JP4579645B2 - 蛍光観察内視鏡装置 - Google Patents

蛍光観察内視鏡装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4579645B2
JP4579645B2 JP2004312847A JP2004312847A JP4579645B2 JP 4579645 B2 JP4579645 B2 JP 4579645B2 JP 2004312847 A JP2004312847 A JP 2004312847A JP 2004312847 A JP2004312847 A JP 2004312847A JP 4579645 B2 JP4579645 B2 JP 4579645B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
fluorescence
excitation light
image
subject
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004312847A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006122234A (ja
Inventor
康成 石原
俊明 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2004312847A priority Critical patent/JP4579645B2/ja
Priority to US11/258,964 priority patent/US7798955B2/en
Publication of JP2006122234A publication Critical patent/JP2006122234A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4579645B2 publication Critical patent/JP4579645B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

本発明は、蛍光観察内視鏡装置、詳しくは、被検査対象に励起光を照射し、その被検査対象から発する蛍光より、疾患部位を観察、診断する蛍光観察内視鏡装置に関する。
近年、内視鏡等により生体からの自家蛍光や、生体へ薬物を注入し、その薬物の蛍光を2次元画像として検出し、その蛍光像から、生体組織の変性や癌等の疾患状態(例えば、疾患の種類や浸潤範囲)を診断する技術がある。
生体組織に光を照射するとその励起光より長い波長の蛍光が発生する。生体における蛍光物質として、例えばNADH(ニコチンアミドアデニンヌクレオチド),FMN(フラビンモノヌクレオチド),ピリジンヌクレオチド等がある。最近では、このような、生体内因物質と、疾患との相互関係が明確になってきた。また、HpD(ヘマトポルフィリン),Photofrin,ALA(δ−amino levulinic acid)は、癌への集積性があり、これを生体内に注入し、前記物質の蛍光を観察することで疾患部位を診断できる。
例えば、特開平8−252218号公報には、励起用のレーザ光を内視鏡のライトガイドの先端から出力させ蛍光観察を行う技術手段が開示されている。
特開平8−252218号公報
しかしながら、前記特開平8−252218号公報に開示されたような従来の技術手段では、蛍光観察の際に照射される励起用のレーザ光の光量が所定光量であるため、内視鏡の先端と対象組織との距離により、蛍光画像の輝度が変化し、見え具合が変化してしまうという問題があった。
また、従来の技術手段では、光量を一定にした状態で蛍光観察の分解能を高めるため、励起用のレーザ光の照射領域を極めて限定していた。この場合、通常の内視鏡観察域と比べ局所領域(数ミクロン平方)しか照射していないため、照射胃や大腸のような広い空間で蛍光観察を行う場合、励起光照射の中心部分から離れた所では生体からの自家蛍光が得られにくいような場合があった。即ち、広い範囲を観察しようとすると、観察もれを生じて観察性が悪くなるという問題点があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、レーザ光源を劣化させることなく、内視鏡観察画像上で少なくとも判別可能な領域を蛍光観察することのできる蛍光観察内視鏡装置を提供することを目的としている。
本発明の蛍光観察内視鏡装置は、
所定波長の励起光を発光する励起光発光手段と、
白色光を発光する白色光源と、
前記励起光を被検体に伝送する第1の光伝送手段と、
前記白色光を前記被検体に伝送する第2の光伝送手段と、
前記第の光伝送手段により伝送された前記励起光を前記白色光の前記被検体への照射により観察される領域内の所定の範囲において同時に2次元走査するためのミラーを少なくとも1つ具備して構成される励起光走査手段と、
前記励起光走査手段と前記被検体との間に配置され、前記励起光を前記被検体に集光させる集光手段と、
前記被検体からの前記白色光の反射光を受光する反射白色光受光手段と、
前記励起光により前記被検体より励起された蛍光を受光する蛍光受光手段と
前記反射白色光受光手段が受光した受光信号に基づき前記被検体の観察画像を生成する観察画像生成手段と、
前記蛍光受光手段が受光した受光信号に基づき前記被検体の蛍光画像を生成する蛍光画像手段と、
前記励起光走査手段における前記ミラーの角度に基づき、前記観察画像と前記蛍光画像を合成する画像合成手段と、
を備えて構成される。
本発明によれば、レーザ光源を劣化させることなく、内視鏡観察画像上で少なくとも判別可能な領域を蛍光観察することができるという効果がある。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について述べる。
図1ないし図5は本発明の実施例1に係わり、図1は蛍光観察内視鏡装置の構成を示す構成図、図2は図1の蛍光観察内視鏡装置の変形例1の構成を示す構成図、図3は図1の蛍光観察内視鏡装置の変形例2の構成を示す構成図、図4は図1の蛍光観察内視鏡装置の変形例3の構成を示す構成図、図5は図4の蛍光観察内視鏡装置の作用を説明する図である。
図1に示すように、本実施例の蛍光観察内視鏡装置1は、体腔内に挿入され管腔内の生体組織像を得る内視鏡2と、内視鏡2に励起光及び白色光を供給すると共に、内視鏡2で得られた生体組織像を撮像し信号処理して生体組織画像をモニタ部3に表示させる観察処理装置4とから構成される。
観察処理装置4は、白色光を発光する白色光源11と、励起光λexを発光するレーザ光源12とを備えている。ここで、白色光は生体組織の通常観察画像を得るために光であり、励起光は生体組織における蛍光(自家蛍光及び薬剤蛍光)を励起させるための光である。
そして、白色光源11からの白色光及びレーザ光源12からの励起光λexはハーフミラー13により同一光路上に導かれ、ハーフミラー14を介して内視鏡2内を挿通するシングル光ファイバ15に導光される。シングル光ファイバ15から出射した照射光(励起光λex+白色光)は所定の軸を中心に回動するx軸スキャニングミラー16及びx軸スキャニングミラー16の回動軸に直交する軸を中心に回動するy軸スキャニングミラー17により2次元走査される。
x軸スキャニングミラー16及びy軸スキャニングミラー17により2次元走査された光(励起光λex+白色光)は集光レンズ18を介して生体組織19に照射される。すなわち、励起光+白色光は、生体組織19上の所定の通常内視鏡観察領域を2次元走査することになる。
そして、生体組織19からの戻り光(蛍光λem+反射白色光)は、集光レンズ18、x軸スキャニングミラー16及びy軸スキャニングミラー17を介し逆の光路を経ることでシングル光ファイバ15に導光され、ハーフミラー14により照射光(励起光λex+白色光)の光路より分離され、さらにハーフミラー20により、戻り光(蛍光λem+反射白色光)は、蛍光λemと反射白色光とに分離される。
ハーフミラー20により分離された蛍光λemは蛍光観察用のPMT21に撮像され、PMT21からの撮像信号が蛍光画像生成部22で信号処理され生体組織19上の蛍光画像が生成される。
一方、ハーフミラー20により分離された反射白色光は通常観察用のPD23に撮像され、PMT21からの撮像信号が通常画像生成部24で信号処理され生体組織19上の通常画像が生成される。
この蛍光画像及び通常画像は、同一の走査手段であるx軸スキャニングミラー16及びy軸スキャニングミラー17で2次元走査されているため、走査領域及び走査タイミングは同一である。この結果、通常画像生成部24で生成した通常画像と蛍光画像生成部22で生成した蛍光画像とを画像合成部25にて同一のタイミングで合成することで、通常画像の画像領域上に蛍光画像を有する合成画像をモニタ部3に表示することができる。
このように本実施例では、励起光λexをx軸スキャニングミラー16及びy軸スキャニングミラー17からなるスキャニング手段と集光レンズ18からなる集光光学系を用いて、集光させた状態で生体組織19に2次元走査して照射することにより、レーザ光源12の出射光量を高めることなく、出力の弱い光源を用いても蛍光観察することができる。また、励起光λexと白色光を、同一の走査手段でスキャニングして画像化することで、通常観察域と同一領域での蛍光観察を同時に行うことが可能である。このようにして、本実施例では、レーザ光源を劣化させることなく、通常観察域と同様な広い空間で蛍光観察を行うことができる。
なお、図1の構成に限らず、以下の変形例1ないし変形例3の構成においても本実施例と同様の作用/効果を得ることができる。
(変形例1)
本実施例の変形例1の蛍光観察内視鏡装置1aでは、図2に示すように、本実施例(図1)に対して、レーザ光源12の代わりに白色光源12aと波長λexの光のみを透過する透過フィルタ12bとを用いて構成される。この変形例1では白色光源12aからの白色光が透過フィルタ12bにより励起光λexに変換されハーフミラー13に導光される。
(変形例2)
本実施例の変形例2の蛍光観察内視鏡装置1bでは、図3に示すように、本実施例(図1)に対して、レーザ光源12の代わりに、第1の励起光λex1を発光する第1のレーザ光源12dと、第2の励起光λex2を発光する第2のレーザ光源12eとを設け、第1の励起光λex1は本実施例(図1)と同様に、ハーフミラー13により白色光と同一光路上に導き、第2の励起光λex2はハーフミラー31により白色光と同一光路上に導く。また、ハーフミラー20を介した第1の励起光λex1で励起された第1の蛍光λem1と第2の励起光λex2で励起された第2の蛍光λem2を分離するハーフミラー32と、第1の蛍光λem1を撮像するPMT21a及び第2の蛍光λem2を撮像するPMT21bとを有している。この変形例では2色の蛍光色素の観測が同時に可能となる。
(変形例3)
本実施例の変形例3の蛍光観察内視鏡装置1cでは、図4に示すように、本実施例(図1)に対して、シングル光ファイバ15の代わりに、複数のシングル光ファイバをライン状に形成したライン光ファイババンドル15aを用いる。これによりスキャニング手段を構成するx軸スキャニングミラー16及びy軸スキャニングミー17の一方、例えばx軸スキャニングミラー16を固定ミラー16aとすることができ、図5に示すように、ライン状に生体組織19上に照射された励起光λex+白色光を一方向のみスキャニングすることで本実施例と同様な作用/効果を得ることができる。
図6ないし図9は本発明の実施例2に係わり、図6は蛍光観察内視鏡装置の構成を示す構成図、図7は図6の蛍光観察内視鏡装置の作用を説明する図、図8は図6の蛍光観察内視鏡装置の変形例の構成を示す構成図、図9は図7の蛍光観察内視鏡装置の作用を説明する図である。
実施例2は、実施例1とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
図6に示すように、本実施例の蛍光観察内視鏡装置51は、体腔内に挿入され管腔内の生体組織像を撮像する内視鏡2と、内視鏡52に励起光及び白色光を供給すると共に内視鏡2で得られた生体組織像の撮像信号を信号処理して生体組織画像をモニタ部3に表示させる観察処理装置54とから構成される。
本実施例の内視鏡52は、観察処理装置54の白色光源11からの白色光を先端に伝送するライトガイドファイババンドル50を内挿している。また、観察処理装置4のレーザ光源12からの励起光λexは実施例1と同様にシングル光ファイバ15で導光されx軸スキャニングミラー16及びy軸スキャニングミラー17により2次元走査されて集光レンズ18を介して生体組織19の所定範囲(例えば通常観察領域の10%以上の範囲)にわたりに照射される。
なお、本実施例ではx軸スキャニングミラー16及びy軸スキャニングミラー17は、観察処理装置54に設けられたスキャニングミラー角度調整部58により制御される。
また、本実施例の内視鏡52は、ハーフミラー55、通常観察用のCCD56及び蛍光観察用のCCD57を内蔵しており、反射白色光がハーフミラー55を介して通常観察用のCCD56により撮像され、蛍光λexがハーフミラー55を介して蛍光観察用のCCD57により撮像されるようになっている。
そして、実施例と同様に、観察処理装置54において、CCD57からの撮像信号が蛍光画像生成部22で信号処理され生体組織19上の蛍光画像が生成され、CCD56からの撮像信号が通常画像生成部24で信号処理され生体組織19上の通常画像が生成される。
観察処理装置54の画像合成部25では、実施例1と同様に通常画像の画像領域上に蛍光画像を有する合成画像を生成するが、このとき、画像合成部25はスキャニングミラー角度調整部58からのミラー角度情報65に基づいて蛍光画像の通常画像の画像領域上の位置を算出して蛍光画像を通常画像に合成する。
その他の構成/作用は実施例1と同じである。
このように本実施例では、励起光を通常観察範囲全体に照射せずに、照射範囲を限定し集光して2次元走査することより、出力の強くないレーザ光を用いても効率的に蛍光を発生させることができ、レーザ光源を劣化させることなく、図7に示すように、モニタ部3の内視鏡観察画像59上で判別可能な領域60で蛍光観察することができる。
なお、図8に示すように、x軸スキャニングミラー16及びy軸スキャニングミラー17をCCD56のフレームレートで2次元走査することで、蛍光をCCD56により撮像するようにしてもよい。この場合、画像合成部25を必要とせず、通常画像生成部24において、通常画像はビデオレートで更新され、蛍光画像は、図9に示すように、x軸スキャニングミラー16及びy軸スキャニングミラー17によるスキャニングレートか、CCD56のフレームレートかのうち、遅い方に基づき更新される。
図10ないし図14は本発明の実施例3に係わり、図10は蛍光観察内視鏡装置の構成を示す構成図、図11は図10の蛍光観察内視鏡装置の作用を説明する第1の図、図12は図10の蛍光観察内視鏡装置の作用を説明する第2の図、図13は図10の蛍光観察内視鏡装置の作用を説明する第3の図、図14は図10の蛍光観察内視鏡装置の作用を説明する第4の図である。
実施例3は、実施例2とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
図10に示すように、励起光を2次元走査するスキャニング手段を形状可変ミラー71及びx-y軸スキャニングミラー72により構成される。
x-y軸スキャニングミラー72は、例えば文献”Micromashined scanning confocal optical microscope OPTICS LETTERS Vol.21.No10.May,1996”に示される微小共焦点顕微鏡に開示されており、公知であるので説明は省略する。
形状可変ミラー71は観察処理装置54の形状可変ミラー調整部73で制御され、またx-y軸スキャニングミラー72は観察処理装置54のスキャニングミラー角度調整部58で制御される。
観察処理装置54の画像合成部25では、実施例1と同様に通常画像の画像領域上に蛍光画像を有する合成画像を生成するが、このとき、画像合成部25はスキャニングミラー角度調整部58からのミラー角度情報65及び形状可変ミラー調整部73からのミラー形状情報74に基づいて、蛍光画像の通常画像の画像領域上の位置及び範囲を算出して蛍光画像を通常画像に合成する。
この結果、本実施例では実施例2の効果に加え、スキャニングミラー角度調整部58からのミラー角度情報65及び形状可変ミラー調整部73からのミラー形状情報74に基づいて、図11に示す形状可変ミラー71の形状から図12に示す形状可変ミラー71の形状に可変することで、図13に示すような蛍光画像の領域60を図14に示すような領域60に可変してモニタ部3に表示することが可能となる。
[付記]
(付記項1)
所定波長の励起光を発光する励起光発光手段と、
白色光を発光する白色光源と、
前記励起光を被検体に伝送する第1の光伝送手段と、
前記白色光を前記被検体に伝送する第2の光伝送手段と、
前記第2の光伝送手段により伝送された前記励起光を前記白色光の前記被検体への照射領域内の所定領域に走査する励起光走査手段と、
前記励起光走査手段と前記被検体との間に配置され、前記励起光を前記被検体に集光させる集光手段と、
前記被検体からの前記白色光の反射光を受光する反射白色光受光手段と、
前記励起光により前記被検体より励起された蛍光を受光する蛍光受光手段と
を備えたことを特徴とする蛍光観察内視鏡装置。
(付記項2)
前記励起光走査手段は、前記励起光発光手段からの励起光と前記白色光源からの白色光を同時に走査する
ことを特徴とする付記項1に記載の蛍光観察内視鏡装置。
本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
本発明の実施例1に係る蛍光観察内視鏡装置の構成を示す構成図 図1の蛍光観察内視鏡装置の変形例1の構成を示す構成図 図1の蛍光観察内視鏡装置の変形例2の構成を示す構成図 図1の蛍光観察内視鏡装置の変形例3の構成を示す構成図 図4の蛍光観察内視鏡装置の作用を説明する図 本発明の実施例2に係る蛍光観察内視鏡装置の構成を示す構成図 図6の蛍光観察内視鏡装置の作用を説明する図 図6の蛍光観察内視鏡装置の変形例の構成を示す構成図 図7の蛍光観察内視鏡装置の作用を説明する図 本発明の実施例3に係る蛍光観察内視鏡装置の構成を示す構成図 図10の蛍光観察内視鏡装置の作用を説明する第1の図 図10の蛍光観察内視鏡装置の作用を説明する第2の図 図10の蛍光観察内視鏡装置の作用を説明する第3の図 図10の蛍光観察内視鏡装置の作用を説明する第4の図
符号の説明
1…蛍光観察内視鏡装置
2…内視鏡
3…モニタ部
4…観察処理装置
11…白色光源
12…レーザ光源
13、14、20…ハーフミラー
15…シングル光ファイバ
16…x軸スキャニングミラー
17…y軸スキャニングミラー
18…集光レンズ
21…PMT
22…蛍光画像生成部
23…PD
24…通常画像生成部
25…画像合成部
代理人 弁理士 伊藤 進

Claims (6)

  1. 所定波長の励起光を発光する励起光発光手段と、
    白色光を発光する白色光源と、
    前記励起光を被検体に伝送する第1の光伝送手段と、
    前記白色光を前記被検体に伝送する第2の光伝送手段と、
    前記第の光伝送手段により伝送された前記励起光を前記白色光の前記被検体への照射により観察される領域内の所定の範囲において同時に2次元走査するためのミラーを少なくとも1つ具備して構成される励起光走査手段と、
    前記励起光走査手段と前記被検体との間に配置され、前記励起光を前記被検体に集光させる集光手段と、
    前記被検体からの前記白色光の反射光を受光する反射白色光受光手段と、
    前記励起光により前記被検体より励起された蛍光を受光する蛍光受光手段と
    前記反射白色光受光手段が受光した受光信号に基づき前記被検体の観察画像を生成する観察画像生成手段と、
    前記蛍光受光手段が受光した受光信号に基づき前記被検体の蛍光画像を生成する蛍光画像手段と、
    前記励起光走査手段における前記ミラーの角度に基づき、前記観察画像と前記蛍光画像を合成する画像合成手段と、
    を備えたことを特徴とする蛍光観察内視鏡装置。
  2. 前記励起光発光手段は、白色光を発光する光源手段と、前記光源手段からの白色光のうち前記所定波長の励起光のみを透過する透過フィルタとからなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の蛍光観察内視鏡装置。
  3. 前記励起光発光手段は、レーザ光源からなる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の蛍光観察内視鏡装置。
  4. 少なくとも、前記第1の光伝送手段、前記第2の光伝送手段、前記励起光走査手段及び前記集光手段は、体腔内に挿入可能な挿入部内に設けられている
    ことを特徴とする請求項1、2または3のいずれか1つに記載の蛍光観察内視鏡装置。
  5. 前記集光手段は、前記励起光発光手段からの励起光が前記被検体に照射される際の集光度合を任意に変化させることができる集光度変化手段を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の蛍光観察内視鏡装置。
  6. 前記集光度変化手段は、形状可変ミラーにより構成され、
    前記画像合成手段は、前記励起光走査手段における前記ミラーの角度と、前記形状可変ミラーにおけるミラー形状と、に基づき、前記観察画像と前記蛍光画像を合成する
    ことを特徴とする請求項5に記載の蛍光観察内視鏡装置。
JP2004312847A 2004-10-26 2004-10-27 蛍光観察内視鏡装置 Expired - Fee Related JP4579645B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004312847A JP4579645B2 (ja) 2004-10-27 2004-10-27 蛍光観察内視鏡装置
US11/258,964 US7798955B2 (en) 2004-10-26 2005-10-26 Image generating device for generating a fluorescence image

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004312847A JP4579645B2 (ja) 2004-10-27 2004-10-27 蛍光観察内視鏡装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006122234A JP2006122234A (ja) 2006-05-18
JP4579645B2 true JP4579645B2 (ja) 2010-11-10

Family

ID=36717516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004312847A Expired - Fee Related JP4579645B2 (ja) 2004-10-26 2004-10-27 蛍光観察内視鏡装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4579645B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5468845B2 (ja) * 2009-08-24 2014-04-09 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 医療機器
JP5570798B2 (ja) * 2009-12-15 2014-08-13 オリンパス株式会社 光走査型内視鏡装置
JP5592715B2 (ja) * 2010-07-02 2014-09-17 オリンパス株式会社 画像処理装置および画像処理方法
JP6044012B2 (ja) * 2012-02-13 2016-12-14 愛知県 検出対象部位の検出システム
JP6451494B2 (ja) 2015-05-19 2019-01-16 株式会社島津製作所 イメージング装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07163572A (ja) * 1993-12-16 1995-06-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光化学診断装置
JP2001147398A (ja) * 1999-11-19 2001-05-29 Olympus Optical Co Ltd 光走査型光学装置およびこれを用いた内視鏡
JP2004194821A (ja) * 2002-12-17 2004-07-15 Pentax Corp 励起光光源装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07163572A (ja) * 1993-12-16 1995-06-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光化学診断装置
JP2001147398A (ja) * 1999-11-19 2001-05-29 Olympus Optical Co Ltd 光走査型光学装置およびこれを用いた内視鏡
JP2004194821A (ja) * 2002-12-17 2004-07-15 Pentax Corp 励起光光源装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006122234A (ja) 2006-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7798955B2 (en) Image generating device for generating a fluorescence image
Veilleux et al. In vivo cell tracking with video rate multimodality laser scanning microscopy
JP5025877B2 (ja) 走査型単一光ファイバシステムを用いる医療用画像化、診断および治療
JP4999046B2 (ja) 共焦点内視鏡システム
JP3283128B2 (ja) 蛍光観察内視鏡装置
US8626271B2 (en) System and method using fluorescence to examine within a patient's anatomy
JPH07250812A (ja) 蛍光診断装置
US7436562B2 (en) Scanning examination apparatus, lens unit, and objective-lens adaptor
JP2001061764A (ja) 内視鏡装置
JP2008161551A (ja) 蛍光内視鏡システム
JP2008023101A (ja) 電子内視鏡システム
JP3762646B2 (ja) 蛍光観察装置
EP1814434A1 (en) Endoscope
JP4744279B2 (ja) 電子内視鏡装置
JP2011045461A (ja) 光走査型内視鏡プロセッサ
JP5317893B2 (ja) 内視鏡システム
JP2008043383A (ja) 蛍光観察内視鏡装置
JP4579645B2 (ja) 蛍光観察内視鏡装置
JP3654324B2 (ja) 蛍光検出装置
JP2011062348A (ja) 内視鏡システム
JP3325056B2 (ja) 光断層イメージング装置
JP2000126188A (ja) 光断層イメ―ジング装置
JP2022519212A (ja) 内視鏡システム
JP3361132B2 (ja) 光断層イメージング装置
JP2003126017A (ja) 手術用顕微鏡システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100413

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100803

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100826

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4579645

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees