JP4562681B2 - 無線通信装置及び無線通信システム - Google Patents

無線通信装置及び無線通信システム Download PDF

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Description

本発明は、携帯端末との間で無線通信(例えば、Bluetoothである。)を行うことのできる無線通信装置と、当該無線通信装置と送受信を行う携帯端末装置と、当該無線通信装置及び当該携帯端末装置を備える無線通信システムに関する。
Bluetooth(登録商標)無線技術を用いたものをはじめとして、狭い範囲内で情報の送受信を行う短距離無線通信システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。短距離無線通信システムは、使用電力が少ないので携帯電話に搭載することができる。
例えば、Bluetooth(登録商標)無線技術を用いた短距離無線通信システムでは、商用に公開された周波数帯域を使用し、Bluetooth(登録商標)無線技術を搭載したデバイスを検索し、検索の結果得られたデバイスの識別情報を用いてデバイス間のリンクを確立し、通信情報を送受信する。
特開2002−63652号公報
上記のように、従来のBluetooth(登録商標)無線技術を用いた短距離無線通信システムでは、Bluetooth(登録商標)無線技術を搭載したデバイスからであれば識別情報が取得できる。このため、短距離無線通信システムを用いて携帯端末装置と無線通信装置との間で通信情報を送受信した場合に、通信情報が第三者から盗聴される可能性があった。
第三者の盗聴を防ぐ方法としては、リンクを確立する際の、携帯端末装置又は無線通信装置の少なくともいずれかの識別情報の暗号化が考えられる。しかし、識別情報が変更されないので、一旦リンクを確立してしまえば暗号を解くことなく識別情報を取得することができる。このため、無線通信装置との送受信が許可されていない第三者であって、リンクの確立されている携帯端末装置と無線通信装置との間で送受信されている通信情報を盗聴することができるという問題があった。
故に、本発明は、無線通信装置と送受信することを許可された携帯端末装置以外の携帯端末装置による通信情報の受信を防止することを目的とする。
本発明は、携帯端末情報の識別情報と無線通信装置の識別情報とを用いて送受信する無線通信システムと、当該無線通信システムに用いられる無線通信装置及び携帯端末装置であって、無線通信装置の識別情報を変更し、暗号を復号する暗号鍵を所有する携帯端末装置のみが無線通信装置の変更後の識別情報を取得し、送受信することを特徴とする。
無線通信装置の識別情報を変更するので、変更後の識別情報を取得した携帯端末装置のみに無線通信装置との送受信を許可することができる。又、変更後の識別情報を暗号化した上で読み出し可能とするので、暗号を解く暗号鍵を取得した携帯端末装置のみが変更後の識別情報を取得することができる。これにより、無線通信装置と送受信することを許可された携帯端末装置に暗号鍵を付与すれば、無線通信装置と送受信することを許可された携帯端末装置以外の携帯端末装置による通信情報の受信を防止することができる。
具体的には、本発明に係る無線通信装置は、電磁波を用いて携帯端末装置との間で通信情報を送受信する携帯端末通信部と、前記携帯端末通信部の送受信する通信情報に付される前記携帯端末通信部の識別情報である無線通信装置識別情報を変更する識別情報変更部と、前記識別情報変更部の変更した無線通信装置識別情報を暗号化する識別情報暗号化部と、前記識別情報暗号化部の暗号化した無線通信装置識別情報を記憶し、前記携帯端末通信部の送受信に用いられる電磁波と異なる電磁波を用いて無線通信装置識別情報を外部から読み出させる識別情報読出部と、前記識別情報変更部に無線通信装置識別情報を変更させる識別情報制御部と、前記携帯端末装置に固有の識別情報である携帯端末識別情報を外部から取得する携帯端末識別情報取得部と、前記携帯端末識別情報取得部の取得する携帯端末識別情報を記憶する識別情報記憶部と、を備え、前記識別情報制御部は、前記携帯端末通信部の送受信する通信情報に付される前記携帯端末装置の識別情報と前記識別情報記憶部に記憶されている携帯端末識別情報との一致と不一致を判定し、不一致と判定すると前記識別情報変更部に無線通信装置識別情報を変更させることを特徴とする
携帯端末通信部が更新された無線通信装置識別情報を識別情報に用いて通信情報を送受信するので、更新した無線通信装置識別情報を取得していない携帯端末装置が通信情報の受信をすることを防止することができる。さらに、識別情報読出部に記憶されている無線通信装置識別情報が暗号化されているので、暗号を解く鍵を取得した携帯端末装置のみが変更後の識別情報を取得し、無線通信装置との通信情報の送受信を行うことができる。ここで、外部とは、無線通信装置の外部である。これにより、無線通信装置と送受信することを許可された携帯端末に暗号を復号することのできる暗号鍵を付与すれば、無線通信装置と送受信することを許可された携帯端末装置以外の携帯端末装置による通信情報の受信を防止することができる。
識別情報制御部が無線通信装置識別情報の変更を指示するので、識別情報制御部の設定に応じて無線通信装置識別情報の変更のタイミングを変更することができる。
携帯端末識別情報取得部が無線通信装置の外部から入力される携帯端末識別情報を取得する。ここで、外部とは、無線通信装置の外部である。識別情報記憶部が通信情報の送受信を許可した携帯端末装置の識別情報を記憶すれば、携帯端末通信部の送受信する携帯端末装置が通信情報の送受信を許可した携帯端末装置であるか否かを判定することができる。これにより、通信情報の送受信を許可した携帯端末装置とは異なる携帯端末装置が通信情報の送受信を行っている場合に、無線通信装置識別情報を変更し、通信情報の送受信を許可していない携帯端末装置の受信を遮断することができる。
具体的には、本発明に係る無線通信装置は、電磁波を用いて携帯端末装置との間で通信情報を送受信する携帯端末通信部と、前記携帯端末通信部の送受信する通信情報に付される前記携帯端末通信部の識別情報である無線通信装置識別情報を変更する識別情報変更部と、前記識別情報変更部の変更した無線通信装置識別情報を暗号化する識別情報暗号化部と、前記識別情報暗号化部の暗号化した無線通信装置識別情報を記憶し、前記携帯端末通信部の送受信に用いられる電磁波と異なる電磁波を用いて無線通信装置識別情報を外部から読み出させる識別情報読出部と、前記識別情報変更部に無線通信装置識別情報を変更させる識別情報制御部と、を備え、前記識別情報制御部は、前記携帯端末通信部の送受信に用いられる電磁波と異なる電磁波又は当該電磁波を用いて伝送された情報を検出する識別情報検出回路を含み、前記識別情報検出回路は当該電磁波又は当該電磁波を用いて伝送された情報を検出すると前記識別情報変更部に無線通信装置識別情報を変更させることを特徴とする。
携帯端末通信部が更新された無線通信装置識別情報を識別情報に用いて通信情報を送受信するので、更新した無線通信装置識別情報を取得していない携帯端末装置が通信情報の受信をすることを防止することができる。さらに、識別情報読出部に記憶されている無線通信装置識別情報が暗号化されているので、暗号を解く鍵を取得した携帯端末装置のみが変更後の識別情報を取得し、無線通信装置との通信情報の送受信を行うことができる。ここで、外部とは、無線通信装置の外部である。これにより、無線通信装置と送受信することを許可された携帯端末に暗号を復号することのできる暗号鍵を付与すれば、無線通信装置と送受信することを許可された携帯端末装置以外の携帯端末装置による通信情報の受信を防止することができる。
識別情報制御部が無線通信装置識別情報の変更を指示するので、識別情報制御部の設定に応じて無線通信装置識別情報の変更のタイミングを変更することができる。
識別情報読出部に記憶されている無線通信装置識別情報を読み出すことのできる電磁波又は当該電磁波を用いて伝送された情報を識別情報検出回路が検出することができるので、識別情報読出部が無線通信装置識別情報を読み出されたことをきっかけとして無線通信装置識別情報を変更することができる。
前記識別情報変更部の変更した無線通信装置識別情報を表示する識別情報表示部をさらに備えることが好ましい。
無線通信装置が変更後の無線通信装置識別情報を表示するので、携帯端末装置に暗号を復号することのできる暗号鍵を付与することなく通信情報の送受信を許可することができる。これにより、無線通信装置識別情報が変更されるまでの間のみ携帯端末装置に通信情報の送受信を許可することができる。
前記識別情報制御部は、時間を計測するタイマーを含み、前記タイマーが所定時間の経過を計測するときに前記識別情報変更部に無線通信装置識別情報を変更させることが好ましい。
識別情報制御部が所定時間ごとに無線通信装置識別情報を変更させるので、同一の無線通信装置識別情報が使用される期間を所定時間に限定することができる。これにより、暗号鍵を所有しない携帯端末装置が通信情報の送受信できる期間を一定時間に限定することができる。
前記識別情報制御部は、機械的変化を感知する入力スイッチを含み、前記入力スイッチは機械的変化を感知すると前記識別情報変更部に無線通信装置識別情報を変更させることが好ましい。
識別情報変更部に無線通信装置識別情報を変更させる入力スイッチをさらに備えるので、任意のタイミングで無線通信装置識別情報を変更することができる。
前記識別情報読出部は、識別情報暗号化部の暗号化した無線通信装置識別情報を、前記携帯端末通信部の送受信に用いられる電磁波と異なる電磁波を用いて前記携帯端末装置に発信することが好ましい。
識別情報読出部が無線通信装置識別情報を発信するので、携帯端末装置は暗号化された変更後の無線通信装置識別情報を自動的に受信することができる。変更後の無線通信装置識別情報を自動的に受信できるので、暗号鍵を所有している携帯端末装置は、無線通信装置と継続的に通信情報を送受信することができる。これにより、暗号鍵を所有する携帯端末装置のみに通信情報の送受信を継続的に許可することができる。
入力された文字列を前記携帯端末装置に固有の暗号鍵として取得する暗号鍵取得部をさらに備え、前記識別情報暗号化部は、前記識別情報変更部の変更した無線通信装置識別情報を、前記暗号鍵取得部が取得した暗号鍵を用いて解読可能な暗号に暗号化することが好ましい。
識別情報暗号化部が暗号鍵取得部に入力された文字列を暗号鍵とする暗号化を行うので、携帯端末装置のユーザが選択する文字列を暗号鍵に用いることができる。
前記携帯端末装置に固有の暗号鍵を、画像を撮像して取得する暗号鍵取得部をさらに備え、前記識別情報暗号化部は、前記識別情報変更部の変更した無線通信装置識別情報を、前記暗号鍵取得部が取得した暗号鍵を用いて解読可能な暗号に暗号化することが好ましい。
暗号鍵取得部が画像を撮像して暗号鍵を取得するので、暗号鍵取得部と携帯端末装置とで撮像した画像を暗号鍵とする暗号化を識別情報暗号化部は行うことができる。これにより、携帯端末装置がカメラツールを備えていれば、簡易な方法で携帯端末装置に暗号鍵を付与することができる。又、解読の困難な暗号化を行うことができる。
又、本発明に係る無線通信システムは、電磁波を用いて携帯端末装置との間で通信情報を送受信する携帯端末通信部、前記携帯端末通信部の送受信する通信情報に付される前記携帯端末通信部の識別情報である無線通信装置識別情報を変更する識別情報変更部、前記識別情報変更部の変更した無線通信装置識別情報を暗号化する識別情報暗号化部、前記識別情報暗号化部の暗号化した無線通信装置識別情報を記憶し、前記携帯端末通信部の送受信に用いられる電磁波と異なる電磁波を用いて無線通信装置識別情報を外部から読み出させる識別情報読出部、前記識別情報変更部に無線通信装置識別情報を変更させる識別情報制御部、前記携帯端末装置に固有の識別情報である携帯端末識別情報を外部から取得する携帯端末識別情報取得部、及び、前記携帯端末識別情報取得部の取得する携帯端末識別情報を記憶する識別情報記憶部を備える無線通信装置と、電磁波を用いて前記無線通信装置との間で通信情報を送受信する無線装置通信部、前記無線装置通信部の送受信する通信情報に付される前記無線通信装置の識別情報である無線通信装置識別情報を、前記携帯端末通信部の送受信に用いられる電磁波と異なる電磁波を用いて読み取る無線通信装置識別情報読取部、及び、前記無線通信装置識別情報読取部の読み取った暗号化されている無線通信装置識別情報を復号する識別情報復号部を備える携帯端末装置と、を備え、前記識別情報制御部は、前記携帯端末通信部の送受信する通信情報に付される前記携帯端末装置の識別情報と前記識別情報記憶部に記憶されている携帯端末識別情報との一致と不一致を判定し、不一致と判定すると前記識別情報変更部に無線通信装置識別情報を変更させることを特徴とする。
無線通信装置に備わる携帯端末通信部と携帯端末装置に備わる無線装置通信部とが通信情報を送受信する無線通信システムにおいて、携帯端末通信部の識別情報として通信情報に付される無線通信装置識別情報を変更するので、無線通信装置識別情報を更新することのできない携帯端末装置が通信情報を送受信することを防ぐことができる。ここで、変更後の無線通信装置識別情報を暗号化した上で読み出し可能とするので、暗号鍵を所有する携帯端末装置のみが変更後の無線通信装置識別情報を取得することができる。これにより、無線通信装置と送受信することを許可された携帯端末装置に暗号鍵を付与すれば、無線通信装置と送受信することを許可された携帯端末装置以外の携帯端末装置による通信情報の受信を防止することができる。
識別情報制御部が無線通信装置識別情報の変更を指示するので、識別情報制御部の設定に応じて無線通信装置識別情報の変更のタイミングを変更することができる。
携帯端末識別情報取得部が無線通信装置の外部から入力される携帯端末識別情報を取得する。ここで、外部とは、無線通信装置の外部である。識別情報記憶部が通信情報の送受信を許可した携帯端末装置の識別情報を記憶すれば、携帯端末通信部の送受信する携帯端末装置が通信情報の送受信を許可した携帯端末装置であるか否かを判定することができる。これにより、通信情報の送受信を許可した携帯端末装置とは異なる携帯端末装置が通信情報の送受信を行っている場合に、無線通信装置識別情報を変更し、通信情報の送受信を許可していない携帯端末装置の受信を遮断することができる。
又、本発明に係る無線通信システムは、電磁波を用いて携帯端末装置との間で通信情報を送受信する携帯端末通信、前記携帯端末通信部の送受信する通信情報に付される前記携帯端末通信部の識別情報である無線通信装置識別情報を変更する識別情報変更部、前記識別情報変更部の変更した無線通信装置識別情報を暗号化する識別情報暗号化部、前記識別情報暗号化部の暗号化した無線通信装置識別情報を記憶し、前記携帯端末通信部の送受信に用いられる電磁波と異なる電磁波を用いて無線通信装置識別情報を外部から読み出させる識別情報読出部、及び、前記識別情報変更部に無線通信装置識別情報を変更させる識別情報制御部を備える無線通信装置と、電磁波を用いて前記無線通信装置との間で通信情報を送受信する無線装置通信部、前記無線装置通信部の送受信する通信情報に付される前記無線通信装置の識別情報である無線通信装置識別情報を、前記携帯端末通信部の送受信に用いられる電磁波と異なる電磁波を用いて読み取る無線通信装置識別情報読取部、及び、前記無線通信装置識別情報読取部の読み取った暗号化されている無線通信装置識別情報を復号する識別情報復号部を備える携帯端末装置と、を備え、前記識別情報制御部は、前記携帯端末通信部の送受信に用いられる電磁波と異なる電磁波又は当該電磁波を用いて伝送された情報を検出する識別情報検出回路を含み、前記識別情報検出回路は当該電磁波又は当該電磁波を用いて伝送された情報を検出すると前記識別情報変更部に無線通信装置識別情報を変更させることを特徴とする。
無線通信装置に備わる携帯端末通信部と携帯端末装置に備わる無線装置通信部とが通信情報を送受信する無線通信システムにおいて、携帯端末通信部の識別情報として通信情報に付される無線通信装置識別情報を変更するので、無線通信装置識別情報を更新することのできない携帯端末装置が通信情報を送受信することを防ぐことができる。ここで、変更後の無線通信装置識別情報を暗号化した上で読み出し可能とするので、暗号鍵を所有する携帯端末装置のみが変更後の無線通信装置識別情報を取得することができる。これにより、無線通信装置と送受信することを許可された携帯端末装置に暗号鍵を付与すれば、無線通信装置と送受信することを許可された携帯端末装置以外の携帯端末装置による通信情報の受信を防止することができる。
識別情報制御部が無線通信装置識別情報の変更を指示するので、識別情報制御部の設定に応じて無線通信装置識別情報の変更のタイミングを変更することができる。
識別情報読出部に記憶されている無線通信装置識別情報を読み出すことのできる電磁波又は当該電磁波を用いて伝送された情報を識別情報検出回路が検出することができるので、識別情報読出部が無線通信装置識別情報を読み出されたことをきっかけとして無線通信装置識別情報を変更することができる。
本発明によれば、無線通信装置と送受信することを許可された携帯端末装置以外の携帯端末装置による通信情報の受信を防止することができる。
添付の図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。以下に説明する実施の形態は本発明の構成の例であり、本発明は、以下の実施の形態に制限されるものではない。
図1は、本実施形態に係る無線通信システムの構成図である。図1に示す無線通信システムは、携帯端末装置81と、無線通信装置82と、を備える。無線通信装置82は、例えば、Bluetooth端末である。又、携帯端末装置81は、例えば、Bluetooth通信技術が搭載されている携帯電話機である。図1では、携帯端末装置81の構成の一例として、後に詳述する無線装置通信部21及び暗号鍵取得部24と、無線装置通信部21のアンテナ51と、携帯端末装置81に備わる表示部52及びキーパッド53とが示されている。又、無線通信装置82の構成の一例として、後に詳述する携帯端末通信部11、識別情報読出部15及び暗号鍵取得部18とが示されている。
なお、図1では、無線通信装置82について、一例として、無線通信装置82a、82b、82cが示されている。無線通信装置82a、82b、82cのうちの1つである無線通信装置82aと、携帯端末装置81との間で通信情報5並びに通信情報5に付される無線通信装置識別情報1及び携帯端末識別情報7を送受信する。本実施形態において、無線通信装置82は、必ずしも複数である必要はない。一方、図1に示す無線通信システムでは、携帯端末装置81が1台のみ示されているが、これに限定されるものではなく、複数で構成されていてもよい。
図2は、無線通信装置82の一例を示す構成図である。無線通信装置82は、携帯端末通信部11と、識別情報記憶部12と、識別情報変更部13と、識別情報暗号化部14と、識別情報読出部15と、を備えることを特徴とする。無線通信装置82は、さらに、識別情報表示部16と、識別情報制御部17と、暗号鍵取得部18と、携帯端末識別情報取得部19と、さらに備えることが好ましい。なお、図2では、各構成に電力を供給する電源回路は省略している。
携帯端末通信部11は、電磁波を用いて携帯端末装置81との間で通信情報5を送受信する。図1に示す無線通信装置82では、携帯端末通信部11は、電磁波を用いて携帯端末装置81に備わる無線装置通信部21との間で通信情報5を送受信する。Bluetooth等の短距離無線通信で用いられる電磁波は指向性が事実上ないため、携帯端末装置81と無線通信装置82との間で送受信される通信情報5が拡散してしまい、特定の携帯端末通信部11と通信することが困難となる。このため、携帯端末装置81と無線通信装置82とは、通信情報5に付された互いの識別情報を用いて識別する。
携帯端末通信部11は、無線通信装置識別情報1を識別情報に用いて無線装置通信部21と通信情報5を送受信する。無線通信装置識別情報1は、携帯端末通信部11に記憶されていてもよいが、識別情報記憶部12に記憶されていてもよい。無線通信装置識別情報1は、識別情報記憶部12から携帯端末通信部11へ出力されたものであってもよいし、携帯端末通信部11が識別情報記憶部12へアクセスして読み出してもよい。ここで、無線通信装置識別情報1は、識別情報変更部13によって随時変更される。すなわち、無線通信装置識別情報1は、グローバルユニークIDのような無線通信装置82固有の識別情報ではない。
通信情報5には、携帯端末通信部11の識別情報である無線通信装置識別情報1に、さらに無線装置通信部21の識別情報である携帯端末識別情報7が付される。携帯端末装置81に備わる無線装置通信部21は、携帯端末通信部11の識別情報である無線通信装置識別情報1を読み込み、該当する無線通信装置識別情報1の無線通信装置82とリンクを確立する。例えば、図1において、無線装置通信部21は、携帯端末通信部11aの識別情報である無線通信装置識別情報1aを用いて携帯端末通信部11aとの間でリンクを確立し、通信情報5を送受信する。
通信情報5は、例えば、コンテンツ等のアプリケーション情報である。通信情報5は単独で送受信されるものではなく、無線通信装置識別情報1、携帯端末識別情報7及び通信方式に応じた諸情報と共に送受信される。携帯端末通信部11の識別情報として通信情報5に付される無線通信装置識別情報1を変更するので、無線通信装置識別情報1を更新することのできない携帯端末装置81が通信情報5を送受信することを防ぐことができる。さらに、無線通信装置識別情報1に暗号化情報等を使用することによって、より安全性の高い通信が可能となる。また、暗号化情報は時間的に変わるものを使うと特に有効である。
識別情報記憶部12は、携帯端末識別情報取得部19の取得する携帯端末識別情報7を記憶する。携帯端末識別情報7は、携帯端末装置81に固有の識別情報である。携帯端末識別情報7は、例えば、ユーザID、パスワード、暗号化情報、セキュリティ情報、ネットワーク情報がある。識別情報記憶部12の記憶する携帯端末識別情報7は、携帯端末装置81が無線通信装置82と通信をする際に使用する情報であることが好ましい。携帯端末識別情報取得部19が携帯端末識別情報7以外の情報を取得する場合には、携帯端末識別情報7のみを記憶してもよいし、携帯端末識別情報7以外の情報を記憶してもよい。さらに、識別情報記憶部12は、携帯端末通信部11の送受信する通信情報5に付される携帯端末通信部11の識別情報を無線通信装置識別情報1として記憶してもよい。
識別情報記憶部12としては、例えば、半導体素子を利用したRAM(Random Access Memory)等のメモリを用いることができる。ハードディスクを用いてもよい。又、ホログラムやイオン交換膜を応用した光メモリを用いてもよい。識別情報記憶部12が通信情報5の送受信を許可した携帯端末装置81の識別情報を記憶すれば、携帯端末通信部11の送受信する携帯端末装置81が通信情報5の送受信を許可した携帯端末装置81であるか否かを判定することができる。これにより、通信情報5の送受信を許可した携帯端末装置81とは異なる携帯端末装置81が通信情報5の送受信を行っている場合に、無線通信装置識別情報1を変更し、通信情報5の送受信を許可していない携帯端末装置81の受信を遮断することができる。
識別情報変更部13は、携帯端末通信部11の送受信する通信情報5に付される携帯端末通信部11の識別情報である無線通信装置識別情報1を変更する。無線通信装置識別情報1が識別情報記憶部12に記憶されている場合は、識別情報記憶部12に記録されている無線通信装置識別情報1を更新する。無線通信装置識別情報1の変更方法については限定するものではない。例えば、ユーザID、パスワード、暗号鍵、バイオメトリクス又はネットワーク情報を用いて演算処理することのできる数値や文字列に変更することができる。乱数であってもよい。ただし、他の無線通信装置に備わる携帯端末通信部11の識別情報と重ならない算出方法であることが好ましい。
識別情報暗号化部14は、識別情報変更部13の変更した無線通信装置識別情報1を暗号化する。暗号化の方法は限定しない。暗号化の方法としては、例えば、対称暗号系(慣用暗号系)、非対称暗号系(公開鍵暗号系)、ブロック暗号又はストリーム暗号がある。又、置換暗号、排他的論理和、同期式ストリーム暗号、真性乱数、バーナム暗号、転置暗号、DES(Data Encryption Standard)、MISTY1又はCamelliaであってもよい。暗号化の方法は、暗号化と復号に同じ鍵を使用する「共通鍵暗号方式」であってもよいし、暗号化と復号とで異なる鍵(公開鍵と秘密鍵)を使用する共通鍵暗号方式であってもよい。暗号鍵8として画像を用いる場合は、共通鍵暗号方式を用いることが好ましい。
識別情報暗号化部14は、識別情報変更部13の変更した無線通信装置識別情報1を、暗号鍵取得部18が取得した暗号鍵8を用いて解読可能な暗号に暗号化することが好ましい。暗号鍵取得部18に入力された文字列を暗号鍵8とする暗号化を行うので、携帯端末のユーザが選択する文字列を暗号鍵8に用いることができる。
識別情報暗号化部14は、識別情報変更部13の変更した無線通信装置識別情報1を、暗号鍵取得部18が取得した暗号鍵8を用いて解読可能な暗号に暗号化することが好ましい。暗号鍵8が画像であれば、暗号鍵取得部18と携帯端末装置81に備わる暗号鍵取得部24とで撮像した画像を暗号鍵とする暗号化を識別情報暗号化部14は行うことができる。これにより、携帯端末装置81がカメラツールを備えていれば、簡単な方法で携帯端末装置81に暗号鍵8を付与することができる。又、解読の困難な暗号化を行うことができる。
識別情報読出部15は、識別情報暗号化部14の暗号化した無線通信装置識別情報1を記憶し、携帯端末通信部11の送受信に用いられる電磁波と異なる電磁波を用いて無線通信装置識別情報1を外部から読み出させるものである。すなわち、無線通信装置82の外部から読み出すことのできるものである。識別情報読出部15としては、例えば、非接触ICカード(RFID)、無線タグ又は赤外線タグと同様の構成を用いることができる。又、可視光や赤外光等の光で読み取ることのできるバーコードを用いてもよい。バーコードは、2次元のものが好ましい。携帯端末通信部11とは異なる方法によって読み出すことができるものが好ましい。
携帯端末通信部11の送受信に用いられる電磁波と異なる電磁波は、例えば、携帯端末通信部11の送受信する電磁波と波長又は位相の異なるものである。携帯端末通信部11と規格や通信方式が異なるものが好ましい。識別情報読出部15の読み出させる無線通信装置識別情報1は、識別情報読出部15の形態に応じた情報が付される。例えば、RFIDであれば、ユーザ領域に記憶されている無線通信装置識別情報1にユニークIDが付される。又、識別情報読出部15の読み出させる無線通信装置識別情報1は、識別情報読出部15の形態に応じた信号形態で読み出される。例えば、RFIDであれば電波信号であるし、赤外線タグであれば赤外線信号である。
図3は、識別情報読出部の第1例を示す構成図である。図3に示す識別情報読出部15aは、無線通信装置識別情報1を記憶するメモリ35と、特定の電磁波を受信するRFIDアンテナ36と、RFIDアンテナ36を介して信号を送受信する送受信回路32と、送受信回路32が信号を受信するとメモリ35に記憶されている無線通信装置識別情報1を送受信回路32へ出力する中央処理装置34とを備える。さらに、図3では、送受信回路32、中央処理装置34及びメモリ35は、共通の集積回路37上に搭載されている。ここで、メモリ35としては、前述の識別情報記憶部12で説明したものと同様のものを用いることができ、例えば、半導体素子を利用したRAM(Random Access Memory)等のメモリを用いることができる。又、電池30が識別情報読出部15aに備わる中央処理装置34に電力を供給する。又、中央処理装置34は、携帯端末通信部11と接続されており、携帯端末通信部11が受信した通信情報5に付される情報を取得することができる。又、中央処理装置34は、識別情報暗号化部14を介して暗号鍵取得部18と接続されている。これにより、特定の電磁波を用いて無線通信装置識別情報1を読み出すことができる。すなわち、パッシブ型のRFIDタグを構成することができる。
図4は、識別情報読出部の第2例を示す構成図である。図4に示す識別情報読出部15bは、前述の図3で説明した識別情報読出部15aの集積回路37の代わりに、集積回路37にさらに電源回路33が搭載されている集積回路38を備える。電源回路33は、送受信回路32及びRFIDアンテナ36を駆動する。このように、電源回路33が備わることで、識別情報読出部15bは特定の電磁波を用いて無線通信装置識別情報1を発信することができる。すなわち、アクティブ型のRFIDタグを構成することができる。
このように、識別情報読出部15は、識別情報暗号化部14の暗号化した無線通信装置識別情報1を、携帯端末通信部11の送受信に用いられる電磁波と異なる電磁波を用いて携帯端末装置81に発信することが好ましい。識別情報読出部15が無線通信装置識別情報1を発信するので、携帯端末装置81は暗号化された変更後の無線通信装置識別情報1を自動的に受信することができる。変更後の無線通信装置識別情報1を自動的に受信できるので、暗号鍵8を所有している携帯端末装置81は、無線通信装置82と継続的に通信情報5を送受信することができる。これにより、暗号鍵8を所有する携帯端末装置81のみに通信情報5の送受信を継続的に許可することができる。
無線通信装置82は、識別情報変更部13の変更した無線通信装置識別情報1を表示する識別情報表示部16をさらに備えることが好ましい。識別情報表示部16としては、例えば、液晶ディスプレイ、電子ペーパを用いることができる。識別情報表示部16は、無線通信装置識別情報1の履歴を表示してもよいし、現在時刻を表示してもよいし、携帯端末識別情報7を表示してもよい。識別情報表示部16は、無線通信装置82が変更後の無線通信装置識別情報1を表示するので、携帯端末装置81に暗号を復号することのできる暗号鍵8を付与することなく通信情報5の送受信を許可することができる。これにより、無線通信装置識別情報1が変更されるまでの間のみに携帯端末装置81に通信情報5の送受信を許可することができる。
無線通信装置82は、識別情報変更部13に無線通信装置識別情報1を変更させる識別情報制御部17をさらに備えることが好ましい。識別情報制御部17は、例えば、無線通信装置82に備わる中央処理装置31を用いることができる。無線通信装置82が識別情報制御部17を備えれば、識別情報制御部17が識別情報変更部13に無線通信装置識別情報1の変更を指示するので、識別情報制御部17の設定に応じて無線通信装置識別情報1の変更のタイミングを変更することができる。無線通信装置識別情報1の変更のタイミングの決定は限定するものではなく、例えば、下記で説明するタイマー、入力スイッチ又は識別情報検出回路39、或いはこれらの組み合わせによって設定することができる。
識別情報制御部17は、例えば、時間を計測するタイマー40を含み、タイマー40が所定時間の経過を計測するときに識別情報変更部13に無線通信装置識別情報1を変更させる。タイマー40が所定時間の経過を計測するので、所定時間が経過したときに識別情報変更部13に無線通信装置識別情報1を変更させることができる。ここで、所定時間の経過は、所定時刻であってもよい。この場合、一定時間ごとである必要はなく、あらかじめ定められた時刻に識別情報変更部13に無線通信装置識別情報1を変更させる。例えば、時計をさらに備え、識別情報変更部13は、時計の出力する時刻が所定時刻であるときに、識別情報記憶部12に記憶されている無線通信装置識別情報1を変更し、識別情報記憶部12が暗号化した無線通信装置識別情報1を記憶する。識別情報制御部17が所定時間ごとに無線通信装置識別情報1を変更させるので、同一の無線通信装置識別情報1が使用される期間を所定時間に限定することができる。これにより、暗号鍵を所有しない携帯端末装置81が通信情報5の送受信できる期間を一定時間に限定することができる。
識別情報制御部17は、携帯端末通信部11の送受信する通信情報5に付される携帯端末装置81の識別情報と識別情報記憶部12に記憶されている携帯端末識別情報7との一致と不一致を判定し、不一致と判定すると識別情報変更部13に無線通信装置識別情報1を変更させることが好ましい。この場合、無線通信装置82に備わる中央処理装置31を用いることができる。
例えば、識別情報制御部17は、機械的変化を感知する入力スイッチ41を含み、入力スイッチ41は機械的変化を感知すると識別情報変更部13に無線通信装置識別情報1を変更させることが好ましい。識別情報変更部13に無線通信装置識別情報1を変更させる入力スイッチ41をさらに備えるので、任意のタイミングで無線通信装置識別情報1を変更することができる。入力スイッチ41は、限定するものではなく、例えば、ボタンスイッチ、スライドスイッチ、ジョグダイアル又はトグルスイッチを用いることができる。ボタンスイッチは、例えば、手の押し又は引き動作によって操作されるボタンによって接触子を開閉するものである。スライドスイッチは、例えば、取っ手をスライド(しゅう動)することによって接触子を開閉するものである。ジョグダイアルは、例えば、取っ手を回すことによって、可動接触子が円形状に配置された固定接触子と順次接触しながら回路を切り換えるものである。トグルスイッチは、例えば、棒状の取っ手を指で相反する2方向に起倒することによって接触子を開閉するものである。なお、入力スイッチ41としては、圧電素子に印加された圧力を感知する圧電スイッチを用いることができる。
識別情報制御部17は、携帯端末通信部11の送受信に用いられる電磁波と異なる電磁波又は当該電磁波を用いて伝送された情報を検出する識別情報検出回路39を含み、識別情報検出回路39は当該電磁波又は当該電磁波を用いて伝送された情報を検出すると識別情報変更部13に無線通信装置識別情報1を変更させることが好ましい。すなわち、識別情報制御部17は、識別情報読出部15に記憶されている無線通信装置識別情報1を読み出すことのできる電磁波又はその電磁波で伝送される情報を検出するものである。無線通信装置識別情報1を読み出すことのできる電磁波で伝送される情報とは、例えば、無線通信装置識別情報1である。又、無線通信装置識別情報1を読み出すことのできる電磁波で伝送される情報は、例えば、識別情報読出部15がRFIDであれば、ユニークIDとすることができる。このように、識別情報制御部17は、識別情報読出部15に記憶されている無線通信装置識別情報1が読み出されたことを検出するので、無線通信装置識別情報1が読み出されるたびに無線通信装置識別情報1を変更することができる。
無線通信装置82は、図1に示す携帯端末装置81に固有の暗号鍵8を取得する暗号鍵取得部18をさらに備えることが好ましい。この場合、識別情報暗号化部14は、識別情報変更部13の変更した無線通信装置識別情報1を、暗号鍵取得部18が取得した暗号鍵8を用いて解読可能な暗号に暗号化する。暗号鍵取得部18の構成は限定するものではないが、例えば、下記のものを用いることができる。
暗号鍵取得部18は、入力された文字列を図1に示す携帯端末装置81に固有の暗号鍵8として取得する。文字列の入力は、例えば、無線通信装置82に文字を入力することのできるキーパッドを用いることができる。識別情報暗号化部14が暗号鍵取得部18に入力された文字列を暗号鍵8とする暗号化を行うので、携帯端末装置81があらかじめ所有しているユニークIDやデバイスのアドレス又はパスワード等のユーザが選択する文字列を暗号鍵8に用いることができる。
暗号鍵取得部18は、携帯端末装置81に固有の暗号鍵8を、画像を撮像して取得することが好ましい。画像の撮像は、例えば、撮像素子を用いて撮像することができる。撮像素子としては、例えば、電荷結合素子(CCD)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)がある。暗号鍵取得部18が画像を撮像して暗号鍵8を取得するので、暗号鍵取得部18と図1に示す携帯端末装置81とで撮像した画像を暗号鍵8とする暗号化を識別情報暗号化部14は行うことができる。ここで、画像はバーコードとすることができる。これにより、携帯端末装置81がカメラツールを備えていれば、簡単な方法で携帯端末装置81に暗号鍵8を付与することができる。又、解読の困難な暗号化を行うことができる。
携帯端末識別情報取得部19は、図1に示す携帯端末装置81に固有の識別情報である携帯端末識別情報7を外部から取得する。外部とは、無線通信装置82の外部である。携帯端末識別情報取得部19としては、例えば、文字列を入力するキーパッドを用いることができる。又、画像を撮像する撮像素子を用いてもよい。撮像素子は、前述の暗号鍵取得部18で説明したものと同様のものを用いることができる。又、携帯端末識別情報取得部19は、暗号鍵取得部18と共通の撮像素子を用いてもよい。
以上説明したように、無線通信装置82は、携帯端末通信部11が更新された無線通信装置識別情報1を識別情報に用いて通信情報5を送受信するので、更新した無線通信装置識別情報1を取得していない携帯端末装置81からの通信情報5の受信を防止することができる。さらに、識別情報読出部15に記憶されている無線通信装置識別情報1が暗号化されているので、暗号を解く鍵を取得した携帯端末装置81のみが変更後の識別情報を取得し、無線通信装置82との通信情報5の送受信を行うことができる。これにより、無線通信装置82と送受信することを許可された携帯端末装置81に暗号を復号することのできる暗号鍵8を付与すれば、無線通信装置82と送受信することを許可された携帯端末装置81以外の携帯端末装置81による通信情報5の受信を防止することができる。
図5は、携帯端末装置の一例を示す構成図である。携帯端末装置81は、無線装置通信部21と、無線通信装置識別情報読取部22と、識別情報復号部23と、を備えることを特徴とする。携帯端末装置81は、さらに、暗号鍵取得部24を備えることが好ましい。
無線装置通信部21は、電磁波を用いて無線通信装置82との間で通信情報5を送受信する。本実施形態に係る無線通信システムにおいては、無線装置通信部21は、電磁波を用いて図2に示す無線通信装置82に備わる携帯端末通信部11との間で通信情報5を送受信する。携帯端末装置81に備わる無線装置通信部21は、図2に示す携帯端末通信部11の識別情報である無線通信装置識別情報1を読み込み、該当する無線通信装置識別情報1の無線通信装置82とリンクを確立する。無線装置通信部21としては、例えば、Bluetooth通信デバイスがある。
無線通信装置識別情報読取部22は、無線装置通信部21の送受信する通信情報5に付される無線通信装置82の識別情報である無線通信装置識別情報1を、無線装置通信部21の送受信に用いられる電磁波と異なる電磁波を用いて読み取る。すなわち、無線通信装置識別情報読取部22は、図2に示す携帯端末通信部11の送受信に用いられる電磁波と異なる電磁波を用いて読み取る。携帯端末通信部11の送受信に用いられる電磁波と異なる電磁波は、前述の識別情報読出部15で説明したものと同様である。無線通信装置識別情報読取部22は、例えば、非接触ICカード(RFID)、無線タグ又は赤外線タグを読み出すことのできるものを用いることができる。又、バーコードリーダであってもよい。
識別情報復号部23は、無線通信装置識別情報読取部22の読み取った暗号化されている無線通信装置識別情報1を復号する。復号の方法は、前述の識別情報暗号化部14で説明した暗号化に対応するものを用いる。暗号鍵8は、ユニークIDやデバイスアドレス等の携帯端末装置81があらかじめ所有する文字列を用いることができる。又、携帯端末装置81の外部から入力されたものであってもよい。
識別情報復号部23は、暗号鍵取得部24の取得する暗号鍵8を用いて無線通信装置識別情報読取部22の読み取った無線通信装置識別情報1を復号することが好ましい。識別情報復号部23が入力された文字列を用いて復号するので、携帯端末装置81のユーザの選択した適当な文字列を用いて暗号鍵8として用いることができる。
暗号鍵取得部24は、携帯端末装置81に固有の暗号鍵8として取得するものである。暗号鍵取得部24の具体的構成は、限定するものではないが、例えば、次に説明する2つの形態のいずれか又はこれらの組み合わせを用いることができる。
暗号鍵取得部24は、入力された文字列を携帯端末装置81に固有の暗号鍵8として取得するものである。例えば、携帯端末装置81に備わる文字や数字を入力することのできる図1に示すダイヤルキー等のキーパッド53を用いることができる。携帯端末装置81がさらに暗号鍵取得部24を備える場合、識別情報復号部23は、暗号鍵取得部24の取得する暗号鍵8を用いて無線通信装置識別情報読取部22の読み取った無線通信装置識別情報1を復号する。
暗号鍵取得部24は、携帯端末装置81に固有の暗号鍵8を、画像を撮像して取得するものが好ましい。携帯端末装置81がカメラツールの備わっているものであれば、カメラツールを用いることができる。固有の暗号鍵8は、画像であってもよい。又、撮像した画像をパターン解析し、パターンごとにコード化したものでもよい。このようなものとしてはバーコードリーダがある。バーコードは1次元であってもよいが、2次元であってもよい。この場合、識別情報復号部23は、暗号鍵取得部24の取得する暗号鍵8を用いて無線通信装置識別情報読取部22の読み取った無線通信装置識別情報1を復号する。暗号鍵取得部24が画像を撮像して暗号鍵8を取得するので、暗号鍵8を簡単に取得することができる。
以上説明したように、携帯端末装置81は、無線通信装置識別情報読取部22が暗号化されている無線通信装置識別情報1を読み取り、識別情報復号部23が復号するので、無線装置通信部21は変更後の無線通信装置識別情報1を用いて無線通信装置82との間で通信情報5を送受信することができる。ここで、無線通信装置識別情報読取部22が携帯端末通信部11の送受信に用いられる電磁波と異なる電磁波を用いて読み取るので、無線通信装置82に備わる識別情報読出部15から送信された無線通信装置識別情報1を受信することができる。これにより、携帯端末装置81は、自動的に無線通信装置識別情報1を更新することができるので、無線通信装置82との通信情報5の送受信を自動的に継続することができる。
次に、本実施形態に係る無線通信システムの動作の一例について図2及び図5を用いて説明する。図5に示す携帯端末装置81は、無線通信装置識別情報読取部22が識別情報読出部15に記憶されている無線通信装置識別情報1を読み出し、識別情報復号部23が暗号化されている無線通信装置識別情報1を復号して無線通信装置82の識別情報記憶部12に記憶されている無線通信装置識別情報1を取得する。そして、携帯端末装置81に備わる無線装置通信部21は、携帯端末通信部11の識別情報である無線通信装置識別情報1を読み込み、該当する無線通信装置識別情報1の携帯端末通信部11とリンクを確立する。これにより、Bluetooth付き携帯電話(携帯端末装置81)は、Bluetooth端末(無線通信装置82)と直接通信することができる。
このとき、携帯端末装置81がBluetooth通信デバイスを内蔵する携帯電話であれば、携帯電話に付属のカメラ又はRFリーダを無線通信装置識別情報読取部22に用い、Bluetooth端末(無線通信装置82)に備わる識別情報読出部15にかざすことで、無線通信装置識別情報1を読み込むことができる。
なお、無線通信装置識別情報1は、グローバルユニークな携帯端末装置81に固有の識別情報ではない。例えば、無線通信装置識別情報1がネットワークの識別情報であれば、複数のBluetooth端末に対してマルチキャストすることも可能になる。さらに、無線通信装置識別情報1に暗号化情報等を使用することによって、より安全性の高い通信が可能となる。また、暗号化情報は時間的に変わるものを使うと特に有効である。
携帯端末通信部11は、識別情報記憶部12から無線通信装置識別情報1を読み出し、携帯端末識別情報取得部19によって読み出した携帯端末識別情報7を通信情報5の送信先アドレスとして無線装置通信部21に対して送信する。
識別情報制御部17は、携帯端末通信部11の受信した通信情報5に付されている携帯端末識別情報7を照合する。例えば、ユーザID、パスワード、暗号化情報、セキュリティ情報、ネットワーク情報の少なくとも1つを照合する。識別情報制御部17は、照合して一致すれば無線通信装置識別情報1を変更せず、照合して一致しなければ無線通信装置識別情報1を変更するよう識別情報変更部13に指示する。
識別情報変更部13が無線通信装置識別情報1を変更した場合、識別情報記憶部12に記憶されている無線通信装置識別情報1が更新され、携帯端末通信部11は新たな無線通信装置識別情報1を用いて無線装置通信部21と通信情報5の送受信を行う。このとき、無線装置通信部21が、新たな無線通信装置識別情報1を取得していなければ、携帯端末通信部11と無線装置通信部21との間の通信は停止する。一方、携帯端末装置81が新たな無線通信装置識別情報1を取得していれば、携帯端末通信部11と無線装置通信部21との間の通信は継続される。
以上説明したように、本実施形態に係る無線通信システムは、無線通信装置82に備わる携帯端末通信部11と携帯端末装置81に備わる無線装置通信部21とが通信情報5を送受信する無線通信システムにおいて、携帯端末通信部11の識別情報として通信情報5に付される無線通信装置識別情報1を変更するので、無線通信装置識別情報1を更新することのできない携帯端末装置81が通信情報5を送受信することを防ぐことができる。ここで、変更後の無線通信装置識別情報1を暗号化した上で読み出し可能とするので、暗号を解く暗号鍵8を所有する携帯端末装置81のみが変更後の無線通信装置識別情報1を取得することができる。これにより、無線通信装置82と送受信することを許可された携帯端末装置81に暗号鍵8を付与すれば、無線通信装置82と送受信することを許可された携帯端末装置81以外の携帯端末装置81による通信情報5の受信を防止することができる。
本発明は、識別情報を変更させながら通信を維持することができるので、不特定多数の人が集まる会場で、時間単位でコンテンツを提供するサービスに利用することができる。
本実施形態に係る無線通信システムの構成図である。 無線通信装置の一例を示す構成図である。 識別情報読出部の第1例を示す構成図である。 識別情報読出部の第2例を示す構成図である。 携帯端末装置の一例を示す構成図である。
符号の説明
1 無線通信装置識別情報
5 通信情報
7 携帯端末識別情報
8 暗号鍵
11 携帯端末通信部
12 識別情報記憶部
13 識別情報変更部
14 識別情報暗号化部
15 識別情報読出部
16 識別情報表示部
17 識別情報制御部
18、24 暗号鍵取得部
19 携帯端末識別情報取得部
21 無線装置通信部
22 無線通信装置識別情報読取部
23 識別情報復号部
30 電池
31、34 中央処理装置
32 送受信回路
33 電源回路
35 メモリ
36 RFIDアンテナ
37、38 集積回路
39 識別情報検出回路
40 タイマー
41 入力スイッチ
51 無線装置通信部のアンテナ
52 携帯端末装置の表示部
53 キーパッド
81 携帯端末装置
82 無線通信装置

Claims (10)

  1. 電磁波を用いて携帯端末装置との間で通信情報を送受信する携帯端末通信部と、
    前記携帯端末通信部の送受信する通信情報に付される前記携帯端末通信部の識別情報である無線通信装置識別情報を変更する識別情報変更部と、
    前記識別情報変更部の変更した無線通信装置識別情報を暗号化する識別情報暗号化部と、
    前記識別情報暗号化部の暗号化した無線通信装置識別情報を記憶し、前記携帯端末通信部の送受信に用いられる電磁波と異なる電磁波を用いて無線通信装置識別情報を外部から読み出させる識別情報読出部と、
    前記識別情報変更部に無線通信装置識別情報を変更させる識別情報制御部と、
    前記携帯端末装置に固有の識別情報である携帯端末識別情報を外部から取得する携帯端末識別情報取得部と、
    前記携帯端末識別情報取得部の取得する携帯端末識別情報を記憶する識別情報記憶部と、
    を備え
    前記識別情報制御部は、
    前記携帯端末通信部の送受信する通信情報に付される前記携帯端末装置の識別情報と前記識別情報記憶部に記憶されている携帯端末識別情報との一致と不一致を判定し、不一致と判定すると前記識別情報変更部に無線通信装置識別情報を変更させる
    ことを特徴とする無線通信装置。
  2. 電磁波を用いて携帯端末装置との間で通信情報を送受信する携帯端末通信部と、
    前記携帯端末通信部の送受信する通信情報に付される前記携帯端末通信部の識別情報である無線通信装置識別情報を変更する識別情報変更部と、
    前記識別情報変更部の変更した無線通信装置識別情報を暗号化する識別情報暗号化部と、
    前記識別情報暗号化部の暗号化した無線通信装置識別情報を記憶し、前記携帯端末通信部の送受信に用いられる電磁波と異なる電磁波を用いて無線通信装置識別情報を外部から読み出させる識別情報読出部と、
    前記識別情報変更部に無線通信装置識別情報を変更させる識別情報制御部と、
    を備え
    前記識別情報制御部は、
    前記携帯端末通信部の送受信に用いられる電磁波と異なる電磁波又は当該電磁波を用いて伝送された情報を検出する識別情報検出回路を含み、前記識別情報検出回路は当該電磁波又は当該電磁波を用いて伝送された情報を検出すると前記識別情報変更部に無線通信装置識別情報を変更させる
    ことを特徴とする無線通信装置。
  3. 前記識別情報変更部の変更した無線通信装置識別情報を表示する識別情報表示部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信装置。
  4. 前記識別情報制御部は、
    時間を計測するタイマーを含み、前記タイマーが所定時間の経過を計測するときに前記識別情報変更部に無線通信装置識別情報を変更させる
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の無線通信装置。
  5. 前記識別情報制御部は、
    機械的変化を感知する入力スイッチを含み、前記入力スイッチは機械的変化を感知すると前記識別情報変更部に無線通信装置識別情報を変更させる
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の無線通信装置。
  6. 前記識別情報読出部は、
    前記識別情報暗号化部の暗号化した無線通信装置識別情報を、前記携帯端末通信部の送受信に用いられる電磁波と異なる電磁波を用いて前記携帯端末装置に発信する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の無線通信装置。
  7. 入力された文字列を前記携帯端末装置に固有の暗号鍵として取得する暗号鍵取得部をさらに備え、
    前記識別情報暗号化部は、
    前記識別情報変更部の変更した無線通信装置識別情報を、前記暗号鍵取得部が取得した暗号鍵を用いて解読可能な暗号に暗号化する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の無線通信装置。
  8. 前記携帯端末装置に固有の暗号鍵を、画像を撮像して取得する暗号鍵取得部をさらに備え、
    前記識別情報暗号化部は、
    前記識別情報変更部の変更した無線通信装置識別情報を、前記暗号鍵取得部が取得した暗号鍵を用いて解読可能な暗号に暗号化する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の無線通信装置。
  9. 電磁波を用いて携帯端末装置との間で通信情報を送受信する携帯端末通信
    前記携帯端末通信部の送受信する通信情報に付される前記携帯端末通信部の識別情報である無線通信装置識別情報を変更する識別情報変更部、
    前記識別情報変更部の変更した無線通信装置識別情報を暗号化する識別情報暗号化部
    記識別情報暗号化部の暗号化した無線通信装置識別情報を記憶し、前記携帯端末通信部の送受信に用いられる電磁波と異なる電磁波を用いて無線通信装置識別情報を外部から読み出させる識別情報読出部
    前記識別情報変更部に無線通信装置識別情報を変更させる識別情報制御部、
    前記携帯端末装置に固有の識別情報である携帯端末識別情報を外部から取得する携帯端末識別情報取得部、及び、
    前記携帯端末識別情報取得部の取得する携帯端末識別情報を記憶する識別情報記憶部
    を備える無線通信装置と、
    電磁波を用いて前記無線通信装置との間で通信情報を送受信する無線装置通信部、
    前記無線装置通信部の送受信する通信情報に付される前記無線通信装置の識別情報である無線通信装置識別情報を、前記携帯端末通信部の送受信に用いられる電磁波と異なる電磁波を用いて読み取る無線通信装置識別情報読取部、及び、
    前記無線通信装置識別情報読取部の読み取った暗号化されている無線通信装置識別情報を復号する識別情報復号部
    を備える携帯端末装置と、
    を備え
    前記識別情報制御部は、
    前記携帯端末通信部の送受信する通信情報に付される前記携帯端末装置の識別情報と前記識別情報記憶部に記憶されている携帯端末識別情報との一致と不一致を判定し、不一致と判定すると前記識別情報変更部に無線通信装置識別情報を変更させる
    ことを特徴とする無線通信システム。
  10. 電磁波を用いて携帯端末装置との間で通信情報を送受信する携帯端末通信
    前記携帯端末通信部の送受信する通信情報に付される前記携帯端末通信部の識別情報である無線通信装置識別情報を変更する識別情報変更部、
    前記識別情報変更部の変更した無線通信装置識別情報を暗号化する識別情報暗号化部
    記識別情報暗号化部の暗号化した無線通信装置識別情報を記憶し、前記携帯端末通信部の送受信に用いられる電磁波と異なる電磁波を用いて無線通信装置識別情報を外部から読み出させる識別情報読出部、及び、
    前記識別情報変更部に無線通信装置識別情報を変更させる識別情報制御部
    を備える無線通信装置と、
    電磁波を用いて前記無線通信装置との間で通信情報を送受信する無線装置通信部、
    前記無線装置通信部の送受信する通信情報に付される前記無線通信装置の識別情報である無線通信装置識別情報を、前記携帯端末通信部の送受信に用いられる電磁波と異なる電磁波を用いて読み取る無線通信装置識別情報読取部、及び、
    前記無線通信装置識別情報読取部の読み取った暗号化されている無線通信装置識別情報を復号する識別情報復号部
    を備える携帯端末装置と、
    を備え
    前記識別情報制御部は、
    前記携帯端末通信部の送受信に用いられる電磁波と異なる電磁波又は当該電磁波を用いて伝送された情報を検出する識別情報検出回路を含み、前記識別情報検出回路は当該電磁波又は当該電磁波を用いて伝送された情報を検出すると前記識別情報変更部に無線通信装置識別情報を変更させる
    ことを特徴とする無線通信システム。
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