JP4568192B2 - プリプレグ製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プリント配線板の原材料として用いられるプリプレグを製造するためのプリプレグ製造装置に関するものである。
プリント配線板の原材料として用いられるプリプレグは、従来より、図10に示すような装置を用いて製造されている(例えば、特許文献1−3参照。)。このプリプレグ製造装置は、基材1にワニス3を含浸させるための浸漬槽4と、ワニス3を貯留するためのタンク5と、このタンク5と浸漬槽4との間でワニス3を循環させるためのワニス循環設備6と、ワニス3が含浸した基材1を乾燥させるための乾燥機8とを具備して形成されている。なお、ワニス循環設備6は、タンク5と浸漬槽4との間にワニス供給配管17及びワニス排出配管18を設けて形成されており、ワニス供給配管17の途中に設けたワニス供給ポンプ19によってタンク5内のワニス3は浸漬槽4に供給され、また、浸漬槽4からオーバーフローして排出されたワニス3は、ワニス排出配管18の途中に設けたワニス排出ポンプ22によってタンク5内に返送されることとなる。
そして、プリプレグを製造するにあたっては、基材1を浸漬槽4に導入してワニス3を含浸させた後に引き上げ、これを乾燥機8で乾燥させることによって行うことができるものであり、ワニス循環設備6によって浸漬槽4には常にワニス3が供給され、ワニス3が不足するようなことはないので、プリプレグを連続して製造することができるものである。
特開2005−212166号公報 特開平10−296725号公報 特開平10−324755号公報
しかしながら、従来のプリプレグ製造装置にあっては、プリプレグの生産性の面においてなお改良の余地がある。
すなわち、浸漬槽4を定期的に洗浄する場合には、プリプレグの製造ラインを長時間にわたって止める必要性が生じ、プリプレグの生産性が低下するおそれがある。特に、浸漬槽4の洗浄は手作業により行わなければ汚れ等を完全に除去することができないので、浸漬槽4の洗浄が長引けば、なおのことプリプレグの生産性が低下するものである。
また、多品種のプリプレグを製造する場合には、タンク5内のワニス3を頻繁に異種のワニス3に変更しなければならないため、やはりプリプレグの製造ラインを長時間にわたって止める必要性が生じ、プリプレグの生産性が低下するおそれがある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、プリプレグの生産性を高めることができるプリプレグ製造装置を提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1に係るプリプレグ製造装置は、基材1を搬送するための搬送ロール設備2と、基材1にワニス3を含浸させるための浸漬槽4aと、ワニス3を貯留するためのタンク5及びこのタンク5と浸漬槽4aとの間でワニス3を循環させるためのワニス循環設備6を設けて形成されるワニス供給装置7と、ワニス3が含浸した基材1を乾燥させるための乾燥機8とを具備して形成されるプリプレグ製造装置において、浸漬槽4aがプリプレグ製造装置から脱着自在であると共に、他の浸漬槽4b,4c,4d…と交換可能であって、この浸漬槽4a,4b,4c,4d…は車輪付き脚部13を備え、この車輪付き脚部13は、この車輪付き脚部13を伸ばして浸漬槽4a,4b,4c,4d…のワニス3内に搬送ロール設備2のディップロール2aが配置される状態と、この車輪付き脚部13を縮めて浸漬槽4a,4b,4c,4d…がディップロール2aに引っ掛かることなく移動可能になった状態との間で伸縮可能なものであることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、タンク5を複数設けて成ることを特徴とするものである。
本発明の請求項3に係るプリプレグ製造装置は、基材1を搬送するための搬送ロール設備2と、基材1にワニス3aを含浸させるための浸漬槽4と、ワニス3aを貯留するためのタンク5a及びこのタンク5aと浸漬槽4との間でワニス3aを循環させるためのワニス循環設備6を設けて形成されるワニス供給装置7aと、ワニス3aが含浸した基材1を乾燥させるための乾燥機8とを具備して形成されるプリプレグ製造装置において、ワニス供給装置7aがプリプレグ製造装置から脱着自在であると共に、他のワニス供給装置7b,7c,7d…と交換可能であって、ワニス供給装置7a,7b,7c,7d…のワニス循環設備6及びタンク5a,5b,5c,5d…を台車27の上に設けることでワニス供給装置7a,7b,7c,7d…を自由に移動できるものであることを特徴とするものである。
本発明の請求項4に係るプリプレグ製造装置は、基材1を搬送するための搬送ロール設備2と、基材1にワニス3aを含浸させるための浸漬槽4aと、ワニス3aを貯留するためのタンク5a及びこのタンク5aと浸漬槽4aとの間でワニス3aを循環させるためのワニス循環設備6を設けて形成されるワニス供給装置7aと、ワニス3aが含浸した基材1を乾燥させるための乾燥機8とを具備して形成されるプリプレグ製造装置において、浸漬槽4aとワニス供給装置7aを一体化して含浸ユニット9aを形成し、この含浸ユニット9aがプリプレグ製造装置から脱着自在であると共に、他の含浸ユニット9b,9c…と交換可能であって、この浸漬槽4a,4b,4c,4d…は車輪付き脚部13を備え、この車輪付き脚部13は、この車輪付き脚部13を伸ばして浸漬槽4a,4b,4c,4d…のワニス3内に搬送ロール設備2のディップロール2aが配置される状態と、この車輪付き脚部13を縮めて浸漬槽4a,4b,4c,4d…がディップロール2aに引っ掛かることなく移動可能になった状態との間で伸縮可能なものであり、且つワニス供給装置7a,7b,7c,7d…のワニス循環設備6及びタンク5a,5b,5c,5d…を台車27の上に設けることでワニス供給装置7a,7b,7c,7d…を自由に移動できるものであることを特徴とするものである。

請求項5の発明は、請求項3又は4において、交換可能な他のワニス供給装置7b,7c,7d…又は含浸ユニット9b,9c…のタンク5b,5c,5d…の容量が異なるものであることを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれかにおいて、ワニス3の流量を調整するための流量調整装置10を具備して成ることを特徴とするものである。
請求項7の発明は、請求項1乃至6のいずれかにおいて、ワニス3の粘度及び温度を調整するための粘度温度調整装置11を具備して成ることを特徴とするものである。
本発明の請求項1に係るプリプレグ製造装置によれば、プリプレグの生産性を高めることができるものである。すなわち、浸漬槽を洗浄する必要性が生じた場合には、この浸漬槽を他の浸漬槽に交換すれば、プリプレグの製造ラインを長時間にわたって止める必要がなくなるので、プリプレグの生産性を高めることができるものである。
請求項2の発明によれば、複数のタンクにそれぞれ異種のワニスを貯留しておけば、ワニスの循環経路を切り替えることによって、異種のプリプレグを容易に製造することができるものである。
本発明の請求項3に係るプリプレグ製造装置によれば、プリプレグの生産性を高めることができるものである。すなわち、異種のワニスを使用する必要性が生じた場合には、それまで使用していたワニス供給装置を、異種のワニスを供給できるワニス供給装置に交換すれば、プリプレグの製造ラインを長時間にわたって止める必要がなくなるので、プリプレグの生産性を高めることができるものである。
本発明の請求項4に係るプリプレグ製造装置によれば、プリプレグの生産性を高めることができるものである。すなわち、異種のワニスを使用する必要性が生じた場合には、それまで使用していた含浸ユニットを、異種のワニスを供給できる含浸ユニットに交換すれば、プリプレグの製造ラインを長時間にわたって止める必要がなくなるので、プリプレグの生産性を高めることができるものである。
請求項5の発明によれば、需要の多いワニスは容量の大きなタンクに貯留し、需要の少ないワニスは容量の小さいタンクに貯留することによって、未使用ワニスが大量に残らないようにすることができるものである。
請求項6の発明によれば、ワニスの流量を調整することができるので、プリプレグの品質を一定に保つことができるものである。
請求項7の発明によれば、ワニスの粘度及び温度を調整することができるので、プリプレグの品質を一定に保つことができるものである。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(実施形態1)
図1は本実施形態のプリプレグ製造装置を示すものである。このプリプレグ製造装置は、搬送ロール設備2と、浸漬槽4と、ワニス供給装置7と、乾燥機8とを具備して形成されている。
搬送ロール設備2は、ガラスクロス等の基材1(図1では省略)を搬送するためのものであり、複数の搬送ロール2cを所定間隔あけて並行にフレーム12(図1では一部のみ図示)に設けて形成してある。ここで、搬送ロール設備2の中には、浸漬槽4のワニス3内に配置されるディップロール2aと、基材1にワニス3を含浸させつつその厚みを調整することができる一対のスクイズロール2b,2bとが含まれる。この一対のスクイズロール2b,2bは、塗工設備として機能する。
浸漬槽4は、基材1にワニス3を含浸させるためのものであるが、図2に示すように、車輪付き脚部13を設けて形成してある。これにより、浸漬槽4を自由に移動させることができるものである。また、車輪付き脚部13は伸縮自在に形成してあり、これにより浸漬槽4の高さを変更できるようにしてある。そして、図2(a)に示すように、フレーム12内部に浸漬槽4を収容した後、車輪付き脚部13を伸ばして浸漬槽4の高さを高くすることによって、浸漬槽4のワニス3内にディップロール2aを沈めて配置することができるものであり、また、車輪付き脚部13を縮めて浸漬槽4の高さを低くすることによって、図2(b)に示すように、浸漬槽4がディップロール2aに引っ掛かることなく、フレーム12内部から浸漬槽4を外部に移動させることができるものである。なお、車輪付き脚部13を伸縮自在に形成するにあたっては、例えば、径の異なる複数の筒体を挿嵌することによって行うことができる。また、図3に示すように、リフター14を介して台車15の上に浸漬槽4を設け、リフター14によって浸漬槽4の高さを変更できるようにしてもよい。
ワニス供給装置7は、浸漬槽4にワニス3を供給するためのものであり、タンク5及びワニス循環設備6を設けて形成してある。
タンク5は、ワニス3を貯留するためのものであり、攪拌機16を設けて形成してある。ここで、図4に示すように、タンク5に粘度温度調整装置11を設けてもよい。この粘度温度調整装置11は、ワニス3の粘度及び温度を調整するためのものであり、具体的には、タンク5内のワニス3の粘度及び温度を測定し、このデータに基づいて、ワニス原液又は稀釈液(有機溶媒など)をタンク5内に投入するか否かの指令を出すものである。例えば、タンク5内のワニス3の粘度及び温度がそれぞれ、最適粘度よりも高く、最適温度よりも低い場合には、最適温度よりも高い稀釈液をタンク5内に投入する旨の指令を粘度温度調整装置11が出すものである。このようにして粘度温度調整装置11によって、ワニス3の粘度及び温度を調整することができるので、プリプレグの品質を一定に保つことができるものである。
一方、ワニス循環設備6は、タンク5と浸漬槽4との間でワニス3を循環させるためのものであり、具体的には、タンク5と浸漬槽4との間にワニス供給配管17及びワニス排出配管18を設けて形成してある。さらに、ワニス供給配管17の途中には、タンク5側から順に、ワニス供給ポンプ19及びレバーカップリング20が設けてあり、また、ワニス排出配管18の途中には、浸漬槽4側から順に、レバーカップリング20、フィルター21及びワニス排出ポンプ22が設けてある。なお、図4に示すように、両端にレバーカップリング20を設けたフレキシブルチューブ28をワニス供給配管17及びワニス排出配管18の途中に用いて、タンク5と浸漬槽4とを連通させることができる。また、フィルター21は、図4では図示省略しているが、浸漬槽4から排出されたワニス3中の異物を除去するためのものである。また、図4中、29はバルブである。
ここで、レバーカップリング20は、図5に示すように、レバー付きソケット20a及びプラグ20bからなるものであり、レバー付きソケット20aにプラグ20bを差し込んでレバー20cを倒すことによって両者を結合することができ、また、レバー20cを起こすことによって結合を解除することができるものである。
また、図4に示すように、ワニス供給配管17のワニス供給ポンプ19より下流側に流量調整装置10を設けてもよい。この流量調整装置10は、ワニス3の流量を調整するためのものであり、最適流量になるようにワニス供給ポンプ19に指令を出してその回転数を制御するものである。このようにして流量調整装置10によって、ワニス3の流量を調整することができるので、プリプレグの品質を一定に保つことができるものである。なお、図4に示すように、流量調整装置10は、ワニス排出配管18のワニス排出ポンプ22より下流側に設けてもよい。
乾燥機8は、ワニス3が含浸した基材1を乾燥させるためのものであり、一対のスクイズロール2b,2bの上方に設置してある。
上記のようにして形成されるプリプレグ製造装置においては、ワニス供給配管17及びワニス排出配管18にそれぞれレバーカップリング20が設けてあって、浸漬槽4は移動可能であるので、浸漬槽4はプリプレグ製造装置から脱着自在である。また、本実施形態においては、複数の浸漬槽4a,4b,4c,4d…をいずれも同様に形成して用意してあるので、レバーカップリング20による結合及びその解除により、フレーム12内部に収容した浸漬槽4aを必要に応じて他の浸漬槽4b,4c,4d…と交換可能である。
そして、本実施形態のプリプレグ製造装置を用いてプリプレグを製造するにあたっては、次のようにして行うことができる。すなわち、搬送ロール設備2によって基材1(図1では省略)を搬送して浸漬槽4に導入することによってワニス3を含浸させる。その後、ワニス3が含浸した基材1を一対のスクイズロール2b,2bの間を通して引き上げ、これを乾燥機8で乾燥させる。そうすると、プリプレグを得ることができるものであり、また、ワニス循環設備6によって浸漬槽4には常にワニス3が供給され、ワニス3が不足するようなことはないので、プリプレグを連続して製造することができるものである。
ここで、従来のプリプレグ製造装置にあっては、浸漬槽4を洗浄する必要性が生じた場合には、プリプレグの製造ラインを長時間にわたって止めざるを得ないが、本実施形態のプリプレグ製造装置によれば、浸漬槽4aを洗浄する必要性が生じた場合には、この浸漬槽4aを他の浸漬槽4b…に交換すれば、プリプレグの製造ラインを長時間にわたって止める必要がなくなるので、プリプレグの生産性を高めることができるものである。
また、図6は本実施形態のプリプレグ製造装置の他の例を示すものであるが、この例は、タンク5を複数(図6では2つ)設けるようにした以外は、図1に示すものと同様である。具体的には、1つ目のタンク5aのワニス供給配管17のワニス供給ポンプ19の上流側に三方弁23を設け、この三方弁23と2つ目のタンク5bとの間に配管24を設けると共に、1つ目のタンク5aのワニス排出配管18のワニス排出ポンプ22の下流側に三方弁25を設け、この三方弁25と2つ目のタンク5bとの間に配管26を設けてある。
上記のようにして形成されるプリプレグ製造装置によれば、複数のタンク5a,5b…にそれぞれ異種のワニス3a,3b…を貯留しておけば、三方弁23,25によってワニス3の循環経路を切り替えることによって、異種のワニス3a,3b…を循環させることができ、その結果、異種のプリプレグを容易に製造することができるものである。
(実施形態2)
図7は本実施形態のプリプレグ製造装置を示すものである。このプリプレグ製造装置は、搬送ロール設備2と、浸漬槽4と、ワニス供給装置7と、乾燥機8とを具備して形成されている。
搬送ロール設備2は、ガラスクロス等の基材1(図7では省略)を搬送するためのものであり、複数の搬送ロール2cを所定間隔あけて並行にフレーム12(図7では一部のみ図示)に設けて形成してある。ここで、搬送ロール設備2の中には、浸漬槽4のワニス3内に配置されるディップロール2aと、基材1にワニス3を含浸させつつその厚みを調整することができる一対のスクイズロール2b,2bとが含まれる。この一対のスクイズロール2b,2bは、塗工設備として機能する。
浸漬槽4は、基材1にワニス3を含浸させるためのものであり、内部のワニス3内にディップロール2aが配置されるように設けてある。なお、本実施形態では、浸漬槽4はフレーム12内部から外部に移動させることができなくてもよい。
ワニス供給装置7は、浸漬槽4にワニス3を供給するためのものであり、タンク5及びワニス循環設備6を台車27の上に設けて形成してある。これにより、ワニス供給装置7を自由に移動させることができるものである。
タンク5は、ワニス3を貯留するためのものであり、攪拌機16を設けて形成してある。ここで、実施形態1の場合と同様に、タンク5に粘度温度調整装置11を設けてもよい。
一方、ワニス循環設備6は、タンク5と浸漬槽4との間でワニス3を循環させるためのものであり、具体的には、タンク5と浸漬槽4との間にワニス供給配管17及びワニス排出配管18を設けて形成してある。これらの配管17,18はフレキシブルチューブで形成することができる。さらに、図7では簡略に図示しているが、ワニス供給配管17の途中には、タンク5側から順に、ワニス供給ポンプ19及びレバーカップリング20が設けてあり、また、ワニス排出配管18の途中には、浸漬槽4側から順に、レバーカップリング20、フィルター21及びワニス排出ポンプ22が設けてある。なお、レバーカップリング20及びフィルター21としては、実施形態1のものと同様のものを用いることができる。
また、実施形態1の場合と同様に、ワニス供給配管17のワニス供給ポンプ19より下流側に流量調整装置10を設けたり、また、ワニス排出配管18のワニス排出ポンプ22より下流側に流量調整装置10を設けたりしてもよい。
乾燥機8は、ワニス3が含浸した基材1を乾燥させるためのものであり、一対のスクイズロール2b,2bの上方に設置してある。
上記のようにして形成されるプリプレグ製造装置においては、ワニス供給配管17及びワニス排出配管18にそれぞれレバーカップリング20が設けてあって、ワニス供給装置7は移動可能であるので、ワニス供給装置7はプリプレグ製造装置から脱着自在である。また、本実施形態においては、複数のワニス供給装置7a,7b,7c,7d…をいずれも同様に形成して用意してあるので、レバーカップリング20による結合及びその解除により、浸漬槽4と接続してあるワニス供給装置7aを必要に応じて他のワニス供給装置7b,7c,7d…と交換可能である。
そして、本実施形態のプリプレグ製造装置を用いてプリプレグを製造するにあたっては、次のようにして行うことができる。すなわち、搬送ロール設備2によって基材1(図7では省略)を搬送して浸漬槽4に導入することによってワニス3を含浸させる。その後、ワニス3が含浸した基材1を一対のスクイズロール2b,2bの間を通して引き上げ、これを乾燥機8で乾燥させる。そうすると、プリプレグを得ることができるものであり、また、ワニス循環設備6によって浸漬槽4には常にワニス3が供給され、ワニス3が不足するようなことはないので、プリプレグを連続して製造することができるものである。
ここで、従来のプリプレグ製造装置にあっては、異種のワニス3b,3c,3d…を使用する必要性が生じた場合には、それまで使用していたタンク5a内のワニス3aを異種のワニス3b,3c,3d…に変更するために、プリプレグの製造ラインを長時間にわたって止めざるを得ないが、本実施形態のプリプレグ製造装置によれば、異種のワニス3b,3c,3d…を使用する必要性が生じた場合には、それまで使用していたワニス供給装置7aを、異種のワニス3b…を供給できる他のワニス供給装置7b…に交換すれば、プリプレグの製造ラインを長時間にわたって止める必要がなくなるので、プリプレグの生産性を高めることができるものである。
また、図8は本実施形態のプリプレグ製造装置の他の例を示すものであるが、交換可能な他のワニス供給装置7b,7c,7d…として、タンク5b,5c,5d…の容量がそれぞれ異なるものを用意するようにした以外は、図7に示すものと同様である。
上記のようにして形成されるプリプレグ製造装置によれば、需要の多いワニス3dは容量の大きなタンク5dに貯留し、需要の少ないワニス3bは容量の小さいタンク5bに貯留することによって、未使用ワニス3が大量に残らないようにすることができるものである。
(実施形態3)
図9は本実施形態のプリプレグ製造装置を示すものである。このプリプレグ製造装置は、搬送ロール設備2と、浸漬槽4と、ワニス供給装置7と、乾燥機8とを具備して形成されている。
搬送ロール設備2は、ガラスクロス等の基材1(図9では図示省略)を搬送するためのものであり、複数の搬送ロール2cを所定間隔あけて並行にフレーム12(図9では一部のみ図示)に設けて形成してある。ここで、搬送ロール設備2の中には、浸漬槽4のワニス3内に配置されるディップロール2aと、基材1にワニス3を含浸させつつその厚みを調整することができる一対のスクイズロール2b,2bとが含まれる。この一対のスクイズロール2b,2bは、塗工設備として機能する。
浸漬槽4は、基材1にワニス3を含浸させるためのものであるが、実施形態1の場合と同様に、車輪付き脚部13を設けて形成してある。これにより、浸漬槽4を自由に移動させることができるものである。また、車輪付き脚部13は伸縮自在に形成してあり、これにより浸漬槽4の高さを変更できるようにしてある。そして、フレーム12内部に浸漬槽4を収容した後、車輪付き脚部13を伸ばして浸漬槽4の高さを高くすることによって、浸漬槽4のワニス3内にディップロール2aを沈めて配置することができるものであり、また、車輪付き脚部13を縮めて浸漬槽4の高さを低くすることによって、ディップロール2aに引っ掛かることなく、フレーム12内部から浸漬槽4を外部に移動させることができるものである。なお、車輪付き脚部13を伸縮自在に形成するにあたっては、例えば、径の異なる複数の筒体を挿嵌することによって行うことができる。また、上述したように、リフター14を介して台車15の上に浸漬槽4を設け、リフター14によって浸漬槽4の高さを変更できるようにしてもよい。
ワニス供給装置7は、浸漬槽4にワニス3を供給するためのものであり、タンク5及びワニス循環設備6を台車27の上に設けて形成してある。これにより、ワニス供給装置7を自由に移動させることができるものである。
タンク5は、ワニス3を貯留するためのものであり、攪拌機16を設けて形成してある。ここで、実施形態1の場合と同様に、タンク5に粘度温度調整装置11を設けてもよい。
一方、ワニス循環設備6は、タンク5と浸漬槽4との間でワニス3を循環させるためのものであり、具体的には、タンク5と浸漬槽4との間にワニス供給配管17及びワニス排出配管18を設けて形成してある。これらの配管はフレキシブルチューブで形成することができる。さらに、図9では簡略に図示しているが、ワニス供給配管17の途中には、タンク5側から順に、ワニス供給ポンプ19及びレバーカップリング20が設けてあり、また、ワニス排出配管18の途中には、浸漬槽4側から順に、レバーカップリング20、フィルター21及びワニス排出ポンプ22が設けてある。なお、レバーカップリング20及びフィルター21としては、実施形態1のものと同様のものを用いることができる。
また、実施形態1の場合と同様に、ワニス供給配管17のワニス供給ポンプ19より下流側に流量調整装置10を設けたり、また、ワニス排出配管18のワニス排出ポンプ22より下流側に流量調整装置10を設けたりしてもよい。
乾燥機8は、ワニス3が含浸した基材1を乾燥させるためのものであり、一対のスクイズロール2b,2bの上方に設置してある。
上記のようにして形成されるプリプレグ製造装置においては、ワニス供給配管17及びワニス排出配管18にそれぞれレバーカップリング20が設けてあるが、浸漬槽4もワニス供給装置7も移動可能であるので、レバーカップリング20による結合を解除することなく、浸漬槽4とワニス供給装置7は一体化して含浸ユニット9を形成することができ、この含浸ユニット9はプリプレグ製造装置から脱着自在である。また、本実施形態においては、複数の含浸ユニット9a,9b,9c…をいずれも同様に形成して用意してあるので、プリプレグの製造に使用している含浸ユニット9aを必要に応じて他の含浸ユニット9b,9c…と交換可能である。
そして、本実施形態のプリプレグ製造装置を用いてプリプレグを製造するにあたっては、次のようにして行うことができる。すなわち、搬送ロール設備2によって基材1(図9では省略)を搬送して浸漬槽4に導入することによってワニス3を含浸させる。その後、ワニス3が含浸した基材1を一対のスクイズロール2b,2bの間を通して引き上げ、これを乾燥機8で乾燥させる。そうすると、プリプレグを得ることができるものであり、また、ワニス循環設備6によって浸漬槽4には常にワニス3が供給され、ワニス3が不足するようなことはないので、プリプレグを連続して製造することができるものである。
ここで、従来のプリプレグ製造装置にあっては、異種のワニス3b,3c…を使用する必要性が生じた場合には、それまで使用していたタンク5a内のワニス3aを異種のワニス3b,3c…に変更するために、プリプレグの製造ラインを長時間にわたって止めざるを得ないが、本実施形態のプリプレグ製造装置によれば、異種のワニス3b,3c…を使用する必要性が生じた場合には、それまで使用していた含浸ユニット9aを、異種のワニス3b,3c…を供給できる含浸ユニット9b,9c…に交換すれば、プリプレグの製造ラインを長時間にわたって止める必要がなくなるので、プリプレグの生産性を高めることができるものである。
また、本実施形態においても、交換可能な他の含浸ユニット9b,9c…として、タンク5b,5c…の容量がそれぞれ異なるものを用意しておけば、需要の多いワニス3cは容量の大きなタンク5cに貯留し、需要の少ないワニス3bは容量の小さいタンク5bに貯留することによって、未使用ワニスが大量に残らないようにすることができるものである。
実施形態1のプリプレグ製造装置の一例を示す概略斜視図である。 同上の一部を拡大して示すものであり、(a)(b)はいずれも概略斜視図である。 同上の一部を拡大して示すものであり、(a)(b)はいずれも概略正面図である。 同上の他の例を示す概略図である。 レバーカップリングを示す斜視図である。 実施形態1のプリプレグ製造装置の他の例を示す概略斜視図である。 実施形態2のプリプレグ製造装置の一例を示す概略斜視図である。 同上の他の例を示す概略斜視図である。 実施形態3のプリプレグ製造装置の一例を示す概略斜視図である。 従来のプリプレグ製造装置を示す概略図である。
符号の説明
1 基材
2 搬送ロール設備
3 ワニス
4 浸漬槽
4a 浸漬槽
4b 浸漬槽
4c 浸漬槽
4d 浸漬槽
5 タンク
6 ワニス循環設備
7 ワニス供給装置
7a ワニス供給装置
7b ワニス供給装置
7c ワニス供給装置
7d ワニス供給装置
8 乾燥機
9 含浸ユニット
9a 含浸ユニット
9b 含浸ユニット
9c 含浸ユニット
10 流量調整装置
11 粘度温度調整装置

Claims (7)

  1. 基材を搬送するための搬送ロール設備と、基材にワニスを含浸させるための浸漬槽と、ワニスを貯留するためのタンク及びこのタンクと浸漬槽との間でワニスを循環させるためのワニス循環設備を設けて形成されるワニス供給装置と、ワニスが含浸した基材を乾燥させるための乾燥機とを具備して形成されるプリプレグ製造装置において、浸漬槽がプリプレグ製造装置から脱着自在であると共に、他の浸漬槽と交換可能であって、この浸漬槽は車輪付き脚部を備え、この車輪付き脚部は、この車輪付き脚部を伸ばして浸漬槽のワニス内に搬送ロール設備のディップロールが配置される状態と、この車輪付き脚部を縮めて浸漬槽がディップロールに引っ掛かることなく移動可能になった状態との間で伸縮可能なものであることを特徴とするプリプレグ製造装置。
  2. タンクを複数設けて成ることを特徴とする請求項1に記載のプリプレグ製造装置。
  3. 基材を搬送するための搬送ロール設備と、基材にワニスを含浸させるための浸漬槽と、ワニスを貯留するためのタンク及びこのタンクと浸漬槽との間でワニスを循環させるためのワニス循環設備を設けて形成されるワニス供給装置と、ワニスが含浸した基材を乾燥させるための乾燥機とを具備して形成されるプリプレグ製造装置において、ワニス供給装置がプリプレグ製造装置から脱着自在であると共に、他のワニス供給装置と交換可能であって、ワニス供給装置のワニス循環設備及びタンクを台車の上に設けることでワニス供給装置を自由に移動できるものであることを特徴とするプリプレグ製造装置。
  4. 基材を搬送するための搬送ロール設備と、基材にワニスを含浸させるための浸漬槽と、ワニスを貯留するためのタンク及びこのタンクと浸漬槽との間でワニスを循環させるためのワニス循環設備を設けて形成されるワニス供給装置と、ワニスが含浸した基材を乾燥させるための乾燥機とを具備して形成されるプリプレグ製造装置において、浸漬槽とワニス供給装置を一体化して含浸ユニットを形成し、この含浸ユニットがプリプレグ製造装置から脱着自在であると共に、他の含浸ユニットと交換可能であって、浸漬槽は車輪付き脚部を備え、この車輪付き脚部は、この車輪付き脚部を伸ばして浸漬槽のワニス内に搬送ロール設備のディップロールが配置される状態と、この車輪付き脚部を縮めて浸漬槽がディップロールに引っ掛かることなく移動可能になった状態との間で伸縮可能なものであり、且つワニス供給装置のワニス循環設備及びタンクを台車の上に設けることでワニス供給装置を自由に移動できるものであることを特徴とするプリプレグ製造装置。
  5. 交換可能な他のワニス供給装置又は含浸ユニットのタンクの容量が異なるものであることを特徴とする請求項3又は4に記載のプリプレグ製造装置。
  6. ワニスの流量を調整するための流量調整装置を具備して成ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のプリプレグ製造装置。
  7. ワニスの粘度及び温度を調整するための粘度温度調整装置を具備して成ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のプリプレグ製造装置。
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