JP4577976B2 - コンタクトレンズの洗浄・保存容器および洗浄方法 - Google Patents

コンタクトレンズの洗浄・保存容器および洗浄方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンタクトレンズと、手指との接触を可能な限り減少させ、コンタクトレンズの汚染や破損を防止するコンタクトレンズの洗浄・保存容器およびそれを用いた洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンタクトレンズ(以後レンズという)を装用していると、涙液や眼脂に由来する汚れがレンズに付着するためにそのような汚れを取り除くための洗浄が必要である。また、レンズを継続して使用する場合には、レンズを眼から外して保存している間に、レンズ表面に付着した細菌等の微生物が増殖するおそれがあり、眼に対して感染症等の悪影響がもたらされることがあるために、レンズに対しては消毒が必要とされているのであり、特に水を吸収するレンズは付着した微生物が繁殖しやすい環境であるために、毎日の消毒が義務づけられている。
【0003】
ところで、レンズの洗浄方法は大きく分けると、機械を使用した洗浄方法と、手指によりレンズをこする洗浄方法とがある。機械を使用した洗浄方法については、(a)特開平1−302320号、特開平1−319732号、特開平2−254416号等に記載されているものとして、レンズを液の流通可能な駕籠状の収納室に保存して、洗浄液を攪拌流通させる流水式の洗浄機、(b)特開昭63−187216号、特開昭63−22318号、特開昭64−11226、特開平2−123323等に記載のレンズを洗浄パッドにはさみ上下のパッドを回転ないしは振動させて洗浄するパッド式洗浄機、(c)特開昭59−182418号、特開昭63−33725号等に記載の収納容器内のレンズに超音波をあてて洗浄するタイプ、等各種の洗浄機が提案されている。これらの洗浄機を使用する利点は、コンタクトレンズに直接触れながら洗浄しないので爪などによるレンズの破損の心配や、装用者による洗浄操作の程度に個体差が生じないことなどであるが、装置として構成されているので電源が必要であり製造コストの関係でどうしても高価に成りやすく、またその大きさ故に携帯性にかけるという問題がある。
【0004】
一方、手指による洗浄は、多孔質のシリコンパフのような備品と組み合わせて、洗浄液をレンズにふりかけてこすり洗浄する方法と、手のひらに洗浄液をふりかけて指先によりこすり洗いする方法があり、これらは前記機械を用いたものと違って手軽に実施することができ、装置等を必要としないので装用者への費用負担が少なく、どこでも洗浄できるという利便性を有している。しかし、レンズを直接触れることの多い洗浄方法であるために、特に爪等によるレンズの破損や、手指から持ち込まれる強固な汚れを逆にレンズに付着させてしまうといった問題がある。これら、機械的洗浄方法と、手指による洗浄方法との中間的なものとして特表平6−509888号にはレンズをパッドに挟んで手動でパッドを動かし(加圧運動付与手段と表現している)て洗浄するものや、特表平8−508345号にはレンズを挟むパッド自体が汚れを誘引する作用を有しており、それ自体が汚れを吸着してレンズを洗浄するものが提案されている。前者は、従来の装置に比べれば充分にコンパクトな構造にされているもののまだ大きさの面では携帯性に難があり、後者はパッドの汚れ吸着力がそれほど高くないが為に洗浄効果という点で問題がある。
【0005】
また、レンズに対する消毒は特に含水性ソフトレンズに対して毎日必須の処理であり、従来は加熱装置を用いた煮沸消毒が一般であった。この煮沸消毒は加熱による材質劣化としてレンズの寿命が短くなること、装置自体のコスト高等の理由により、近年は、含水性ソフトレンズに対して煮沸消毒でなく化学消毒剤を適用し、レンズの洗浄と消毒が一本で行えるオールインワンと呼ばれる溶液が市場に登場している。これらの溶液を用いた洗浄方法は、上記したうちの手指による洗浄方法を指導しており、すなわち、手のひらに溶液を数滴たらして、レンズをのせ、その上から他方の指をそのレンズに置いてレンズを手のひらにこすりつけるようにして動かして洗浄し、そのレンズを裏返して再び指先でレンズを手のひらにこすりつけるように動かして洗浄が完了する、というものである。この洗浄方法は前記したような問題を内在しており、手指による損傷やレンズに対して手指の接触を減少させて汚れの付着を抑えた、簡便性、携帯性の高い容器および洗浄方法が望まれているのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ここにおいて、本発明は、かかる事情を背景にして為されたものであって、その解決課題とするところは、充分な洗浄効果と、簡便性、携帯性が高く、費用コストの低い洗浄・保存方法を提案すること、およびその容器を用いた洗浄方法を提供することをその目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、前述の如き課題を解決する為に、本発明者は、従来のパッド方式を採用しつつ携帯性を追求し、かつ洗浄効果を高めうる洗浄・保存容器及び洗浄方法を完成するに至ったのである。
【0008】
すなわち、本発明は、以下の構成を有することを特徴とする洗浄・保存容器であって、
(a)レンズの各々に対して一対の柔軟なパッドを備え、そのパッドは一表面がレンズと接触して洗浄する面であり、他方の面が取り扱い面からなり、前記一対の柔軟なパッドをそれら洗浄面どうしが互いに向かい合った位置関係になるようにし、洗浄すべきレンズをそれらの間に配置し、さらにレンズ方向への圧力を前記一対のパッドの互いに反対側を向いた取り扱い面に加えたときに、パッドの洗浄面がレンズの表面に対して、容易に密着するように構成されるとともに、
前記一対の柔軟なパッドの洗浄面側の周囲には凸状の周壁部を周設しており互いに接触させたとき、パッドの間にレンズを収容する空間を形成しつつ、その一部においては外部と連通する開口部を有するように形成される前記一対の柔軟なパッド、
(b)前記パッドの周壁部を固定密着させるための、硬質樹脂製の枠組と
(c)前記開口部を覆蓋すべき蓋部材
とから構成されるレンズを洗浄・保存する容器に関する。
【0009】
このように、本発明に従う洗浄・保存容器においては、従来のパッドにレンズを挟んで形成されるレンズ収容空間の一部に外部と連通する開口部を有することを特徴とする。従来のパッド方式にあってはレンズを洗浄した溶液の交換についてはその都度、パッドを開放しなければならなかったが、本発明においては、開口部の蓋を開けるだけで内部の洗浄液の交換および保存液や濯ぎ液の充填などが容易に行うことができ、その操作過程では手指が直接レンズに接触することがないために、レンズの破損防止およびレンズに対する手指汚れの付着といった問題が有利に解決されるのである。また、容器全体の大きさは、レンズを挟むパッド部分の周囲を樹脂で抑えた簡単な構造であるために、充分に小さくすることが可能であり、携帯性のよい容器を提供し、かつパッドの外側からレンズを抑えるように加圧するだけで洗浄液がレンズを包み込むように汚れを除去していくので、単純に浸漬するだけよりも洗浄効果の高い洗浄方法を与えるものである。
【0010】
なお、レンズに接触するパッドの洗浄面側は、多孔質の材料にすることにより、レンズとの間の摩擦を適度に増大させ洗浄効果を更に向上させることが可能となる。
【0011】
特に、本発明においては、パッド材料をシリコン樹脂、エラストマーゴム材料(例えば、高性能熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラストマー、スチレン・ブタジエン系熱可塑性エラストマー、熱可塑性ポリウレタンエラストマー、熱可塑性ポリエーテルエラストマー、熱可塑性ポリエステルエラストマー、熱可塑性ポリアミドエラストマーなど)から適宜選択することにより、レンズに付着する汚れをより効果的に吸着し洗浄後の汚れの再付着を防止することができる。
【0012】
以下本発明を詳細に説明する。
【0013】
本発明のパッドは、レンズを間に挟んで外側の取り扱い面を指で押さえることによりレンズを洗浄するために、変形可能であり、レンズを摩耗させにくい性質を有する軟質材料からなる。パッドの洗浄面は、レンズとの間に洗浄液を常に介在させるほうが洗浄効果をより高めることができるので、内部に洗浄液を含むことができる多孔質構造としたり、滑らかな凹凸部を有する面に成形される事が望ましい。一方パッドの取り扱い面側は、レンズを保存する場合の容器の外壁でもあるので、一部に形成される外部と連通する開口部を除いては、洗浄液や保存液が外部に漏れないように溶液を透過させない構造にする。
【0014】
また、パッドの間にレンズを収容する空間は、取り扱い面を押圧しない場合に収容するレンズに圧力が加わらないよう形成される。従来技術によるパッドに挟んでレンズを洗浄するタイプにあっては、通常一方のパッドが凹面状、他方のパッドが凸面状であり間のレンズがパッドと常に密着する形状になっている。本発明にあってレンズ収容のための空間を設けた理由は、(1)洗浄時に取り扱い面側から押圧することによりパッドとレンズが接触して洗浄するが、外部と連通する開口部を通して充填された洗浄液がレンズ表面を充分に潤し、さらに洗浄によりレンズ表面から除去された汚れが再度付着することを防止するため、(2)および前記した従来型のパッドにあっては洗浄操作時以外に常にレンズと接触するパッドにより外圧が加えられることとなるが、すべてのレンズの曲率が一律でないために、パッドの曲率と適合しなければパッドからの余分な外力がレンズの保存中常に与えられ続け、それによるレンズの変形を防止するためである。そこで、パッドを合わせたときレンズを収容する空間が適当な容積をもって形成されるような構造となっている。従って、パッドの外周部は適度の高さを有する周壁が設けられ、パッドの洗浄面にレンズを載置し、他方のパッドと重ね合わせてレンズを覆うとき、両パッドの周壁部同士が密着し外部と連通する開口部を有する容器を形成する。
【0015】
パッドを構成する軟質材料としては、前記したように、シリコン樹脂、エラストマーゴム材料(例えば、高性能熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラストマー、スチレン・ブタジエン系熱可塑性エラストマー、熱可塑性ポリウレタンエラストマー、熱可塑性ポリエーテルエラストマー、熱可塑性ポリエステルエラストマー、熱可塑性ポリアミドエラストマーなど)があげられ、これらの材料のなかでは、シリコン樹脂が、柔軟性、耐久性の面で好ましい。
【0016】
レンズを挟んで重ね合わされたパッドは、容器としての形状を保持する為に上下からその周辺を樹脂製の枠組みにより固定される。この枠組みはパッドの取り扱い面が押圧可能なように露出させ、全体の大きさが最もコンパクトになるようにパッドの外周に合わせた大きさとされる。枠組みの形状は開口状態を維持してパッドの周辺を押さえるようにメガネのフレーム状とし、枠を形成する樹脂はパッドを挟み込み、また開放するために、上下の枠組みの周辺の一端部を屈曲可能に連結し、他端部には別に用意される蓋を覆蓋可能にねじ式または嵌合により固定させられるような部位を形成してある。パッドを重ね合わせた後上下から枠組みにより挟み込んで、その両端をねじ式または嵌合により固定することも可能であるが、レンズの出し入れの度に両端を開放・固定しなければならないので操作に手間がかかるため好ましくない。
【0017】
枠組みに使用することができる樹脂としては、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂、スチレン−アクリロニトリル樹脂、などの汎用樹脂があげられ、特にポリプロピレン、ポリエチレンが、コスト、耐久性、成型し易さ、という点で好ましい。
【0018】
次に蓋部材であるが、これはパッドで形成された容器の開口部を覆蓋するためのもので、前記したように枠組みとねじ式または嵌合により容器内のレンズを液密状態にする。さらに、枠組みの一端部を固定してパッド全体を押さえる枠組みを容器として安定に保持する作用を有する。蓋部の材質は特に限定されることはなく、通常の射出成形または熱圧縮成形に用いられる一般的な樹脂、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンビニルアセテート、プロピレンコポリマー、ポリスチレン、ナイロン等から適宜選択されるような熱可塑性プラスチック材料から構成される。
【0019】
こうして、構成される洗浄・保存容器を用いて、以下の手順でレンズを洗浄する。まず、装用していたレンズを外し、パッドの上に各レンズを載置する。パッドを重ね合わせて該パッドの周壁部を密着させるとともに、その一部において外部と連通する開口部を有するように形成させる。前記パッドの周壁部を固定密着させるために、硬質樹脂製の枠組みを組み立てる。パッドの開口部より、レンズ洗浄溶液を注入したのち、前記開口部を蓋部材により閉塞し、レンズを液密な状態にする。パッドの取り扱い面を収容するレンズに対して繰り返し押さえてレンズ表面と、柔軟なパッドの洗浄面とを接触させレンズを洗浄する。パッドを押さえて内溶液を流動させることによりレンズ表面から剥がれる汚れを包み込み、さらにパッドの接触によって物理的に汚れを除去する。既に述べたように従来法のパッドとレンズとの関係において、常にレンズと接触する状態でないためにパッドに付いた汚れが、再度レンズに付着することがないような構造を有している。適度な洗浄が終了したら、蓋を開けて洗浄液を取り除き、再び保存液を注入してレンズ保存容器として使用する。なお、全体の大きさ及び形状が大変コンパクトに構成されているところから、携帯性に優れている。
【0020】
【実施例】
以下に本発明を更に具体的に明らかにするために、図面を参照しながらレンズの洗浄保存容器についてその構造作用などを詳細に説明する。
【0021】
図1に本発明の洗浄保存容器1の全体を示す。容器はパッド2、枠組み3、蓋4からなる。図2にパッドの詳細を示す。パッド2はレンズを収納し洗浄時にはレンズ表面と接触する洗浄面21と、その反対側の指などで押圧する取り扱い面22を有している。さらにパッドを洗浄面が対向するように重ね合わせたときに外部と連通し、液体の通過を可能にするための開口部を形成する溝23、各レンズを収容するスペース間を連通させる部位を形成する為の溝24を有している。洗浄面21の周囲にはレンズを収容したときに適度の空間を形成する為の周壁25が形成されており、その壁の頂端部はパッドを重ねたときの液密を確保するために平坦な面とされている。ここで、図示された頂端部は単純な平坦面であるが、例えば一方のパッドの周壁頂端部を凸条、他方のパッドの周壁頂端部を凹溝として重ね合わせた時に互いに凹凸がかみ合う構造を取ることも可能である。また、洗浄面21は凹凸のない平坦な面であるが、前記したように洗浄効果を向上させるため等の理由により、図3に示すように表面に渦巻き条に凹凸にしたり、あるいは滑らかな凸部を多数設けたり、または多孔質構造にすることも可能である。図2には周壁25からさらに外側に向かって各4つ、計8の突設部26が示されている。この突設部26は図4に示す枠組み3とパッド2との連結をより強固なものとし、取り扱い面22を押さえて洗浄する際にパッド2が簡単に枠組み3から離れてしまう、あるいはパッドの重なりがずれてしまうことを防止する為のものである。
【0022】
図4は枠組み3を示したものである。図示された枠組みは、その一端部31において屈曲可能に連結されている。連結部31はレンズの収納・取り出しに際して回動可能な連結構造であって、成形によりヒンジ構造としてもよい。枠組み3には組み立てた後にパッド2の取り扱い面を直接指で押圧できるように中心部に2つの円形な空孔32を有する。また各レンズ収容部を連通する為のパッド2の溝23、24に対応した凹溝33、34を有し、パッド2固定の為の計8個の突設部26を組み付ける為の計8個の組み付け部位35が設けられている。さらに連結部31の反対側の端部には、蓋4を付設して枠組みを固定して、安定な保存状態を維持するためのねじ部36が形成されている。この部位はねじ構造を有するが、対応する蓋が嵌合により固定される物である場合には、それに対応した構造とされる。
【0023】
図5は枠組み3にパッド2をはめ込んだ状態を示す。この状態で図示しないレンズを各洗浄面21に載置し、枠組み3’を連結部31を中心軸に回動してパッドを互いに重なり合うようにし、図6に示す開口部5を上にして組み立てる。開口部5から洗浄液を適当量注入した後 蓋4をねじ締めることにより容器内部にレンズを洗浄液とともに密封する。このとき容器内を洗浄液で満了にならないように充填し、内溶液を流動し易い状態にすることによって洗浄効果をより向上させることができる。次に、取り扱い面22を指により押圧することで、容器内の洗浄液を攪拌・流動させ、さらに洗浄面21をレンズ表面に接触させることで直接汚れを除去する。レンズから除去された汚れは再びレンズへ付着することなく洗浄液中に拡散される。
【0024】
以上のような操作の後は、蓋をあけて取り扱い面を軽く押さえることにより洗浄液を取り出し、保存液等と入れ替えたのち再び蓋をしめ保存する。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係わるコンタクトレンズの洗浄・保存容器を用いることにより、その手頃な大きさから携帯性が良く、構造が簡単な為に費用コストの安い洗浄・保存容器を提供することができ、その容器を用いることにより簡便な洗浄方法を提案することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の洗浄・保存容器の全体を示す斜視図である。
【図2】図2は本発明のパッドを示す斜視図である。
【図3】図3は本発明のパッドのその他の一例を示す斜視図である。
【図4】図4は本発明の枠組みを示す斜視図である。
【図5】図5は本発明の枠組みにパッドを取り付けた状態を示す説明図である。
【図6】図6は本発明の枠組みを組み立てた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 洗浄・保存容器
2 パッド
3 枠組み
4 蓋
5 開口部
21 洗浄面
22 取り扱い面
25 周壁部
26 突設部
31 連結部
36、36’ ねじ部

Claims (1)

  1. コンタクトレンズを洗浄・保存するための容器において(a)コンタクトレンズの各々に対して一対の柔軟なパッドを備え、そのパッドは一表面がコンタクトレンズと接触して洗浄する面であり、他方の面が取り扱い面からなり、前記一対の柔軟なパッドをそれら洗浄面どうしが互いに向かい合った位置関係になるようにし、洗浄すべきコンタクトレンズをそれらの間に配置し、さらにコンタクトレンズ方向への圧力を前記一対のパッドの互いに反対側を向いた取り扱い面に加えたときに、パッドの洗浄面がコンタクトレンズの表面に対して、容易に密着するように構成されるとともに、前記一対の柔軟なパッドの洗浄面側(21)の周囲にはおのおの凸状の周壁部(25)を周設しており、前記一対の柔軟なパッドの凸状の周壁部(25)の頂端部を互いに接触させたとき、パッドの間にコンタクトレンズを収容する空間を形成しつつ、その一部においては外部と連通する開口部を有するように形成される前記一対の柔軟なパッド、(b)前記パッドの周壁部を固定密着させるための、硬質樹脂製の枠組と(c)前記開口部を覆蓋すべき蓋部材とから構成されるコンタクトレンズを洗浄・保存する容器。」
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