JP4559809B2 - トルク校正装置の水平調節構造 - Google Patents
トルク校正装置の水平調節構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4559809B2 JP4559809B2 JP2004279825A JP2004279825A JP4559809B2 JP 4559809 B2 JP4559809 B2 JP 4559809B2 JP 2004279825 A JP2004279825 A JP 2004279825A JP 2004279825 A JP2004279825 A JP 2004279825A JP 4559809 B2 JP4559809 B2 JP 4559809B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- torque
- slit
- base
- tip
- insertion hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Description
また、トルクメータ校正装置は、あらゆる大きさのトルクメータを校正できるように柱部が伸縮自在となっており、柱部を伸ばすことで基部とヘッド部の間隔を広げて大型のトルクメータを校正することができる。
<トルク校正装置の構成>
図1に示すように、トルク校正装置100は、略三角柱状に形成され、トルクメータの校正の基準となる基準トルクメータを軸回りに回転自在に支持する第1支持部材が設けられた基部としての土台1と、この土台1の各コーナー部分に立設され、長手方向に伸縮自在な柱部としての支柱2と、この支柱2の上端部に設けられ、校正される被校正トルクメータを支持する第2支持部材が設けられたヘッド部としてのクロスヘッド3と、を備えている。
ピストン部21は、クロスヘッド3の下面から垂下するように設けられた基端部25と、この基端部25の先端に一体に形成され、基端部25よりも縮径された先端部26を備えており、先端部26がシリンダ部22内に挿入できるように形成されている。
シリンダ部22は、その軸線方向に沿って先端部26を挿入させるための挿入孔27が上端から下端にわたって貫通して形成されている。この挿入孔27は、ピストン部21の先端部26の径よりも若干大きな径となるように形成され、挿入孔27の周面には、先端部26の摺動を円滑に行うためのベアリングが設けられている。
スペーサ28は、図2に示すように、半円形状に湾曲形成された板材28aの外側の面に取っ手28bが取り付けられたものである。半円形状の板材28aの内側の面は、ピストン部21の先端部26の外周に沿うように形成されており、先端部26に取り付けた際に先端部26との摩擦により、自重で下方にずれないようになっている。スペーサ28を先端部26に取り付ける際には、取っ手28bを持って先端部26の外周面に板材28aを押し当てるようにして取り付ける。また、スペーサ28を先端部26から取り外す際には、取っ手28bを持って当該取っ手28b側に引くことにより取り外す。
また、スペーサ28は、先端部26に嵌め込んだ際に、スペーサ28の外周面とピストン部21の基端部25の外周面とが面一となる厚さに形成しておくと、取り付け時の見映えを向上できるので好ましい。
固定機構は、ピストン部21の先端部26を挿入可能な挿入孔11が形成されるとともに、この挿入孔11に連通されたスリット12を有する固定部材13と、スリット12に設けられ、当該スリット12の幅を拡げる方向に付勢する付勢手段としてのバネ14と、固定部材13に対して着脱自在とされ、取り付け時にバネ14の付勢力に抗してスリット12の幅を狭めるように締付力を付与する締付力付与手段としてのクランプボルト15と、を備えている。
また、クランプボルト15を挿通させるための挿通孔がスリット12に直交するように形成されている。
また、スリット12を挟んで、挿入孔11のスリット12側の外方からスリット12の外方に連続する第2のスリット18が形成されている。
また、クロスヘッド3は、歯車等からなる機構によって上下方向に昇降可能とされ、昇降操作はクロスヘッド昇降用ハンドル19によって行われる。
このように、本発明に係るトルク校正装置100の水平調節構造によれば、複数の支柱2を長手方向に伸ばす際には、クロスヘッド3を上方に持ち上げる。このとき、クロスヘッド3に設けられたピストン部21の先端部26はシリンダ部22内を上方に移動し、シリンダ部22の上方に露出する。この露出した各先端部26に同じ高さのスペーサ28を嵌め込み、クロスヘッド3の持ち上げを解放するとピストン部21の基端部26はスペーサ28の上端に当接し、クロスヘッド3の下降が阻止される。これにより、シリンダ部22の上端からクロスヘッド3までの高さが各支柱2で同じになるため、クロスヘッド3は土台1に対して平行、すなわち、水平に維持される。よって、各支柱2を確実に同じ量だけ伸ばすことができ、被校正トルクメータの校正を正確に行うことができる。
また、クロスヘッド3は、クロスヘッド昇降用ハンドル19により昇降する機構である必要はなく、モータや減速機を用いて電動で昇降させるようにしてもよい。
また、反動軸8は、反動軸昇降用ハンドル31により昇降する機構である必要はなく、モータや減速機を用いて電動で昇降させるようにしてもよい。
その他、本発明は、発明の要旨を逸脱しない範囲内で自由に変更、改良が可能である。
2 支柱(柱部)
3 クロスヘッド(ヘッド部)
7 駆動軸側ダイヤフラムカップリング(第1支持部材)
10 反動軸側ダイヤフラムカップリング(第2支持部材)
11 挿入孔
12 スリット
13 固定部材
14 バネ(付勢手段)
15 クランプボルト(締付力付与手段)
21 ピストン部
22 シリンダ部
25 基端部
26 先端部
28 スペーサ
100 トルク校正装置
Claims (4)
- トルクメータの校正の基準となる基準トルクメータを軸回りに回転自在に支持する第1支持部材を有し、上面が略水平となるように設置された基部と、この基部の上方に設けられ、校正される被校正トルクメータを支持する第2支持部材を有するヘッド部と、前記基部と前記ヘッド部を連結し、長手方向に伸縮自在な複数の柱部と、を備えるトルク校正装置の水平調節構造であって、
各柱部は、
前記ヘッド部に設けられた基端部と、この基端部よりも径が小さい先端部と、を有するピストン部と、
前記基部に設けられ、前記先端部を挿入可能なシリンダ部と、を備え、
前記シリンダ部内から外部に露出した各先端部に同じ高さのスペーサを設けたことを特徴とするトルク校正装置の水平調節構造。 - 前記基部に設けられ、前記先端部を当該基部に固定する固定機構を備えることを特徴とする請求項1に記載のトルク校正装置の水平調節構造。
- 前記固定機構は、
前記先端部を挿入可能な挿入孔が形成されるとともに、この挿入孔に連通されたスリットを有する固定部材と、
前記スリット間に設けられ、当該スリットの幅を拡げる方向に付勢する付勢手段と、
前記固定部材に対して着脱自在とされ、取り付け時に前記付勢手段の付勢力に抗して前記スリットの幅を狭めるように締付力を付与する締付力付与手段と、
を備えることを特徴とする請求項2に記載のトルク校正装置の水平調節構造。 - 前記スリット及び前記挿入孔の外側に第2のスリットを形成したことを特徴とする請求項3に記載のトルク校正装置の水平調節構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004279825A JP4559809B2 (ja) | 2004-09-27 | 2004-09-27 | トルク校正装置の水平調節構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004279825A JP4559809B2 (ja) | 2004-09-27 | 2004-09-27 | トルク校正装置の水平調節構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006090968A JP2006090968A (ja) | 2006-04-06 |
JP4559809B2 true JP4559809B2 (ja) | 2010-10-13 |
Family
ID=36232092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004279825A Expired - Fee Related JP4559809B2 (ja) | 2004-09-27 | 2004-09-27 | トルク校正装置の水平調節構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4559809B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106092438B (zh) * | 2016-08-15 | 2018-08-28 | 哈尔滨市计量检定测试院 | 推拉力计检定装置 |
CN106289356A (zh) * | 2016-08-31 | 2017-01-04 | 无锡信欧光电科技有限公司 | 一种智能化自动整平光学调整架 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58122009U (ja) * | 1982-02-13 | 1983-08-19 | 太陽産業株式会社 | 支持装置 |
JPS6196350U (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-20 | ||
JPH07134076A (ja) * | 1993-11-11 | 1995-05-23 | Kyoto Giken Kogyo Kk | トルク測定装置 |
JPH08247880A (ja) * | 1995-03-08 | 1996-09-27 | Shinko Electric Co Ltd | 縦型トルク計の検出トルク検量装置 |
JPH11157048A (ja) * | 1997-11-27 | 1999-06-15 | Noritake Co Ltd | スクリーン製版の寸法測定用治具 |
-
2004
- 2004-09-27 JP JP2004279825A patent/JP4559809B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58122009U (ja) * | 1982-02-13 | 1983-08-19 | 太陽産業株式会社 | 支持装置 |
JPS6196350U (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-20 | ||
JPH07134076A (ja) * | 1993-11-11 | 1995-05-23 | Kyoto Giken Kogyo Kk | トルク測定装置 |
JPH08247880A (ja) * | 1995-03-08 | 1996-09-27 | Shinko Electric Co Ltd | 縦型トルク計の検出トルク検量装置 |
JPH11157048A (ja) * | 1997-11-27 | 1999-06-15 | Noritake Co Ltd | スクリーン製版の寸法測定用治具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006090968A (ja) | 2006-04-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6122512B2 (ja) | 切り離されたロケータカップリングを有する測定機のプローブ展開機構 | |
JP6349294B2 (ja) | 構造物用点検具 | |
JP4559809B2 (ja) | トルク校正装置の水平調節構造 | |
WO2009132831A3 (de) | Spannkopf für eine erdbohranlage | |
JP5520643B2 (ja) | ボーリング方法及びボーリング装置 | |
JP6155227B2 (ja) | 橋梁点検装置 | |
JP5366439B2 (ja) | 支柱の支持構造 | |
JP4559808B2 (ja) | トルク校正装置及びトルク校正方法 | |
WO2020156463A1 (zh) | 标定系统及其标定支架 | |
JP2007333671A (ja) | 材料試験機 | |
JP2008267061A (ja) | 貫入試験装置 | |
CN102011921A (zh) | 三脚架 | |
JP2004257044A (ja) | 傾斜調整可能な斜杭施工用架台およびその架台を備えた斜杭の施工装置ならびに回転圧入鋼管杭を用いた斜杭の施工方法 | |
JP2007010989A (ja) | スタンド装置及びその装置を備える薄型の電子機器 | |
US20080216447A1 (en) | Positioning Device For Window Frame | |
KR200335420Y1 (ko) | 거푸집의 발판설치장치 | |
JP2011522278A5 (ja) | ||
JP5557136B2 (ja) | 支保工ジャッキダウン装置 | |
JP2017142097A (ja) | 吸盤機能を備えた墨出し装置 | |
JP4890284B2 (ja) | 支柱支持具 | |
JP2006346267A (ja) | 昇降着脱装置および壁面設置物昇降着脱装置 | |
JP2006522926A5 (ja) | ||
CN217678973U (zh) | 一种探杆角度可调的静力探测仪 | |
JP3608734B2 (ja) | イルリガートルスタンドの昇降固定装置 | |
WO2014054648A1 (ja) | 高さ調整装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070713 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090715 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100720 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100723 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4559809 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |