JP4569429B2 - 連携制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の負荷を集中制御できる制御システムにおいて、制御システムとネットワークカメラとの連携を図る連携制御装置に関する。
店舗や工場、倉庫などといった広い空間に設けられた複数の照明装置を集中制御することができる照明制御システムが考案されている。このような照明制御システムは、複数の照明装置をリモートコントローラで自在に遠隔操作したり、複数の照明装置の点灯、非点灯を一括して制御することができるため、ユーザの利便性を高めることができる。
ところで、セキュリティ対策の一つとして、CCD(Charge Coupled Devices)といった撮像素子を搭載し、設置された空間内の画像を撮像することができる小型のカメラ装置が考案されている。このようなカメラ装置は、通信機能を有することで、携帯端末装置などからのネットワークを介した遠隔操作、撮像画像の転送などを実現しており、ユーザにとって非常に利便性の高いネットワーク対応機器となっている(例えば、特許文献1参照。)。
このネットワーク対応型のカメラ装置は、別途用意したリレーユニットを用いることで外部機器との連携を図ることも可能となっている。ネットワーク対応型のカメラ装置は、外部機器との連携を図ることで、より高度なセキュリティ対策などを実現することができる。
特開2005−175758号公報
一般に、このようなネットワーク対応型のカメラ装置は、常時給電される必要があるため電池などを内蔵して駆動させるのではなく、ACアダプターなどを介してアウトレットより電源を確保している。したがって、このようなカメラ装置の設置対象空間内における設置自由度は、非常に低く、露出配線による電源確保や、最悪の場合、所望の場所への設置が困難となってしまうといった問題がある。
また、ネットワーク対応型のカメラ装置を外部機器と連携させるには、リレーボックスが別途必要となるため、リレーボックスの設置位置の確保や、露出した配線による美観の低下といった様々な問題を含んでいる。
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、通信機能を有するカメラ装置の設置自由度、設置時の美観を損なうことなく、外部機器と容易に連携を図ることができる連携制御装置を提供することを目的とする。
本発明の連携制御装置は、カメラ装置からの出力を無電圧接点信号として入力する無電圧接点入力端子と、制御対象となる負荷制御端末を一意に特定するアドレス情報を設定するアドレス設定手段と、無電圧接点入力端子が、カメラ装置からの出力により短絡状態となったことに応じて、アドレス設定手段に設定されたアドレス情報で特定される負荷制御端末を駆動させる制御信号を生成し、負荷制御端末に送信するよう制御する制御手段と、カメラ装置を当該連携制御装置へ直接取り付ける取り付け手段とを備えることで、上述の課題を解決する。
本発明によれば、通信機能を有するカメラ装置の設置自由度、設置時の美観を損なうことなく、カメラ装置の撮像動作と、制御システムによる負荷制御動作とを連携させることを可能とする。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。まず、図1を用いて、本発明の実施の形態として示す連携制御システム1について説明をする。
図1に示すように、連携制御システム1は、図示しない複数の照明装置を集中制御する照明制御システム10と、ネットワーク接続機能を有するネットワークカメラ20と、照明制御システム10とネットワークカメラ20とを連携させる連携ユニット30と、ネットワークカメラ20と通信が可能な携帯端末装置5とを備えている。
このような連携制御システム1は、ネットワークカメラ20からの出力に応じて、ネットワークカメラ20による撮像動作と、照明制御システム10による照明装置の点灯・非点灯制御とを連携させることができる。
例えば、携帯端末装置5とネットワークカメラ20とが通信をすることで、照明制御システム10を介して照明装置を点灯させ、充分な光量を得られた状態でネットワークカメラ20による撮像を開始させるなど、照明制御システム10とネットワークカメラ20とを連携させて制御することができる。
照明制御システム10は、リレーユニット11と、リモコントランス12とを有する分電盤13と、複数のスイッチを有する操作端末15とを備えている。
リレーユニット11は、負荷である図示しない照明装置をそれぞれ制御する負荷制御端末であるリレーRy1〜Ry8を備えており、操作端末15からの操作に応じて対応するリレーにより分電盤13内のブレーカなどから供給される商用交流電源をON/OFFして照明装置を駆動させる。
リモコントランス12は、リレーRy1〜Ry8の駆動用の電源を供給する。また、リモコントランス12は、連携ユニット30に対して電源を供給する。リモコントランス12からリレーRy1〜Ry8、連携ユニット30に供給される電源は、例えば、AC24Vである。
操作端末15は、ユーザによって操作される複数のスイッチを備えており、ユーザによる操作がし易いような壁面などに、JIS規格などで定められた取付枠により取り付けられている。操作端末15は、ユーザによるスイッチ操作に応じて、照明制御システム用信号をリレーユニット11の対応するリレーに対して送信する。これにより、リレーRy1〜Ry8を介して照明装置が駆動される。
照明制御システム用信号は、例えば、RS485などの通信フォーマットで、±24Vの信号で通信が行われる。したがって、2本の24V信号線により、操作端末15と、リレーユニット11とが接続される。
図1に示すように、操作端末15は、照明制御システム10において一つである必要はなく、例えば、リレーユニット11で制御する照明装置の数よりも少ない数のスイッチを有する操作端末15を備えるようにしてもよい。これにより、各操作端末15とリレーRy1〜Ry8との対応を任意に設定することで、照明装置の上述したような個別制御はもちろん、グループ制御、パターン制御などの多様な照明制御を実行することができる。
ネットワークカメラ20は、CCD(Charge Coupled Devices)撮像素子やレンズなどの光学系を備えた撮像部21と、ネットワークを介したデータ通信、音声通話が可能な挿脱自在なカード型通信ユニット22(以下、単に通信ユニット22と呼ぶ。)を備えており、撮像した画像を通信ユニット22を介して外部機器に送信することができる。
また、ネットワークカメラ20は、人の動きを検知する図示しない人感センサなどを接続することができる。ネットワークカメラ20は、人感センサの検知結果に応じて、通信ユニット22を介して携帯端末装置5との接続を自動的に実行することができる。
さらに、ネットワークカメラ20は、図示しない音声出力端子を備えており、外付けのアンプ内蔵型スピーカなどを接続することができる。ネットワークカメラ20は、携帯端末装置5からの通信ユニット22を介した音声を、アンプ内蔵型スピーカから出力することができる。
このように、ネットワークカメラ20は、撮像部21から被写体を静止画像、動画像として撮像することができ、通信ユニット22によるネットワークを介した通信により、例えば、携帯端末装置5といった外部の通信機器との間でデータ通信を行うことができる。
具体的には、ネットワークカメラ20は、ネットワークを介した通信機器からの撮像要求命令に応じて撮像を開始したり、撮像した画像データを送信したり、携帯端末装置5からの音声をアンプ内蔵型スピーカなどから出力させることができる。
連携ユニット30は、上述した照明制御システム10の動作とネットワークカメラ20の動作とを連携させる装置である。連携ユニット30は、このように照明制御システム10とネットワークカメラ20とを連携させると共に、ネットワークカメラ20の設置位置を規定するネットワークカメラ20の取り付け器具としての機能も有している。連携ユニット30は、図2に示すようにネットワークカメラ20を壁面に取り付けることができる。
ここで、図3を用いて、連携ユニット30を用いずに、照明制御システム10とネットワークカメラ20とを連携させた場合の構成について説明をする。図3に示すように、連携ユニット30を用いずに、照明制御システム10とネットワークカメラ20とを連携させようとする場合、リレーボックス60を介して接続することになる。
リレーボックス60は、照明制御システム10を制御する無電圧接点監視ユニット61と、ネットワークカメラ20の出力定格(DC50V、50mA)を無電圧接点監視ユニット61の定格(DC30V、10mA)に合わせることで、ネットワークカメラ20からの出力を無電圧接点信号として後段の無電圧接点監視ユニット61で使用可能とする電子回路用リレー62とを備えている。
このようなリレーボックス60は、ノイズの発生による影響を避けるため、ネットワークカメラ20との接続配線ができるだけ短くなるように、ネットワークカメラ20の近傍に設置する必要がある。したがって、ネットワークカメラ20を取り付けるには、リレーボックス60の取り付け位置も考慮しなくてはならない。
また、ネットワークカメラ20は、ACアダプター63を介して商用交流電源より電力供給を受けることで駆動するため、ACアダプター63を接続するためのアウトレットの確保も必要となる。また、ネットワークカメラ20を設置したい場所から、アウトレットまでの位置が遠い場合、電源用の配線が露出してしまうため、例えば、店舗などにおいて店舗内の美観を損ねてしまう可能性がある。
このように、連携ユニット30を用いずに、照明制御システム10とネットワークカメラ20とを連携させようとした場合、ネットワークカメラ20の取り付け位置に大きな制約が生じると共に、美観上の問題も発生してしまうことになる。また、システム全体の構成も複雑なものとなってしまう。
そこで、上述したような連携ユニット30を用いることで、リレーボックス60の設置位置によって連携ユニット30の設置位置が制約されたり、電源供給配線を露出配線としてしまうことを回避し、さらに簡易なシステム構成を実現する。
図4を用いて、連携ユニット30の電気的な構成について説明をする。図4に示すように、連携ユニット30は、電源回路部31と、無電圧接点入力端子32と、フォトカプラ33と、アドレス設定部34と、マイコン35と、信号送受信部36とを備えている。
電源回路部31は、分電盤13のリモコントランス12から出力される交流電源を直流電源へと変換するAC−DCコンバータである。例えば、電源回路部31は、リモコントランス12から出力されたAC24Vの交流電源を、ネットワークカメラ20に供給するDC9Vの直流電源に変換する。
無電圧接点入力端子32は、ネットワークカメラ20の出力端子から出力される信号を、無電圧接点信号(短絡と開放との2値信号)として入力する。
フォトカプラ33は、無電圧接点入力端子32から入力されたネットワークカメラ20からの出力を電気的に絶縁しながらマイコン35に出力する。
アドレス設定部34は、当該連携ユニット30で照明制御システム10とネットワークカメラ20とを連携させるための情報として、リレーユニット11のリレーRy1〜Ry8を一意に特定するアドレス情報のうち、ネットワークカメラ20の出力によって制御される任意のリレーのアドレス情報を記憶している。つまり、アドレス設定部34には、ネットワークカメラ20から出力される無電圧接点信号によって、無電圧接点入力端子32が短絡された状態となった場合に、どの照明装置を駆動させるのかが照明装置を駆動させるリレーRy1〜Ry8のアドレス情報として設定されている。
アドレス設定部34に対するアドレス設定は、例えば、図示しないリモートコントローラによる赤外線信号の送受信により実行することができ、ネットワークカメラ20の連携ユニット30への設置時などにあらかじめ設定処理がなされる。
マイコン35は、連携ユニット30を統括的に制御する制御部であり、フォトカプラ33から出力されたネットワークカメラ20からの出力信号が接点監視電圧となった場合に、アドレス設定部34を参照して、リレーRy1〜Ry8のうちの対応するリレーに送信する照明制御システム用信号を生成する。このとき、接点監視電圧は、ネットワークカメラ20の出力定格(例えば、DC50V、50mA)内とする。
信号送受信部36は、リレーユニット11や操作端末15から送信される信号を受信してマイコン35に通知したり、マイコン35で生成された照明制御システム用信号をリレーユニット11に送信する。
このように、連携ユニット30は、無電圧接点入力端子32に無電圧接点信号として入力されたネットワークカメラ20からの出力が、接点監視電圧となり無電圧接点入力端子32が短絡状態となったことに応じて、アドレス設定部34に設定されたリレーRy1〜Ry8のアドレス情報に基づき照明制御システム用信号を生成して送信する。連携ユニット30から送信された照明制御システム用信号を受信したリレーユニット11は、受信した照明制御システム用信号に基づき、分電盤13内のブレーカなどから供給される商用交流電源を該当するリレーによりON/OFFして照明装置を駆動させる。
したがって、連携ユニット30は、例えば、携帯端末装置5とネットワークカメラ20との通信や図示しない人感センサなどの検知結果に応じた、ネットワークカメラ20の撮像開始時に、照明制御システム10により照明装置を駆動させるといった連携処理を実行することができる。
また、連携ユニット30は、リモコントランス12から供給される商用交流電源を電源回路部31によりネットワークカメラ20に応じた直流電源へと変換することで、ネットワークカメラ20に対して電源供給することができる。
続いて、このような機能を有する連携ユニット30の物理的な構成について説明をする。連携ユニット30は、ネットワークカメラ20との電気的接続部位の違いにより、以下に示す2種類の構成とすることができる。1つ目の構成は、ネットワークカメラ20の電気的接続端子を既存のままとした構成、2つ目の構成は、電気的接続を容易にするためネットワークカメラ20の電気的接続端子に改良を加えた構成である。
(ネットワークカメラ20の電気的接続部位を既存のままとした場合)
まず、ネットワークカメラ20の電気的接続部位を既存のままとした場合の、連携ユニット30の物理的形態などの具体的な構成について説明する。
図5に、連携ユニット30の分解斜視図を示す。図5に示すように、連携ユニット30は、上述した図4に示す機能部を搭載した回路基板41と、回路基板41を格納するボディ部42と、回路基板41と照明制御システム10との電気的な接続を回路基板41を格納したボディ部42から取り出すための端子が形成された端子ねじブロック43と、回路基板41を格納したボディ部42に蓋をして回路基板41を保護するカバー部44と、当該連携ユニット30を壁面に取り付けるための取付枠45と、取付枠45を覆い連携ユニット30を取り付けた壁面の美観を向上させるための化粧プレート46とを備えている。
図5に示すように、回路基板41からは、ネットワークカメラ20に電源供給するための電源プラグ47が、図4に示した電源回路部31の出力から引き出されている。また、回路基板41からは、図4に示した無電圧接点入力端子32と接続された無電圧接点入力線48が引き出されている。この電源プラグ47、無電圧接点入力線48は、ネットワークカメラ20の電源入力端子、出力端子にそれぞれ接続される。
また、図5に示すように、カバー部44には、壁面に取り付けられた当該連携ユニット30にネットワークカメラ20を取り付けるためのウォールマウント部49が設けられている。
取付枠45は、操作端末15と同様のJIS規格などで定められた規格を採用することで、連携ユニット30の壁面への施工を容易にし、既存の規格部材を用いることによるコスト低下、化粧プレート46の選択の自由度の向上など様々な利点を得ることができる。
図6に、図5に示す構成部材を全て組み付けた連携ユニット30を矢印A方向から眺めた、連携ユニット30の側面図を示す。図6に示すように、端子ねじブロック43は、照明制御システム10のリモコントランス12から供給される電源を入力するための電源入力端子43Aと、リレーユニット11と照明制御システム用信号などをやりとりするための信号線を接続するための制御信号用端子43Bとを備えている。
なお、照明制御システム用信号は、例えば、RS485などの通信フォーマットで、±24Vの信号で通信が行われる。したがって、2本の24V信号線により、連携ユニット30とリレーユニット11とが接続される。
図7に、壁面に取り付けられた連携ユニット30と、ネットワークカメラ20との接続の様子を示す。なお、説明のため、図7において、化粧プレート46を示していないが、連携ユニット30を壁面に取り付けた段階、つまりネットワークカメラ20を連携ユニット30に取り付ける前段で化粧プレート46が、装着されることになる。
図7に示すように、連携ユニット30の電源プラグ47は、ネットワークカメラ20の電源入力端子23に接続される。また、連携ユニット30の無電圧接点入力線48は、ネットワークカメラ20の出力端子24に接続される。これにより、連携ユニット30とネットワークカメラ20とが電気的に接続される。
壁面に取り付けられた連携ユニット30とネットワークカメラ20との物理的な接続は、ウォールマウント部49の差込接続部49a、49bを、ネットワークカメラ20の差込受け部25a、25bに差し込んで係合させることでなされる。
ネットワークカメラ20を、図7に示す状態から上下逆にして取り付けることも可能であり、この場合、ウォールマウント部49の差込接続部49a、49bを、ネットワークカメラ20の差込受け部26a、26bに差し込んで係合させればよい。
連携ユニット30には、図4を用いて説明したアドレス設定部34に、ネットワークカメラ20による制御対象となるリレーRy1〜Ry8のアドレス情報を設定するための赤外線受光部34aが、ネットワークカメラ20を取り付ける前段において露出するように設けられている。
このように、連携ユニット30は、操作端末15などと同じように、簡単な施工で壁面に取り付ることができ、さらに、ネットワークカメラ20をウォールマウント部49により容易に取り付けることができる。また、ネットワークカメラ20へ電源供給するための電源プラグ47が設けられていることから、リモコントランス12からの電源供給配線を容易に壁面への埋め込み配線とすることができる。したがって、連携ユニット30に取り付けられたネットワークカメラ20に対して、ACアダプターなどを用いずに美観を損なうことなく電源供給することができる。
(ネットワークカメラ20の電気的接続端子に改良を加えた場合)
次に、ネットワークカメラ20の電気的接続端子に改良を加えた場合の、連携ユニット30の物理的形態などの具体的な構成について説明する。なお、この説明にあたり、連携ユニット30の基本的な構成は、図5乃至図7を用いて説明した構成をそのまま踏襲するものとし、変更箇所のみを説明していくことにする。
ネットワークカメラ20と連携ユニット30との電気的接続を容易にするため、ネットワークカメラ20には、図8に示すような電源入力端子27と、出力端子28とを形成する。一方、連携ユニット30には、図5に示したように回路基板41から電源プラグ47、無電圧接点入力線48を引き出す換わりに、図9に示すように、カバー部44に開口された開口部44a、44bから露出される電源コンタクト50と、無電圧接点入力コンタクト51とを形成する。
図10に、図9で示した連携ユニット30を矢印B方向から眺めた側面図を示す。図10に示すように、電源コンタクト50は、バネ性を有する金属により形成されており、同様に、無電圧接点入力コンタクト51もバネ性を有する金属により形成されている。
図11に、壁面に取り付けられた連携ユニット30と、ネットワークカメラ20との接続の様子を示す。図11に示すように、連携ユニット30のウォールマウント部49の差込接続部49a、49bをネットワークカメラ20の差込受け部25a、25bに差し込んで係合させ接続したことに応じて、連携ユニット30の電源コンタクト50、無電圧接点入力コンタクト51は、それぞれダイレクトで電源入力端子27、出力端子28と接触して電気的な接続が自動的になされる。
このように、連携ユニット30は、図5に示したように、電源プラグ47、無電圧接点入力線48を引き出す換わりに、図9に示すように、電源コンタクト50と、無電圧接点入力コンタクト51とを、ネットワークカメラ20に形成された電源入力端子27と、出力端子28とダイレクトで接続できるような位置に形成することで、ネットワークカメラ20の連携ユニット30への取り付け時における作業性を向上させ、誤結線による不動作や装置の故障を回避することができる。
(連携ユニット30とネットワークカメラ20とを一体構成とした場合)
上述したようにネットワークカメラ20と連携ユニット30とは、両者の電気的接続部位の違いから2種類の構成をとることができる。
これに対し、ネットワークカメラ20と連携ユニット30とを接続するという概念を脱却して、ネットワークカメラ20と連携ユニット30とをあらかじめ一つのユニットとして構成することもできる。
図12に、上述したネットワークカメラ20と連携ユニット30の全ての機能を備え、ワンユニット化したカメラユニット70の正面図を示す。図7に示すように、カメラユニット70は、CCD撮像素子やレンズなどの光学系を備えた撮像部71を備えており、取付枠72により壁面へ取り付けることができる。
図13、図14に、図12の矢印C、D方向からそれぞれ眺めたカメラユニット70の側面図を示す。また、図15に、カメラユニット70の背面図を示す。
図13、図14、図15に示すように、カメラユニット70は、照明制御システム10のリモコントランス12から供給される電源を入力するための電源入力端子73Aと、リレーユニット11と照明制御システム用信号などをやりとりするための信号線を接続するための制御信号用端子73Bとを端子ねじブロック73として備えている。
また、図14に示すように、カメラユニット70は、カード型の通信ユニット22を装着するための装着スロット74を備えている。また、図15に示すように、カメラユニット70の背面には、アドレス設定部34に、カメラユニット70による制御対象となるリレーRy1〜Ry8のアドレス情報を設定するための赤外線受光部75が設けられている。同じくカメラユニット70の背面には、イーサネット(登録商標)などのネットワークへ接続するための接続インターフェース76が設けられている。
このような、カメラユニット70は、取付枠72により壁面へと取り付けた後、図16に示すように、取付枠72を覆うように化粧プレート77を取り付けることで、美観を向上させることができる。
このように、ネットワークカメラ20と連携ユニット30とをワンユニットとしたカメラユニット70は、連携ユニット30に対して外付けでネットワークカメラ20を取り付ける場合に較べて、大幅に小型化を図ることができるため、さらに美観を向上させることができる。また、配線などの煩わしい作業を減らせるため、設置作業のさらなる効率化を図ることができる。
なお、本実施の形態では、負荷として照明装置を制御する照明制御システム10を用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、なんらかの負荷を制御対象とする制御システムであれば、連携ユニット30によりネットワークカメラ20と連携させることができる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態として示す連携制御システムについて説明するための図である。 連携ユニットに接続されたネットワークカメラの様子を示した斜視図である。 リレーボックスを用いて照明制御システムとネットワークカメラとを連携させた場合について説明するための図である。 連携ユニットの電気的な構成について説明するための図である。 連携ユニットの物理的な構成について説明するための分解斜視図である。 図5に示す矢印A方向から、組み付けた連携ユニットを眺めた様子を示す側面図である。 ネットワークカメラと連携ユニットとを接続する際の対応関係について説明するための図である。 ネットワークカメラに別途設けた電気的端子について説明するためのネットワークカメラの背面図である。 ネットワークカメラに設けた電気的端子に直接接触する電気的端子について説明するための連携ユニットの正面図である。 図9に示す矢印B方向から眺めた連携ユニットの側面図である。 ネットワークカメラと連携ユニットとを接続する際の対応関係について説明するための図である。 一体構成としたカメラユニットについて説明するためのカメラユニットの正面図である。 図12に示した矢印C方向から眺めたカメラユニットの側面図である。 図12に示した矢印D方向から眺めたカメラユニットの側面図である。 図12に示したカメラユニットの背面図である。 化粧プレートを備えたカメラユニットの外観を示した斜視図である。
符号の説明
1 連携制御システム
Ry1〜Ry8 リレー
10 照明制御システム
11 リレーユニット
12 リモコントランス
13 分電盤
20 ネットワークカメラ
22 カード型通信ユニット
27 電源入力端子
28 出力端子
30 連携ユニット
31 電源回路部
32 無電圧接点入力端子
34 アドレス設定部
35 マイコン
49 ウォールマウント部
50 電源コンタクト
51 無電圧接点入力コンタクト
70 カメラユニット

Claims (3)

  1. 撮像した画像をネットワークを介して送信する通信ユニット、無電圧接点信号を出力する出力端子、電源を入力する電源入力端子を備えるカメラ装置と、
    ユーザの操作に応じて制御信号を送信する操作端末、前記制御信号に応じて負荷を制御する負荷制御端末を備える制御システムと、
    を連携させる連携制御装置であって、
    前記無電圧接点信号を入力する無電圧接点入力端子と、
    制御対象となる前記負荷制御端末を一意に特定するアドレス情報を設定するアドレス設定手段と、
    前記無電圧接点信号に応じて、前記アドレス情報を参照し、前記制御対象となる負荷制御端末を駆動させる前記制御信号を生成し、前記制御信号を前記制御対象となる負荷制御端末に送信する制御手段と、
    前記カメラ装置に電源を供給する電源供給端子と、
    前記カメラ装置が取り付けられる取り付け手段と、
    を備え、前記出力端子と前記無電圧接点入力端子とを電気的に接続し、前記電源入力端子と前記電源供給端子とを電気的に接続し、前記取り付け手段によって前記カメラ装置が取り付けられることを特徴とする連携制御装置。
  2. 交流電源を前記カメラ装置へ供給する直流電源へと変換する変換手段を備えること
    を特徴とする請求項1記載の連携制御装置。
  3. 前記電源供給端子は、前記カメラ装置に前記変換手段で変換された直流電源を供給し、
    前記電源供給端子、前記無電圧接点入力端子は、前記カメラ装置を前記取り付け手段を介して当該連携制御装置へ取り付けたことに応じて、前記電源入力端子、前記出力端子とそれぞれ自動的に直接接続される位置に配されていること
    を特徴とする請求項2記載の連携制御装置。
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