JP4569923B2 - 組立式構造ブロック及び端部処理用ブロック - Google Patents

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本発明は、複数のブロックを組み合わせてテーブルの脚部やパーティションなどの任意形状の構造材を形成することが可能な組立式構造ブロック及び端部処理用ブロックに関する。
従来、物品を収納するラックやボックスなどにおいては、連結可能なユニットを複数積層したり、組み合わせたりして多段のラックやボックスを形成する組立式連結ラックや収納ボックスなどが提案されている(例えば、特許文献1や特許文献2参照)。また、部屋の間仕切りを目的とした部材等においても、ユニットのボードを上方向に追加して高さの変更が可能な組立式パーティションが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
しかし、上記のラックやボックス、パーティション等は、ユニットを連結することにより大きさ自体を自在に変更できる利点はあるが、それぞれの用途そのものは限定されており、その他の用途への汎用性に欠けるという課題があった。即ち、ラックはラック、パーティションはパーティションとしてのみの利用に限られていた。
一方、同一形状の部材を多数組み合わせて様々な用途の構造体を形成することが可能な組立構造体も提案されている(例えば、特許文献4参照)。このような組立構造体によれば、ラックやパーティション、ワゴンなど広範な用途の構造物を同じ部材を用いて形成できるため、構造部材自体の汎用性が高いという利点があった。
ところが、例えば特許文献4に開示されたような組立構造体は、ベースとなる部材の形状が複雑であるため、製造が比較的困難で製造コストも高くなるという課題があった。また、それぞれの構造体は嵌合のみによって連結されているため結合強度が低く、例えば地震等により構造物が転倒した場合などには部材同士が分離してしまう恐れもあった。
特開2001−187615号公報(第3−6頁、第1図) 特開平07−148034号公報(第2−4頁、第10図) 特開2001−61626号公報(第2−3頁、第1図) 特開2002−28034号公報(第3−12頁、第1図)
そこで本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、容易且つ安価に部材を製造することができ、しかも、部材の組み立てによって形成される構造体に形状的な柔軟性と高い強度を付与することができる組立式構造ブロックを提供することを目的とする。また、美観的に優れた構造体を形成することができる組立式構造ブロックの端部処理用ブロックを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の組立式構造ブロックは、複数のブロックを組み合わせてなる組立式構造ブロックであって、2本の同径の円筒が並行に近接した形体を有して断面が略瓢箪型となる外筒部と、ブロック同士が回動可能に連結できるように、前記外筒部の一方の底面の、前記円筒底面の円と対応する位置に形成した2つの円形状突起部と、前記円形状突起部の円の中心並びに円周の複数位置に形成したブロック固定用螺子孔部と、で構成されることを特徴とする。
上記構成によれば、形状が単純であるため、容易且つ安価に部材を製造することができる。また、ブロックの積み重ねにおける自由度が高く、連結したブロックをボルト等で固定することもできるため、強度が高く柔軟な形状を有する構造体を形成することができる。
また、本発明の組立式構造ブロックの端部処理用ブロックは、複数のブロックを組み合わせてなる組立式構造ブロックの端部処理用ブロックであって、円筒部と、他のブロックと連結するために前記円筒部の一方の底面の、前記円筒底面の円と対応する位置に形成した円形状突起部と、前記円形状突起部の円の中心並びに円周の複数位置に形成したブロック固定用螺子孔部と、で構成されることを特徴とする。
上記構成によれば、組立式構造ブロックを互い違いに積み重ねた際に生じる両端の凹凸が解消されるため、美観的に優れた構造体を形成することができる。
以上のように、本発明によれば、強度が高く柔軟な形状を有し、且つ美観的に優れた構造体を形成することができる。
以下、本発明の実施の形態における組立式構造ブロック及び端部処理用ブロックについて、図面を用いて詳細に説明する。尚、実施の形態を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付与し、説明は繰り返さないこととする。
図1は、本発明の実施の形態における組立式構造ブロックの外観を示す図である。図に示すように、2本の同径の円筒が並行に近接した形体を有する。組立式構造ブロック100は、主に、外筒部1、円形状突起部2、ブロック固定用螺子穴部3、で構成される。
尚、図2に示すように、本発明の実施の形態における組立式構造ブロックは、任意の組立式構造ブロックの片方の円形状突起部に、別の組立式構造ブロックの片方の円形状突起部を嵌入して連結することができる。勿論、組立式構造ブロックの上に別の組立式構造ブロックをそのまま積層することもできる。この場合、2つの円形状突起部2が両方とも嵌入される。また、後述する端部処理用ブロックの円形状突起部を嵌入することもできる。
次に、図3は、本発明の実施の形態における組立式構造ブロックの上面図及び縦断面図である。外筒部1下方の開口部4と円形状突起部2とは嵌入可能とするため略同径に加工されている。また、本実施の形態では、2箇所の円形状突起部2のそれぞれ中心及び円周の3箇所にブロック固定用螺子穴部3が形成されている(断面形状は図3参照)。従って、組立式構造ブロックを120°または240°と回転させて嵌入しても、上下の組立式構造ブロックの円周3箇所に形成した穴の位置が上下で一致するため、ボルトやナットで上下の組立式構造ブロックを固定することができる。
次に、図4は、本発明の実施の形態における端部処理用ブロックの外観を示す図である。図に示すように、円筒の形体を有する。端部処理用ブロック200は、主に、外筒部11、円形状突起部12、ブロック固定用螺子穴部13、で構成される。
尚、本発明の実施の形態における端部処理用ブロックも、任意の端部処理用ブロックの円形状突起部2に、別の組立式構造ブロックや端部処理用ブロックの円形状突起部を嵌入して連結することができる。そのため、組立式構造ブロックの場合と同様に、外筒部11下方の開口部14と円形状突起部12とは嵌入可能とするため略同径に加工されている。また、本実施の形態では、2箇所の円形状突起部12のそれぞれ中心及び円周の3箇所にブロック固定用螺子穴部13が形成されている。従って、組立式構造ブロックまたは端部処理用ブロックを120°または240°と回転させて嵌入しても、上下の組立式構造ブロックまたは端部処理用ブロックの円周3箇所に形成した穴の位置が上下で一致するため、螺子やボルト及びナットで上下の組立式構造ブロックを固定することができる。
図5は、本発明の実施の形態における組立式構造ブロックと端部処理用ブロックの連結例を模式的に示す図である。組立式構造ブロックを互い違いに積み重ねて端部に端部処理用ブロックを積み重ねている。図に示すように、組立式構造ブロックを互い違いに積み重ねても、両端の凹となる部分に端部処理用ブロックを積み重ねるので、凹凸のない平滑な端部を形成することができる。
ところで、上記の実施の形態において、組立式構造ブロック同士、または組立式構造ブロックと端部処理用ブロックの固定は、すべてのブロック固定用螺子穴部3について行う必要はない。例えば、円形状突起部の中心に形成したブロック固定用螺子穴部と円周部の少なくとも1箇所のブロック固定用螺子穴部を固定すれば、連結したあとにブロック同士が回転することを阻止できる。また、連結したブロックが回転しても支障ない場合や回転可能としたい場合は、中心に形成したブロック固定用螺子穴部のみで固定してもかまわない。更に、長い螺子またはボルト及びナットを用いて、3段以上に積層したブロックを同時に固定するようにしてもかまわない。
尚、本実施の形態では円周部のブロック固定用螺子穴部3を3箇所としているが、これにとらわれるものではなく、例えば、4箇所、6箇所などとしてもかまわない。円周部の螺子穴数が増加するほど、ブロックを固定する場合における回転の自由度は増加する。図6は、多段に積層した組立式構造ブロックを上から見た様子を模式的に示す図である。例えば、ブロック固定用螺子穴部3(または13)を4箇所形成した場合は、90°ブロックを回転させるごとに上下で螺子穴が一致するので、ブロック同士を固定することができる。同様に、8箇所形成した場合は、45°回転させるごとに上下で螺子穴が一致するので、ブロック同士を固定することができる。このように、組立式構造ブロックは任意の方向や角度に積み重ねて連結することができ、意図する形状を自在に形成することができる。
また、略瓢箪型となる断面の中央の曲率(図中のRa1で示す曲率)と、両端の円の曲率(図中のRa2で示す曲率)が同じであるため、ブロック同士が側面で接触している場合のブロックの回転等が滑らか行え、且つ意匠性にも優れた構造体を形成することができる。
尚、上記の組立式構造ブロックや端部処理用ブロックにおいて、円形状突起部2(または12)と開口部4(または14)の嵌入部を構成する部分の形状はどのようなものであってもかまわない。例えば、円形状突起部2(または12)または開口部4(または14)のいずれかに凹部を、対応する一方に凸部を形成して嵌入後に脱着しにくい形状とすることも可能である。
また、ブロック固定用螺子穴部3の形状も本実施の形態のそれにとらわれるものではなく、螺子またはボルト及びナットの頭部が格納される凹部を上側に形成しても、下側に形成してもかまわない。
尚、本発明の組立式構造ブロック及び端部処理用ブロックの材質は、ウレタン樹脂やその他の樹脂、木材など、あらゆる素材を用いてよい。また、上記実施の形態の組立式構造ブロック及び端部処理用ブロックは、その寸法の大小にとらわれるものではなく、あらゆるサイズのブロックとしてよい。
以上のように、本発明の組立式構造ブロック及び端部処理用ブロックで形成した構造体をベースとして、テーブルやラックなど、様々な製品を構成することができる。また、単に嵌入するだけでなく、ブロック同士を螺子またはボルト及びナット等で固定することができるため、耐震性など、強度の高い構造体を形成することができる。
本発明にかかわる組立式構造ブロック及び端部処理用ブロックは、部材の組み立てによって形成される構造体に形状的な柔軟性と高い強度を付与することができるという効果を有し、複数のブロックを組み立てて構造材を形成する組立構造材において有用である。
本発明の実施の形態における組立式構造ブロックの外観を示す図 2個の組立式構造ブロックを嵌入させた様子を示す図 本発明の実施の形態における組立式構造ブロックの上面図及び縦断面図 本発明の実施の形態における端部処理用ブロックの外観を示す図 本発明の実施の形態における組立式構造ブロックと端部処理用ブロックの連結例を模式的に示す図 多段に積層した組立式構造ブロックを上から見た様子を模式的に示す図
符号の説明
1 外筒部(組立式構造ブロック)
2 円形状突起部(組立式構造ブロック)
3 ブロック固定用螺子穴部(組立式構造ブロック)
4 開口部(組立式構造ブロック)
11 外筒部(端部処理用ブロック)
12 円形状突起部(端部処理用ブロック)
13 ブロック固定用螺子穴部(端部処理用ブロック)
14 開口部(端部処理用ブロック)
100 組立式構造ブロック
200 端部処理用ブロック

Claims (2)

  1. 複数のブロックを組み合わせてなる組立式構造ブロックであって、
    2本の同径の円筒が並行に近接した形体を有して断面が略瓢箪型となる外筒部と、
    ブロック同士が回動可能に連結できるように、前記外筒部の一方の底面の、前記円筒底面の円と対応する位置に形成した2つの円形状突起部と、
    前記円形状突起部の円の中心並びに円周の複数位置に形成したブロック固定用螺子孔部と、で構成されることを特徴とする組立式構造ブロック。
  2. 複数のブロックを組み合わせてなる組立式構造ブロックの端部処理用ブロックであって、円筒部と、他のブロックと連結するために前記円筒部の一方の底面の、前記円筒底面の円と対応する位置に形成した円形状突起部と、前記円形状突起部の円の中心並びに円周の複数位置に形成したブロック固定用螺子孔部と、で構成されることを特徴とする組立式構造ブロックの端部処理用ブロック。
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