JP4578514B2 - 累進屈折力レンズ - Google Patents
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Description
まず累進帯長とは、累進屈折力レンズの遠用部と近用部の中間にて連続的に屈折力が変化する累進帯の長さをいう。従って、累進帯長は、その累進屈折力レンズを使用するにあたり、近方視の際に視線をどれだけ下方に向ける必要があるのか、或いは遠方視の際にどれだけ視線を上方に向ける必要があるのかを評価するための重要な光学性能値である。
の仕方が必ずしも統一されておらず、複数の定義方法が存在しているからである。
まず、凸面か凹面の一方のみに累進面をもつタイプの累進屈折力レンズでは、累進面をもつ側の面を基準にして累進帯長を定義するのが普通である。しかし、受注後に設計して製造する場合には、たとえ凸面に累進面をもつレンズであっても、凹面を基準として累進帯長を定義し、設計・製造することもできる。同様に、凹面に累進面をもつタイプのレンズであっても、凸面を基準として累進帯長を定義し、設計・製造することもできる。
また、凸面と凹面の屈折性能を組み合わせて両面で累進屈折性能を作り出すタイプのレンズでは、どちらか一方の面だけが累進面という訳ではないので、凸面と凹面のどちらの面を基準にしても累進帯長を定義できる。
向けるモデルを想定する。このモデルにおいて、累進帯長4が凸面3aを基準に定義されて
いる場合に、その凸面3a上の遠用アイポイント及び近用アイポイントを通過する視線は、それぞれ符号5,6に示すものとなる。一方、累進帯長4が凹面3bを基準に定義されている場合に、その凹面3b上の遠用アイポイント及び近用アイポイントを通過する視線は、それぞれ符号7,8に示すものとなる。
日本や米国の市場では、加入度は、凸面に累進面をもつタイプの累進屈折力レンズでは、凸面上における近用部の基準点にレンズメータの開口部を当てて測定した屈折力と、同じく凸面上における遠用部の基準点にレンズメータの開口部を当てて測定した屈折力との差として定義されるのが通常である。
しかし欧州では、凸面に累進面をもつタイプの累進屈折力レンズに対しても、凹面上における近用部の基準点にレンズメータの開口部を当てて測定した屈折力と、同じく凹面上における遠用部の基準点にレンズメータの開口部を当てて測定した屈折力との差として加入度を定義する場合もある。
た補正がされるものもある。その場合には、凹面上における近用部の基準点にレンズメータを当てて測定した屈折力と、凹面の遠用部の基準点にレンズメータを当てて測定した屈折力との差が、装用状態の考慮による補正の分だけ注文の加入度とは異なることになる。
屈折力レンズが提供される。
また、レンズに情報を付すことは、具体的には、該情報をレーザや罫書き等によってレンズ面に刻印すること、或いはインクジェット等によってレンズ面に印刷すること等により実現できる。
度特定情報11d、及び加入度や累進帯長等の定義の仕方を特定する定義方法特定情報11eが刻印されている。
、符号13は近方視のときに使用する近用領域(近用部)を示し、符号14は該レンズ9の水平
基準線を示し、符号15は該レンズの設計中心を示す。但し、これら遠用領域12、近用領域13、水平基準線14、設計中心15は説明のために便宜的に図示したものであり、実際にレンズ9上に付される訳ではない。
に明確な境界がある訳ではなく、両者の中間には連続的に屈折力の変化する累進帯がある。また、図1に示したレンズ9は、同図中、左側を耳側とし、右側を鼻側とする右眼用レ
ンズであり、近用部13が遠用部12よりも鼻側へ内寄せされているのがわかる。尚、左眼用レンズは、例えばこの右眼用レンズ9の各構成要素を、設計中心15を通る垂直線(子午線)
に対して左右対称としたレイアウトになるため図示を省略する。
に刻印されている。
これらアライメント基準マーク11a,11bは、このレンズ9をフレームへ枠入れされた後もレンズ9の表面上に残る位置に刻印されている。具体的には、レンズの設計中心15からア
ライメント基準マーク11a,11bまでの距離は例えば17[mm]とされている。
印されている。
ーク10a,10bとともにレンズ面上に残ることになる。
但し、アライメント基準マーク10a,10b、及び情報11a,11b,11c,11d,11eは、いずれもこの累進屈折力レンズ9の使用部分に刻印されるため、できるだけ目立たないようにいわゆ
る隠しマークとされている。隠しマークは、通常肉眼では認識できず、特殊な光源(例:
蛍光灯)を当てたり、特定の角度から目視して始めて確認できるから、視野の妨げになる
ことはない。
1に示す例では、該記号として「ID」を付している。この記号「ID」の意味内容は、予め作成された商品コード表によって識別できるようになっている。つまり下記表1に掲げるように、商品コード表では、記号毎にその記号に対応する商品名が割り当てられている。従って、この商品コード表を参照すれば、コードの項目の「ID」に対応する商品名が「HOYALUX ID」であることを識別できる。
からなる。図1に示す例では、該記号として「4」を付している。この記号「4」の意味内容は、予め作成された累進帯長コード表によって識別できるようになっている。つまり下記表2に掲げるように、累進帯長コード表では、記号毎にその記号に対応する累進帯長の値が割り当てられている。従って、この累進帯長コード表を参照すれば、コードの項目の「4」に対応する累進帯長が「14mm」であることを識別できる。尚、表2中、累進帯長の
単位はミリメートルである。
る。図1に示す例では、該記号として「4」を付している。この記号「4」の意味内容は、予め作成された素材屈折率コード表によって識別できるようになっている。つまり下記表3に掲げるように、素材屈折率コード表では、記号毎にその記号に対応するレンズ素材の屈折率の値が割り当てられている。従って、この素材屈折率コード表を用いれば、コードの項目の「4」に対応する素材屈折率が「1.7」であることを識別できる。
なる。図1に示す例では、該記号として「27」を付している。この記号「27」の意味内容は、予め作成された加入度コード表によって識別できるようになっている。つまり下記表4に掲げるように、加入度コード表では、記号毎にその記号に対応する加入度の値が割り
当てられている。従って、この加入度コード表を用いれば、コードの項目の「27」に対応する加入度が「2.75D」であることを識別できる。尚、表4中、加入度の単位はジオプタ[D]である。
。そこで本発明では、加入度に割り当てる記号として、その加入度における一の位の数字と、十分の一の位の数字とをこの順に組合わせた数字列を採用した。
る「2」と、十分の一の位の数字である「7」とをこの順に組合わせた数字列である「27」を採用する。また、加入度0.75Dに対応する記号としては、その0.75の一の位の数字であ
る「0」と、十分の一の位の数字である「7」とをこの順に組合わせた数字列である「07」を採用する。
の百分の一の位の数字である「5」は特定できないが、加入度数が0.25ピッチで規則的に
刻まれているため、その規則性を考慮すると、「3」を一の位の数字とし、「2」を十分の一の位の数字とする加入度数は3.25Dしかないからである。
の百分の一の位の数字が「5」であるという規則性がある。従って、この規則性を考慮す
れば、必ずしも加入度コード表を参照しなくても、記号から加入度の値を容易に識別できる。
に求めることができる。
なる。図1に示す例では、該記号として「Y」を付している。この記号「Y」の意味内容は、予め作成された定義コード表によって識別できるようになっている。つまり下記表5に掲げるように、定義コード表では、記号毎にその記号に対応する加入度や累進帯長等の定義の仕方が割り当てられている。従って、この定義コード表を参照すれば、記号「Y」に
基づいて、加入度特定情報11dによって特定される加入度数が「装用加入度数」により定
義されていると共に、累進帯長特定情報11bによって特定される累進帯長が凹面側にて定
義されていること、即ち凹面を基準に定義されていることを識別できる。
と凹面の何れを基準にして定義されているかを特定する基準面特定情報としての役割とを兼ねている。そして、それら複数の役割を単一の英字によって担っている。
尚、本実施の形態では、近用内寄せ量を特定する近用内寄せ量特定情報の刻印は省略しているが、この近用内寄せ量特定情報を刻印する場合には、その定義の基準となる面は累進帯長の定義の基準となる面と一致することになる(表5参照)。
「凸面加入度数」は、上記加入度特定情報11dによって特定される加入度値が、このレ
ンズ9の凸面を基準に定義されていることを特定する情報である。つまり、凸面加入度数
とは、累進屈折力レンズ9の凸面上における近用ポイントでの屈折力と、遠用ポイントで
の屈折力との差をいう。
のレンズ9の凹面を基準に定義されていることを特定する情報である。つまり、凹面加入
度数とは、累進屈折力レンズ9の凹面上における近用ポイントでの屈折力と、遠用ポイン
トでの屈折力との差をいう。
のレンズ9を装用した場合の視線位置及び眼球の回旋中心に基づいて算出されたことを特
定する情報である。つまり、図4に示すように、眼球46の回旋中心45を考慮して、装用状態での眼球46に入る光線が所定の加入度数になるように当該累進屈折力レンズを設計したとき、その加入度数を装用加入度数と呼ぶ。
印されている情報11a,11b,11cは、全体として「ID44」なる文字列を構成している。この
文字列は、英字列「ID」と数字列「44」とが結合されてなるから、両者の間に区切りがあるのが明確であり、「ID44」に複数の情報が含まれていることを容易に認識できる。その結果、特に当業者であれば、「ID」が商品特定情報11aであり、「44」のうち十の位の「4」が累進帯長特定情報11bであり、一の位の「4」が素材屈折率特定情報11cであることを
迅速に把握できる。尚、この文字列の変形例としては「4ID4」や「44ID」等も考えられる。
が含まれていることを容易に認識できる。その結果、特に当業者であれば、「27」が加入度特定情報11dであり、「Y」が定義方法特定情報11eであることを迅速に把握できる。尚
、この文字列の変形例としては「Y27」等も考えられる。
また、本実施の形態と同様に英数字を用いる場合であっても、文字群を例えば「IDW」
、「4427」の如く配列した場合には、この文字群の区切りが不明確となるため個々の情報
を判別するのが困難となってしまうことになる。
レーザ制御部25において、レーザ発振器16は、刻印のためのレーザを発振する。刻印のためのレーザとしては、CO2レーザ、エキシマレーザ、又はYAGレーザ等を用いることができる。一実施例においてレーザ発振16は、発振出力最大30[W]、平均12[W]、発光ピーク波長が10.6[μm]のCO2レーザ発振する。
ズ)21で累進屈折力レンズ22表面の所定の刻印位置に集光される。尚、符号22が示すもの
は、凸面研磨後の半製品(セミフィニッシュドレンズ)であってもよい。
用である。これら反射板19,20の姿勢を制御することによって、レーザのスポット位置を
レンズ22面上で任意に走査させることができる。このようにして、レーザのスポットをレンズ22面上にて文字や図形等に沿ってトレースすることにより、上記各情報11a,11b,11c,11d,11eとしての記号やアライメント基準マーク10a,10bを刻印できる。
。従って、該載置台23の三次元位置を制御することにより、レンズ22表面の任意の位置にレーザ光を集光させながら、所望の記号等を刻印できる。
度及び累進帯長の定義方法の情報をそれぞれ記号化して情報11a〜11eとして刻印する。具体的には表1〜表5に掲げたコード表にしたがい、アライメント基準マーク10a,10bに近
接しかつ水平基準線14よりも下方に上記情報11a〜11eを刻印する。図1に示したレンズ9
では、刻印内容が「ID44」及び「27Y」となっている。
の好適な条件として、レーザパワーを70%とし、スキャンスピードを650[mm/sec]とし、
重ね刻印繰り返し回数を6回とする。尚、この場合において、連続して3回重ね刻印した
後は、数秒の待ち時間をおいて、残り3回の繰り返し刻印を行うのが好ましい。こうすれば、レンズ表面の加熱による変形を最小限に抑えることができる。
一実施例において、刻印の形状は、文字高さ2.0[mm]、文字幅2.0[mm]、線幅0.12[mm]である。
(1)この累進屈折力レンズ9によれば、そのレンズ面に定義方法特定情報11eが刻印され
ているから、該定義方法特定情報11eにより、当該レンズ9の光学性能値としての累進帯長及び加入度の定義方法を特定できる。従って、仮にそれら累進帯長及び加入度の定義方法が統一されていない場合であっても、レンズ面に刻印された累進帯長特定情報11b及び加
入度特定情報11dにより特定される累進帯長及び加入度の値に基づいて、当該レンズ9を適切に評価できる。
いるから、当該各情報11a〜11eもまたアライメント基準マーク10a,10bと同様に、レンズ9がフレームに枠入れされた後もレンズ面上に残る。従って、フレーム玉型加工前はもちろん、フレームへの枠入れ後においても、レンズ面上に刻印された情報11a〜11eに基づいて、当該レンズ9の詳細情報を常時判別できるという利便性がある。その結果、加入屈折力
レンズの生産及び管理の効率を向上できる。
を特定できるようになる。これにより、この定義方法特定情報11eの分だけレンズ9にもたせる情報量は増加しているにも拘わらず、実際の刻印数は増加させずに済む。
ては一文字の記号を用いたので、実際のレンズ面への刻印数を最小限に抑えることができる。
ての配列そのものにも情報をもたせることにより、各記号の区切りが明確となり、刻印内容の識別が容易になる。
は3であるから、このことを利用しても累進屈折力レンズの左眼用、右眼用の別を簡易的に見分けることもできる。更には、アライメント基準マーク10a,10bの形状を左右で異な
らせて、耳側、鼻側の判別を容易にすることもできる。これにより、生産にかかる負担を軽減し、生産及び管理の効率を高め、コスト低減を実現できる。
せ量の定義の基準となる面を特定できる。但し、累進帯長の定義の基準になる面と、近用内寄せ量の定義の基準となる面とが、それぞれ別々の基準面特定情報によって独立して特定されるようにしてもよい。
なくなるから、定義コード表(表5参照)の情報量を半分に減らすことができる。この場合、上記表5掲げる定義コード表に代えて、例えば下記表6に掲げる定義コード表を用いることができる。
が凸面加入度数、凹面加入度数、装用加入度数のうち何れにより定義されているかを特定する加入度定義方法特定情報としての役割のみを果たすことになる。具体的には、鼻側において「27W」と刻印されている場合には、上記表6を参照して、「W」から加入度の定義方法が装用加入度数であることを識別できる。
磨後、加工中のレンズがブロックされている状態でケガキを入れてもよい。刻印にはCO2
レーザを用いたが、ダイヤペン等による罫書きによってもマークを刻印できる。
ズ、22…累進屈折力レンズ、23…載置台、24…載置台の可動方向、25…レーザ制御部、26…装置位置制御部、27,33,39…凸面、28,34,40…凹面、29,30,35,36,41,42…レンズメー
タの開口部、31,37,43…遠用部透過光線、32,38,44,47…近用部透過光線、45…眼球回旋
中心、46…眼球。
Claims (5)
- 累進屈折力レンズにおいて、
この累進屈折力レンズの光学性能値を特定する光学性能特定情報と、前記光学性能値の定義方法を特定する定義方法特定情報とが付されており、
前記光学性能特定情報として、この累進屈折力レンズの加入度の値を特定する加入度特定情報が付され、
前記定義方法特定情報として、前記光学性能値がこの累進屈折力レンズの凸面と凹面の何れを基準にして定義されたかを特定する基準面特定情報と、前記加入度がこの累進屈折力レンズの凸面と凹面の何れを基準にして定義されたか、又はこの累進屈折力レンズを装用した場合の視線位置及び眼球の回旋中心に基づいて算出されたかを少なくとも特定する加入度定義方法特定情報とが付されているとともに、
前記光学性能特定情報及び定義方法特定情報が記号化されており、当該記号の意味内容を、予め作成されたコード表を参照して識別できるようにしてあることを特徴とする累進屈折力レンズ。 - 前記光学性能特定情報の1つである累進帯長特定情報は、累進帯長の値を表す数字の下一桁の数字0〜9をその累進帯長の値を示す記号として割り当て、さらに、それ以外の累進帯長のそれぞれの値を示す記号として英字A,B,C,・・・を割り当てられたものであることを特徴とする請求項1に記載の累進屈折力レンズ。
- 前記光学性能特定情報の1つである加入度特定情報は、加入度の値を表す数字の一の位の数字と、十分の一の位の数字とをこの順に組み合わせた数字列を、その加入度を表す記号として割り当てられたものであることを特徴とする請求項1に記載の累進屈折力レンズ。
- 前記定義方法特定情報は、前記累進屈折力レンズの加入度が凸面加入度、凹面加入度、装用加入度のうち何れにより定義されているかを特定する加入度定義方法特定情報としての役割と、累進帯長及び近用内寄せ量がこのレンズの凸面と凹面の何れを基準にして定義されているかを特定する基準面特定情報としての役割とを兼ねており、これら複数の役割を単一の英字によって担っているものであることを特徴とする請求項1に記載の累進屈折力レンズ。
- 累進屈折力レンズにおいて、
この累進屈折力レンズの光学性能値を特定する光学性能特定情報、前記光学性能値の定義方法を特定する定義方法特定情報及び商品名を特定する商品特定情報が付されており、前記光学性能特定情報として、この累進屈折力レンズの加入度の値を特定する加入度特定情報が付され、
前記定義方法特定情報として、前記光学性能値がこの累進屈折力レンズの凸面と凹面の何れを基準にして定義されたかを特定する基準面特定情報と、前記加入度がこの累進屈折力レンズの凸面と凹面の何れを基準にして定義されたか、又はこの累進屈折力レンズを装用した場合の視線位置及び眼球の回旋中心に基づいて算出されたかを少なくとも特定する加入度定義方法特定情報とが付されているとともに、
前記光学性能特定情報、定義方法特定情報及び商品特定情報が記号化されて付されており、当該記号の意味内容を、予め作成されたコード表を参照して識別できるようにしてあり、
前記光学性能特定情報の1つである累進帯長特定情報は、累進帯長の値を表す数字の下一桁の数字0〜9をその累進帯長の値を示す記号として割り当て、さらに、それ以外の累進帯長のそれぞれの値を示す記号として英字A,B,C,・・・を割り当てられたものであり、
前記商品特定情報は、それぞれの商品に、それぞれの商品を示す記号として英字が割り当てられたものであり、
前記累進帯長特定情報と、前記商品特定情報とが結合されてレンズに表示されていることを特徴とする累進屈折力レンズ。
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JP2000019463A (ja) * | 1998-06-30 | 2000-01-21 | Seiko Epson Corp | 累進多焦点レンズおよび製造装置および製造方法 |
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