JP4578216B2 - 重量充填装置の制御方法及び重量充填装置 - Google Patents
重量充填装置の制御方法及び重量充填装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4578216B2 JP4578216B2 JP2004348792A JP2004348792A JP4578216B2 JP 4578216 B2 JP4578216 B2 JP 4578216B2 JP 2004348792 A JP2004348792 A JP 2004348792A JP 2004348792 A JP2004348792 A JP 2004348792A JP 4578216 B2 JP4578216 B2 JP 4578216B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filling
- supply device
- specific
- weight
- weighed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)
- Devices For Dispensing Beverages (AREA)
Description
(1)被計量物の密度または粘度が変化したり、貯槽内の液面高さが変化したために流速が変化したりする場合。
(2)計量器が故障した場合。
(3)被計量物の供給装置(被計量物が液体の場合はバルブ、粉体の場合はスクリューフィーダなど)が故障した場合。
この式1はバルブnの大投入時間t1nが正常であるか否かを判定するための判定式である。
図1において、aは零点計測位置を示しており、この零点計測位置aから始まるT1は零点計測過程を示している。計量器3が備えるCPU23は、制御装置10から出力された信号に基づいて、計量載せ台12が零点計測位置aに到達したと判定した場合、その計量載せ台12上には容器14が載っていないものと判断し、零点計測処理を開始する。
図1において、bは風袋計測位置を示しており、この風袋計測位置bから始まるT2は風袋計測過程を示している。計量器3が備えるCPU23は、制御装置10から出力された信号に基づいて、計量載せ台12が風袋計測位置bに到達したと判定した場合、その計量載せ台12上に容器14が載ったものと判断し、風袋計測処理を開始する。
図1において、T3は被計量物の大投入を行う大投入過程を、T4は被計量物の小投入を行う小投入過程をそれぞれ示している。なお、cは小投入位置を示している。
図1において、T5は計量器3を安定させるための安定待ち過程を示している。安定待ち過程において、計量器3が備えるCPU23は、バルブ27が全閉となったときにバルブ27と容器14内の液面との間にある被計量物が容器14内に完全に落下するまでの時間、計量器3を安定させるために待機する。この時間は所定の時間とし、バルブ27が全閉となったときからその所定の時間だけ待機する。
図1において、T6は容器14の重量を計測するための安定計測過程を示している。安定計測過程T6において、CPU23はロードセル13からの出力信号に基づいて複数回重量値を演算し、その平均値を算出する。そして、CPU23は、その算出された平均値から零点及び風袋値を差し引いた値を被計量物の重量値としてメモリ24に記憶させる。ここで、容器14の重量値が、所定の許容範囲の上限以上又は下限以下であると判定した場合、CPU23はその充填済みの容器14には過不足があると判断し、その容器14を不良側に排出するように所定の処理を実行する。
図1において、dはエンド位置を示している。計量器3が備えるCPU23は、制御装置10から出力された信号に基づいて、計量載せ台12がエンド位置dに到達したと判定した場合、仮にその計量載せ台12上の容器14に対してバルブ27による充填処理が施されていたとしても、バルブ27の充填動作を終了させる。
本発明の重量充填装置である回転式重量充填装置1は、各種の調整を行うための調整モードにおいて、バルブ27および計量器3の組が正常であることが確認された後に複数回の充填サイクルを繰り返すことによって、被計量物を所定重量分だけ容器14に充填するときのバルブ番号1〜nで識別されるバルブ27_1〜27_nのそれぞれについての大投入時間t11’〜t1n’、小投入時間t21’〜t2n’を測定する。
kt12=t12’/{(t11’+t13’+…+t1n’)/(n−1)},…,
kt1n=t11’/{(t11’+t12’+…+t1(n―1)’)
/(n−1)}… 式2
なお、バルブ27の数が比較的多い場合、特定の1つのバルブ27に係る大投入時間の正常値からの増減量が、すべてのバルブ27_1〜27_nに係る大投入時間の平均値に対して与える影響が小さくなるため、以下の式3により各バルブ27_1〜27_nの大投入時間相対比率を算出するようにしてもよい。
kt12=t12’/{(t11’+t12’+…+t1n’)/n},…,
kt1n=t11’/{(t11’+t12’+…+t1n’)/n}… 式3
また、任意のk個(1<k<n)分の平均値を求めて、この値を分母にしてもよい。
p1n=1/kt1na …式4
この修正係数p11,p12,…,p1nは、大投入時間に関する各バルブ27のバルブ特性の違いを表す定数と考えられる。制御装置10は、修正係数p11,p12,…,p1nを求めてメモリ35に記憶する。
以下、p1n・kt1nをバルブ27_nの正規化された大投入時間相対比率と呼ぶ。
したがって、各バルブ27_1〜27_nの大投入相対時間比率kt11〜kt1nのばらつきの標準偏差s1’’は、以下の式7に示すとおり、全バルブ27_1〜27_nの大投入時間の平均値を用いて算出される。
なお、s1’’として各バルブ27_1〜27_nの標準偏差の最大値を用いるようにしてもよい。
また、毎回の大投入時間に対する大投入相対時間比率kt11〜kt1nの代わりに、M個の大投入時間の平均値を用いて得られる大投入相対時間比率kt11a〜kt1naを用いる場合であれば、判定基準としてp11・kt11a〜p1n・kt1naを採用する。この場合、予め設定されたサンプル個数MよりM1/2を求め、以下の式9に示すとおり、平均値の標準偏差を求める。
なお、上下限値に3シグマをとる場合はこれらの3倍の値を用いることになる。
次に、p1nをメモリ24から読み出し、p1n・kt1nを算出する。大投入時間t1nが正常である場合、この値は1となるため、予め記憶されている上下限値3・s1nを使用して以下の式11が成立するか否かを判定する。
ここで、この式11が成立する場合、バルブ27_n及び計量器3_nは正常、すなわちバルブ及びスパンともに正常であると判定する。一方、この式が成立しない場合、異常が発生していると判定され、警報信号が制御装置10へ送られ、表示装置33に表示される。
なお、この場合、複数のバルブと計量器との組のうち、同時に異常が発生するのはせいぜい1〜2個程度であるとの前提条件がある。ある特定のバルブと計量器との組が異常である場合、分母は正常であるからp1n・kt1nの値は1から離れる。バルブ・計量器の数が多い場合、1個程度の異常な組が含まれていたとしても、分母に対する影響は小さい。
1−3・s2na≦p2n・kt2na≦1+3・s2na …式14
平均値にはよらない上記式11及び式12の判定式による異常判定と、平均値による上記式13及び式14の判定式による異常判定とを共に実行する。ここで、急激な投入時間相対比率の変動に対しては式11及び式12により異常判定を行い、緩やかな変動に対しては式13及び式14により異常判定を行う。
本発明にておいては、バルブ又は計量器の異常判定における計量器のスパン異常の検出を、一定の重量分の被計量物を大投入又は小投入で供給するために要する時間に基づいて実行する。図4において、風袋計測値によって被計量物の重量の零点が認識され、被計量物の重量が零からW1に到達するまでの時間が大投入時間であり、W1からW2に到達するまでの時間が小投入時間である。
ここで、例えば計量器3_nのスパンが小さく変化した場合、計量器3_nがある値の重量であると計測する液体の体積量はスパン変化を起こす前に比べて増加するため、スパン変化の割合に応じて投入体積量が増え、それに伴い投入時間が増える。この場合、大投入時間及び小投入時間は同じ割合で影響を受けるため、上記式15において、kt1n及びkt2nは同一の割合で変化する。したがって、計量器3のスパンが変化してもrnの値は1に保たれる。
これにより、判定の信頼性を向上させることができる。
本発明では、回転式重量充填装置の稼働運転時において大小投入時間を測定し、それぞれM個の平均値を算出し、その平均値に基づいてバルブ・計量器スパンの異常判定を行う。ここで、計量器スパン又はバルブ異常判定には小投入時間測定値のM個の平均値及び上記式14を用いる。
この式18が成立すれば計量器のスパン異常であり、成立しなければバルブ異常であると判定する。
回転式重量充填装置1の稼働運転中に上記(B)において計量器3のスパン異常が判定された場合であって、自動的にスパン補正を実行するような設定となっているときは、計量器nに対してスパン補正が自動的に実行される。
本発明において、この式19を用いて自動的にスパン補正が実行される。
スパン異常の識別判定が上記(B)に示すようにしてなされた場合であっても、回転式重量充填装置1の仕様により重量測定値、大小投入時間の測定値にばらつきが大きい等のために、上記(C)に示す手順により計量器のスパン補正ができないようなとき、及び風袋計測または零点計測などの他の過程において計量器の異常が検出されたとき又は分銅検査等によって計量器の異常が検出されたとき等に、後述するタイマー充填が実行される。
={t11+t12+…+t1(n−1)/(n−1)}/kt1na …式20
なお、上記のバルブ27_1〜27_n−1の大投入時間の平均値を複数回算出し、その複数個の平均値の平均値を、係数p1nで除することにより、バルブ27_nの大投入時間t1nを算出するようにしてもよい。
={(t11+t12+…+t1(n−1))・(t11’+t12’+…+t1(n−1)’)}・t1n’
=1.05・t1n’
このように、異常と判定された計量器3nを除く計量器3_1〜3_n−1に対応するバルブ27_1〜27_n−1の大投入時間の測定結果に基づいて、調整モードにおける大投入時間t1n’より長い大投入時間t1nが得られるようにする。この場合、バルブ27nが充填過程の大投入位置に到達したときに、バルブ27nの開口度を大にして上記の演算結果の時間の長さ分だけ大投入を実行させる。
次に、以上のような基本動作を行う本発明の重量充填装置である回転式重量充填装置1の詳細な動作について説明する。ところで、本発明の回転式重量充填装置の動作モードには、各種の調整を行うための調整モードと、計量動作を実行するための通常モードとがある。そこで、以下ではこれらの動作モード別に回転式重量充填装置1の動作を説明する。なお、各計量器3は既に正常状態に調整されているものとする。
ここでこの式が成立する場合はバルブ27_kの小投入時間は異常ではないと判定し、成立しない場合は異常であると判定する。
ここでこの式が成立する場合は大小投入時間相対比率kt1aの比rkaは異常ではないと判定し、成立しない場合は異常であると判定する。
ここでこの式が成立する場合はスパン異常の程度が小さいと判定し、成立しない場合はその程度が大きいと判定する。
2 回転体
3 計量器
10 制御装置
11 位置検出手段
12 載せ台
13 ロードセル
14 容器
15 スターホイール
16 搬送コンベヤ
17 スターホイール
18 搬送コンベヤ
21 増幅器
22 A/D変換器
23 CPU
24 メモリ
25 通信インタフェース
26 入出力装置
27 充填バルブ
Claims (17)
- 被計量物及び当該被計量物の容器である風袋を載置するための複数の載せ台と、当該載せ台のそれぞれに対して被計量物を供給するための複数の供給装置と、前記載せ台のそれぞれに載置された被計量物の重量を計測するための複数の計量器とを備え、前記供給装置を介して前記風袋に所定量の被計量物を充填し、当該充填された被計量物の重量を前記計量器によって計測する処理を繰り返し実行するように構成された重量充填装置の制御方法において、
前記複数の供給装置に係る前記所定量の被計量物の充填に要する充填時間を算出するステップと、
算出された前記複数の供給装置のうちの特定の供給装置に係る充填時間と他の供給装置に係る充填時間との差異に基づいて、前記特定の供給装置又は当該特定の供給装置に係る特定の計量器に異常状態が発生しているか否かを判定するステップと
を有することを特徴とする重量充填装置の制御方法。 - 前記判定するステップは、前記特定の供給装置に係る充填時間と、他の供給装置に係る充填時間の平均値との差異が所定の範囲内にあるか否かに基づいて、前記特定の供給装置又は前記特定の計量器に異常状態が発生しているか否かを判定する、請求項1に記載の重量充填装置の制御方法。
- 前記判定するステップは、前記特定の供給装置に係る充填時間と、前記複数の供給装置のそれぞれに係る充填時間の平均値との差異が所定の範囲内にあるか否かに基づいて、前記特定の供給装置又は前記特定の計量器に異常状態が発生しているか否かを判定する、請求項1に記載の重量充填装置の制御方法。
- 前記算出するステップは、前記充填時間を繰り返し算出し、
前記判定するステップは、算出された前記特定の供給装置に係る複数の充填時間の平均値と、他の供給装置に係る複数の充填時間の平均値との差異に基づいて、前記特定の供給装置又は前記複数の計量器のうちの特定の計量器に異常状態が発生しているか否かを判定する、請求項1に記載の重量充填装置の制御方法。 - 前記判定するステップは、前記特定の供給装置に係る複数の充填時間の平均値と、他の供給装置に係る複数の充填時間の平均値の平均値との差異が所定の範囲内にあるか否かに基づいて、前記特定の供給装置又は前記特定の計量器に異常状態が発生しているか否かを判定する、請求項4に記載の重量充填装置の制御方法。
- 前記判定するステップは、前記特定の供給装置に係る複数の充填時間の平均値と、前記複数の供給装置のそれぞれに係る複数の充填時間の平均値の平均値との差異が所定の範囲内にあるか否かに基づいて、前記特定の供給装置又は前記特定の計量器に異常状態が発生しているか否かを判定する、請求項4に記載の重量充填装置の制御方法。
- 被計量物及び当該被計量物の容器である風袋を載置するための複数の載せ台と、当該載せ台のそれぞれに対して被計量物を供給するための複数の供給装置と、前記載せ台のそれぞれに載置された被計量物の重量を計測するための複数の計量器とを備え、前記供給装置を介して前記風袋に第1の所定量の被計量物を充填した後に第1の所定量よりも少ない第2の所定量の被計量物を充填し、当該充填された被計量物の重量を前記計量器によって計測する処理を繰り返し実行するように構成された重量充填装置の制御方法において、
前記複数の供給装置に係る第1の所定量の被計量物の充填に要する第1充填時間を算出する第1の算出ステップと、
前記複数の供給装置に係る第2の所定量の被計量物の充填に要する第2充填時間を算出する第2の算出ステップと、
算出された前記複数の供給装置のうちの特定の供給装置に係る第1充填時間と他の供給装置に係る第1充填時間との差異、又は算出された前記複数の供給装置のうちの特定の供給装置に係る第2充填時間と他の供給装置に係る第2充填時間との差異に基づいて、前記特定の供給装置及び当該特定の供給装置に係る特定の計量器の少なくとも何れか一方に異常状態が発生しているか否かを判定する第1の判定ステップと、
前記特定の供給装置及び前記特定の計量器の少なくとも何れか一方に異常状態が発生していると判定された場合に、前記特定の供給装置に係る第1充填時間と他の供給装置に係る第1充填時間との差異と、前記特定の供給装置に係る第2充填時間と他の供給装置に係る第2充填時間との差異とを比較し、比較した結果に基づいて前記特定の供給装置及び前記特定の計量器の何れに異常状態が発生しているのかを判定する第2の判定ステップと
を有することを特徴とする重量充填装置の制御方法。 - 前記第2の判定ステップにより前記特定の計量器に異常状態が発生していると判定された場合、前記特定の供給装置に係る第2充填時間と他の供給装置に係る第2充填時間との差異に基づいて、当該特定の計量器に係るスパン補正を実行するステップを更に有する、請求項7に記載の重量充填装置の制御方法。
- 前記第2の判定ステップにより前記特定の計量器に異常状態が発生していると判定された場合、その後の第1の所定量の被計量物の充填時間を、前記他の供給装置に係る第1充填時間の平均値に基づいて算出するステップを更に有する、請求項7又は請求項8に記載の重量充填装置の制御方法。
- 前記第2の判定ステップにより前記特定の計量器に異常状態が発生していると判定された場合、その後の第2の所定量の被計量物の充填時間を、前記他の供給装置に係る第2充填時間の平均値に基づいて算出するステップを更に有する、請求項7又は請求項8に記載の重量充填装置の制御方法。
- 前記第1の算出ステップは、前記第1充填時間を繰り返し算出し、
前記第2の算出ステップは、前記第2充填時間を繰り返し算出し、
前記第2の判定ステップは、算出された前記特定の供給装置に係る複数の第1充填時間の平均値と他の供給装置に係る複数の第1充填時間の平均値との差異と、前記特定の供給装置に係る複数の第2充填時間の平均値と他の供給装置に係る複数の第2充填時間の平均値との差異とを比較し、比較した結果に基づいて前記特定の供給装置及び前記特定の計量器の何れに異常状態が発生しているのかを判定する、請求項7に記載の重量充填装置の制御方法。 - 前記第2の判定ステップにより前記特定の計量器に異常状態が発生していると判定された場合、前記特定の供給装置に係る複数の第2充填時間の平均値と他の供給装置に係る複数の第2充填時間の平均値との差異に基づいて、当該特定の計量器に係るスパン補正を実行するステップを更に有する、請求項11に記載の重量充填装置の制御方法。
- 前記第2の判定ステップにより前記特定の計量器に異常状態が発生していると判定された場合、その後の第1の所定量の被計量物の充填時間を、前記他の供給装置に係る第1充填時間の複数の平均値の平均値に基づいて算出するステップを更に有する、請求項11又は請求項12に記載の重量充填装置の制御方法。
- 前記第2の判定ステップにより前記特定の計量器に異常状態が発生していると判定された場合、その後の第2の所定量の被計量物の充填時間を、前記他の供給装置に係る第2充填時間の複数の平均値の平均値に基づいて算出するステップを更に有する、請求項11又は請求項12に記載の重量充填装置の制御方法。
- 被計量物及び当該被計量物の容器である風袋を載置するための複数の載せ台と、当該載せ台のそれぞれに対して被計量物を供給するための複数の供給装置と、前記載せ台のそれぞれに載置された被計量物の重量を計測するための複数の計量器とを備え、前記供給装置を介して前記風袋に所定量の被計量物を充填し、当該充填された被計量物の重量を前記計量器によって計測する処理を繰り返し実行するように構成された重量充填装置の制御方法において、
前記複数の供給装置に係る前記所定量の被計量物の充填に要する充填時間を算出するステップと、
前記複数の供給装置のうちの特定の供給装置の異常を検出するステップと、
異常が検出された前記特定の供給装置とは異なる他の供給装置に係る充填時間に基づいて算出された充填時間によって、前記特定の供給装置を制御するステップと
を有することを特徴とする重量充填装置の制御方法。 - 被計量物及び当該被計量物の容器である風袋を載置するための複数の載せ台と、当該載せ台のそれぞれに対して被計量物を供給するための複数の供給装置と、前記載せ台のそれぞれに載置された被計量物の重量を計測するための複数の計量器とを備え、前記供給装置を介して前記風袋に所定量の被計量物を充填し、当該充填された被計量物の重量を前記計量器によって計測する処理を繰り返し実行するように構成された重量充填装置において、
前記複数の供給装置に係る前記所定量の被計量物の充填に要する充填時間を算出する算出手段と、
当該算出手段によって算出された前記複数の供給装置のうちの特定の供給装置に係る充填時間と他の供給装置に係る充填時間との差異に基づいて、前記特定の供給装置又は当該特定の供給装置に係る特定の計量器に異常状態が発生しているか否かを判定する判定手段と
を備えることを特徴とする重量充填装置。 - 被計量物及び当該被計量物の容器である風袋を載置するための複数の載せ台と、当該載せ台のそれぞれに対して被計量物を供給するための複数の供給装置と、前記載せ台のそれぞれに載置された被計量物の重量を計測するための複数の計量器とを備え、前記供給装置を介して前記風袋に第1の所定量の被計量物を充填した後に第1の所定量よりも少ない第2の所定量の被計量物を充填し、当該充填された被計量物の重量を前記計量器によって計測する処理を繰り返し実行するように構成された重量充填装置において、
前記複数の供給装置に係る第1の所定量の被計量物の充填に要する第1充填時間を算出する第1の算出手段と、
前記複数の供給装置に係る第2の所定量の被計量物の充填に要する第2充填時間を算出する第2の算出手段と、
第1の算出手段によって算出された前記複数の供給装置のうちの特定の供給装置に係る第1充填時間と他の供給装置に係る第1充填時間との差異、又は第2の算出手段によって算出された前記複数の供給装置のうちの特定の供給装置に係る第2充填時間と他の供給装置に係る第2充填時間との差異に基づいて、前記特定の供給装置及び当該特定の供給装置に係る特定の計量器の少なくとも何れか一方に異常状態が発生しているか否かを判定する第1の判定手段と、
前記特定の供給装置及び前記特定の計量器の少なくとも何れか一方に異常状態が発生していると判定された場合に、前記特定の供給装置に係る第1充填時間と他の供給装置に係る第1充填時間との差異と、前記特定の供給装置に係る第2充填時間と他の供給装置に係る第2充填時間との差異とを比較し、比較した結果に基づいて前記特定の供給装置及び前記特定の計量器の何れに異常状態が発生しているのかを判定する第2の判定手段と
を備えることを特徴とする重量充填装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004348792A JP4578216B2 (ja) | 2004-12-01 | 2004-12-01 | 重量充填装置の制御方法及び重量充填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004348792A JP4578216B2 (ja) | 2004-12-01 | 2004-12-01 | 重量充填装置の制御方法及び重量充填装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006153817A JP2006153817A (ja) | 2006-06-15 |
JP4578216B2 true JP4578216B2 (ja) | 2010-11-10 |
Family
ID=36632285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004348792A Active JP4578216B2 (ja) | 2004-12-01 | 2004-12-01 | 重量充填装置の制御方法及び重量充填装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4578216B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012042219A (ja) * | 2010-08-12 | 2012-03-01 | Yamato Scale Co Ltd | 車輪・車軸重量測定システム |
JP5704982B2 (ja) * | 2011-03-15 | 2015-04-22 | 大和製衡株式会社 | ホッパ式計量装置 |
JP5904715B2 (ja) * | 2011-03-28 | 2016-04-20 | 大和製衡株式会社 | コンベヤスケール |
JP5892359B2 (ja) * | 2011-07-12 | 2016-03-23 | 株式会社ジェイテクト | 回転角検出装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63241315A (ja) * | 1987-03-30 | 1988-10-06 | Nippon Steel Corp | 原料秤量ホツパ−の秤量機の異常検知方法 |
ES2037532T3 (es) * | 1989-06-27 | 1993-06-16 | Group S.E.R.A.C. | Dispositivo de llenado de recipientes de dosificacion ponderal. |
-
2004
- 2004-12-01 JP JP2004348792A patent/JP4578216B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006153817A (ja) | 2006-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2883433C (en) | System and methods for belt conveyor weighing | |
JP5308851B2 (ja) | 組合せ秤及び計量システム | |
WO2017103961A1 (ja) | 組合せ秤 | |
USRE32102E (en) | Weigh feeding apparatus | |
US10641648B2 (en) | Weighing method for weighing containers of pharmaceutical, medical, food substances, and the like | |
CN105339776A (zh) | 用于振动仪表的仪表传感器的检验 | |
CN108801427A (zh) | 水平度自动调节的称重装置及其调节方法 | |
CN104121970B (zh) | 一种电子皮带秤的信号处理方法 | |
JP4578216B2 (ja) | 重量充填装置の制御方法及び重量充填装置 | |
CN117007097A (zh) | 传感器的温度标定方法、装置、系统、电子设备及介质 | |
JP4814485B2 (ja) | 計量装置の異常検出方法及び計量装置 | |
JP4744364B2 (ja) | 多連式重量選別機 | |
US8670951B2 (en) | Electronic scale having function of compensating for air pressure changes in glove box | |
JP4744978B2 (ja) | 重量式充填装置 | |
JP5048822B2 (ja) | 計量装置の異常検出方法及び計量装置 | |
JP4443258B2 (ja) | 計量方法及び回転式重量充填装置 | |
CN109690263A (zh) | 电子振动传感器的电子系统的至少一个部件的相移的补偿 | |
US5736684A (en) | Combinational weighing or counting apparatus | |
JP2003294519A (ja) | 連続粉体供給装置における供給量計測方法 | |
JP5797081B2 (ja) | 計量システム | |
WO2022154948A1 (en) | Change detection in material testing | |
JP5545628B2 (ja) | 組合せ秤および組合せ秤における搬送部の制御方法 | |
CN116234762A (zh) | 用于计算振动机器的散装材料输送速率或散装材料负载的方法 | |
JP2012103182A (ja) | コンベヤスケール | |
CN105091950A (zh) | 温度、物位一体化探测仪 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071113 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100806 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100817 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100824 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4578216 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |