JP4556227B2 - 酸クロリドの安定化剤及び安定化方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、同一分子内に重合可能な多重結合官能基を有する酸クロリド、更に詳しくはアリルオギザリルクロリド(以下AOCと略す)等の安定化剤に関する。更に詳しくはAOC等を含む系の貯蔵、または蒸留精製時の安定化方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
酸クロリドは、水分と反応して分解するため、長期保存する場合は、通常高純度の窒素、アルゴン等の不活性ガス中で保存し水分との接触を遮断したり、接触したとしてもその反応を抑制するため低温で保存したりしていた。同一分子内に重合可能な多重結合官能基を有する酸クロリドの一つであるAOCは、ペネム系またはカルバペネム系抗生物質の原料として重要な酸クロリドであるが、その用途については数多くの報告があるが、そのものの安定性に関する内報告例現在のところはない。AOCは、他の酸クロリドと異なり、分子内にアリル基を有しているため、蒸留精製時に分解したり、貯蔵時もしくは運搬時に通常の保存方法のみでは分解を防止することができない問題があった。分解物の構造についてその詳細は現在のところ不明であるが、種々の測定の結果、重合生成物であることが推測されている。
【0003】
また、重合しやすい酸クロリド、例えばアクリル酸クロリド、クロトン酸クロリド等は、通常重合禁止剤であるハイドロキノン、フェノチアジン等を100〜200ppm共存させて安定化をはかることが知られている。
更に、アリルアルコール、又ヒドロキシの置換基として電子吸引基を有するアリルアセテートは、特に重合に対して不安定であるとの記載はなく、通常の保存においても重合禁止剤を共存させるということはなされていない。
【0004】
一方、特開平7−10910号公報には、エチレン及びエチレンと共重合し得るラジカル重合性単量体を、高温高圧下で重合させ、エチレン共重合体を製造する方法において、回収するラジカル重合性単量体の熱重合を防止するため、重合禁止剤を重合反応領域以降に注入することを特徴とするが、その用いる重合禁止剤の一つとして亜リン酸エステル系の化合物が有効であることが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
不純物を含むAOCをペネム系抗生物質の製造に使用すると、得られる目的物質の収率が低下するのみならず製品品位が低下する問題があり、使用前に劣化したAOCを、再度蒸留精製する必要があった。また、AOCは蒸留精製時にも熱的に劣化分解しその回収率が低下するが、これに関しても有効な手段は見出せていない。
【0006】
先に記したように、不純物としてアリルアルコール部の2重結合による重合反応生成物が予想されるものの、通常アリルアルコール部分はたとえアシル基のような電子吸引基を有する場合であっても重合に対して安定であり、従ってアリルアルコール部分の安定性に寄与する安定化剤に関する報告例は今のところ知られていない。また、AOCの場合、よく用いられる重合禁止剤であるハイドロキノン等を用いても安定性を向上することができなかった。また、亜リン酸化合物も重合禁止剤としては知られているものの、酸クロリド部分を含んだ多重結合化合物の重合に対して、安定化する報告は現在のところ知られていない。
以上のことより、同一分子内に重合可能な多重結合官能基と酸クロリドを有する化合物の安定化剤は、単に多重結合を重合から安定化することのみならず、酸クロリド部分の安定性にも寄与する必要が示唆される。かかる事情下に鑑み、本発明は、AOC等の同一分子内に重合可能な多重結合官能基を有する酸クロリドに対し、貯蔵時の安定性や蒸留精製時においても劣化防止効果の高い安定化剤を見出すことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、以上の点を考慮して鋭意研究を行ったところ、安定化剤として亜リン酸エステル化合物含む化合物を添加または存在せしめることで上記の目的を達成することができることを見出し本発明を完成するに至った。
【0008】
即ち、本発明は、亜リン酸エステル化合物を含むことを特徴とする同一分子内に重合可能な多重結合官能基を有する酸クロリドの安定化剤(請求項1)に関する。
【0009】
また、重合可能な多重結合官能基を有する酸クロリドが一般式(I)
【化3】
(式中、R1〜R5は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアルケニル基、置換基を有していてもよいアルキニル基、置換基を有していてもよいアリール基、置換基を有していてもよい複素環基を表す。)で表される化合物であることを特徴とする請求項1に記載の安定化剤(請求項2)に関する。
【0010】
亜リン酸エステル化合物が一般式(II)
【化4】
(式中、nは1〜5のいずれかの整数を表わし、nが2以上の場合、Rは同一又は相異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、叉は直鎖あるいは分枝鎖を有するアルキル基もしくはアルコキシ基を表わす。)で表わされるトリアリールホスファイトである請求項1又は2に記載の安定剤(請求項3)に関する。
【0011】
更に、亜リン酸エステル化合物を同一分子内に重合可能な多重結合官能基を有する酸クロリドに対し10〜10,000ppmの範囲で添加または共存させることを特徴とする同一分子内に重合可能な多重結合官能基を有する酸クロリドの安定化方法(請求項4)に関する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明方法について具体的に説明する。
本発明に使用される同一分子内に重合可能な多重結合官能基を有する酸クロリドは、同一分子内に、特に位置を限定されずに、ビニル基、アルケニル基等の多重結合と、酸クロリド骨格を有する化合物であれば、特に限定されないが、具体的には、アクリル酸クロリド、メタリル酸クロリド、クロトン酸クロリド、4−ビニル安息香酸クロリド、4−(1−メチル−ビニル)安息香酸クロリド、4−エチニル安息香酸クロリド、クロロギ酸アリル、1−ヘキセノイルクロリド等を例示することができる。
【0013】
特に、一般式(I)で表されるアリルオキザリルクロリド類に本発明の安定化剤を用いた場合、好ましい結果を得ることができる。
一般式(I)で表される化合物中、R1〜R5は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアルケニル基、置換基を有していてもよいアルキニル基、置換基を有していてもよいアリール基、置換基を有していてもよい複素環基を表す。
【0014】
具体的には、水素原子、フッ素原子、ブロム原子、クロル原子、沃素原子のハロゲン原子、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基、メトキメチル基、クロロメチル基、メチルチオ基、ベンジル基、ジメチルアミノメチル基等の置換基を有していてもよいアルキル基、ビニル基、2−クロロビニル基、3−クロロアリル基等の置換基を有していてもよいアルケニル基、エチニル基、プロパルギル基、2−クロロエチニル基等の置換基を有していてもよいアルキニル基、フェニル基、4−クロロフェニル基等の置換基を有していてもよいアリール基、2−ピリジル基、6−クロロ−2−ピリジル基等の置換基を有していてもよい複素環基、メチルチオ基、フェニルチオ基、メチルスルホニル基、フェニルスルホニル基等のR’S(O)n基、メトキシ基、エトキシ基等の置換基を有していてもよいアルコキシ基、ジメチルアミノ基、N−フェニル−メチルアミノ基等の置換基を有していてもよいアミノ基、シアノ基、ニトロ基、又はメトキカルボニル基、エトキシカルボニル基等のアルコキシカルボニル基等を例示することができる。
【0015】
一般式(I)で表され化合物として、具体的には、アリルオキザリルクロリド、1−クロロアリルオキザリルクロリド、3−メチルクロチルオキザリルクロリド、2−クロロアリルオキザリルクロリド、クロチルオキザリルクロリド等を例示することができる。
【0016】
本発明に使用される一般式(I)で表される化合物は、例えばn−ヘプタン、トルエン等の炭化水素、もしくは塩化メチレン等の塩素系炭化水素等の溶媒中にオキザリルクロリドを溶解し、対応するアルコール類を0℃〜室温で滴下し、更に室温で反応させることで合成することができる。
【0017】
亜リン酸エステル化合物を含む安定化剤は、合成された粗生成物、該粗生成物より低沸物を蒸留除去しただけの粗精製品、更には精留により高純度に精製された生成物等に用いることができる。
【0018】
またAOC等の蒸留もしくは精留時に、粗AOC等中に亜リン酸エステル化合物含む安定化剤を添加または存在せしめた後、これら蒸留または精留等の操作を行うことでも蒸留または精留中のAOC等を安定化し、収率を向上させることもできる。AOC等中に亜リン酸エステル化合物を含む安定化剤が存在していれば、蒸留または精留の操作は公知の方法で実施することができる。
【0019】
亜リン酸エステル化合物中、一般式(II)で表される化合物を、好ましく用いることができる。一般式(II)の式中、nは1〜5のいずれかの整数を表わし、nが2以上の場合、Rは同一又は相異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、叉は直鎖あるいは分枝鎖を有するアルキル基もしくはアルコキシ基を表わす。具体的には、クロル原子、ブロム原子、フッ素原子、メチル基、イソプロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基、n−ノニル基、イソノニル基、またはn−デシル基等を例示することができる。また、置換位置は特に限定されない。
【0020】
また、添加または存在せしめる亜リン酸エステル化合物としては、具体的にトリメチルホスファイト、トリエチルホスファイト、トリイソプロピルホスファイト、トリブチルホスファイト、トリフェニルホスファイト、ジフェニルイソデシルホスファイト、フェニルジイソデシルホスファイト、4,4´-ブチリデン−ビス(3−メチル−6−t−ブチルフェニル−ジ−トリデシル)ホスファイト、サイクリックネオペンタンテトライルビス(オクタデシルホスファイト)、トリス(ノニルフェニル)ホスファイト、トリス(ジノニルフェニル)ホスファイト、ジイソデシルペンタエリスリトールジフォスファイト、9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナンスレン−10−オキサイド、10−デシロキシ−9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナンスレン等を例示することができる。
【0021】
安定化剤としては、これら亜リン酸化合物を単独或は数種類を組合せて使用してもよく、またはこれら亜リン酸化合物1種以上とフェノール系化合物の重合禁止剤を組み合わせて使用することもできる。フェノール系化合物としては、例えば、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、ハイドロキノン等を例示することができる。
【0022】
亜リン酸エステル化合物を含む安定化剤は、AOC等に対して約10〜約10,000ppm、好ましくは約100〜約1,000ppmの範囲で使用される。この際、前記安定化剤添加量がこの範囲以下の場合には効果が十分ではなく、また、この範囲以上である場合には十分な効果は得られるものの経済的ではない。安定化剤の添加方法は特に限定されないが、例えば液状や塊状若しくは粉状の亜リン酸エステル類を直接添加しても良いし、あるいは適当な溶媒の溶液として添加しても良い。
【0023】
尚、本発明方法の実施に際してはAOC等中に安定化剤として亜リン酸エステル化合物を含む安定化剤を存在せしめるのみで目的とするAOC等の劣化防止効果を発揮するが、必要に応じて当該分野で公知の安定化方法を併用することも可能である。
【0024】
以下、本発明を実施例によって、より具体的に説明するが、本発明方法はこれら実施方法の記載により限定されるものではない。
【0025】
【実施例】
実施例1
精製したAOC(純度 100.0%)を内容積10mlの褐色アンプルに5g入れ、さらに表1の欄に記載の如く安定化剤を添加しアンプルを封管してサンプルを作製した。このサンプルを60℃の恒温槽に入れ、1ヶ月後にサンプリングし純度変化をガスクロマトグラフにより分析した。その結果を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】
実施例2
精製したAOC(純度 99.9%)を内容積10mlの褐色アンプルに5g入れ、さらに表2の欄に記載の如く安定剤を添加しアンプルを封管してサンプルを作製した。このサンプルを60℃の恒温槽に入れ、2ヶ月後にサンプリングし純度変化をガスクロマトグラフにより分析した。その結果を表2に示す。
【0028】
【表2】
【0029】
実施例3
精製したAOC(純度 100.0%)を内容積100mlの褐色サンプル瓶に50g入れ、さらに表3の欄に記載の如く安定剤を添加し密封してサンプルを作製した。このサンプルを60℃の恒温槽に入れ、経時的にサンプリングし純度変化をガスクロマトグラフによる分析で追跡した。その結果を表3に示す。
【0030】
【表3】
【0031】
比較例
精製したAOC(純度 99.9%)を内容積250mlの褐色サンプル瓶に200g入れ、さらに表4の欄に記載の如く安定剤を添加し密封してサンプルを作製した。このサンプルを60℃の恒温槽に入れ、1ヶ月後にサンプリングし純度変化をガスクロマトグラフにより分析した。その結果を表4に示す。
【0032】
【表4】
【0033】
表4より、多重結合化合物の安定化に通常用いられる重合禁止剤には、アリルオキザリルクロリドを安定化する効果は見られないことが明らかになった。
【0034】
【発明の効果】
以上詳述したように、AOC中に少量の亜リン酸エステル化合物を含む安定化剤を添加するのみで、AOCを長期間貯蔵した場合や、蒸留精製を行う場合にも、効果的にAOCの劣化を防止し得るもので、工業的価値は頗る大である。
Claims (1)
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