JP4564663B2 - 高利用率電気化学電池及び組立方法 - Google Patents

高利用率電気化学電池及び組立方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4564663B2
JP4564663B2 JP2000585949A JP2000585949A JP4564663B2 JP 4564663 B2 JP4564663 B2 JP 4564663B2 JP 2000585949 A JP2000585949 A JP 2000585949A JP 2000585949 A JP2000585949 A JP 2000585949A JP 4564663 B2 JP4564663 B2 JP 4564663B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
cathode
conductive grid
current collector
electrochemical cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000585949A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002537629A (ja
Inventor
デイル アール ゲッツ
Original Assignee
エバレデイ バツテリ カンパニー インコーポレーテツド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エバレデイ バツテリ カンパニー インコーポレーテツド filed Critical エバレデイ バツテリ カンパニー インコーポレーテツド
Publication of JP2002537629A publication Critical patent/JP2002537629A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4564663B2 publication Critical patent/JP4564663B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M6/00Primary cells; Manufacture thereof
    • H01M6/04Cells with aqueous electrolyte
    • H01M6/06Dry cells, i.e. cells wherein the electrolyte is rendered non-fluid
    • H01M6/10Dry cells, i.e. cells wherein the electrolyte is rendered non-fluid with wound or folded electrodes
    • H01M6/103Cells with electrode of only one polarity being folded or wound
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/02Electrodes composed of, or comprising, active material
    • H01M4/64Carriers or collectors
    • H01M4/70Carriers or collectors characterised by shape or form
    • H01M4/72Grids
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M6/00Primary cells; Manufacture thereof
    • H01M6/04Cells with aqueous electrolyte
    • H01M6/06Dry cells, i.e. cells wherein the electrolyte is rendered non-fluid
    • H01M6/08Dry cells, i.e. cells wherein the electrolyte is rendered non-fluid with cup-shaped electrodes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M6/00Primary cells; Manufacture thereof
    • H01M6/04Cells with aqueous electrolyte
    • H01M6/06Dry cells, i.e. cells wherein the electrolyte is rendered non-fluid
    • H01M6/10Dry cells, i.e. cells wherein the electrolyte is rendered non-fluid with wound or folded electrodes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M6/00Primary cells; Manufacture thereof
    • H01M6/50Methods or arrangements for servicing or maintenance, e.g. for maintaining operating temperature
    • H01M2006/5094Aspects relating to capacity ratio of electrolyte/electrodes or anode/cathode
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/02Electrodes composed of, or comprising, active material
    • H01M4/04Processes of manufacture in general
    • H01M4/0473Filling tube-or pockets type electrodes; Applying active mass in cup-shaped terminals
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/02Electrodes composed of, or comprising, active material
    • H01M4/64Carriers or collectors
    • H01M4/70Carriers or collectors characterised by shape or form
    • H01M4/72Grids
    • H01M4/74Meshes or woven material; Expanded metal
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/20Mountings; Secondary casings or frames; Racks, modules or packs; Suspension devices; Shock absorbers; Transport or carrying devices; Holders
    • H01M50/204Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells
    • H01M50/207Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells characterised by their shape
    • H01M50/213Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells characterised by their shape adapted for cells having curved cross-section, e.g. round or elliptic
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49108Electric battery cell making

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Primary Cells (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
  • Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)

