JP4554209B2 - 光フィルタ - Google Patents

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Description

本発明は、光フィルタに関する。
光学分野において、波長フィルタリング、すなわち多数のスペクトル成分から構成される信号からの特定の波長の光信号を抽出することは重要な機能である。例えば、光通信の分野では、波長フィルタリングにより特定の光通信チャンネルが複数の波長多重チャンネルから抽出でき、更にそのチャンネルを増幅、経路指定、又は復調処理できる。光通信の分野では、フィルタリング及び他の操作を行うための構成部品は、光ファイバ又は半導体導波路内に光が導かれる集積光システムに他の光デバイスと一緒に組み込む必要がある。このような集積光システム内でフィルタリングを行うために現在使用されているデバイスとしては、ブラッグ格子、ファブリーペロー及びマッハ・ツェーンダ干渉計、アレイ導波路格子(AWG)、及び音響光学フィルタを挙げることができる。このようなデバイスは複雑であり製造時に相当多くの処理を必要とするので、これらを組み込んだ集積光システムは高価であり製造するのに時間がかかる。例えば、これらのデバイスは、R.Ramaswami及びK.N.Sivarajanによる「光ネットワーク−実用の展望」(モーガンカウフマン出版社 1998年 ISBN1−55860−445−6)という文献に説明されている。
また、従来、多モード導波路におけるセルフイメージング効果に基づく光フィルタは公知である。例えば、米国特許第5、862、288号には、多モード導波路内で距離L=w2/mλ0にわたる入力光フィールド分布の1対1イメージングの原理に基づくフィルタが説明されており(図1参照)、ここで、wは多モード導波路の幅、mλ0は導かれる平面波放射エネルギの波長であり、この波長は他の波長の放射エネルギに優先してフィルタを通過する。mは正の整数である。このようなフィルタを製造するのは容易であり、他の光デバイス及び光電子デバイスと一体化される。
後者のタイプのフィルタに関連する問題点は、フィルタの透過関数が波長mλ0及び(m+1)λ0に対応する各透過率ピークの間に相当量の構成要素(structure)を含むこと、すなわち、このようなフィルタの透過率は複数のスペクトル成分から抽出する必要がある各透過率ピークの間の波長においてゼロではない点にある。このような構成要素は、フィルタリング性能を低下させ、特定のフィルタリング用途では容認できない。
米国特許第5、862、288号公報 R.Ramaswami及びK.N.Sivarajan著「光ネットワーク−実用の見通し」(モーガンカウフマン出版社 1998年 ISBN1−55860−445−6)
本発明の目的は、多モード導波路のセルフイメージング効果に基づくフィルタに関連する問題点を解決するか、又は少なくとも改善することである。
本発明の第1の態様によると、この目的は、
(a)多モード導波路と、
(b)それぞれの端部で多モード導波路とつながり、多モード導波路の横断面の中心に配置される第1の連結導波路(22;322)及び第2の連結導波路(24;324)と、
を備える光フィルタであって、
多モード導波路の長さは、連結導波路の最も低い次数の横モードであり、第1の連結導波路を経由して多モード導波路に導入される光フィールド分布が、第1の連結導波路から隔たった多モード導波路の端部で多モード導波路の中心縦軸上で実質的に再現されると共に、第2の連結導波路に連結されるような長さであり、特定の波長の放射エネルギが多モード導波路内のモード分散及び相互モード干渉によって他の波長の放射エネルギに優先してフィルタを通過するようになっており、
フィルタは、光フィールドの1対N方式の強度分割が生じる多モード導波路内の長手方向位置にN個の開口を与える手段を更に備え、各々の開口の中心は、分割が生じる場合に局所的な光強度最大値が発生する多モード導波路内の横方向位置に置かれることを特徴とするフィルタによって達成される。
多モード導波路の長さはpw2 2/λであってもよく、ここでpは正の整数であり、w2は多モード導波路の幅である。本発明のフィルタの透過関数の透過率ピークの半値全幅(FWHM)は、多モード導波路の長さが長くなると小さくなる。更に、これは波長mλ0及び(m+1)λ0に対応する各ピークの間でフィルタの透過関数に(p−1)の透過率ピークを与える。
連結導波路の幅w1及び幅w2は、w2/w1>8であるのが好ましい。これはフィルタ透過関数の透過率ピークの低減されたFWHMを与える。
本発明の第2の態様によると、本発明の第1の態様によるフィルタによって特徴付けされたレーザー発振器が提供される。このようなレーザー発振器は、フィルタの透過関数によって固定されたスペクトル特性をもった出力を有する。
本発明の第3に態様によると、放射エネルギ源を備え、本発明の第1の態様によるフィルタによって特徴付けされた光デバイスが提供される。このようなデバイスは、放射エネルギ源単独のスペクトル幅よりも狭いスペクトル幅をもった放射エネルギを出力する。
以下に添付図面を参照して例示的な本発明の実施形態を説明する。
図1及び図2を参照すると、全体として10で示される従来技術の波長フィルタの平面図及び透視図の各々が示されており、このフィルタ10は他の波長の放射エネルギに優先してフィルタ内で波長mλ0をもつ放射エネルギを通す。mは整数、λ0は1μmである。デバイス10は、半導体デバイス製造の当業者にはよく知られている方法で作られ、x−y−z方向を定める座標系11を基準としている。デバイス10は、厚さ2.0μmのAl0.1Ga0.9Asの被覆層14及び18、厚さ1.0μmのGaAsコア層16、及び厚さ0.1μmのGaAsキャッピング層19により形成される。層14、16、18、19はGaAs基板12上に支持される。層14、16、18はx方向に単一モード化されたスラブ導波路を形成する。
デバイス10は、層16、18、19、及び層14の一部分を組み込んだ隆起構造20(エッチングによって形成される)を有する。隆起構造20は、デバイス10の端部領域32、34にそれぞれ対応する幅w1=2μmの端部領域22、24と、デバイス10の中心領域36に対応する幅w2=4μmの中心領域26とを有する。隆起構造20の端部領域22、24の幅w1は、それらの領域に導かれると共にデバイス10内で約1μmの波長を有する光放射エネルギが、x方向及びy方向の両方で単一モードになるような幅である。すなわち、デバイス10の端部領域32、34は単一モードの導波路である。隆起構造20の中心領域26の幅w2は、デバイス10内に導かれると共にデバイス10内で約1μmの波長を有する光放射エネルギが、y方向で概して多モードになるような幅である。すなわち、デバイス10の中心領域36は端部17、19を有する多モード導波路である。
隆起構造20の端部領域22、24は、隆起構造の中心領域26の横断面の中心であってその中心縦軸13上に配置される。隆起構造20の中心領域26は、長さL=w2 2/λ0=16μmを有する。隆起構造20の中心領域26は、x−y平面33及び35でそれぞれ端部領域22、24と交わる。フィルタ10は、光放射エネルギがフィルタ10に導入される入口側x−y平面37と、光放射エネルギがフィルタ10を出ていく出口側x−y平面39とを有する。z方向における端部領域22、24の長さは、任意の適切な値を選ぶことができ、フィルタ10は、増幅器や変調器といった他の素子及びデバイスと一緒に単一の集積光チップ上に組み込むことができる。
フィルタ10は以下のように作動する。入力光放射エネルギは、図2の矢印40で示すように、実質的にz方向において入口側x−y平面37で層16に導入される。入力光放射エネルギは、該入力光放射エネルギの他のスペクトル成分に優先してフィルタ10を通過することになる、フィルタ10内で波長mλ0を有するスペクトル成分を含む。入力光放射エネルギは、x方向及びy方向の両方で単一モードである光フィールドとしての層16内に実質的に導かれて、デバイス10の端部領域32でz方向に伝搬する。光フィールドがx−y平面33でフィルタ10の中心領域36に入る場合、入力光放射エネルギの各々のスペクトル成分は、その領域内で複数のEH1,j横モードを励起するが、jはy方向におけるモード指標を示すと共に奇数の整数に等しい。従って、中心領域(多モード導波路)36の対称モードだけが励起される(デバイス10ではneff=3.5)。
フィルタ10内で波長λiを有する入力光放射エネルギのスペクトル成分は、自由空間において波長λi´=λinを有し、nは層16内の平面波の屈折率である。例えば、フィルタ10内で波長λ0=1μmを有する入力光放射エネルギのスペクトル成分は、自由空間では波長λ0´=λ0n=3.5μmを有する。
中心領域36内のモード分散及び相互モード干渉の結果として、波長λ0のスペクトル成分のy方向における強度分布は、図3に示すように、デバイス10の中心領域36に沿うz方向の距離によって変化する。図3を参照すると、波長λ0を有するスペクトル成分に関する光フィールドのx−y平面33でのy方向の強度分布40は、中心導波路領域36のEH1,1横モードである。中心領域36内のモード分散及び相互モード干渉の結果として、このフィールド分布はx−y平面35で実質的に再現されるので、デバイス10の端部領域34に効率的に結合する。フィルタ10内でmが整数である
Figure 0004554209
以外の波長を有するスペクトル成分の場合、x−y平面33での強度分布40はx−y平面35では再現されないので、デバイス10の端部領域34にスペクトル成分が結合される効率は、スペクトル成分
Figure 0004554209
に関する効率に比べて低減される。例えば、デバイス内で波長λ1>λ0(≠mλ0)を有するスペクトル成分は、x−y平面33でのスペクトル成分のEH1,1横モード分布がx−y平面35で再現されるように、フィルタ10の中心領域36がw2 2/λ1<w2 2/λ0の長さを有することを必要とするであろう。同様に、波長λ2<λ0(≠mλ0)を有するスペクトル成分は、x−y平面33でのスペクトル成分のEH1,1横モード分布がx−y平面35で再現されるように、フィルタ10の中心領域36がw2 2/λ2>w2 2/λ0の長さを有することを必要とするであろう。つまり、フィルタ10は、入力放射エネルギの波長mλ0のスペクトル成分を他のスペクトル成分に優先して通過させるフィルタリング機能を果たす。
図4を参照すると、領域0−2μmにおけるフィルタ10の透過率は入力放射エネルギの波長(フィルタ10内の)の関数として曲線50によって示される。曲線50は、波長に対して周期的であり、入力放射エネルギにおける波長mλ0(mは整数)は、実質的に100%の効率でフィルタ10を通過する。曲線50の51のような透過率ピークは約560nmの半値全幅(FWHM)を有する。
従来技術の別の波長フィルタは、隆起構造20の端部領域22、24がy方向に単一モードの導波路ではなくy方向に多モードの導波路であることを除いて、フィルタ10と同様の構造を有している。このデバイスの作動時に、入力光放射エネルギは、最も低い次数の横モードのみがデバイスの端部領域32で励起されるようにx−y平面37に導入される。
図5を参照すると、領域0−2μmにおける別の従来技術の波長フィルタに関する透過率対入力波長が曲線55によって示されており、フィルタは、w2=8μmを除いてフィルタ10と同様の構造を有している。曲線55は波長に対して周期的であり、入力放射エネルギ内の波長mλ0(mは整数)は、実質的に100%の効率で通過する。56のような透過率ピークは約150nmのFWHMを有する。
図6を参照すると、領域0−2μmにおける従来技術の更に別の波長フィルタに関する透過率対入力波長が曲線60によって示されており、フィルタは、w2=16μmを除いてフィルタ10と同様の構造を有している。曲線60は波長に対して周期的であり、波長mλ0(mは整数)は実質的に100%の効率で通過する。61のような透過率ピークは、約34nmのFWHMを有する。
図7を参照すると、領域0−2μmにおける従来技術の更に別の波長フィルタに関する透過率対入力波長が曲線65によって示されており、デバイスは、w2=16μm及びL=4w2 2/λ0=64μmを除いてフィルタ10と同様の構造を有している。曲線65は波長に対して周期的であり、波長mλ0/4(mは整数)は実質的に100%の効率で通過する。66のような透過率ピークは、約34nmのFWHMを有する。
透過率曲線55、60、65は、57、62、67のようなサイドローブを有する。このようなサイドローブは特定のフィルタリング用途では容認できない。
図4−図7から、10のような本発明のフィルタの透過率ピークのFWHMは、w2/w1の値を変えるようにフィルタ構造を変えることによって様々であることが分かる。透過率ピークのFWHMは(w1/w22に比例する。
実質的に100%の効率でフィルタを通過する波長の数は、フィルタの中心領域の長さを長くすることによって増加させることができ、長さpw2 2/λ0の中心領域を有するフィルタは、実質的に100%の効率で波長mλ0/pを有する入力放射エネルギのスペクトル成分を通過させることができる(m及びpは整数である)。また、中心領域の長さを長くすると、フィルタの透過関数の透過率ピークのFWHMが低減する。
図8を参照すると、全体として300で表されている本発明の光フィルタが示されている。フィルタ300は、フィルタ10と同様の構造及び寸法を有する。フィルタ300は、フィルタ300の多モード導波路326中にエッチング溝によって形成された3組の開口315A、315B、315Cを有する。溝は、それらがフィルタ300のコア導波路層を完全に貫通するような深さを有する。開口セット315A及び315Cの各々は、多モード導波路326の各端部319、317からw2 2/3λ0の距離に配置され、その中心がフィルタの多モード導波路326の片側からw2/6、w2/2、及び5w2/6の距離にそれぞれ位置合わせされた3つの開口を有する。開口セット315Bは、多モード導波路326の各々の端部317、319からw2 2/2λ0の距離に配置され、多モード導波路326の片側からw2/4及び3w2/4の距離に2つの開口を有する。溝は、例えば、集束イオンビームエッチングのような任意の適切な半導体処理方法によって形成することができる。
再び図3を参照すると、3組の開口315A、315B、315Cのz位置は、波長λ0の入力放射エネルギの1対2及び1対3方式の分割が起きる多モード導波路326のz位置と一致することが分かるであろう。各々の開口の中心は、対応するz位置での強度分布における局所的な最大値が生じる導波路326内の横方向位置に置かれる。
開口セット315A、315B、315Cは、フィルタ300の透過関数のサイドローブ(図5、6、及び7のそれぞれ57、62、67のような)の抑制をもたらすので、フィルタ300に高度のフィルタリング性能を与える。サイドローブは、入力強度分布の1対N方式の分割が生じる多モード導波路326内の他のz位置に開口を追加的に設けることで更に抑制できる。また、サイドローブの抑制は、このような開口を適切に配置することによって、長さpw2 2/λ0(pは整数)の多モード導波路を有する本発明のフィルタにおいても実現できる。
本発明の波長フィルタは、レーザー発振器を作るために変更することができる。例えば、デバイス10は、隆起構造20の一部又は全ての領域22、24、26内の光増幅素子と、それぞれx−y平面37、39と交わる領域22、24の端部の光フィードバック手段(例えば、劈開によって形成された鏡面)とを備えるように変更できる。このようなレーザー発振器は、共振子を形成する波長フィルタデバイスによって定められたスペクトル出力を有する。
本発明のフィルタは、放射エネルギ源と組み合わせて、放射エネルギ源自体のスペクトル幅よりも狭いスペクトル幅を有する放射エネルギを出力する光デバイスを作ることができる。
従来技術の波長フィルタの平面図である。 従来技術の波長フィルタの斜視図である。 図1及び図2のフィルタの一部分内の距離の関数としての光フィールドの空間分布を示す。 図1及び図2のフィルタに関する入力放射エネルギの透過率対波長のグラフである。 従来技術の別の波長フィルタにおける入力放射エネルギの透過率対波長のグラフである。 従来技術の別の波長フィルタにおける入力放射エネルギの透過率対波長のグラフである。 従来技術の別の波長フィルタにおける入力放射エネルギの透過率対波長のグラフである。 本発明の波長フィルタの平面図を示す。
符号の説明
300 光フィルタ
314A 開口
314B 開口
314C 開口
322 第1の連結導波路
324 第2の連結導波路
326 多モード導波路

Claims (8)

  1. 多モード導波路と、当該多モード導波路の両端の横断面の中央にそれぞれ接続されて当該多モード導波路にそれぞれ入力部及び出力部を与える第1及び第2の連結導波路とを有する光フィルタであって、
    a)前記多モード導波路の長さは、前記連結導波路の最も低い次数の横モードであり、前記入力部を経由して前記多モード導波路に導入される特定の放射エネルギの波長での入力光フィールドの分布が、出力部において実質的に再現されると共に前記第2の連結導波路に連結されるような長さであり、特定の波長の放射エネルギが前記多モード導波路内の放射エネルギの経路に沿ってモード分散及び相互モード干渉によって他の波長の放射エネルギに優先してフィルタを通過するようになっており、
    b)前記多モード導波路の内部には、N個の開口が横向きに多モード導波路の横断面内に存在するように設けられ、
    c)前記各開口は、前記多モード導波路内の放射エネルギの経路に沿った長手方向の、入力光フィールドの分布のN個の強度最大値への分割が生じる位置に設けられ、前記各開口は、前記強度最大値の1つの放射エネルギを前記多モード導波路の長手方向に沿って伝送するように構成されている、
    ことを特徴とする光フィルタ。
  2. 前記多モード導波路は、pw2 2/λの長さを有し、pは正の整数、w2は前記多モード導波路の幅、λは、他の波長の放射エネルギに優先して前記フィルタを通過する放射エネルギに関する前記多モード導波路のコア層内での波長であることを特徴とする請求項1に記載の光フィルタ。
  3. 前記N個の開口は第1の開口の組を構成するとともに、さらに前記多モード導波路の長手方向の当該第1の開口の組とは異なる位置に設けられた他の開口の組が設けられ、当該他の開口の組が設けられた位置は、入力光フィールドの分布の複数の強度最大値への分割が生じる位置であり、前記他の開口の組の各開口は、複数の強度最大値のうちの1つの放射エネルギを前記多モード導波路の長手方向に沿って伝送するように構成されている、請求項1又は2に記載の光フィルタ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光フィルタを有するレーザー発振器。
  5. 放射エネルギ源及び請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光フィルタを有する光デバイス。
  6. 放射エネルギ源から第1の連結導波路を経由して入力放射エネルギを受け入れ第2の連結導波路を通して放射エネルギを出力するように多モード導波路を構成することを含み、特定の波長の放射エネルギを他の波長に優先して通過させる光学的なフィルタリングを行う方法であって、
    a)前記第1及び第2の連結導波路は、前記多モード導波路の両端の横断面の中央にそれぞれ接続されて当該多モード導波路にそれぞれ入力部及び出力部を与え、
    b)前記多モード導波路の長さは、前記連結導波路の最も低い次数の横モードであり、前記入力部を経由して前記多モード導波路に導入される特定の放射エネルギの波長での入力光フィールドの分布が、出力部において実質的に再現されると共に前記第2の連結導波路に連結されるような長さであり、
    c)特定の波長の放射エネルギを、前記多モード導波路内の放射エネルギの経路に沿ってモード分散及び相互モード干渉によって他の波長の放射エネルギに優先してフィルタを通過させ、
    d)前記多モード導波路の内部には、N個の開口が横向きに多モード導波路の横断面内に存在するように設けられており、
    e)前記各開口は、前記多モード導波路内の放射エネルギの経路に沿った長手方向の、入力光フィールドの分布のN個の強度最大値への分割が生じる位置に設けられ、前記各開口が、前記強度最大値の1つの放射エネルギを前記多モード導波路の長手方向に沿って伝送する、
    ことを特徴とする方法。
  7. 前記多モード導波路は、pw2 2/λの長さを有し、pは正の整数、w2は前記多モード導波路の幅、λは、他の波長の放射エネルギに優先して前記フィルタを通過する放射エネルギに関する前記多モード導波路のコア層内での波長であることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記N個の開口は第1の開口の組を構成するとともに、さらに前記多モード導波路にはその長手方向の当該第1の開口の組とは異なる位置に設けられた他の開口の組が設けられ、当該他の開口の組が設けられた位置は、入力光フィールドの分布の複数の強度最大値への分割が生じる位置であり、前記他の開口の組の各開口は、複数の強度最大値のうちの1つの放射エネルギを前記多モード導波路の長手方向に沿って伝送するように構成されている、請求項6又は7に記載の方法。
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