JP4579164B2 - 半導体装置収納用トレイ及びicテスタ - Google Patents

半導体装置収納用トレイ及びicテスタ Download PDF

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本発明は蓋付きの半導体収納用トレイに半導体装置を収容したまま半導体装置のテストを行なうことができる半導体収納用トレイ、かかる半導体収納用トレイに収容してテストを行う際に位置合せが容易な半導体装置、及びかかる半導体収納用トレイを用いてテストをするためのICテスタに関する。
集積回路が形成された半導体チップを収容するパッケージと、そのパッケージから外側に引き出されたリード端子とを有する半導体装置は、集積度の高い集積回路のパッケージとして広く使用されている。
かかる半導体装置は、製造された後、一旦半導体装置収納用トレイに収納されて搬送され、ICテスタによるテストを実施される。テスト工程では、半導体装置を半導体装置収納用トレイから取り出してICテスタに載置し、次いで、テストヘッドに設けられた接触ピンを半導体装置のリード端子に降下し接触させる。そして、ICテスタと半導体装置間の電気信号を接触ピンを介して送受信することで、半導体装置のテストを行なう。そして、テスト終了後に再び半導体装置収納用トレイに収納している。(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、半導体装置を半導体装置収納用トレイから搬出、搬入する作業の際に、リード端子又は半導体装置に不要な力が加わりリード端子の曲がりや半導体装置のバッケージの破損を生ずることがある。かかるリード端子の曲がりや半導体装置のバッケージの破損は、半導体装置の回路基板への搭載を困難にし又半導体装置の信頼性を損なう。
かかる弊害を避けるため、半導体装置収納用トレイからの搬出、搬入を回避したテスト方法が考案されている。この方法では、ICテスタのテストヘッドに設けられた位置決めピンが、半導体装置収納用トレイに設けられた位置決め穴に嵌合して、半導体装置収納用トレイとテストヘッドの相対位置を定めることで、テストヘッドに設けられた接触ピンと半導体装置のリード端子の位置合せを行なう。これにより、半導体装置を半導体装置収納用トレイに収納したままテストを行なうことができる。(例えば特許文献1参照。)。
しかし、テストヘッドを上方から降下させて接触ピンを半導体装置のリード端子へ接触するには、半導体装置収納用トレイの上方が開放されていなければならず、半導体装置収納用トレイを蓋したままテスト工程に供することはできない。
特開平6−167459号公報 特開平6−180345号公報
上述したように、従来の半導体装置収納用トレイでは蓋をした状態でICテスタによる半導体装置のテストを行なうことはできず、半導体装置を半導体装置収納用トレイから取り出してテストを行なっていた。このため、半導体装置収納用トレイから搬出又は搬入する際に半導体装置のリード端子を曲げたり半導体装置のパッケージを破損するという問題があった。また、搬出及び搬入するための作業及び装置が必要であり、テストのコストが上昇するとい問題もある。
また、位置決め穴を備えた半導体装置収納用トレイに半導体装置を収容した状態でテストを行なう従来の方法では、半導体装置収納用トレイを蓋したままテストをすることができない。これでは半導体装置が収納位置から逸脱したり塵埃により汚染されるという問題が生ずる。
本発明は、半導体装置を収容し蓋した状態でICテスタを用いたテストを行なうことができる半導体装置収納用トレイ、及びかかる半導体装置収納用トレイを使用するに適した半導体装置及びICテスタを提供することを目的としている。
上記課題を解決するための本発明の半導体装置収納用トレイは、上面に半導体装置を収納する収納部を備えるトレイ台と、半導体装置を収納したトレイ台を蓋するトレイ蓋と、半導体装置のリード端子直上のトレイ蓋に開設され、リード端子に接触してICテスタのテストヘッドと半導体装置の間で信号を伝達するテストヘッドに設けられた接触ピンを挿通する接触ピン貫通孔とを有する。
この半導体装置収納用トレイでは、リード端子の直上のトレイ蓋に、接触ピンを挿通する接触ピン貫通孔を備える。この構成では、トレイ蓋をした状態で、接触ピンをトレイ蓋の上方から接触ピン貫通孔を貫通させてリード端子に接触させることができる。従って、トレイ蓋をした状態で収納されている半導体装置のテストを行なうことができる。
上記半導体装置収納用トレイのトレイ蓋に、さらに位置合せジグが嵌挿されてトレイ蓋を位置合せするジグ貫通孔を設けることができる。このジグ貫通孔は、ICテスタのテストヘッドに設けられた位置合せジグが嵌挿されて、その位置合せジグの側面とジグ貫通孔の内壁面とが擦接してテストヘッドに対するトレイ蓋の位置を合わせる。これにより、接触ピンと接触ピン貫通孔との位置合せが確実かつ容易になされる。
さらに、上記の位置合せジグの下部を、半導体装置収納用トレイに収容された半導体装置の位置合せをするための半導体装置合せ部とすることもできる。即ち、位置合せジグの上部に、ジグ貫通孔に嵌挿されてトレイ蓋の位置合せをするトレイ蓋合せ部が形成され、下部に半導体装置合せ部が形成される。
この構成では、テストヘッドに対する半導体装置及びトレイ蓋の位置合せが、一つの位置合せジグで一度の降下過程で行なわれる。
なお、半導体装置の位置合せは、半導体装置の上面に位置合せ用孔を形成し、この位置合せ用孔に位置合せジグの半導体装置合せ部を嵌合させて行なうことができる。あるいは、半導体装置の対偶の角(隅)を2個の半導体装置合せ部で挟持することで行なうこともできる。
また、上記のジグ貫通孔を、第1の位置合せジグが嵌挿される前記半導体装置上に位置する第1開口と、第2の位置合せジグが嵌挿される前記半導体装置の2辺にそれぞれ平行な2辺を有する第2開口とから構成することもできる。かかるジグ貫通孔を有する半導体装置収納用トレイは、半導体装置の上面に形成された位置合せ用孔を利用する第1の位置合せジグ、又は、半導体装置の対偶を挟持する第2の位置合せジグ、の何れのタイプの位置合せジグをも使用することができるので広い適用範囲を有する。
本発明によれば、トレイ蓋で半導体装置収納用トレイを蓋した状態で、ICテスタを用いて収納されている半導体装置のテストを行なうことができるので、テストの際に半導体装置を半導体装置収納用トレイから取り出す必要がなく、半導体装置の半導体装置収納用トレイからの搬出、搬入に伴う半導体装置のリード端子の曲がり及びパッケージの破損を回避することができる。このため、信頼性の高い半導体装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態は、接触ピン貫通孔が設けられたトレイ蓋を有する半導体装置収納用トレイに関する。
図1は本発明の第1実施形態の半導体装置収納用トレイ斜視図であり、半導体装置を収容した半導体装置収納用トレイの概観を表している。
図1を参照して、本第1実施形態の半導体装置収納用トレイ20は、板状のトレイ台2と、その蓋を構成するトレイ蓋3とを有して構成される。トレイ台2の上面には、半導体装置1を収納するための収納部2aが行列状に配設されており、半導体装置1はその収納部2aに遊挿されて収納される。
図2は本発明の第1実施形態の半導体装置収納用トレイ部分組み立て図であり、図1中に示す1個の半導体装置を搭載する領域2B、3Bの詳細な構造を表している。
図2を参照して、収納部2aは、半導体装置のパッケージとほぼ同形の矩形の領域からなり、トレイ台2上面に設けられた複数のリブ2bの端面により画定される。このリブ2bは、収納部2aの4辺から収納部2a外側にその辺に直交する方向に延在して設けられている。そして、リブ2bの収納部2aに対向する一端面が、収納部2aの各辺に沿うように配置され、このリブ2bの端面より収納部2aが画定される。
半導体装置1は、そのパッケージの側面をリブ2bの端面に対向させて、収納部2aに収納される。このとき、リブ2b端面とパッケージの側面とは必要なクリアランスを保持するための隙間を有し、従って、半導体装置1(パッケージ)は収納部2aを画定するリブ2b端面の間に緩挿されて収納される。
半導体装置1の側面から引き出されたリード端子1aは、収納部2aの外側のトレイ台2上面に延在するように配置される。このように、リード端子1aの少なくとも接触ピン11(後述するICテスタのテストヘッド10に設けられた接触ピン11)が接触する部分は、トレイ台2上面又はトレイ台2上面に固定された不図示の台上に置かれる。これにより、接触ピン11の押圧によるリード端子1aの湾曲を防ぎ、接触ピン11の接触を確実にすることができる。
トレイ蓋3の下面には、トレイ台2上面に配設されたリブ2bとほぼ同位置に同様のリブ3bが配設されている。このリブ3bは、トレイ台2をトレイ蓋3で蓋したときに、リブ3bの端面が半導体装置1のパッケージの側面に対向して半導体装置の移動を制限する。即ち、半導体装置は、トレイ台2上のリブ2bとトレイ蓋3下面のリブ3bとによりその位置が規制される。
トレイ蓋3には、半導体装置のリード端子1aの直上の位置に接触ピン貫通孔4が開設されている。テストヘッド10に設けられた接触ピン11は、接触ピン貫通孔4を緩く貫通してリード端子1aに当接し接触する。従って、本第1実施形態の半導体装置収納用トレイ20を用いると、トレイ蓋3で蓋した状態で半導体装置収納用トレイ20に収納された半導体装置1をICテスタを用いてテストすることができる。
以下、本第1実施形態の半導体装置収納用トレイ20を用いた半導体装置1のテスト工程を説明する。
図3は本発明の第1実施形態の半導体装置収納用トレイを用いたテスト工程断面図であり、テストヘッド10及び半導体装置1が収納された半導体装置収納用トレイを表している。
まず、図3を参照して、ICテスタの昇降可能なテストヘッド10の直下に、半導体装置1を収納した半導体装置収納用トレイ20が配置される。半導体装置1のリード端子1aはトレイ台2上に延在している。そして、半導体装置1を覆うトレイ蓋3が、トレイ台2に取り付けられている。
テストヘッド10の下面に、半導体装置1のリード端子1aの直上に位置する接触ピン11が配設されている。この接触ピン11は、バネ13により上下に弾力を持たせてテストヘッド10に保持されたピン保持部12に固定されて保持されている。
トレイ蓋3に設けられた接触ピン貫通孔4は、リード端子1のほぼ直上に位置するが、トレイ台2とトレイ蓋3の間のクリアランス分だけ移動しずれを生ずる。トレイ蓋3の位置が最大にずれたときでも、接触ピン11が接触ピン貫通孔4をトレイ蓋3に接触せずに貫通するように接触ピン貫通孔4の直径を大きく設計することが、接触ピン11がトレイ蓋3に接触して湾曲することを回避するために好ましい。しかし、接触ピン貫通孔4を大きくすると、外部からの塵埃の侵入防止の効果が小さくなるので、トレイ20の工作精度を考慮して設計する必要がある。
さらに、接触ピン貫通孔4は、上方に拡径した円錐状をなしている。そして、図3(b)を参照して、この接触ピン貫通孔4に、下端が縮径した円錐状のピン保持部12が下降して嵌合する。このように円錐状の接触ピン貫通孔4と円錐状のピン保持部12を嵌合させることにより、トレイ蓋3は精密にテストヘッド(即ち、接触ピン11)に対して位置決めされる。即ち、クリアランスに起因するトレイ蓋3の位置ずれが、ピン保持部12の嵌合により修正される。
上記ピン保持部12によりトレイ蓋3の位置ずれが修正されると同時に、接触ピン11が半導体装置1のリード端子1a上面に接触する。この状態でICテスタによる半導体装置1の動作テストが行なわれる。
本発明の第2実施形態形態は、半導体装置の位置決め機構を有する実施形態に関する。
図4は本発明の第2実施形態の半導体装置収納用トレイの構造を表す図であり、図4(a)はトレイ蓋の1個の半導体装置を収納した付近の部分平面図を、図4(b)は図4(a)の部分拡大図を、図4(c)は図4(b)の断面図を表している。
図5は本発明の第2実施形態の半導体装置収納用トレイを用いたテスト工程断面図であり、半導体装置収納用トレイに収納された半導体装置のテスト中の断面を表している。
図4(a)を参照して、本第2実施形態の半導体装置収納用トレイ20は、収納した半導体装置1の4隅を表出するジグ貫通孔5を有する。その他は、上述した本発明の第1実施形態の半導体装置収納用トレイ20と同様である。
図4(b)及び図4(c)を参照して、ジグ貫通孔5は、半導体装置1上面に形成された位置合せ用孔1bをほぼ中心とする上方が拡径した円錐形の第1開口5aと、第1開口5aの中心を要とする扇形の第2開口5bとを重ね合せた平面形状を有する。
半導体装置1は、図4(a)〜(c)を参照して、4隅近くの上面に円錐形の位置合せ用孔1bが形成されている。この位置合せ用孔1bは、半導体装置1のチップ1eを搭載するダイパッド1dを支持するリードフレーム1cを貫通して設けられる。このように位置合せ用孔1bを金属製のリードフレーム1cに設けることで、位置合せ用孔1bを精密に形成することができる。
図4及び図5を参照して、テストヘッド10の下面に、位置合せジグ15がバネ13を介して上下方向に可動可能に保持されている。この位置合せジグ15は、その下端が円錐形の半導体位置合せ部15aを構成し、その上部が円錐台形のトレイ蓋合せ部15bを構成する。なお、テストヘッド10の下面に、接触ピン4が第1実施形態と同様に設けられている。
テストヘッド10が降下すると、まずトレイ蓋合せ部15bがトレイ蓋3に開設された第1開口5aに緩く嵌挿されて、トレイ蓋3をテストヘッド10に対して位置合せを行なう。この位置合せの精度は、接触ピン11が接触ピン貫通孔4を接触せずに通過するように位置合せされれば足りる。
続いてテストヘッドが降下すると、半導体装置合せ部15aが半導体装置1に形成された位置合せ用孔1bに嵌合して、半導体装置1をテストヘッド10に対して位置合せする。この位置合せの精度は、接触ピン11が半導体装置1のリード端子1a上面に接触する精度でなされる。なお、第1開口5aは、トレイ蓋3の位置合せ後から半導体装置1の位置合せに至る間のテストヘッドの降下に対してクリアランスを有するように設計されている。
上記のテストヘッドの降下中又はさらなる降下後、トレイ蓋合せ部15bによるトレイ蓋3の位置合せ後に、ピン保持部12が接触ピン貫通孔4に嵌合されてトレイ蓋3がテストヘッド10に対して最終的に位置合せされる。
その後、さらなるテストヘッドの降下により、リード端子11上面に接触ピン11が当接し接触する。そして、この状態でICテスタによる半導体装置1の動作テストが行なわれる。
上述した本第2実施形態では、トレイ蓋3の位置合せを、位置合せジグ15を用いて低精度で行い、その後、ピン保持部12を用いて高精度で行なう。従って、トレイ蓋3の大きな位置ずれを高精度に修正することができる。このため、接触ピン貫通孔4の開口径を小さくしても接触ピン11がトレイ蓋3に接触して湾曲することがなく、トレイ20内への塵埃の侵入が効果的に抑制される。
また、半導体装置1の位置合せは、半導体装置1上面に形成された位置合せ用孔1bを用いてテストヘッド10に対する位置合せがなされるので、精密な位置合せがなされる。従って、接触ピンを確実にリード端子1aへ接触させることができる。
上述した本第2実施形態のトレイ蓋3には、半導体装置1の4隅に位置する扇形の第2開口5bが設けられている。以下、この第2開口5bを利用して半導体装置1の位置合せを行なうICテスタについて説明する。
図6は本発明の第2の他の位置合せジグの説明図であり、第2開口5bを利用して半導体装置1を位置合せする位置合せジグ14の形状を表している。なお、図6(a)は位置合せジグ14が嵌合した状態を表す平面図、図6(b)は位置合せジグ14の斜視図、及び図6(c)は図(b)中の矢印A方向からみた位置合せジグ14の側面図である。
図6(a)を参照して、トレイ蓋3に開設された扇形の第2開口5aの2辺は、互いに直交し、それぞれ半導体装置1の直交する2辺に平行に形成されている。そして、第2開口5a内に半導体装置1の角が表出している。
本第2実施形態の他の位置合せジグを用いたICテスタのテストヘッド10には、図4(c)を参照しつつ説明した位置合せジグ15に代えて、図6に示す位置合せジグ14が設けられる。
図6(b)を参照して、位置合せジグ14は、下部が半導体装置合せ部14aを構成し、その上部がトレー蓋合せ合せ部14bを構成する。そして、位置合せジグ14の全体は、ほぼ直交する鏡面対称な2つの平板様の部分から構成されている。
半導体装置合せ部14aは、上記の直交する2つの平板様部分を平板面に垂直に切断する断面14A(矢印Aに平行な断面)を参照して、下方に拡がる角錐の2面を形成するように形成されたこの平板様部分の内側の2面(互いに対向する2面)で構成される。即ち、位置合せジグ14の下部には、底面が矩形の四角錐の2錐面を構成する半導体装置合せ部14aが形成されている。
この半導体装置合せ部14aは、図6(c)を参照して、半導体装置1の上部稜線に接して半導体装置1を押止することで、半導体装置1を位置合せする。この位置合せジグ14を用いることで、位置合せ用孔1bが開設されていない半導体装置1を位置合せすることができる。
トレー蓋合せ部14bは、図6(b)中に示す上記の直交する2つの平板様部分を平板面に平行に切断する断面14B(矢印Aに平行な断面)を参照して、上面が拡がるように傾斜した上記平板様部分の側面から構成される。
この傾斜したトレー蓋合せ部14bは、図6(a)及び(b)を参照して、第2開口5aの2辺を構成するトレイ蓋3の端面に当接してトレイ蓋3を位置合せする。
上記他の位置合せジグ14を用いた本第2実施形態によれば、位置合せ用孔1b等の特別の加工が施されいない半導体装置1を位置合せすることができる。また、上記第2実施形態の半導体装置収納用トレイ20を用いると、位置合せ用孔1bが形成された半導体装置1及び位置合せ用孔1bが形成されていない半導体装置1のいずれでも、トレイ蓋3で蓋された半導体装置収納用トレイ20に収納した状態でテストすることができる。
なお、第2実施形態の半導体装置収納用トレイ20において、ジグ貫通孔5を第1開口5b又は第2開口5aの何れか一方とすることもできる。この場合、第1開口5bに対して位置合せジグ14が、第2開口5bに対して位置合せジグ15が使用される。
本発明を、半導体装置を収納するための半導体装置収納用トレイ、半導体装置及びかかる半導体装置収納用トレイを用いて行なうICテスタに適用することで、信頼性の高い半導体装置を製造することができる。
本発明の第1実施形態の半導体装置収納用トレイ斜視図。 本発明の第1実施形態の半導体装置収納用トレイ部分組み立て図 本発明の第1実施形態の半導体装置収納用トレイを用いたテスト工程断面図 本発明の第2実施形態の半導体装置収納用トレイの構造を表す図 本発明の第2実施形態の半導体装置収納用トレイを用いたテスト工程断面図 本発明の第2実施形態の他の位置合せジグの説明図
符号の説明
1 半導体装置
1a リード端子
1b 位置合せ用孔
1c リードフレーム
1d ダイパッド
1e チップ
2 トレイ台
2a 収納部
2b、3b リブ
3 トレイ蓋
4 接触ピン貫通孔
5 ジグ貫通孔
5a 第1開口
5b 第2開口
10 テストヘッド
11 接触ピン
12 ピン保持部
13 バネ
14、15 位置合せジグ
14a、15a 半導体装置合せ部
14b、15b トレイ蓋合せ部
20 半導体装置収納用トレイ

Claims (3)

  1. 上面に半導体装置を収納する収納部を備えるトレイ台と、
    前記半導体装置を収納したトレイ台を蓋するトレイ蓋と、
    前記半導体装置のリード端子直上の前記トレイ蓋に開設され、前記リード端子に接触してICテスタのテストヘッドと前記半導体装置の間で信号を伝達する前記テストヘッドに設けられた接触ピンを挿通する接触ピン貫通孔とを有し、
    前記トレイ蓋は、前記テストヘッドに設けられた位置合せジグが嵌挿されて前記トレイ蓋を位置合せするジグ貫通孔を有することを特徴とする半導体装置収納用トレイ。
  2. 前記ジグ貫通孔は、第1の前記位置合せジグが嵌挿される前記半導体装置上に位置する第1開口と、第2の前記位置合せジグが嵌挿される前記半導体装置の2辺にそれぞれ平行な2辺を有する第2開口とからなることを特徴とする請求項記載の半導体装置収納用トレイ。
  3. トレイ台上に収納された半導体装置のリード端子に接触して信号を伝達する接触ピンが下面に設けられた昇降可能なテストヘッドを有するICテスタにおいて、
    前記テストヘッドの下面に設けられた位置合せジグと、
    前記位置合せジグの下部に形成され、前記半導体装置の水平位置合せをするための半導体装置合せ部と、
    前記位置合せジグの前記半導体装置合せ部より上部に形成され、前記半導体装置上を蓋するトレイ蓋に開設されたジグ貫通孔に嵌挿されて前記トレイ蓋の水平位置合せをするためのトレイ蓋合せ部とを有するICテスタ。
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