JP4581451B2 - 記憶性表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子ペーパー等に用いられる、複数の電気泳動素子の駆動により画像を表示する電気泳動表示装置等の記憶性表示装置に関する。
従来、下記の特許文献1に記載されたような、記憶性を有する表示素子を用いた記憶性表示装置では、当該複数の記憶性表示素子に、前記画像を表す画像データが、当該画像データの書き込みのための電圧を用いて書き込まれると、当該画像データは、保持され続け、他方で、前記電圧を平滑化するための平滑コンデンサに、前記電圧に対応する電荷が充電される。
特開2002−72976号
しかしながら、上記した従来の記憶性表示装置では、前記書き込みの後、つまり前記電圧の印加が終了する度に、当該平滑コンデンサに充電された前記電荷が放電する、即ち、電力が浪費されるという問題があった。
上記した課題を解決するために、本発明に係る記憶性表示装置は、画像を表示すべく、当該画像を表す画像データを第1の電圧により書き込まれ、当該書き込まれた画像データを保持する複数の記憶性表示素子と、電源装置により印加される電源電圧から前記第1の電圧を生成する第1の電源回路と、前記第1の電圧を平滑化するための平滑コンデンサと、前記第1の電圧より低い第2の電圧を生成する第2の電源回路と、前記画像データの書き込みのとき前記第2の電源回路に前記電源装置から前記電源電圧を印加する第1の印加、及び前記画像データの保持のとき前記第2の電源回路に前記平滑コンデンサから前記第1の電圧を印加する第2の印加間での切り換えを選択的に行う切換回路とを含む。
本発明に係る記憶性表示装置によれば、前記切換回路が、前記画像データの書き込みのとき前記第1の印加を選択し、前記画像データの保持のとき前記第2の印加を選択することから、前記第2の印加のとき、従来利用されていなかった前記平滑コンデンサに蓄積された電力を有効に活用することができ、これにより、記憶性表示装置全体として消費電力を従来に比して低減することが可能となる。
上記した本発明に係る記憶性表示装置では、前記画像データを保持する場合であって、前記平滑コンデンサでの前記第1の電圧が、前記第2の電源回路が前記第2の電圧を生成するために必要な電圧より小さくなったとき、前記切換回路は、前記第2の印加から前記第1の印加へ切り換える。
上記した本発明に係る記憶性表示装置では、前記第2の電圧で動作する処理回路であって前記複数の記憶性表示素子の駆動に関連する処理を行う前記処理回路を更に含む。
本発明に係る記憶性表示装置の実施例について電気泳動表示装置を例に図面を参照して説明する。
図1は、実施例の電気泳動表示装置の構成を示す。実施例の電気泳動表示装置Dは、当該装置の外部に設けられた電源装置PSから供給される電力で表示動作を行うべく、図1に示されるように、表示ユニット1と、当該表示ユニットの表示動作を制御する表示制御ユニット2と、当該表示制御ユニット2の制御動作を助成し又電気泳動表示装置Dの全体動作を制御する装置制御ユニット3と、表示制御ユニット2及び装置制御ユニット3に当該両ユニットの動作に必要な電力を供給する電源ユニット4とを含む。
図2は、表示ユニット、表示制御ユニット及び装置制御ユニットの構成を示す。表示ユニット1は、図2に示されるように、前記複数の電気泳動素子を有する表示部10と、表示制御ユニット2の制御下で表示部10のオン/オフを制御するためのゲートドライバ11と、表示制御ユニット2の制御下で表示部10に前記画像データを書き込むためのソースドライバ12とからなる。
図3は、表示部の構成を示す。表示部10は、図3に示されるように、複数のソース線(ソース電極)S1〜Sm(mは、2以上の任意の整数)と複数のゲート線(ゲート電極)G1〜Gn(nは、2以上の任意の整数)とがマトリックス状に交差する位置に、電気泳動素子P11〜Pmnと、保持容量HC11〜HCmnと、薄膜トランジスタTR11〜TRmnとを有する。より詳細には、例えば、交差位置CP11では、電気泳動素子P11及び保持容量HC11は、並列接続されており、電気泳動素子P11の画素電極PE11は、薄膜トランジスタTR11のドレイン電極に接続されており、電気泳動素子P11〜Pmnに共用される共通電極CEは、接地電位に接続されており、薄膜トランジスタTR11のゲート電極は、ゲート線G1に接続されており、薄膜トランジスタTR11のソース電極は、ソース線S1に接続されている。
表示部10は、例えば、従来知られた点順次駆動方式又は線順次駆動方式に基づき駆動され、例えば、電気泳動素子P11については、図2に図示のゲートドライバ11によりゲート線G1から印加されるゲート信号により、薄膜トランジスタTR11がオンに起動されると共に、図2に図示のソースドライバ12によりソース線S1から印加される前記画像データの信号により、当該画像データが保持容量HC11に蓄積され、保持容量HC11に規定される画像データの電圧の大きさに従って、電気泳動素子P11の状態が、前記画像データに対応する”白”又は”黒”に遷移する。
図4は、表示部の構造を示す。表示部10は、図4に示されるような従来知られた構造を有しており、その裏面側(ユーザが視認することができない側)に設けられたTFT(Thin Film Transistor)基板100上に、例えば、ゲート線G1に対応する画素電極PE11、PE21、PE31...、PEm1が一列に配置されいる。当該画素電極PE11、PE21、PE31、、、PEm1、及び他の画素電極PE12〜PEmnに対向する表面側(ユーザが視認することができる側)には、保護膜102により保護された共通電極CEが形成されている。画素電極PE11、PE21、PE31...、PEm1及び共通電極CE間には、電気泳動素子P11、P21、P31、、、Pm1が、充填剤であるバインダ101により固定されて状態で設けられている。
図5は、電気泳動素子の構造及び状態を示し、詳細には、図5(A)は、”黒”を表示する電気泳動素子の状態を示し、図5(B)は、”白”を表示する電気泳動素子の状態を示す。電気泳動素子P11〜Pmnは、図5(A)、(B)に示されるように、マイクロカプセル化されている。電気泳動素子P11〜Pmnは、より詳しくは、カプセル壁CWとしてのポリマー膜内に、芯物質として、プラス(+)に帯電した黒顔料粒子BG及びマイナス(−)に帯電した白顔料粒子WGを有し、黒顔料粒子BG及び白顔料粒子WGは、外部から与えられる電界により規定されるカプセル壁CW内での位置状態を、分散媒DMにより安定的に維持される。
電気泳動素子P11〜Pmnは、”黒”を表示しようとするときには、図5(A)に示されるように、共通電極CEに駆動電圧−Vdispを印加されかつ画素電極PE11〜PEmnに零電圧を印加され、即ち書き込まれ、換言すれば、裏面側から表面側への電界E1を与えられ、これを契機に、プラス(+)に帯電している黒顔料粒子BGは、カプセル壁CW内において表面側に近付くように移動すると共に、マイナス(−)に帯電している白顔料粒子WGは、カプセル壁CW内において裏面側に近付くように移動し、当該移動後の状態を維持する。このようにして、電気泳動素子P11〜Pmnは、表面側に”黒”を表示することから、ユーザは、”黒”を認識することができる。
他方で、電気泳動素子P11〜Pmnは、”白を”表示しようとするときには、図5(B)に示されるように、共通電極CEに駆動電圧Vdispを印加されかつ画素電極PE11〜PEmnに零電圧を印加され、即ち書き込まれ、換言すれば、表面側から裏面側への電界E2を与えられ、これを契機として、白顔料粒子WGは、表面側に近付くように移動すると共に、黒顔料粒子BGは、裏面側に近付くように移動し、当該移動後の状態を維持する。このようにして、電気泳動素子P11〜Pmnは、表面側に”白”を表示することから、ユーザは、表面側に現れる”白”を認識することができる。
図2に戻り、表示制御ユニット2は、表示ユニット1の動作を制御すべく、図2に示されるように、信号処理回路20と、階調制御回路21と、共通電極駆動回路22とを有する。
信号処理回路20は、装置制御ユニット3から受け取る画像信号、クロック信号、周期信号等の各種の信号に基づき、表示ユニット1内のゲートドライバ11及びソースドライバ12が表示部10に画像を表示させるために必要なゲート信号及び画像データについての処理を行い、当該ゲート信号をゲートドライバ11へ出力すると共に、当該処理後の画像データをソースドライバ12へ出力する。
階調制御回路21は、装置制御ユニット3から受け取る画像データから、当該画像データの階調を修正又は変更するための階調信号を生成し、当該階調信号をソースドライバ12へ出力する。
共通電極駆動回路22は、図3に図示の共通電極CEに印加すべき電圧の大きさを制御し、より詳細には、電気泳動素子P11〜Pmnを駆動する駆動方式の種類に応じて、例えば、接地電位に固定すること、又は任意の電位を印加することを行う。
装置制御ユニット3は、表示制御ユニット2による表示ユニット1の動作の制御のために必要な信号及びデータ、例えば、画像データを表示制御ユニット2に供給すべく、画像メモリ30と、装置制御回路31とを有する。画像メモリ30は、表示ユニット1内の表示部10に表示させるべき画像データを記憶する。装置制御回路31は、電気泳動表示装置Dの動作を全体的に制御する機能を有し、具体的には、画像メモリ30から当該画像メモリ30に記憶されている画像データを読み出し、当該読み出した画像データを表示制御ユニット2内の信号処理回路20及び階調制御回路21に出力し、また、電気泳動素子P11〜Pmnの駆動方式の種類に対応する制御信号を表示制御ユニット2内の共通電極駆動回路22に出力し、共通電極駆動回路22は、当該制御信号に従って、共通電極CEに印加すべき電圧を規定する。
図6は、電源ユニットの構成を示す。電源ユニット4は、外部の電源装置PS又は内部の回路(高電圧レギュレータ40、平滑コンデンサ42)から供給される電源電圧Vpsの電力を元に、表示制御ユニット2が表示ユニット1を駆動するために用いる駆動電圧Vdisp、−Vdisp、及び装置制御ユニット3が用いる論理電圧Vlogを生成すべく、図6に示されるように、高電圧レギュレータ40と、切換制御回路41と、平滑コンデンサ42と、切換回路43と、低電圧レギュレータ44とを有する。
高電圧レギュレータ40は、電源装置PSから供給される電源電圧Vps(例えば、3V)の電力から、駆動電圧Vdisp、−Vdisp(例えば、40V、−40V)を生成すべく、従来知られた昇圧型の直流/直流変換回路からなる。
切換制御回路41は、表示制御ユニット2から受け取る書込開始信号WS及び書込終了信号WEに従って、高電圧レギュレータ40の直流/直流変換の動作を継続させ又は停止させる制御、及び切換回路43の選択的な切り換えの制御を行う。切換回路43の切り換えについてより詳しくは、表示部10に画像データを書き込むとき、電源装置PSと低電圧レギュレータ44を導通させる共に、高電圧レギュレータ40と低電圧レギュレータ44とを遮断し、対照的に、表示部10に画像データを保持させるとき、高電圧レギュレータ40と低電圧レギュレータ44とを導通させると共に、電源装置PSと低電圧レギュレータ44とを遮断させる。
切換制御回路41は、また、低電圧レギュレータ44が論理電圧Vlogを生成するために必要な、低電圧レギュレータ44への入力電圧である閾値電圧Vthを与えられており、切換制御回路41は、表示部10が画像データを保持しているときである、平滑コンデンサ42から低電圧レギュレータ44へ駆動電圧Vdispの電力を供給しているとき、駆動電圧Vdispを閾値電圧Vthと比較し、駆動電圧Vdispが閾値電圧Vthを下回ったと判断すると、高電圧レギュレータ40からの電力の供給を停止しかつ電源装置PSからの電力を開始するように、スイッチSW1及びスイッチSW2を切り換える。
平滑コンデンサ42は、高電圧レギュレータ40の出力端に設けられており、高電圧レギュレータ40から出力される駆動電圧Vdispを平滑化させる機能を有し、駆動電圧Vdispにより規定される電荷を蓄積する。
切換回路43は、スイッチSW1及びスイッチSW2を有する。スイッチSW1の入力端は、高電圧レギュレータ40に接続されており、スイッチSW2の入力端は、電源装置PSに接続されており、両スイッチSW1、SW2の出力端は、相互に接続されておりかつ低電圧レギュレータ44に接続されている。スイッチSW1、SW2は、切換制御回路41の制御下で、導通及び遮断を交互に逆相関係で設定され、より詳しくは、スイッチSW1が導通状態であるとき、スイッチSW2は遮断状態であり、他方、スイッチSW1が遮断状態であるとき、スイッチSW2は導通状態である。これにより、切換回路43は、高電圧レギュレータ40、即ち、平滑コンデンサ42から供給される駆動電圧Vdispの電力及び電源装置PSから供給される電源電圧Vpsの電力の一方を選択的に低電圧レギュレータ44に出力する。
低電圧レギュレータ44は、切換回路43経由で供給される電源電圧Vps又は駆動電圧Vdispの電力を元に、装置制御ユニット3内で用いられる比較的低い電圧である論理電圧Vlog(例えば、1.5V)を生成し、生成した論理電圧Vlogを装置制御ユニット3に出力する。
図7、図8は、実施例の電気泳動表示装置の動作を示すフローチャート及びタイミングチャートである。実施例の電気泳動表示装置の動作を図7のフローチャート及び図8のタイミングチャートに沿って説明する。説明及び理解を容易にすべく、電源装置PS及び電気泳動表示装置Dの動作が停止状態にあることを想定する。
工程S1:図8に図示の時刻T1のとき、電源装置PSのスイッチ(図示せず)がオンに切り換えられると、電源装置PSは、電源電圧Vpsの生成を開始する。
工程S2:時刻T2のとき、電気泳動表示装置D自身のスイッチ(図示せず)がオンに切り換えられると、切換制御回路41は、切換回路43内のスイッチSW1を遮断し、他方で、切換回路43内のスイッチSW2を導通にする。
工程S3:スイッチSW1の遮断及びスイッチSW2の導通により、低電圧レギュレータ44は、電源装置PSから電源電圧Vpsの電力の供給を受けることを開始する。
工程S4:時刻T3のとき、切換制御回路41は、表示部10への画像データの書込みW1に先立ち、表示制御ユニット2内の信号処理回路20から書込開始信号WS1を受けることにより、書込みW1が開始されることを予知する。
工程S5:切換制御回路41は、書込開始信号WS1に応答して、スイッチSW1を遮断し、また、スイッチSW2を導通にし、即ち、スイッチSW1、SW2を時刻T3以前の状態に維持する。
工程S6:スイッチSW1の遮断及びスイッチSW2の導通の両状態の持続により、低電圧レギュレータ44は、電源装置PSから電源電圧Vpsの電力の供給を受け続ける。
工程S7:時刻T3から時刻T4の間の期間に亘って信号処理回路20による表示部10の書込W1が行われた後、時刻T4のとき、切換制御回路41は、信号処理回路20から、表示部10への画像データの書き込みW1の終了を示す書込終了信号WE1を受けると、書込みW1が終了したと判断する。
工程S8:切換制御回路41は、書込みW1の終了を認識すると、スイッチSW1を導通にし、また、スイッチSW2を遮断する。
工程S9:スイッチSW1の導通への切り換え及びスイッチSW2の遮断への切り換えにより、低電圧レギュレータ44は、切換回路43を介して平滑コンデンサ42から、駆動電圧Vdispの電力の供給を受け始める。ここで、平滑コンデンサ42から与えられる駆動電圧Vdispは、図6に示されるように、平滑コンデンサ42に蓄積された電荷の減少に従って時間とともに漸減する。
工程S10:工程S2での電気泳動表示装置Dとは対照的にそのスイッチがオフに切り換えられると、即ち、表示の停止の旨が指示されると、電気泳動表示装置Dは、表示動作を終了する。
以下、工程S10で表示動作を終了することなく、工程S4に相当する工程S24、工程S34に戻る場合について説明する。
工程S24:工程S10で表示動作の終了が指示されることなく、工程S4に相当する工程S24に戻った後、時刻T5のとき、切換制御回路41は、信号処理回路20から、表示部10への2回めの画像データの書き込みW2の開始に先立つ書込開始信号WS2を受けることにより、書き込みW2が開始されることを予知する。以後、工程S5以下の工程と同様な動作を行う。
工程S34:書き込みW2の処理を終えた後工程S10で表示動作を終了することなく、工程S4に相当する工程S34に戻った後、書き込みW3に引き続く新たな書込みが発生することなく、平滑コンデンサ42からの駆動電圧Vdispが漸減し続ける。
工程S35:駆動電圧Vdispが漸減し続ける結果、時刻T9のとき、切換制御回路41は、駆動電圧Vdispが閾値電圧Vth以下に減少したことを認識する。
工程S36:切換制御回路41は、電圧Vdispが閾値電圧Vth以下であることを認識した結果として、スイッチSW1を遮断し、また、スイッチSW2を導通にする。
工程S37:スイッチSW1の遮断への切り換え及びスイッチSW2の導通への切り換えにより、低電圧レギュレータ44は、切換回路43経由で電源装置PSから電源電圧Vpsの電力を受けることを開始する。以後、工程S10を経由して工程S4に復帰する。
上記したように、実施例の電気泳動表示装置Dでは、低電圧レギュレータ44は、切換回路43の切換動作により、表示部10に画像データを書き込むときには、電源装置PSから電源電圧Vpsの電力の供給を受け、他方で、表示部10が画像データを保持するときには、平滑コンデンサ42から駆動電圧Vdispの電力の供給を受けることから、換言すれば、表示部10が画像データを保持するときには、電源装置PSから電源電圧Vpsの電力の供給を受けることなく、書込みのときに平滑コンデンサ42に蓄積された電力の供給を受けることから、平滑コンデンサ42に蓄積された電力が何ら利用されていなかった従来の電気泳動表示装置に比して、消費電力を低減することが可能となる。
上記した効果に加えて、切換制御回路41は、高電圧レギュレータ40からの駆動電圧Vdispが上記した閾値電圧Vthより小さくなったとき、低電圧レギュレータ44が、平滑コンデンサ42から駆動電圧Vdispの電力の供給を受けることに代えて、電源装置PSから電源電圧Vpsの電力の供給を受けるようにスイッチSW1、SW2の切り換えを行う。これにより、低電圧レギュレータ44が論理電圧Vlogの生成を安定的に行うことを保証することが可能となる。
〈変形例〉
上記した電気泳動表示装置に代えて、コレステリック液晶を用いた記憶性液晶表示装置及びトナーを用いたトナー表示装置のような、他の記憶性を有する表示装置でも同様な効果を得ることができる。
実施例の電気泳動表示装置の構成を示すブロック図。 実施例の表示ユニット、表示制御ユニット及び装置制御ユニットの構成を示すブロック図。 実施例の表示部の構成を示す回路図。 実施例の表示部の構造を示す断面図。 実施例の電気泳動素子の構造及び状態を示す断面図。 実施例の電源ユニットの構成を示す回路ブロック図。 実施例の電気泳動表示装置の動作を示すフローチャート。 実施例の電気泳動表示装置の動作を示すタイミングチャート。
符号の説明
4 電源ユニット 40 高電圧レギュレータ 41 切換制御回路 42 平滑コンデンサ 43 切換回路 44 低電圧レギュレータ SW1、SW2 スイッチ。

Claims (3)

  1. 画像を表示すべく、当該画像を表す画像データを第1の電圧により書き込まれ、当該書き込まれた画像データを保持する複数の記憶性表示素子と、
    電源装置により印加される電源電圧から前記第1の電圧を生成する第1の電源回路と、
    前記第1の電圧を平滑化するための平滑コンデンサと、
    前記第1の電圧より低い第2の電圧を生成する第2の電源回路と、
    前記画像データの書き込みのとき前記第2の電源回路に前記電源装置から前記電源電圧を印加すると共に前記第1の電源回路と前記第2の電源回路とを遮断する第1の印加、及び前記画像データの保持のとき前記第2の電源回路に前記平滑コンデンサから前記第1の電圧を印加すると共に前記電源装置と前記第2の電源回路を遮断する第2の印加間での切り換えを選択的に行う切換回路とを含むことを特徴とする記憶性表示装置。
  2. 前記画像データを保持する場合であって、前記平滑コンデンサでの前記第1の電圧が、前記第2の電源回路が前記第2の電圧を生成するために必要な電圧より小さくなったとき、前記切換回路は、前記第2の印加から前記第1の印加へ切り換えることを特徴とする請求項1記載の記憶性表示装置。
  3. 前記第2の電源回路に接続され前記第2の電圧で動作する処理回路であって前記複数の記憶性表示素子の駆動に関連する処理を行う前記処理回路を更に含むことを特徴とする請求項1記載の記憶性表示装置。
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