Description

【0001】
(技術分野)
本発明は一般に、電気化学電池に関し、特に、アノードとカソードのインタフェース表面積を増大させた高利用率(high rate:ハイレート:高率)電気化学電池に関する。
【0002】
(背景技術)
電気化学的電池は、電動式の機器、特に携帯用電動式機器への給電に常用されている。現在、全体として筒型の多くの普及型アルカリ電池が業界標準サイズで市販されており、かかる電池としては、D−、C−、AA−、AAA−及びAAAA−の各サイズの電池や他のサイズ及び形態のものがある。例えば上述したようなタイプの電気化学電池は通例、所定の開回路用電圧電源となっている。
【0003】
従来型円筒形アルカリ電池は一般に、円筒形のスチール缶を有し、このスチール缶は、一端に正極カバーを、これと反対側の端に負極カバーをそれぞれ備えている。円筒形電池は、円筒形スチール缶の内部側面の周りに形成されたカソードと通称されている正電極を有し、これは、二酸化マンガン、黒鉛、水酸化カリウム溶液、脱イオン水及びテフロン(Teflon:登録商標)溶液の混合物で作られる場合が多い。カップの形をしたセパレータがカソードの内面の周りで缶の円筒形内容積部のほぼ中央に設けられる。アノードと通称されている負電極が代表的には、亜鉛粉末、ゲル化剤及び他の添加物で作られ、この負電極は、セパレータ内に配置される。電解液も又、缶内に設けられる。従来型円筒形電池の一例が、米国特許第5,501,924号に開示されている。
【0004】
上述の円筒形の従来型電池は一般に、スチール缶内に収納された単一のアノード及び単一のカソードを有し、セパレータがこれら2つの電極相互間のインタフェースをとっている。ボビン形電池構造では、カソードは、スチール缶の内壁に隣接して設けられ、アノードはカソード内の中央に形成された円筒形容積部内に配置される。したがって、セパレータは、一般にアノード及びカソードの寸法形状によって定まるアノードとカソードのインタフェース表面領域を有している。従来型ボビン形電池では、アノードとカソードのインタフェース表面領域は、円筒形アノードの周囲を画定する表面にほぼ等しい。
【0005】
ジェリーロール(jelly-roll)形電池構造と通称されるもう一つの電池構造は、シート状のアノードとシート状のカソードとの間にセパレータを介在させた状態でこれらを緊密に巻いたものである。従来型ジェリーロール形巻き電池は、アノードとカソードのインタフェース領域が広いので性能的に高利用率を発揮するが、かかる電池は固有の欠点を持っている。例えば、ジェリーロール形電池の形成方法は、時間がかかり、しかも比較的高価である。さらに、ジェリーロール用のセパレータは、比較的多量の有効容積部を占めるので電池の活物質のための容積部が少なくなる。
【0006】
アルカリ電池を設計する際の主要な目的は、電池が所定の負荷の下でその所期の目的にとって有用な程度に達しない特定の電圧に至るまでの放電持続時間の長さとしての放電性能を向上させることにある。市販のアルカリ電池の外形寸法は、業界の標準によって定められているので利用可能な活物質の量を増加するのは可能性として制限がある。放電性能としての高利用率を向上させる従来の取組では、内部電池物質の効率の向上に的が絞られていた。高利用率電池の必要性は、ハイテクハイドレインの電子機器を用いる消費者からの要望の高まりにつれますます重要になっている。この要望に応えるため、高利用率放電性能を高める方法を開発する必要性が依然として電池設計者の主要な目的となっている。
【0007】
現時点における本発明者の知見によれば、電気化学電池の高利用率放電性能を向上させるには、アノードとカソードの界面間又はインタフェース表面領域を広くして向上した高利用率放電性能を実現するようにした製造が容易な電池構造を提供するのがよい。
【0008】
(発明の開示)
したがって、第1の観点によれば、本発明は、閉鎖底端部及び開放頂端部を備えた容器と、第1の極性を備えていて、容器内に設けられた第1の電極と、第1の電極と接触関係をなして設けられた第1の集電体と、第2の極性を備えていて、容器内に位置した状態で第1の電極の一方の側部上に設けられた第2の電極と、第2の極性を備えていて、第1の電極の別の側部上に設けられた外側の電気化学的に活性の層と、第1の電極と第2の電極との間に配置され、更に第1の電極と外側の電気化学的に活性の層との間に配置されたセパレータと、第2の電極と接触関係をなして設けられた第2の集電体と、容器の開放頂端部に取り付けられたカバー組立体とを有することを特徴とする電気化学電池を提供する。
【0009】
第1の観点の変形例によれば、本発明は、容器と、容器内に設けられた第1の電極と、第1の電極と接触関係をなして第1の集電体と、容器内に設けられた第2の電極と、第2の電極と接触関係をなして設けられた第2の集電体と、第1の電極と第2の電極との間に設けられた第1のセパレータと、容器内に位置した状態で第2の電極に電気的に接続された第3の電極と、第3の電極と第1の電極との間に設けられた第2のセパレータと、第1の集電体と第2の集電体のうち一方に接続された正極端子と、第1の集電体と第2の集電体のうち他方に接続された負極端子とを有することを特徴とする高利用率電気化学電池を提供する。
【0010】
第2の観点によれば、本発明は、電気化学電池を組み立てる方法であって、導電性グリッドと接触関係をなす第1の電極を、キャビティが形成されたボビンとして形成する工程と、外側の電気化学的に活性の層を第1の電極の周りに設ける工程と、第1の電極と外側の電気化学的に活性の層との間にセパレータを設ける工程と、閉鎖底端部及び開放頂端部を備えた容器内にボビンを設ける工程と、第2の電極をキャビティ内に設ける工程と、セパレータを第1の電極と第2の電極との間に設ける工程と、集電体を第2の電極と接触関係をなして設ける工程と、カバー組立体を容器の開放頂端部に取り付ける工程とを有することを特徴とする組立方法を提供する。
【0011】
第3の観点によれば、本発明は、電極材料の内側層及び外側層を備え、導電性グリッドが埋め込まれた第1の電極ボビンを形成する方法であって、導電性グリッドをダイ内に配置する工程と、第1の電極材料の合剤を導電性グリッドの両側部上に設ける工程と、ラムロッドを合剤内へ押し込んで第1の電極を衝撃成形する工程とを有することを特徴とする方法を提供する。
【0012】
第3の観点の変形例によれば、本発明は、電極材料の内側層及び外側層を備え、導電性グリッドが埋め込まれた第1の電極ボビンを形成する方法であって、第1の電極材料の1又は2以上の外側成形リングをダイ内に配置する工程と、導電性グリッドを1又は2以上の外側リングの内側に配置する工程と、第1の電極材料の1又は2以上の内側リングを導電性グリッドの内側に配置してリング成形の第1の電極を形成する工程とを有することを特徴とする方法を提供する。
【0013】
第3の観点のもう一つの変形例によれば、本発明は、電極材料の内側層及び外側層を備え、導電性グリッドが埋め込まれた第1の電極ボビンを形成する方法であって、第1の電極材料の1又は2以上の外側リングをダイ内に配置する工程と、導電性グリッドを外側リングの内面中に配置する工程と、第1の電極材料の合剤を導電性グリッドの内容積部内に配置する工程と、ラムロッドを内容積部内に押し込んで第1の電極材料の合剤を衝撃成形して第1の電極を形成する工程とを有することを特徴とする方法を提供する。
【0014】
本発明は、閉鎖底端部及び開放頂端部を備えた容器を有する電気化学電池を提供する。電池は、好ましくは集電体としての導電性グリッドが埋め込まれた状態でこれと一体に形成された第1の電極を有している。第1の電極及び第2の電極は、セパレータによって互いに離された状態で容器内に設けられる。加うるに、外側の電気化学的に活性の層が、セパレータによって第1の電極から離された状態で第1の電極の周りに形成される。外側の電気化学的に活性の層は、第2の電極と電気的に接触状態にあり、集電体が第2の電極と接触関係をなして設けられる。カバー組立体が、容器の開放頂端部に取り付けられる。
【0015】
電気化学電池は、正電極と負電極との間の界面間又はインタフェース表面領域を広くして電流伝送容量を高め、それにより良好な容量効率で高利用率放電性能を達成した状態で製造される。本明細書では電気化学電池を主として円筒形アルカリ亜鉛/二酸化マンガン(MnO2 )電池に関して説明するが、本発明の電池構造は、リチウム電池、アルカリ空気電池、空気利用電池を含む種々の電池に利用でき、種々の電池サイズ及び形態で構成できる。
【0016】
電気化学電池は、閉鎖底端部及び開放頂端部を備えた好ましくは円筒形の缶、好ましくはスチール缶を有する。缶は、閉鎖底端部内に一体的に形成されていて、電池の正極接点端子として役立つこぶ状突起を有するのがよい。変形例として、缶は、平らな底端部を備えていてもよく、この場合、こぶ状突起をその外部に溶接又は他の方法で取り付けて正極接点端子を形成すればよい。さらに、缶の端部を除き、缶の外面の周りにぐるりとラベル、例えば金属化プラスチックフィルムを施すのがよい。
【0017】
本発明の電気化学電池は好ましくは、カソードと呼ばれる正極及びアノードと呼ばれる負極を備えたボビン形電池構造を採用する。好ましくは、カソードは、缶内に配置された状態でボビン形構造内に成形され、アノードは、カソードの円筒形内容積部内に注ぎ込まれる。
【0018】
本発明によれば、電気化学的に活性の物質から成る外側層も又、缶内に設けられる。電気化学的に活性の物質の層は、電気化学的に活性の物質を含む薄いシート又は金属箔のストリップであるのがよい。ストリップは好ましくは薄く、その厚さは約25ミクロン(1ミル)台である。ただし、これとは異なる厚さのストリップを用いてもよい。
内側の第2の電極及び電気化学的に活性の物質の外側層は、第1の電極の両側部を被覆し、アノードとカソードのインタフェース表面領域を増大させ、それにより、電流密度が減少すると共に高利用率放電性能が向上する。
【0019】
好ましくは、第1の電極は、カソードから成り、第2の電極及び電気化学的に活性の物質の外側層は、アノードから成る。したがって、外側の電気化学的に活性の層は好ましくは、負極を構成するようアノード材料、好ましくは亜鉛から成る。変形例として、外側の電気化学的に活性の層を、たとえばリチウム、カドミウム、金属水酸化物のようなアノード材料又は他のアノード材料で作ってもよい。外側アノードの形態としては、フォーム、結合粉末、網状金属又はエキスパンデッドメタル等が挙げられる。
【0020】
カソードは好ましくは、二酸化マンガン、黒鉛、45%水酸化カリウム溶液、脱イオン水、テフロン(Teflon:登録商標)水溶液及び任意の添加物から成る混合物で作られる。カソードボビンは、例えばニッケルで作られた導電性グリッドが内側のカソード層と外側のカソード層との間に埋め込まれるようにして成形される。
導電性グリッド(これは好ましくは、バスケットの形をしている)は好ましくは、内側のカソード層と外側のカソード層との間に一体に形成される。導電性グリッドは例えば、炭素の導電性皮膜で覆われた金網又は金属箔で作られ、接触面積の広い接触カソードを有する電流伝送路を構成する。
【0021】
第1の電極の内側と外側の両方には、任意適当なセパレータ材料、例えば不織布又は他の材料で作られたセパレータ材料が被着される。セパレータ材料は、第1の電極の内壁を覆う内側の、好ましくはカップ状のセパレータと、カソードの外壁を被覆するシートで作られた外側のセパレータとを有するのがよい。セパレータ材料は、第1の電極の内壁を被覆する第1のカップ状のセパレータ及び第1の電極の外壁の周りにぐるりと巻きつけられた第2の外側セパレータを有するのがよいが、単一のセパレータ部品を同一の全体構造を生じさせるよう形成してもよいことは理解されよう。変形例として、セパレータ材料を本明細書で説明するように液体セパレータとして塗布してもよい。いずれの場合においても、セパレータは、第1の電極の内面及び外面を被覆する。
【0022】
アノードは好ましくは、カソードの円筒形内容積部内に、内側セパレータを介してこれから離された状態で設けられている。アノードは好ましくは、一実施形態によれば亜鉛粉末、ゲル化剤及び他の添加物で作られる。しかしながら、アノードは、粉末状又はゲルマトリックスアノード、例えば亜鉛粉末/カーボポール(Carbopol:登録商標)ゲルを有していてもよく、或いは変形例として、テフロン(Teflon:登録商標)で覆われたリチウム粉末を含んでいてもよい。
【0023】
加うるに、外側の電気化学的に活性の層を缶から電気的に絶縁するために収縮包装誘電体層を外側の電気化学的に活性の層の外面上に形成することが好ましい。一例によれば、外側セパレータの好ましい厚さは、0.0502mm(2ミル)以下であり、外側の電気化学的に活性の層の好ましい厚さは、0.0753mm(3ミル)以下であり、収縮包装誘電体層の好ましい厚さは、0.0502〜0.0753mm(2〜3ミル)である。
【0024】
負極集電体が好ましくは、アノードと接触した状態で缶の開放端部内に設けられる。負極集電体は、スチール缶の開放端部を封止するシール組立体と一体形成されるのがよい。シール組立体は、ナイロンシール及び好ましくは負極集電体に溶接される負極カバーを更に有するのがよい。ナイロンシールは、缶に対する密封クロージャとなる。カバーが、ナイロンシールによって缶から電気的に絶縁され、このカバーは好ましくは、電池の負極接点端子として役立つ。
【0025】
第1の観点による好ましい実施形態では、閉鎖底端部及び開放頂端部を備えた缶又は容器と、正の極性を有していて容器内に設けられたカソードと、負の極性を有していて、カソードの一方の側部で容器内に設けられたアノードと、正極集電体を形成するようカソード内に一体形成された導電性グリッドと、負の極性を備えていて、カソードの別の側に被着された外側の電気化学的に活性の層と、カソードとアノードとの間に設けられ、更にカソードと外側の電気化学的に活性の層との間に設けられたセパレータと、アノードと接触関係をなして設けられた負極集電体と、外側の電気化学的に活性の層をアノードと負極集電体のうち少なくとも一方に接続する電気コネクタと、外側の電気化学的に活性の層と容器との間に設けられた誘電体層と、容器の開放頂端部に取り付けられたカバー組立体とを有する高利用率電気化学電池が提供される。
【0026】
好ましくは、導電性グリッドは、正極端子を形成するよう容器に接続され、負極集電体は、負極端子に接続される。さらに、導電性グリッドは好ましくは、カソード内に一体成形される。カソードは円筒形キャビティが形成された円筒形ボビンとして形成され、アノードは円筒形キャビティ内に中央に配置されることが好ましい。外側の電気化学的に活性の層は好ましくは、セパレータに巻きつけられた導電性ストリップから成る。導電性ストリップは好ましくは亜鉛を含む。
【0027】
本発明の組立方法によれば、導電性グリッド集電体が一体的に埋め込まれた第1の電極を形成する。外側セパレータで第1の電極の外面を被覆する。外側の電気化学的に活性の層を外側セパレータの頂部上に被着し、したがってこの外側の電気化学的に活性の層は、第1の電極の外部に巻きつく。第1の電極、外側の電気化学的に活性の層及びセパレータをボビン組立体として閉鎖底端部及び開放頂端部を備えた容器内に配置する。内側セパレータを、第1の電極内の円筒形内容積部内に配置する。第2の電極を内側セパレータに当てた状態で第1の電極の円筒形内容積部内に配置する。集電体を、第1の電極及び外側の電気化学的な活性の層と接触して設ける。カバー組立体を容器の開放端部に取り付ける。
【0028】
本発明に従って構成された電気化学電池は、組み立てやすい電池構造で界面間又はインタフェース表面領域接触性を向上させることができる。これにより、電極の総電流伝送容量が大きくなり、しかも電流密度が減少すると共に電極の厚さが減少し、その結果、放電効率が良好になると共に性能的に高利用率が達成される。加うるに、上記の組立体の構造では、カソード成形が缶内で行われないので一層薄手の缶を使用することができる。
【0029】
(発明を実施するための最良の形態)
本発明は、以下の説明及び図面を参照すると一層よく理解されよう。
図1を参照すると、本発明に従って構成された円筒形アルカリ電気化学電池10の断面図が示されている。電気化学電池10は、正電極と負電極との間の界面間又はインタフェース表面領域を広くして電流伝送容量を高め、それにより良好な容量効率で高利用率放電性能を達成した状態で製造されている。
【0030】
電気化学電池10は、閉鎖底端部及び開放頂端部を備えた円筒形の形をしたスチール缶12を有する。スチール缶12は、閉鎖底端部内に一体形成されていて、電池の正極接触端子として役立つこぶ状の突起14を有している。スチール缶12の端部を除き、その外面の周りにぐるりと金属化プラスチックフィルムラベル(図示せず)を施すのがよい。
【0031】
本発明の電気化学電池10は、本明細書においてカソード16という正極及び本明細書においてアノード20という負極を備えたボビン形の電池構造を採用している。カソード16は、ボビン形構造内に成形され、スチール缶12内に配置され、アノード20はカソード16の円筒形内容積部内に注ぎ込まれる。本発明によれば、亜鉛ストリップ24と称する電気化学的に活性の物質から成る外側層も又、スチール缶12内に設けられる。亜鉛ストリップ24は、電気化学的に活性の物質を含み、特に、負極を形成する亜鉛を含む金属箔の薄いシートである。内側のアノード20及び亜鉛ストリップ24は、カソード16の両側部を被覆し、アノードとカソードのインタフェース表面領域を増大させており、それにより、電流密度が減少すると共に高利用率放電性能が向上する。
【0032】
カソードは、外側カソード層16A及び内側カソード層16Bで構成されたボビン16内に形成される。カソードボビン16は、導電性グリッド18が内側カソード層を16Aと外側カソード層を16Bとの間に埋め込まれるようにして成形される。したがって、好ましくはバスケットの形をした導電性グリッド18は、内側カソード層16Aと外側カソード層16Bとの間に一体形成される。導電性グリッド18は、接触面積の広い接触カソード16を備えた電流伝送路を形成する。
【0033】
カソードの内面上と外面上の両方にはセパレータ材料が設けられている。セパレータ材料は、内側セパレータ22Bを有し、この内側セパレータは、カソード16Bの円筒形内面を被覆するカップ状の形態に形成された不織布で作られたものであるのがよい。また、カソード16Aの外壁を被覆する不織材料のシートで構成されるのがよい外側セパレータ22Aが設けられている。変形例として、セパレータ材料を、本明細書で説明するように液体セパレータ22′として塗布してもよい。いずれの場合においても、セパレータは、カソードの外面だけでなく内面をも被覆する。
【0034】
アノード20は好ましくは、カソード16の円筒形内容積部内に、内側セパレータ22Bを介してこれから離された状態で設けられている。アノード20は好ましくは、一実施形態によれば亜鉛粉末、ゲル化剤及び他の添加物で作られる。
【0035】
アノードとカソードのインタフェース表面領域を増大させるために、電気化学的に活性の物質の層が亜鉛ストリップ24として設けられ、これはセパレータ22Aの外面上でカソード16Aの外面の周りにぐるりと配置されている。亜鉛ストリップの外側層24は、別の負極として働く電気化学的に活性のアノード材料となっている。亜鉛ストリップ24は、導電性タブ28を介してアノード20と導電接触関係をなすよう取り付けられている。亜鉛ストリップ24は、アノード20、負極集電体36又は電池の負極端子と電気的接触状態にあるのがよい。加うるに、亜鉛ストリップ24をスチール缶12から電気的に絶縁するために収縮包装誘電体層26が、亜鉛ストリップ層24の外面上に形成されている。
【0036】
負極集電体36が好ましくは、アノード20と接触した状態で缶12の開放端部内に設けられる。負極集電体36をスチール缶12の開放端部を封止するシール組立体30と一体形成するのがよい。シール組立体30は、ナイロンシール及び好ましくは負極集電体36に溶接される負極カバー34を更に有するのがよい。ナイロンシール32は、金属ワッシャ38に接触するのがよく、スチール缶12に対する密封クロージャとなる。負極カバー34は、ナイロンシール32によってスチール缶12から電気的に絶縁され、このカバーは好ましくは、電池の負極接点端子として役立つ。
【0037】
図2を参照すると、本発明の高利用率電気化学電池10の組立方法40が示されている。電池組立方法40は、導電性グリッド18をカソード成形ダイ内に挿入する工程42を含む。導電性グリッド18を、ニッケル又は他の適当な導電性物質で作られていてバスケットの形をした炭素被覆グリッドで構成し、これがカソード内の中央に形成されるようダイ内に正確に配置する。工程44に進み、カソードを、カップ状の導電性グリッド18が中央に埋め込まれた状態の円筒形ボビンの形状に形成する。これは、カソード合剤を導電性グリッド18の両側に配置し、本明細書において説明する3種類のカソード成形法のうち一つにより円筒形カソードボビンを形成することによって達成される。
【0038】
カソードを導電性グリッドに18を埋め込んだ状態でいったん成形すると、工程46に示すように、セパレータ材料を円筒形カソードの外壁と内壁の両方を被覆するように付着させる。セパレータを、本明細書で説明するように不織材料又は液体セパレータとして付着するのがよい。工程48では、電気化学的に活性の亜鉛ストリップ24を、外側セパレータを直接覆った状態で円筒形カソードボビンの外面に巻きつける。亜鉛ストリップ24は好ましくは、延長部としての亜鉛タブ28を有している。亜鉛タブ28をカソードボビンの開放端部上に折り返し、カソードボビン内に形成された円筒形内側キャビティ内へ位置させる。工程50に示すように、誘電体収縮管を亜鉛ストリップ24の外面上に形成してカソードボビンの形成を完了させる。カソードボビンの形成がいったん完了すると、電池組立方法40は工程52に進み、この工程において、カソードボビンをスチール缶12内に配置する。これは、カソードボビンをスチール缶12の開放端部内に配置してボビンのカップ状底部がスチール缶の閉鎖底端部と形状が一致するようにする工程を含む。ボビンをいったんスチール缶12内に完全に配置すると、好ましくは導電性グリッド18をスチール缶の底端部に溶接してこれらが適当な導電接触関係をなすようにする。
【0039】
カソードボビンをスチール缶12に組み付けた状態で、工程56に従い、アノード及び電解液を含む残りの内部電池材料をスチール缶12内に注ぎ込む。アノード20は、カソードボビン内に設けられた円筒形内容積部内に注ぎ込まれた粉末状又はゲルタイプのアノードを含むのがよい。アノード20は、円筒形内容積部のこの形状と形状が一致し、内側セパレータ22Bに当接し、この内側セパレータは、カソード16の内面に当てて配置される。アノード20が亜鉛タブ28に接触するようにアノード20を挿入すると外側の亜鉛ストリップ24がアノード20と導電接触関係をなすようになることは理解されるべきである。最後に、全ての内部構成部品をいったん組み立てると、電池組立方法40は工程58に進み、負極集電体とシール組立体を互いに組み立ててスチール缶12の開放端部を閉じる。負極集電体をアノード20内の亜鉛粉末又は他の活物質と接触させる。シール組立体30は、缶12の開放端部に対する密封クロージャとなると共に電池の負極接点端子を構成するのに役立つ。加うるに、スチール缶12の両端部を除き、その外面の周りに金属化プラスチックフィルムラベルを施すと、電池組立体を完成させることができる。
【0040】
図3〜図5を参照すると、3つの実施形態の各々について成形カソードボビンを形成する工程の順序が示されている。特に図3A〜図3Cを参照すると、第1の実施形態のフルモールド方式衝撃成形法を用いるカソードボビン成形方法が示されている。まず最初に、バスケット状の導電性グリッド18を、図3Aに示すように円筒形カソード成形ダイ60内に配置する。導電性グリッド18を、ダイ60の円筒壁から等間隔を置いた状態で正確に位置決めする。次に、図3Bに示すように、カソード合剤15をダイ60と導電性グリッド64との間に注ぎ込むと共にダイ60の残りの内容積部を実質的に満たすようダイ60内に注ぎ込む。次に、ラムロッド62をダイ60の中央円筒形容積部内にぎゅっと押し込んでカソード合剤15を突き固め、それにより内側カソード層16B、外側カソード層16A及び導電性グリッド18が一体に埋め込まれた剛性カソードボビン構造を形成する。図3Cに示すように、カソードボビン16を突出棒64によってダイから突き出す。すると、カソードボビン16はいつでもセパレータ材料、亜鉛ストリップ及び収縮管を受け入れることができる状態にあり、その後これをスチール缶12内に入れる。
【0041】
図4A〜図4Eを参照すると、リング成形法を用いるカソードボビン成形方法の第2の実施形態が示されている。図4Aで始まり、一連の4つのカソードリングをダイ60内に挿入し、次々に上に積み重ねて外側カソード層16Aを形成する。カソードリングを成形する方法は一般に、計量された量のカソード合剤をリングの形をしたダイセット内に添加する工程と、ダイプレスを用いてカソード合剤をリングの形状に成形する工程を含む。ダイ60内へのカソードリングの挿入は、カソードリングを互いに上に次々と圧入することにより達成できる。単層リング成形カソードを形成する方法は当該技術分野で広く知られている。
【0042】
特に図4Bを参照して説明すると、導電性グリッド18をダイ60内の外側カソード層16Aの円筒形内容積部内に挿入する。次に、4つの小径カソードリングを導電性グリッド18の円筒形内容積部内に配置し、次々と上に積み重ねて図4Cに示すような内側カソード層16Bを形成する。したがって、導電性グリッド18は、外側リング成形カソード層16Aと内側リング成形カソード層16Bとの間に埋め込まれる。図4Dに示すように、ラムロッド62をカソード16の円筒形内容積部内へ中央に押し込んでカソードリングを互いに更に突き固めて導電性グリッド18が埋め込まれた中実2層カソードリングを形成する。次に、図4Eに示すようにカソードボビン16を突出棒64を用いて突き出す。
【0043】
図5A〜図5Eを参照して説明すると、リング成形法と衝撃成形法の組み合わせを用いる更に別の実施形態に従ってカソードボビンを成形する。図5Aに示すように、次々に上に積み重ねられた状態の4つのカソードリングをダイ60内に挿入することにより外側カソード層16Aを形成する。次に、図5Bに示すように導電性グリッド18を外側カソード層16Aの内面上に挿入する。図5Cでは、残りのカソード合剤15をダイ60内に配置して導電性グリッド18の容積部を含むダイ60の残りの容積部を実質的に満たす。図5Dでは、ラムロッド62をカソード合剤15の円筒形内容積部内に押し込んで内側カソード層16Bを突き固めてこれを形成する。図5Eに示すようにラムロッド62をダイ60から引き抜き、突出棒64で成形カソードボビン16をダイ60から突き出す。
【0044】
したがって、図3〜図5にそれぞれ示しこれと関連して説明した3つの成形技術のうち一つに従って成形カソードボビンを形成する。次に、カソードボビン組立体を図6〜図8に示すように完成させる。特に図6を参照すると、カップ状の内側セパレータ22Bをカソードボビン16内に形成された円筒形内部キャビティ内に挿入し、セパレータ22Bが内側カソード16Bの内壁に当接するようにする。変形例として、カソードボビンをスチール缶12内に配置した後にカップ状のセパレータ22Bを挿入してもよく、このようにすると、導電性グリッド18をスチール缶12の内部からスチール缶12の底部に溶接することが容易に行える。
【0045】
不織セパレータの代替例として、図7に示すようにカソードボビン16を液体セパレータ22′で被覆してもよい。液体セパレータ22′としては、例えば米国特許第4,315,062号に開示されているようなポリスチレンセパレータが挙げられ、かかる米国特許の内容を本明細書の一部を形成するものとしてここに援用する。カソードボビン16を液体セパレータ22′の容器内に浸漬することによって液体セパレータ22′を塗布し、次にカソードボビン16を液体セパレータから取り出してセパレータ皮膜を乾燥させるようにする。また、別の被覆法として液体セパレータ22′を吹きつけてもよいことは理解されるべきである。
【0046】
図8を参照すると、外側セパレータ材料22Aのシートを外側カソード層16Aの外面に巻き付ける。外側セパレータ22Aと内側カップ状セパレータ22Bは一緒になって、カソード外壁、カソード内壁及びカソードボビン16の開放頂端部を完全に被覆することが好ましい。次に、亜鉛ストリップ24を外側セパレータ22Aの外面に巻き付ける。亜鉛ストリップ24は、導電性媒体を含む電気化学的に活性のアノード材料となる。亜鉛ストリップ24は好ましくは、これに一体形成され又は取り付けられた延長部としての亜鉛タブ28を有する。亜鉛ストリップ24をスチール缶12から電気的に絶縁する誘電体収縮管26を、亜鉛シート24の外部に巻きつける。収縮管26、亜鉛シート24及び外側セパレータ22Aの隣り合う層の任意の組み合わせを、一巻きでカソード16の外面に付着してこれに接合できる多層材料の状態に構成してもよいことは理解されるべきである。
【0047】
図9を参照すると、完成状態のカソードボビン16が、スチール缶12内へ挿入中の状態で示されている。図示のように、亜鉛ストリップ24から延びる延長部としてのタブ28をカソードボビン16の開放頂端部を横切ってこの上に折り重ね、さらにその円筒形内容積部内へ下方に折り込む。カソードボビン16をスチール缶12の閉鎖底端部に当接状態で圧入すると、導電性グリッド18及びカップ状セパレータ22Bの底面は、一体形こぶ状突起14の形状と一致するよう形を変えることができる。次に、導電性グリッド18をスチール缶の底端部に溶接する。
【0048】
カソードボビン16をスチール缶12内にいったん完全に組み込むと、残りの電池内部材料をスチール缶12内に配置する。これは、アノード20を、カソードボビン16内の円筒形内部キャビティ内に注ぎ込む工程を含む。加うるに、電解液をスチール缶12内に注ぎ込む。内部材料をいったんスチール缶12の内部に配置すると、負極集電体36及びシール組立体30をスチール缶12の開放端部に組み付ける。負極集電体36をアノード20と接触状態にしてこの中に収容された亜鉛粉末と接触させる。負極集電体36は延長部としてのタブ28を介して亜鉛ストリップ24とも接触状態にあることは理解されるべきである。シール組立体30は、スチール缶12の開放端部を閉鎖密封し、電気化学電池10の負極接点端子となる。加うるに、金属化ラベルをスチール缶12の外部側壁の周りに形成するのがよいことは理解されるべきである。
【0049】
本発明に従って構成された電気化学電池10は、組み立てやすい電池構造で界面間又はインタフェース表面領域接触性を向上させることができる。これにより、電極の総電流伝送容量が大きくなり、しかも電流密度が減少すると共に電極の厚さが減少し、その結果、放電効率が良好になると共に性能的に高利用率が達成される。加うるに、上記の組立体の構造では、カソード成形が缶内で行われないので一層薄手の缶を使用することができる。
【0050】
当業者であれば、開示した発明思想の精神から逸脱することなく本発明の種々の設計変更例及び改造例を想到できることは理解されよう。本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の記載及びその均等範囲によって定められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従って構成された高利用率電気化学電池の断面図である。
【図2】 本発明に従って電気化学電池を組み立てる方法を示す流れ図である。
【図3A】 一実施形態によるフルモールド方式衝撃成形法を用いるカソードボビンの組立手順を示すダイ組立体の断面図である。
【図3B】 一実施形態によるフルモールド方式衝撃成形法を用いるカソードボビンの組立手順を示すダイ組立体の断面図である。
【図3C】 一実施形態によるフルモールド方式衝撃成形法を用いるカソードボビンの組立手順を示すダイ組立体の断面図である。
【図4A】 第2の実施形態としてのリング成形法を用いるカソードボビンの組立手順を示すダイ組立体の断面図である。
【図4B】 第2の実施形態としてのリング成形法を用いるカソードボビンの組立手順を示すダイ組立体の断面図である。
【図4C】 第2の実施形態としてのリング成形法を用いるカソードボビンの組立手順を示すダイ組立体の断面図である。
【図4D】 第2の実施形態としてのリング成形法を用いるカソードボビンの組立手順を示すダイ組立体の断面図である。
【図4E】 第2の実施形態としてのリング成形法を用いるカソードボビンの組立手順を示すダイ組立体の断面図である。
【図5A】 第3の実施形態としての衝撃成形法とリング成形法の組み合わせを用いてカソードボビンの組立手順を示すダイ組立体の断面図である。
【図5B】 第3の実施形態としての衝撃成形法とリング成形法の組み合わせを用いてカソードボビンの組立手順を示すダイ組立体の断面図である。
【図5C】 第3の実施形態としての衝撃成形法とリング成形法の組み合わせを用いてカソードボビンの組立手順を示すダイ組立体の断面図である。
【図5D】 第3の実施形態としての衝撃成形法とリング成形法の組み合わせを用いてカソードボビンの組立手順を示すダイ組立体の断面図である。
【図5E】 第3の実施形態としての衝撃成形法とリング成形法の組み合わせを用いてカソードボビンの組立手順を示すダイ組立体の断面図である。
【図6】 第1の実施形態としてのカップ状のセパレータの組立手順を示す部分的に組み立てられた状態のカソードボビンの断面図である。
【図7】 第2の実施形態としての液体セパレータの付着の仕方を示す部分的に組み立てられた状態のカソードボビンの略図である。
【図8】 外面への外側セパレータ、電気化学的に活性の亜鉛ストリップ及び収縮包装皮膜の被着の仕方を示すカソードボビンの斜視図である。
【図9】 スチール缶内へのカソードボビンの挿入の仕方を示す部分的に組み立てられた状態の電気化学電池の組立断面図である。
【図10】 スチール缶内への集電体及びシール組立体の挿入の仕方を示す電気化学電池の組立断面図である。

Claims (21)

  1. 閉鎖底端部及び開放頂端部を備えた容器と、
    第1の極性を備えていて、容器内に設けられた第1の電極と、
    第1の電極と接触関係をなして設けられた第1の集電体と、
    第2の極性を備えていて、容器内に位置した状態で第1の電極の一方の側部上に設けられた第2の電極と、
    第2の極性を備えていて、第1の電極の別の側部上に設けられた外側の電気化学的に活性の層と、
    第1の電極と第2の電極との間に配置され、更に第1の電極と外側の電気化学的に活性の層との間に配置されたセパレータと、
    第2の電極と接触関係をなして設けられた第2の集電体と、
    容器の開放頂端部に取り付けられたカバー組立体とを有しており、
    第1の集電体は、導電性グリッドから成り、
    導電性グリッドは、第1の電極に埋め込まれており、
    第1の電極は、内側の第1の層及び外側の第2の層を有し、導電性グリッドは、第1の層と第2の層との間に一体に成形されている、
    ことを特徴とする電気化学電池。
  2. 外側の電気化学的に活性の層を第2の電極と第2の集電体のうち少なくとも一方に接続する導電体を更に有することを特徴とする請求項1記載の電気化学電池。
  3. 導電性グリッドは、バスケットの形をしている導電性グリッドであることを特徴とする請求項1記載の電気化学電池。
  4. 第1の電極の第1の層及び第2の層は、それぞれ、1又は2以上のリングで構成されることを特徴とする請求項記載の電気化学電池。
  5. 外側の電気化学的に活性の層と容器との間に設けられた誘電体層を更に有することを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の電気化学電池。
  6. 第1の電極は、円筒形キャビティが形成された円筒形ボビンとして形成され、第2の電極は、円筒形キャビティの中央に配置されていることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の電気化学電池。
  7. 第1の電極は、カソードであり、第2の電極は、アノードであることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の電気化学電池。
  8. 外側の電気化学的に活性の層は、セパレータに巻きつけられた導電性ストリップであることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の電気化学電池。
  9. 導電性ストリップは、亜鉛を含むことを特徴とする請求項記載の電気化学電池。
  10. 容器と、
    容器内に設けられた第1の電極と、
    第1の電極と接触関係をなして設けられた第1の集電体と、
    容器内に設けられた第2の電極と、
    第2の電極と接触関係をなして設けられた第2の集電体と、
    第1の電極と第2の電極との間に設けられた第1のセパレータと、
    容器内に位置した状態で第2の電極に電気的に接続された第3の電極と、
    第3の電極と第1の電極との間に設けられた第2のセパレータと、
    第1の集電体と第2の集電体のうち一方に接続された正極端子と、
    第1の集電体と第2の集電体のうち他方に接続された負極端子とを有しており、
    第1の電極は、円筒形キャビティが形成された円筒形のボビンとして形成され、第2の電極は、円筒形キャビティ内に中央に設けられ、第3の電極は、円筒形ボビンの外面上に形成されており、
    前記第1の集電体は、バスケットの形をしている導電性グリッドを含む、
    ことを特徴とする高利用率電気化学電池。
  11. 第1の電極は、カソードであり、第2の電極は、アノードであることを特徴とする請求項10記載の電気化学電池。
  12. 導電性グリッドは、第1の電極に埋め込まれており、第1の電極は、内側の第1の層及び外側の第2の層を有し、導電性グリッドは、第1の層と第2の層との間に一体に成形されていることを特徴とする請求項10記載の電気化学電池。
  13. 電気化学電池を組み立てる方法であって、
    導電性グリッドと接触関係をなす第1の電極を、キャビティが形成されたボビンとして形成する工程と、
    外側の電気化学的に活性の層を第1の電極の周りに設ける工程と、
    第1の電極と外側の電気化学的に活性の層との間にセパレータを設ける工程と、
    閉鎖底端部及び開放頂端部を備えた容器内にボビンを設ける工程と、
    第2の電極をキャビティ内に設ける工程と、
    セパレータを第1の電極と第2の電極との間に設ける工程と、
    集電体を第2の電極と接触関係をなして設ける工程と、
    カバー組立体を容器の開放頂端部に取り付ける工程と、
    を含むことを特徴とする組立方法。
  14. 導電性グリッドは、バスケットの形をしている導電性グリッドであることを特徴とする請求項13記載の組立方法。
  15. 外側の電気化学的に活性の層の周りに誘電体層を形成する工程を更に含むことを特徴とする請求項13記載の組立方法。
  16. 外側の電気化学的に活性の層と、第2の電極と集電体のうち一方との間に電気接続部を設ける工程を更に含むことを特徴とする請求項13又は15記載の組立方法。
  17. 第1の電極は、リング状成形体を備えていることを特徴とする請求項13〜16のうち何れか1項に記載の組立方法。
  18. 第1の電極を形成する工程は、導電性グリッドをダイ内に配置する工程と、第1の電極材料の合剤を導電性グリッドの両側に配置する工程と、ラムロッドを合剤内へ押し込んで第1の電極を衝撃成形する工程とを含むことを特徴とする請求項13〜17の何れか1項に記載の組立方法。
  19. 第1の電極を形成する工程は、第1の電極材料の1又は2以上の外側成形リングをダイ内に配置する工程と、導電性グリッドを1又は2以上の外側リングの内側に配置する工程と、第1の電極材料の1又は2以上の内側リングを導電性グリッドの内面上に設けてリング成形の第1の電極を形成する工程とを含むことを特徴とする請求項13〜17の何れか1項に記載の組立方法。
  20. ラムロッドを内側リングによって形成された内容積部内へ押し込んで設け、それによりリングを互いに押しつける工程を更に含むことを特徴とする請求項19記載の組立方法。
  21. 第1の電極を形成する工程は、第1の電極材料の1又は2以上の外側リングをダイ内に配置する工程と、導電性グリッドを外側リングの内面中に配置する工程と、第1の電極材料の合剤を導電性グリッドの内容積部内に配置する工程と、ラムロッドを内容積部内へ押し込んで設け、それにより第1の電極材料の合剤を衝撃成形して第1の電極を形成する工程とを含むことを特徴とする請求項13〜17の何れか1項に記載の組立方法。
JP2000585949A 1998-11-24 1999-11-24 高利用率電気化学電池及び組立方法 Expired - Fee Related JP4564663B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/198,802 US6326102B1 (en) 1998-11-24 1998-11-24 High rate electrochemical cell with increased anode-to-cathode interface surface area
US09/198,802 1998-11-24
PCT/US1999/028027 WO2000033397A2 (en) 1998-11-24 1999-11-24 High rate electrochemical cell and assembly method

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002537629A JP2002537629A (ja) 2002-11-05
JP4564663B2 true JP4564663B2 (ja) 2010-10-20

Family

ID=22734918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000585949A Expired - Fee Related JP4564663B2 (ja) 1998-11-24 1999-11-24 高利用率電気化学電池及び組立方法

Country Status (9)

Country Link
US (3) US6326102B1 (ja)
EP (1) EP1145342B1 (ja)
JP (1) JP4564663B2 (ja)
CN (1) CN1201423C (ja)
AU (1) AU1922500A (ja)
CA (1) CA2352236A1 (ja)
DE (1) DE69940559D1 (ja)
HK (1) HK1040832B (ja)
WO (1) WO2000033397A2 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6472099B1 (en) * 2000-06-13 2002-10-29 The Gillette Company Cathode indentations in alkaline cell
EP1474837A4 (en) * 2002-02-15 2006-09-13 Eveready Battery Inc CYLINDRICAL ALKALINE CELLS WITH INCREASED DISCHARGE PERFORMANCE
US6869727B2 (en) 2002-09-20 2005-03-22 Eveready Battery Company, Inc. Battery with high electrode interfacial surface area
JP2006524901A (ja) * 2003-04-23 2006-11-02 リチャージャブル バッテリー コーポレイション 内部電極が埋込まれた電極ペレットを用いたバッテリ
WO2005022671A1 (en) * 2003-09-02 2005-03-10 Rechargeable Battery Corporation Cylindrical battery cell having improved power characteristics and methods of manufacturing same
US7264903B2 (en) * 2003-09-02 2007-09-04 Rechargeable Battery Corporation Battery cells having improved power characteristics and methods of manufacturing same
US7288126B2 (en) * 2003-09-02 2007-10-30 Rechargeable Battery Corporation Battery cells having improved power characteristics and methods of manufacturing same
EP1771898A4 (en) * 2004-05-14 2008-05-21 Rechargeable Battery Corp EMBEDDED ELECTRODE INFORMATION FOR BALANCED ENERGY, PERFORMANCE AND COSTS IN AN ALKALIZELLE
US20060046135A1 (en) * 2004-08-27 2006-03-02 Weiwei Huang Alkaline battery with MnO2/NiOOH active material
US7740979B2 (en) * 2004-09-30 2010-06-22 Eveready Battery Company, Inc. Alkaline electrochemical cell capable of providing optimum discharge efficiencies at a high tech drain rate and a low drain rate
US7611805B2 (en) * 2005-08-30 2009-11-03 Greatbatch Ltd. Lithium/fluorinated carbon (Li/CFx) electrochemical cell
DE102005059375A1 (de) * 2005-12-09 2007-06-14 Biotronik Crm Patent Ag Vorrichtung und Verfahren zur Herstellung von Elektroden für Batterien
US8168321B2 (en) * 2008-02-29 2012-05-01 The Gillette Company Alkaline battery having a protective layer
US9142840B2 (en) 2011-10-21 2015-09-22 Blackberry Limited Method of reducing tabbing volume required for external connections
US10446828B2 (en) 2011-10-21 2019-10-15 Blackberry Limited Recessed tab for higher energy density and thinner batteries
US9306206B2 (en) 2012-08-27 2016-04-05 The Gillette Company Alkaline cell having increased interfacial area
US10784519B2 (en) * 2018-03-02 2020-09-22 Energizer Brands, Llc Electrochemical cell with electrode filled protrusion
JP7097232B2 (ja) * 2018-05-24 2022-07-07 Fdk株式会社 アルカリ電池および電池缶
US11211615B2 (en) 2018-09-28 2021-12-28 Energizer Brands, Llc Alkaline battery having a dual-anode
US11552305B2 (en) 2019-06-27 2023-01-10 Energizer Brands, Llc Electrochemical cell with improved high-rate discharge performance
US11502284B2 (en) * 2020-01-22 2022-11-15 Energizer Brands, Llc Systems and methods for generating an electrochemical cell having a multi-part anode
RU200200U1 (ru) * 2020-03-12 2020-10-13 Акционерное общество "Энергия" (АО "Энергия") Химический источник тока

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2480839A (en) 1945-12-03 1949-09-06 Us Sec War Alkaline primary cell
CA642289A (en) 1957-10-09 1962-06-05 Union Carbide Corporation Dry cell
US3335031A (en) * 1966-03-09 1967-08-08 Union Carbide Corp Galvanic cell
US3490951A (en) 1967-11-02 1970-01-20 Dow Chemical Co Primary cell assembly
US4042756A (en) * 1976-04-12 1977-08-16 Gte Laboratories Incorporated Electrochemical cells
US4315062A (en) 1978-01-16 1982-02-09 Duracell International Inc. Method for the manufacture of a polystyrene separator and cell
CA1096443A (en) * 1978-10-20 1981-02-24 Her Majesty The Queen, In Right Of Canada, As Represented By The Minister Of National Defence Expanded zinc electrode for dry cells
US5017442A (en) * 1988-03-19 1991-05-21 Hitachi Maxell, Ltd. Coiled lithium battery
US5340666A (en) * 1991-03-11 1994-08-23 Battery Technologies Inc. Rechargeable alkaline manganese cell having improved capacity and improved energy density
US5322746A (en) * 1992-10-02 1994-06-21 Her Majesty The Queen In Right Of The Province Of British Columbia As Represented By The Minister Of Finance & Corporate Relations Electrode composition and design for high energy density cells
DE4305561A1 (de) * 1993-02-24 1994-08-25 Varta Batterie Knopfzelle
US5989743A (en) * 1994-09-27 1999-11-23 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Non-aqueous battery
US5501924A (en) 1995-06-07 1996-03-26 Eveready Battery Company, Inc. Alkaline cell having a cathode including a tin dioxide additive
US5869205A (en) * 1997-11-12 1999-02-09 Eveready Battery Company, Inc. Electrochemical cell having multiple anode compartments
JPH11214036A (ja) * 1998-01-21 1999-08-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高分子電解質セパレーター、リチウム二次電池およびその製造方法
US6153335A (en) * 1998-09-25 2000-11-28 Douglas Battery Manufacturing Company Battery cell construction including fiberous mat separator
US6143446A (en) * 1998-10-21 2000-11-07 Duracell Inc. Battery cathode
US6207322B1 (en) * 1998-11-16 2001-03-27 Duracell Inc Alkaline cell with semisolid cathode

Also Published As

Publication number Publication date
DE69940559D1 (de) 2009-04-23
CA2352236A1 (en) 2000-06-08
US20010053473A1 (en) 2001-12-20
WO2000033397A2 (en) 2000-06-08
CN1361925A (zh) 2002-07-31
HK1040832B (zh) 2009-07-31
US6656629B1 (en) 2003-12-02
WO2000033397A3 (en) 2001-12-20
CN1201423C (zh) 2005-05-11
JP2002537629A (ja) 2002-11-05
HK1040832A1 (en) 2002-06-21
EP1145342B1 (en) 2009-03-11
US6326102B1 (en) 2001-12-04
US6592635B2 (en) 2003-07-15
AU1922500A (en) 2000-06-19
EP1145342A2 (en) 2001-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4564663B2 (ja) 高利用率電気化学電池及び組立方法
US20220181725A1 (en) Secondary battery
WO2022113989A1 (ja) ケース付き全固体電池
CN208819974U (zh) 二次电池
JP2004171980A (ja) アルカリ蓄電池とその製造方法
US11936073B2 (en) Electrochemical cell with improved high-rate discharge performance
US6926996B2 (en) Alkaline battery with flat housing
KR100528898B1 (ko) 이차전지의 전극롤
JP3174289B2 (ja) リチウム二次電池における初充電時のガス抜き方法
JP2002246009A (ja) アルカリ蓄電池
KR100601545B1 (ko) 원통형 이차 전지
JPH09134729A (ja) 非水電解液電池
JP4129965B2 (ja) 非水電解液電池
US20220216545A1 (en) Flat secondary battery
JPH11345626A (ja) 密閉型電池
JP3715243B2 (ja) 角形アルカリ蓄電池およびその製造方法
JP3534723B2 (ja) ナトリウム硫黄二次電池
KR100889772B1 (ko) 리튬 이온 폴리머 전지 및, 그것의 제조 방법
JPH066462Y2 (ja) 非水電解液電池
KR100563038B1 (ko) 밀폐전지
JP2004311349A (ja) 電池
JPS594453Y2 (ja) 電池
JP3080211B2 (ja) リチウム電池
JP3504303B2 (ja) 円筒形アルカリ二次電池
JP3902493B2 (ja) 角形電池

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080811

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100318

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100708

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100802

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees