JP4569575B2 - 二次電池の内部抵抗検出装置および検出方法 - Google Patents

二次電池の内部抵抗検出装置および検出方法 Download PDF

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Description

この発明は、二次電池の内部抵抗値を検出する技術に関し、特に、電気負荷を駆動するための電源装置が有する二次電池の内部抵抗値を検出する技術に関する。
二次電池の劣化の状態は、その内部抵抗値と密接な関係を有することが知られている。したがって、二次電池の状態を的確に把握するためには、内部抵抗値を正確に、そして迅速に検出することが求められる。
たとえば特開2004−28663号公報(特許文献1)は、電池の内部抵抗値を交流法で測定する内部抵抗計測回路を有する電子制御回路を開示する。これによれば、電子制御回路は、電池内部抵抗を計測する交流の周波数を複数の周波数で計測を行なうように構成されるため、電池に含まれるコンデンサ分によって内部抵抗が周波数により異なる点を正確に計測することができる。
特開2004−28663号公報
上述の特開2004−28663号公報(特許文献1)において電池の内部抵抗値の測定に適用される交流法とは、交流インピーダンス法とも称され、周知のように、測定対象に交流信号を加え、その周波数を変化させたときの測定対象の交流抵抗(インピーダンス)を測定する方法である。交流法によれば、直流における測定対象の端子間電圧と電流とから測定対象の抵抗値を算出する、いわゆる直流法と比較して、より正確な測定が可能となる。
しかしながら、上述した特開2004−28663号公報(特許文献1)における内部抵抗計測回路において交流法を実現するためには、その回路内部には、複数の周波数の交流信号を発生するように構成された発振器が必然的に搭載されることになる。その結果、内部抵抗計測回路が大型かつ高価なものとなるという問題が生じる。
また、内部抵抗計測回路の内部に発振器を搭載することによって、発振器がノイズの発生源となり、電池を電源として作動するシステムを誤作動させる可能性が生じる。
それゆえ、この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、簡易な装置構成で、二次電池の内部抵抗値を正確に検出することができる検出装置およびその検出方法を提供することである。
この発明によれば、二次電池の内部抵抗検出装置は、電気負荷を駆動するための電源装置が有する二次電池の内部抵抗値を検出する検出装置である。電源装置は、二次電池と、二次電池からの電力を受けて電気負荷を駆動する駆動回路と、スイッチング素子を含み、スイッチング素子のスイッチング動作により二次電池と駆動回路との間で直流電圧を変換する電圧変換器と、スイッチング素子をオン/オフするスイッチング周波数を可変として電圧変換器を制御する制御装置とを含む。検出装置は、二次電池の電流値および電圧値を取得する電流電圧取得手段と、スイッチング周波数を取得するスイッチング周波数取得手段と、取得された電流値、電圧値およびスイッチング周波数に基づいて、二次電池の内部抵抗値を算出する内部抵抗値算出手段とを含む。
上記の二次電池の内部抵抗検出装置によれば、二次電池に交流信号を与えるための発振器を用いることなく、交流法によって二次電池の内部抵抗値を正確に算出することができる。その結果、簡易かつ低廉な装置構成で、電気負荷の駆動制御の安定性を保ちながら、二次電池の劣化状態を正確に把握することができる。
好ましくは、内部抵抗値算出手段は、取得された電流値、電圧値およびスイッチング周波数に基づいて、二次電池のインピーダンスの周波数特性を取得し、その取得したインピーダンスの周波数特性に基づいて、二次電池の内部抵抗値を算出する。
上記の二次電池の内部抵抗検出装置によれば、二次電池に交流信号を与えるための発振器を用いることなく、二次電池のインピーダンスの周波数特性を取得することができるため、二次電池の内部抵抗値を正確に算出することができる。
この発明によれば、二次電池の内部抵抗値の検出方法は、電気負荷を駆動するための電源装置が有する二次電池の内部抵抗値を検出する検出方法である。電源装置は、二次電池と、二次電池からの電力を受けて電気負荷を駆動する駆動回路と、スイッチング素子を含み、スイッチング素子のスイッチング動作により二次電池と駆動回路との間で直流電圧を変換する電圧変換器と、スイッチング素子をオン/オフするスイッチング周波数を可変として電圧変換器を制御する制御装置とを含む。検出方法は、二次電池の電流値および電圧値を取得する電流電圧取得ステップと、スイッチング周波数を取得するスイッチング周波数取得ステップと、取得された電流値、電圧値およびスイッチング周波数に基づいて、二次電池の内部抵抗値を算出する内部抵抗値算出ステップとを含む。
上記の二次電池の内部抵抗値の検出方法によれば、二次電池に交流信号を与えるための発振器を用いることなく、交流法によって二次電池の内部抵抗値を正確に算出することができる。その結果、簡易かつ低廉な装置構成で、電気負荷の駆動制御の安定性を保ちながら、二次電池の劣化状態を正確に把握することができる。
好ましくは、内部抵抗値算出ステップは、取得された電流値、電圧値およびスイッチング周波数に基づいて、二次電池のインピーダンスの周波数特性を取得するステップと、取得されたインピーダンスの周波数特性に基づいて、二次電池の内部抵抗値を算出するステップとを含む。
上記の二次電池の内部抵抗値の検出方法によれば、二次電池に交流信号を与えるための発振器を用いることなく、二次電池のインピーダンスの周波数特性を取得することができるため、二次電池の内部抵抗値を正確に算出することができる。
この発明によれば、簡易な装置構成で、二次電池の内部抵抗値を正確に検出することができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
図1は、この発明の実施の形態による二次電池の内部抵抗検出装置が適用されるモータ駆動装置の構成を示す概略ブロック図である。
図1を参照して、モータ駆動装置は、バッテリ10と、交流モータM1の制御を行なうパワー制御ユニット(Power Control Unit:PCU)20と、電圧センサ12と、電流センサ14と、温度センサ16と、電池監視部30と、HVECU(Electric Control Unit)40と、MGECU50とを備える。
交流モータM1は、ハイブリッド自動車または電気自動車の駆動輪を駆動するためのトルクを発生するための駆動モータである。また、交流モータM1は、エンジン(図示せず)にて駆動される発電機としての機能を持つように、そして、エンジンに対して電動機として動作し、たとえばエンジンを始動し得るようなモータである。
バッテリ10は、充放電可能な二次電池であり、例えば、ニッケル水素またはリチウムイオンなどからなる。バッテリ10は、複数個の単電池を直列に接続してなる組電池であり、各々が、数個ずつの直列接続された単電池からなるn(nは自然数)個の電池ブロックB1〜Bnに区分される。
パワー制御ユニット20は、交流モータM1を駆動する駆動システムであり、交流モータM1を駆動するインバータと、昇圧コンバータとを含む(ともに図示せず)。インバータは、昇圧コンバータを介してバッテリ10から直流電力が供給されると、その直流電力を交流電力に変換して交流モータM1を駆動する。これにより、交流モータM1は、駆動輪を駆動するためのトルクを発生する。
電圧センサ12は、バッテリ10から出力される直流電圧VBを検出し、その検出した直流電圧VBをMGECU50へ出力する。また、電圧センサ12は、電池ブロックB1〜Bnのバッテリ電圧Vb1〜Vbnをそれぞれ検出し、その検出したバッテリ電圧Vb1〜Vbnを電池監視部30へ出力する。なお、直流電圧VBは、バッテリ10全体での端子間電圧を示し、バッテリ電圧Vb1〜Vbnの総和に相当する。
電流センサ14は、直列接続されるn個の電池ブロックB1〜Bnを流れるバッテリ電流Ibを検出し、その検出したバッテリ電流Ibを電池監視部30へ出力する。温度センサ16は、電池ブロックB1〜Bnの電池温度Tbを検出し、その検出した電池温度Tbを電池監視部30へ出力する。
電池監視部30は、電圧センサ12からバッテリ電圧Vb1〜Vbnを受け、電流センサ14からバッテリ電流Ibを受け、温度センサ16から電池温度Tbを受けると、これらの入力信号に基づいてバッテリ10のSOCを推定する。一例として、バッテリ10のSOCは、バッテリ電流Ibの積算値に基づいて推定される。なお、SOCの推定方法は、バッテリ電流Ibの積算値に基づいた方法以外に、公知の種々の方法を採用することができる。電池監視部30は、推定したバッテリ10のSOCを、バッテリ10の状態を示す信号(バッテリ電圧Vb1〜Vbn、バッテリ電流Ib、電池温度Tb)とともに、HVECU40へ出力する。
さらに、電池監視部30は、電圧センサ12からバッテリ電圧Vb1〜Vbnを受け、電流センサ14からバッテリ電流Ibを受け、MGECU50からパワー制御ユニット20におけるキャリア周波数fcを受けると、これらの入力信号に基づいて、後述する方法によって電池ブロックB1〜Bnの内部抵抗値R1〜Rnを検出する。電池監視部30は、その検出した内部抵抗値R1〜RnをHVECU40へ出力する。
HVECU40は、電池監視部30からバッテリ10の状態とともに、バッテリ10のSOCを受信すると、これらの入力情報と運転者からの要求出力とに基づいて車両の走行に必要な駆動力を算出し、その算出した駆動力が得られるように交流モータM1およびエンジン(図示せず)を駆動制御する。
具体的には、HVECU40は、アクセル踏込み量およびシフトポジションなどに基づいて運転者の要求出力を算出する。また、バッテリ10のSOCに基づいてバッテリ10の充電要求値を算出する。そして、HVECU40は、運転者の要求出力とバッテリ10の充電要求値とから車両の走行に必要な駆動力を算出し、その算出した駆動力が得られるように、エンジンおよび交流モータM1の回転数やトルクの配分等の制御量を決定する。
そして、HVECU40は、その決定した制御量に基づいてMGECU50およびエンジンECU(図示せず)に各種要求値を出力する。MGECU50に対しては、交流モータM1の要求出力(回転数×トルク)から決定したトルク指令値TRおよびモータ回転数MRNが出力される。MGECU50は、トルク指令値TRから変換したモータ駆動電流の電流指令に基づいて、実際のモータ駆動電流を電流指令に一致させるための電流制御を行なう。
さらに、HVECU40は、電池監視部30から電池ブロックB1〜Bnごとの内部抵抗値R1〜Rnを受信すると、内部抵抗値R1〜Rnに基づいて電池ブロックB1〜Bnごとの劣化状態を判断する。そして、内部抵抗値R1〜Rnのいずれかが所定の閾値を超えた場合には、HVECU40は、電池関係警告信号を生成して図示しない表示手段へ出力する。
[交流モータM1の駆動制御]
図2は、MGECU50における交流モータM1の駆動制御、および電池監視部30における内部抵抗値R1〜Rnの検出動作を説明するための概略ブロック図である。
図2を参照して、パワー制御ユニット20は、昇圧コンバータ22と、コンデンサC2と、インバータ24と、電圧センサ23と、電流センサ28とを含む。
昇圧コンバータ22は、リアクトルL1と、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)素子Q1,Q2と、ダイオードD1,D2とを含む。
リアクトルL1の一方端はバッテリ10の電源ラインに接続され、他方端はIGBT素子Q1とIGBT素子Q2との中間点、すなわち、IGBT素子Q1のエミッタとIGBT素子Q2のコレクタとの間に接続される。
IGBT素子Q1,Q2は、電源ラインとアースラインとの間に直列に接続される。IGBT素子Q1のコレクタは電源ラインに接続され、IGBT素子Q2のエミッタはアースラインに接続される。また、各IGBT素子Q1,Q2のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側に電流を流すダイオードD1,D2がそれぞれ配されている。
インバータ24は、U相アーム25と、V相アーム26と、W相アーム27とからなる。U相アーム25、V相アーム26およびW相アーム27は、電源ラインとアースラインとの間に並列に設けられる。
U相アーム25は、直列接続されたIGBT素子Q3,Q4からなる。V相アーム26は、直列接続されたIGBT素子Q5,Q6からなる。W相アーム27は、直列接続されたIGBT素子Q7,Q8からなる。また、各IGBT素子Q3〜Q8のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードD3〜D8がそれぞれ接続されている。
各相アームの中間点は、交流モータM1の各相コイルの各相端に接続されている。すなわち、交流モータM1は、3相の永久磁石モータであり、U,V,W相の3つのコイルの一端が中点に共通に接続されて構成される。U相コイルの他端がIGBT素子Q3,Q4の中間点に、V相コイルの他端がIGBT素子Q5,Q6の中間点に、W相コイルの他端がIGBT素子Q7,Q8の中間点にそれぞれ接続されている。
なお、昇圧コンバータ22およびインバータ24にそれぞれ含まれるスイッチング素子は、IGBT素子Q1〜Q8に限定されず、MOSFET等の他のパワー素子で構成しても良い。
昇圧コンバータ22は、バッテリ10から供給された直流電圧を昇圧してコンデンサC2へ供給する。より具体的には、昇圧コンバータ22は、MGECU50から信号PWMCを受けると、信号PWMCによってIGBT素子Q2がオンされた期間に応じて直流電圧を昇圧してコンデンサC2に供給する。
また、昇圧コンバータ22は、MGECU30から信号PWMCを受けると、コンデンサC2を介してインバータ24から供給された直流電圧を降圧してバッテリ10を充電する。
コンデンサC2は、昇圧コンバータ22からの直流電圧を平滑化し、その平滑化した直流電圧をインバータ24へ供給する。電圧センサ23は、コンデンサC2の両端の電圧、すなわち、昇圧コンバータ22の出力電圧Vm(インバータ24への入力電圧に相当する。以下同じ。)を検出し、その検出した出力電圧VmをMGECU50へ出力する。
インバータ24は、コンデンサC2から直流電圧が供給されると、MGECU50からの信号PWMIに基づいて直流電圧を交流電圧に変換して交流モータM1を駆動する。これにより、交流モータM1は、トルク指令値TRによって指定された要求トルクを発生するように駆動される。
また、インバータ24は、モータ駆動装置が搭載されたハイブリッド自動車または電気自動車の回生制動時、交流モータM1が発電した交流電圧をMGECU50からの信号PWMIに基づいて直流電圧に変換し、変換した直流電圧をコンデンサC2を介して昇圧コンバータ22へ供給する。
なお、ここで言う回生制動とは、ハイブリッド自動車または電気自動車を運転するドライバーによるフットブレーキ操作があった場合との回生発電を伴なう制動や、フットブレーキを操作しないものの、走行中にアクセルペダルをオフすることで回生発電をさせながら車速を減速(または加速を中止)させることを含む。
電流センサ28は、交流モータM1に流れるモータ電流MCRTを検出し、その検出したモータ電流MCRTをMGECU50へ出力する。
MGECU50は、HVECU40からトルク指令値TRおよびモータ回転数MRNを受け、電圧センサ23から出力電圧Vmを受け、電圧センサ12から直流電圧VBを受け、電流センサ28からモータ電流MCRTを受ける。そして、MGECU50は、出力電圧Vm、トルク指令値TRおよびモータ電流MCRTに基づいて、インバータ24が交流モータM1を駆動するときにインバータ24のIGBT素子Q3〜Q8をスイッチング制御するための信号PWMIを生成し、その生成した信号PWMIをインバータ24へ出力する。
また、MGECU50は、インバータ24が交流モータM1を駆動するとき、直流電圧VB、出力電圧Vm、トルク指令値TRおよびモータ回転数MRNに基づいて、昇圧コンバータ22のIGBT素子Q1,Q2をスイッチング制御するための信号PWMCを生成して昇圧コンバータ22へ出力する。
さらに、MGECU50は、後述する方法によって昇圧コンバータ22のIGBT素子Q1,Q2をオン/オフするためのキャリア周波数fcの調整を行なう。このとき、MGECU50は、調整したキャリア周波数fcを電池監視部30へ出力する。
[二次電池の内部抵抗値の検出動作]
電池監視部30は、電圧センサ12からバッテリ電圧Vb1〜Vbnを受け、電流センサ14からバッテリ電流Ibを受けると、これらの入力信号に基づいて電池ブロックB1〜Bnごとの内部抵抗値R1〜Rnを算出する。
詳細には、電池監視部30は、電池ブロックB1〜Bnの内部抵抗値R1〜Rnを、いわゆる交流法によって算出する。交流法とは、交流インピーダンス法とも称され、測定対象に交流信号を加え、その周波数を変化させたときの測定対象の端子間電圧および測定対象を流れる電流に基づいて測定対象のインピーダンスを測定する方法である。この方法によれば、直流における測定対象の端子間電圧と電流とから測定対象の抵抗値を算出する、いわゆる直流法と比較して、より正確な抵抗値の測定が可能となる。
図3は、交流法の測定原理を説明するための概略図である。
図3を参照して、測定対象DUTには、発振器にて生成された交流信号が与えられる。このときの測定対象DUTを流れる電流Iは、電流センサによって検出される。また、測定対象DUTの両端の電圧Vは、電圧センサによって検出される。そして、これらの検出値と測定対象DUTのインピーダンスZとの間には、オームの法則に従って、V=I・Zの関係が成立する。
ここで、測定対象DUTのインピーダンスZは、実部(抵抗成分R)と虚部(リアクタンス成分jX)とからなる。交流法では、発振器において交流信号の周波数を変化させたときのインピーダンスZの時間依存性を測定することにより、抵抗成分Rとリアクタンス成分jXとを抽出することが可能となる。
したがって、交流法によって二次電池の内部抵抗値を算出するためには、電池ブロックB1〜Bnの各々を測定対象DUTとしてこれに交流信号を与え、その周波数を変化させたときの各電池ブロックを流れる電流と端子間電圧とを測定する構成とすることにより、内部抵抗値を抽出することが可能となる。
しかしながら、このような構成を実現するためには、図3に示されるように、交流信号を生成するための発振器を設ける必要が生じる。その結果、モータ駆動装置の体格が大型化する、および、装置コストが増加するといった問題が発生する。
さらには、発振器から出力される交流信号によって、昇圧コンバータ22およびインバータ24のスイッチング制御を行なうための信号PWMC,PWMIにノイズが重畳してしまい、交流モータM1の駆動制御の安定性が損なわれる可能性も浮上する。
よって、交流モータM1の駆動制御の安定性を保つためには、二次電池の内部抵抗値を算出するタイミングを、交流モータM1の駆動が停止される車両システムの停止時などに限定せざるを得ず、二次電池の内部抵抗値を適宜算出して二次電池の劣化を速やかに判断することが困難となってしまう。
そこで、本発明の実施の形態による二次電池の内部抵抗検出装置は、以下に述べるように、昇圧コンバータ22が電圧変換動作を行なっているときに電池ブロックB1〜Bnを流れる電流(バッテリ電流Ibに相当)と、電池ブロックB1〜Bnの端子間電圧(バッテリ電圧Vb1〜Vbnに相当)と、昇圧コンバータ22に含まれるIGBT素子Q1,Q2をオン/オフするためのキャリア周波数fcとに基づいて、電池ブロックB1〜Bnの内部抵抗値R1〜Rnを算出することを特徴的な構成とする。
かかる構成は、昇圧コンバータ22が電圧変換動作を行なっているときに、バッテリ10を流れる電流が、昇圧コンバータ22における制御周期に等しい周期で変化する交流成分を含んでいることに基づいている。
図4を参照して、図1のモータ駆動装置における昇圧コンバータ22の動作とバッテリ電流Ibとの関係を説明する。
図4は、昇圧コンバータ22に送信される信号PWMCの推移を表わす。図4に示すように、信号PWMCは、オン状態(ON)とオフ状態(OFF)との間で切換わる。このときのONの時間とOFFの時間との和は、信号PWMCの1周期(制御周期Tc)に相当する。制御周期Tcは、キャリア周波数fcから求めることができる。
そして、このような信号PWMCが出力されているとき、バッテリ電流Ibは、周期的に増減する。バッテリ電流Ibが増減する周期は、昇圧コンバータ22の制御周期Tcに一致している。
このようにバッテリ電流Ibが制御周期Tcに等しい周期で増減を繰り返すことにより、電池ブロックB1〜Bnでは、バッテリ電圧Vb1〜Vbnも制御周期Tcに等しい周期で増減する。このときの電圧変動分は、オームの法則に従って、バッテリ電流Ibの変動分と電池ブロックB1〜Bnのインピーダンスとを積算した値となる。
そして、制御周期Tcを決定するキャリア周波数fcは、昇圧コンバータ22において、電力損失や制御安定性などを考慮して最適な周波数に適宜切換えられる。
一例として、キャリア周波数fcは、バッテリ電流Ibに応じて昇圧コンバータ22における電力損失が最小となる周波数に設定される。
具体的には、昇圧コンバータ22のIGBT素子Q1,Q2における損失は、バッテリ電流Ibが大きいほど、またはキャリア周波数fcが高いほど、増加する。一方、昇圧コンバータ22のリアクトルL1における損失は、バッテリ電流Ibが大きいほど、またはキャリア周波数fcが低いほど、増加する。したがって、バッテリ電流Ibごとに、IGBT素子Q1,Q2の損失とリアクトルL1の損失との和が最小となる最適キャリア周波数を予め設定しておき、電流センサ14から受けたバッテリ電流Ibに対応する最適キャリア周波数を、キャリア周波数fcに設定することにより、昇圧コンバータ22を効率良く駆動することができる。
このように、昇圧コンバータ22のキャリア周波数fcがバッテリ電流Ibに応じて切換えられることにより、バッテリ電流Ibおよびバッテリ電圧Vb1〜Vbnに含まれる交流成分の周期が変化する。したがって、バッテリ電圧Ibと、バッテリ電圧Vb1〜Vbnと、キャリア周波数fcとに基づいて、電池ブロックB1〜Bnのインピーダンスの周波数特性を測定することにより、電池ブロックB1〜Bnの内部抵抗値R1〜Rnを算出することができる。
以上のように、本発明の実施の形態によれば、バッテリ電流Ibおよびバッテリ電圧Vb1〜Vbnと、昇圧コンバータ22のキャリア周波数fcとに基づいて、交流法によって電池ブロックB1〜Bnの内部抵抗値を算出することができる。これによれば、図3に示したような、電池ブロックB1〜Bnに交流信号を与えるための発振器の設置が不要となるため、モータ駆動装置の体格および装置コストが増加するのを抑制することができる。また、発振器によるノイズの重畳といった不具合が生じないため、交流モータM1の駆動制御の安定性を保つことができる。その結果、二次電池の内部抵抗値を算出するタイミングが限定されることなく、二次電池の劣化を速やかに判断することができる。
以下、本発明の実施の形態による電池ブロックB1〜Bnの内部抵抗値の検出を実現するための制御構造についてより詳細に説明する。
図5は、MGECU50および電池監視部30における制御構造を示すブロック図である。
図5を参照して、MGECU50は、インバータ入力電圧指令演算部52と、コンバータ用デューティー比演算部54と、コンバータ用PWM信号変換部56とを含む。
インバータ入力電圧指令演算部52は、トルク指令値TRおよびモータ回転数MRNに基づいてインバータ入力電圧の最適値(目標値)、すなわち電圧指令Vdc_comを演算し、その演算した電圧指令Vdc_comをコンバータ用デューティー比演算部54へ出力する。
コンバータ用デューティー比演算部54は、電圧センサ12からの直流電圧VBと、電圧センサ23からの出力電圧Vmと、インバータ入力電圧指令演算部52からの電圧指令Vdc_comとに基づいて、出力電圧Vmを電圧指令Vdc_comに設定するためのデューティー比DRを演算し、その演算したデューティー比DRをコンバータ用PWM信号変換部56へ出力する。
コンバータ用PWM信号変換部56は、電流センサ14からのバッテリ電流Ibに対応する最適キャリア周波数を、キャリア周波数fcに設定する。具体的には、コンバータ用PWM信号変換部56は、バッテリ電流Ibと昇圧コンバータ22の電力損失を最小にする最適キャリア周波数との関係を示すマップを保持しており、電流センサ14からのバッテリ電流Ibに対応する最適キャリア周波数を、マップを参照して決定する。
そして、コンバータ用PWM信号変換部56は、コンバータ用デューティー比演算部54からのデューティー比DRと、設定したキャリア周波数fcとに基づいて、昇圧コンバータ22のIGBT素子Q1,Q2をオン/オフするための信号PWMCを生成し、その生成した信号PWMCを昇圧コンバータ22のIGBT素子Q1,Q2へ出力する。
さらに、コンバータ用PWM信号変換部56は、設定したキャリア周波数fcを、電池監視部30に含まれる内部抵抗値演算部32へ出力する。
内部抵抗値演算部32は、電圧センサ12からのバッテリ電圧Vb1〜Vbnと、電流センサ14からのバッテリ電流Ibと、コンバータ用PWM信号変換部56からのキャリア周波数fcとに基づいて、交流法によって電池ブロックB1〜Bnの内部抵抗値R1〜Rnを演算する。そして、内部抵抗値演算部32は、その演算した内部抵抗値R1〜RnをHVECU40へ出力する。
HVECU40は、内部抵抗値演算部32からの内部抵抗値R1〜Rnに基づいて、電池ブロックB1〜Bnの劣化状態を判断する。このとき、内部抵抗値R1〜Rnのいずれかが所定の閾値を超えている場合には、HVECU40は、電池関係警告出力信号を生成して図示しない表示手段へ出力する。表示手段は、例えば、車両のインストルメントルパネルに、バッテリ10に異常が発生したことを示す情報を表示する。
図6は、電池監視部30における二次電池の内部抵抗値の検出動作を実現するためのフローチャートである。
図6を参照して、内部抵抗値演算部32は、電流センサ14からバッテリ電流Ibを取得するとともに(ステップS01)、電圧センサ12から電池ブロックB1〜Bnのバッテリ電圧Vb1〜Vbnを取得する(ステップS02)。さらに、内部抵抗値演算部32は、MGECU50から昇圧コンバータ22のキャリア周波数fcを取得する(ステップS03)。
そして、内部抵抗値演算部32は、これらの入力情報に基づいて、交流法によって電池ブロックB1〜Bnの内部抵抗値R1〜Rnを算出する(ステップS04)。内部抵抗値演算部32は、その算出した内部抵抗値R1〜RnをHVECU40へ出力する(ステップS05)。
以上のように、この発明の実施の形態によれば、二次電池に交流信号を与えるための発振器を用いることなく、交流法によって二次電池の内部抵抗値を算出することができる。その結果、二次電池を搭載したモータ駆動装置の体格および装置コストの増加を抑制することができるとともに、発振器によるノイズの影響を回避してモータ駆動制御の安定性を確保することができる。
また、モータ駆動装置が作動しているときに適宜二次電池の内部抵抗値を算出できるため、二次電池の劣化状態を速やかに判断することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態による二次電池の内部抵抗検出装置が適用されるモータ駆動装置の構成を示す概略ブロック図である。 MGECUにおける交流モータの駆動制御、および電池監視部における内部抵抗値の検出動作を説明するための概略ブロック図である。 交流法の測定原理を説明するための概略図である。 昇圧コンバータに送信される信号PWMCの推移を表わす図である。 MGECUおよび電池監視部における制御構造を示すブロック図である。 電池監視部における二次電池の内部抵抗値の検出動作を実現するためのフローチャートである。
符号の説明
10 バッテリ、12,23 電圧センサ、14,28 電流センサ、16 温度センサ、20 パワー制御ユニット、22 昇圧コンバータ、24 インバータ、25 U相アーム、26 V相アーム、27 W相アーム、30 電池監視部、32 内部抵抗値演算部、52 インバータ入力電圧指令演算部、54 コンバータ用デューティー比演算部、56 コンバータ用PWM信号変換部、B1〜Bn 電池ブロック、C2 コンデンサ、D1〜D8 ダイオード、Q1〜Q8 IGBT素子、L1 リアクトル、M1 交流モータ。

Claims (4)

  1. 電気負荷を駆動するための電源装置が有する二次電池の内部抵抗値を検出する検出装置であって、
    前記電源装置は、
    前記二次電池と、
    前記二次電池からの電力を受けて前記電気負荷を駆動する駆動回路と、
    スイッチング素子を含み、前記スイッチング素子のスイッチング動作により前記二次電池と前記駆動回路との間で直流電圧を変換する電圧変換器と、
    前記スイッチング素子をオン/オフするスイッチング周波数を可変として前記電圧変換器を制御する制御装置とを含み、
    前記検出装置は、
    前記二次電池の電流値および電圧値を取得する電流電圧取得手段と、
    前記スイッチング周波数を取得するスイッチング周波数取得手段と、
    前記取得された電流値、電圧値および前記スイッチング周波数に基づいて、前記二次電池の内部抵抗値を算出する内部抵抗値算出手段とを含む、二次電池の内部抵抗検出装置。
  2. 前記内部抵抗値算出手段は、前記取得された電流値、電圧値および前記スイッチング周波数に基づいて、前記二次電池のインピーダンスの周波数特性を取得し、その取得したインピーダンスの周波数特性に基づいて、前記二次電池の内部抵抗値を算出する、請求項1に記載の二次電池の内部抵抗検出装置。
  3. 電気負荷を駆動するための電源装置が有する二次電池の内部抵抗値を検出する検出方法であって、
    前記電源装置は、
    前記二次電池と、
    前記二次電池からの電力を受けて前記電気負荷を駆動する駆動回路と、
    スイッチング素子を含み、前記スイッチング素子のスイッチング動作により前記二次電池と前記駆動回路との間で直流電圧を変換する電圧変換器と、
    前記スイッチング素子をオン/オフするスイッチング周波数を可変として前記電圧変換器を制御する制御装置とを含み、
    前記検出方法は、
    前記二次電池の電流値および電圧値を取得する電流電圧取得ステップと、
    前記スイッチング周波数を取得するスイッチング周波数取得ステップと、
    前記取得された電流値、電圧値および前記スイッチング周波数に基づいて、前記二次電池の内部抵抗値を算出する内部抵抗値算出ステップとを含む、二次電池の内部抵抗検出方法。
  4. 前記内部抵抗値算出ステップは、
    前記取得された電流値、電圧値および前記スイッチング周波数に基づいて、前記二次電池のインピーダンスの周波数特性を取得するステップと、
    前記取得されたインピーダンスの周波数特性に基づいて、前記二次電池の内部抵抗値を算出するステップとを含む、請求項3に記載の二次電池の内部抵抗検出方法。
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