JP4561692B2 - 排水口カバー - Google Patents

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Description

本願発明は、手洗いボールの底部に形成された排水口とその周辺部を覆い隠す排水口カバーに関する。
洗面化粧台などに設けられる手洗いボールには、底部の排水口に金属製または樹脂製の排水栓が取り付けられているが、陶器製または人工大理石などの樹脂製の手洗いボールとの隙間にゴミや水垢が溜まりやすいという問題が指摘されている。また、素材感を追求する高グレート品などでは、外観品質の向上のためにも排水栓を隠したいというニーズがある。
そこで、排水口とその周辺部を上方より覆う排水口カバーの設置が一応考えられるが、この場合、手洗いボールには製造のバラツキがあるため、排水口カバーを常に安定して手洗いボールに設置することができず、カランから吐水したときに流水によって排水口カバーがずれたり、ガタついて音が発生したりするなどの問題がある。
このような問題を解消するために、手洗いボールの底面に段落部を形成し、この段落部の底面に排水口を設けるとともに、排水栓が上下動することができる空間を有する排水蓋を設ける排水構造が提案されている(特許文献1)。
特開平11−107341号公報
確かに段落部の形成によって、排水蓋は手洗いボールに安定して設置され、ずれやガタつきといった問題は解決される。しかしながら、この場合には、手洗いボールを排水蓋の設置を見越した特殊な形状にする必要があり、同一の排水蓋を他の手洗いボールに適用することができないという不都合さがある。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、手洗いボールの形状に制約を課さず、幅広い製品に対して設置可能であり、また、手洗いボールの製造のバラツキに関わらず、常に安定にしかも容易に排水口周辺部に設置して排水口およびその周辺部を上方より覆い隠すことのできる排水口カバーを提供することを課題としている。
本願発明は、上記の課題を解決するために、第1に、手洗いボールの底部に形成された排水口とその周辺部を、排水口に配設される排水栓に干渉することなく上方より覆って隠す排水口カバーであって、裏面部に螺合部を複数有する略板状のカバー本体を備え、カバー本体の螺合部に螺着するネジが外周に切られ、ねじ込み側と反対側の一端部に滑り止めを備えた脚が複数本設けられ、螺合部へのねじ込み量によって脚の長さ調整が可能となっていることを特徴としている。
本願発明は、第2に、螺合部はインサートナットによりカバー本体に一体形成され、カバー本体の裏面から下方に突出していることを特徴としている。
本願発明は、第3に、カバー本体の表面傾斜面を有していることを特徴としている。
本願の第1の発明によれば、カバー本体の裏面部の螺合部に螺着する脚部のねじ込み量によって脚の長さを調整することができるため、排水口カバーを常に安定した状態で手洗いボールの排水口周辺部に設置することができる。排水口カバーの設置のために手洗いボールの形状が制約されることはなく、幅広い製品に対して排水口カバーを設置することができる。手洗いボールの製造のバラツキにも関係なく排水口カバーを安定して設置することができる。また、脚の長さ調整はネジ式であるため、施工業者ばかりでなく手洗いボールの使用者によっても容易に脚の長さを調整することができる。脚の長さの調整によって排水口カバーの高さ調整も行え、手洗いボールの排水能力を調整することができる。さらに、脚は、カバー本体の螺合部へのねじ込み側と反対側の一端部に滑り止めを備えているため、排水口カバーの設置状態はより安定し、流水によってズレたり、ガタついて音が発生したりすることはない。
本願の第2の発明によれば、螺合部が簡便かつコンパクトに形成される。カバー本体の厚みを薄くすることができるなど、排水口カバーの外観を向上させることができる。また、螺合部がカバー本体の裏面から下方に突出しているので、手洗いボールの排水口に配設された排水栓との干渉を容易に解消することができる。
本願の第3の発明によれば、排水口カバー表面の水溜りが解消される。
図1は、本願発明の排水口カバーの一実施形態を示した分解斜視図である。
排水口カバーは、平面視略矩形で略板状のカバー本体1を備えている。カバー本体1は樹脂製である。カバー本体1の裏面部の四隅に螺合部2が設けられている。螺合部2は、インサートナット3から形成され、カバー本体1と一体とされている。また、螺合部2は、カバー本体1の裏面から下方に突出している。
排水口カバーには、また、螺合部2を形成するインサートナット3に螺着する脚4が、各螺合部2に対し1つずつ設けられている。脚4は、外周にネジ5が切られ、インサートナット3へのねじ込み側と反対側の一端部に滑り止め6を備えている。脚4の長さ、すなわち、螺合部2から下方に突出する脚4の長さは、脚4を回して螺合部2にねじ込むねじ込み量によって調整することができる。脚4の長さの調整は、各脚4について個別に行うことができる。脚4は、樹脂製としたり、ネジ5が切られた部分を金属製としたりすることができる。滑り止め6は、ゴムなどの樹脂から形成することができる。
また、カバー本体1の表面は、一端縁から対向端縁に向かって傾斜する傾斜面7となっている。
図2は、図1に示した排水口カバーを洗面化粧台の手洗いボールに設置した状態を示した斜視図であり、図3は、図2図中のA−A断面図、図4は、図2の排水口周辺部を拡大して示した要部平面図である。
排水口カバーは、洗面化粧台の手洗いボール8の底部に形成された排水口9とその周辺部を上方より覆って隠している。各脚4は、カバー本体1の螺合部2へのねじ込み量によって長さが個別に調整され、滑り止め6を手洗いボール8の底面に接触させている。すなわち、排水口カバーの設置に当たっては、排水口カバーを手洗いボール8の排水口9の周辺部に置き、ガタツキを確認しながら各脚4の長さを脚4を回すことにより調整し、安定させる。
このように、カバー本体1の裏面部の螺合部2に螺着する脚4のねじ込み量によって脚4の長さを調整することができるため、排水口カバーを常に安定した状態で手洗いボール8の排水口9の周辺部に設置することができる。排水口カバーの設置のために手洗いボール8の形状が制約されることはなく、幅広い製品に対して排水口カバーを設置することができる。手洗いボール8の製造のバラツキにも関係せず、排水口カバーを安定して設置することができる。また、脚4の長さ調整はネジ式であるため、施工業者ばかりでなく手洗いボール8の使用者によっても容易に脚4の長さを調整することができる。脚4の長さの調整によって排水口カバーの高さ調整も行え、排水口カバーと手洗いボール8との間の隙間の大きさを変えることができる。手洗いボール8内の水は排水口カバーと手洗いボール8との隙間から排水口9に流れ込む。したがって、排水口カバーの高さ調整によって手洗いボール8との間の隙間の大きさを変更することにより、手洗いボール8の排水能力の調整が可能となる。さらに、脚4は、カバー本体1の螺合部2へのねじ込み側と反対側の一端部に滑り止め6を備えているため、排水口カバーの設置状態はより安定し、カラン10から吐水したときの流水によってズレたり、ガタついて音が発生したりすることはない。
排水口カバーの裏面部の螺合部2は、インサートナット3によりカバー本体1と一体形成され、カバー本体1の裏面から下方に突出している。このため、排水口カバーが設置されたときには、カバー本体1は手洗いボール8の底面から浮いて配置され、手洗いボール8との間に、図3に示したように、空間11が形成される。排水口9には、ポップアップ式などの排水栓12が配設されるが、排水栓12の上下動作は空間11内で行われ、カバー本体1が排水栓12と干渉することはない。したがって、排水栓12との干渉が容易に解消される。排水口カバーは、手洗いボール8の排水口9とその周辺部を、排水口9に配設される排水栓12に干渉することなく上方より覆って隠すことができる。素材感を追求する高グレート品などについての外観品質の向上というニーズにも対応することができる。空間11は、脚4の長さを長くすることにより容易に拡大することができ、各種の排水栓12に対して排水口カバーの干渉を解消することができる。
さらに、インサートナット3の採用により、螺合部2が簡便かつコンパクトに形成される。カバー本体1の厚みを薄くすることができるなど、排水口カバーの外観を向上させることができる。
そして、排水口カバーは、カバー本体1の高い側の一端縁が手洗いボール8の後ろ側に、低い側の対向端縁が手洗いボール8の前側に配置して設置されている。傾斜面7によって水を低い側に流し落とすことができ、排水口カバーの表面に水溜りが形成されることはない。
なお、本願発明の排水口カバーにおいて、カバー本体1の形状は、平面視略矩形に制限されない。平面視で円形、楕円形などの各種のものとすることができる。その場合にも、カバー本体1の表面は傾斜面7とすることができる。高い側を手洗いボール8の後ろ側に、低い側を手洗いボール8の前側に配置して排水口カバーを設置することができる。また、傾斜面7は、カバー本体1の中央部が高く、周端縁部に向かって傾斜するものとすることもできる。さらに、カバー本体1の側面は、手洗いボール8の底部の形状に合わせることができ、手洗いボール8との間に排水用の隙間が形成されるように、手洗いボール8の底部に向かって傾斜させるなどが可能である。
脚4については、排水口カバーを手洗いボール8の排水口9の周辺部に安定して設置することができる限り、その本数は特に制限されない。カバー本体1を3点以上でバランスよく支持することが好ましい。そして、カバー本体1の裏面部における螺合部2の数は脚4の本数に応じて適宜設定することができ、配置位置もカバー本体1の形状に合わせて適宜な位置とすることができる。
本願発明の排水口カバーの一実施形態を示した分解斜視図である。 図1に示した排水口カバーを洗面化粧台の手洗いボールに設置した状態を示した斜視図である。 図2図中のA−A断面図である。 図2の排水口周辺部を拡大して示した要部平面図である。
符号の説明
1 カバー本体
2 螺合部
3 インサートナット
4 脚
5 ネジ
6 滑り止め
7 傾斜面
8 手洗いボール
9 排水口
10 カラン
11 空間
12 排水栓

Claims (3)

  1. 手洗いボールの底部に形成された排水口とその周辺部を、排水口に配設される排水栓に干渉することなく上方より覆って隠す排水口カバーであって、裏面部に螺合部を複数有する略板状のカバー本体を備え、カバー本体の螺合部に螺着するネジが外周に切られ、ねじ込み側と反対側の一端部に滑り止めを備えた脚が複数本設けられ、螺合部へのねじ込み量によって脚の長さ調整が可能となっていることを特徴とする排水口カバー。
  2. 螺合部はインサートナットによりカバー本体に一体形成され、カバー本体の裏面から下方に突出している請求項1記載の排水口カバー。
  3. カバー本体の表面傾斜面を有している請求項1または2記載の排水口カバー。
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