JP4301400B2 - 累進多焦点レンズのレイアウトマーク及び累進多焦点レンズ - Google Patents

累進多焦点レンズのレイアウトマーク及び累進多焦点レンズ Download PDF

Info

Publication number
JP4301400B2
JP4301400B2 JP2003336286A JP2003336286A JP4301400B2 JP 4301400 B2 JP4301400 B2 JP 4301400B2 JP 2003336286 A JP2003336286 A JP 2003336286A JP 2003336286 A JP2003336286 A JP 2003336286A JP 4301400 B2 JP4301400 B2 JP 4301400B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mark
curve
progressive multifocal
multifocal lens
lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003336286A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005106868A (ja
Inventor
修司 山村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoya Corp filed Critical Hoya Corp
Priority to JP2003336286A priority Critical patent/JP4301400B2/ja
Publication of JP2005106868A publication Critical patent/JP2005106868A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4301400B2 publication Critical patent/JP4301400B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Eyeglasses (AREA)

Description

本発明は眼鏡用として用いられる累進多焦点レンズのレイアウトマーク及びそのレイアウトマークが施された累進多焦点レンズに関する。
一般的に眼鏡用累進多焦点レンズは、レンズ製造側で製造工程の後に、レイアウトマーク工程が設けられ、レンズに光学的レイアウトを示すマーキングが行なわれる。これは、通常は消去可能なペイントでレンズの凸面にレンズメータによる遠用度数測定位置や近用度数測定位置を明示したり、フレームへの枠入れ加工のための種々の基準指標を明示するものとして実施される。
従って、表示方法はJISで定められた遠用度数測定位置や近用度数測定位置の所定の項目以外はレンズ製造側や累進多焦点レンズのタイプによっても異なり、種々の標記方法が実施されている。特に近年、累進多焦点レンズは、眼生理学的機能を加味した種々の設計思想のもとに多様な種類のレンズが出現してきており、その光学設計の多様性に対しても対応できるようなレイアウトマークの提案もなされてきている(特許文献1、特許文献2、特許文献3)。
図3は従来の累進多焦点レンズのレイアウトマークの例を示す図である。図3に示されるレイアウトマークは、遠用部6に設けられた略Ω字状の遠用部測定領域マーク7と、近用部8に設けられた略逆Ω字状の近用部測定領域マーク9とを有する。遠用部測定領域マーク7は、破線からなる遠用アイポイントの高さ位置を示す遠用アイポイント高さ位置マーク71a,71bと、破線からなる円形の一部で描かれている円弧形状の遠用部円弧状マーク72とから構成されている。遠用部円弧状マーク72によって囲まれる領域が遠用度数測定場所又は位置を示す。また、遠用アイポイント高さ位置マーク71a,71bは、遠用アイポイント高さ位置を示す。
近用部測定領域マーク9は、破線で記されている近用アイポイントの高さ位置を示す近用アイポイント高さ位置マーク91a,91bと、中央部にスリット90a,90bを入れた円弧マークで描かれている近用部円弧状マーク92a,92bとから構成されている。近用アイポイント高さ位置マーク91aと91bとをつなぐ直線の中点Ikが近用アイポイント位置である。また、スリット90aと90bとを結んだ直線の中点が近用測定領域の中心である(特許文献4)。
上記レイアウトマークは、近用部円弧状マーク92a,92bによって囲まれる近用度数測定場所は、レンズメータのアパーチャーの大きさに比較してかなり大きく設定できるので、インセット量が大幅に異なるレンズに対しても共通に用いることができる。その場合、マークによる場所の特定の不正確さを、数値で得られる正確なインセット量によって修正できるので、正確な位置決めも可能である。さらに、マークとして、円形全部を記すのではなく、その一部を用いたり、また、直線を示すのに、2以上のポイントで示す等、必要最小限のペインティングで表示できるものを用いたので、度数測定等の際にマークが測定の妨げとなることを有効に防止可能となった。
特開2003−131175号公報 特開2003−131176号公報 特開2001−051241号公報 特開2002−311396号公報
しかしながら近年、上記の遠用度数に応じた近用部のインセット量の設定に加えて、眼鏡装用者の眼球の動きを考慮したインセット量の設定や、生活スタイル(眼鏡仕様環境)に応じた累進帯長の設定についても一つの商品で可能となった。前者のインセットについては上記従来のレイアウトマークによって対応可能であるが、後者の累進帯長の設定については従来の対応が出来ないために、累進帯長別に異なるレイアウトマークを準備する必要が出てきた。本発明はかかる課題を解決するものであって、異なる累進帯長を有する累進多焦点レンズに共通に用いることができるようにした累進多焦点レンズのレイアウトマーク及び累進多焦点レンズを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するための手段として、第1の手段は、
累進多焦点レンズのレンズ表面に施される累進多焦点レンズのレイアウトマークであって、少なくとも、遠用部の度数の測定場所を示す遠用部測定領域マークと、近用部の度数の測定場所を示す近用部測定領域マークとを有し、
前記近用部測定領域マークは、近用度数測定領域を示すための近用度数測定領域曲線を有し、
前記近用度数測定領域曲線は、インセット量の変化に応じて水平方向に変化する近用度数測定場所の変化範囲を含む領域及び累進帯長の変化に応じて垂直方向に変化する近用度数測定場所の変化範囲を含む領域を囲む曲線の少なくとも一部を構成する曲線であることを特徴とする累進多焦点レンズのレイアウトマークである。
第2の手段は、
前記近用部測定領域マークは、前記近用度数測定領域曲線のほかに、近用度数測定場所の中心の垂直方向の位置を示す垂直位置マークと、近用度数測定場所の中心の水平方向の位置を示す水平位置マークとを備えていることを特徴とする第1の手段にかかる累進多焦点レンズのレイアウトマークである。
第3の手段は、
前記垂直位置マーク及び水平位置マークは、近用度数測定の際に測定の邪魔にならない位置に設けられていることを特徴とする第2の手段にかかる累進多焦点レンズのレイアウトマークである。
第4の手段は、
前記垂直位置マークは、垂直位置と方向とを示す直線又は垂直位置を示す2以上の点を設けたものであり、水平位置マークは、水平位置と方向とを示す直線又は水平位置を示す2以上の点を設けたものであることを特徴とする第2又は第3の手段にかかる累進多焦点レンズのレイアウトマークである。
第5の手段は、
前記垂直位置マーク及び水平位置マークは、近用度数測定領域の外に設けられていることを特徴とする第2〜第4のいずれかの手段にかかる累進多焦点レンズのレイアウトマークである。
第6の手段は、
第1〜第6のいずれかの手段にかかる累進多焦点レンズのレイアウトマークが施されたことを特徴とする累進多焦点レンズ。
第1の手段によれば、前記近用度数測定領域曲線を、インセット量の変化に応じて水平方向に変化する近用度数測定場所の変化範囲を含む領域及び累進帯長の変化に応じて垂直方向に変化する近用度数測定場所の変化範囲を含む領域を囲む曲線の少なくとも一部を構成する曲線で構成したことにより、異なる累進帯長を有する累進多焦点レンズに共通に用いることができる。
第2の手段によれば、近用度数測定場所の中心の垂直方向の位置を示す垂直位置マークと、近用度数測定場所の中心の水平方向の位置を示す水平位置マークとを設けたことにより、近用度数測定場所正確に知ることができる。また、第3の手段によれば、垂直位置マーク及び水平位置マークを近用度数測定の際に測定の邪魔にならない位置に設けたことにより、近用度数測定をスムーズに行うことができる。
第4の手段によれば、垂直位置マークを垂直位置と方向とを示す直線又は垂直位置を示す2以上の点で構成し、水平位置マークを水平位置と方向とを示す直線又は水平位置を示す2以上の点で構成したことにより、簡単なマークによって水平位置及び垂直位置を表示できる。また、第5の手段によれば、垂直位置マーク及び水平位置マークを近用度数測定領域の外に設けたことにより、測定の際にこのマークが邪魔になることはない
