JP4574540B2 - 通信装置及び通信方法 - Google Patents

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Description

本発明はPTT(push to talk)等のグループ通信を行う通信装置とその通信方法に係り、特に、個人情報の保護を図った通信装置に関するものである。
近年、電話機の通信態様が多様化しており、回線交換による従来の音声通話に加えて、IP(internet protocol)網を利用したパケット通信を行うことが可能な電話機が広く利用されている。例えば、携帯電話機同士でリアルタイムに文字をやり取りすることで会話を行う「チャットメール」がある(特許文献1参照)。チャットメールは、予め登録されたメンバによってグループを形成し、このグループ内でリアルタイムに文字などのデータをやり取りする「グループ通信」と呼ばれる通信態様の1つである。
また、昨今注目を集めているグループ通信の1つに、PTT(push to talk)やPoC(push to talk over cellular)と呼ばれるものがある。PTTでは、グループを形成する複数の通信装置同士がVoIP(voice over internet protocol)によるリアルタイムの音声通話を行う(特許文献2参照)。
PTTのグループ通信では、発言を希望するユーザが通信装置に設けられた所定のボタン(PTTボタン)を押下することにより、ユーザの発言要求がサーバ装置へ送信される。サーバ装置は、各通信装置からの発言要求を受けて、1つの通信装置に発言権を与える。発言権を与えられた通信装置は、ユーザの音声データをサーバ装置に送信し、サーバ装置はその音声データを他の通信装置へ一斉に送信する。これにより、グループを形成する複数の通信装置によってリアルタイムの音声通話が行われる。
特開2003−174520号公報 特表2005−522067号公報
一般にグループ通信が開催される場合、その招待を受ける側の通信装置にはグループ通信を主催する人物の名前や招待者の人数などの概略的な情報が通知される。ところが、これらの情報だけでは具体的にどのようなメンバがグループ通信に招待されているか判断できないため、例えば会話したくない人物がグループ通信の招待者に含まれていてもそのことを確認できないという不都合がある。
一方、グループ通信の招待者の詳細な情報は、主催者が個人的に保有する情報であるとともに招待者のプライバシーに係わる情報であり、これをグループ通信のメンバに対して無条件に公開することは個人情報保護の観点で望ましくない。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、個人情報の保護を図りつつ、グループ通信のメンバの情報を適切に公開することができる通信装置及び通信方法を提供することにある。
本発明の第1の観点は、グループ通信を行う通信部と、指示を入力する入力部と、前記通信部においてグループ通信の開始通知を受信した場合、前記入力部から当該グループ通信への参加指示が入力されると前記通信部により当該グループ通信を行う制御部とを備える通信装置に関する。この通信装置は、複数の通信相手の個人情報を記憶する記憶部を備えており、前記制御部は、前記複数の通信相手の少なくとも一部を指定してグループ通信を開始するように前記入力部から開始指示が入力されると、当該指定された通信相手の個人情報を暗号化し、当該暗号化した個人情報をグループ通信の開始通知と合わせて前記指定された通信相手それぞれに前記通信部により送信し、個人情報の公開の許可を示す情報を前記通信部において受信すると、公開を許可した通信相手についての前記暗号化された個人情報の復号化キーを前記指定された通信相手それぞれに前記通信部により送信する。
前記通信部は、前記個人情報の公開の許可を示す情報を、前記グループ通信開始通知に対する応答とともに受信してよい。
前記記憶部に記憶される前記個人情報は、複数の項目を含んで構成されてよい。前記制御部は、前記複数の項目を独立に暗号化し、前記公開の許可を示す情報にて指定される前記複数の項目の何れか若しくは全てについての復号化キーを前記通信部により送信してよい。
好適には、前記グループ通信開始通知に対して通信相手が所定時間内に応答を返さない場合、当該通信相手の個人情報の復号化キーを送信しない。
また好適には、前記制御部は、前記グループ通信開始通知に対して応答を返していない通信相手には前記復号化キーを送信しない。
前記個人情報は、公開の許可を問わずともグループ通信において公開可能とした公開可能項目を含んで構成されよい。前記制御部は、前記グループ通信開始通知の送信時に、前記公開可能項目を前記指定された通信相手それぞれに前記通信部により送信してよい。
本発明の第2の観点は、グループ通信を行う通信部と、指示を入力する入力部と、情報を表示する表示部と、前記通信部においてグループ通信の開始通知を受信した場合、前記入力部から当該グループ通信への参加指示が入力されると前記通信部により当該グループ通信を行う制御部とを備える通信装置に関する。この通信装置において、前記制御部は、前記通信部においてグループ通信の開始通知を受信すると、通信ネットワーク上の識別情報を含んだ個人情報を当該グループ通信の参加者へ公開することについての許可又は不許可を示す情報を前記通信部により当該グループ通信開始通知の発信元へ送信し、当該発信元から送られてくる当該グループ通信の各参加者の暗号化された個人情報と当該暗号化された個人情報の復号化キーとを前記通信部により受信可能であって、前記復号化キーを受信すると対応する個人情報を復号化して前記表示部に表示する。
本発明の第3の観点に係る通信方法は、第1通信装置が、複数の第2通信装置それぞれの個人情報を暗号化する第1のステップと、前記第1通信装置が、グループ通信の開始通知を前記複数の第2通信装置に送信する第2のステップと、前記第1通信装置が、前記複数の第2通信装置それぞれの前記暗号化された個人情報を前記複数の第2通信装置に送信する第3のステップと、前記第2通信装置が、前記グループ通信開始通知を受信すると、当該グループ通信の参加者へ個人情報を公開することについての許可又は不許可を示す情報を前記第1通信装置に送信する第4のステップと、前記第1通信装置が、個人情報の公開の許可を示す情報を第2通信装置から受信すると、当該第2通信装置についての前記暗号化された個人情報の復号化キーを前記複数の第2通信装置に送信する第5のステップとを有する。
本発明の第4の観点は、第1通信部及び第1指示入力部を備える第1通信装置と、第2通信部及び第2表示部を備える複数の第2通信装置とを含んだ通信システムにおいてグループ通信を行う通信方法に関する。この通信方法は、前記第1通信装置が、前記複数の第2通信装置の少なくとも一部を指定してグループ通信を開始するように前記第1指示入力部から開始指示が入力されると、当該指定された第2通信装置の個人情報を暗号化する第1のステップと、前記第1通信装置が、前記暗号化した個人情報をグループ通信の開始通知と合わせて前記指定された第2通信装置それぞれに前記第1通信部により送信する第2のステップと、前記第2通信装置が、前記第2通信部において前記グループ通信開始通知を受信すると、自装置の個人情報をグループ通信の参加者へ公開することについての許可又は不許可を示す情報を前記第2通信部により前記第1通信装置へ送信する第3のステップと、前記第1通信装置が、個人情報の公開の許可を示す前記情報を前記第1通信部において受信すると、公開を許可した第2通信装置についての前記暗号化された個人情報の復号化キーを前記指定された第2通信装置それぞれに前記第1通信部により送信する第4のステップと、前記第2通信装置が、前記復号化キーを前記第2通信部において受信すると、当該受信した復号化キーに対応する個人情報を復号化して前記第2表示部に表示する第5のステップとを有する。
本発明によれば、グループ通信に招待されるメンバの個人情報がそれぞれ暗号化されて各メンバに送信され、本人が公開を許可する場合にその個人情報の復号化キーが各メンバに送信されるため、個人情報の保護を図りつつ、グループ通信のメンバの情報を適切に公開することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る通信システムの構成の一例を示す図である。
本実施形態に係る通信システムは、例えば図1に示すように、通信装置100−1〜100−5と、通信管理装置200とを有する。
通信装置100−i(iは1から5までの整数を示す)は、例えば携帯電話機等の無線通信端末であり、基地局(300−1,300−2,300−3)を介して通信網300に接続される。また、通信装置100−iは、通信網300に接続される通信管理装置200の制御に従ってデータ通信を行う。本実施形態では、一例としてPTT(push to talk)によるグループ通信(以下、PTT通信と呼ぶことがある)を行うものとする。PTT通信において伝送されるデータには、例えば通話音声や、画像、文字、楽曲などのデータが含まれる。
通信装置100−iは、PTT通信を行う場合、PTT通信を開始する主催者の装置(以下、主催者端末と呼ぶことがある)になるか、又は、PTT通信の開通知を受けてPTT通信に参加する装置(以下、参加者端末と呼ぶことがある)になる。
<主催者端末として動作する場合>
自らが主催者端末となってPTT通信を開始する場合、通信装置100−iはPTT通信への参加を求める相手先の個人情報を暗号化する。この個人情報には、例えば相手先の名前や電話番号、電子メールアドレス(通信ネットワーク上の識別情報)などが含まれる。
また通信装置100−iは、通信管理装置200に対してPTT通信の開始要求を送信し、この要求に応じて通信管理装置200が設置するPTT通信管理用サイトの情報(ネットワークアドレスやログイン用IDなど)を通信管理装置200から取得する。
次に通信装置100−iは、相手先の通信装置に対して、PTT通信開始通知をそれぞれ送信する。以下、このPTT通信開始通知の送信対象となる通信装置を「PTT通信のメンバ」若しくは単に「メンバ」と呼ぶ。
PTT通信開始通知には、PTT通信に参加するために必要となる各種の情報が含まれる。例えば、PTT通信の主催者の情報(名前、電話番号、電子メールアドレスなど)や、通信管理装置200から取得したPTT通信管理用サイトの情報(ネットワークアドレス、ログイン用IDなど)が含まれる。通信装置100−iは、このPTT通信開始通知を例えば電子メールによってPTT通信の各メンバに送信する。
また通信装置100−iは、PTT通信の全メンバに対して、各メンバの暗号化した個人情報を送信する。この暗号化した個人情報は、例えばPTT通信開始通知と合わせて送信してもよいし、PTT通信開始通知とは独立に送信してもよい。
PTT通信開始通知を送信すると、各メンバからは個人情報の公開の許可又は不許可を示す情報が含まれた応答が返信される。通信装置100−iは、この各メンバからの応答に基づいて、各メンバが個人情報の公開を許可しているか否か判定し、公開を許可しているメンバが存在する場合には、そのメンバの個人情報を復号化するために必要なキー(復号化キー)をPTT通信の全メンバに送信する。
その後、少なくとも1のメンバからPTT通信に参加する旨の応答を受信すると、通信装置100−iは通信管理装置200を介してこのメンバとPTT通信を開始する。
<参加者端末として動作する場合>
参加者端末としてPTT通信に参加する場合、通信装置100−iは、主催者端末から送られてくるPTT通信の開始通知と、PTT通信のメンバの暗号化された個人情報を受信する。
PTT通信開始通知を受信すると、通信装置100−iは、画像や光、音、振動などを発生する報知部によって、PTT通信開始通知が受信されたことをユーザに報知する。またこのとき、通信装置100−iは、自らの個人情報の公開を許可するか否か示す情報が含まれた応答を、例えば電子メール等によって主催者端末に返信する。この応答には、例えば、個人情報に関する複数の項目(名前、電話番号、電子メールアドレスなど)のそれぞれについて公開を許可するか否か指定する情報が含まれる。
PTT通信開始通知の受信後、主催者端末から送られてくる復号化キーを受信すると、通信装置100−iは、この復号化キーを用いてPTT通信のメンバの個人情報を復号化し、その表示部に表示する。
PTT通信のメンバの個人情報を確認したユーザが、例えばキー操作などによってPTT通信への参加指示を入力すると、通信装置100−iはPTT通信に参加する旨の応答を主催者端末に送信するとともに、PTT通信開始通知に含まれる情報に基づいて通信管理用のサイトにアクセスし、参加者端末としてPTT通信を開始する。
通信管理装置200は、通信装置(100−1〜100−5)によって行われるPTTのグループ通信を管理する。
通信管理装置200は、主催者端末より発せられたPTT通信の開始要求を受信すると、通信管理装置200上(あるいはネットワーク上の他のサーバ装置でもよい)に、PTT通信管理用のサイトを設ける。このサイトは、PTT通信に参加する各通信装置の情報(電話番号、電子メールアドレスなど)の管理や、各通信装置のPTT通信への参加と退場、通信装置間のデータの送受信、発言を要求する通信装置への発言権の付与など、PTT通信に関わる種々の管理や制御を行う。
通信管理装置200は、PTT通信の開始要求に応じてPTT通信管理用のサイトを設置すると、そのサイトの情報を主催者端末に送信する。
また通信管理装置200は、参加者端末が上記のサイトにアクセスすると、参加者端末より提供されるログイン用IDや参加者端末の電話番号などに基づいて、参加者端末のログインを許可する。そして、新たにログインした参加者端末の情報をサイト内の管理テーブルに登録する。また、新たな参加者が加わったことを主催者端末や参加者端末に通知する。
PTT通信に参加する1の通信装置において、例えばPTTボタンの押下等により発言要求(データ送信要求)が発せられると、通信管理装置200は他に発言中(データ送信中)の通信装置がいなければ、当該1の通信装置に対して発言権(データ送信権)を付与する。すなわち、当該1の通信装置から送られてくるデータ(通話音声や文字など)を受信し、これを他の参加中の通信装置へ送信する。発言中の通信装置が他にあれば、当該1の通信装置に対して拒否の応答を返す。幾つかの通信装置の発言要求が重なった場合には、所定のルールにより各通信装置の優先順位を決定し(例えば発言回数が少ない端末ほど順位を高くする等)、これに基づいて各通信装置へ順番に発言権を付与する。
通信管理装置200は、主催者端末により発せられたPTT通信の終了要求を受信すると、PTT通信の終了通知を参加者端末にそれぞれ送信し、PTT通信を終了する。
次に、通信装置の構成例について説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る通信装置(100−1〜100−5)の構成の一例を示す図である。以下では、図2に示す構成を有する通信装置をまとめて「通信装置100」と呼ぶことがある。
図2に示す通信装置100は、アンテナ101と、通信部102と、キー入力部103と、音声処理部104と、スピーカ105と、マイクロフォン106と、表示部107と、記憶部108と、制御部110とを有する。
通信部102は、通信網300に接続される基地局(300−1,300−2,300−3)と無線通信を行う。例えば通信部102は、制御部110から供給される送信データに所定の変調処理を施して無線信号に変換し、アンテナ101から送出する。また、アンテナ101において受信される基地局からの無線信号に所定の復調処理を施して受信データに変換し、制御部110に出力する。
キー入力部103は、例えば電源キー、通話キー、数字キー、文字キー、方向キー、決定キー、PTTボタンなど、各種の機能が割り当てられたキーを有しており、これらのキーがユーザによって操作された場合に、その操作内容に対応する信号を発生し、これをユーザの指示として制御部110に入力する。
音声処理部104は、スピーカ105において出力される音声信号やマイクロフォン106において入力される音声信号の処理を行う。すなわち、マイクロフォン106から入力される音声信号に増幅、アナログ−デジタル変換、符号化等の信号処理を施し、デジタルの音声データに変換して制御部110に出力する。また、制御部110から供給される音声データに復号化、デジタル−アナログ変換、増幅等の信号処理を施し、アナログの音声信号に変換してスピーカ105に出力する。
表示部107は、例えば液晶表示パネルや有機ELパネルなどの表示デバイスを用いて構成されており、制御部110から供給される映像信号に応じた画像を表示する。例えば、発信時における発信先の電話番号、着信時における着信相手の電話番号、受信メールや送信メールの内容、日付、時刻、バッテリ残量、待ち受け画面などの各種の情報や画像を表示する。
記憶部108は、制御部110において処理に利用される各種のデータを記憶する。例えば、制御部110に備わるコンピュータのプログラム、通信相手の電話番号や電子メールアドレス等の個人情報を管理するアドレス帳、着信音やアラーム音を再生するための音声ファイル、各種の設定データ、プログラムの処理過程で利用される一時的なデータなどを保持する。
記憶部108は、例えば不揮発性の記憶デバイス(不揮発性半導体メモリ、ハードディスク装置、光ディスク装置など)やランダムアクセス可能な記憶デバイス(例えばSRAM、DRAM)などによって構成される。
制御部110は、通信装置100の全体的な動作を統括的に制御する。すなわち、通信装置100の各種の処理(回線交換網を介して行われる音声通話、PTTのグループ通信、電子メールの作成と送受信、インターネットのWebサイトの閲覧など)がキー入力部103の操作に応じて適切な手順で実行されるように、上述した各ユニットの動作(通信部102における信号の送受信、音声処理部104における音声の入出力、表示部107における画像の表示など)を制御する。
例えば制御部110は、記憶部108に格納されるプログラム(オペレーティングシステム、アプリケーション等)に基づいて処理を実行するコンピュータを備えており、このプログラムにおいて指示される手順に従って上述した処理を実行する。
制御部110は、主催者端末としてPTT通信を開催する場合、次のような処理を行う。
まず制御部110は、PTT通信のメンバを決定する。このPTT通信のメンバは、例えば記憶部108のアドレス帳に登録される通信相手の中から選択する。
一例を述べると、主催者端末としてPTT通信を開催するようにキー入力部103において指示が入力された場合、制御部110は記憶部108のアドレス帳に登録される通信相手の一覧を表示部107に表示し、この一覧の中からPTT通信のメンバを選択する指示をキー入力部103より入力する。また、予め選ばれた通信相手のグループを記憶部108に幾つか記憶させておき、主催者端末としてPTT通信を開催する場合、記憶部108に記憶されるグループの1つをキー入力部103からの指示に応じて選択してPTT通信のメンバとしてもよい。あるいは、キー入力部103の数字キーや文字キーによって相手先の識別情報(電話番号や電子メールアドレスなど)を直接入力することにより、PTT通信のメンバを決定してもよい。
PTT通信のメンバを決定すると、制御部110はこのメンバの個人情報を記憶部108から読み出して暗号化する。個人情報には、例えば電話番号、電子メールアドレスなどの通信ネットワーク上の識別情報や、名前、年齢、性別、住所など個人の特定に係わる情報が含まれる。個人情報に上記のような複数の項目が含まれる場合、制御部110は全ての項目を一括して暗号化してもよいし、その少なくとも一部の項目を他の項目から独立して暗号化してもよい。
この個人情報には、例えばニックネームやハンドルネームなど、公開の許可を問わずともPTT通信のメンバに対して公開可能とした項目(公開可能項目)が含まれていてもよい。個人情報に公開可能項目が含まれる場合、制御部110は、公開可能項目については他の項目のように暗号化を行わず、PTT通信のメンバへ通信部102により送信する。このように公開可能項目の暗号化を行わないことによって、各項目の公開の可否を決定する際の操作を簡易化することができる。
制御部110は、PTT通信の全メンバの個人情報を暗号化すると、これをPTT通信の全メンバに送信する。
また制御部110は、PTT通信の開始要求を通信部102より通信管理装置200に送信し、この開始要求に応じて通信管理装置200から送られてくる情報を通信部102において受信する。この情報には、PTT通信を開始するための情報が含まれており、例えばPTT通信管理用サイトのネットワークアドレスや、そのログイン用IDなどが含まれる。制御部110は、通信管理装置200から取得したこれらの情報を用いてPTT通信開始通知を作成し、これを通信部102からPTT通信のメンバそれぞれに送信する。
PTT通信開始通知を各メンバに送信する際、制御部110は、これに合わせて個人情報の送信を行ってもよい。若しくは、PTT通信開始通知と独立に個人情報の送信を行ってもよい。
PTT通信開始通知に対して各メンバから返信された応答が通信部102において受信されると、制御部110はこの応答に基づいて、個人情報の公開を各メンバが許可しているか否か判定する。そして、公開を許可しているメンバが存在する場合、その個人情報の復号化キーをPTT通信の全メンバに送信する。
個人情報に含まれる複数の項目を独立に暗号化する場合、PTT通信開始通知に対する各メンバからの応答には、その独立に暗号化された項目ごとに公開を許可するか否か指定する情報が含まれる。この場合、制御部110は、当該情報において公開を許可された項目についての復号化キーを通信部102によりPTT通信の全メンバに送信する。
なお、制御部110は、PTT通信開始通知に対して所定時間内に応答を返さないメンバが存在する場合、そのメンバは個人情報の公開を許可しなかったものとみなして、そのメンバについての個人情報の復号化キーを(他のメンバに)送信しなくてもよい。これにより、本人の同意を得ないで個人情報が公開されることを防止できる。
また、制御部110は、PTT通信開始通知に対して応答を返さないメンバに対して(他のメンバの)復号化キーを送信しなくてもよい。応答を返さないメンバは、電源をオフにしていたり通信不良の状態にあったりするためPTT通信に参加できないか、あるいはPTT通信に参加する意思を持っていないと判断できるため、そのようなメンバへ復号化キーを送信しないことにより、無駄な情報送信を抑えることができる。
制御部110による復号化キーの送信は、メンバからの公開許可の応答を受信する度に行ってもよいし、あるいは一定の周期で行ってもよい。
メンバからPTT通信に参加する旨の応答が返信され、これが通信部102において受信されると、制御部110はPTTのデータ送受信処理を開始する。
キー入力部102の通話キーが押下された場合、制御部110は通信部102から通信管理装置200に対して発言要求を送信する。この発言要求に対する通信管理装置200からの許可の通知が通信部102において受信されると、制御部110はマイクロフォン106より入力される音声信号を音声処理部104において音声データに変換し、通信部102から通信管理装置200へ送信する。また、通話キーが押下されていない場合は、通信部102において受信される発言中の通信装置からの音声データを音声処理部104において音声信号に変換し、スピーカ105から音声を出力する。通話音声のデータの他に、画像データや楽曲データなど各種のデータの送受信も同様に行う。
一方、制御部110は、PTT通信のメンバとして次のような処理を行う。
制御部110は、通信部102において、PTT通信の開始通知とそのPTT通信の各メンバの暗号化された個人情報を受信する。
制御部110は、通信部102においてPTT通信開始通知が受信されると、表示部107にその受信を報知するための画面を表示する(例えば図5)。このとき、例えばスピーカ105から報知音を発生させたり、不図示の振動部によって通信装置100の筐体を振動させたり、不図示の発光部において光を発生させたりすることによって開始通知の受信を報知してもよい。
また制御部110は、通信部102においてPTT通信開始通知が受信されると、自装置の個人情報を他のメンバに公開することについての許可又は不許可を示す情報(以下、公開可否情報と呼ぶことがある)を電子メール等で通信部102から主催者端末へ送信する。
公開可否情報は、例えばPTT通信を行う前に所定の設定処理を実行することによって予め記憶部108に記憶されており、PTT通信開始通知を受信した場合に主催者端末へ自動的に送信される。
制御部110は、公開可否情報の設定処理を実行するようにキー入力部103から指示が入力されると、例えば図4に示すような画面を表示部107に表示する。この画面表示に従って個人情報の各項目についての公開の可否を設定するようにキー入力部103が操作されると、制御部110はその設定内容を公開可否情報として記憶部108に保存する。
また、公開可否情報は、PTT通信開始通知を受信したときにキー入力部103から入力してもよい。例えば、PTT通信開始通知の受信を報知する図5に示すような画面を表示部107に表示しているとき、キー入力部103において個人情報の公開に関する設定を行うように指示が入力されると、制御部110は図4に示すような画面を表示部107に表示して、公開可否情報をキー入力部103から入力する。
制御部110は、上述した公開可否情報の送信後、個人情報の復号化キーを通信部102において受信すると、この復号化キーに対応する個人情報を復号化して表示部107に表示する(例えば図6,図7)。
表示部107にPTT通信の各メンバの個人情報が表示され、これに応じてPTT通信に参加するようにキー入力部103から指示が入力されると、制御部110はPTT通信に参加する旨の応答を主催者端末に送信するとともに、PTT通信開始通知に含まれる情報に基づいて、通信管理装置200が設置したサイトにアクセスする処理を行う。そして、通信管理装置200からログインを許可されると、上述した主催者端末の場合と同様なPTTのデータ送受信処理を実行する。
ここで、上述した構成を有する本実施形態に係る通信システムの動作について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
図3に示す例では、通信装置100−1が主催者端末、通信装置100−2及び100−3がPTT通信のメンバとなっている。
PTT通信に先立って、各通信装置(100−1〜100−3)は個人情報の公開を許可するか否かの設定を行う(ステップST101〜ST103)。例えば、キー入力部103において公開可否の設定処理を実行するように指示が入力されると、通信装置は図4に示すような画面を表示部107に表示する。この画面表示に従って、個人情報の各項目(名前、電話番号、電子メールアドレス)の公開を許可するか否かがキー入力部103からの入力によって設定されると、通信装置はその設定内容を公開可否情報として記憶部108に格納する。
図3の例において、主催者端末である通信装置100−1は全ての項目の公開を許可しているが、通信装置100−2は名前と電話番号、通信装置100−3は名前のみ公開を許可している。
通信装置100−1は、PTT通信を開始する際に、PTT通信のメンバを決定する。例えば記憶部108に格納されるアドレス帳に登録された通信相手の中から、通信装置100−2及び100−3をメンバとして選択する。
通信装置100−1は、メンバとして選択した通信装置100−2及び100−3の個人情報(名前、電話番号、電子メールアドレス)を、項目ごとに独立に暗号化する。
また通信装置100−1は、PTT通信の開始要求を通信管理装置200に送信する。この要求を受けた通信管理装置200は、PTT通信を管理するサイトを設置し、そのサイトの情報(ネットワークアドレス、ログインIDなど)を通信装置100−1に提供する。通信装置100−1は、通信管理装置200から提供された情報をもとに、PTT通信を開始するために必要な情報が含まれたPTT通信開始通知を作成し、これを通信装置100−2及び100−3に送信する。このとき、通信装置100−2及び100−3の暗号化された個人情報をPTT通信開始通知と合わせて通信装置100−2及び100−3に送信する(ステップST104)。
通信装置100−2及び100−3はPTT通信開始通知を受信すると、図5に示すような画面を表示部107に表示して、その受信をユーザに報知する(ステップST105,ST106)。
通信装置100−2は、PTT通信開始通知を受信すると、ステップST102で設定された公開可否情報を通信装置100−1に送信する(ステップST107)。他方、通信装置100−3は通信不良等のため公開可否情報の送信を行わない。PTT通信開始通知を送信してから所定時間経過しても通信装置100−3からの応答(公開可否情報)が受信されないため、通信装置100−1は通信装置100−3が個人情報の全項目の公開を許可していないと判断する。
通信装置100−1は、受信した公開可否情報において公開が許可された個人情報の復号化キーと自らの個人情報の復号化キーを通信装置100−2及び100−3に送信する(ステップST108)。すなわち、通信装置100−1の個人情報における名前、電子メールアドレス及び電話番号の各復号化キーと、通信装置100−2の個人情報における名前及び電話番号の各復号化キーを通信装置100−2及び100−3に送信する。
復号化キーを受信した通信装置100−2及び100−3は、ステップST104で受信した個人情報の一部をこの復号化キーによって復号化し、表示部107に表示する(ステップST109,ST110)。例えば図5に示す画面において「参加メンバの詳細」の項目が選択されると、図6,図7に示すような個人情報の画面が表示される。
図6,図7はそれぞれ通信装置100−2,100−3における個人情報の画面表示例を示す。
何れの画面も、主催者(100−1)と参加メンバ(100−2,100−3)の個人情報が縦に並んで表示されており、主催者端末の個人情報には「主催者」、自身の個人情報には「本人」の文字が付されている。
通信装置100−1(主催者端末)の個人情報は、全て公開を許可されている。そのため図6、図7の何れにおいても、通信装置100−1の個人情報には名前、電話番号、電子メールアドレスの全項目が表示されている。
通信装置100−2の個人情報は、電話番号のみ公開が許可されていない。そのため、図6に示す通信装置100−2の画面において通信装置100−2(本人)の電話番号の項目の横には「不許可」の文字が付されている。また、図7に示す通信装置100−3の画面において通信装置100−2の電話番号の項目は「非公開」の文字に置き換えられている。
通信装置100−3は通信装置100−1に対して所定時間内に応答を返さなかったことから、その個人情報の全項目が非公開となる。すなわち、図6に示す通信装置100−2の画面において通信装置100−3の個人情報の名前、電話番号、電子メールアドレスの項目は全て「非公開」の文字に置き換えられている。
通信装置100−2のユーザは、図6に示すような個人情報の画面を参考にしてPTT通信に参加することを決定し、PTT通信への参加指示をキー入力部103に入力する。この参加指示を受けた通信装置100−2は、通信装置100−1に対してPTT通信に参加する旨の応答を送信する(ステップST111)。これにより、通信装置100−1及び100−2によってPTT通信が開始される(ステップST112,ST113)。
次に、本実施形態に係る通信システムの他の動作例について、図8及び図9のフローチャートを参照して説明する。
図8に示すフローチャートは、図3に示すフローチャートにおけるステップST104,ST108をそれぞれステップST104A,ST108Aに変更したものであり、他のステップについては図3に示すフローチャートと同じである。
図8の例では、ステップST104AにおいてPTT開始通知と合わせて個人情報が送信されず、その代わりに、ステップST108Aにおいて復号化キーと合わせて個人情報が送信される。このように、主催者端末は任意のタイミングで個人情報を送信してよい。
図9に示すフローチャートは、図3に示すフローチャートにおけるステップST108をステップST108Bに変更するとともにステップST110を削除したものであり、他のステップについては図3に示すフローチャートと同じである。
図9の例では、ステップST104のPTT通信開始通知に対する応答(公開可否情報)を返信しない通信装置100−3に対して、通信装置100−1がステップST108Bにおいて復号化キーを送信していない。
このように、PTT通信開始通知に対する応答を返さない通信装置に対して主催者端末は復号化キーを送信しなくてもよい。
以上のように本実施形態によると、PTT通信のメンバとして指定した複数の通信装置に対して主催者端末がPTT通信開始通知を送信するとともに、各メンバの個人情報を暗号化してPTT通信のメンバそれぞれに送信する。PTT通信開始通知を受けたメンバは、自らの個人情報をPTT通信の他のメンバに公開することについての許可又は不許可を示す公開可否情報を主催者端末に送信する。公開可否情報を受信した主催者端末は、その情報において個人情報の公開を許可している通信相手についての個人情報の復号化キーをPTT通信のメンバそれぞれに送信する。主催者端末から復号化キーを受信したメンバは、その受信した復号化キーに対応する個人情報を復号化して表示部107に表示する。
そのため、PTT通信のメンバは、本人の意思に反して個人情報を公開されることなく、他のメンバや主催者についてのより詳細な情報を取得できる。
また、PTT通信のメンバは、PTT通信に参加する旨の応答を主催者端末へ送信する前に他のメンバや主催者端末の暗号化された個人情報とその復号化キーを取得できるため、PTT通信に参加するか否か決める際に、復号化キーを用いて復号化した個人情報を参考にすることができる。
また、個人情報を暗号化しない場合、メンバから公開を許可する旨の応答が返信されない限り主催者端末は個人情報を公開できないことから、メンバの応答を受信する度に個人情報の送信を繰り返さなくてはならず、ヘッダ等の本体以外のデータによって通信量が増えるという問題が生じる。これに対し、本実施形態によれば個人情報を暗号化することによって、メンバからの応答を待たずに個人情報を全メンバへ一括して送信できるため、情報送信を繰り返す場合に比べて通信量を減らすことができる。
加えて、個人情報を暗号化して送信することにより、通信路において個人情報が漏洩することを効果的に防止できる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記の形態のみに限定されず、種々の改変が可能である。
例えば上述の実施形態において主催者端末は、あるメンバの個人情報の復号化キーを全てのメンバに対して一律に送信しているが、本発明はこれに限定されない。すなわち主催者端末は、あるメンバの個人情報を一部のメンバに限定して送信してもよい。この場合、どのメンバに復号化キーを送信するかは、主催者端末において決定してもよいし、メンバから主催者端末へ送信する公開可否情報において個人情報の公開先を限定することにより、メンバが自身の個人情報の公開先を任意に指定できるようにしてもよい。
上述の実施形態では、グループ通信の一例としてPTTを挙げているが、本発明はこれに限定されず、他の種々のグループ通信にも適用可能である。
上述した通信装置の構成要素の機能は、全てをソフトウェアで実現しても良いし、その少なくとも一部をハードウェアで実現しても良い。例えば、制御部110における処理や通信部102、音声処理部104におけるデータ処理は、1つ又は複数のプログラムによってコンピュータ上で実現しても良いし、その少なくとも一部をハードウェアで実現しても良い。
本発明の実施形態に係る通信システムの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る通信装置の構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る通信システムの第1の動作例を示すフローチャートである。 公開可否情報の設定を行う画面の一例を示す図である。 PTT通信開始通知の受信を報知する画面の一例を示す図である。 個人情報を表示する画面の一例を示す第1の図である。 個人情報を表示する画面の一例を示す第2の図である。 本実施形態に係る通信システムの第2の動作例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る通信システムの第3の動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
101…アンテナ、102…通信部、103…キー入力部、104…音声処理部、105…スピーカ、106…マイクロフォン、107…表示部、108…記憶部、110…制御部、100,100−1〜100−5…通信端末、200…通信管理装置、300…通信網

Claims (8)

  1. グループ通信を行う通信部と、指示を入力する入力部と、前記通信部においてグループ通信の開始通知を受信した場合、前記入力部から当該グループ通信への参加指示が入力されると前記通信部により当該グループ通信を行う制御部とを備える通信装置において、
    複数の通信相手の個人情報を記憶する記憶部を備え、
    前記制御部は、前記複数の通信相手の少なくとも一部を指定してグループ通信を開始するように前記入力部から開始指示が入力されると、当該指定された通信相手の個人情報を暗号化し、当該暗号化した個人情報をグループ通信の開始通知と合わせて前記指定された通信相手それぞれに前記通信部により送信し、個人情報の公開の許可を示す情報を前記通信部において受信すると、公開を許可した通信相手についての前記暗号化された個人情報の復号化キーを前記指定された通信相手それぞれに前記通信部により送信する
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記通信部は、前記個人情報の公開の許可を示す情報を、前記グループ通信開始通知に対する応答とともに受信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記記憶部に記憶される前記個人情報は、複数の項目を含んで構成され、
    前記制御部は、前記複数の項目を独立に暗号化し、前記公開の許可を示す情報にて指定される前記複数の項目の何れか若しくは全てについての復号化キーを前記通信部により送信する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記制御部は、前記グループ通信開始通知に対して通信相手が所定時間内に応答を返さない場合、当該通信相手の個人情報の復号化キーを送信しない、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の通信装置。
  5. 前記制御部は、前記グループ通信開始通知に対して応答を返していない通信相手には前記復号化キーを送信しない
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の通信装置。
  6. 前記個人情報は、公開の許可を問わずともグループ通信において公開可能とした公開可能項目を含んで構成され、
    前記制御部は、前記グループ通信開始通知の送信時に、前記公開可能項目を前記指定された通信相手それぞれに前記通信部により送信する
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の通信装置。
  7. グループ通信を行う通信部と、指示を入力する入力部と、情報を表示する表示部と、前記通信部においてグループ通信の開始通知を受信した場合、前記入力部から当該グループ通信への参加指示が入力されると前記通信部により当該グループ通信を行う制御部とを備える通信装置において、
    前記制御部は、前記通信部においてグループ通信の開始通知を受信すると、通信ネットワーク上の識別情報を含んだ個人情報を当該グループ通信の参加者へ公開することについての許可又は不許可を示す情報を前記通信部により当該グループ通信開始通知の発信元へ送信し、当該発信元から送られてくる当該グループ通信の各参加者の暗号化された個人情報と当該暗号化された個人情報の復号化キーとを前記通信部により受信可能であって、前記復号化キーを受信すると対応する個人情報を復号化して前記表示部に表示する
    ことを特徴とする通信装置。
  8. 第1通信部及び第1指示入力部を備える第1通信装置と、第2通信部及び第2表示部を備える複数の第2通信装置とを含んだ通信システムにおいてグループ通信を行う通信方法であって、
    前記第1通信装置が、前記複数の第2通信装置の少なくとも一部を指定してグループ通信を開始するように前記第1指示入力部から開始指示が入力されると、当該指定された第2通信装置の個人情報を暗号化する第1のステップと、
    前記第1通信装置が、前記暗号化した個人情報をグループ通信の開始通知と合わせて前記指定された第2通信装置それぞれに前記第1通信部により送信する第2のステップと、
    前記第2通信装置が、前記第2通信部において前記グループ通信開始通知を受信すると、自装置の個人情報をグループ通信の参加者へ公開することについての許可又は不許可を示す情報を前記第2通信部により前記第1通信装置へ送信する第3のステップと、
    前記第1通信装置が、個人情報の公開の許可を示す前記情報を前記第1通信部において受信すると、公開を許可した第2通信装置についての前記暗号化された個人情報の復号化キーを前記指定された第2通信装置それぞれに前記第1通信部により送信する第4のステップと、
    前記第2通信装置が、前記復号化キーを前記第2通信部において受信すると、当該受信した復号化キーに対応する個人情報を復号化して前記第2表示部に表示する第5のステップと
    を有することを特徴とする通信方法。
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