JP4558508B2 - 表示データ制御装置、方法およびプログラム - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は、小さな表示領域または低解像度のディスプレイ環境で、高解像度ドキュメントや画像のレイアウトを把握しながら閲覧可能な表示インターフェースに関する技術である。
【背景技術】
【0002】
携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯端末の普及と性能向上に伴い、近年、これらの携帯端末で複雑な情報を扱うことが可能になってきた。従来技術では、これらの携帯端末をはじめとした小さな表示領域または低解像度のディスプレイ環境で、解像度の高いドキュメントを閲覧する場合、単にディスプレイ内に入る領域を表示するものがほとんどであり、ユーザがレイアウトを把握することを考慮にいれたインターフェースは少なかった。
【0003】
また、従来の画面表示制御技術には、画面に表示できる画像の一部領域を表示し、表示領域の位置が、画面に表示されていない領域へ切り替わる際に、全体画像を縮小して表示した後に切り替えを行う技術を施したものがある(例えば、特開平9−305344号公報(特許文献1)参照)。
【先行技術文献】
【特許文献1】
特開平9−305344号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、多く用いられてきた単にディスプレイ内に入る領域を表示するものは、表示領域が大きく変わる場合に、ユーザが全体のどの個所を見ているのか分からなくなる。すなわち、ユーザにとってレイアウトを非常に把握しにくいものであった。
【0005】
また、特開平9−305344で開示されている手法は、領域が切り替わる際に全体が一旦表示されるものの、ユーザは全体のレイアウトと表示個所の位置関係が非常に把握しにくかった。
【0006】
本発明は上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、レイアウトを自然に把握しながら閲覧することが可能な表示データ制御装置、方法およびプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の発明に係る表示データ制御装置は、表示装置を用いて複数の画像を順次表示することにより、表示領域の変更、ズームイン、およびズームアウトを実現する表示データ制御装置である。複数の画像の画像データを含む、入力画像データの一部領域を切り取り、縮尺を変えた局所画像データを作成する局所画像データ作成処理部と、局所画像データ作成処理部が入力画像データから切り取る箇所および縮尺を制御する制御部とを有することを特徴とする。
【0008】
第1の発明によると、制御部の制御に基づいて、局所画像データ作成処理部は入力画像データからの一部領域を切り取り、縮尺を変えた局所画像データを作成する。これにより、局部画像データが表す画像を順次表示するので、ズームインおよびズームアウトを伴う表示領域の変更を実現することができる。ズームインおよびズームアウトを伴う表示領域の変更は、レイアウトの自然な把握を容易にする。その結果、レイアウトを自然に把握しながら閲覧することが可能な表示データ制御装置を提供することができる。
【0009】
第2の発明に係る表示データ制御装置は、第1の発明の構成に加え、制御部は、表示領域が任意の領域から任意の領域とは異なる領域に変更される際に、任意の領域から異なる領域にズームインおよびズームアウトを伴いながら移動するように局所画像データ作成処理部を制御することを特徴とする。
【0010】
第2の発明によると、表示領域が変更される際、ズームインおよびズームアウトを伴いながら移動する。これにより、表示装置で画像が表示される際、任意の領域および異なる領域のいずれかが表示される。それらが表示されるので、ユーザはレイアウトをより自然に把握することができる。その結果、レイアウトを自然に把握しながら閲覧することが可能な表示データ制御装置を提供することができる。
【0011】
第3の発明に係る表示データ制御装置は、第1の発明の構成に加え、制御部は、表示領域が任意の領域から任意の領域とは異なる領域に変更される際に、任意の領域を含む領域をズームアウトさせ、ズームアウトさせた状態で表示領域の連続的な変化および段階的な変化のいずれかにより異なる領域を含む領域まで移動し、異なる領域を含む領域をズームインするように局所画像データ作成処理部を制御することを特徴とする。
【0012】
第3の発明によると、制御部は、任意の領域を含む領域をズームアウトさせ、その状態から、表示領域が連続的な変化および段階的な変化のいずれかにより移動するように制御する。これにより、任意の領域から異なる領域を含む領域までが順次表示されるので、ユーザはレイアウトを自然に把握することができる。その結果、レイアウトを自然に把握しながら閲覧することが可能な表示データ制御装置を提供することができる。
【0013】
第4の発明に係る表示データ制御装置は、第1の発明の構成に加え、制御部は、表示領域が任意の領域から任意の領域とは異なる領域に変更される際に、任意の領域を含む領域を入力画像全体が画面に表示されるまでズームアウトさせ、異なる領域を含む領域をズームインするように局所画像データ作成処理部を制御することを特徴とする。
【0014】
第4の発明によると、入力画像全体が画面に表示されるまでズームアウトされた後、異なる領域を含む領域がズームインされる。これにより、表示装置で画像が表示される際、当初表示されていた画像が次第に縮小され、任意の領域と異なる領域とを含んだ画像が表示された後、画像は次第に拡大して表示される。最初に表示された画像と最終的に表示される画像を含む画像が1度表示されるので、ユーザはレイアウトをより自然に把握することができる。その結果、レイアウトをより自然に把握しながら閲覧することが可能な表示データ制御装置を提供することができる。
【0015】
第5の発明に係る表示データ制御装置は、第1の発明の構成に加え、制御部は、表示領域が任意の領域から異なる領域に変更される際に、任意の領域と異なる領域の距離の大きさを演算し、距離の大きさによって、局所画像データ作成処理部の制御方法を変えることを特徴とする。
【0016】
第5の発明によると、制御部は、任意の領域と異なる領域との距離が、たとえば予め定められた値を上回るといった場合に局所画像データ作成処理部の制御方法を変える。これにより、制御部はたとえば比較的離れているため表示された領域の間のレイアウトを把握することが困難といった場合のみズームインやズームアウトを伴って表示するといった制御を行なうことができる。その結果、快適に操作することが可能な表示データ制御装置を提供することができる。
【0017】
第6の発明に係る表示データ制御装置は、第1の発明の構成に加え、制御部は、表示領域が、画像として表示された文書の行末から行頭に移動する際に、行末を含む領域をズームアウトさせ、ズームアウトさせた状態で表示領域の連続的な変化および段階的な変化のいずれかにより行頭を含む領域まで移動し、行頭を含む領域をズームインするように局所画像データ作成処理部を制御することを特徴とする。
【0018】
第6の発明によると、制御部は、文書の行末から行頭に移動する際に、ズームインおよびズームアウトを伴うように局所画像データ作成処理部を制御する。通常、文章の行末とこれに続く行頭とは、肉眼で探し出すことに多少労力を必要とする。制御部は、これらの領域間の移動について、レイアウトが容易に把握できるように局所画像データ作成処理部を制御する。これにより、文章の行末とこれに連続する行頭とが、レイアウトを自然に把握できるように表示される。その結果、文章の行末とこれに連続する行頭とを容易に見ることができる表示データ制御装置を提供することができる。
【0019】
第7の発明に係る表示データ制御装置は、第1の発明の構成に加え、制御部は、表示領域が、画像として表示された文書の行頭から行末に移動する際に、行頭を含む領域をズームアウトさせ、ズームアウトさせた状態で表示領域の連続的な変化および段階的な変化のいずれかにより行末を含む領域まで移動し、行末を含む領域をズームインするように局所画像データ作成処理部を制御することを特徴とする。
【0020】
第7の発明によると、制御部は、文書の行頭から行末に移動する際に、ズームインおよびズームアウトを伴うように局所画像データ作成処理部を制御する。通常、文章の行末とこれに続く行頭とは、肉眼で探し出すことに多少労力を必要とする。制御部は、これらの領域間の移動について、レイアウトが容易に把握できるように局所画像データ作成処理部を制御する。これにより、文章の行末とこれに連続する行頭とが、レイアウトを自然に把握できるように表示される。その結果、文章の行末とこれに連続する行頭とを容易に見ることができる表示データ制御装置を提供することができる。
【0021】
第8の発明に係る表示データ制御装置は、画像データを表示サイズに縮小した全体画像データの作成を行う全体画像データ作成処理部と、入力画像データの一部領域を切り取り、縮尺を変えた局所画像データを複数作成する局所画像データ作成処理部と、全体画像データと局所画像データを指定した強調度合いで重ね合わせ、表示画像データを作成する表示画像データ作成処理部と、局所画像データ作成処理部を入力画像データから切り取る箇所および縮尺、ならびに全体画像データと表示画像データの強調度合いを制御する表示データ制御部とを有することを特徴とする。
【0022】
第8の発明によると、表示画像データ作成処理部は、全体画像データと局所画像データとを指定した強調度合いで重ね合わせ、表示画像データを作成する。局所画像データは互いに連続する領域である。これにより、表示装置を見るユーザには、全体画像と重ね合わされた局部画像が連続的に移動しているように見える。全体画像と局部画像とが同時に表示されるので、ユーザはレイアウトを自然に把握することができる。その結果、レイアウトを自然に把握しながら閲覧することが可能な表示データ制御装置を提供することができる。
【0023】
第9の発明に係る表示データ制御装置は、第8の発明の構成に加え、表示データ制御部は、局所画像データによる表示領域が任意の領域から任意の領域とは異なる領域に変更される際に、表示画像データ作成処理部で全体画像が強調されるように制御し、その後、局所画像データ作成処理部は任意の領域から異なる領域まで表示領域が連続するように局所画像データを作成し、その後、表示画像データ作成処理部で局所画像データが強調されるように制御することを特徴とする。
【0024】
第9の発明によると、表示領域を変更するにあたり、レイアウトを把握する必要があるときは全体画像が強調され、表示される内容を具体的に把握するべきときは局所画像が強調される。これにより、必要なときにレイアウトを把握しやすい全体画像が強調されるので、レイアウトを自然に把握することができる。その結果、レイアウトを自然に把握しながら閲覧することが可能な表示データ制御装置を提供することができる。
【0025】
第10の発明に係る表示データ制御方法は、表示装置を用いて複数の画像を順次表示することにより、表示領域の変更、ズームイン、およびズームアウトのいずれかを実現する表示データ制御方法である。表示装置に画像を表示させるために、入力画像データの一部領域を切り取り、縮尺を変えた画像データを作成する局所画像データ作成処理ステップと、局所画像データ作成処理ステップが入力画像データから切り取る箇所および縮尺を制御する制御ステップとを有することを特徴とする。
【0026】
第10の発明によると、制御ステップにおける制御に基づいて、局所画像データ作成処理ステップにおいては、入力画像データからの一部領域を切り取り、縮尺を変えた局所画像データを作成する。これにより、局部画像データが表す画像を順次表示するので、ズームインおよびズームアウトを伴う表示領域の変更を実現することができる。ズームインおよびズームアウトを伴う表示領域の変更は、レイアウトの自然な把握を容易にする。その結果、レイアウトを自然に把握しながら閲覧することが可能な表示データ制御方法を提供することができる。
【0027】
第11の発明に係る表示データ制御プログラムは、第10の発明に記載の表示データ制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのものである。
【0028】
第11の発明によると、レイアウトを自然に把握しながら閲覧することが可能な表示データ制御方法を実現するプログラムを提供することができる。
【0029】
第12の発明に係る表示データ制御装置は、表示装置を用いて複数の画像を順次表示することにより、表示領域の変更、ズームイン、およびズームアウトを実現する表示データ制御装置である。複数の画像の画像データを含む、入力画像データの一部領域を切り取り、縮尺を変えた局所画像データを作成するための局所画像データ作成処理手段と、局所画像データ作成処理手段が入力画像データから切り取る箇所および縮尺を制御するための制御手段とを有することを特徴とする。
【0030】
第12の発明によると、制御手段の制御に基づいて、局所画像データ作成処理手段は入力画像データからの一部領域を切り取り、縮尺を変えた局所画像データを作成する。これにより、局部画像データが表す画像を順次表示するので、ズームインおよびズームアウトを伴う表示領域の変更を実現することができる。ズームインおよびズームアウトを伴う表示領域の変更は、レイアウトの自然な把握を容易にする。その結果、レイアウトを自然に把握しながら閲覧することが可能な表示データ制御装置を提供することができる。
【0031】
第13の発明に係る表示データ制御装置は、画像データを表示サイズに縮小した全体画像データの作成を行うための全体画像データ作成処理手段と、入力画像データの一部領域を切り取り、縮尺を変えた局所画像データを複数作成するための局所画像データ作成処理手段と、全体画像データと局所画像データを指定した強調度合いで重ね合わせ、表示画像データを作成するための表示画像データ作成処理手段と、局所画像データ作成処理手段を入力画像データから切り取る箇所および縮尺、ならびに全体画像データと表示画像データの強調度合いを制御するための表示データ制御手段とを有することを特徴とする。
【0032】
第13の発明によると、表示画像データ作成処理手段は、全体画像データと局所画像データとを指定した強調度合いで重ね合わせ、表示画像データを作成する。局所画像データは互いに連続する領域である。これにより、表示装置を見るユーザには、全体画像と重ね合わされた局部画像が連続的に移動しているように見える。全体画像と局部画像とが同時に表示されるので、ユーザはレイアウトを自然に把握することができる。その結果、レイアウトを自然に把握しながら閲覧することが可能な表示データ制御装置を提供することができる。
【0033】
第14の発明に係る表示データ制御方法は、表示装置を用いて複数の画像を順次表示することにより、表示領域の変更を実現する表示データ制御方法である。
画像データを表示サイズに縮小した全体画像データの作成を行う全体画像データ作成処理ステップと、入力画像データの一部領域を切り取り、縮尺を変えた局所画像データを複数作成する局所画像データ作成処理ステップと、表示装置に画像を表示させるために、全体画像データと局所画像データを指定した強調度合いで重ね合わせ、表示画像データを作成する表示画像データ作成処理ステップと、局所画像データ作成処理ステップが入力画像データから切り取る箇所および縮尺、ならびに全体画像データと表示画像データの強調度合いを制御する表示データ制御ステップとを有することを特徴とする。
【0034】
第14の発明によると、表示データ制御ステップにおける制御に基づいて、全体画像データ作成処理ステップにおいては、画像データを表示サイズに縮小した全体画像データの作成を行う。局所画像データ作成処理ステップにおいては、入力画像データの一部領域を切り取り、縮尺を変えた局所画像データを複数作成する。表示画像データ作成処理ステップにおいては、表示装置に画像を表示させるために、全体画像データと局所画像データを指定した強調度合いで重ね合わせ、表示画像データを作成する。これにより、局部画像データが指定された強調度合いで重ねあわされた画像が順次表示されるので、レイアウトの自然な把握が容易になる。その結果、レイアウトを自然に把握しながら閲覧することが可能な表示データ制御方法を提供することができる。
【0035】
第15の発明に係る表示データ制御プログラムは、第14の発明に記載の表示データ制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのものである。
【0036】
第15の発明によると、レイアウトを自然に把握しながら閲覧することが可能な表示データ制御方法を実現するプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】 第一、第二の実施の形態の表示画像データ作成装置の構成を示す図である。
【図2】 第一の実施の形態の表示画像データ作成装置の処理の流れを示す図である。
【図3】 全体情報を示す図である。
【図4】 局所情報を示す図である。
【図5】 全体情報と局所情報を同時に表示した図である。
【図6】 全体情報と局所情報を同時に表示し、枠を追加した図である。
【図7】 全体情報に枠を追加した図である。
【図8】 局所情報に枠を追加した図である。
【図9】 第二の実施の形態の表示画像データ制御装置の構成を示す図である。
【図10】 第二の実施の形態の表示画像データ制御装置の処理の流れを示す図である。
【図11】 全体情報と局所情報を同時に表示し、枠を追加した図である。
【図12】 全体情報内の枠の移動のイメージ図である。
【図13】 全体情報に枠を追加した図である。
【図14】 局所情報に枠を追加した図である。
【図15】 第三の実施の形態の表示画像データ制御装置の構成を示す図である。
【図16】 第三の実施の形態の表示画像データ制御装置の処理の流れを示す図である。
【図17】 ドキュメント全体中の2つの領域の位置関係図である。
【図18】 拡大縮小を伴った表示領域移動説明図である。
【図19】 拡大縮小と移動を伴った表示領域移動説明図である。
【図20】 目印を用いて、局所画像の全体画像に対する位置をおおまかに示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0038】
(第一の実施の形態)
第一の実施の形態は、ユーザが全体情報と局所情報の表示度合いを手動で指定する画像表示データ作成装置である。
【0039】
図1は、第一の実施の形態の表示画像データ作成装置の構成を表す図である。表示画像データ作成装置0703は画像入力装置0701より入力画像データとユーザ操作入力装置0702からユーザの操作情報を受け取り、出力データをディスプレイ装置0704に出力する。
【0040】
入力画像データバッファ0705は、画像入力装置0701から入力された画像データを格納する。
【0041】
全体画像データ作成処理部0706は入力画像データバッファ0705から入力画像を読み取り全体画像データを出力する。
【0042】
全体画像データバッファ0707は全体画像データ作成処理部0706から出力された全体画像データを格納する。
【0043】
制御部0708はユーザ操作入力装置0702から入力された情報に伴い表示画像の作成を制御する。
【0044】
局所画像データ作成処理部0709は入力画像データバッファ0705から入力画像データを読み取り、局所画像データを出力する。
【0045】
局所画像データバッファ0710は局所画像データ作成処理部0709から出力された局所画像データを格納する。
【0046】
表示画像データ作成処理部0711は全体画像データバッファ0707から全体画像データを、局所画像データバッファ0710から局所画像データをそれぞれ読み込み制御部0708からの制御情報にしたがって、表示画像データを出力する。
【0047】
表示画像データバッファ0712は表示画像データ作成処理部0711から出力された表示画像データを格納する。
【0048】
入力画像データバッファ0705、全体画像データバッファ0707、局所画像データバッファ0710、表示画像データバッファ0712は、フラッシュメモリ、ハードディスク等のRAM(ランダムアクセスメモリ、Random Access Memory)によって、全体画像データ作成処理部0706、制御部0708、局所画像データ作成処理部0709、表示画像データ作成処理部0711は、たとえばそれぞれ独立した回路によって実現される。
【0049】
また、たとえばコンピュータ等の演算処理回路によって実現される仮想回路(すなわち、コンピュータがプログラムなどを実行することにより実現される仮想回路)とされてもよい。
【0050】
図2は第一の実施の形態の表示画像データ作成装置の処理の流れを示したものである。
入力画像の横方向、縦方向の大きさをそれぞれXSIZE, YSIZEとする。
【0051】
表示サイズの横方向、縦方向の大きさをそれぞれXDISPLAYSIZE, YDISPLAYSIZEとする。
画像入力装置0701から入力画像データを受け取り、入力画像データバッファ0705に格納する(S0802)。
【0052】
全体画像データ作成処理部0706は、入力画像データバッファ0705から入力画像データを受け取り、入力画像データを表示サイズと同じ大きさとなるように横方向に(XDISPLAYSIZE/XSIZE)倍、縦方向に(YDISPLAYSIZE/YSIZE)倍に縮小処理を行ったものを全体画像データとして出力する(S0803)。
【0053】
縮小処理は線形補間を用いたが、他のどのような縮小手法を用いてもよい。
全体画像データの例を図3に示す。
【0054】
全体画像データ作成処理部0706から出力された全体画像データを全体画像データバッファ0707に格納する(S0804)。
【0055】
制御部0708の初期値設定を行う(S0805)。
制御部0708で管理する変数は、局所画像データの左上点の入力画像データでの位置(xposition, yposition)、縮尺arate、局所画像データと全体画像データの合成比率orateである。
【0056】
初期値として、
(xposition, yposition)=(0,0)
arate=1
orate=0.8
に設定した。
【0057】
もちろん初期値設定値は一例である。
上で挙げた局所画像データに特化した変数である局所画像データの左上点の入力画像データでの位置(xposition, yposition)、縮尺arateに規定されるものではなく、局所画像の入力画像での位置関係とその大きさが定まるのであれば、どのような変数を用いてもかまわない。例えば、局所画像データの左上点の入力画像データでの位置を用いる代わりに、局所画像データの重心の入力画像データでの位置を用いてもよいし、縮尺を用いる代わりに、局所画像データの右下点をもちいてもよい(左上点と右下点から局所画像の大きさが特定でき、表示画像データの大きさから縮尺が特定できる)。
【0058】
通常、制御部0708はユーザからの入力情報を受けて動作するが、ここでの初期化設定はユーザからの入力情報の代わりに設定するものである。
【0059】
制御部0708で、ユーザからの入力を受けてパラメータの値を変更する(S0806)。
【0060】
局所画像データ作成処理部0709にて、入力画像データバッファ0705から入力画像データを受け取り、制御部0708で指定された情報により、局所画像データを作成し、出力する(S0807)。
【0061】
局所画像データ作成処理は、入力画像データの(xposition, yposition)から、横方向に(XDISPLAYSIZE/arate)、縦方向に(YDISPLAYSIZE/arate)の大きさを抜き出した画像を作成し、その抜き出した画像をarate倍に拡大縮小処理したものを局所画像データとするものである。
【0062】
拡大縮小処理は線形補間を用いたが、他のどのような拡大縮小手法を用いてもよい。
局所画像データの例を図4に示す。
【0063】
局所画像データ作成処理部0709から出力された局所画像データを局所画像データバッファ0710に格納する(S0808)。
【0064】
表示画像データ作成処理部0711は、全体画像データバッファ0707と局所画像データバッファ0710からそれぞれ全体画像データと局所画像データを読み取り、制御部0708で指定された情報により、表示画像データを作成し、出力する(S0809)。
【0065】
座標(x, y)における全体画像データの画素値value1(x, y)と局所画像データの画素値value2(x, y)、表示画像データの画素値value3(x, y)としたとき、
value3(x, y)=orate×value2(x, y)+(1-orate)×value1(x, y)
となるように表示画像データを作成し、(この段階での表示画像データ例を図5に示す。)そこに全体情報での局所情報の位置を示す枠を付け加える。
【0066】
orateが0より大きく、1より小さい場合表示画像データは例えば図6に示した画像のように全体情報、局所情報が同時に表示される。
【0067】
枠0501が先に述べた全体画像での局所画像の位置を示す枠に相当する。また、全体画像と局所画像の関係をさらに分かりやすくするために表示画像0502のように外枠を追加し、全体画像での枠0501に対応する局所情報の枠としてもよい。
【0068】
また、枠0501の代わりに、全体画像での局所画像の位置の重心に、図20に示すような目印2002を用いて、局所画像の全体画像に対する位置をおおまかに示してもよい。もちろん目印は、〇や□など、任意の印でよい。また、表示画像データの例を図5に示すように対応枠を付け加えなくてもかまわない。
【0069】
orateが0のとき、表示画像データは例えば図7に示した画像のように全体情報が表示される。
【0070】
orateが1のとき、表示画像データは例えば図8に示した画像のように局所情報が表示される。
【0071】
orateの範囲に制限を加えると、全体情報と局所情報が常に表示されているように設定することも可能である。
【0072】
枠は、
左上点
(xposition×XDISPLAYSIZE/XSIZE, yposition×YDISPLAYSIZE/YSIZE)、
右下点
((xposition+XDISPLAYSIZE/arate)×XDISPLAYSZE/XSIZE,
(yposition+YDISPLAYSIZE/arate)×YDISPLAYSZE/XSIZE)
に位置する長方形である。
【0073】
また、枠情報を表示画像データに加えるかどうかの情報を制御部0708の管理に加えるとユーザが動的に枠の有無を指定することも可能となる。
【0074】
表示画像データ作成処理部0711から出力された表示画像データを表示画像データバッファ0712に格納する(S0810)。
【0075】
表示画像データ作成処理部0711で作成された表示画像データを表示画像データバッファ0712に格納し、表示画像データバッファ0712に格納された表示画像データをディスプレイ装置0704に出力する(S0811)。
【0076】
制御部0708にてユーザ操作入力装置0702からの入力を検出する(S0812)。
【0077】
ユーザ操作入力装置0702からの入力が終了要求であった場合、終了処理を行い、他の場合はS0806処理以降の処理を再度行う。
【0078】
ワープロ、テキストエディタ、ドローツール、地図等のあらゆる種類のドキュメントの表示に、それらを画像として扱うことで適用できるのは明らかである。
【0079】
また、フォント等のオブジェクトデータを含むドキュメントの拡大または縮小処理は、画像処理で行う必要はなく、ほぼ同等の解像度のフォント等のオブジェクトデータがあればそれを代替として用いてもかまわない。
【0080】
また、本実施の形態の画像表示データ作成装置は、パーソナルコンピュータ、携帯電話、PDA、電子ブック機器等の各種端末、各種家電製品に組み込んで用いることが出来る。
【0081】
また、本実施の形態の表示画像データ作成装置は、通信を用いてサーバとクライアントで処理することも可能である。例えば、入力画像データバッファ0705、全体画像データ作成処理部0706、制御部0708、局所画像データ作成処理部0709をサーバ側に、全体画像データバッファ0707、局所画像データバッファ0710、表示画像データ作成処理部0711、表示画像データバッファ0712をクライアント側で実現することにより、データ量の小さい全体画像データと局所画像データの通信で閲覧を行うことができる。これにより、入力画像データをそのままダウンロードする方式と比べ、快適に閲覧することが出来る。
【0082】
(第二の実施の形態)
第二の実施の形態の表示画像データ制御装置は、ユーザが表示領域の位置情報やレイアウト情報を把握しにくくなるような表示位置の移動を検出し、第一の実施の形態で挙げた全体情報と局所情報を重ね合わせる技術を利用して、表示領域の切替時にユーザが表示領域の位置情報やレイアウト情報を把握しにくくなる問題を解決している。
【0083】
本実施の形態では、局所画像データの全体画像データ内での位置を表示位置と呼ぶことにする。図9は、第二の実施の形態の表示データ制御装置の構成を表す図である。
【0084】
表示画像データ制御装置1303は画像入力装置1301より入力画像データとユーザ操作入力装置1302からユーザの操作情報を受け取り、出力データをディスプレイ装置1304に出力する。
【0085】
表示画像データ制御部1306は、ユーザ操作入力装置1302から入力された情報に伴い表示データの制御情報を出力する。
【0086】
表示画像データ作成処理部1305は、第一の実施の形態記載の表示画像データ作成装置0703と同一の構成からなる、発明とは直接関係のない部分に相違点がある装置であり、画像入力装置1301から入力画像を、表示画像データ制御部1306から表示画像データの制御情報をそれぞれ受け取り、表示画像データをディスプレイ装置1304に出力する。
【0087】
表示画像データ制御装置1303は、たとえばそれぞれ独立した回路によって実現される。
【0088】
また、たとえばコンピュータ等の演算処理回路によって実現される仮想回路(すなわち、コンピュータがプログラムなどを実行することにより実現される仮想回路)とされてもよい。
【0089】
図10は第二の実施の形態の表示画像データ制御装置の処理の流れを示したものである。
【0090】
第一の実施の形態で、定義した変数や名称はここで特に定義せずに用いるが、第一の実施の形態で用いたものと同じである。
【0091】
表示画像データ制御装置1303の処理の流れは、第一の実施の形態の表示画像データ作成装置0703の処理の流れにユーザから表示位置が大幅に変える要求を受けた場合に全体画像データと局所画像データの合成比orateを自動制御する処理が追加されている。以下に出てくる変数名や用語は第一の実施の形態のそれと同じである。ただし、同一の用語に異なる符号を付している場合は、第一の実施の形態とは装置の形状など発明とは直接関わりのない点で相違点を有していることを表す。
【0092】
表示画像データ制御部1306にて、以下の処理がなされる。
ユーザから要求のあった表示位置(ユーザ操作入力装置1302から受け取った位置)(xposition, yposition)と現在の表示位置(xposition0, yposition0)との2乗距離がdist_th(ここでは10000に設定した)より大きければ、すなわち
(xposition-xposition0)×(xposition-xposition0)+(yposition-yposition0)
×(yposition-yposition0)>dist_th
であれば、表示位置の移動距離が大きいと判定する(S1403、S1404)。
【0093】
なお、ここでは、2乗距離を用いたが、距離を用いてもかまわない。
表示位置の移動距離が大きいと判定されなければ、ユーザ入力情報をそのまま表示画像データ作成処理部1305に送る(S1404)。
【0094】
この際、移動処理の終了判定に用いる移動処理フラグflagを1にする。
また、表示位置の移動距離が大きいと判定されると、全体情報を強調し、レイアウトを把握しながら次の位置に移動するように、表示画像データ作成処理部1305である第一の実施の形態の表示画像データ作成装置のユーザ入力を制御する(S1405)。
【0095】
すなわち、制御部0708は、直接的または間接的に全体画像データ作成処理部0706、局所画像データ作成処理部0709および表示画像データ作成処理部0711を制御し、ディスプレイ装置1304に表示させる複数枚分の画像のデータを作成させる。前記複数枚数分の画像データは、その入力画像データにおける位置が、前述した(xposition0, yposition0)から(xposition, yposition)まで少しずつ異なるように、または、局所画像データと全体画像データの合成比率orateが少しずつ異なるように作成される。さらに、作成されるデータにおいては、全体情報と局所情報との視覚による認知の度合いも後述する効果が得られるように変えられている。作成されたデータは、制御部0708によって順次表示画像データバッファ0712を通じてディスプレイ装置1304に出力される。その際、制御部0708によって、後述する効果が得られるように、データの出力順序が決定され、1群のデータとして構成される。
【0096】
この際に、表示画像データ制御部1306は、ユーザ操作入力による移動を複数のステップに分割して、順次表示画像データ作成処理部1305にステップを渡すことにより、ディスプレイ装置1304に表示していく(S1406)。
【0097】
すなわち、表示画像データ制御部1306は、作成される画像の入力画像データにおける位置と、その画像のデータを作成するタイミング(本実施の形態の場合、そのタイミングとは全体画像データと局所画像データとを合成比率orateで表示するタイミングである)とを、表示画像データ作成処理部1305に渡す。表示画像データ作成処理部1305で作成された表示画像データは、直ちにディスプレイ装置1304に出力される。これにより、表示位置と全体画像データと局所画像データの合成比率を連続的、または段階的に変化させて表示することが可能となる。
【0098】
なお、この複数のステップ分割を行う際に移動処理フラグflagを0にし、最後のステップが表示画像データ作成処理部1305に渡される直前にflagを1にする。
【0099】
これにより、flagが1の時移動処理が終了したとし、(S1407)次のユーザの入力を受け付ける処理に戻る(S1402)。
【0100】
ここでの動作は、例えば表示位置(xposition0, yposition0)である状態(表示画像データは図6に示す)から、ユーザから、表示位置を(xposition, yposition)にする操作がなされた場合を説明する。
【0101】
まず、表示位置を(xposition0, yposition0)のまま変えずに、局所画像データと全体画像データの合成比率orateを複数ステップに分けて小さくしていき(例えば、0.05ずつ小さくしていき)、orateが所定の値orate_minまで小さくする。ここまでのステップで、表示画像データは、全体画像データの強調度合いが連続的にまたは段階的に増してくる。これにより全体のレイアウトと移動前の表示位置との関連をユーザに認識させることができる。次に、表示位置を実際に動かす。表示位置を(xposition0, yposition0)から、(xposition, yposition)まで、複数のステップで、連続的あるいは段階的に移動する。(例えば表示位置(xposition0, yposition0)と(xposition, yposition)を結ぶ直線上に設定し、かつユーザ指定した表示位置に距離を4ずつ近づける。)表示位置の変動を連続的あるいは段階的に行うことにより、レイアウトのどの位置からどの位置に表示位置が動いているのかをユーザに認識させることができる。
【0102】
次に、複数ステップに分けてorateを大きく(例えば、0.05ずつ大きく)していき、所定の値orate_maxで一連の移動処理を終える。このステップでは、表示画像データは、局所画像データの強調度合いが連続的にまたは段階的に増してくる。これにより全体のレイアウトと移動後の表示位置との関連をユーザに認識させることができる。
【0103】
orate_min=0,orate_max=0.8
のようにorate_minが0で、orate_maxが1でない場合、表示は図6から全体情報が次第に強くなり、図7のようになる。
【0104】
次に、図12のように複数のステップに分けて、位置を(xposition0, yposition0)から、(xposition, yposition)に移動する。
【0105】
この時点での表示は図13のようになる。その後、複数のステップに分けて、局所情報を次第に強く表示していき、図11のようになり全体情報を伴った移動処理が完了する。
【0106】
また、orate_min=0,orate_max=1
のようにorate_minが0で、orate_maxが1の場合、表示は図6から全体情報が次第に強くなり、図7のようになる。
【0107】
次に、図12のように複数のステップに分けて、位置を(xposition0, yposition0)から、(xposition, yposition)に移動する。
【0108】
この時点での表示は図13のようになる。その後、複数のステップに分けて、局所情報を次第に強く表示していき、図11を経て図14のようになり全体情報を伴った移動処理が完了する。
【0109】
また、orate_minが0より大きくかつorate_maxが1より小さい場合、全体情報を強調後の移動が局所情報と全体情報が常に表示されている状態で行われる。
【0110】
本実施の形態では、表示画像データ作成処理部1305である第一の実施の形態の表示画像データ作成装置0703と同一の構成からなる装置のユーザ入力を次のように制御した。
【0111】
「表示位置の移動距離を演算し、その大小を判定し、移動距離が大きいと判定されると、全体情報を強調し、レイアウトを把握しながら、次の位置に移動するようにする。」
しかし、文書データに対しては、表示画像データ作成処理部1305である第一の実施の形態の表示画像データ作成装置0703と同一の構成からなる装置のユーザ入力を次のように制御してもよい。
【0112】
「行末から行頭へ移動する時に全体情報を強調し、レイアウトを把握しながら、次の行頭位置に移動するようにする。」
また、現在の表示領域外の領域への移動のときに、全体情報を強調し、レイアウトを把握しながら次の位置に移動するように、表示画像データ作成処理部1305である第一の実施の形態の表示画像データ作成装置のユーザ入力を制御してもよい。
【0113】
また、第一の実施の形態の表示画像データ作成装置の局所画像データの全体画像データでの位置を明示する機能(枠や目印など)は用いた方が、より位置関係が明確になるが、用いても、用いなくてもどちらでもよい。ワープロ、テキストエディタ、ドローツール、地図等のあらゆる種類のドキュメントの表示に、それらを画像として扱うことで適用できるのは明らかである。
【0114】
また、フォント等のオブジェクトデータを含むドキュメントの拡大または縮小処理は、画像処理で行う必要はなく、ほぼ同等の解像度のフォント等のオブジェクトデータがあればそれを代替として用いてもかまわない。
【0115】
また、本実施の形態の表示画像データ制御装置1303は、パーソナルコンピュータ、携帯電話、PDA、電子ブック機器等の各種端末、各種家電製品に組み込んで用いることが出来る。
【0116】
また、本実施の形態の表示画像データ制御装置は、通信を用いてサーバとクライアントで処理することも可能である。例えば、入力画像データバッファ0705、全体画像データ作成処理部0706、制御部0708、局所画像データ作成処理部0709をサーバ側に、全体画像データバッファ0707、局所画像データバッファ0710、表示画像データ作成処理部0711、表示画像データバッファ0712をクライアント側で実現することにより、データ量の小さい全体画像データと局所画像データの通信で閲覧を行うことができるため、入力画像データをそのままダウンロードする方式と比べ、快適に閲覧することが出来る。
【0117】
以上のようにして、本実施の形態に係る発明の表示画像データ制御装置は、表示領域と全体を重ねて表示することが可能な方式で、表示領域が大きく変動する際に、全体を複数ステップで徐々に強調表示したのち、全体を強調表示した状態で表示領域を複数ステップで滑らかに移動させ、表示領域を複数ステップで徐々に強調する。
【0118】
すなわち、表示領域を大幅に変える場合に、複数ステップで連続的または段階的に変化させることで、ユーザがレイアウトを把握できなくなるのを防いでいる。これにより、ユーザは、レイアウトを自然に把握しながら閲覧することが可能となる。
【0119】
(第三の実施の形態)
第三の実施の形態の表示画像データ制御装置は、ユーザが表示領域の位置情報やレイアウト情報を把握しにくくなるような表示位置の移動を検出し、拡大、縮小処理を利用して、表示領域の切替時に連続的または、段階的に周辺情報を表示しながら、表示領域を移動する。これにより、ユーザが表示領域の位置情報やレイアウト情報を把握しにくくなる問題を解決している。
【0120】
本実施の形態では、局所画像データの全体画像データ内での位置を表示位置と呼ぶことにする。図15は、第三の実施の形態の表示画像データ制御装置の構成を表す図である。
【0121】
表示画像データ制御装置1803は画像入力装置1801より入力画像データとユーザ操作入力装置1802からユーザの操作情報を受け取り、表示画像データをディスプレイ装置1804に出力する。
【0122】
入力画像データバッファ1805は、画像入力装置1801から入力された入力画像データを格納する。
【0123】
制御部1806は、ユーザ操作入力装置1802から入力された情報を受け取り、表示画像データ作成条件を出力する。
【0124】
表示画像データ作成処理部1807は入力画像データバッファ1805から入力画像データと制御部1806から表示画像データ作成条件を受け取り表示画像データを出力する。
【0125】
また、表示画像データ作成処理部1807は、入力画像データの一部領域の縮尺を変えた表示画像データを作成することが可能なものであればよく、ここでは、一例として、第一の実施の形態の表示画像データ作成装置を表示画像データ作成処理部1807に用いることにする。第一の実施の形態で用いた用語や符号は本実施の形態でも同じ意味であるため、説明なしに用いる。なお、ここでは、第一の実施の形態の表示画像データ作成装置の局所画像データのうち、拡大、縮小に関する変数arate、表示位置に関する変数(xposition, yposition)のみを制御部1806での制御対象とする。また、本実施の形態では、局所画像データのみを表示するため、orateは1で固定にすることとする。また、orateが1であれば、局所画像データがそのまま表示画像データとなるため、本実施の形態では、局所画像データと表示画像データは同じ意味として用いる。表示画像データバッファ1808は、表示画像データ作成処理部1807から出力された表示画像データを格納する。
【0126】
入力画像データバッファ1805、表示画像データバッファ1808は、フラッシュメモリ、ハードディスク等のRAM(ランダムアクセスメモリ)によって、制御部1806、表示画像データ作成処理部1807は、たとえばそれぞれ独立した回路によって実現される。
【0127】
また、たとえばコンピュータ等の演算処理回路によって実現される仮想回路(すなわち、コンピュータがプログラムなどを実行することにより実現される仮想回路)とされてもよい。
【0128】
図16は第三の実施の形態の表示画像データ制御装置の処理の流れを示したものである。
【0129】
入力画像の横方向、縦方向の大きさをそれぞれXSIZE, YSIZEとする。
表示サイズの横方向、縦方向の大きさをそれぞれXDISPLAYSIZE, YDISPLAYSIZEとする。
【0130】
表示されている表示画像データの左上端点に対応する入力画像データでの座標を位置(xposition0, yposition0)とする。
【0131】
画像入力装置1801から入力画像データを受け取り、入力画像データバッファ1805に格納する(S1902)。
【0132】
制御部1806にて、ユーザからの入力検出を行う(S1903)。
ユーザからの入力が終了要求であった場合は終了する(S1904、S1912)。
【0133】
ユーザからの入力が終了要求でなかった場合、ユーザから表示要求があった位置(xposition, yposition)と現在表示位置(xposition0, yposition0)間の2乗距離distの演算を行う(S1905)。
【0134】
distの演算式は以下の通り。
dist=(xposition-xposition0)×(xposition-xposition0)+
(yposition-yposition0)×(yposition-yposition0)
なお、ここでは、2乗距離を用いたが、距離を用いてもかまわない。
【0135】
distがある一定の2乗距離dist_th(ここでは10000に設定した)より大きくなければ、移動距離は小さいと判定し、移動処理終了判定に用いる移動処理終了フラグflagを1に設定し、(S1906)ユーザから要求された表示位置の表示画像データを表示画像データ作成処理部1807で作成し、(S1908)作成された表示画像データを表示画像データバッファ1808に格納し、(S1909)ディスプレイ装置1804に表示画像データの内容が表示される(S1910)。
【0136】
その後、移動処理終了フラグflagが1であれば移動処理が終了したと判定する(S1911)。
【0137】
また、distがdist_thよりも大きければ、移動距離が大きいと判定し、(S1906)ユーザ操作入力による移動を拡大縮小を含めた複数のステップに分割して、表示画像データ作成処理部1807に順次渡し、(S1907)表示画像データ作成処理部1807にて表示画像データを作成し、(S1908)作成された表示画像データをディスプレイ装置に順次表示していく(S1910)。
【0138】
すなわち、制御部1806は、表示画像データ作成処理部1807を制御し、ディスプレイ装置1804に表示させる複数枚分の画像のデータを作成させる。その画像は、入力画像データにおける位置(xposition, yposition)または、縮尺arateが少しずつ異なるように作成される。作成されたデータは、制御部1806によって順次表示画像データバッファ1808を通じてディスプレイ装置1804に出力される。その際、制御部1806によって、後述する効果が得られるように、データの出力順序が決定され、1群のデータとして構成される。
【0139】
なお、制御部1806は最初のステップの情報を表示画像データ作成処理部1807に渡す前に、移動処理終了フラグflagを0に設定し、最後のステップの情報を表示画像データ作成処理部1807に渡す前に、移動処理終了フラグflagを1に設定する。
【0140】
移動処理終了フラグflagが1であれば、一連のステップ実行が終わったと判定し、移動処理が終了したと見なされる(S1911)。
【0141】
ここで、上の拡大縮小を含めた複数のステップを作成するロジックとその表示を例を挙げて説明する。
【0142】
図17に示す図は表示画像データ位置(xposition0, yposition0)を左上点とする領域Aとユーザが指定した移動先の表示画像データ位置(xposition, yposition)を左上点とする領域Bとの位置関係とそれぞれの領域を示している。図18は、表示画像データ位置(領域A)からユーザが指定した移動先の表示画像データ位置(領域B)まで、移動処理が行なわれる際に表示される画像領域の変化を説明する図である。
【0143】
まず、画像縮小変移図1601に示すように、表示画像データ領域の重心を可能な限り固定したまま、(固定したままでは、表示領域からはみ出す場合は、重心の移動が最も小さくなるようにする)表示領域を領域Aから、表示データが入力画像データ全体が表示されるまで、複数ステップに分けて表示画像データの領域を広く(ズームアウト)していく(例えば、arateを0.05ずつ小さくしていく)。このとき表示画像データは縮小されていく。その後、表示画像データは、移動先の表示画像データ領域Bまで複数ステップで表示画像データの領域を狭く(ズームイン)していく(例えば、arateを0.05ずつ大きくしていく)。このとき表示画像データは拡大されていく。
【0144】
また、ここで、上記領域Aから領域Bのもう一つの移動処理を説明する。画像縮小変移図19の、1701、1702および1703に示すように現在表示データの表示領域から表示領域を複数のステップで広くしていき(画像は縮小されていく)、入力画像データ全体が表示領域となる前に、表示領域の拡大を止め、次にその表示領域の大きさでユーザ指定位置を含む領域に複数のステップで移動し、画像拡大変移図のようにユーザが指定した移動先の表示画像データ領域Bまで、表示領域を複数ステップで狭くしていく(画像は拡大されていく)ようにしてもよい。
【0145】
また、拡大と縮小のステップを行わず、等倍のままでユーザ指定の位置まで複数ステップで移動するようにしてもかまわない。
【0146】
本実施の形態ではdistがdist_thよりも大きければ、移動距離が大きいと判定し、(S1906)ユーザ操作入力による移動を拡大縮小を含めた複数のステップに分割して、表示画像データ作成処理部1807に順次渡すことにより、ディスプレイ装置に順次表示していったが、文章データの閲覧などでは、行末から行頭へ移動する時または逆に行末から行頭へ移動する時にユーザ操作入力による移動を拡大縮小を含めた複数のステップに分割して、表示画像データ作成処理部1807に順次渡すことにより、ディスプレイ装置に順次表示していくように制御してもよい。
【0147】
ワープロ、テキストエディタ、ドローツール、地図等のあらゆる種類のドキュメントの表示に、それらを画像として扱うことで適用できるのは明らかである。
【0148】
また、フォント等のオブジェクトデータを含むドキュメントの拡大または縮小処理は、画像処理で行う必要はなく、ほぼ同等の解像度のフォント等のオブジェクトデータがあればそれを代替として用いてもかまわない。
【0149】
また、第一の実施の形態の表示画像データ作成装置の局所画像データの全体画像データでの位置を明示する機能(枠や目印など)は用いた方が、より位置関係が明確になるが、用いても、用いなくてもどちらでもよい。また、拡大縮小を伴った移動処理をする場合の各ステップで、移動前の表示位置と移動後の表示位置に相当する個所の両方または一方を枠等で分かるように表示してもよい。
【0150】
以上のようにして、本実施の形態に係る発明の表示画像データ制御装置は、表示領域が大きく離れる場合に、複数のステップに分けて滑らかにズームアウトして全体を表示し、また、全体から複数のステップに分けて滑らかに移動先の領域をズームインしていく。ユーザは連続的または段階的に変化する表示により、レイアウトを自然に把握しながら閲覧することが可能となる。
【0151】
すなわち、表示領域を大幅に変える場合に、複数ステップで連続的または段階的に変化させることで、ユーザがレイアウトを把握できなくなるのを防いでいる。これにより、ユーザは、レイアウトを自然に把握しながら閲覧することが可能となる。
【産業上の利用可能性】
【0152】
以上のように、この発明の表示画像データ制御装置、方法およびプログラムは、高解像度の情報を低解像度のディスプレイで、表示位置の位置情報やレイアウト情報を把握して閲覧することができる。また、表示位置の位置情報とレイアウト情報の把握しにくくなる移動を自動的に検出することにより、ユーザは簡単な操作で快適に閲覧することができる。その結果、表示装置の製造などに携わる業界に有利に適用することができる。
Claims (3)
- 画像データを表示サイズに縮小した全体画像データの作成を行う全体画像データ作成処理部と、
入力画像データの一部領域を切り取り、縮尺を変えた局所画像データを複数作成する局所画像データ作成処理部と、
前記全体画像データと前記局所画像データとを指定した強調度合いで重ね合わせ、表示画像データを作成する表示画像データ作成処理部と、
前記局所画像データ作成処理部が前記入力画像データから切り取る箇所および縮尺、ならびに前記全体画像データと前記局所画像データとの強調度合いを制御する表示データ制御部とを有し、
前記表示データ制御部は、前記局所画像データによる表示領域が任意の領域から前記任意の領域とは異なる領域に変更される際に、前記全体画像が強調されるように前記強調度合い制御し、その後、前記局所画像データ作成処理部は、前記任意の領域から前記異なる領域まで表示領域が連続するように局所画像データを作成し、その後、前記表示データ制御部は、前記局所画像データが強調されるように前記強調度合いを制御する、表示データ制御装置。 - 表示装置を用いて複数の画像を順次表示することにより、表示領域の変更を実現する表示データ制御方法において、
画像データを表示サイズに縮小した全体画像データの作成を行うステップと、
入力画像データの一部領域を切り取り、縮尺を変えた局所画像データを複数作成するステップと、
前記表示装置に画像を表示させるために、前記全体画像データと前記局所画像データとを指定した強調度合いで重ね合わせ、表示画像データを作成するステップと、
前記局所画像データ作成処理部が前記入力画像データから切り取る箇所および縮尺、ならびに前記全体画像データと前記局所画像データとの強調度合いを制御するステップとを備え、
前記表示データを作成するステップは、前記局所画像データによる表示領域が任意の領域から前記任意の領域とは異なる領域に変更される際に、前記全体画像が強調されるように前記強調度合いを制御するステップをさらに含み、
前記局所画像データを複数作成するステップは、前記全体画像が強調されるように前記表示装置が制御された後、前記任意の領域から前記異なる領域まで表示領域が連続するように前記局所画像データを作成するステップを含み、
前記表示データを作成するステップは、前記任意の領域から前記異なる領域まで表示領域が連続するように前記局所画像データが作成された後、前記局所画像データが強調されるように前記強調度合いを制御するステップをさらに含む、表示データ制御方法。 - 表示装置を用いて複数の画像を順次表示することにより、表示領域の変更を実現する表示データ制御装置を制御するプログラムであって、
画像データを表示サイズに縮小した全体画像データの作成を行うステップと、
入力画像データの一部領域を切り取り、縮尺を変えた局所画像データを複数作成するステップと、
前記表示装置に画像を表示させるために、前記全体画像データと前記局所画像データとを指定した強調度合いで重ね合わせ、表示画像データを作成するステップと、
前記局所画像データ作成処理部が前記入力画像データから切り取る箇所および縮尺、ならびに前記全体画像データと前記局所画像データとの強調度合いを制御するステップとを、前記表示データ制御装置に実行させ、
前記表示データを作成するステップは、前記局所画像データによる表示領域が任意の領域から前記任意の領域とは異なる領域に変更される際に、前記全体画像が強調されるように前記強調度合いを制御するステップをさらに含み、
前記局所画像データを複数作成するステップは、前記全体画像が強調されるように前記表示装置が制御された後、前記任意の領域から前記異なる領域まで表示領域が連続するように前記局所画像データを作成するステップをさらに含み、
前記表示データを作成するステップは、前記任意の領域から前記異なる領域まで表示領域が連続するように前記局所画像データが作成された後、前記局所画像データが強調されるように前記強調度合いを制御するステップをさらに含む、プログラム。
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