〔実施例〕
図1及び図2は本発明の実施例にかかる累進多焦点レンズのレイアウトマークの説明図である。以下、図1及び図2を参照にしながら実施の形態にかかる累進多焦点レンズのレイアウトマーク及び累進多焦点レンズを説明する。図1に示されるレイアウトマークは、右眼用(R)の累進多焦点レンズ1の凸面表面に光学的レイアウトを示すためのレイアウトマークをペイントマークしたものである。また、図2に示されるレイアウトマークは、左眼用(L)の累進多焦点レンズ1の凸面表面に光学的レイアウトを示すためのレイアウトマークをペイントマークしたものである。右眼用(R)と左眼用(L)との違いは、後述する近用部測定領域マーク9垂直基準線に対して対称的に設けられていることだけである。
この累進多焦点レンズ1は、遠用の球面度数が0.00(D)、近用度数が+3.00(D)で加入度数が、3.00(D)、累進帯長が14mm、外径75mmである。尚、レンズ屈折率は1.60である。図1において、符号2はレンズの幾何学的中心を表示する幾何中心ドットである。また、その幾何中心ドット2の左右には、幾何学的水平位置を示す水平基準線3が破線で設けられている。そして、同様に上下には一箇所づつ遠用部と近用部に幾何学的垂直基準位置を示す2mm程度の垂直基準線マーク4a,4bが短い実線で、それぞれ表記してある。
さらに、左方の水平基準線3の上方には、「R」の指標4があり、これは右眼レンズであることを標記している。符号6は遠用部を示す。この遠用部6には、前記一方の垂直基準線マーク4aと幾何中心ドット2との間に、Ω字形状に近似した遠用部測定領域マーク7が表示してある。この遠用部測定領域マーク7は、2本の短い実線からなる遠用アイポイントの高さ位置を示す遠用アイポイント基準線71a,71bと、破線からなる円形の一部で描かれている円弧形状の遠用部測定領域曲線72とから構成されている。なお、これら遠用アイポイント基準線71aと71bとの中点が遠用アイポイント71である。
遠用部測定領域曲線72によって囲まれる領域が遠用度数測定場所又は位置を示す。また、遠用アイポイント基準線71a,71bは、遠用アイポイント高さ位置を示す。本実施の形態では、遠用アイポイント高さ位置マーク71a,71bは、幾何中心ドット2から4mm上方に位置するように配置されている。そして、遠用部測定領域曲線72は、レンズメータの開口径に合わせて直径8mmの円形の一部で構成されている。
遠用部測定領域マーク7は、遠用度数測定位置を示すとともに遠用アイポイント位置71の高さ位置がわかるように表記されている。そして、遠用アイポイント位置71は、図に示されるように、遠用部測定領域マーク7の上方に配設してある垂直基準線マーク4aと組み合わせて、探しだすことができるようになっている。
ここで、遠用アイポイント位置71は、レンズの枠入れの際、装用者の瞳孔と一致させて一つの光学系を作り出す眼鏡の最も重要な光学指標といわれている。このため、従来は、クロスライン等で直接的表記方法によってマーキングされるのが一般的であった。しかし、従来の技術の欄において説明したように、近年種々の設計の累進多焦点レンズが提案されており、その中には、遠用アイポイント位置が遠用度数測定位置と近い設計のレンズが登場している。その場合、クロスラインのような直接的な表記方法では、遠用度数測定において、眼鏡のJISに規定される直径6mmの基準開口径を備えたレンズメータのアパーチャーの測定領域内にこのマークなどが入り込む場合があり、測定の障害となる場合が想定された。
本実施例では、遠用部測定領域マーク7と、その遠用部測定領域マーク7の上方に設けたもう一つの垂直基準線マーク4aとを使用して間接的に遠用アイポイント71を示すようにしたものである。したがって、アパーチャーの測定領域内にマーク等の障害物が入るおそれが完全になくなっているものである。
符号8は近用部である。近用部8には、近用部測定領域マーク9が記されている。この近用部測定領域マーク9は、2つの円弧曲線をつなぎあわせた2つの曲線92a,92bからなる近用度数測定領域曲線92を有する。この近用度数測定領域曲線92は、インセット量の変化に応じて水平方向に変化する近用度数測定場所の変化範囲を含む領域と、累進帯長の変化に応じて垂直方向に変化する近用度数測定場所の変化範囲を含む領域とを囲む曲線の少なくとも一部を構成する曲線である。
すなわち、曲線92a、92bは、2つの円弧状曲線を上下につなぎあわせたものである。この場合、上側の円弧曲線は、累進帯長が短いときにレンズメータが配置される位置におけるレンズメータの外形に沿った曲線である。また、下側の円弧曲線は、累進帯長が長いときにレンズメータが配置される位置におけるレンズメータの外形に沿った曲線である。また、曲線92aは、インセット量が耳側に最大限よったときのレンズメータの外形に沿ったものであり、曲線92bは、インセット量が鼻側に最大限よったときのレンズメータの外形に沿ったものである。なお、レンズメータの開口径及び測定の容易さを考慮して上記各円弧の直径を9mmと、大きくした。
また、近用部測定領域マーク9は、近用度数測定領域曲線92のほかに、近用度数測定場所の中心の水平方向の位置を示す水平位置マーク93a,93bと、近用度数測定場所の中心の垂直方向の位置を示す垂直位置マーク94a1,94b1,94a2,94b2とを備えている。水平位置マーク93a、93bは、上記近用度数測定領域曲線92を構成する曲線92aと92bとが切り離れている部分にそれぞれ等間隔(この実施例では2mm間隔)で4個づつ設けられている。水平位置マーク93aは上部の切り離れた部分に、水平位置マーク93bは下部の切り離れた部分にそれぞれ設けられている。上下の対応するマークを結んだ仮想直線を想定して水平位置を示すいわば目盛とする。水平位置マーク93bの図中左端のマークは垂直基準線4bが兼ねている。それゆえ、これにより水平座標位置が定まる。
垂直位置マーク94a1,94b1,94a2,94b2は、近用度数測定領域曲線92の外側にそれぞれ設けられており、垂直位置マーク94a1と94b1とを結んだ仮想直線を想定して垂直位置を示すいわば目盛とする。この実施例では、垂直位置マーク94a1と94b1とを結ぶ仮想直線は、累進帯長が11mmの場合における近用度数測定測定場所の中心の垂直方向の座標位置を示す。同様に、垂直位置マーク94a2と94b2とを結ぶ仮想直線が、累進帯長が14mmの場合における近用度数測定測定場所の中心の垂直方向の座標位置を示す。
上述の通り、2つの円弧曲線をつなぎあわせた2つの曲線92a,92bからなる近用度数測定領域曲線92で囲まれる近用度数測定場所は、直径6mmの基準開口径を備えたレンズメータのアパーチャーの大きさに比較してかなり大きい。したがって、このマークは、アパーチャーの位置をおおよそ決めるために用いられる。正確な位置は、別途、数値の情報として取得されるインセット量や累進帯長によって定める。つまり、本実施例においては、正確なインセット量や累進帯長の情報はレイアウトマークによって図示するのではなく、別途、数値の情報として取得されるように製造者側が用意する。例えば、レンズ袋に表示するとか、レンズレイアウト用紙に一緒にプリントして前記レンズ袋の中に入れる等の方法を採用してもよい。また、例えば、レンズの製造番号に対応させてオンラインで読み取れるようにしてもよい。このインセット情報や累進帯長の情報は、例えば、
垂直基準線マーク4a,4bで示される垂直基準線や水平基準線3を基準線にし、この基準線からの距離を表す数値等で示すことができる。
また、上述の通り、近用度数測定領域曲線92で囲まれる近用度数測定場所は、直径6mmの基準開口径を備えたレンズメータのアパーチャーの大きさに比較してかなり大きい。したがって、インセット量や累進帯長が大幅に異なるレンズに対しても共通に用いることができる。その場合、マークによる場所の特定の不正確さを、数値で得られる正確なインセット量や累進帯長によって修正できるので、正確な位置決めも可能である。さらに、マークとして、円形全部を記すのではなく、その一部を用いたり、また、直線を示すのに、2以上のポイントで示す等、必要最小限のペインティングで表示できるものを用いたので、度数測定等の際にマークが測定の妨げとなることを有効に防止可能となった。
なお、上述の実施例では、近用度数測定領域曲線92として、2つの円弧状曲線を上下につなぎあわせた曲線92a、92bで構成したが、これは必ずしも円弧状曲線を上下に組み合わせたものでなくてもよく、例えば、楕円の一部を構成する曲線でもよい。また、各マークを構成する直線や曲線は、実線でも点線でも破線でもよい。この場合、直線は2点以上のポイントで特定することもできる。
本発明は、例えば、眼鏡店等で、工場から送られてきた累進多焦点レンズをレンズメータでチェックする際等に、そのチェック場所を簡単に特定するマークとして利用できる。
本発明の実施の形態にかかる累進多焦点レンズのレイアウトマークの説明図である。 本発明の実施の形態にかかる累進多焦点レンズのレイアウトマークの説明図である。 従来のレイアウトマークの説明図である。
符号の説明
1 累進多焦点レンズ
2 幾何中心
3 水平基準線
7 遠用部測定領域マーク
9 近用部測定領域マーク
92 近用度数測定領域曲線
93a,93b 水平位置マーク
94a1,94b1,94a2,94b2 垂直位置マーク

Claims (6)

  1. 累進多焦点レンズのレンズ表面に施される累進多焦点レンズのレイアウトマークであって、少なくとも、遠用部の度数の測定場所を示す遠用部測定領域マークと、近用部の度数の測定場所を示す近用部測定領域マークとを有し、
    前記近用部測定領域マークは、近用度数測定領域を示すための近用度数測定領域曲線を有し、
    前記近用度数測定領域曲線は、インセット量の変化に応じて水平方向に変化する近用度数測定場所の変化範囲を含む領域及び累進帯長の変化に応じて垂直方向に変化する近用度数測定場所の変化範囲を含む領域を囲む曲線の少なくとも一部を構成する曲線であることを特徴とする累進多焦点レンズのレイアウトマーク。
  2. 前記近用度数測定領域曲線は、それぞれ2つの円弧状曲線を上下につなぎあわせた曲線92a、92bからなり、前記2つの円弧状曲線のうち上側の円弧曲線は、累進帯長が短いときにレンズメータが配置される位置におけるレンズメータの外形に沿った曲線であり、また、下側の円弧曲線は、累進帯長が長いときにレンズメータが配置される位置におけるレンズメータの外形に沿った曲線であるとともに、前記曲線92aは、インセット量が耳側に最大限よったときのレンズメータの外形に沿ったものであり、曲線92bは、インセット量が鼻側に最大限よったときのレンズメータの外形に沿ったものであることを特徴とする請求項1記載の累進多焦点レンズのレイアウトマーク。
  3. 前記近用部測定領域マークは、前記近用度数測定領域曲線のほかに、近用度数測定場所の中心の垂直方向の位置を示す垂直位置マークと、近用度数測定場所の中心の水平方向の位置を示す水平位置マークとを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の累進多焦点レンズのレイアウトマーク。
  4. 前記垂直位置マークは、垂直位置と方向とを示す直線又は垂直位置を示す2以上の点を設けたものであり、水平位置マークは、水平位置と方向とを示す直線又は水平位置を示す2以上の点を設けたものであることを特徴とする請求項に記載の累進多焦点レンズのレイアウトマーク。
  5. 前記垂直位置マーク及び水平位置マークは、近用度数測定領域の外に設けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載の累進多焦点レンズのレイアウトマーク。
  6. 請求項1〜5のいずれかの累進多焦点レンズのレイアウトマークが施されたことを特徴とする累進多焦点レンズ。
JP2003336286A 2003-09-26 2003-09-26 累進多焦点レンズのレイアウトマーク及び累進多焦点レンズ Expired - Fee Related JP4301400B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003336286A JP4301400B2 (ja) 2003-09-26 2003-09-26 累進多焦点レンズのレイアウトマーク及び累進多焦点レンズ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003336286A JP4301400B2 (ja) 2003-09-26 2003-09-26 累進多焦点レンズのレイアウトマーク及び累進多焦点レンズ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005106868A JP2005106868A (ja) 2005-04-21
JP4301400B2 true JP4301400B2 (ja) 2009-07-22

Family

ID=34532467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003336286A Expired - Fee Related JP4301400B2 (ja) 2003-09-26 2003-09-26 累進多焦点レンズのレイアウトマーク及び累進多焦点レンズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4301400B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4730007B2 (ja) * 2005-07-19 2011-07-20 セイコーエプソン株式会社 累進屈折力レンズ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005106868A (ja) 2005-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8356896B2 (en) Method for determining far and near reference points
US8303113B2 (en) Method for calculating a spectacle lens having a variable position of the reference points
US8789946B2 (en) Reference points for ortho position
JP5283584B2 (ja) 累進屈折力レンズ
JP4067277B2 (ja) 累進屈折力眼鏡レンズ及びその設計方法
US8840245B2 (en) Flexible progressive lens optimizer
US4573121A (en) Method for determining optimum thickness of ophthalmic lens
EP2676165B1 (en) A method for determining target optical functions
JP5473939B2 (ja) 眼鏡フレームの形状データを修正する方法
JP4226903B2 (ja) 急な屈折力変化をもつ累進多焦点レンズ
JP4383742B2 (ja) 急な屈折力変化をもつ累進多焦点レンズ
EP3201683B1 (en) A multifocal lens supply system for providing to a wearer a customized progressive spectacle ophthalmic lens
JP4010776B2 (ja) 累進多焦点レンズのレイアウトマーク及び累進多焦点レンズのチェック方法
JP4301400B2 (ja) 累進多焦点レンズのレイアウトマーク及び累進多焦点レンズ
CN109073913A (zh) 用于加工未成品光学镜片构件的方法
JP2894500B2 (ja) 累進多焦点レンズ選択テーブル表
JP4596454B2 (ja) 眼鏡レンズ
KR102125745B1 (ko) 안과용 렌즈의 실현 가능성 결정 방법
US10216005B2 (en) Method for optimizing a measured contour of a spectacle frame
KR20180063884A (ko) 근시 및 노안 착용자를 위한 안과용 누진 가법 렌즈 및 그러한 렌즈를 제공하는 방법
JP4675361B2 (ja) 累進多焦点レンズのレイアウトマーク
JP2009092509A (ja) 眼鏡用測定具
JP7188749B2 (ja) 水中ゴーグルの度数決定方法及び水中ゴーグル供給システム
JP2014071420A (ja) 眼鏡フレームのダミーレンズ及び眼鏡フレーム
JP2007504485A (ja) エラー対策を施したプログレッシブガラスの設計

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080422

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090415

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090415

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120501

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees