JP4557104B2 - トルマリン製装身具素材 - Google Patents

トルマリン製装身具素材 Download PDF

Info

Publication number
JP4557104B2
JP4557104B2 JP2000134113A JP2000134113A JP4557104B2 JP 4557104 B2 JP4557104 B2 JP 4557104B2 JP 2000134113 A JP2000134113 A JP 2000134113A JP 2000134113 A JP2000134113 A JP 2000134113A JP 4557104 B2 JP4557104 B2 JP 4557104B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tourmaline
layer
jewelry
protective coating
core material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000134113A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001314213A (ja
Inventor
洋 丹沢
Original Assignee
洋 丹沢
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 洋 丹沢 filed Critical 洋 丹沢
Priority to JP2000134113A priority Critical patent/JP4557104B2/ja
Publication of JP2001314213A publication Critical patent/JP2001314213A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4557104B2 publication Critical patent/JP4557104B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Adornments (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、指輪やブレスレット、ペンダント、ネックレス等の装身具として使用したときに、電磁波障害を防止することができ、しかも磁力による健康増進効果を有していて、磁気健康装身具としても機能する装身具用のトルマリン製装身具素材を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、トルマリンは電気石とも言われ、電気磁気的作用を備えているとされている。それゆえ近年、携帯電話やページャ、パソコンのモニタ等から発生する電磁波による障害を防止するため、数珠状に形成したものがそれらの機器類に飾りとして装着され、使用されてきている。
【0003】
それと同時に、指輪やブレスレット、ペンダント、ネックレス等の装身具の用途に貴重な素材としても再認識され、数珠状の装身具としてのみならず、トルマリン粉末を種々の金属素材やセラミック素材に混合すること等によっても広く使用されている。
【0004】
ところで従来の金や銀、プラチナ等を主成分とする貴金属合金や、その他の金属素材、真珠や貴石類からなる天然素材等を用いた装身具においては、その適所に磁石を配置あるいは内蔵させ、その磁気作用によって血行促進や体質改善等の健康増進を図るようにしたものが知られている。これと軌を一にする発想が、携帯電話やページャ、パソコンのモニタ等から発生する電磁波障害を防止するため、それらの機器類に飾りとして数珠状のトルマリンを装着することである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらトルマリン自体は、貴石として認められてはいるが宝石としてはさほどの価値を備えているものではない。したがって、貴金属やその他の金属を用いた装身具にトルマリンを配置したり、トルマリン粉末類を配合しても、装身具としての付加価値が高まることはほとんど考えられない。
【0006】
しかも、装身具の適所に磁石を配置あるいは内蔵させ、その磁気作用によって血行促進や体質改善等の健康増進を図るようにした磁気健康装身具においては、さらにトルマリン素材を配置しようとすると、トルマリン素材の配置位置や配合等によって、トルマリンが電磁波を吸収して磁力による健康増進効果が損なわれるという問題があった。
【0007】
この発明は、従来例の上記欠点を解消しようとして鋭意研究した結果、指輪やブレスレット、ペンダント、ネックレス等の装身具として使用したときに、電磁波障害を防止することができ、しかも磁力による健康増進効果を有していて、磁気健康装身具としても機能する装身具用のトルマリン製装身具素材を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわちこの発明のトルマリン製装身具素材は、コード状に形成され、当該コード状素材が磁性材料を成形した芯材層と、その表面に形成した保護被膜層と、その間に介在させたトルマリン粉末層とで構成されていることを特徴とするものである。
【0009】
この発明のトルマリン製装身具素材は、上記トルマリン粉末を、芯材層上に形成された接着剤層上に付着することにより、芯材層と保護被膜層との間に保持されていることをも特徴とするものである。
【0010】
この発明のトルマリン製装身具素材は、上記コード状素材が、全体として可撓性を有していることをも特徴とするものである。
【0011】
この発明を以上のように構成する理由は、トルマリン製装身具素材に占めるトルマリン素材の密度を簡単に調節できるようにして、トルマリンの電磁波による障害を防止する電気磁気的作用と、磁力による健康増進効果を有していて磁気健康装身具としての機能とを両立させることができるトルマリン製装身具素材を提供するためである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下この発明のトルマリン製装身具素材の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明のトルマリン製装身具素材をブレスレットに適用した場合を示す一部切欠斜視図、図2はその拡大断面図である。
【0013】
図において、1はトルマリン製装身具素材であり、全体としてコード状に形成されている。そして上記コード状のトルマリン素材1は、磁性材料を成形した芯材層2と、その表面に形成した保護被膜層3と、その間に介在させたトルマリン粉末層4とを積層した構造に構成されている。
【0014】
上記磁性材料を成形した芯材層2は、例えばゴム磁石、プラスチック磁石等を素材とし、これをコード状に成形したものを用いることができる。上記ゴム磁石は、フェライト磁石の粉末をゴム状結合剤と混練し、リボン状、丸線状、その他の特殊断面形状に成形したものであり、フェライト磁石の代わりに希土類磁石を用いることもある。また、プラスチック磁石は、磁性材料として上記フェライト磁石や希土類磁石とともに、アルニコ磁石等も使用し、これをプラスチック材料に混練して、種々の形状にプレス成形、押し出し成形等によって成形したものである。
【0015】
上記磁性材料を成形した芯材層2上には、保護被膜層3が積層される。この保護被膜層3は、ウレタン樹脂やサーリン樹脂等の耐衝撃性や引っ張り強度に優れ、傷付きにくく、しかも長期間使用してもひび等の入らないプラスチック素材やゴム素材であることが望ましい。この保護被膜層3は、上記芯材層2の押し出し成形の際に、同時にその外側に押し出し成形してもよく、また別途塗装等によって形成することもできる。
【0016】
この発明のトルマリン製装身具素材1においては、トルマリン粉末を、例えば芯材層2上に形成された接着剤層上に付着することにより、芯材層と保護被膜層との間にトルマリン粉末層4として保持するものである。もちろん、塗装材料中に配合して塗布したり、吹き付けたりすることによっても積層することが可能である。また、上記芯材層2および保護被膜層3の押し出し成形の際に、同時に成形してもよい。
【0017】
この発明のコード状をなすトルマリン製装身具素材1は、全体として可撓性を有していることが望ましい。このような折り曲げ可能な状態とする手段としては、芯材層2、保護被膜層3およびトルマリン粉末層4のそれぞれを、磁性材料やトルマリン粉末をゴム状結合剤、軟質塗料等の柔軟な素材で成形することが挙げられる。
【0018】
【実施例1】
トルマリンを細かく粉砕した上ふるいで選別し、得た平均粒子径0.1μm〜100μmであるトルマリン粉末をフェライトゴム磁石を用いた芯材層2上に、塗布したゴム系接着剤の上に散布してトルマリン粉末層4を形成した。その後余分なトルマリン粉末をふるい落とした上、ウレタン樹脂塗料中に漬け込み、保護被膜層3で全体を被覆した。得たコード状のトルマリン製装身具素材1は、全体として可撓性を有しており、折り曲げ可能であって、ネックレスやブレスレット等の素材として好適に使用することができるものであった。
【0019】
【実施例2】
トルマリンを細かく粉砕した上ふるいで選別し、得た平均粒子径0.1μm〜100μmであるトルマリン粉末をウレタン樹脂塗料中に配合し、フェライトゴム磁石を用いた芯材層2上に吹き付けてトルマリン粉末層4を形成した。その後さらに、ウレタン樹脂塗料中に漬け込み、保護被膜層3で全体を被覆した。得たコード状のトルマリン製装身具素材1は、全体として可撓性を有するとともに折り曲げ強度にも優れており、ネックレスやブレスレット等の素材として好適に使用することができるものであった。
【0020】
【発明の効果】
この発明は以上のように構成したので、トルマリン製装身具素材に占めるトルマリン素材の密度を簡単に調節することができ、トルマリンの電磁波による障害を防止する電気磁気的作用と、磁力による健康増進効果を有していて磁気健康装身具としての機能とを両立させることができるトルマリン製装身具素材を提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のトルマリン製装身具素材をブレスレットに適用した場合を示す一部切欠斜視図である。
【図2】その拡大断面図である。
【符号の説明】
1 トルマリン素材
2 芯材層
3 保護被膜層
4 トルマリン粉末層

Claims (3)

  1. コード状に形成され、当該コード状素材が磁性材料を成形した芯材層と、その表面に形成した保護被膜層と、その間に介在させたトルマリン粉末層とで構成されていることを特徴とするトルマリン製装身具素材。
  2. トルマリン粉末が、芯材層上に形成された接着剤層上に付着することにより、芯材層と保護被膜層との間に保持されている請求項1に記載のトルマリン製装身具素材。
  3. コード状素材が、全体として可撓性を有している請求項1または2に記載のトルマリン製装身具素材。
JP2000134113A 2000-05-08 2000-05-08 トルマリン製装身具素材 Expired - Fee Related JP4557104B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000134113A JP4557104B2 (ja) 2000-05-08 2000-05-08 トルマリン製装身具素材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000134113A JP4557104B2 (ja) 2000-05-08 2000-05-08 トルマリン製装身具素材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001314213A JP2001314213A (ja) 2001-11-13
JP4557104B2 true JP4557104B2 (ja) 2010-10-06

Family

ID=18642452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000134113A Expired - Fee Related JP4557104B2 (ja) 2000-05-08 2000-05-08 トルマリン製装身具素材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4557104B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4988256B2 (ja) * 2006-06-20 2012-08-01 ピップ株式会社 装身具
CN104738914B (zh) * 2015-03-25 2016-11-30 顾玉奎 太阳能医疗手镯

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0323559U (ja) * 1989-07-17 1991-03-12
JPH0367488U (ja) * 1989-11-04 1991-07-01

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09173472A (ja) * 1995-12-27 1997-07-08 Noriyasu Sakamoto 整体用具の製造方法および整体用具
JPH11235374A (ja) * 1997-12-15 1999-08-31 Hirohisa Kida 足の裏刺激具
JPH11299515A (ja) * 1998-04-16 1999-11-02 Tetsuo Yoshioka 装身具製造用の添加材料粉末

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0323559U (ja) * 1989-07-17 1991-03-12
JPH0367488U (ja) * 1989-11-04 1991-07-01

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001314213A (ja) 2001-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060291336A1 (en) Wristwatch
JP4557104B2 (ja) トルマリン製装身具素材
JP3227571U (ja) トルマリン製電磁波障害防止装身具
US20040209576A1 (en) Decorative headset for a cellular phone and method of making same
JPH10165211A (ja) 装身具
JP4851780B2 (ja) 装身具
JP2596305Y2 (ja) 貴金属光沢を備えた装飾珠
JP3134274U (ja) 装飾品
CN112205720A (zh) 可穿戴式装置、及其应用的电子装置与饰品
KR20140074418A (ko) 반지
CN214047806U (zh) 一种新型黄金手镯
WO1982000574A1 (en) Decorative articles
KR200443413Y1 (ko) 장식품
CA2382642A1 (en) Ornamental ring
CN211581805U (zh) 环状佩饰
KR200437300Y1 (ko) 액세서리용 펜던트
CN215124981U (zh) 一种铃铛黄金吊坠
JP3173360U (ja) 装飾体付身回品
CN210747640U (zh) 一种钟表多运用钻石不出轨道首饰
JP3045646U (ja) 導電性を有する装飾具
JP2605256Y2 (ja) 装身具
KR200417910Y1 (ko) 펜던트를 갖춘 장신구
JP3023559U (ja) トルマリン磁気具
JP3061586U (ja) 指 輪
JP3063784U (ja) ネックレス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070502

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100701

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100713

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees