JP4574184B2 - 流体配管装置およびそれを用いたシールド掘削機 - Google Patents
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Description
1)複数の流路を単に並列に並べただけの構造であり、流路の数だけ凹部と凸部からなる接続部が必要であるため、接続すべき配管の数が増えるとマニホールド自体が非常に大きなものとなる。
2)内周マニホールドと外周マニホールドとが相対的に少しでもねじれているとマニホールド同士を接続することができない。このため、カッタヘッドへのマニホールドの取り付けに高い精度が要求される。
3)装置全体の長手方向寸法が大きい。
4)内周マニホールドを分離ジャッキで移動させると、内周マニホールドに接続された油圧ホースも移動する構造であるため、油圧ホースの長さには余裕を持たせておく必要がある。しかし、油圧ホースの長さに余裕があるということは、油圧ホースにたるみが生じるということである。回転物であるカッタヘッド内に配された高圧の油圧ホースのたるみは、こすれなどによるホースの損傷の原因となるため好ましくない。
第7発明はシールド掘削機に関するものであり、親シールドから子シールドが分離可能な親子シールド掘削機において、子シールド用カッタヘッド内の流体配管と親シールド用カッタヘッド内の流体配管とが、上記第1から第6の発明のいずれかに係る流体配管装置を用いて連結されることを特徴とする。
(A)親子一体掘進時(図1参照)
・流体配管装置20は連結状態とする(図5参照)。
・親シールド用カッタヘッド4の回転トルクは、流体配管装置20を通じて子シールド用カッタヘッド5にも伝達され、親シールド用カッタヘッド4と子シールド用カッタヘッドとは一体で回転する。
・添加材や圧油は、流体配管装置20を経由して子シールド用カッタヘッド5側から親シールド用カッタヘッド4側に給排される。
(B)子シールド単体掘進時(図2参照)
・流体配管装置20は流体的に分離される(図6参照)。
・流体配管装置20の分離に伴ない、親シールド用カッタヘッド4と子シールド用カッタヘッド5とは機械的にも完全に分離される。
・流体配管装置20の分離の過程で、親シールド用コピーカッタ装置11への圧油の給排流路は、第1の部材21側で自動的に遮断される。
Claims (8)
- 分離可能な流体配管装置(20)であって、
(a)複数系統の流体の通路(23IRa、23IRb、23ISa、23ISb、24I)を有する第1の部材(21)と、前記第1の部材(21)の前記各流体通路にそれぞれ対応する複数系統の流体の通路(23IIRa、23IIRb、23IISa、23IISb、24II)を有する第2の部材(22)とからなり、
(b)前記第1の部材(21)と前記第2の部材(22)とは、それぞれ、互いに接続されることにより前記複数系統の各通路に開口する同軸の円環状の複数の流路(56a、56b、68a、68b)を形成する接続部を有し、
(c)前記接続部における前記各円環状の流路(56a、56b、68a、68b)どうしは、前記接続部に同軸に配された複数のシール(39i、39ii、39iii、70、71、72)により区画されるとともに、前記第1の部材(21)と前記第2の部材(22)との接続方向において異なる位置に形成される
ことを特徴とする流体配管装置。 - 前記接続部に形成される円環状の複数の流路(56a、56b)のうち少なくとも1つが、同一のシール径を持つ1組のシール(39i、39ii、39iii)により区画されて形成されるものである
ことを特徴とする請求項1の流体配管装置。 - 前記第1の部材(21)と前記第2の部材(22)の少なくとも一方が、両部材の接続方向と直交する方向の変位を許容するよう弾性支持されるものであることを特徴とする請求項1または2の流体配管装置(20)。
- (d)前記第1の部材(21)は、シリンダ体(25)と、前記シリンダ体(25)に対して摺動可能なロッド体(26)により構成され、流体の給排により前記ロッド体(26)が前記シリンダ体(25)に対して伸縮する流体シリンダ構造とされ、
(e)前記シリンダ体(25)に、前記ロッド体(26)の伸縮用の流体配管を接続するための第1の配管接続部(44a、44b)と、前記第1の部材(21)と前記第2の部材(22)との間で授受する複数系統の流体の配管を接続するための第2の配管接続部(31I、43Ia、43Ib)とが設けられる
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかの流体配管装置。 - (f)前記第1の部材(21)における、前記第1の部材(21)と前記第2の部材(22)との間で授受する複数系統の流体の通路(23IRa、23IRb、23ISa、23ISb、24I)のうち少なくとも1つが、前記シリンダ体(25)に設けられて前記ロッド体(26)との摺動面に開口するシリンダ側通路(23ISa、23ISb)と、前記ロッド体(26)に設けられて前記シリンダ体(25)との摺動面に開口するロッド側通路(23IRa、23IRb)とからなり、
(g)前記シリンダ体(25)における前記シリンダ側通路(23ISa)の摺動面への開口の周囲、もしくは、前記ロッド体(26)における前記ロッド側通路(23IRa、23IRb)の摺動面への開口の周囲の少なくともいずれか一方に円環状の溝(47a、47b)を形成し、
(g)前記円環状の溝(47a、47b)が形成されていない側の通路(23IRa、23IRb)は、前記ロッド体(26)が前記シリンダ体(25)に対して伸びて前記第2の部材(22)に接続した状態のときに前記前記円環状の溝(47a、47b)に向けて開口するよう形成されるものである
ことを特徴とする請求項4の流体配管装置。 - 分離可能な流体配管装置(20)であって、
(a)複数系統の流体の通路(23IRa、23IRb、23ISa、23ISb、24I)を有する第1の部材(21)と、前記第1の部材(21)の前記各流体通路にそれぞれ対応する複数系統の流体の通路(23IIRa、23IIRb、23IISa、23IISb、24II)を有する第2の部材(22)とからなり、
(b)前記第1の部材(21)と前記第2の部材(22)とは、それぞれ、互いに接続されることにより前記複数系統の各通路に対応する複数の流路(55、56a、56b、68a、68b、69)を形成する接続部を有し、
(c)前記接続部における前記各流路(55、56a、56b、68a、68b、69)どうしは、前記接続部に同軸に配された複数のシール(39i、39ii、39iii、40、70、71、72)により区画され、
(d)前記第1の部材(21)は、シリンダ体(25)と、前記シリンダ体(25)に対して摺動可能なロッド体(26)により構成され、流体の給排により前記ロッド体(26)が前記シリンダ体(25)に対して伸縮する流体シリンダ構造とされ、
(e)前記シリンダ体(25)に、前記ロッド体(26)の伸縮用の流体配管を接続するための第1の配管接続部(44a、44b)と、前記第1の部材(21)と前記第2の部材(22)との間で授受する複数系統の流体の配管を接続するための第2の配管接続部(31I、43Ia、43Ib)とが設けられる
ことを特徴とする流体配管装置。 - 親シールドから子シールドが分離可能な親子シールド掘削機(1)において、子シールド用カッタヘッド(5)内の流体配管と親シールド用カッタヘッド(4)内の流体配管とが、請求項1から請求項6のいずれかの流体配管装置(20)を用いて連結されることを特徴とする親子シールド掘削機。
- 前記流体配管装置(20)が、親シールド用カッタヘッド(4)と子シールド用カッタヘッド(5)との間のトルクの伝達を行うための装置を兼ねるものであることを特徴とする請求項7の親子シールド掘削機。
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