。また、ハーフトーン処理間で依存関係がある場合にも対応可能である。
更に、上記の発明において、好ましい態様は、前記第二径のドットについての処理内容が、前記第一径のドットについての処理結果に依存する場合は、前記第二演算器グループが、前記第一演算器グループが既に処理した位置について処理を行なうように、前記処理する位置のずらしがなされることを特徴とする。
更にまた、上記の発明において、好ましい態様は、前記第一演算器グループと前記第二演算器グループとによって並行に処理が行なわれる前記画像の範囲は、前記画像の1ラインの範囲であることを特徴とする。
上記の目的を達成するために、本発明の別の側面は、径の異なる複数種類のドットでカラー画像を印刷する印刷装置が、互いに異なる色についてのハーフトーン処理を行なう、それぞれ1以上の演算器を備える複数の演算器グループを有し、前記複数の演算器グループが、前記画像の同範囲について並行に処理を行い、前記各演算器グループが、第一径のドットについてのハーフトーン処理と第二径のドットについてのハーフトーン処理を、前記画像の同範囲について並行に行なうことである。
更に、上記の発明において、好ましい態様は、前記各演算器グループが、前記第一径のドットのハーフトーン処理に用いるデータと前記第二径のドットのハーフトーン処理に用いるデータを同時に格納することのできる容量の複数のレジスタを備えることを特徴とする。
本発明の更なる目的及び、特徴は、以下に説明する発明の実施の形態から明らかになる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。なお、図において、同一又は類似のものには同一の参照番号又は参照記号を付して説明する。
図1は、本発明を適用した印刷装置の実施の形態例に係る構成図である。図1のプリンタ1が本発明を適用した印刷装置であり、複数の演算器を備えるDSP12において、径の異なるドットについての誤差拡散法によるハーフトーン処理を並列に処理し、あるいは、各色ごとの誤差拡散法によるハーフトーン処理を並列に処理して、負荷の高いハーフトーン処理を効率的に行なおうとするものである。
まず、本発明を適用した印刷装置に係る第一の実施形態例について説明する。第一の実施形態例に係るプリンタ1では、DSP12が複数の演算器グループ121を有し、径の異なるドットについての誤差拡散法によるハーフトーン処理を、各演算器グループ121で並列に処理することを特徴にしている。また、ある径のドットについてのハーフトーン処理が、他の径のドットについての処理結果に依存する方法を採用する場合には、その依存性に基づいて、前記並列処理における各処理のタイミングをずらすことを特徴としている。
本実施の形態例に係るプリンタ1は、一例として、インクジェットプリンタであり、図1に示すように、I/F2、CPU3、画像処理ユニット4、メモリ10、ローカルバス(メモリバス)11、DSP12、及びヘッド13等で構成されている。ホストコンピュータなど外部から送信される印刷要求とその印刷データは、I/F2を介してメモリ10に格納される。その後、受信された圧縮されている印刷データに対して、画像処理ユニット4、DSP12等により、解凍処理、色変換処理、ハーフトーン処理、パス分解処理、及びデータ並べ替え処理がそれぞれ行なわれ、処理後のデータが適正な順番でヘッド13に出力される。ヘッド13では、転送されるデータに基づいて順次インクを吐出し、印刷媒体への印字を実行する。
I/F2は、ホストコンピュータなどプリンタ1外部とのインターフェースを司る部分であり、CPU3は、上記各種の画像処理を制御する部分である。また、メモリ10は、画像処理ユニット4の外部に設けられたユニット外メモリであり、外部から受信した状態及び前述した各画像処理の処理後の状態における各画像データをそれぞれ所定領域に格納する。従って、解凍処理後のデータ、色変換処理後のデータ、ハーフトーン処理後のデータなどがそれぞれメモリ10に格納される。
次に、画像処理ユニット4は、図1に示すように、パス制御部5、解凍部6、パス分解部7、並べ替え処理部8、及びヘッド出力部9等を有し、具体的には、ASICで構成される。パス制御部5は、前記I/F2を介してプリンタ1に入力されたデータの転送制御を行う部分であり、解凍部6は、圧縮されている印刷データの前記解凍処理を行なう部分である。
パス分解部7は、ハーフトーン処理後の画像データをヘッド13の走査(パス)毎に分割する処理を行なう部分である。ヘッド13は、色毎に、インクを吐出する複数のノズルを副走査方向に備えるノズル列を有し、主走査方向に移動しながら順次インク吐出を行なっていくが、1ラスタ(印刷画像における主走査方向の1ライン)を複数回の走査(パス)にて印刷するので、1ラスタの印刷データを走査(パス)毎に振り分ける必要があり、かかるパス分解処理が行なわれる。
次に、並べ替え処理部8は、パス分解後の画像データを並べ替える処理を行い、ヘッド出力部9は、並べ替え処理部8で並び替えられた画像データを読み込んで、適正な順番でヘッド13に出力する部分である。
次に、DSP12は、前述した色変換処理及びハーフトーン処理を行うプロセッサ(Digital Signal Processor)であり、メモリ10内に格納された所定の画像データを読み出して処理を実行し、処理後のデータを再びメモリ10に書き戻す。本プリンタ1では、当該DSP12におけるハーフトーン処理に特徴を有し、DSP12の構成及び処理の具体的内容については後述する。
また、図1に示すように、画像処理ユニット4の各処理部、DSP12とメモリ10は、各処理部で必要となるメモリ10とのデータ通信を高速に行なうため、ローカルバス(メモリバス)11でつながれている。かかるローカルバス11は、いわゆるデータバスであり、画像処理ユニット4内の各処理部とCPU3をつなぐCPUバスは、画像処理ユニット4内において図示を省略している。
最後に、ヘッド13は、前述したようにインクの色毎にノズル列を有し、主走査方向に移動しながら、ヘッド出力部9から転送されるデータに従って順次インク吐出を行い印刷媒体に印字を実施する部分である。
図2は、前述したDSP12の構成を例示した図である。本実施の形態例におけるDSP12は、図2に示すように、二つの演算器グループ121から構成されている。各演算器グループ、すなわち、第1演算器グループ121aと第2演算器グループ121bには、それぞれ、例えば4つの演算器122(A〜D)が備えられ、また、複数個の汎用レジスタから成るレジスタ123a、123bが備えられる。これらの演算器グループ121は、図示していないROMに記憶されたプログラムに従い、メモリ10に格納された画像データをローカルバス11を介して読み込み、所定の処理を行なった後に、再び処理後のデータをメモリ10に書き込む。
図3は、DSP12が行なう処理を概念的に示した図である。前述のように、本プリンタ1におけるDSP12では、色変換処理とハーフトーン処理が実行される。図3に示すように、色変換処理では、各画素毎のRGB(レッド、グリーン、ブルー)各色の256階調データをCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)各色の256階調データに変換する。
その後、CMYK各色の256階調データを、ドットのオン・オフを示す2階調データに変換するハーフトーン処理を行なう。本プリンタ1では、図3のaで示す当該ハーフトーン処理の部分に特徴を有している。本プリンタ1では、前記ヘッド13から吐出されるドットの径として3種類(大中小)が用意されており、大中小の各ドットごとに所定の方法でハーフトーン処理を行なう。従って、各画素ごとに3種類のドットについてのハーフトーン処理が行なわれる。これにより、ハーフトーン処理後の各画素が有するドットのオン・オフを表すデータは、正確には2階調ではなく、例えば、大ドット、中ドット、小ドット、ドット無しのいずれかを示す2ビットのデータで表される。
また、本プリンタ1では、一例として、大ドットの処理についてはディザ法を、中ドットと小ドットについては誤差拡散法を用いるものとする。そして、本実施の形態例では、各色ごとに、所定単位のデータ(例えば1ラスタ分のデータ)について、まず大ドットについてのハーフトーン処理を行い、その後に、中ドットと小ドットについての誤差拡散法によるハーフトーン処理を並行して行なう。
図4は、当該並行して行なう中ドットと小ドットについての処理を概念的に示した図である。図4のbに示すように、本実施の形態例に係るプリンタ1では、DSP12が有する二つの演算器グループ121のそれぞれに中ドットに関する処理と小ドットに関する処理を割り当て、両者を並行して処理する。図に示す例では、所定範囲の画素について第1演算器グループ121aで中ドット用の処理を行い、同範囲の画素について第2演算器グループ121bで小ドット用の処理を行う。
このように、径の異なる複数のドットについて誤差拡散法によるハーフトーン処理を行なう場合に、所定範囲の画素(例えば1ラスタ分の画素)に対するそれらの処理をシーケンシャルに行なうのではなく、DSP12が複数の演算器を備えていることを生かして並行に行うことが、本実施の形態例に係るプリンタ1の特徴である。
次に、誤差拡散法によるハーフトーン処理の具体的な内容について、その一例を説明する。図5は、誤差拡散法による処理の際に必要となる誤差バッファを示す図である。その時点で処理の対象とする画素を注目画素として、その画素を中心に考えると、まず、注目画素のあるラインの前のラインに対する処理により、注目画素のあるラインの各画素に伝播することになった誤差値を格納する前ラインバッファ101が用意される。図5に示すように、注目画素の濃度値(例えば256階調)をD(x)で表し、xは、当該ラインにおいて左からx番目の画素であることを意味することとすると、前ラインバッファ101のEB_prv(x)に収められる誤差値が注目画素の処理時にD(x)に加えられることになる。なお、前ラインバッファ101は、印刷しようとする画像の横幅分(1ラスタ分)のデータを格納する容量を有している。
次に、次ラインバッファ102は、注目画素のあるラインについての処理により、次のラインの各画素に伝播することになった誤差値を格納するバッファである。図5に示すように、注目画素に対する処理の結果生じた誤差は、この例においては、右の画素と次のラインの3つの画素に拡散されるので、次ラインバッファ102に対してはEB_nxt(x−1)、EB_nxt(x)、及びEB_nxt(x+1)にそれぞれ4分の1の誤差が加えられることになる。なお、次ラインバッファ102も、1ラスタ分のデータを格納する容量を有している。
左画素バッファ103は、左の画素に対する処理の結果、注目画素に伝播することとなった誤差値を格納する1画素分のバッファである。ここに収められる誤差が、注目画素の処理時にD(x)に加えられることになる。
また、右画素バッファ104は、注目画素に対する処理の結果、右の画素に伝播することになった誤差値を格納する1画素分のバッファであり、前述の次ラインバッファ102に拡散されるのと同様に、この例では誤差の4分の1が拡散される。
最後に、ドットオンオフバッファ105は、処理結果を格納するバッファであり、注目画素(D(x))の結果は、Dot(x)に反映される。前述のとおり、本実施の形態例では、大中小の3種類のドットが用意されるので、そのオンオフ情報は2ビットで表現される。
なお、これらの誤差バッファ(101〜104)は、中ドット処理用と小ドット処理用にそれぞれ別々に用意される。また、これらの誤差バッファ、ドットオンオフバッファ105、及び各画素の濃度値D(x)(256階調)は、メモリ10に格納されている。また、各画素の各色についての濃度値D(x)は、前述した色変換処理によって生成されたCMYK256階調データに基づいて、大中小の各ドットのハーフトーン処理用に所定の方法により決定されたものである。したがって、各ドットのハーフトーン処理において使用される濃度値D(x)は異なるものである。
また、本プリンタ1における誤差拡散法によるハーフトーン処理においては、画像の左上から処理を開始し、順次、右の画素へと処理を進め、そのラインの処理が終了すると、下のラインへと処理を進めいていく。そして、一つの画素についての処理が終了し、注目画素が右にずれると、前述した右画素バッファ104(EB_right)が左画素バッファ103(EB_left)に置き換わり、1ラインの処理が終了すると、次ラインバッファ102(EB_nxt(x))が前ラインバッファ101(EB_prv(x))に置き換わる。
図6は、1ライン分の誤差拡散法による処理内容を例示したフローチャートである。また、図7から図11までは、誤差拡散法による処理における各演算器122とレジスタ123の用いられ方を説明するための図である。以下、これらの図に基づいて、本プリンタ1における中ドットについてのハーフトーン処理の処理内容について説明する。なお、前述したように、中ドットについて処理を行う範囲については、既に大ドットについてのハーフトーン処理が終了しており、実際には、その処理結果がこの中ドットの処理に反映されるが、ここでは、便宜上その部分の処理は省略して説明する。
まず、DSP12の第1演算器グループ121aは、処理対象のラインの左端の画素について処理をすべく、当該ライン上の画素の位置を表す変数xの値を0とする(ステップS1)。次に、中ドット用の当該画素の濃度値D(x)、前ラインバッファ101の当該画素に対応するEB_prv(x)、及び左画素バッファ103(EB_left)の値をメモリ10から読み込んで、それらの値を足し合わせて、新たな画素値Densityとする(ステップS2)。
図7には、かかる処理の際の演算器122とレジスタ123の動きが示されており、(a)に示すように、まず、演算器Dがメモリ10から前述した3つの値を読み込んで、それらの値を、REG4〜6にそれぞれ格納する。なお、メモリ10に対してリードライトのアクセスが可能な演算器は演算器Dのみであるとする。
次に、図7の(b)に示すように、演算器Cを用いて、Temp=EB_prv(x)+EB_leftという計算が行なわれて、Tempの値がREG3に格納される。その後、図7の(c)に示すように、演算器Bを用いて、Density=D(x)+Tempという計算がなされ、Densityの値がREG3に格納される。
図6に戻って、このように、既に処理済みの画素からの誤差が当該画素に足し込まれたので、その画素値Densityが中ドット用の閾値(THRESHOLD_VAL)を超えているかを判断する(ステップS3)。なお、この閾値は予め定められている。かかる判断の結果、閾値を超えていれば(ステップS3のYes)、中ドットが打たれるようにドットオンオフバッファ105の当該画素の値Dot(x)を変更する(ステップS4)。図6では、中ドットをオンにするという意味でDot(x)=1と表現しているが、実際には、前述のとおり、Dot(x)の値は2ビットで表現されるので、例えば、“10”という値に変更される。
図8は、前記閾値との比較判断の際の動作が示されている。図8の(a)に示されるように、演算器Dが中ドット用の閾値をREG7に読み込み、図8の(b)に示すように、演算器CがREG3に格納された前記Densityと読み込んだ閾値を比較し、その結果をREG0に格納する。
また、図9の(a)に示すように、前記比較した結果が真であれば、REG10にドットがオンである情報が書き込まれ、図9の(b)に示すように、演算器Dを用いてその情報がメモリ10に反映される。
図6に戻って、Densityが閾値を超えている場合には、さらに、画素値Densityからドットをオンにした分の濃度値DOTON_VAL(例えば、255)が差し引かれる(ステップS5)。図9では、(c)及び(d)に示すように、演算器DがDOTON_VALを読み込んで、その後、演算器Bにより、上記減算が行なわれ、その後の画素値はREG3に書き戻される。
一方、ステップS3において、閾値を超えていない場合には、前述のステップS4及びS5の処理は行なわない。
その後、誤差の拡散を行なう処理に移行し、その時点の画素値Densityの4分の1ずつを右、左下、真下、右下の画素にそれぞれ拡散する。具体的には、EB_rightを1/4×Densityとし、EB_nxt(x−1)、EB_nxt(x)、及びEB_nxt(x+1)のそれぞれの値を1/4×Densityずつ増やす。
図10には、右の画素に誤差を伝播する上記処理が示されており、(a)に示すように、演算器AがREG3に格納されていたDensityの値を読み込んで4分の1にする計算をシフト演算により実施し、その後、(b)に示すように、計算結果が演算器Dによりメモリ10のEB_rightに代入される。
同様に、図11には、左下の画素に誤差を伝播する前記処理が示されており、まず、(a)に示すように、演算器DがEB_nxt(x−1)の値をメモリ10から読み込み、(b)に示すように、演算器Cにより、この値に前記格納された1/4×Densityの値が足される。そして、(c)に示すように、その後のEB_nxt(x−1)の値が演算器Dにより、メモリ10に書き戻される。なお、真下及び右下の画素への誤差伝播も同様にして行なわれる。
図6に戻って、以上の処理により当該画素についての処理を終了するので、前述のように、右画素バッファ104(EB_right)が左画素バッファ103(EB_left)に置き換わり(ステップS7)、xの値を1増やす(ステップS8)。そして、当該ラインの全画素について処理が終了するまで前述したステップS2からの処理を繰り返し行なう(ステップS9のYes→S2)。
そして、1ラインの全画素について処理が終了すれば(ステップS9のNo)、当該ラインについての中ドットのハーフトーン処理が終了する。なお、図6では、1ラインがN画素で構成されているものとして示している。
このように、DSP12の第1演算器グループ121aで中ドットの処理を行なっている際に、前述のように、第2演算器グループ121bでは、小ドットについての誤差拡散法による処理を並行して行なう。ここで、小ドットについての処理が、中ドットの処理結果に影響を受けない方式を採用している場合には、小ドットの処理を中ドットの処理と同画素について行なうことができ、1ラインについての処理を完全に並行して実施することができる。かかる場合の小ドットの処理内容は、図6に基づいて説明した中ドットの場合と同様に行なう。ただし、小ドット用の濃度値D(x)、小ドット用の閾値、小ドット用の各誤差バッファ等が用いられる。なお、図5、図6に基づいて説明した誤差拡散では、注目画素から均等に4つの画素に対して誤差を拡散したが、これは一例であって、他の拡散方法を用いても構わない。
一方、小ドットについての処理が、中ドットの処理結果に影響を受ける方法を採用する場合には、中ドットの処理が終了していない画素について小ドットの処理を行なうことができないので、同一ラインについて並行処理を行なうが、同時に処理する位置(画素)をずらして処理を行なう。すなわち、同一ラインについて所定画素分、中ドットの処理を先行させて並行処理を行なう。
図12は、小ドットの処理が中ドットの処理結果に依存する場合の小ドットの誤差拡散法による処理を例示したフローチャートである。図12には、図6と同様に1ライン分の処理が示されており、図6と概ね同様であるが、中ドットの処理においてドットオンとされた(中ドットを発生させた)画素については小ドットは発生させずに、小ドットが発生したものとして誤差拡散が行なわれる。
具体的には、図6に比べステップS13及びS14の処理が増えている。すなわち、各画素の処理において、中ドットの処理結果(Dot(x))を参照し、中ドットが発生していなければ(ステップS13のNo)、中ドットの場合と同様の処理を実施して小ドットのオンオフを決定し、中ドットが発生していれば(ステップS13のYes)、単に、小ドット用のDOTON_VALを画素値Densityから差し引いて(ステップS14)、誤差の拡散(ステップS18)へ移行する。なお、図12において、Dot_Middle(x)及びDot_Small(x)は、それぞれ、中ドットのオンオフ、小ドットのオンオフを示すものである。
なお、かかる場合において、前述のように、中ドットの処理位置と小ドットの処理位置をずらし、1画素分でも中ドットの処理が先行すればよいが、実際には、バイト単位のメモリアクセスが一般的に行なわれていることから、Nバイト(N=1、2、4)に相当する画素数分処理をずらすことが好ましい。
図13は、中ドットと小ドットについての処理のずらし方を説明するための図である。ここでは、2バイト分に相当する8画素分処理をずらしている場合を示しており、処理中のラインであるyについて、中ドットの処理画素(注目画素)が小ドットの処理画素(注目画素)よりも8画素先行しているのがわかる。前述したように、小ドットの処理においては、中ドットの処理結果(Dot(x))が参照されて、処理後の結果が再びDot(x)に書き戻される。
以上説明したように、第一の実施形態例では、負荷の高い誤差拡散法による中ドットと小ドットのハーフトーン処理が、異なる演算器グループ121によって並行処理される。したがって、DSP12を用いたハーフトーン処理を効率的に行なうことができ、DSPのより高い性能を引き出すことができる。また、当該手法を用いることにより、周波数の低いより安価なDSPを採用することができコストを下げることができる。
また、並行するハーフトーン処理に依存関係がある場合にも、その依存関係に則した順番に処理されるように各処理位置(タイミング)をずらすことにより、中ドットと小ドットの処理をシーケンシャルに行なう場合よりも速く処理を行なうことができる。
なお、前述した小ドット処理時の、中ドットについての処理結果の反映のさせ方は、一例であって他の処理内容としても構わない。また、前記説明では、小ドットの処理内容において、大ドットの処理結果を反映させていないが、大ドットを発生させた画素については小ドットを発生させないなど、大ドットの処理結果を反映させるようにしても構わない。さらに、本実施の形態例では、大ドットについてディザ法を用い、中小ドットについて誤差拡散法を用いたが、これも一例であって、複数のドット径について誤差拡散法が用いられる場合には、同様にして並行処理を行なうことができる。
次に、本発明を適用した印刷装置に係る第二の実施形態例について説明する。本実施形態例にかかる印刷装置(プリンタ1)の構成は、図1及び図2に示したものと同様である。本実施形態例にかかるプリンタ1では、まず、ハーフトーン処理を色ごとに二つの演算器グループ121に振り分け、同一範囲(例えば、同一ラスタ)についての複数色(2色)のハーフトーン処理を並行に処理する。さらに、1演算器グループ121内で一つのレジスタを上位と下位に分けて使用することにより、そこで処理される色の中ドットと小ドットの誤差拡散法によるハーフトーン処理を同時に行なう。
図14は、第二の実施形態例においてDSP12が行なうハーフトーン処理を概念的に示した図である。第二の実施形態例においてもハーフトーン処理は、第一の実施形態例と同様に、大中小ドットについて行なわれ、そのうちの中小ドットについては誤差拡散法が用いられる。そして、この中小ドットについてのハーフトーン処理が、二つの演算器グループ121a、121bによって図14のcに示すような割り当てで実行される。すなわち、シアンについての処理とマゼンタについての処理が並行して行なわれ、さらに、各色の処理において、中ドットの処理と小ドットの処理が並行して行なわれる。そして、当該2色の処理が終了すると、次の2色、イエローとブラックについて同様の並行処理が行なわれる。また、各色の中ドット及び小ドットについての処理は、図6等に基づいて説明した第一の実施形態例の場合と同様である。
なお、中小ドットについて同時に処理を行なうので、メモリ10における中小ドット用の画素の濃度値D(x)や誤差バッファの値は、その並び(配置)を同時処理用にしておく必要がある。
図15は、濃度値D(x)の配置を例示した図である。この例では、中小ドットの処理に互いに依存性がなく、同時に同じ画素について処理ができる場合について示している。mD(x)及びsD(x)は、それぞれ、中ドット用及び小ドット用の濃度値を表しており、x位置の画素について処理する際には、mD(x)及びsD(x)を同時にDSP12に読み込んで処理するので、図に示すような並びとしている。誤差バッファの値等についても同様に配置される。
図16は、1演算器グループ121内での中小ドットの同時処理を説明するための図である。前述のように、中小ドットの各処理は、それぞれ、第一の実施形態例の場合と同様に処理されるので、まず、注目画素の濃度値D(x)と誤差バッファの値EB_prv(x)、EB_leftが、図16に示すように、演算器Dによりメモリ10から所定のレジスタに読み込まれる。そして、各レジスタREGの容量が各読み込むデータに対して十分に大きく設定されており、その上位ビット(各REGの左側)に中ドット用のデータを収め、下位ビットに(各REGの右側)に小ドット用のデータを収める。
その後、加算、減算などの処理が前述したように進められるが、REG内の上位ビット同士、下位ビット同士についてそれらの演算が、一つの演算器122で一つの演算として行なわれる。従って、第一の実施形態例における中ドットあるいは小ドットの処理における1ステップと同じ処理時間で、中ドットと小ドットの両方の1ステップの処理が行なわれることになる。なお、図16において、mEB_prv(x)、sEB_prv(x)など先頭のmとsは、それぞれ、中ドット用、小ドット用であることを意味している。
このように、第二の実施形態例では、複数色のハーフトーン処理が並行処理されると共に、中小ドットについても並行処理がなされる。従って、ここでもDSP12を有効に使用したハーフトーン処理がなされ、DSPの高い性能を引き出すことができ、当該手法を用いることにより、周波数の低いより安価なDSPを採用することが可能となる。また、処理時間のかかる誤差拡散法によるハーフトーン処理を高速に行なうことができる。
なお、レジスタを上位下位に分けて使用することによる中小ドットの同時処理を、2色の中ドット処理あるいは小ドット処理の同時処理に換えることも可能である。例えば、第1演算器グループ121aにシアンとマゼンタの処理を、第2演算器グループ121bにイエローとブラックの処理を割り当て、各演算器グループ121で2色の処理を同時に行なう。これにより、4色の、中ドットについての処理あるいは小ドットについての処理が並行に実施されることになる。
本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
本発明を適用した印刷装置の実施の形態例に係る構成図である。 DSP12の構成を例示した図である。 DSP12が行なう処理を概念的に示した図である。 中ドットと小ドットについてのハーフトーン処理を概念的に示した図である。 誤差拡散法による処理の際に必要となる誤差バッファを示す図である。 1ライン分の誤差拡散法による処理内容を例示したフローチャートである。 誤差拡散法による処理を説明するための図である。 誤差拡散法による処理を説明するための図である。 誤差拡散法による処理を説明するための図である。 誤差拡散法による処理を説明するための図である。 誤差拡散法による処理を説明するための図である。 小ドットの誤差拡散法による処理を例示したフローチャートである。 中ドットと小ドットについての処理のずらし方を説明するための図である。 第二の実施形態例におけるハーフトーン処理を概念的に示した図である。 濃度値D(x)の配置を例示した図である。 中小ドットの同時処理を説明するための図である。
符号の説明
1 プリンタ、 2 I/F、 3 CPU、 4 画像処理ユニット、 5 パス制
御部、 6 解凍部、 7 パス分解部、 8 並べ替え処理部、 9 ヘッド出力部、 10 メモリ、 11 ローカルバス、 12 DSP、 13 ヘッド、 101 前ラインバッファ、 102 次ラインバッファ、 103 左画素バッファ、 104 右画素バッファ、 105 ドットオンオフバッファ、 121 演算器グループ、 122 演算器、 123 レジスタ

Claims (2)

  1. 径の異なる複数種類のドットで画像を印刷する印刷装置であって、
    第一径のドットについてのハーフトーン処理を行なう、1以上の演算器を備える第一演算器グループと、
    前記第一径よりも径の小さい第二径のドットについてのハーフトーン処理を行なう、1以上の演算器を備える第二演算器グループとを有し、
    前記第一演算器グループと前記第二演算器グループとが、前記画像の同範囲について並行に処理を行い、
    前記第一演算器グループが処理する位置と前記第二演算器グループが処理する位置が、前記第一径のドットについての処理と前記第二径のドットについての処理の依存関係に応じてずらされており、
    前記第二径のドットについての処理内容が、前記第一径のドットについての処理結果に依存する場合は、前記第二演算器グループが、前記第一演算器グループが既にハーフトーン処理を完了した位置について前記第一径のドットが発生していなければ前記第二径のドットを発生させるか否かの判定をし、前記第一径のドットが発生していれば前記第二径のドットは発生させない、という処理を行なうように、前記処理する位置のずらしがなされる
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1において、
    前記第一演算器グループと前記第二演算器グループとによって並行に処理が行なわれる前記画像の範囲は、前記画像の1ラインの範囲である
    ことを特徴とする印刷装置。
JP2005084640A 2005-03-23 2005-03-23 印刷装置 Expired - Fee Related JP4581775B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005084640A JP4581775B2 (ja) 2005-03-23 2005-03-23 印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005084640A JP4581775B2 (ja) 2005-03-23 2005-03-23 印刷装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006270427A JP2006270427A (ja) 2006-10-05
JP4581775B2 true JP4581775B2 (ja) 2010-11-17

Family

ID=37205925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005084640A Expired - Fee Related JP4581775B2 (ja) 2005-03-23 2005-03-23 印刷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4581775B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000125122A (ja) * 1998-10-14 2000-04-28 Seiko Epson Corp 画像処理装置、処理方法および記録媒体
JP2001358942A (ja) * 2000-06-12 2001-12-26 Sharp Corp 誤差拡散演算装置
JP2003122556A (ja) * 2001-10-09 2003-04-25 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置
JP2004080480A (ja) * 2002-08-20 2004-03-11 Seiko Epson Corp 複数のラスタを並行して処理する画像処理装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000125122A (ja) * 1998-10-14 2000-04-28 Seiko Epson Corp 画像処理装置、処理方法および記録媒体
JP2001358942A (ja) * 2000-06-12 2001-12-26 Sharp Corp 誤差拡散演算装置
JP2003122556A (ja) * 2001-10-09 2003-04-25 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置
JP2004080480A (ja) * 2002-08-20 2004-03-11 Seiko Epson Corp 複数のラスタを並行して処理する画像処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006270427A (ja) 2006-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8363251B2 (en) Image forming apparatus, print data generation method and computer program for forming an image with halftone processing that uses constraint data
JP2006062332A (ja) インクジェット記録方法およびインクジェット記録システムおよび制御プログラム
JP2004230672A (ja) 画像処理方法
JP6249623B2 (ja) 画像処理方法および画像処理システム
US8619327B2 (en) Image data color conversion technique using threshold with reduced pixels function and image processing apparatus
JP4581775B2 (ja) 印刷装置
JP5843472B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP4979509B2 (ja) データ変換装置、該装置を備えた記録装置及びデータ変換方法
JP2007129613A (ja) 画像処理装置及び方法、画像形成装置
WO2014050576A1 (ja) 色変換装置、画像形成装置及び色変換方法
JP2005053147A (ja) インクジェット印刷のためのエッジ処理
JP2007021950A (ja) インクジェット記録装置及び記録データ形成方法
US20040227965A1 (en) Dot data creation process with saved memory capacity
JP2003230020A (ja) 画像処理装置、印刷装置および画像処理方法
JP4194326B2 (ja) 補正テーブルの作成方法およびその作成装置
US11521302B2 (en) Image processing apparatus and image processing method
JP2005295131A (ja) 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP2009262453A (ja) 記録装置及びその制御方法
JP2008284774A (ja) 画像処理方法およびインクジェット記録装置
JP6628764B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP4561414B2 (ja) 印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御プログラム
JP2017136731A (ja) 画像処理方法、画像処理装置、及びプログラム
JP4572336B2 (ja) 印刷装置及び印刷方法
JP2006229428A (ja) 画像形成コントローラ装置、量子化方法、およびプリンタ装置
JP2006264097A (ja) 印刷装置および印刷方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080307

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090908

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100427

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100623

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100803

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100816

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees