JP4569033B2 - 撮像装置 - Google Patents

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JP4569033B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像を行う撮像装置と撮像装置からの映像を表示する映像表示装置とを備えたセキュリティシステム、および、撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のセキュリティシステムは、図6に示すように、玄関に設置されて撮像を行う子機10(撮像装置)と、居室内に設置されて子機10からの映像を表示する親機30(映像表示装置)とを備えており、子機10は、映像信号を出力する撮像手段11と、信号処理手段12と、明るさ検出手段20と、明るさ制御手段21と、映像切替手段22と、親機インタフェース23と、呼出操作手段25とを有しており、親機30は、子機インタフェース31と、映像表示手段32と、映像処理手段33と、制御手段35と、呼出検出手段36と、電源供給手段37とを有していた。なお、子機10は、明るさ検出手段20が検出した明るさに基づいて、映像切替手段22が映像信号を切り替え、親機30に映像信号を出力するようになっていた。
【0003】
子機10の撮像手段11は、撮像を行う。この撮像手段11は、いずれも図示しない、レンズと、CCD(Charge Coupled Device)と、CCDを駆動するCCD駆動回路とで構成されている。撮像手段11は、カラーで撮像するようになっている。
【0004】
子機10の信号処理手段12は、CCDの出力信号に対して信号処理を行ってカラーの映像信号を生成する。信号処理手段12は、CCDの出力信号をアナログ信号からデジタル信号に変換し、デジタル化された信号に対して利得調整を行い、再びアナログ信号に変換して出力するようになっている。
【0005】
子機10の明るさ検出手段20は、子機10が設置されている場所の明るさを検出する。明るさ検出手段20は、具体的には、撮像手段11とは別に設けられた、明るさ検出専用の光電変換素子であって、明るさ検出の方向が撮像手段11の撮像の方向とほぼ同じになるように配設されている。
【0006】
子機10の映像切替手段22は、明るさ検出手段20が検出した明るさに基づいて、通常モード、ゲインアップモードまたは白黒モードのいずれかに切り替わる。通常モードにおいて、映像切替手段22は、信号処理手段12からの映像信号をそのまま出力する。また、ゲインアップモードにおいて、明るさ制御手段21の制御によって、映像切替手段22は、映像信号の輝度信号を所定倍に増幅して出力する。また、白黒モードにおいて、明るさ制御手段21の制御によって、映像切替手段22は、映像信号の輝度信号を所定倍に増幅するとともに、映像信号をカラーから白黒に切り替えて出力する。
【0007】
子機10の親機インタフェース23は、伝送路40を介して親機30との間で通信を行う。親機インタフェース23は、呼出操作手段25により生成された呼出信号を子機10から親機30に送信する。また、親機インタフェース23は、映像切替手段22によって切り替えられた映像信号を親機30に送信する。
【0008】
子機10の呼出操作手段25は、来訪者が居住者を呼び出す際に、呼び出し操作を行うものである。呼出操作手段25は、例えば、呼出ボタンであり、呼出ボタンが押された時、呼出信号を親機インタフェース23に出力する。
【0009】
親機30の子機インタフェース31は、伝送路40を介して子機10との間で通信を行う。子機インタフェース31は、呼出信号を子機10から受信する。また、子機インタフェース31は、映像信号を子機10から受信する。親機30の映像表示手段32は、子機10からの映像を表示する。この映像表示手段32は、例えば、液晶ディスプレイである。親機30の映像処理手段33は、子機10からの映像信号を、映像表示手段32に対応した映像信号に変換する。親機30の制御手段35は、電源供給手段37に子機10への電源供給を指示する。親機30の呼出検出手段36は、子機10からの呼び出しを検出する。親機30の電源供給手段37は、伝送路40を介して子機10に電源供給を行う。
【0010】
次に、従来のセキュリティシステムの動作について説明する。子機10において、呼出操作手段25が来訪者によって操作されたとき、呼出操作手段25は、呼出信号を生成し、親機インタフェース23へ出力する。親機インタフェース23は、この呼出信号を親機30に送信する。親機30において、呼出検出手段36が呼出信号により呼び出しを検出し、制御手段35が電源供給手段37に子機10への電源供給を指示する。電源供給を受けた子機10において、撮像手段11が撮像を行い、信号処理手段12が撮像手段11の出力信号に対して信号処理を行って映像信号を生成し、明るさ制御手段21が、明るさ検出手段20によって検出された明るさに基づいて映像切替手段22を制御し、映像切替手段22が、映像信号の輝度信号を増幅または減衰するとともに映像信号を白黒の映像信号に切り替える。例えば、暗い場合には、映像信号の輝度信号を増幅するとともに、映像信号を白黒の映像信号に切り替える。子機の親機インタフェース23は切り替えられた映像信号を親機30に送信する。親機30においては、子機インタフェース31が映像信号を受信し、映像処理手段33が映像信号を所定の映像信号に変換し、映像表示手段32が映像を表示する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のセキュリティシステムでは、撮像手段11とは別に、明るさ検出用の明るさ検出手段20を設けており、この明るさ検出手段20は、明るさ検出の方向が撮像手段11の撮像の方向とほぼ同じになるように配設しなければならず、しかも、適正な検出レベルを必要とするため子機10の正面側に明るさ検出孔を設けなければならず、したがって、撮像手段11と明るさ検出孔とを子機10の同じ正面側に配設しなければならないので、撮像装置のサイズが大きくなってしまうという問題があった。また、明るさ検出手段20を別に設ける分、装置コストが高くついてしまうという問題があった。また、明るさ検出手段20によって検出された明るさのレベルと、撮像手段11が撮像した映像における実際の明暗とが正確に対応せず、例えば、実際には暗い映像であって、本来なら映像信号の輝度信号を増幅させるべきであるのに、輝度信号を増幅した映像に切り替わらないという問題があった。また、明るさ検出手段20によって検出された明るさのレベルと、撮像手段11が撮像した映像における実際の明暗とを正確に対応させるには、調整が容易でないという問題があった。
【0012】
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、明るさ検出手段を省略することができ、装置を小型化することができるとともに装置の製造コストを抑えることができる撮像装置提供するものである。さらに、居住者が映像を確認しながら基準輝度値を適正な値に更新できる撮像装置を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の撮像装置は、撮像を行う撮像手段と、前記撮像手段の出力信号より映像信号を生成する信号処理手段と、前記映像信号の輝度値の平均を算出する平均輝度値算出手段と、前記輝度値の平均と基準輝度値とを比較した結果に基づいて、前記映像信号の輝度信号を増幅または減衰するよう制御する明るさ制御手段と、前記基準輝度値を記憶する基準輝度値記憶手段と、前記基準輝度値の設定を指示する制御信号が受信された時、前記平均輝度値算出手段によって算出された輝度値の平均を前記基準輝度値として前記基準輝度値記憶手段に設定する輝度値設定手段とを備えた構成を有している。この構成により、明るさ検出手段を省略することができ、小型化することができるとともに製造コストを抑えることができることとなる。さらに、この構成により、居住者が映像を確認しながら基準輝度値を適正な値に更新することができる。
【0027】
本発明の撮像装置は、時間を計時する計時手段を備え、所定時間内に前記制御信号が受信されたとき、前記輝度値設定手段が前記基準輝度値の設定を行う構成を有している。この構成により、所定時間が経過して電源供給が切れてしまい、映像が途切れてしまうような場合、誤って基準輝度値を設定してしまうことを防ぐことができることとなる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0031】
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態におけるセキュリティシステムを示すブロック図である。図5は本発明のセキュリティシステムの信号処理手段の例を示す図である。
【0032】
図1において、セキュリティシステムは、玄関に設置された子機10(撮像装置)と、居室内に設置された親機30(映像表示装置)とを備えている。
【0033】
子機10は、映像信号を出力する撮像手段11と、信号処理手段12と、平均輝度値算出手段13と、基準輝度値記憶手段14と、輝度値比較手段15と、明るさ制御手段21と、映像切替手段22と、親機インタフェース23と、制御信号検出手段24と、呼出操作手段25とを備えている。
【0034】
子機10の撮像手段11は、撮像を行う。この撮像手段11は、いずれも図示しない、レンズと、CCD(Charge Coupled Device)と、CCDを駆動するCCD駆動回路とで構成されている。撮像手段11は、カラーで撮像するようになっている。また、撮像手段11は、CCDの電荷蓄積時間が信号処理手段12から設定されるようになっている。
【0035】
子機10の信号処理手段12は、CCDの出力信号に対して信号処理を行ってカラーの映像信号を生成する。本実施形態における信号処理手段12は、図5に示すように、CCDの出力信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するAD変換回路121と、デジタル化された信号に対して利得調整を行うAGC(Auto Gain Control)回路122と、色差信号と輝度信号とを分離するYC分離回路128と、映像信号を構成する色差信号に対して信号処理を行うC系処理回路123と、映像信号を構成する輝度信号に対して信号処理を行うY系処理回路124と、色差信号と輝度信号とを合成するエンコーダ125と、エンコーダ125が出力した映像信号をデジタル信号からアナログ信号に変換するDA変換回路126と、輝度信号より算出したシャッタ値を出力して撮像手段11を制御するALC(Auto Lens Control)回路127とを有している。なお、シャッタ値はCCDにおける電荷蓄積時間を示す。
【0036】
子機10の平均輝度値算出手段13は、1画面毎に映像信号の輝度値の平均(以下、平均輝度値という)を算出する。具体的には、例えば、各画素のレベルを1画面毎に積算し、積算値を画素数で割ることによって算出する。なお、本実施形態において、平均輝度値は、CCDの出力信号が信号処理手段12においてデジタル化され、増幅され、輝度信号と色差信号に分離された際の、輝度信号を用いて算出する。
【0037】
子機10の基準輝度値記憶手段14は、明るさ検知を行うための輝度値の基準値(以下、基準輝度値という)を記憶する。
【0038】
子機10の輝度値比較手段15は、平均輝度値算出手段13が算出した平均輝度値と、基準輝度値記憶手段14が記憶した基準輝度値とを比較し、比較結果を明るさ制御手段21に出力する。
【0039】
子機10の明るさ制御手段21は、輝度値比較手段15の比較結果に基づいて、映像切替手段22を制御することによって、映像信号の輝度信号を増幅または減衰するとともに映像信号を白黒の映像信号に切り替える。
【0040】
子機10の映像切替手段22は、明るさ制御手段21によって、通常モード、ゲインアップモードまたは白黒モードのいずれかに設定される。映像切替手段22は、信号処理手段12からの映像信号を各モードに対応する映像に切り替える。通常モードにおいて、映像切替手段22は、信号処理手段12からの映像信号をそのまま出力する。また、ゲインアップモードにおいて、映像切替手段22は、映像信号の輝度信号を所定倍に増幅して出力する。また、白黒モードにおいて、映像切替手段22は、映像信号の輝度信号を所定倍に増幅するとともに、映像信号をカラーから白黒に切り替えて出力する。このように、映像切替手段22は、平均輝度値と基準輝度値とを比較した結果に基づいて映像信号の輝度信号を増幅するようになっている。また、映像切替手段22は、平均輝度値と基準輝度値とを比較した結果に基づいてカラーの映像信号を白黒の映像信号に切り替えるようになっている。なお、本実施形態において、映像切替手段22は、具体的には、平均輝度値が所定の第1の基準輝度値より小さいとき、映像信号の輝度信号を所定倍に増幅する。また、映像切替手段22は、平均輝度値が第1の基準輝度値より小さな所定の第2の基準輝度値より小さいとき、さらに映像信号を白黒の映像信号に切り替える。
【0041】
子機10の親機インタフェース23は、伝送路40を介して親機30との間で通信を行う。親機インタフェース23は、映像切替手段22によって切り替えられた映像信号を子機10から親機30に送信する。また、親機インタフェース23は、呼出操作手段25により生成された呼出信号を子機10から親機30に送信する。また、親機インタフェース23は、制御信号を親機30から受信する。
【0042】
子機10の制御信号検出手段24は、親機30からの映像切替制御信号その他の制御信号を検出する。なお、映像切替制御信号は、通常モード、ゲインアップモードまたは白黒モードのいずれかに切り替えることを指示する信号である。
【0043】
子機10の呼出操作手段25は、来訪者が居住者を呼び出す際に、呼び出し操作を行うものである。呼出操作手段25は、例えば、呼出ボタンであり、呼出ボタンが押された時、呼出信号を親機インタフェース23に出力する。
【0044】
親機30は、子機インタフェース31と、映像表示手段32と、映像処理手段33と、映像切替操作手段34と、制御手段35と、呼出検出手段36と、電源供給手段37とを備えている。
【0045】
親機30の子機インタフェース31は、伝送路40を介して子機10との間で通信を行う。子機インタフェース31は、呼出信号を子機10から受信する。また、子機インタフェース31は、映像信号を子機10から受信する。また、子機インタフェース31は、制御信号を子機10に送信する。
【0046】
親機30の映像表示手段32は、子機10からの映像を表示する。この映像表示手段32は、例えば、液晶ディスプレイである。
【0047】
親機30の映像処理手段33は、子機10からの映像信号を、映像表示手段32に対応した映像信号に変換する。
【0048】
親機30の映像切替操作手段34は、映像切替操作を行うものである。具体的には、子機10が送信する映像信号を、通常モード、ゲインアップモードまたは白黒モードのいずれに切り替えるかを操作する。
【0049】
親機30の制御手段35は、親機30の映像切替操作手段34が操作されたとき、映像切替を指示する制御信号(映像切替制御信号)の送信を、親機30の子機インタフェース31に指示する。なお、子機10は、親機30から映像切替制御信号を受信したとき、明るさ制御手段21が映像切替手段22に対して映像の切替を指示し、映像切替手段22が映像の切り替えを行うようになっている。また、親機30の制御手段35は、電源供給手段37に子機10への電源供給を指示する。
【0050】
親機の呼出検出手段36は、子機10からの呼び出しを検出する。
【0051】
親機の電源供給手段37は、伝送路40を介して子機10に電源供給を行う。
【0052】
次に、本実施形態のセキュリティシステムの動作について説明する。子機10において、呼出操作手段25が来訪者によって操作されたとき、親機インタフェース23が呼出信号を親機30に送信する。親機30において、呼出検出手段36が呼び出しを検出し、制御手段35が電源供給手段37に子機10への電源供給を指示する。電源供給を受けた子機10において、撮像手段11が撮像を行い、信号処理手段12が撮像手段11の出力信号に対して信号処理を行って映像信号を生成し、平均輝度値算出手段13が映像信号の平均輝度値を算出し、輝度値比較手段15が、平均輝度値と所定の第1の基準輝度値とを比較するとともに、平均輝度値と第1の基準輝度値より小さな所定の第2の基準輝度値とを比較し、明るさ制御手段21の制御によって、映像切替手段22が映像信号を切り替える。このとき、映像切替手段22は、平均輝度値が第1の基準輝度値より小さいとき、映像信号の輝度信号を所定倍に増幅する。また、映像切替手段22は、平均輝度値が第2の基準輝度値より小さいとき、さらに映像信号を白黒の映像信号に切り替える。子機の親機インタフェース23は切り替えられた映像信号を親機30に送信する。親機30において、子機インタフェース31が映像信号を受信し、映像処理手段33が映像信号を変換し、映像表示手段32が映像を表示する。
【0053】
以上のように、本実施形態は、撮像を行う撮像手段11と、映像信号を生成する信号処理手段12と、映像信号の輝度値の平均を算出する平均輝度値算出手段13と、明るさ制御手段21の制御によって映像を切り替える映像切替手段22とを備え、映像切替手段22が、輝度値の平均と基準輝度値とを比較した結果に基づいて、通常モード、映像信号の輝度信号を増幅するゲインアップモード、または、映像信号の輝度信号を増幅するとともに映像信号を白黒の映像信号に切り替える白黒モードのいずれかに切り替わるようにしたので、明るさ検出手段を省略して装置を小型化することができ、装置コストを抑えることができ、しかも、明るさに対応して自動的に映像を切り替えることができることとなる。また、信号処理手段12で生成した映像信号の輝度信号に基づいて映像を切り替えるので、映像の明暗に対応して映像を切り替えることができる。
【0054】
また、親機の映像切替操作手段34が操作されたとき、例えば、居住者が通常モードの映像をゲインアップした映像に切り替えるよう操作したとき、親機において、制御手段35が映像切替制御信号の送信を子機インタフェース31に指示し、子機インタフェース31が子機10に映像切替制御信号を送信する。子機10においては、制御信号検出手段24が映像切替の指示を検出し、明るさ制御手段21の制御によって、映像切替手段22が映像信号をゲインアップした映像に切り替える。このように、本実施形態は、居住者の操作によって映像を切り替えることも可能である。
【0055】
また、本実施形態において、図5に記載の信号処理手段12は、Y系処理回路124から明るさ検出用の輝度値を出力するようになっているが、本発明はこれに限るものではない。例えば、信号処理手段12は、AGC回路122によって利得調整する前の輝度値を出力するようになっていてもよい。
【0056】
また、本実施形態において、図5に記載の信号処理手段12は、撮像手段に対してシャッタ値を出力するようになっているが、シャッタ値に加えて、さらに、レンズの絞り量を示すレンズ絞り値を撮像手段に対して出力するようになっていてもよい。
【0057】
(第2の実施形態)
図2は本発明の第2の実施形態におけるセキュリティシステムを示すブロック図である。なお、図2において、図1に示す第1の実施形態と同じ構成要件は同じ符号としてある。以下、第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点について説明する。
【0058】
第2の実施形態のセキュリティシステムは、子機10が、明るさ検知を行うための増幅値の基準値(以下、基準増幅値という)を記憶する基準増幅値記憶手段16と、信号処理手段12の増幅値と基準増幅値記憶手段16が記憶した基準増幅値とを比較する増幅値比較手段17とを備えている。また、子機の明るさ制御手段21が、輝度値比較手段15の比較結果と増幅値比較手段17の比較結果とに基づいて映像切替手段22を制御するようになっている。子機の映像切替手段22は、信号処理手段12の増幅値と基準増幅値とを比較した結果と、平均輝度値と基準輝度値とを比較した結果とに基づいて映像信号の輝度信号を増幅するようになっている。また、映像切替手段22は、信号処理手段12の増幅値と基準増幅値とを比較した結果と、平均輝度値と基準輝度値とを比較した結果とに基づいてカラーの映像信号を白黒の映像信号に切り替えるようになっている。
【0059】
次に、本実施形態のセキュリティシステムの動作について説明する。子機10において、呼出操作手段25が来訪者によって操作されたとき、親機インタフェース23が呼出信号を親機30に送信する。親機30において、呼出検出手段36が呼び出しを検出し、制御手段35が電源供給手段37に子機10への電源供給を指示する。電源供給を受けた子機10において、撮像手段11が撮像を行い、信号処理手段12が撮像手段11の出力信号に対して信号処理を行って映像信号を生成し、増幅値比較手段17が、信号処理手段12における増幅値(具体的には、図5に示すAGC回路122が利得調整を行う際の増幅値)と所定の基準増幅値とを比較する。また、平均輝度値算出手段13が映像信号の平均輝度値を算出し、輝度値比較手段15が、平均輝度値と所定の基準輝度値とを比較する。
明るさ制御手段21は、映像切替手段22を制御し、映像切替手段22が映像信号を切り替える。なお、平均輝度値の算出については第1の実施形態と同様なので説明を省略する。
【0060】
ここで、映像切替手段22は、信号処理手段12の増幅値が基準増幅値以上、かつ、平均輝度値が基準輝度値以上の場合に、映像信号の輝度信号をさらに所定倍に増幅する。また、映像切替手段22は、信号処理手段12の増幅値が基準増幅値以上、かつ、平均輝度値が基準輝度値より小さい場合に、映像信号の輝度信号をさらに所定倍に増幅するとともに前記映像信号を白黒の映像信号に切り替える。子機の親機インタフェース23は切り替えられた映像信号を親機30に送信する。親機30において、子機インタフェース31が映像信号を受信し、映像処理手段33が映像信号を変換し、映像表示手段32が映像を表示する。
【0061】
以上のように、本実施形態は、撮像を行う撮像手段11と、映像信号を生成する信号処理手段12と、映像信号の輝度値の平均を算出する平均輝度値算出手段13と、明るさ制御手段21の制御によって映像を切り替える映像切替手段22とを備え、映像切替手段22が、信号処理手段12の増幅値と基準増幅値とを比較した結果、および、輝度値の平均と基準輝度値とを比較した結果に基づいて、通常モード、映像信号の輝度信号を増幅するゲインアップモード、または、映像信号の輝度信号を増幅するとともに映像信号を白黒の映像信号に切り替える白黒モードのいずれかに切り替わるようにしたので、明るさ検出手段を省略することができ、装置を小型化することができるとともに装置の製造コストを抑えることができ、しかも、明るさに対応して自動的に映像を切り替えることができることとなる。
【0062】
また、暗い映像の中に高輝度部分がスポット的にあった場合、平均輝度値は高輝度部分も加味した値が算出されてしまうので、平均輝度値のみに基づいて映像を切り替えると、本来はゲインアップモード(または白黒モード)に切り替わるべきであるのに、通常モードとなってしまう場合がある。しかしながら、本実施形態においては、平均輝度値のみでなく増幅値を併用するようになっているので、明るさの誤検出を防止して、実際の明るさに応じた適切な映像信号に切り替えることができることとなる。
【0063】
なお、本実施形態においては、映像切替手段22が、増幅値と平均輝度値とに基づいて映像を切り替えるようになっており、前述したように、明るさの誤検出を防止して、実際の明るさに応じた適切な映像信号に切り替えることができるが、本発明はこれに限るものではなく、映像切替手段22が、増幅値のみに基づいて映像を切り替えるようになっていてもよい。例えば、増幅値比較手段17は、信号処理手段12の増幅値と所定の第1の基準増幅値とを比較するとともに、信号処理手段12の増幅値と第1の基準増幅値より大きな所定の第2の基準増幅値とを比較し、映像切替手段22は、信号処理手段12の増幅値が第1の基準輝度値より大きいとき、映像信号の輝度信号を増幅するようにしてもよい。また、映像切替手段22は、信号処理手段12の増幅値が第2の基準増幅値より大きいとき、さらに映像信号を白黒の映像信号に切り替えるようにしてもよい。
【0064】
また、本実施形態において、図5に記載の信号処理手段12は、AGC回路122から明るさ検出用の増幅値を出力するようになっているが、本発明はこれに限るものではない。例えば、信号処理手段12の外部で、CCDの出力信号のレベルと利得調整後の信号のレベルとを比較して増幅値を算出するようになっていてもよい。
【0065】
(第3の実施形態)
図3は本発明の第3の実施形態におけるセキュリティシステムを示すブロック図である。なお、図3において、図1に示す第1の実施形態と同じ構成要件は同じ符号としてある。以下、第3の実施形態が第1の実施形態と異なる点について説明する。
【0066】
第3の実施形態のセキュリティシステムは、子機10が、明るさ検知を行うための増幅値の基準値(以下、基準増幅値という)を記憶する基準増幅値記憶手段16と、信号処理手段12の増幅値と基準増幅値記憶手段16が記憶した基準増幅値とを比較する増幅値比較手段17と、明るさ検知を行うためのシャッタ値の基準値(以下、基準シャッタ値という)を記憶する基準シャッタ値記憶手段18と、撮像手段のシャッタ値と基準シャッタ値記憶手段18が記憶した基準シャッタ値とを比較するシャッタ値比較手段19とを備えている。また、子機の明るさ制御手段21が、輝度値比較手段15、増幅値比較手段17およびシャッタ値比較手段の比較結果に基づいて映像切替手段22を制御するようになっている。子機の映像切替手段22は、信号処理手段12の増幅値と基準増幅値とを比較した結果、信号処理手段12からのシャッタ値と基準シャッタ値とを比較した結果、および、平均輝度値と基準輝度値とを比較した結果に基づいて映像信号の輝度信号を増幅するようになっている。また、映像切替手段22は、信号処理手段12の増幅値と基準増幅値とを比較した結果、信号処理手段12からのシャッタ値と基準シャッタ値とを比較した結果、および、平均輝度値と基準輝度値とを比較した結果に基づいてカラーの映像信号を白黒の映像信号に切り替えるようになっている。
【0067】
次に、本実施形態のセキュリティシステムの動作について説明する。子機10において、呼出操作手段25が来訪者によって操作されたとき、親機インタフェース23が呼出信号を親機30に送信する。親機30において、呼出検出手段36が呼び出しを検出し、制御手段35が電源供給手段37に子機10への電源供給を指示する。電源供給を受けた子機10において、撮像手段11が撮像を行い、信号処理手段12が撮像手段11の出力信号に対して信号処理を行って映像信号を生成し、増幅値比較手段17が、信号処理手段12の増幅値と所定の基準増幅値とを比較する。また、信号処理手段12が撮像手段11のシャッタ値を輝度信号より算出し、シャッタ値比較手段17が、信号処理手段12からのシャッタ値と所定の基準シャッタ値とを比較する。また、平均輝度値算出手段13が映像信号の平均輝度値を算出し、輝度値比較手段15が、平均輝度値と所定の基準輝度値とを比較する。明るさ制御手段21は、映像切替手段22を制御し、映像切替手段22が映像信号を切り替える。なお、平均輝度値の算出については第1の実施形態と同じなので説明を省略する。また、信号処理手段12がどのようにシャッタ値を算出して出力するかについては、それぞれの信号処理手段12の仕様によって決まっており、撮像手段の出力信号に応じて、例えば子機10の周囲が暗いときにシャッタ値を大きくし明るいときにシャッタ値を小さくするようになっている。
【0068】
ここで、映像切替手段22は、信号処理手段12の増幅値が基準増幅値以上、かつ、信号処理手段12からのシャッタ値が基準シャッタ値以上、かつ、平均輝度値が基準輝度値以上のときに、映像信号の輝度信号を増幅する。また、映像切替手段22は、信号処理手段の増幅値が基準増幅値以上、かつ、信号処理手段12からのシャッタ値が基準シャッタ値以上、かつ、輝度値の平均が基準輝度値以下のときに、映像信号の輝度信号をさらに増幅するとともに前記映像信号を白黒の映像信号に切り替える。
【0069】
子機の親機インタフェース23は切り替えられた映像信号を親機30に送信する。親機30において、子機インタフェース31が映像信号を受信し、映像処理手段33が映像信号を変換し、映像表示手段32が映像を表示する。
【0070】
以上のように、本実施形態は、撮像を行う撮像手段11と、撮像手段12のシャッタ値を算出するとともに映像信号を生成する信号処理手段12と、映像信号の輝度値の平均を算出する平均輝度値算出手段13と、明るさ制御手段21の制御によって映像を切り替える映像切替手段22とを備え、映像切替手段22が、信号処理手段12の増幅値と基準増幅値とを比較した結果、信号処理手段12からのシャッタ値と基準シャッタ値とを比較した結果、および、平均輝度値と基準輝度値とを比較した結果に基づいて、通常モード、映像信号の輝度信号を増幅するゲインアップモード、または、映像信号の輝度信号を増幅するとともに映像信号を白黒の映像信号に切り替える白黒モードのいずれかに切り替わるようにしたので、明るさ検出手段を省略して装置を小型化することができ、装置コストを抑えることができ、しかも、明るさに対応して自動的に映像を切り替えることができることとなる。また、シャッタ値を出力する既存の信号処理手段をそのまま用いて容易に明るさ検出をすることができることとなる。
【0071】
また、暗い映像の中に高輝度部分がスポット的にあった場合、平均輝度値は高輝度部分も加味した値が算出されてしまうので、平均輝度値のみに基づいて映像を切り替えると、本来はゲインアップモード(または白黒モード)に切り替わるべきであるのに、通常モードとなってしまう場合がある。しかしながら、本実施形態においては、平均輝度値のみでなくシャッタ値と増幅値とを併用するようになっているので、明るさの誤検出を防止して、実際の明るさに応じた適切な映像信号に切り替えることができることとなる。
【0072】
なお、本実施形態においては、映像切替手段22が、シャッタ値と増幅値と平均輝度値とに基づいて映像を切り替えるようになっており、前述したように、明るさの誤検出を防止して、実際の明るさに応じた適切な映像信号に切り替えることができるが、本発明はこれに限るものではない。映像切替手段22が、シャッタ値のみに基づいて映像を切り替えるようになっていてもよい。例えば、シャッタ値比較手段17は、信号処理手段12からのシャッタ値と所定の第1の基準シャッタ値とを比較するとともに、信号処理手段12からのシャッタ値と第1の基準シャッタ値より大きな所定の第2の基準シャッタ値とを比較し、映像切替手段22は、信号処理手段12からのシャッタ値が第1の基準輝度値より大きいとき、映像信号の輝度信号を増幅するようにしてもよい。また、映像切替手段22は、信号処理手段12からのシャッタ値が第2の基準シャッタ値より大きいとき(例えば子機10の周囲が暗く増幅してみてもカラー映像では視認性が悪いとき)、さらに映像信号を白黒の映像信号に切り替えるようにしてもよい。
【0073】
また、映像切替手段22が、シャッタ値と平均輝度値に基づいて映像を切り替えるようになっていてもよい。
【0074】
また、本実施形態において、図5に記載の信号処理手段12は、ALC回路127がシャッタ値を出力するようになっているが、本発明はこれに限るものではなく、例えば、AGC回路122がシャッタ値を出力するようになっていてもよく、また、ALC回路127やAGC回路122とは異なるシャッタ値算出回路がシャッタ値を出力するようになっていてもよい。
【0075】
(第4の実施形態)
図4は本発明の第4の実施形態におけるセキュリティシステムを示すブロック図である。なお、図4において、図3に示す第3の実施形態と同じ構成要件は同じ符号としてある。以下、第4の実施形態が第3の実施形態と異なる点について説明する。
【0076】
第4の実施形態のセキュリティシステムは、親機30が、基準輝度値の設定操作を行う設定操作手段38を備えている。この設定操作手段38が操作されたとき、親機の制御手段35は、基準輝度値の設定を指示する輝度値設定制御信号の送信を親機の子機インタフェース31に指示する。また、子機10が、時間を計時する計時手段26と、輝度値設定制御信号が受信された時、平均輝度値算出手段13によって算出された平均輝度値を基準輝度値として基準輝度値記憶手段14に設定する輝度値設定手段26とを備えている。この輝度値設定手段27は、本実施形態において、子機10の明るさ制御手段21が明るさ検出を開始してからの時間(すなわち撮像を開始してからの時間)を計時するようになっている。
また、子機の明るさ制御手段21は、明るさ検出を開始してから所定時間内に、輝度値設定制御信号を子機10が受信したとき、基準輝度値の設定を輝度値設定手段27に指示する。
【0077】
なお、計時手段26は、親機30において電源供給に制限時間を設けている場合、この電源供給の制限時間内に基準輝度値の設定が行われるようにする。したがって、子機10の計時手段26が計時する基準輝度値設定の制限時間は、電源供給の制限時間より小さく設定する。なお、親機30において電源供給の制限時間を計時している場合、子機10において計時する基準輝度値設定の制限時間は、親機30の計時開始と子機10の計時開始の時間差を考慮して決定する。
【0078】
次に、本実施形態のセキュリティシステムの動作について説明する。子機10において、呼出操作手段25が来訪者によって操作されたとき、親機インタフェース23が呼出信号を親機30に送信する。親機30において、呼出検出手段36が呼び出しを検出し、制御手段35が電源供給手段37に子機10への電源供給を指示する。電源供給を受けた子機10において、撮像手段11が撮像を開始し、信号処理手段12が撮像手段11の出力信号に対して信号処理を行って映像信号を生成し、平均輝度値算出手段13が映像信号の平均輝度値を算出し、輝度値比較手段15が、平均輝度値と所定の基準輝度値とを比較する。明るさ制御手段21は、輝度値比較手段15の比較結果に基づいて明るさ検出を開始する。また、明るさ制御手段21は、明るさ検出を開始すると、計時手段26に計時の開始を指示する。また、明るさ制御手段21は、映像切替手段22を制御し、映像切替手段22が映像信号を切り替える。親機インタフェース23は切り替えられた映像信号を親機30に送信する。親機30において、子機インタフェース31が映像信号を受信し、映像処理手段33が映像信号を変換し、映像表示手段32が映像を表示する。
【0079】
ここで、映像表示手段32に表示された映像を見た住居者が、親機30の設定操作手段38を操作したとき、親機30において、制御手段35が輝度値設定制御信号の送信を子機インタフェース31に指示し、子機インタフェース31が輝度値設定制御信号を子機10に送信する。子機10においては、制御信号検出手段24が輝度値設定制御信号を検出し、明るさ制御手段21が、計時手段26を参照し、明るさ検出開始後所定時間内(すなわち撮像開始後所定時間内)に受信した輝度値設定制御信号であるか否かを判定する。明るさ検出開始後所定時間内であったとき、明るさ制御手段21は輝度値設定手段27に基準輝度値の設定を指示し、輝度値設定手段27は平均輝度値算出手段13が算出した平均輝度値を基準輝度値記憶手段14に設定する。
【0080】
基準輝度値が設定された後、子機10において、輝度値比較手段15は、平均輝度値と新たに設定された基準輝度値とを比較し、明るさ制御手段21は輝度値比較手段15の比較結果によって映像切替手段22を制御する。また、親機30において、映像表示手段32は、新たな基準輝度値に基づいて切り替えられた映像を表示する。
【0081】
以上のように、本実施形態は、基準輝度値を記憶する基準輝度値記憶手段14と、基準輝度値設定制御信号が伝送路40から受信された時、平均輝度値算出手段によって算出された平均輝度値を基準輝度値として基準輝度値記憶手段14に設定する輝度値設定手段27とを備えたので、居住者が映像を確認しながら基準輝度値を適正な値に設定するよう操作することができることとなる。
【0082】
また、本実施形態は、明るさ検出を開始してからの時間(撮像を開始してからの時間)を計時する計時手段26を備え、明るさ検出を開始してから所定時間内(撮像を開始してからの時間内)に輝度値設定制御信号が受信されたとき、輝度値設定手段27が基準輝度値の設定を行うようになっているので、所定時間が経過して電源供給が切れてしまい、映像が途切れてしまうような場合であっても、誤って基準輝度値を設定してしまうことを防ぐことができることとなる。
【0083】
なお、本実施形態において、子機10の計時手段26は、明るさ制御手段21の制御によって、明るさ検出開始後の時間を計時するようになっているが、本発明はこれに限るものではなく、例えば、子機の呼出操作手段25が操作されてからの時間を計時するようになっていてもよく、親機30からの電源供給が開始されてからの時間を計時するようになっていてもよく、また、子機の撮像手段11が撮像を開始してからの時間を計時するようになっていてもよい。
【0084】
また、本実施形態において、図4に示す子機10は、基準増幅値記憶手段16と増幅値比較手段17とを設けているが、映像切替の判定に増幅値を用いない場合には設けなくてもよい。また、図4に示す子機10は、平均シャッタ値記憶手段18とシャッタ値比較手段19とを設けているが、映像切替の判定にシャッタ値を用いない場合には設けなくてもよい。
【0085】
なお、第1の実施形態から第4の実施形態までにおいて、映像切替手段22が、通常モード、ゲインアップモードまたは白黒モードのいずれかに切り替わる例について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、映像切替手段22は、例えば輝度値によって通常モードまたはゲインアップモードの2つのモードで切り替わるようになっていてもよく、また、例えば輝度値によって通常モードまたは白黒モードの2つのモードで切り替わるようになっていてもよい。
【0086】
なお、第1の実施形態から第4の実施形態までにおいて、図1から図4までの子機10は、信号処理手段12と映像切替手段22とが別に記載されているが、本発明はこれに限るものではなく、信号処理手段12と映像切替手段22とを一体にして形成してもよい。すなわち、信号処理手段12が、映像切替手段22を兼ねて、明るさ制御手段21の制御により、輝度信号の増幅および白黒の映像信号への切り替えを行うようになっていてもよい。また、子機10に必要な撮像手段11と呼出操作手段25以外は、親機30に設けて、親機30で種々の制御を行うようにしてもよい。また、子機10の信号処理手段12は、図5に記載したものに限るものではない。
【0087】
また、信号処理手段12が、シャッタ値に加えて、さらにレンズの絞り値を出力するようになっている場合、レンズの絞り値を基準絞り値と比較し、レンズの絞り値と基準絞り値との比較結果と、前述したシャッタ値と基準シャッタ値との比較結果とに基づいて、輝度信号の増幅および白黒の映像信号への切り替えを行うようになっていてもよい。
【0088】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、明るさ検出手段を省略することができ、小型化することができるとともに製造コストを抑えることができるというすぐれた効果を有する撮像装置を提供することができるものである。さらに、居住者が映像を確認しながら基準輝度値を適正な値に更新できる撮像装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のセキュリティシステムを示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施形態のセキュリティシステムを示すブロック図
【図3】本発明の第3の実施形態のセキュリティシステムを示すブロック図
【図4】本発明の第4の実施形態のセキュリティシステムを示すブロック図
【図5】本発明のセキュリティシステムの信号処理手段の例を示すブロック図
【図6】従来のセキュリティシステムを示すブロック図
【符号の説明】
10 子機(撮像装置)
11 子機の撮像手段
12 子機の信号処理回路
13 子機の平均輝度値算出手段
14 子機の基準輝度値記憶手段
15 子機の輝度値比較手段
16 子機の基準増幅値記憶手段
17 子機の増幅値比較手段
18 子機の基準シャッタ値記憶手段
19 子機のシャッタ値比較手段
21 子機の明るさ制御手段
22 子機の映像切替手段
23 子機の親機インタフェース
24 子機の制御信号検出手段
25 子機の呼出操作手段
26 子機の計時手段
27 子機の基準輝度値設定手段
30 親機(映像表示装置)
31 親機の子機インタフェース
32 親機の映像表示手段
33 親機の映像処理手段
34 親機の映像切替操作手段
35 親機の制御手段
36 親機の呼出検出手段
37 親機の電源供給手段
38 親機の設定操作手段

Claims (2)

  1. 撮像を行う撮像手段と、
    前記撮像手段の出力信号より映像信号を生成する信号処理手段と、
    前記映像信号の輝度値の平均を算出する平均輝度値算出手段と、
    前記輝度値の平均と基準輝度値とを比較した結果に基づいて、前記映像信号の輝度信号を増幅または減衰するよう制御する明るさ制御手段と
    前記基準輝度値を記憶する基準輝度値記憶手段と、
    前記基準輝度値の設定を指示する制御信号が受信された時、前記平均輝度値算出手段によって算出された輝度値の平均を前記基準輝度値として前記基準輝度値記憶手段に設定する輝度値設定手段と、を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 時間を計時する計時手段を備え、所定時間内に前記制御信号が受信されたとき、前記輝度値設定手段が前記基準輝度値の設定を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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