JP4559923B2 - モータ - Google Patents

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Description

本発明は、モータに係り、特に、ハードディスクドライブ(以下、HDDと称する)用モータやレーザービームプリンター用のモータとして好適な、小型で軸剛性に優れたモータに関するものである。
従来のHDD用のモータを、図3に示す。
このモータ150は、3相駆動モータであり、少なくとも1枚のディスク101を実装し、ステータSとロータRを有している。
ステータSは、コア106とコイル107とカウンタープレート109とスリーブ110とモータベース105とを含んで構成される。
モータベース105は、鉄板やアルミ板のプレス加工により、または、アルミダイカストにより形成される。鉄板を用いた場合は、表面にニッケルメッキが施される。
スリーブ110は筒状であり、モータベース105の中心に形成され壁状に立設した周面を有する孔に接着または圧入にて固定される。
このスリーブ110は、その内周面部が、焼結金属材、又は、銅合金にメッキを施した材料で形成されている。
スリーブ110の一端側には、後述するスラストプレートを収める階段状段部が形成されており、その端部はカウンタープレート109により封止されている。
コア106は、このモータが3相駆動であるため9極の突起を備えた略環状である。
具体的には、珪素鋼板を積層し、その表面に電着塗装や粉体塗装等による絶縁コーティングが施されて成る。
また、9極の突起には各相のコイル107が巻回される。
コイル107の巻線端末107aは、モータベース105の貫通穴121を通して、モータベース105の底面のフレキシブルプリント基板(以下、FPCと称する)114に半田付けされている。
ロータRは、ハブ102とシャフト113とマグネット108とを含んで構成される。
ハブ102及びシャフト113は、ステンレス材を切削加工して形成される。
マグネット108はリング状であり、Nd−Fe−B系の材料を用いて形成される。また、その表面には電着塗装が施されている。
そして、このハブ102にシャフト113が圧入及び接着により固定され、ハブ102の外周部の内側には、マグネット108が接着により固定されている。
また、このモータは、スラスト動圧流体軸受SB及びラジアル動圧軸受RBを備えている。
スラスト動圧流体軸受SBは、シャフト113の下端側に固定されたリング状のスラストリング112と、スリーブ110と、カウンタープレート109と各部材間に充填された潤滑剤とにより構成される。
スラストリング112は、ステンレス、又は、銅合金により形成されており、銅合金を用いた場合は、ニッケルメッキが施されている。
このスラスト動圧流体軸受SBは、上述の構成において、スラストリング112の上下の両面に形成された動圧溝により、回転時にスラスト方向の動圧を発生させてロータRをスラスト方向に支持する。
一方、ラジアル動圧流体軸受RBは、シャフト113の外周面と、このシャフト113が挿入されたスリーブ110の貫通孔の内周面と、両者の間隙に充填された潤滑剤とにより構成される。
シャフト113の外周面とスリーブ110の内周面の少なくとも一方にはリングボーン等の動圧を発生させるラジアル動圧溝が形成され、この動圧溝により、回転時にラジアル方向の動圧を発生させてロータRをラジアル方向に支持する。
ラジアル動圧溝は回転軸方向に離れて二箇所設けられている。
また、スリーブ110は、焼結材料又はメッキを施された銅合金材料により形成され、2ヶ所設けられた動圧溝の間の部分に凹みが設けられるか、あるいは、2つの部品に分かれた構成とされている。
上述したように、シャフト113とスリーブ110との間隙、及び、スラストリング112とハウジング111及びカウンタープレート119との間隙には、潤滑剤(潤滑油等)が充填され、ロータRの回転によりこの潤滑剤が循環して動圧が発生する。この動圧により、各軸受は、ステータSに対してロータRを回転自由に支持している。
このような従来のモータの一例が特許文献1に記載されている。
特開平8−336251号公報
ところで、近年のHDD用モータは、全体形状の小型化,搭載回路や部品構成の高密度化,高度な耐振動性や耐衝撃性,低コスト化,低消費電力,及び,低発塵などが市場から厳しく要求されている。
特に、小型化に伴う各部材や構造の低剛性化は、耐振動性や耐衝撃性、さらには、モータとしての動特性を低下させる要因となるので、この剛性を向上させることはモータとして重要な課題である。
例えば、ハードディスクの取付構造に着目すると、2.5インチ程度の小型HDD用のモータにおいては、それ以前に多用されていた3.5インチのHDD用モータとは異なり、シャフトの上部に設けたねじ部のみにより搭載するハードディスクをクランプするように、HDDメーカから要求される場合が多い。
この場合、クランプのためのねじ締結時に、そのねじに高いトルク負荷をかける必要があるので、モータには、アキシャル方向のモーメント荷重に対する高い耐性が要求されている。
このようにモーメント荷重に対する耐性を高くするには、嵌合部の強度もそれに見合う程度に高くする必要がある。例えば、シャフトとハブの嵌合においては、両者の嵌合範囲(軸方向長さ)を長くする必要がある。
しかしながら、この嵌合範囲を長くすればする程、ラジアル動圧流体軸受の軸方向スパンとして取り得る範囲が少なくなり、軸剛性は低下することになる。
軸剛性が低下すると、例えば、NRRO(非繰り返し性振れ)が悪化するという問題が生じる。
このシャフト及びハブの嵌合部強度が向上する結合方法として、両者を溶接で結合する方法が知られており、このような結合を有するモータの一例が特許文献1には記載されている。
しかしながら、ハブとシャフトとを溶接で結合した場合、溶接部がハードディスクに近い剥き出しの部分であるため、溶接時に生じる微少な亀裂から発生する塵、あるいは、この溶接部が酸化腐食して剥離飛散した微小な塊がハードディスクに付着する可能性がある。
この付着が発生すると、HDDのリードライトエラーが生じる恐れがあり、改善が要望されている。
そこで本発明が解決しようとする課題は、ハブとシャフトとを溶接で結合してもこの溶接部からの発塵を抑えることができ、小型で、高いモーメント剛性が得られ、動特性に優れたモータを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本願発明は手段として次の〔1〕,〔2〕の構成を有する。
〔1〕シャフト(13)と、このシャフト(13)が接合されたハブ(2)と、を有するロータ(R)と、モータベース(5)と、これに固定されたスリーブ(10)と、を有するステータ(S)と、を備え、前記シャフト(13)が前記スリーブ(10)に挿入された状態で、前記ロータ(R)が軸受(SB,RB)を介して前記ステータ(S)に対して回転自由に支持される構成のモータであって、
前記シャフト(13)と前記ハブ(2)とは溶接により接合されて成ると共に、この接合の際に溶融した接合部(24)を覆う被覆部(25)を備えて成ることを特徴とするモータ(50)である。
〔2〕前記接合部(24)を含む近傍の範囲をその周囲の面よりも凹ませた凹部(2e1,26)とし、前記被覆部(25)を、前記周囲の面から突出しないよう前記凹部(2e1,26)に収めて成ることを特徴とする〔1〕記載のモータ(50)である。
本発明によれば、溶接部からの発塵を抑えることができ、小型で、高いモーメント剛性が得られ、動特性に優れるという効果を奏する。
本発明の実施の形態を、好ましい実施例により図1及び図2を用いて説明する。
図1は、本発明のモータの実施例を説明する断面図である。
図2は、本発明のモータの実施例における要部を説明する部分拡大断面図である。
実施例のモータについて、図1及び図2を用いて詳述する。図2は、図1のA部を拡大した図である。
このモータ50は、HDDの清浄空間内に搭載されハードディスクを駆動する3相モータであり、回転数5400回/分でハブに装着されたハードディスクを回転駆動させるものである。
このモータ50は、ステータSとロータRとから成る。まず、これらの構成について説明する。
ステータSは、モータベース5と、このモータベース5に固定されたスリーブ10及びコア6と、このコア6に巻回されたコイル7と、を含んで構成される。
モータベース5は、アルミダイキャストの切削加工、あるいは、鉄板のプレス加工により形成される。鉄板を使用した場合は、表面にニッケルメッキが施される。
このモータベース5の中心には、壁状に立設した周壁である壁部5aを有して孔5bが形成されている。
スリーブ10は、貫通孔10aを有する筒状であり、モータベース5の孔5bに接着または圧入にて固定される。
このスリーブ10は、銅系焼結合金材あるいはSUS(ステンレス)材により形成される。
また、その貫通孔10aの一方の端部には、後述するスラストリングを収容等するための複数段の段部10bが設けられている。
コア6は、略環状であり、ケイ素鋼鈑等の薄板磁性材が積層されてなる。また、その表面には、電着塗装や粉体塗装等による絶縁コーティングが施されている。
このモータ50は上述したように3相駆動モータであるので、コア6には9極の突極が形成されており、それぞれに各相に対応するコイル7が巻回されている。
このコイル7の巻線端末7aは、モータベース5に設けられた貫通孔5cを通して、底面5dに取り付けられたFPC(フレキシブルプリント基板)14に半田付けされている。
FPC14には、コイル7の巻線端末7aを半田付けする半田付け部と、HDD側に設けられた駆動回路に電気的に接続されるランド部(いずれも図示せず)と、が設けられており、半田付け部とランド部とはパターンで接続されている。
モータベース5の上面には、磁性材によりリング状に形成されたヨーク11が配設されている。このヨーク11は、外周部に複数の突起を有しており、その突起がモータベース5に圧入されることで固着される。
一方、ロータRは、シャフト13と、このシャフト13が固定された略カップ状のハブ2と、このハブに固着されたリング状マグネット8とを含んで構成される。
シャフト13はSUS材で形成される。
ハブ2は、外周壁部2aと、この外周壁部2aから外方向に突出しハードディスク1が載置装着されるフランジ2bと、貫通孔2cとを備え、ステンレス材を切削加工することにより形成される。
マグネット8は、Nd−Fe−B系の材料で形成され、表面にニッケルメッキが施されている。また、その内周部が12極に着磁されている。
シャフト13は、ハブ2の貫通孔2cに固定される。この固定構造については詳細を後述する。
マグネット8は、ハブ2の外周壁部2aの内周面に固着される。
ロータRをステータSに組み付けた状態で、このマグネット8の下端面8aと、モータベース5に配設したヨーク11とは近接して対向する構成となっている。
これにより、ロータRはステータS側に磁気的に吸引される。
ハブ2は、上述したように磁性材のステンレス材で形成されるので、ハブ2とコア6とマグネット8とで磁気回路が構成される。
そして、ロータRのシャフト13がステータSのスリーブ10の貫通孔10aに挿入され、HDD側に搭載された駆動回路からのコイル7の各相への通電により、ロータRは、軸受を介してステータSに対して回転自由に支持される。
次に、この軸受について詳述する。
このモータ50は、軸受としてラジアル動圧流体軸受RBとスラスト動圧流体軸受SBとを備えている。
ラジアル流体動圧軸受RBは、シャフト13の外周面13aと、スリーブ10の貫通孔10aの内周面10a1と、両者の間隙に充填された潤滑剤(潤滑油)20とにより構成される。
外周面13a及び内周面10a1の少なくとも一方には、軸方向に離隔した
2列のラジアル動圧溝16が形成されている。このラジアル動圧溝は、例えば、ヘリングボーン状の溝である。
スリーブ10における貫通孔10aのハブ2側の端部側には、その端部に向かうに従って径が大きくなるテーパ部23が設けられている。
また、スリーブ10の上側端面10cとハブ2の下面2dとの間には、間隙22を設けてある。
充填される潤滑剤20は、その液面20aがテーパ部23の途中に位置するような量が充填されており、このテーパ部23は、いわゆるテーパシール部23としての潤滑剤20の漏出防止機能を備えている。また、間隙22を設けたことにより、この漏出や飛散をより効果的に防止している。
このラジアル動圧流体軸受RBにおける、ロータRの回転に伴いラジアル動圧溝が発生させるラジアル動圧により、ロータRはステータSに対してラジアル方向に支持される。
一方、スラスト動圧流体軸受SBは、シャフト13の下端側に固着されスリーブ10の段部10bに収容されるスラストリング12と、スリーブ10の段部10bに固着されて貫通孔10aの一端側を封止するカウンタープレート9と、各部材同士の間隙に充填された潤滑剤20とにより構成される。
スラストリング12の上側面及びこれに対向するスリーブ10の下面の少なくとも一方と、スラストリング12の下側面及びこれに対向するカウンタープレート9上面の少なくとも一方には、ヘリングボーン等のスラスト動圧溝(図示せず)が形成されている。
このスラスト動圧流体軸受SBにおける、ロータRの回転に伴いスラスト動圧溝が発生させるスラスト動圧により、ロータRはステータSに対してスラスト方向に支持される。
次に、シャフト13とハブ2との固定構造について図2を用いて詳述する。
シャフト13上端部側には、その端面側が小径となる段部13bが設けられている。この小径の外周面を小径外周面13a1と称する。
一方、ハブ2の貫通孔2cには、ハブ2の下面側が大径になる段部2c1が設けられている。また、上面側には、その端部側に凹部2eが形成されている。
具体的には、この凹部2eは、端面側に棚状に設けられた第1凹部2e1と、その第1凹部2e1に連接しハブ2の内部側に向かうに従って小径となるような傾斜面を有する、略すり鉢状の第2凹部2e2とより成る。
シャフト13を、ハブ2の貫通孔2cに下側から圧入すると、シャフト13は、段部13bと段部2c1とが当接する位置で位置決めされて固定される
これにより、ハブ2のシャフト13に対する直角度及び高さ位置について高い精度が得られる。
この圧入後、シャフト13の小径外周面13a1から段部13bを経てハブ2の第2凹部2e2に至る範囲の各表面に、YAGレーザ等のレーザ光を均等に照射してシャフト13及びハブ2を溶接する。図2においては、この溶融して固化した溶融接合部24を塗りつぶしで示している。
この際、シャフト13とハブ2は同系のステンレス材としてあるのでこの接合部24を含めて両部材は完全に溶着される。
ここで、この溶接した接合部24の表面には微細な凹凸(クラックを含む)や溶解粒が生じており、振動や熱変動により、接合部24の表面の一部や溶解粒が塵として飛散する可能性がある。
このため、実施例においては、この接合部24の表面を封止材25で覆い、外気と接触しないように完全に被覆し封止している。
この封止材25として、例えば1液性のUV接着剤を用いることができる。
また、封止材25は、封止材溜まり部である第1凹部2e1に収まるように充填される。
また、この封止材25の表面がモータの外形から突出しないように、例えば、シャフト13の端面より突出して図示しないディスククランパー等と接触しない様に、ハブ2の貫通孔2cの近傍を、第2の溜まり部として機能する第2の凹部26としてもよい。図1は、この凹部26を設けた例を示している。
封止材25として用いる材料は、シャフト13に設けられるタップ穴(図示せず)等に浸透しないように、粘度が1000mPa・s以上であることが望ましい。また、工程で仮止めが可能となるように光硬化性を有する樹脂であるとよい。
また、硬化時の収縮が少なくアウトガスの問題がないエポキシ系の樹脂は好ましい。また、本硬化としての熱硬化性を付与してあってもよい。
もちろん、アクリル系等の樹脂であっても硬化収縮が少なく、熱硬化性を持ちアウトガスに問題なければ使用可能である。
また、粘度が20000mPa・s以下であって、成分分子が小さい封止材であると、溶接時にその溶接面に発生する概ね1〜2μmの幅を有するクラック(ヒビ割れ)に流れ込んでこのクラックを塞ぎ、その拡大を防ぐ効果が得られると共に、外部から付与される熱衝撃に対してその緩衝材としての作用が発揮されるので、接合部の熱衝撃耐性が向上してより好ましい。
本発明の実施例は、上述した構成及び手順に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形例としてもよいのは言うまでもない。
本発明のモータの実施例を説明する断面図である。 本発明のモータの実施例における要部を説明する部分拡大断面図である。 従来のモータを説明する断面図である。
符号の説明
1 ハードディスク
2 ハブ
2a 外周壁部
2b フランジ
2c 貫通孔
2c1 段部
2d 下面2
2e 凹部
2e1 第1凹部
2e2 第2凹部
5 モータベース
5a 壁部
5b 孔
5c 貫通孔
5d 底面
6 コア
7 コイル
7a 巻線端末
8 マグネット
8a 下端面
10 スリーブ
10a 貫通孔
10a1 内周面
10b 段部
10c 上側端面
11 ヨーク
12 スラストリング
13 シャフト
13a 外周面
13a1 小径外周面
14 FPC(フレキシブルプリント基板)
20 潤滑剤
20a 液面
22 間隙
23 テーパ部
24 溶融接合部
25 封止材
50 モータ
R ロータ
S ステータ
RB ラジアル動圧流体軸受
SB スラスト動圧流体軸受

Claims (9)

  1. シャフトと、このシャフトが接合されたハブと、を有するロータと、
    モータベースと、これに固定されたスリーブと、を有するステータと、を備え、
    前記シャフトが前記スリーブに挿入された状態で、前記ロータが軸受を介して前記ステータに対して回転自由に支持される構成のモータであって、
    前記シャフトと前記ハブとは溶接により接合されて成ると共に、この接合の際に溶融した溶融接合の表面を外気と非接触にする光硬化性を有する樹脂からなる封止材で覆うことを特徴とするモータ。
  2. 前記ハブは前記シャフトの上端部側が挿入される貫通孔を有し、
    前記シャフトは、その上端部側の端面側が当該シャフトの径より小径に形成される小径外周面と、当該小径外周面から半径方向外側に延設される段部を有し、
    前記溶融接合部は、前記小径外周面から前記段部を経て前記貫通孔の内周面を接合するように形成されていることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  3. 前記段部は、前記シャフトの上端部側を前記ハブの貫通孔に挿入したときに軸方向において前記シャフトと前記ハブとが接する領域の下側端より上側端に近い位置に設けられていることを特徴とする請求項2記載のモータ。
  4. 前記樹脂は、粘度が1000mPa・s以上で20000mPa・s以下であり、硬化により前記溶融接合部の表面を覆うことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のモータ。
  5. 前記樹脂は、エポキシ系またはアクリル系の樹脂であること特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のモータ。
  6. 前記ハブは、前記溶融接合部を前記ハブの表面から突出しないように収容するために、前記溶融接合部を包囲するように周設され、その周囲の面よりも凹ませた凹部を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のモータ。
  7. 前記凹部は、前記シャフトと前記ハブとの溶接対象部分を含んでそれに周設された第1の凹部と、前記第1の凹部を含み当該第1の凹部より前記ハブの半径方向外側に周設された第2の凹部で構成され、
    前記第1の凹部は、前記第2の凹部の窪み底部に形成されると共に、前記溶接対象部分を含んで前記ハブの端面側に棚状に設けられた第1凹部と当該第1凹部に連接し前記ハブの内部側に向かうに従って小径となる傾斜面で形成され溶融接合部となる第2凹部とで構成され、
    前記第1凹部は、前記溶融接合部を覆う前記封止材を収容する溜まり部であり、
    前記第2の凹部は、前記封止材が前記ハブの端面から非突出となるように収容する突出防止凹部であることを特徴とする請求項6記載のモータ。
  8. 前記スリーブは前記シャフトが挿入される貫通孔を有し、
    前記スリーブの前記貫通孔における前記ハブ側の端部には、その端部に向かうに従い径が大きくなるテーパ部が設けられ、
    前記スリーブに対向する側の前記ハブの貫通孔の内周端面は、前記テーパ部に向かい突出していることを特徴とする請求項2から請求項7のいずれか1項に記載のモータ。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載したモータの製造方法であって、
    前記シャフトを前記ハブに圧入する工程と、
    前記シャフトと前記ハブとを溶接する工程と、
    前記溶接した前記溶融接合部の表面に光硬化性を有する樹脂からなる封止材を塗布して仮止めをする工程と、
    を含むことを特徴とするモータの製造方法。
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