JP4558305B2 - プラント監視システム - Google Patents

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Description

この発明は、例えば水処理プラント等の被監視側のプラント状態の信号を通信回線を介して中央管理センタ−等の監視側の複数台の監視装置が夫々入手し、夫々異なるプラント
構成の複数の監視画面の中から選択された監視画面により被監視側の状態を表示するプラント監視システムに関するものである。
プラント等における被監視側の信号を通信回線を介して中央管理センタ−等の監視側の複数台の監視装置が夫々入手し、夫々複数の監視画面の中から選択された監視画面により被監視側の状態を表示する監視システムにおいて、監視装置自体の計算機機能のダウンや画面更新の遅延の防止対策は、例えば特開平3−128495号公報(特許文献1)等で提案されている。
3−128495号公報(第3図及びその説明)
プラント等の被監視側には通常は監視対象となる施設が複数存在する。一方、監視側には監視装置が複数台設けられ、監視装置では、プランと全体を監視したり、特定の施設を監視したり、同種の複数の施設を監視したりする。例えば、水処理プラントの場合には、被監視側には複数の浄水場やポンプ場があり、監視側の監視装置では複数の浄水場やポンプ場を含むプラント全体の構成図(監視画面)上に、プラント全体を構成する複数の浄水場やポンプ場の各機器の運転状態や水位等を示すアナログ量やアクション情報(動作、不動作、異常、正常などの各機器の動作状態の情報)を表示したり、
ポンプ場等の特定の施設の構成図(監視画面)上に、特定の施設を構成する複数の機器のアナログ量やアクション情報を表示したり、
複数の浄水場等の同種の複数の施設の構成図(監視画面)上に同種の複数の施設を構成する複数の機器のアナログ量やアクション情報を表示したり、
各種の構成図(監視画面)上に、アナログ量やアクション情報を表示する。
また、前記監視装置の表示画面に表示した前記構成図(監視画面)上に、前記施設を構成する複数の機器のアナログ量やアクション情報を表示するために、前記各監視装置は、それぞれ前記複数の被監視側の各施設から、前記施設を構成する複数の機器のアナログ量やアクション情報等の被監視側状態信号を、通信回線を介して入手する。
従って、監視側の各監視装置の何れもが、前記特定の施設の構成図(監視画面)上に、特定の施設の前記アナログ量やアクション情報を表示する場合は、前記通信回線を通る信号の量はそれ程多くはないが、例えば各監視装置の何れもが、プラント全体の構成図(監視画面)上に、プラント全体を構成する複数の浄水場やポンプ場の各機器の運転状態や水位等を示す前記アナログ量やアクション情報を表示する場合には、前記通信回線を通る信号の量は大量であり、通信負荷は極めて大きくなる。
このような被監視側の信号を通信回線を介して監視側の複数台の監視装置が夫々入手し夫々複数の監視画面の中から選択された監視画面により被監視側の状態を表示する監視システムにおいて、前記通信負荷を軽減する一方策として、例えば、プラント全体を構成する複数の浄水場やポンプ場の各機器の運転状態や水位等を示すアナログ量やアクション情報(動作、不動作、異常、正常などの各機器の動作状態の情報)を表示する監視装置を一の監視装置に特定し、特定されない他の監視装置で、プラント全体を構成する複数の浄水場やポンプ場の各機器の運転状態や水位等を示すアナログ量やアクション情報(動作、不動作、異常、正常などの各機器の動作状態の情報)を表示する場合以外の場合の表示をするようにすることも考えられる。
その場合は、例えば、プラント全体を構成する複数の浄水場やポンプ場の各機器の運転状態や水位等を示すアナログ量やアクション情報を表示する監視装置が何らかの原因で表示できなくなった場合には、プラント全体の監視が出来なくなる。また、特定された監視装置によるプラント全体の監視時に、例えば、特定されない他の監視装置の全ても同時に複数の浄水場等の同種の全ての施設の構成図(監視画面)上にアナログ量やアクション情報を表示している場合は、通信回線の負荷が過大になってしまう問題が生じる。
この発明はこのような実情に鑑みてなされたもので、被監視側のプラント状態の信号を通信回線を介して監視側の複数台の監視装置が夫々入手し夫々異なるプラント構成の複数の監視画面の中から選択された監視画面により被監視側の状態を表示するプラント監視システムにおいて、通信回線の負荷を小さくすることを目的とするものである。
この発明に係るプラント監視システムは、
複数の施設で構成されている被監視側のプラントの状態情報を通信回線を介して監視側の複数台の監視装置が夫々入手し夫々異なるプラント構成の複数の監視画面の中から選択された監視画面により被監視側の状態を表示するプラント監視システムであって、
前記各監視装置が夫々記憶装置を備え、
前記各監視装置の前記記憶装置には夫々同じ内容の監視画面情報のデータテーブル及び表示画面情報のデータテーブルが保存され、
前記各監視装置の前記記憶装置の前記監視画面情報のデータテーブルには、前記複数の監視画面の夫々に対応して同一画面同時表示枚数が設定され、
前記各監視装置の前記記憶装置の前記表示画面情報のデータテーブルには、前記各監視装置が夫々自己の表示している監視画面の情報を他の監視装置に通知することにより、前記各監視装置の夫々が表示している表示画面の情報が格納され、
前記各監視装置は、自己の前記記憶装置に保存されている前記監視画面情報のデータテーブルから表示しようとしている監視画面の同一画面同時表示枚数N1を取得すると共に、自己の前記記憶装置に保存されている前記表示画面情報のデ−タテ−ブルから表示しようとしている監視画面の表示枚数N2を取得して、N1≧N2+1(但し、+1は、当該監視装置において自身が表示しようとしている監視画面の表示枚数(1枚)を加えることを意味する)であるかどうか判定し、この判定の結果、前記N1≧N2+1が成立した場合は、当該監視装置は表示する監視画面の情報を前記他の監視装置に送信すると共に当該監視画面を自己の表示画面に表示すると共に当該監視画面に表示する前記被監視側の各部の状態情報を前記被監視側から前記通信回線を介して入手して当該監視画面上に表示し、前記N1≧N2+1が成立しなかった場合は、前記表示しようとしている監視画面の表示を行わず前記被監視側の各部の状態情報の前記通信回線を介した入手もしない
ことにより前記各監視装置が同一画面を同時に表示する同一画面同時表示枚数を所定数以内に抑制するものである。
この発明は、
複数の施設で構成されている被監視側のプラントの状態情報を通信回線を介して監視側の複数台の監視装置が夫々入手し夫々異なるプラント構成の複数の監視画面の中から選択された監視画面により被監視側の状態を表示するプラント監視システムであって、
前記各監視装置が夫々記憶装置を備え、
前記各監視装置の前記記憶装置には夫々同じ内容の監視画面情報のデータテーブル及び表示画面情報のデータテーブルが保存され、
前記各監視装置の前記記憶装置の前記監視画面情報のデータテーブルには、前記複数の監視画面の夫々に対応して同一画面同時表示枚数が設定され、
前記各監視装置の前記記憶装置の前記表示画面情報のデータテーブルには、前記各監視装置が夫々自己の表示している監視画面の情報を他の監視装置に通知することにより、前記各監視装置の夫々が表示している表示画面の情報が格納され、
前記各監視装置は、自己の前記記憶装置に保存されている前記監視画面情報のデータテーブルから表示しようとしている監視画面の同一画面同時表示枚数N1を取得すると共に、自己の前記記憶装置に保存されている前記表示画面情報のデ−タテ−ブルから表示しようとしている監視画面の表示枚数N2を取得して、N1≧N2+1(但し、+1は、当該監視装置において自身が表示しようとしている監視画面の表示枚数(1枚)を加えることを意味する)であるかどうか判定し、この判定の結果、前記N1≧N2+1が成立した場合は、当該監視装置は表示する監視画面の情報を前記他の監視装置に送信すると共に当該監視画面を自己の表示画面に表示すると共に当該監視画面に表示する前記被監視側の各部の状態情報を前記被監視側から前記通信回線を介して入手して当該監視画面上に表示し、前記N1≧N2+1が成立しなかった場合は、前記表示しようとしている監視画面の表示を行わず前記被監視側の各部の状態情報の前記通信回線を介した入手もしない
ことにより前記各監視装置が同一画面を同時に表示する同一画面同時表示枚数を所定数以内に抑制する
ので、被監視側のプラント状態の信号を通信回線を介して監視側の複数台の監視装置が夫々入手し夫々異なるプラント構成の複数の監視画面の中から選択された監視画面により被監視側の状態を表示するプラント監視システムにおける通信回線の負荷を小さくすることができる効果がある。
この発明の実施の形態の事例として、以下の実施の形態1〜実施の形態5の何れも水処理プラントにこの発明を適用した場合について説明する。
以下、この発明の実施の形態1を、図1及び図2によって説明する。図1はプラント監視システム全体の構成を示す図、図2はこの発明の実施の形態2の主要部の動作説明をするためのフロ−図である。
図1において、中央監視所などの監視側1は、遠隔地にあるプラント側などの被監視側2の状態信号S1を広域ネットワ−クなどの通信回線3を介して入手し被監視側2の状態を監視する。
前記中央監視所などの監視側1には、構内LAN等の伝送路11を介して接続されたパ−ソナルコンピュ−タなどの複数台の監視装置121,122,123が設置されている
。なお、前記監視装置121,122,123の台数は、説明を簡明にするため、3台のみ図示してあるが、実際にはプラントの規模にもよるが前記中央監視所などの監視側1には、各部署に複数台設置されるので、3台より可成り多い相当数の監視装置12n(図示せず)が存在する場合があり、逆に3台より少ない場合もある。
前記監視装置121,122,123の各記憶装置1211,1221,1231には、同じ内容の監視画面情報のデ−タテ−ブル12DT1および同じ内容の表示画面情報のデ−タテ−ブル12DT2が保存されている。尚、前記各監視装置121,122,123の、監視画面情報のデ−タテ−ブル12DT1の内容は同じであり、また表示画面情報のデ−タテ−ブル12DT2の内容は同じであるので、換言すれば、前記各監視装置121,122,123は、前記監視画面情報および前記表示画面情報を共用しているとも言える。
前記監視画面情報のデ−タテ−ブル12DT1には、図示のように、監視画面1、監視画面2、監視画面3、監視画面4、監視画面5の夫々に対応して同一画面同時表示枚数が設定されている。この同一画面同時表示枚数の設定は、前記各監視装置121,122,123が同一画面を同時に表示する同一画面同時表示枚数を所定数以内に抑制するために行われる。
具体的には、図において、前記監視画面1の同一画面同時表示枚数は2枚であるので、例えば、前記監視装置121で監視画面1を表示している場合には、残りの前記監視装置122,123のうち1台しか監視画面1を表示することが出来ないように同一画面の同時表示枚数を制限してある。同様に、図において前記監視画面2の同一画面同時表示枚数は1枚であるので、例えば、前記監視装置121で監視画面2を表示している場合には、残りの前記監視装置122,123は監視画面2を表示することが出来ないように同一画面の同時表示枚数を制限してある。以下同様に、前記監視画面3、監視画面4、監視画面5の各々の同一画面同時表示枚数も前述の同一画面の同時表示枚数を所定数以内に抑制するための枚数である。
前記監視画面情報のデ−タテ−ブル12DT2には、図示のように、前記監視装置121、監視装置122、監視装置123の夫々に対応して、夫々が表示している表示画面の情報が格納されている。この表示画面情報の前記監視装置121、監視装置122、監視装置123の夫々に対応した格納は、前記監視側1における全監視装置121,122,123が表示している監視画面の枚数を各監視装置121,122,123が把握できるようにするために、各監視装置121,122,123が夫々自己の表示している監視画面の情報を他の全ての監視装置に通知することにより行われる。なお、このように各監視装置121,122,123が夫々自己の表示している監視画面の情報を他の全ての監視装置に通知し、相互に他の監視装置が保有する情報を見えるようにすることは当該情報を透過するともいう。
具体的には、図において、前記監視装置121が表示している表示画面は、3つの監視画面、即ち監視画面1,監視画面2,監視画面4であり、前記監視装置122が表示している表示画面は、2つの監視画面、即ち監視画面3,監視画面4であり、前記監視装置123が表示している表示画面は、1つの監視画面、即ち監視画面1である。
このデ−タテ−ブル12DT2から、全監視装置121,122,123が表示している監視画面の枚数は、監視画面1が2枚、監視画面2が1枚、監視画面3が1枚、監視画面4が2枚、監視画面5が0枚であることを、前記監視装置121,122,123は夫々把握できる。
前記監視画面1、監視画面2、監視画面3、監視画面4、監視画面5がどのようなものであるかについては、後述する。
前記遠隔地にあるプラント側などの被監視側2には、監視対象の例えば浄水場等の施設A21、監視対象の例えばポンプ場等の施設B22、監視対象の例えば浄水場等の施設C23がある。なお、前記監視対象の施設A21,B22,C23の数は3つのみ図示してあるが、実際にはプラントの規模にもよるが前記被監視側2には、3つより多くの施設N2n(図示せず)が存在する。
前記施設A21には、コントロ−ラ2111,2112,2113,2114に、制御バス212を介して接続されたサ−バ213、およびパ−ソナルコンピュ−タなどの監視装置214が設置されている。なお、前記コントロ−ラ2111,2112,2113,2114の台数は、4台のみ図示してあるが、実際にはプラントの規模にもよるが4台より多い相当数のコントロ−ラ211n(図示せず)が存在する場合があり、逆に4台より少ない場合もある。
前記コントロ−ラ2111,2112,2113,2114は、例えば各水量調節バルブ等を制御したり、各水量調節バルブの開度、浄水槽の水位などの施設A21のプラントの状態等の被監視側2の状態のアナログ量を収集したり、施設A21のプラントの各種異常等を検出したりする。
前記サ−バ213は、前記コントロ−ラ2111,2112,2113,2114が収集した施設A21のプラントの状態等の被監視側2の状態のアナログ量や異常情報を保存するものである。
前記監視装置214は、前記サ−バ213に保存されているアナログ量や異常情報等により施設A21のプラントの状態を監視したり、前記コントロ−ラ2111,2112,2113,2114の設定値を変更したり、前記コントロ−ラ2111,2112,2113,2114に対して上位の運転指令を与えたりするものである。
前記施設B22には、コントロ−ラ2211,2212,2213,2214に、制御バス222を介して接続されたサ−バ223、およびパ−ソナルコンピュ−タなどの監視装置224が設置されている。なお、前記コントロ−ラ2211,2212,2213,2214の台数は、4台のみ図示してあるが、実際にはプラントの規模にもよるが4台より多い相当数のコントロ−ラ221n(図示せず)が存在する場合があり、逆に4台より少ない場合もある。
前記コントロ−ラ2211,2212,2213,2214は、例えば各ポンプ等を制御したり、各ポンプの水量などの施設B22のプラントの状態等の被監視側2の状態のアナログ量を収集したり、施設B22のプラントの各種異常等を検出したりする。
前記サ−バ223は、前記コントロ−ラ2211,2212,2213,2214が収集した施設B22のプラントの状態等の被監視側2の状態のアナログ量や異常情報を保存するものである。
前記監視装置224は、前記サ−バ223に保存されているアナログ量や異常情報等により施設B22のプラントの状態を監視したり、前記コントロ−ラ2211,2212,2213,2214の設定値を変更したり、前記コントロ−ラ2211,2212,2213,2214に対して上位の運転指令を与えたりするものである。
前記施設C23には、コントロ−ラ2311,2312,2313,2314に、制御バス232を介して接続されたサ−バ233、およびパ−ソナルコンプ−タなどの監視装置234が設置されている。なお、前記コントロ−ラ2311,2312,2313,2314の台数は、4台のみ図示してあるが、実際にはプラントの規模にもよるが4台より多い相当数のコントロ−ラ231n(図示せず)が存在する場合があり、逆に4台より少ない場合もある。
前記コントロ−ラ2311,2312,2313,2314は、例えば各水量調節バルブ等を制御したり、各水量調節バルブの開度、浄水槽の水位などの施設C23のプラントの状態等の被監視側2の状態のアナログ量を収集したり、施設C23のプラントの各種異常等を検出したりする。
前記サ−バ233は、前記コントロ−ラ2311,2312,2313,2314が収集した施設C23のプラントの状態等の被監視側2の状態のアナログ量や異常情報を保存するものである。
前記監視装置234は、前記サ−バ233に保存されているアナログ量や異常情報等により施設C23のプラントの状態を監視したり、前記コントロ−ラ2311,2312,2313,2314の設定値を変更したり、前記コントロ−ラ2311,2312,2313,2314に対して上位の運転指令を与えたりするものである。
なお、前記監視画面情報のデ−タテ−ブル12DT1および前記表示画面情報のデ−タテ−ブル12DT2における前記監視画面1は、例えば、前記施設A21に対応するプラントの構成図と前記施設B22に対応するプラントの構成図とを一画面に表示する画面である。
また、前記デ−タテ−ブル12DT1および前記デ−タテ−ブル12DT2における前記監視画面2は、例えば、前記施設A21に対応するプラントの構成図と前記施設B22に対応するプラントの構成図と前記施設C23に対応するプラントの構成図とを一画面に表示する画面である。この監視画面2は、プラント全体の構成図を一画面に表示する画面であるので、そのデ−タ量は最も多い。従って、同一画面を同時に表示できる同一画面同時表示枚数は最も少ない「1」としてある。
また、前記デ−タテ−ブル12DT1および前記デ−タテ−ブル12DT2における前記監視画面3は、例えば、前記施設C23に対応するプラントの構成図と前記施設B22に対応するプラントの構成図とを一画面に表示する画面である。
また、前記デ−タテ−ブル12DT1および前記デ−タテ−ブル12DT2における前記監視画面4は、例えば、前記施設A21に対応するプラントの構成図を一画面に表示する画面である。この監視画面4は、前記監視画面1〜3に比べ、そのデ−タ量は少ない。従って、同一画面を同時に表示できる同一画面同時表示枚数は最も多い「3」としてある。
また、前記デ−タテ−ブル12DT1および前記デ−タテ−ブル12DT2における前記監視画面5は、例えば、前記施設C23に対応するプラントの構成図を一画面に表示する画面である。この監視画面5は、前記監視画面1〜3に比べ、そのデ−タ量は少ない。従って、同一画面を同時に表示できる同一画面同時表示枚数は最も多い「3」としてある。
次に、前述のプラント監視システムの主要動作について、図2により、図1を参照しながら説明する。
監視側1の例えば監視装置121(図1参照)において、監視画面を表示するための操作が行われた場合(ステップST21)、監視装置121は、自己の記憶装置1211(図1参照)に保存されている監視画面情報のデ−タテ−ブル12DT1(図1参照)から、表示しようとしている監視画面の同一画面同時表示枚数を取得する(ステップST22)。
また、監視装置121は、自己の記憶装置1211に保存されている表示画面情報のデ−タテ−ブル12DT2(図1参照)から、表示しようとしている監視画面の表示枚数を取得する(ステップST23)。
次いで、監視装置121は、ステップST22の同一画面同時表示枚数N1と、ステップST23の表示枚数N2とを比較した結果、N1≧N2+1であるかどうか判定する(ステップST24)。なお、N1≧N2+1における+1は、監視装置121において自身が表示しようとしている監視画面の表示枚数(1枚)を加えることを意味する。
前記ステップST24において、N1≧N2+1が成立した場合は、監視装置121は、表示する監視画面の情報を、他の監視装置122,123(図1参照)に送信する(ステップST25)と共に、当該監視画面を自己の表示画面に表示する(ステップST26)。
なお、図示してないが、N1≧N2+1が成立した場合は、当該監視装置121は、表示する監視画面に表示するプラント各部(被監視側2の各部)の状態情報を被監視側2(図1参照)のサ−バ213,223,233(図1参照)から通信回線3(図1参照)を介して入手し、当該監視画面上に表示する。
前述の監視画面およびプラント各部(被監視側2の各部)の状態情報の監視画面上への表示が行われると、前記監視画面を表示するための操作に基づく前記監視装置121の表示動作は終了する(ステップST27)。
前記ステップST24において、N1≧N2+1が成立しなかった場合は、前記監視装置121は、前記表示しようとしている監視画面の表示を行わない。即ち、同一画面同時表示枚数が所定数以内に抑制される。また、図示してないが、N1≧N2+1が成立しなかった場合は、当該監視装置は、表示する監視画面に表示するプラント各部(被監視側2の各部)の状態情報を被監視側2のサ−バ213,223,233から通信回線3を介して入手することはしない。
また、例えば監視装置123(図1参照)において、監視画面を表示するための操作が行われた場合(ステップST21)、監視装置123は、自己の記憶装置1231(図1参照)に保存されている監視画面情報のデ−タテ−ブル12DT1(図1参照)から、表示しようとしている監視画面の同一画面同時表示枚数を取得する(ステップST22)。
また、監視装置123は、自己の記憶装置1231に保存されている表示画面情報のデ−タテ−ブル12DT2(図1参照)から、表示しようとしている監視画面の表示枚数を取得する(ステップST23)。
次いで、監視装置123は、ステップST22の同一画面同時表示枚数N1と、ステップST23の表示枚数N2とを比較した結果、N1≧N2+1であるかどうか判定する(ステップST24)。なお、N1≧N2+1における+1は、監視装置123において自身が表示しようとしている監視画面の表示枚数(1枚)を加えることを意味する。
前記ステップST24において、N1≧N2+1が成立した場合は、監視装置123は、表示する監視画面の情報を、他の監視装置121,122(図1参照)に送信する(ステップST25)と共に、当該監視画面を自己の表示画面に表示する(ステップST26)。
なお、図示してないが、N1≧N2+1が成立した場合は、当該監視装置123は、表示する監視画面に表示するプラント各部(被監視側2の各部)の状態情報を被監視側2(図1参照)のサ−バ213,223,233(図1参照)から通信回線3(図1参照)を介して入手し、当該監視画面上に表示する。
前述の監視画面およびプラント各部(被監視側2の各部)の状態情報の監視画面上への表示が行われると、前記監視画面を表示するための操作に基づく前記監視装置123の表示動作は終了する(ステップST27)。
前記ステップST24において、N1≧N2+1が成立しなかった場合は、前記監視装置123は、前記表示しようとしている監視画面の表示を行わない。即ち、同一画面同時表示枚数が所定数以内に抑制される。また、図示してないが、N1≧N2+1が成立しなかった場合は、当該監視装置は、表示する監視画面に表示するプラント各部(被監視側2の各部)の状態情報を被監視側2のサ−バ213,223,233から通信回線3を介して入手することはしない。
監視装置122も、前述の監視装置121および監視装置123の各動作と同様に動作する。
具体的には、図1において、例えば、監視装置121が、監視画面1,監視画面2,監視画面4以外に監視画面3も表示するように操作されると、当該監視装置121は、自己の保存している監視画面情報のデ−タテ−ブル12DT1と表示画面情報のデ−タテ−ブル12DT1とを照合する。この照合の結果、デ−タテ−ブル12DT1における監視画面3の同一画面同時表示枚数が2であり、また、デ−タテ−ブル12DT2における全監視装置121,122,123に表示されている監視画面3の枚数が1(監視装置122のみで表示している)であることから、即ち前記N1≧N2+1が成立するので、当該監視装置121には、当該監視画面3の表示が行われ、併せて、当該監視画面3に対応するプラント各部(被監視側2の各部)の状態情報が当該監視画面3上に表示される。
なお、前記監視画面1上には当該監視画面1に対応するプラント各部(被監視側2の各部)の状態情報が表示され、前記監視画面2上には当該監視画面2に対応するプラント各部(被監視側2の各部)の状態情報が表示され、前記監視画面4上には当該監視画面4に対応するプラント各部(被監視側2の各部)の状態情報が表示される。また、前記監視画面1、監視画面2、監視画面3、監視画面4は、一画面上に択一的に表示されるが、監視領域が最も広い監視画面2は最も大きな画面とし、監視領域の最も狭い監視画面4は最も小さな画面として、前記監視画面1、監視画面2、監視画面3、監視画面4の全部を一画面上に表示してもよい。
また、図1において、例えば、前記監視装置123が監視画面1以外に監視画面2も表示するように操作されると、前記監視装置123は、自己の保存している監視画面情報のデ−タテ−ブル12DT1と表示画面情報のデ−タテ−ブル12DT1とを照合する。この照合の結果、デ−タテ−ブル12DT1における監視画面2の同一画面同時表示枚数が1であり、また、デ−タテ−ブル12DT2における全監視装置121,122,123に表示されている監視画面2の枚数が1(監視装置121で表示している)であることから、即ち前記N1≧N2+1が成立しないので、当該監視装置123には、当該監視画面2の表示は行われない。なお、当該監視画面2の表示が行われない場合は、「監視画面2は監視装置121で表示中」等の旨を画面に表示し、即ち他の監視装置で表示中である旨を画面に表示(図示は省略してある)し、操作員に当該監視画面2の表示が行われない理由を把握できるようにしてある。
また、同様に、例えばプラント全体を管理する部門が監視装置124(図示は省略してある)を操作して監視画面1,監視画面2,監視画面3,監視画面4,監視画面5の全てを表示しようとした場合は、監視画面情報のデ−タテ−ブル12DT1と表示画面情報のデ−タテ−ブル12DT2とを照合し、監視画面1については監視装置121と監視装置123とが表示中であり既に制限枚数2(同一画面同時表示枚数2)に達しているので当該監視装置124(図示は省略してある)での表示は行われない。同様に、監視画面2については監視装置121で表示中であり既に制限枚数1(同一画面同時表示枚数1)に達しているので当該監視装置124(図示は省略してある)での表示は行われない。監視画面3については監視装置122が表示しているのみであり制限枚数2(同一画面同時表示枚数2)に達していないので当該監視装置124(図示は省略してある)での表示は行われ、当該監視画面3に対応するプラント各部(被監視側2の各部)の状態情報も当該監視画面3上に表示される。同様に、監視画面4については監視装置121,122が表示しているのみであり制限枚数3(同一画面同時表示枚数3)に達していないので当該監視装置124(図示は省略してある)での表示は行われ、当該監視画面4に対応するプラント各部(被監視側2の各部)の状態情報も当該監視画面4上に表示される。表示画面5については監視装置121,122,123の何れも表示しておらず制限枚数3(同一画面同時表示枚数3)に達していないので当該監視装置124(図示は省略してある)での表示は行われ、当該監視画面5に対応するプラント各部(被監視側2の各部)の状態情報も当該監視画面5上に表示される。なお、監視画面1および監視画面2の表示が、他の監視装置で表示中であり制限枚数(同一画面同時表示枚数)の関係で行われないので、「監視画面1および監視画面2は他の監視装置で表示中」等の旨が画面に表示される。
この発明の実施の形態1は、前述のように構成され、前述のように動作するので、概念的には、被監視側2の信号を通信回線3を介して監視側1の複数台の監視装置121,122,123,・・・12nが夫々入手し夫々複数の監視画面の中から選択された監視画面により被監視側2の状態を表示するプラント監視システムにおいて、前記各監視装置121,122,123,・・・12nが同一画面を同時に表示する同一画面同時表示枚数を所定数以内に抑制するプラント監視システムであると言える。
また、前述のこの発明の実施の形態1の概念を換言すると、監視側1の監視装置121,122,123,・・・12nにどの監視画面を表示しているかの情報を複数の監視装置121,122,123,・・12nで透過し、複数の監視装置121,122,123,・・・12n間で同時に表示する同一監視画面の枚数を監視画面毎に所定数以内に抑制することにより、通信回線3の通信負荷を軽減しつつ通信負荷を増加させる監視画面(被監視側の施設を表示する領域が広い監視画面)の表示を抑制する機能を備えた通信回線利用のプラント監視システムであるとも言える。
前述のこの発明の実施の形態1のプラント監視システムは、その監視装置121,122,123,・・・12nが例えば無人の施設(例えば施設n2n(図示せず))の各種機器を遠隔制御したり前述の各施設A21,施設B22,施設C23を最上位の制御機能として制御したりする場合もあるので、その場合はプラント監視制御システムでもあると言える。
この発明の実施の形態1においては、前述のように、被監視側2の信号を通信回線3を介して監視側1の複数台の監視装置、即ち監視装置121,122,123,・・12n、が夫々入手し夫々複数の監視画面、即ち監視画面1,監視画面2,監視画面3,監視画面4,監視画面5、の中から選択された監視画面により被監視側2の状態を表示する監視システムにおいて、前記各監視装置121,122,123,・・・12nが同一画面を同時に表示する同一画面同時表示枚数が所定数、即ち監視画面1は同一画面同時表示枚数が所定数の2、監視画面2は同一画面同時表示枚数が所定数の1、監視画面3は同一画面同時表示枚数が所定数の2、監視画面4は同一画面同時表示枚数が所定数の3、監視画面5は同一画面同時表示枚数が所定数の3、に制限されているので、それら監視画面上に表示される対応プラントの各部(被監視側2の各部)の状態情報の量も制限され、前記被監視側2のサ−バ213,223,233から前記監視側の監視装置121,122,123,・・12nに読み出される対応プラントの各部(被監視側2の各部)の状態情報が前記通信回線3を通る量が減り、前記通信回線3の通信負荷は軽減される。
また、前記監視画面1,監視画面2,監視画面3,監視画面4,監視画面5の枚数は、監視領域が最も広い、即ち対応プラントの各部(被監視側2の各部)の状態情報の量が最も多い監視画面2の所定枚数を1と最も小さくしてあるので、また、対応プラントの各部(被監視側2の各部)の状態情報の量が最も少ない監視画面4,監視画面5の所定枚数を3と最も大きくしてあるので、通信回線3の通信負荷を増加させずに監視画面の表示を行わせることが可能となる。また、監視装置121,122,123の何れかが故障しても、故障していない他の監視装置121,122,123により、プラント全体を対象とする監視画面を表示することが可能となる。これに対し、従来のプラント監視システムでは、前述のように、プラント全体を対象とする監視画面を表示する監視装置は特定されており、特定されていない監視装置ではプラント全体を対象とする監視画面を表示することは出来ないので、当該特定された監視装置が故障した場合は、プラント全体を対象とする監視画面(当該監視画面上に表示される被監視側の状態情報の量は最も多い)は表示することが出来ないうえ、プラント全体を対象とする監視画面を見たい場合は、前記特定された監視装置が在る場所まで、監視員が移動しなければならない。
実施の形態2.
以下この発明の実施の形態2を、図3及び図4によって説明する。図3はプラント監視システム全体の構成を示す図、図4はこの発明の実施の形態2の主要部の動作説明をするためのフロ−図である。なお、図3において、前述の図1と同一または相当部分には同一符号を付してある。また、図3についての以下の説明は、図1と同一または相当部分については割愛し、主として、図1と異なる部分について説明する。
この発明の実施の形態2は、図3に示すように、監視装置121の監視画面情報のデ−タテ−ブル12DT3に、各監視画面に対応している施設毎の当該施設の状態情報である信号の数を各監視画面1,監視画面2,監視画面4,監視画面5に対応して登録してある。この登録されている信号数は以下「登録信号数」と記す。なお、通常は施設毎に表示する信号(当該施設の各部の水位や温度などのアナログ量や「開」「閉」「ON」「OFF」などのアクション情報)は決まっているので、前記登録信号数は容易に設定できる。
前記デ−タテ−ブル12DT3は、前述の図1における監視画面情報のデ−タテ−ブル12DT1に追加したものであってもよく、また、当該デ−タテ−ブル12DT1とは別に設けたものであってもよい。
この発明の実施の形態2では、図3に示すように、更に、最大信号表示数のデ−タテ−ブル12DT4を設けてある。この最大信号表示数のデ−タテ−ブル12DT4は、各施設(即ち、施設A21,施設B22,施設C23)毎に、各信号(即ち、この実施の形態では信号X,信号Yと例示してある)を所定数以内に抑制する最大信号表示数を設定してあるものである。
次に、前述のプラント監視システムの主要動作について、図4により、図3を参照しながら説明する。
監視側1の例えば監視装置121(図3参照)において、監視画面を表示するための操作が行われた場合(ステップST41)、デ−タテ−ブル12DT2(図3参照)に保存されている表示画面情報及びデ−タテ−ブル12DT3(図3参照)に保存されている監視画面情報から、表示している監視画面の施設毎の信号数を計算して取得する(ステップST42)。
次に、監視装置121は、前記ステップST42で取得した値に、自己の監視装置121で表示しようとしている監視画面の施設毎の信号数を追加する(ステップST43)。
次いで、監視装置121は、前記ステップST43で計算した施設毎の信号数が何れも、デ−タテ−ブル12DT4(図3参照)に保存されている最大信号表示数以内であるかどうか判定する(ステップST44)。
前記ステップST44における判定の結果、前記ステップST43で計算した施設毎の信号数が何れも前記最大信号表示数以内である場合は、監視装置121は、表示する信号情報を、他の監視装置122,123(図3参照)に送信する(ステップST45)と共に、自己の表示画面に表示する(ステップST46)。
なお、図示してないが、前記ステップST44における判定の結果、前記ステップST43で計算した施設毎の信号数が何れも前記最大信号表示数以内である場合は、当該監視装置121は、表示する監視画面に表示するプラント各部(被監視側2の各部)の状態情報の信号を被監視側2(図3参照)のサ−バ213,223,233(図3参照)から通信回線3(図3参照)を介して入手し、当該監視画面上に表示する。
前述の監視画面およびプラント各部(被監視側2の各部)の状態情報信号の監視画面上への表示が行われると、前記監視画面を表示するための操作に基づく前記監視装置121の表示動作は終了する(ステップST47)。
前記ステップST44における判定の結果、前記ステップST43で計算した施設毎の信号数の何れかが前記最大信号表示数を超えた場合は、前記監視装置121は、前記表示しようとしている監視画面の表示を行わない。即ち、同一信号を同時に表示する信号数が所定数以内に抑制される。
なお、監視装置122および監視装置123も、前述の監視装置121の動作と同じ動作をする。
具体的には、図3において、例えば、監視装置121が、表示画面情報のデ−タテ−ブル12DT2における現在の表示画面情報(即ち、監視画面1,監視画面2,監視画面4)以外に、監視画面3も表示するように操作されると、監視装置121は、デ−タテ−ブル12DT3に登録されている監視画面1,監視画面2,監視画面4の登録信号数の合計に、監視画面情報のデ−タテ−ブル12DT3に登録されている監視画面3の登録信号数を加算する。
この加算の結果、施設A21については、
信号Xの登録信号数の合計は(50+100+100)+200=450となり、
信号Yの登録信号数の合計は(60+120+80)+340=600となる。
また、前記加算の結果、施設B22については、
信号Xの登録信号数の合計は(30+60+0)+0=90となり、
信号Yの登録信号数の合計は(20+40+0)+0=60となる。
また、前記加算の結果、また、施設C23については、
信号Xの登録信号数の合計は、(40+60+0)+0=100となり、
信号Yの登録信号数の合計は、(50+100+0)+0=150となる。
一方、最大信号表示数のデ−タテ−ブル12DT4に設定されている最大信号表示数は、 施設A21については、
信号Xの場合は400であり、
信号Yの場合は600である。
施設B22については、
信号Xの場合は200であり、
信号Yの場合は300である。
施設C23については、
信号Xの場合は100であり、
信号Yの場合は200である。
従って、施設A21については、
信号Xは、合計値450が最大信号表示数400を超えることになり、
信号Yは、合計値600が最大信号表示数600以内である。
また、施設B22については、
信号Xは、合計値90が最大信号表示数200以内であり、
信号Yも、合計値60が最大信号表示数300以内である。
また、施設C23については、
信号Xは、合計値100が最大信号表示数100以内であり、
信号Yも、合計値150が最大信号表示数200以内である。
前述のように、監視装置121が、表示画面情報のデ−タテ−ブル12DT2における現在の表示画面情報(即ち、監視画面1,監視画面2,監視画面4)以外に、監視画面3を追加表示するように操作されると、施設A21については、信号Xは、合計値450が最大信号表示数400を超えることになるので、監視画面3は表示されない。また、監視装置121は、監視画面3に対応する被監視側2からその状態情報を読み出すことはしない。従って、通信回線3の通信負荷は増加することなく所定範囲内に抑えることができる。なお、当該監視画面3の表示が行われない場合は、「施設A21の信号Xの合計値が最大信号表示数を超えている」等の旨を画面に表示(図示は省略してある)し、操作員に当該監視画面2の表示が行われない理由を把握できるようにしてある。
なお、前述の図1及び図2に例示したこの発明の実施の形態1の場合は、前述のように、監視装置121が、監視画面1,監視画面2,監視画面4以外に監視画面3も表示するように操作されると、当該監視装置121は、自己の保存している監視画面情報のデ−タテ−ブル12DT1と表示画面情報のデ−タテ−ブル12DT1とを照合する。この照合の結果、デ−タテ−ブル12DT1における監視画面3の同一画面同時表示枚数が2であり、また、デ−タテ−ブル12DT2における全監視装置121,122,123に表示されている監視画面3の枚数が1(監視装置122のみで表示している)であることから、即ち前記N1≧N2+1が成立するので、当該監視装置121には、当該監視画面3の表示が行われ、併せて、当該監視画面3に対応するプラント各部(被監視側2の各部)の状態情報が当該監視画面3上に表示される。
これに対し、図3及び図4に例示したこの発明の実施の形態2の場合は、前述のように、監視装置121が、監視画面1,監視画面2,監視画面4以外に監視画面3も表示するように操作されると、施設A21については、信号Xは、合計値450が最大信号表示数400を超えることになるので、監視画面3は表示されない。また、監視装置121は、監視画面3に対応する被監視側2からその状態情報を読み出すことはしない。
つまり、図3及び図4に例示したこの発明の実施の形態2の方が、前述の図1及び図2に例示したこの発明の実施の形態1より、通信回線の通信負荷を所定内に綿密に抑制できる。
また、この発明の実施の形態2によれば、各施設(即ち、施設A21,施設B22,施設C23)と各監視装置(即ち、監視装置121,監視装置122,監視装置123)とを接続する通信回線の種類により、特定の施設との通信回線の通信負荷を小さくする必要がある場合、最大信号表示数のデ−タテ−ブル12DT4における当該特定施設の最大信号表示数を小さな値に設定することにより対応することができる。
なお、プラント等の被監視側2の規模が大きい場合は、施設の数も多く、通信回線も古い通信回線や新しい通信回線、通信プロトコルも含め高機能の通信回線や低機能の通信回線が混在する場合が混在する場合もある。このような場合は、前述のこの発明の実施の形態1およびこの発明の実施の形態2の双方を使用することにより、柔軟に対応できる。
実施の形態3.
以下この発明の実施の形態3を、図5及び図6によって説明する。図5はプラント監視システム全体の構成を示す図、図6はこの発明の実施の形態3の主要部の動作説明をするためのフロ−図である。なお、図5において、前述の図1及び図3と同一または相当部分には同一符号を付してある。また、図5及び図6についての以下の説明は、図1〜図4と同一または相当部分については割愛し、主として、図1〜図4と異なる部分について説明する。
この発明の実施の形態3は、前述のこの発明の実施の形態2に、動的に表示信号を変更する機能を追加する場合の事例である。なお、以下に記載のこの発明の実施の形態3の事例は、前記追加機能についてのみ例示する。
プラント等の被監視側の状態を監視する場合、前述の監視画面に表示される各種信号の中には、必要に応じて変更できる方が好ましいものもある。この発明の実施の形態3は、このような変更可能な信号に対して、動的に表示信号を変更する場合に、当該変更に所定の制限を行う事例である。
即ち、この発明の実施の形態3は、前述の実施の形態2に、図3に示すような変更可能な信号を対象とした表示画面情報のデ−タテ−ブル12DT5および変更可能な信号を対象とした最大信号表示数のデ−タテ−ブル12DT6を追加するものである。
前記表示画面情報のデ−タテ−ブル12DT5は、図示のように、各監視装置(即ち、監視装置1,監視装置2,監視装置3)毎に、表示中および表示しようとしている各表示画面(即ち、表示画面1,表示画面2,表示画面3,表示画面4)に表示中および表示しようとしている変更可能な信号(即ち信号x,信号y)の数を各施設(即ち、施設A21,施設B22,施設C23)に対応して格納してあるものである。
なお、このデ−タテ−ブル12DT5への前記表示中および表示しようとしている変更可能な信号(即ち信号x,信号y)の数の格納は、前述のこの発明の実施の形態1と同様に、表示中および表示しようとしている変更可能な信号(即ち信号x,信号y)を、各監視装置(即ち、監視装置1,監視装置2,監視装置3)間で透過することにより行われる。
前記最大信号表示数のデ−タテ−ブル12DT6は、図示のように、各施設(即ち、施設A21,施設B22,施設C23)毎に、変更可能な各信号(即ち、信号x,信号y)を所定数以内に抑制する最大信号表示数を設定してあるものである。
なお、前記表示画面情報のデ−タテ−ブル12DT5は、前述の図3における前記表示画面情報のデ−タテ−ブル12DT2に追加したものであってもよく、また、当該デ−タテ−ブル12DT2とは別に設けたものであってもよい。同様に、前記最大信号表示数のデ−タテ−ブル12DT6は、前述の図3における前記最大信号表示数のデ−タテ−ブル12DT4に追加したものであってもよく、また、当該デ−タテ−ブル12DT4とは別に設けたものであってもよい。
次に、前述のプラント監視システムの主要動作について、図6により、図5を参照しながら説明する。
監視側1の例えば監視装置121(図5参照)において、表示する信号の変更操作が行われた場合(ステップST61)、デ−タテ−ブル12DT5(図5参照)に保存されている画面情報および表示信号情報から、表示している監視画面の施設毎の信号数を計算して取得する(ステップST62)。
次に、監視装置121は、前記ステップST62で取得した値に、自己の監視装置121で表示しようとしている監視画面の施設毎の信号数を追加する(ステップST63)。
次いで、監視装置121は、前記ステップST63で計算した施設毎の信号数が何れも、デ−タテ−ブル12DT4(図5参照)に保存されている最大信号表示数以内であるかどうか判定する(ステップST64)。
前記ステップST64における判定の結果、前記ステップST63で計算した施設毎の信号数が何れも前記最大信号表示数以内である場合は、監視装置121は、表示する信号情報を、他の監視装置122,123(図3参照)に送信する(ステップST65)と共に、自己の表示画面に表示する信号の変更を行う(ステップST66)。
前述の自己の表示画面に表示する信号の変更が行われると、表示する信号を変更するための操作に基づく前記監視装置121の信号変更の動作は終了する(ステップST67)。
前記ステップST64における判定の結果、前記ステップST63で計算した施設毎の信号数の何れかが前記最大信号表示数を超えた場合は、前記監視装置121は、前記表示しようとしている信号の変更は行わない。即ち、前記各監視装置が同一信号を同時に表示する動的に表示変更可能な信号数が施設毎に所定数以内に抑制され、表示信号の変更に伴う通信負荷の増加を抑制できる。
なお、監視装置122および監視装置123も、前述の監視装置121の動作と同じ動作をする。
この発明の実施の形態3における更に具体的な説明は、この発明の実施の形態2における前述の具体的説明(段落番号0078〜0092)と同等であるので、省略する。
この発明の実施の形態3においては、前述のように、被監視側2の信号を通信回線3を介して監視側1の複数台の監視装置、即ち監視装置121,122,123,・・12n、が夫々入手し夫々複数の監視画面、即ち監視画面1,監視画面2,監視画面3,監視画面4,監視画面5、の中から選択された監視画面により被監視側2の状態を表示する監視システムにおいて、被監視側が複数の施設(例えば、施設A21,施設B22,施設C23)で構成されている場合は前記各監視装置が同一信号を同時に表示する動的に表示変更可能な信号(例えば、信号x,信号y)の数が施設毎に所定数以内に抑制されるので、表示信号の変更に伴う通信負荷の増加を抑制できる。
実施の形態4.
以下この発明の実施の形態4を、プラント監視システム全体の構成を示す図7によって説明する。なお、図7において、前述の図1と同一または相当部分には同一符号を付してある。また、図7についての以下の説明は、図1〜図6と同一または相当部分については割愛し、主として、図1〜図6と異なる部分について説明する。
この発明の実施の形態4は、前述のこの発明の実施の形態1〜3に、前記所定数を超える場合は前記各監視装置の優先度に応じ優先度が高い監視装置の表示を優先し優先度が低い監視装置の表示は抑制する機能を追加する場合の事例である。
この発明の実施の形態4は、図7に示すように、前述の図1における監視画面情報のデ−タテ−ブル12DT1及び表示画面情報のデ−タテ−ブル12DT2に、優先度情報のデ−タテ−ブル12DT7を追加した事例である。
前記優先度情報のデ−タテ−ブル12DT7は、図示のように、各監視装置(即ち、監視装置1,監視装置2,監視装置3)毎に、優先度「1」「3」「2」を登録してあるものである。
各監視装置121,122,123において、監視画面を表示するための操作が行われた際に、前述のこの発明の実施の形態1〜3により前記監視画面の表示が抑制された場合には、監視画面を表示するための操作が行われた監視装置は、前記デ−タテ−ブル12DT2に保存されている表示画面情報とデ−タテ−ブル12DT7に保存されている優先度情報とを参照し、表示が抑制された原因となった監視画面を表示している他の監視装置が自監視装置よりも優先度が低い監視装置である場合に、前記表示が抑制された原因となった監視画面を消去する消去命令を、当該優先度の高い自監視装置から前記優先度の低い他の監視装置に対して送信する。当該消去命令を受けた前記優先度の低い他の監視装置は、当該消去命令に基づいて、消去命令対象の監視画面(即ち、表示が抑制された原因となった監視画面)を消去する。なお、監視画面を消去する場合は、消去する監視装置は、消去する監視画面の情報を、他の全ての監視装置に送信する。
具体的には、例えば、図7の表示画面情報のデ−タテ−ブル12DT2に例示されているように、監視装置123において監視画面1及び監視画面2が表示されている状態において、監視装置121で、監視画面1及び監視画面4を表示している状態において監視画面2を追加表示する操作が行われた場合、監視画面2は、監視画面情報のデ−タテ−ブル12DT1における同一画面同時表示枚数が1であるので、監視画面情報のデ−タテ−ブル12DT1における同一画面同時表示枚数での制限のみに依存すれば監視装置121での監視画面2の表示は抑制されるが、優先度情報のデ−タテ−ブル12DT7における表示の優先度は監視装置123より監視装置121の方が高いので、監視装置123での監視画面2の表示は、図に×印をしてあるように消去され、監視装置121に監視画面2が表示される。なお、前記消去は自動的に行われるようにしてもよく、また、人為的操作により行われるようにしてもよい。
なお、前述の表示が抑制された原因となった監視画面の識別の手段は、例えば、表示画面情報のデ−タテ−ブル12DT2における当該画面の種別の表示の色を他とは異なる色にしたり、フリッカさせたり、或は背景色を他とは異なる色にする他、表示が抑制された旨およびその原因となった監視画面の種別を文字表示するなど、各種の手段があり、どのような手段であってもよい。
また、前述のこの発明の実施の形態4での優先表示の機能は、同一画面を同時に表示する同一画面同時表示枚数を所定数以内に抑制する場合のみでなく、前述のこの発明の実施の形態2のように同一信号を同時に表示する信号数を施設毎に所定数以内に抑制する場合や、前述のこの発明の実施の形態3のように同一信号を同時に表示する動的に表示変更可能な信号数を施設毎に所定数以内に抑制する場合にも適用できる。
この発明の実施の形態4では、前述のように、前記所定数を超える場合は前記各監視装置の優先度に応じ優先度が高い監視装置の表示を優先し優先度が低い監視装置の表示は抑制するので、使用頻度や重要度の高い監視装置では優先的に監視画面や信号の表示を行うことができる。
実施の形態5.
以下この発明の実施の形態4を、動作フロ−を示す図8によって説明する。
この発明の実施の形態5は、前述のこの発明の実施の形態1〜3における監視画面や信号の表示の抑制機能を、一時的に中止(解除)する機能を各監視装置(即ち、図1,図3,図5における監視装置121,監視装置122,監視装置123,監視装置12n)設けたもので、図8に示してあるように、各監視装置で監視画面の表示操作が行われた場合(ステップST81)、各監視装置の何れにおいても前記抑制機能を一時的に中止(解除)する機能を実行しない場合は、前記抑制機能は有効であり、当該抑制機能が有効な場合は(ステップST82)、各監視装置において前述のこの発明の実施の形態1〜3における監視画面や信号の表示の抑制機能の処理が実行され(ステップST83)、或る監視装置で前記抑制機能を一時的に中止(解除)する機能を実行した場合は前記抑制機能は有効でなくなり、当該抑制機能が有効でなくなった場合は(ステップST83)、前記抑制機能を一時的に中止(解除)する機能を実行した監視装置が、他の監視装置に最優先して監視画面や信号の表示を行う(ステップST84)。
なお、或る監視装置で前記抑制機能を一時的に中止する機能を実行した場合は、その旨の情報が他の全ての監視装置に送られ、他の全ての監視装置には当該情報が表示される。
この発明の実施の形態4では、前述のように、前記抑制を一時的に中止(解除)できるようにしてあるので、例えば被監視側の施設における何らかの異常状態が発生し緊急対応が必要な場合などにおいて、対応する監視装置で前記抑制がかかることなく表示を行え、当該対応を遅延無く的確に行うことが可能となる。
前述のこの発明の実施の形態は、水処理プラントに適用する場合の事例として説明してあるが、この発明は、水処理プラントに限らず、河川の監視、他、各種のプラント、システム、設備、等の監視にも適用できる。
この発明における実施の形態1を示す図で、プラント監視システム全体の構成を示す図である。 この発明における実施の形態1を示す図で、主要部の動作説明をするためのフロ−図である。 この発明における実施の形態2を示す図で、プラント監視システム全体の構成を示す図である。 この発明における実施の形態2を示す図で、主要部の動作説明をするためのフロ−図である。 この発明における実施の形態3を示す図で、プラント監視システム全体の構成を示す図である。 この発明における実施の形態3を示す図で、主要部の動作説明をするためのフロ−図である。 この発明における実施の形態4を示す図で、プラント監視システム全体の構成を示す図である。 この発明における実施の形態5を示す図で、主要部の動作説明をするためのフロ−図である。
符号の説明
1 監視側、
121 監視装置、
122 監視装置、
123 監視装置、
12DT1 監視画面情報のデ−タテ−ブル、
12DT2 表示画面情報のデ−タテ−ブル、
12DT3 監視画面情報のデ−タテ−ブル、
12DT4 最大信号表示数のデ−タテ−ブル、
12DT5 表示画面情報のデ−タテ−ブル、
12DT6 最大信号表示数のデ−タテ−ブル、
12DT7 優先度情報のデ−タテ−ブル、
2 被監視側、
21 施設A、
21 施設B、
21 施設C、
3 通信回線。

Claims (5)

  1. 複数の施設で構成されている被監視側のプラントの状態情報を通信回線を介して監視側の複数台の監視装置が夫々入手し夫々異なるプラント構成の複数の監視画面の中から選択された監視画面により被監視側の状態を表示するプラント監視システムであって、
    前記各監視装置が夫々記憶装置を備え、
    前記各監視装置の前記記憶装置には夫々同じ内容の監視画面情報のデータテーブル及び表示画面情報のデータテーブルが保存され、
    前記各監視装置の前記記憶装置の前記監視画面情報のデータテーブルには、前記複数の監視画面の夫々に対応して同一画面同時表示枚数が設定され、
    前記各監視装置の前記記憶装置の前記表示画面情報のデータテーブルには、前記各監視装置が夫々自己の表示している監視画面の情報を他の監視装置に通知することにより、前記各監視装置の夫々が表示している表示画面の情報が格納され、
    前記各監視装置は、自己の前記記憶装置に保存されている前記監視画面情報のデータテーブルから表示しようとしている監視画面の同一画面同時表示枚数N1を取得すると共に、自己の前記記憶装置に保存されている前記表示画面情報のデ−タテ−ブルから表示しようとしている監視画面の表示枚数N2を取得して、N1≧N2+1(但し、+1は、当該監視装置において自身が表示しようとしている監視画面の表示枚数(1枚)を加えることを意味する)であるかどうか判定し、この判定の結果、前記N1≧N2+1が成立した場合は、当該監視装置は表示する監視画面の情報を前記他の監視装置に送信すると共に当該監視画面を自己の表示画面に表示すると共に当該監視画面に表示する前記被監視側の各部の状態情報を前記被監視側から前記通信回線を介して入手して当該監視画面上に表示し、前記N1≧N2+1が成立しなかった場合は、前記表示しようとしている監視画面の表示を行わず前記被監視側の各部の状態情報の前記通信回線を介した入手もしない
    ことにより前記各監視装置が同一画面を同時に表示する同一画面同時表示枚数を所定数以内に抑制することを特徴とするプラント監視システム。
  2. 複数の施設で構成されている被監視側のプラントの状態情報の信号を通信回線を介して監視側の複数台の監視装置が夫々入手し夫々異なるプラント構成の複数の監視画面の中から選択された監視画面により被監視側の状態を表示するプラント監視システムであって、
    前記各監視装置が夫々記憶装置を備え、
    前記各監視装置の前記記憶装置には夫々同じ内容の監視画面情報のデータテーブル、表示画面情報のデータテーブル、及び最大信号表示数のデータテーブルが保存され、
    前記各監視装置の前記記憶装置の前記監視画面情報のデータテーブルには、前記複数の監視画面の各々に対応している施設毎の当該施設の前記状態情報の信号の数が前記各監視画面に対応して監視画面情報として登録され、
    前記各監視装置の前記記憶装置の前記表示画面情報のデータテーブルには、前記各監視装置が夫々自己の表示している監視画面の情報を他の監視装置に通知することにより、前記各監視装置の夫々が表示している表示画面の情報が表示画面情報として格納され、
    前記最大信号表示数のデータテーブルには、前記各施設毎に最大信号表示数が設定され、
    前記各監視装置は、前記表示画面情報のデ−タテ−ブルに保存されている前記表示画面情報及び前記監視画面情報のデ−タテ−ブルに保存されている前記監視画面情報から、表示している監視画面の施設毎の信号数を計算して取得し、この取得した信号数に自己の監視装置で表示しようとしている監視画面の施設毎の信号数を追加し、この追加して得られた施設毎の信号数が何れも前記最大信号表示数のデ−タテ−ブルに保存されている最大信号表示数以内であるかどうか判定し、この判定の結果、前記追加して得られた施設毎の信号数が何れも前記最大信号表示数以内である場合は、当該監視装置は表示する監視画面の情報を前記他の監視装置に送信すると共に当該監視画面を自己の表示画面に表示すると共に当該監視画面に表示する前記被監視側の各部の状態情報を前記被監視側から前記通信回線を介して入手して当該監視画面上に表示し、前記追加して得られた施設毎の信号数が何れも前記最大信号表示数を超える場合は、前記表示しようとしている監視画面の表示を行わず前記被監視側の各部の状態情報の前記通信回線を介した入手もしない
    ことにより前記各監視装置が同一信号を同時に表示する信号数を施設毎に所定数以内に抑制することを特徴とするプラント監視システム。
  3. 請求項2に記載のプラント監視システムにおいて、前記最大信号表示数が、施設毎に所定数以内で可変更であることを特徴とするプラント監視システム。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一に記載のプラント監視システムにおいて、前記所定数を超える場合は前記各監視装置の優先度に応じ優先度が高い監視装置の表示を優先し優先度が低い監視装置の表示は抑制することを特徴とするプラント監視システム。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一に記載のプラント監視システムにおいて、前記抑制を解除できることを特徴とするプラント監視システム。
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