JP4555878B2 - メカニカルシール装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のメカニカルシールを軸線方向に並列配置してなるロータリジョイント等のメカニカルシール装置に関するものである。
メカニカルシール装置を構成するメカニカルシールとして、回転駆動される回転軸体(回転軸等)に固定した回転密封環と筒状のケース体(回転軸が同心状に洞貫するシールケース等)に軸線方向移動可能に保持した静止密封環とを具備して、両密封環の対向端面の相対回転により当該相対回転部分の内外周領域間をシールするように構成されたものが周知である(例えば、特許文献1参照)。
かかるメカニカルシールにあっては、静止密封環の外周部に凹部を形成すると共に、ケース体に、これに形成したねじ孔又は圧入孔に基端部をねじ込み又は圧入させることにより、ドライブピンを取り付けて、このドライブピンの先端部分を静止密封環の凹部に軸線方向相対移動可能に係合させることによって、静止密封環の追従性を確保しつつ(つまりケース体に対する軸線方向への所定範囲での相対移動を許容しつつ)ケース体に対する相対回転を阻止するように工夫されている(例えば、特許文献1の図1並びに段落番号[0023]の第2段落及び段落番号[0025]の第5段落の記載を参照)。
特開2003−314703公報
しかし、このような静止密封環のドライブピンによる回転阻止機構にあっては、ドライブピンがケース体に片持ち支持されているにすぎないことから、次のような問題が生じ、良好なメカニカルシール機能を長期に亘って安定して発揮させることが困難であった。
すなわち、ドライブピンは、その基端部をケース体に形成したねじ孔又は圧入孔にねじ込み又は圧入させているにすぎないから、静止密封環に係合する先端部に曲げモーメントが作用した場合、基端部とねじ孔又は圧入孔との間に緩みを生じたり、ドライブピンが曲がったりする虞れがあり、ドライブピンによる静止密封環の回転阻止機能(以下「ドライブピン機能」という)が安定して発揮されない。このような状態となると、静止密封環と回転密封環との相対回転によるシール機能が良好に発揮されなくなる。さらに、このような状態で使用を継続すると、ドライブピンがケース体から脱落したり、ねじ孔又は圧入孔にねじ込み又は圧入されているドライブピンの基端部が折損,破損し、その結果、ドライブピン機能が完全に喪失して当該シール機能が発揮されなくなる。
このように、ドライブピンはメカニカルシール全体からすれば極く軽微な構成材であり、その機能(ドライブピン機能)も軽視されがちであるが、メカニカルシールのシール機能に大きな影響を与えるものであり、ドライブピン機能が喪失すれば、メカニカルシール全体の交換,修理が必要となる。このような問題は、特に、複数のメカニカルシールを並列配置する多流路形ロータリジョイント等にメカニカルシール装置にあっては顕著である。けだし、一つのメカニカルシールにおけるドライブピン機能の低下,喪失がメカニカルシール装置全体の機能低下,機能喪失に直結するからである。
また、ドライブピンは上記した如く片持ち支持されているにすぎないため、強度上、剛性の高い金属材で構成せざるを得ない。したがって、ドライブピンに接触する流体が金属イオン等の混入を回避すべきものである用途(例えば、高度のコンタミネーション防止策を講じておく必要のあるCMP(Chemical Mechanical Polishing法による半導体ウエハの表面研摩処理装置)等の回転機器に使用されるメカニカルシール)には適用することができず、その用途が大幅に制限されるといった問題もある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、ドライブピン機能を安定して発揮させることができると共に、ドライブピンの構成材としてコンタミネーション防止が可能なプラスチック材をも使用することができるメカニカルシール装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、複数のメカニカルシールを軸線方向に並列配置してなるメカニカルシール装置であって、各メカニカルシールが、回転軸体に固定された回転密封環と筒状のケース体に軸線方向移動可能に保持された静止密封環とを具備し、両密封環の対向端面の相対回転により当該相対回転部分の内外周領域間をシールするように構成されたメカニカルシール装置において、上記の目的を達成すべく、特に、全静止密封環を、各静止密封環の外周部に形成した凹部をケース体に複数箇所を固定支持させた一本のドライブバーに係合させることにより、ケース体に対する相対回転を阻止するように構成しておくことを提案するものである。
当該メカニカルシールシール装置の好ましい実施の形態にあっては、前記ドライブバーが、その両端部及び中間部の複数箇所においてケース体に固定支持されており、各静止密封環の凹部が当該固定支持箇所間のドライブバー部分に係合されている。この場合、ドライブバーにおける両端のドライブバー部分には、夫々、一つの静止密封環の凹部が係合されており、これら以外のドライブバー部分には、二つの静止密封環の凹部が係合されていることが好ましい。
また、当該メカニカルシール装置の他の好ましい実施の形態にあっては、ドライブバーが、その両端部を除く複数箇所においてケース体に固定支持されており、軸線方向に並列する静止密封環群のうち、両端に位置する二つの静止密封環の凹部が当該ドライブバーの端部に係合されており、これら以外の静止密封環の凹部が当該固定支持箇所間のドライブバー部分に係合されている。この場合、ドライブバー部分には、二つの静止密封環の凹部が係合されていることが好ましい。
また、かかるメカニカルシール装置にあって、ドライブバーとしては、使用条件に応じて、金属材製又はプラスチック材製のものを使用することができる。
このようなメカニカルシール装置の一例として、飲料水,純水,薬液,スラリ液等の給排装置やCMP装置等における相対回転部材間で飲料水,純水,薬液,スラリ液等の流体を流動させるためのロータリジョイントをあげることができる。すなわち、回転軸体とケース体との対向周面部間に一対のメカニカルシールでシールされた通路接続空間を形成し、回転軸体に形成した第1通路とケース体に形成した第2通路とを当該通路接続空間を介して連通させるように構成されたロータリジョイントである。かかるロータリジョイントにあって、複数の流路が必要とされる場合には、通路接続空間をシールする一対のメカニカルシールからなるシールユニットを複数組並列配置して、回転軸体とケース体との対向周面部間に複数の通路接続空間を形成すると共に、回転軸体に形成した複数の第1通路とケース体に形成した複数の第2通路とを、夫々、各通路接続空間を介して連通させるように構成する。この場合、各シールユニットにおける一方のメカニカルシールの回転密封環と当該シールユニットに隣接するシールユニットにおける一方のメカニカルシールの回転密封環とを兼用して、構造の簡略化及び小型化(軸線方向長さの短縮)を図ることができる。
本発明のメカニカルシール装置にあっては、全静止密封環の相対回転をケース体に複数箇所を固定支持された一本のドライブバーで阻止するように構成されているから、各静止密封環の相対回転を片持ち支持されたドライブピンで阻止する場合に比して、ドライブピン機能(ドライブピンによる静止密封環の回転阻止機能)が安定して行われ、メカニカルシール装置ないしこれを構成するメカニカルシールを長期に亘って好適に運転させることができる。また、ドライブバーとして金属材製のものは勿論、金属材に比して強度的に劣るプラスチック材製にものを使用することができるから、コンタミネーション防止を必要とする用途にも好適に使用することができ、メカニカルシール装置の用途が大幅に拡大される。
また、すべてのメカニカルシールのドライブピンを1本のドライブバーで兼用した構成となしていることによって、各メカニカルシール毎にドライブピンを設けておく場合に比して、メカニカルシール装置構造を大幅に簡略化することができ、製作経済上、極めて有利である。特に、かかる利点は、メカニカルシール数が多くなるに従って顕著となる。
図1は本発明に係るメカニカルシール装置の一例であるロータリジョイントを示す縦断正面図であり、図2は当該ロータリジョイントに使用される本発明に係るメカニカルシールを示す縦断正面図であり、図3は当該ロータリジョイントの横断底面図(断面は図1のIII −III 線に沿う)である。なお、以下の説明において、上下とは図1及び図2における上下をいうものとする。
図1に示すメカニカルシール装置は、CMP装置における固定側部材である装置本体と回転側部材であるトップリング又はターンテーブルとの間で複数流体を流動させるために使用される多流路形ロータリジョイントである。
すなわち、このロータリジョイントは、図1に示す如く、固定側部材(CMP装置本体)に取り付けられる筒状のケース体1と回転側部材(トップリング又はターンテーブル)に取り付けられる回転軸体2とを具備し、両部材に形成された流体通路間を相対回転自在に接続するための複数本(N本)の第1流体通路3と1本の第2流体通路103とを有するものである。
各第1流体通路3は、図1に示す如く、スラリ液(ウエハ研磨液等)や水(洗浄用純水等)等の第1流体28を流動させるもので、両体1,2の対向周面部間に形成された環状空間であって一対のメカニカルシール4,4によりシールされた通路接続空間5と、回転軸体2に形成されて通路接続空間5に連通する第1通路6と、ケース体1に形成されて通路接続空間5に連通する第2通路7とからなる。各通路接続空間5をシールする一対のメカニカルシール4,4は、図1に示す如く、上下方向に向きを反対とする形態で配置されている。N本の流体通路3つまりN個の通路接続空間5をシールするために、一対のメカニカルシール4,4からなるシールユニット4Aが軸線方向にN組並列配置されている。各メカニカルシール4は、図2に示す如く、回転軸体2に固定された回転密封環8とケース体1に保持された静止密封環9とを具備するが、各シールユニット4Aにおける一方のメカニカルシール4の回転密封環8と当該シールユニット4Aに隣接するシールユニット4Aにおける一方のメカニカルシール8の回転密封環8とは兼用されている。すなわち、N組のシールユニット4Aを構成するメカニカルシール数は2N個であるが、2N個のメカニカルシール4を構成するために必要とされる回転密封環数はN+1個となる。勿論、静止密封環数はメカニカルシール数に応じた2N個である。なお、図示の例では、N=5としてある。
ケース体1は、図1に示す如く、内周部が断面円形をなす筒構造体であり、CMP装置等の固定側部材に取り付けられる。ケース体1の内周部には、後述する如く、軸線方向(上下方向)に一定間隔を隔てて並列するN個の環状支持壁10とその上下両側に位置する一対の支持突起11,11とが突設されている。なお、ケース体1は、上下方向に分割された構造をなしており、複数個の分割部分を図示しないボルトにより連結することにより組み立てられる。
回転軸体2は、図1に示す如く、円柱状の本体部12と、これに軸線方向(上下方向)に所定間隔を隔てて並列状に嵌合固定されたN+1個の円筒状の保持部13とで構成されており、一対のベアリング14,14によりケース体1の内周部に同心状をなして回転自在に支持されている。なお、最上端に位置する保持部13は、本体部12の上端部に固着された有底円筒状のベアリング受体15の周壁を構成する。また、ベアリング14,14は、ベアリング受体15の外周部とケース体1の上端内周部との間及び本体部12の下端外周部とケース体1の下端内周部との間に介装されている。
同心をなす両体1,2の対向周面部間(ケース体1の内周部と回転軸体2の外周部との間)には、図1に示す如く、軸線方向(上下方向)に所定間隔を隔てて設けた一対のシール部材16,16により閉塞された環状空間17が形成されている。シール部材16,16は、ケース体1の内周部に嵌合固定されたオイルシール等であり、内周部を最上位の回転密封環8及び最下位の回転密封環8の外周面に押圧接触させることにより、当該回転密封環8とケース体1との間をシールしている。なお、ケース体1には、シール部材16,16でシールされた環状空間17の上下両側において、ドレン1a,1aが設けられている。
環状空間17は、図1に示す如く、回転軸体2に設けられたN+1個の回転密封環8とケース体1に形成されたN個の支持壁10と各支持壁10に設けられた一対の静止密封環9とを具備する2N個の端面接触形メカニカルシール3(N組のシールユニット4A)によって、N個の通路接続空間5とN+1個の冷却空間18とに区画シールされている。
すなわち、回転密封環8は、図1に示す如く、回転軸体2の本体部12に嵌合させると共に、本体部12の下端段部19と最上位の保持部13との間及び保持部13,13相互間に夫々Oリング20を介在させて挟圧させることにより、軸線方向に等間隔を隔てて回転軸体2の外周部に固定されている。各回転密封環8は回転軸線と同心をなす円環状板であり、図2に示す如く、隣接する回転密封環8,8の対向端面を軸線に直交する平滑な環状平面である密封端面(以下「第1密封端面」という)21,21に構成してある。
各支持壁10は、図1に示す如く、隣接する回転密封環8,8の対向面間に位置して、ケース体1の内周部に突設された環状壁である。すなわち、回転密封環8と支持壁10とは、環状空間17において、軸線方向(上下方向)に交互に配置された状態で並列されている。
各支持壁10には、その両側に位置する回転密封環8,8の対向端面たる第1密封端面21,21に直対向して、上下一対の静止密封環9,9が軸線方向に移動可能に且つ相対回転不能に保持されている。すなわち、各静止密封環9は、図2に示す如く、支持壁10の内周部にOリング22を介して軸線方向移動可能に嵌合保持されると共に、次のような回転阻止機構により所定範囲での軸線方向移動を許容する状態で回転(ケース体1に対する相対回転)を阻止されている。
この回転阻止機構は、図1〜図3に示す如く、軸線方向(上下方向)に延びる一本のドライブバー24を複数箇所においてケース体1に固定支持し、全静止密封環9を、各静止密封環9の外周部に形成した凹部23を当該固定支持箇所間のドライブバー部分24a,24bに係合させることにより、ケース体1に対する相対回転を阻止するように構成されている。すなわち、ドライブバー24は上下方向に長尺な断面円形のもので、図1に示す如く、その中間部を各支持壁10に形成した貫通孔10aに挿通支持させると共にその端部を各支持突起11に形成した貫通孔11aに挿通支持させることにより、ケース体1に固定支持させてある。そして、軸線方向に並列する静止密封環群のうち、両端に位置する各静止密封環(最上位及び最下位の各静止密封環)9については、その凹部23を支持突起11とこれに対向する支持壁10とで両端支持されたドライブバー部分24bに軸線方向移動可能に係合させてあり、その他の各静止密封環9については、その凹部23を隣接する支持壁10,10で両端支持されたドライブバー部分24aに軸線方向移動可能に係合させてある。なお、隣接する支持壁10,10で両端支持されたドライブバー部分24aには、2個の静止密封環9,9が係合されている。
このようにドライブバー24によりケース体1に軸線方向移動可能且つ回転不能に保持された各静止密封環9は、複数のコイルスプリング25により、回転密封環8へと押圧附勢されている。すなわち、各スプリング25は、図1〜図3に示す如く、支持壁10に形成した貫通孔26に挿通保持された状態で、支持壁10に保持された静止密封環9,9間に介挿されていて、当該両静止密封環9,9に共通の附勢手段として機能するように工夫されている。各静止密封環9の端面は、スプリング25により第1密封端面21にこれと同心をなして押圧接触される円環状の第2密封端面27に構成されている。
したがって、各メカニカルシール4にあっては、両密封端面21,27が回転軸体2の回転に伴って相対回転摺接して、周知の端面接触形メカニカルシールと同一機能により、当該相対回転摺接部分の内周側領域と外周側領域をシールすることから、環状空間17が、図1に示す如く、隣接する一対の回転密封環8,8とこれらに押圧接触する一対の静止密封環9,9と回転軸体2の外周部である保持部13とで囲繞形成されるN個の上記内周側領域たる通路接続空間5と、両密封端面21,27の相対回転摺接部分において各通路接続空間5との間をシールされ且つ支持壁10で仕切られるN+1個の上記外周側領域である冷却空間18と、に区画される。
回転軸体2には、図1及び図3に示す如く、相互に交差することなく各通路接続空間5に開口するN個の第1通路6が形成されている。すなわち、図1に示す如く、各第1通路6の一端部は回転軸体2の外周部から保持部13を貫通して通路接続空間5に開口されており、その他端部は本体部12の下端部に開口されている。各第1通路6の他端部は、前記回転側部材(トップリング又はターンテーブル)に形成した回転側流路に接続される。
ケース体1には、図1に示す如く、相互に交差しないN個の第2通路7が径方向に貫通形成されている。各第2通路7の一端部は支持壁10を貫通して通路接続空間5に開口されており、その他端部はケース体1の外周部に開口されている。各第2通路7の他端部は、前記固定側部材(CMP装置本体)に形成した固定側流路に接続される。
したがって、両体1,2には、第1通路6と第2通路7とを通路接続空間5により相対回転自在に接続してなるN本の流体通路3が相互に独立した形態で形成されることになり、N種(同種又は異種)の第1流体28を、図1に矢印で示す如く第2通路7から第1通路6へと、或いは第1通路6から第2通路7へと、混合させることなく流動させることができる。
全冷却空間18は、図1に示す如く、各支持壁10に形成した貫通孔26により相互に連通されている。ケース体1の上下部には、図1に示す如く、冷却空間18に冷却流体29を給排する供給路30及び排出路31が形成されていて、冷却流体29が全冷却空間18を通過することにより、各メカニカルシール4における密封端面21,27の摺接熱を冷却するように工夫されている。冷却流体29としては、一般に、常温の清浄水や純水等が使用される。
第2流体通路103は、図1に示す如く、ウエハ加圧用空気やエアーブロ−用空気等の第2流体36を流動させるもので、両体1,2の対向周面部間に形成された環状空間であって一対の弾性シールリング32,32によりシールされた通路接続空間33と、回転軸体2に形成されて通路接続空間33に連通する第1通路34と、ケース体1に形成されて通路接続空間33に連通する第2通路35とからなる。
図4は図1の要部を拡大して示す縦断正面図であるが、この図4に示す如く、各弾性シールリング32は、環状の本体部40と、本体部40から軸線方向に突出する筒状の内外周リップ部41,42と、内外周リップ部41,42間の環状溝43に充填されたバネ部材44とからなる断面略コ字状の環状体をなすものであり、ベアリング受体15の周壁(保持部)13に対向するケース体1の内周部分に形成した環状凹部37に係合保持されている。両弾性シールリング32,32は、図4に示す如く、環状溝43,43の開口部を対向させた対称形態で配置されていて、ベアリング受体15の周壁13とケース体1との対向周面間に環状の通路接続空間33を形成している。
而して、通路接続空間33に流体36が供給されると、流体36が弾性シールリング32,32の環状溝43,43に流入して、流体36の圧力により、軸線方向においては、両シールリング32,32が相互に離間する方向に押圧されて本体部40,40が環状凹部37,37の側面部に押し付けられ、径方向においては、各シールリング32の内外周リップ部41,42がその径方向間隔が広がる方向に押圧変形される。すなわち、環状溝43に流入した流体36の圧力により、各シールリング32のシール部(リップ部41,42の先端部)45,46のシール面(ベアリング受体15の周壁13の外周面及び環状凹部37の内周面)への接触面圧が上昇して、弾性シールリング32によるシール機能が十分に発揮される。かかる接触面圧の上昇程度は、通路接空間33に供給される流体36の圧力に比例する。したがって、上記接触面圧つまりシール力が流体36の圧力に応じて比例的に変化することになり、当該流体36が高圧である場合や圧力変動した場合にも、弾性シールリング32,32によるシール機能が適正且つ良好に発揮されることになり、第2流体通路103における流体流動が漏れを生じることなく良好に行われる。
図1に示す如く、第1通路35の一端部は回転軸体2の外周部から保持部13(ベアリング受体15の周壁)を貫通して通路接続空間33に開口されており、その他端部は回転軸体2の本体部12の下端部に開口されている。第1通路35の他端部は、前記回転側部材(トップリング又はターンテーブル)に形成した回転側流路に接続される。また、第2通路36の一端部はケース体1を周方向に貫通して通路接続空間33に開口されており、その他端部はケース体1の外周部に開口されている。第2通路36の他端部は、前記固定側部材(CMP装置本体)に形成した固定側流路に接続される。なお、第2流体通路103は、例えば、ウエハ加圧用空気やエアーブロ−用空気等のガス36を流動させるものとして使用される。
ところで、上記ロータリジョイントでは、シールすべき流体28,29,36の性状に応じてシール手段4,32を使い分けているが、ロータリジョイントの各部材の構成材は、当該部材に要求される機能,機械的強度に応じて選択される他、流体28,29,36の性状,使用目的に応じて選択しておくことが必要であり、一般に、当該流体28,29,36に対して不活性なものを選択しておくことが好ましい。流体28,29,36に対して不活性な構成材は、当該流体28,29,36の性状や使用条件(金属汚染の回避等)との関係において決定されるものであり、例えば、当該流体28,29,36が金属汚染を回避すべきものである場合には、流体28,29,36との接触により金属成分を溶出したり金属粉を発生したりすることがないセラミックスやプラスチックが該当する。また、第1流体通路3を流動する流体28が砥粒等の固形成分を含有するスラリ流体である場合には、当該流体28に接触する部材の構成材として含有固形成分との接触により発塵しないセラミックス,プラスチックが使用される。第1流体通路3又は第2流体通路103を流動する流体28,36が高温流体である場合には、当該流体28,36に接触する部材の構成材として耐熱性を有するセラミックス,プラスチックが使用され、当該流体28,36が腐食性流体である場合には、耐食性ないし耐薬品性を有するセラミックス,プラスチックが使用される。
したがって、密封環8,9については、一般に、接触による摩耗粉等を発生し難い炭化珪素,酸化アルミニウム等のセラミックスで構成しておくことが好ましい。勿論、使用条件によっては、後述のエンジニアリングプラスチックで構成しておくことも可能である。また、密封環8,9以外の流体接触部分(流体が侵入して接触する虞れのある部分を含む)については、流体の性状,使用目的に応じて、砥粒等の固形成分との接触によりパーティクルを発生させることがなく且つ加工による寸法安定性,耐熱性等に優れたPEEK,PES,PC等のエンジニアリングプラスチックや耐食性,耐薬品性に優れたPTFE,PFA,FEP,PVDF等の弗素樹脂で構成しておくことが好ましい。なお、流体通路3,103における流体28,36との接触部分を、選定された材料(以下「選定材料」という)で構成しておく態様としては、流体通路3,103が形成される部材(例えば、ケース体1や回転軸体2の本体部12等の全体)又は部分(例えば、ケース体1における第2通路7,35の形成部分や第1通路6,34を形成する回転軸体2の本体部12)を選定材料で構成しておく場合と、流体28,36との接触部分のみ(例えば、各通路6,7,34,35の内壁面等)をコーティング,パイプ圧入等の手段による選定材料層で構成しておく場合とに大別される。特に、後者は、機械的強度等の面からステンレス鋼等の金属材で構成せざるを得ない部材,部分(例えば、回転軸体2の本体部12)に流体通路3,103を形成しておく場合に有効である。また、ドライピン24aないしドライブバー24は、メカニカルシール4により第1流体通路3との間を遮蔽シールされた冷却空間17に配置されるものであり、専ら冷却流体29が接触するのみであるから、第1流体28の金属汚染を回避する上で、金属材で構成することも可能であるが、第1流体28の金属汚染回避に万全を期すためには(例えば、メカニカルシール4のシール機能低下による両流体28,29の混合があった場合にも当該金属汚染回避を実現するために)は上記エンジニアリングプラスチック等のプラスチック材で構成しておくことが好ましい。また、弾性シールリング32において、本体部40及び内外周リップ部41,42からなる断面略コ字状の環状体はプラスチック,ゴム等の弾性材で一体成形されるが、その構成材たる弾性材の選定はシール条件に応じて行われる。例えば、当該弾性シールリング32によってシールすべき流体36が高温である場合には耐熱性の弾性材を使用し、当該流体36が腐食性を有するものである場合には耐食性の弾性材を使用するが、一般には、自己潤滑性,低摩擦性(摩擦係数0.2〜0.3程度)を有するポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素樹脂やこれにガラス繊維,炭素繊維,二硫化モリブデン等の充填材を1種以上配合してなる弾性複合材等を使用することが好ましい。この例では、ポリテトラフルオロエチレンにガラス繊維及び二硫化モリブデン又はポリイミド樹脂を配合した、低摩擦性,耐摩耗性等に優れる弾性複合材を使用している。
以上のように構成されたメカニカルシール装置たるロータリジョイントによれば、N本の第1流体通路3及び1本の第2流体通路103が各々独立して形成されていることから、N+1種の流体28,36を回転側流体通路と固定側流体通路との間で混在させることなく良好に流動させることができ、それらの流動状態制御も各別に行うことができる。
そして、各第1流体通路3の相対回転部分(通路接続空間5)をシールするメカニカルシール4にあっては、ドライブバー24が各静止密封環8との係合個所の両側において保持壁10又は保持突起11に支持(両端支持)されていることから、ドライブバー24つまり全ドライブバー部分24a,24bを金属材で構成した場合は勿論、金属材に比して強度的に劣るプラスチック材で構成した場合にも、冒頭で述べた如き問題を生じることがなく、ドライブピン機能が安定して発揮されることになる。したがって、ドライブピン機能の低下,喪失によりメカニカルシール4のシール機能が低下,喪失するようなことがなく、第1流体28の流動を良好に行うことができる。また、一般に、ドライブピン機能の低下,喪失を防止するために、静止密封環9に複数の凹部23を形成して、各凹部23にドライブピン24a,24bを係合させておくように工夫されるが、上記の如くドライブピン(ドライブバー部分)24a,24bを両端支持構造としておくと、各静止密封環9に複数の凹部23を形成しておかずとも、つまり各静止密封環9を複数本のドライブピン24a(ドライブバー24)で係止しておかずともドライブピン機能の低下を防止することができ、図3に示す如く、全静止密封環9の回転阻止を1本のドライブバー24で十分に行うことが可能となり、メカニカルシール構造の簡略化を図ることができる。
また、すべてのメカニカルシール4の静止密封環9の相対回転を1本のドライブバー24で阻止するように構成しているから、各メカニカルシール4毎に各別のドライブピンを設ける場合に比して、メカニカルシール構造の簡略化を図ることができる。特に、多数のメカニカルシール4を必要とするロータリジョイント等のメカニカルシール装置にあっては、上記した如く全静止密封環9の回転阻止を1本のドライブバー24で行うことができることと相俟って、かかる効果(メカニカルシール構造の簡略化)は著しい。
ところで、メカニカルシール4にあっては、密封環8,9の接触部分(密封端面21,27)が発熱して焼き付く等の虞れがあり、特に、シールすべき第1流体28が気体である場合や液体であっても吸引排出等によりドライ条件となる場合には、かかる虞れが強くなる。しかし、上記したロータリジョイントにあっては、密封環8,9及びその接触部分は冷却空間18を流動する冷却流体29により冷却されて、上記した虞れは生じないから、第1流体28が気体である場合やドライ条件で使用される場合においても、密封環8,9の相対回転摺接作用が円滑に行われて、良好なシール機能が発揮される。
ところで、複数本の流体通路を必要とするロータリジョイントにあっては、すべての流体通路のシール手段としてメカニカルシール4を採用した場合には、ロータリジョイントの全長(軸線方向長さ)が長大化することになる。しかし、流体通路を流動させる流体の性状によっては、メカニカルシール4のような高度のシール手段を使用する必要がない場合もある。そこで、上記したロータリジョイントにあっては、第1流体通路3と第2流体通路103とでシールすべき流体28,36の性状に応じてシール手段4,32を使い分けるようにし、メカニカルシール4のような高度のシール手段によってシールさせる必要のない第2流体36については、シール手段としてメカニカルシール4に比して構造簡単にして小型の弾性シールリング32を使用している。その結果、ロータリジョイントの全長を可及的に短尺化し得て、ロータリジョイントの小型化及び構造簡略化を効果的に図ることができる。なお、弾性シールリング32,32でシールされる第2流体通路103の設置数は、必要に応じて任意とできる。複数の第2流体通路103を設ける場合、各第2流体通路103における一方の弾性シールリング32をこれに隣接する第2流体通路103における一方の弾性シールリング32と兼用させることができる。
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものでなく、本発明の基本原理を逸脱しない範囲において適宜に変更,改良することができる。
例えば、上記したロータリジョイントにおいて、図5に示す如く、ドライブバー24の両端部24c,24cはケース体1に支持させず、メカニカルシール群の両端に位置するメカニカルシール(最上位及び最下位のメカニカルシール)4,4については、各静止密封環9を支持壁10から突出するドライブバー24の端部24c,24cに係合させるようにしてもよい。この場合、両静止密封環9,9に係合するドライブバー端部24c,24cは夫々片持ち支持構造をなすものであるが、ドライブバー端部24c,24cが支持壁群10に貫通支持されているドライブバー24の両端部であるから、ドライブピンの基端部を固定支持させた場合と異なって、冒頭で述べた如き問題は生じない。
また、本発明は、ロータリジョイント以外のメカニカルシール装置にも適用することができる。
本発明に係るメカニカルシール装置の一例を示す縦断正面図である。 図1の要部を拡大して示す縦断正面図である。 本発明に係るメカニカルシール装置の横断底面図(断面は図1のIII−III線又は図5のIII−III線に沿う)である。 図1の要部であって図2に示すものと異なる部分を拡大して示す縦断正面図である。 本発明に係るメカニカルシール装置の変形例を示す縦断正面図である。
符号の説明
1 ケース体
2 回転軸体
3 第1流体通路
4 メカニカルシール
4A シールユニット
5 通路接続空間(相対回転部分の外周領域)
6 第1通路
7 第2通路
8 回転密封環
9 静止密封環
10 支持壁
10a 貫通孔
11 支持突起
11a 貫通孔
18 冷却空間(相対回転部分の外周領域)
21 密封端面
24 ドライブバー
24a ドライブバー部分
24b ドライブバー部分
24c ドライブバーの端部
27 密封端面
28 第1流体
29 冷却流体

Claims (9)

  1. 複数のメカニカルシールを軸線方向に並列配置してなるメカニカルシール装置であって、各メカニカルシールが、回転軸体に固定された回転密封環と筒状のケース体に軸線方向移動可能に保持された静止密封環とを具備し、両密封環の対向端面の相対回転により当該相対回転部分の内外周領域間をシールするように構成されたメカニカルシール装置において、
    全静止密封環を、各静止密封環の外周部に形成した凹部をケース体に複数箇所を固定支持させた一本のドライブバーに係合させることにより、ケース体に対する相対回転を阻止するように構成してあることを特徴とするメカニカルシールシール装置。
  2. ドライブバーが、その両端部及び中間部の複数箇所においてケース体に固定支持されており、各静止密封環の凹部が当該固定支持箇所間のドライブバー部分に係合されていることを特徴とする、請求項1に記載するメカニカルシール装置。
  3. ドライブバーにおける両端のドライブバー部分には、夫々、一つの静止密封環の凹部が係合されており、他のドライブバー部分には、二つの静止密封環の凹部が係合されていることを特徴とする、請求項2に記載するメカニカルシール装置。
  4. ドライブバーが、その両端部を除く複数箇所においてケース体に固定支持されており、軸線方向に並列する静止密封環群のうち、両端に位置する二つの静止密封環の凹部が当該ドライブバーの端部に係合されており、これら以外の静止密封環の凹部が当該固定支持箇所間のドライブバー部分に係合されていることを特徴とする、請求項1に記載するメカニカルシール装置。
  5. ドライブバー部分には、二つの静止密封環の凹部が係合されていることを特徴とする、請求項4に記載するメカニカルシール装置。
  6. ドライブバーが金属材製又はプラスチック材製のものであることを特徴とする、請求項1〜5の何れかに記載するメカニカルシール装置。
  7. 回転軸体とケース体との対向周面部間に一対のメカニカルシールでシールされた通路接続空間を形成し、回転軸体に形成した第1通路とケース体に形成した第2通路とを当該通路接続空間を介して連通させるように構成されたロータリジョイントであることを特徴とする、請求項1〜6の何れかに記載するメカニカルシール装置。
  8. 通路接続空間をシールする一対のメカニカルシールからなるシールユニットを複数組並列配置して、回転軸体とケース体との対向周面部間に複数の通路接続空間を形成すると共に、回転軸体に形成した複数の第1通路とケース体に形成した複数の第2通路とを、夫々、各通路接続空間を介して連通させるように構成されたロータリジョイントであることを特徴とする、請求項7に記載するメカニカルシール装置。
  9. 各シールユニットにおける一方のメカニカルシールの回転密封環と当該シールユニットに隣接するシールユニットにおける一方のメカニカルシールの回転密封環とが兼用されていることを特徴とする、請求項8に記載するメカニカルシール装置。
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