JP4557648B2 - キシロオリゴ糖の製造方法 - Google Patents

キシロオリゴ糖の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4557648B2
JP4557648B2 JP2004262069A JP2004262069A JP4557648B2 JP 4557648 B2 JP4557648 B2 JP 4557648B2 JP 2004262069 A JP2004262069 A JP 2004262069A JP 2004262069 A JP2004262069 A JP 2004262069A JP 4557648 B2 JP4557648 B2 JP 4557648B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
raw material
pressure water
circulation
xylooligosaccharide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004262069A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006075067A (ja
Inventor
雄吾 坂口
典彦 国武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitta Corp
Original Assignee
Nitta Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitta Corp filed Critical Nitta Corp
Priority to JP2004262069A priority Critical patent/JP4557648B2/ja
Publication of JP2006075067A publication Critical patent/JP2006075067A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4557648B2 publication Critical patent/JP4557648B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、広葉樹を原料とし、高温高圧水処理によりキシロオリゴ糖を製造する方法に関するものである。
近年の健康ブームにより、消費者の健康に対する意識が軒並み高くなっている。それに伴い、健康食品の需要及び売り上げは年々飛躍的に増加しており、また「特定保健用食品」の認可を取得する企業も同様に増加している。特定保健用食品のなかで最も多くを占める素材はオリゴ糖であり、現在上市されているオリゴ糖の種類としてはフラクトオリゴ糖、大豆オリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、マルトオリゴ糖、キシロオリゴ糖などがある。これらのオリゴ糖は腸内に生息する悪玉菌であるクロストリジウム属の菌数を減らし、相対的に善玉菌であるビフィズス菌を増加させる効果を有している。この中でもキシロオリゴ糖は最小有効量が0.2〜0.7g/日(菓子総合技術センター:オリゴ糖ハンドブック)と、他のオリゴ糖と比較して一桁少ない量で整腸効果を有する非常に優れたオリゴ糖である。キシロオリゴ糖の製造方法としては、原料を前処理してから、キシラナーゼ等の酵素を用いて生産するのが一般的であるが、前処理として今まで検討されてきたのが、酸・アルカリを用いた化学的処理、爆破等の物理的処理がある。しかし、酸・アルカリを用いると後工程での精製処理に多大なコストがかかり、一方で爆破処理などの物理的処理は、大スケールでの製造を視野に入れた場合、装置の設計及び設備費が甚大なものになるという欠点を有する。
そこで近年注目されているのが、水を反応場に用いた処理(高温高圧水処理)である。水を耐圧容器に入れて高温高圧状態にすることにより、イオン積の増大等、常温常圧下の水とはまったく異なる性質を発現することが知られており、主にケミカルリサイクルの分野で研究開発が行われている。このような性質を利用したオリゴ糖の製造方法として、加圧熱水を連続的に試料中に流通させ、可溶成分を抽出するシステムが提案されている(特許文献1参照)が、抽出されてくる溶液が非常に希薄なため、後工程である濃縮工程で多大なコストが必要となる。また、単にオートクレーブに水と試料を入れて処理する方法もあるが、加温により反応水が対流する以外は特に撹拌を行わないため、オートクレーブ内で温度ムラが発生して反応が均一に進行しないことがある。また、撹拌が弱いため、オリゴ糖を十分に抽出することは難しい。さらに、この方法により得られるのは、単量体であるキシロースを主成分とするもので、高い整腸効果が期待される重合度の高いキシロオリゴ糖を製造することは難しい。
特開2002−59118号公報
本発明は、後処理が簡便な高温高圧水処理を用いて、原料中のヘミセルロースの加水分解反応が均一に進み、キシロオリゴ糖を高い含量で含む抽出液を得ることができるキシロオリゴ糖の製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、前記課題を解決するために鋭意検討した結果、高温高圧水循環ラインを備えた反応容器中で、高温高圧水を循環させる事により反応容器内の温度ムラを解消でき、これにより加水分解が均一に進行し、キシロオリゴ糖を高い含量で含む抽出液を得られることを見出し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、粉砕された広葉樹を原料とし、高温高圧水循環ラインを備えた反応容器中で、高温高圧水を該原料中に循環させることにより、原料中のヘミセルロースを加水分解抽出するキシロオリゴ糖の製造方法であって、上記高温高圧水の重量が該原料の乾燥重量に対して10〜90倍であり、温度が180〜200℃であり、高温高圧水の循環速度が0.5〜2.0循環/min(1分間で0.5〜2.0回循環)であり、単量体であるキシロースと2〜10量体のキシロオリゴ糖との混合物における4〜10量体のキシロオリゴ糖の含有率が60重量%以上であることを特徴とするキシロオリゴ糖の製造方法を提供する。
なお、本明細書では、上記発明のほか、
粉砕された広葉樹を原料とし、高温高圧水循環ラインを備えた反応容器中で、高温高圧水を該原料中に循環させることにより、原料中のヘミセルロースを加水分解抽出するキシロオリゴ糖の製造方法であって、上記高温高圧水の重量が該原料の乾燥重量に対して10〜90倍であり、温度が180〜200℃であることを特徴とするキシロオリゴ糖の製造方法、についても説明する
本発明の製造方法によれば、原料に対して少量の水で加水分解抽出を行うことができ、得られる抽出液は高濃度でキシロオリゴ糖を含んでいるため、後の濃縮工程でのコストを大幅に削減することができる。また、高温高圧水の循環による撹拌効果により、原料中のキシロオリゴ糖を短時間のうちに高い収率で回収することができる。また、抽出に酸、塩基、その他の触媒を要しないため、得られる抽出液はクリーンであり触媒等除去の工程が必要なく、抽出容器が触媒等により腐食する心配もない。
さらに、高温高圧水で処理する際の温度と時間を調整することによって、得られるキシロオリゴ糖の重合度を制御することができるため、特に整腸効果が高いとされる重合度が4〜10程度の重合体を主成分とするキシロオリゴ糖を製造することができる。
本発明に用いられる原料としては、例えば白樺、ブナ、ミズナラ等の広葉樹を使用できる。なかでも白樺はキシランの含有量が多いため、特に好ましい。これらの原料の形状は、抽出操作を容易にするために、例えばチップ状、繊維状等に粉砕されたものが用いられる。
本発明の方法は、高温高圧水循環ラインを備えた循環式オートクレーブにより実施することができる。図1は本発明の方法によりキシロオリゴ糖を製造するために用いられる装置の一例を示す概略図である。図1中11はオートクレーブである。オートクレーブ11から外部に延びる循環用配管13を取り付け、そこに送液用ポンプ12を設置する。ポンプを稼働することにより、内容水がオートクレーブ内を矢印で示すように循環するものである。11、12及び13により高温高圧水循環ラインを備えた循環式オートクレーブを構成している。原料をオートクレーブに入れる際は、メッシュ容器14に原料を入れ、これをオートクレーブ11内に設置するとよい。これにより原料が送液用ポンプ12内に進入して不具合を生じるのを防ぐと共に、原料の投入や取り出し等の作業を効率よく行うことができる。メッシュ容器の孔径は特に制限されず、原料が循環ポンプ内に進入するのを防ぐことができれば足りる。メッシュ容器14を用いる代わりに、適宜なフィルター等を設置して原料が循環ポンプ内に進入するのを防いでもよい。
高温高圧水処理に用いる水の量は、原料の乾燥重量に対して10〜90倍、好ましくは30〜80倍であり、原料が完全に浸漬し、かつ循環用配管が満たされていることを要する。水の量が原料の乾燥重量に対して10倍未満では原料を完全に浸漬させることが難しく、又、浸漬できたとしても効率よく加水分解抽出が進行しない。90倍を超えると抽出液が希薄となり後の濃縮工程にかかるコストが増大する。又、抽出液の量を増やしてもキシロオリゴ糖の収量を増やす効果は得られないため好ましくない。
原料と水とを、上記循環式オートクレーブに入れ、加熱加圧すると共に循環ポンプを稼働させ、反応容器内に水を循環させる。高温高圧水処理する際の温度は180〜200℃、とするのがよい。温度が200℃より高い場合には原料に含有される難分解性リグニン及びセルロースが加水分解されてキシロオリゴ糖と共に溶出されるだけでなくキシロオリゴ糖及びキシロースの二次分解が進行する。180℃未満ではキシロオリゴ糖が加水分解抽出されない。高温高圧水処理に要する時間は、通常3〜30分程度であり、30分より長いと、キシロオリゴ糖及びキシロースの二次分解が進行する。
高温高圧水処理時には、循環用ポンプによりオートクレーブ中の高温高圧水を循環させながら加水分解抽出を行う。この際の高温高圧水の循環速度は、通常0.5〜2.0循環/min、好ましくは1.0〜1.2循環/minとするのがよい。循環速度が0.5循環/min未満だと、昇温工程、温度一定保持工程時の槽内温度分布にムラを生じさせ、加水分解反応が均一に進行しなくなる。循環速度を2.0循環/minより速くしても反応効率は上がらず生産コストが高くなるばかりか、水が反応容器全体にまんべんなく循環しないなどの不具合を生じやすい。いずれの場合もキシロオリゴ糖を選択的にかつ収率よく得ることが難しくなる。
高温高圧水処理する際の温度と時間を上記範囲内で調節することによって、得られるキシロオリゴ糖成分の重合度を制御することができる。本発明の方法により得られるキシロオリゴ糖は、単量体であるキシロースと2〜10量体のキシロオリゴ糖との混合物であるが、例えば、200℃の高温高圧水で5分程度処理すると、3量体以下の含有率が60%以上であるキシロオリゴ糖組成物が得られ、180℃の高温高圧水で20分程度処理すると、4〜10量体の含有率が60%以上であるキシロオリゴ糖組成物が得られる。3量体以下のキシロオリゴ糖組成物は甘味料として有用であり、4〜10量体のキシロオリゴ糖組成物は整腸効果が高いものとして知られている。用途目的に応じて高温高圧水処理の条件を調節することにより、重合度の分布を調整してキシロオリゴ糖組成物を製造することができる。
高温高圧水処理終了後抽出液は、冷却コイル等により速やかに冷却し、ろ過や遠心分離などの処理により、微小な浮遊物等を除去してもよい。
本発明の方法によれば、原料中のキシロオリゴ糖を高濃度の抽出液として回収できるため、従来の高温高圧水処理方法による場合と比べて、濃縮工程にかかるコストを削減することができる。また、原料中のキシラン成分を短時間で、高い回収率で抽出することができる。さらに、高温高圧水処理時の温度や時間により、得られるキシロオリゴ糖の重合度の分布が異なるため、処理条件を調節することにより、健康効果が特に高いことで注目されている4量体以上のキシロオリゴ糖を主成分とする組成物を選択的に製造することができる。
以下に実施例を挙げて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら制限されるものではない。
(実施例1)
白樺材を粉砕機でチップ化し、メッシュ容器に入れ、このメッシュ容器を循環式オートクレーブ内に設置した。循環式オートクレーブ内に水を白樺材の乾燥重量に対して60倍量加え、白樺材がすべて水に浸るようにした。循環式オートクレーブのふたを閉めて、加温すると同時に循環ポンプを作動させ、内容水を1循環/minの速さで循環させた。液温が200℃に達した瞬間から5分間この温度を維持し、反応終了後速やかに冷却コイルで内容水を室温まで冷却した。得られた抽出液を0.45μmのフィルターでろ過した。
(実施例2)
高温高圧水処理の条件を温度180℃、処理時間10分間とした以外は実施例1と同様の操作を行い抽出液を得た。
(実施例3)
高温高圧水処理の条件を温度180℃、処理時間20分間とした以外は実施例1と同様の操作を行い抽出液を得た。
(実施例4)
水の量を白樺材の乾燥重量の10倍とした以外は実施例1と同様の操作を行い抽出液を得た。
(実施例5)
水の量を白樺材の乾燥重量の20倍とした以外は実施例1と同様の操作を行い抽出液を得た。
(実施例6)
水の量を白樺材の乾燥重量の40倍とした以外は実施例1と同様の操作を行い抽出液を得た。
(実施例7)
水の量を白樺材の乾燥重量の80倍とした以外は実施例1と同様の操作を行い抽出液を得た。
(比較例1)
循環式オートクレーブの代わりに通常の反応用オートクレーブを用い、内容水を循環ポンプにより循環させなかった以外は実施例1と同様の操作を行い、抽出液を得た。
(比較例2)
水の量を白樺材の乾燥重量の5倍とした以外は実施例1と同様の操作を行い抽出液を得た。
実施例及び比較例で得た抽出液を以下の方法により分析し、各抽出液中の成分の組成と、溶解しているキシラン成分の収率を求めた。
[成分の組成]
陰イオン交換カラムを装着したHPLCで分析した。結果を図2に示す。図2(a)、(b)、(c)はそれぞれ実施例1、実施例2、実施例3で得られた抽出液の測定結果であり、(d)は比較例1で得られた抽出液の測定結果を示す。各図の横軸は保持時間(Retention time(min))、横軸は応答(Response)である。
[収率]
ろ過液をTrichodermaviride起源キシラナーゼを用いて完全にキシロースにまで分解して、HPLC測定でキシロースを定量することにより、キシロース換算での原料乾燥重量当たりの収率を算出した。結果を表1に示す。なお、原料として用いた白樺材中のヘミセルロース(主にキシラン)含量は25%である。
Figure 0004557648
図2より、実施例により得られた抽出液には、X1(キシロース)に加えてX2(キシロビオース)、X3(キシリロトリオース)が確認され、さらにX4(キシロテトラオース)以降のキシロオリゴ糖の存在も示唆された。また、200℃で高温高圧水処理した実施例1では、X1(キシロース)を中心として、重合度の低いオリゴ糖が主生成物であるのに対し、180℃で高温高圧水処理した実施例2及び3では、X4(キシロテトラオース)以降のキシロオリゴ糖の含有率が高いことも確認できる。一方で比較例1では、X1のみがメインピークとして確認され、X2以降のオリゴ糖はほとんど確認されなかった。また、表1からも明らかなように、比較例ではキシロース換算での収率が木材乾燥重量あたり8.6%であったのに対して、本発明処理法では17.24%と著しく高い値を示した。これは、内容水を循環することによる抽出効率の向上、及び試料に対して反応が均一に進行した結果といえる。また、抽出に用いる水の重量を原料の5倍とした比較例2では収率が10.54%であったのに対し、高温高圧水処理の温度と時間が同じである実施例1及び4〜7では収率が13%以上と向上しており、特に、水の重量が原料の60倍である実施例1では、比較例2の1.6倍の収率でキシラン成分が得られた。本発明の方法においては、抽出に用いる水の量を原料の乾燥重量の10〜90倍程度とすることが重要であり、これによりキシロオリゴ糖を効率よく、高収率で製造することが可能となる。
本発明の製造方法を実施するために用いる装置の一例を示す概略図。 実施例1、2、3及び比較例1で得られた抽出液のHPLC測定結果。
符号の説明
11 オートクレーブ
12 送液用ポンプ
13 循環用配管
14 メッシュ容器

Claims (1)

  1. 粉砕された広葉樹を原料とし、高温高圧水循環ラインを備えた反応容器中で、高温高圧水を該原料中に循環させることにより、原料中のヘミセルロースを加水分解抽出するキシロオリゴ糖の製造方法であって、上記高温高圧水の重量が該原料の乾燥重量に対して10〜90倍であり、温度が180〜200℃であり、高温高圧水の循環速度が0.5〜2.0循環/minであり、単量体であるキシロースと2〜10量体のキシロオリゴ糖との混合物における4〜10量体のキシロオリゴ糖の含有率が60重量%以上であることを特徴とするキシロオリゴ糖の製造方法。
JP2004262069A 2004-09-09 2004-09-09 キシロオリゴ糖の製造方法 Expired - Fee Related JP4557648B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004262069A JP4557648B2 (ja) 2004-09-09 2004-09-09 キシロオリゴ糖の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004262069A JP4557648B2 (ja) 2004-09-09 2004-09-09 キシロオリゴ糖の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006075067A JP2006075067A (ja) 2006-03-23
JP4557648B2 true JP4557648B2 (ja) 2010-10-06

Family

ID=36155041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004262069A Expired - Fee Related JP4557648B2 (ja) 2004-09-09 2004-09-09 キシロオリゴ糖の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4557648B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10253343B2 (en) 2014-10-31 2019-04-09 Toray Industries, Inc. Method of producing sugar solution and xylooligosaccharide

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3790409A4 (en) * 2018-05-10 2021-07-21 Comet Biorefining Inc. COMPOSITIONS WITH GLUCOSE AND HEMICELLULOSE AND THEIR USES

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000236900A (ja) * 1998-12-24 2000-09-05 Asahi Chem Ind Co Ltd キシリトールの製造方法
JP2000236899A (ja) * 1998-12-24 2000-09-05 Asahi Chem Ind Co Ltd キシロース及びキシロオリゴ糖の製造方法
JP2002059118A (ja) * 2000-08-23 2002-02-26 Nobuyuki Hayashi 植物系バイオマスの加圧熱水分解方法とそのシステム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000236900A (ja) * 1998-12-24 2000-09-05 Asahi Chem Ind Co Ltd キシリトールの製造方法
JP2000236899A (ja) * 1998-12-24 2000-09-05 Asahi Chem Ind Co Ltd キシロース及びキシロオリゴ糖の製造方法
JP2002059118A (ja) * 2000-08-23 2002-02-26 Nobuyuki Hayashi 植物系バイオマスの加圧熱水分解方法とそのシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10253343B2 (en) 2014-10-31 2019-04-09 Toray Industries, Inc. Method of producing sugar solution and xylooligosaccharide

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006075067A (ja) 2006-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9945073B2 (en) Methods of producing a paper product
AU2005338842B2 (en) A novel catalytic reactor process for the production of commercial grade pulp, native lignin and unicellular protein
JP2015531830A (ja) ヘミセルロースを除去する方法
BRPI0608719A2 (pt) produto e processos a partir de uma biorrefinaria de floresta integrada
CN109653012B (zh) 一种利用秸秆或能源植物制备溶解浆的方法
US2697703A (en) Fractionation of lignocellulose materials
JP4557648B2 (ja) キシロオリゴ糖の製造方法
AU2015326556B2 (en) A method for processing straw
JP5170725B2 (ja) 水溶性糖類の製造方法
JP6197717B2 (ja) 溶解パルプの製造方法
CN109653009B (zh) 一种由木糖渣生产溶解浆的制备方法
TW201302278A (zh) 純化木質素的方法
JP2018204158A (ja) リグノセルロース系原料からの溶解パルプの製造方法
CN107151074B (zh) 一种精制棉蒸煮碱液回用方法
CN113692464B (zh) 间歇式制浆工艺中的方法和布置
CA2529228C (en) A novel catalytic reactor process for the production of commercial grade pulp, native lignin and unicellular protein
JPS5836289A (ja) リグニン含有量が低いセルロ−スの製造方法
CN207405113U (zh) 一种丁醛抽提再利用装置
US1587631A (en) Extraction of cellulose
CN106087074A (zh) 一种苎麻生物化学脱胶方法
SU1615260A1 (ru) Способ получени целлюлозы дл химической переработки
JP2006238773A (ja) オリゴ糖の製造方法
RU2312945C1 (ru) Способ получения целлюлозы
RU2368715C1 (ru) Способ промывки целлюлозы
SU779471A1 (ru) Способ получени целлюлозы

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070702

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100406

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100604

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100622

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100625

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100720

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100720

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees