JPH1152149A - アレイ導波路格子素子 - Google Patents
アレイ導波路格子素子Info
- Publication number
- JPH1152149A JPH1152149A JP20406997A JP20406997A JPH1152149A JP H1152149 A JPH1152149 A JP H1152149A JP 20406997 A JP20406997 A JP 20406997A JP 20406997 A JP20406997 A JP 20406997A JP H1152149 A JPH1152149 A JP H1152149A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waveguide
- region
- filter
- waveguide grating
- waveguides
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 良好な波長特性を得る光通信,光交換,光情
報処理等に用いられるアレイ導波路格子素子を提供する
ことを課題とする。 【解決手段】 入出力導波路11を接続したスラブ導波
路12,14をアレイ導波路13の両端に有した光導波
路回路において、導波路14の一部に高次モードを除去
する高次モードフィルター16を挿入した。
報処理等に用いられるアレイ導波路格子素子を提供する
ことを課題とする。 【解決手段】 入出力導波路11を接続したスラブ導波
路12,14をアレイ導波路13の両端に有した光導波
路回路において、導波路14の一部に高次モードを除去
する高次モードフィルター16を挿入した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信、光交換、
光情報処理等に用いられる、アレイ導波路格子素子に関
し、良好な波長特性を得るために工夫したものである。
光情報処理等に用いられる、アレイ導波路格子素子に関
し、良好な波長特性を得るために工夫したものである。
【0002】
【従来の技術】光通信技術の高度化に伴い、大容量の通
信を実現するために、波長多重(WDM)化された信号
を用いることが重要となってきている。こうした中、多
重化された光の中から、必要とする波長を任意に抽出し
たり(バンドパスフィルター)、必要な波長の信号のみ
分離したり、また逆に必要な波長の光を追加したり(波
長合分波)、波長に応じて出射経路を変更することが出
来る(波長ルーター)機能を持つ素子はWDMシステム
の中では非常に重要な役割を果たす。
信を実現するために、波長多重(WDM)化された信号
を用いることが重要となってきている。こうした中、多
重化された光の中から、必要とする波長を任意に抽出し
たり(バンドパスフィルター)、必要な波長の信号のみ
分離したり、また逆に必要な波長の光を追加したり(波
長合分波)、波長に応じて出射経路を変更することが出
来る(波長ルーター)機能を持つ素子はWDMシステム
の中では非常に重要な役割を果たす。
【0003】波長多重通信システムにおいては、非常に
多数の波長信号が非常に狭い周波数間隔(200G〜5
0GHz間隔)で密に詰め込まれることが想定されてい
る。このため、必要な波長の信号のみを有効に取り出す
ためには、これらのWDM用素子の波長特性には厳しい
条件が課せられる。すなわち、隣接する周波数の信号が
混信しないようにフィルター特性は急峻であることが必
要であり、また、多数のチャンネルから混入し蓄積され
るノイズ成分を生じないために、必要とする透過波長以
外は、透過率が非常に小さくなることすなわち、非常に
高い消光比を有することが必要である。
多数の波長信号が非常に狭い周波数間隔(200G〜5
0GHz間隔)で密に詰め込まれることが想定されてい
る。このため、必要な波長の信号のみを有効に取り出す
ためには、これらのWDM用素子の波長特性には厳しい
条件が課せられる。すなわち、隣接する周波数の信号が
混信しないようにフィルター特性は急峻であることが必
要であり、また、多数のチャンネルから混入し蓄積され
るノイズ成分を生じないために、必要とする透過波長以
外は、透過率が非常に小さくなることすなわち、非常に
高い消光比を有することが必要である。
【0004】こうした中、アレイ導波路格子素子はフィ
ルター特性が急峻であり、比較的高い消光比を有し、規
則的な周期性を持つ、また、多入力・多出力ポートの構
成であるので、容易に波長合分波器や波長ルーターを構
成できるなど、優れた特性を有しているため、WDM用
集積部品の基本要素として期待されている。
ルター特性が急峻であり、比較的高い消光比を有し、規
則的な周期性を持つ、また、多入力・多出力ポートの構
成であるので、容易に波長合分波器や波長ルーターを構
成できるなど、優れた特性を有しているため、WDM用
集積部品の基本要素として期待されている。
【0005】アレイ導波路格子は適切な設計を行えば、
高い消光比が得られることが予測される非常に有望な素
子であるが、実際に素子を試作した場合、設計で想定さ
れるほど高い消光比が得られず、実用化を図るために
は、消光比などの素子の波長特性の改善が求められてい
る。素子の消光比を劣化させる原因の一つは導波路の位
相誤差である。位相誤差は導波路の幅や厚みや屈折率が
設計値からわずかに変化することにより生じ、導波路の
素材やエッチング方法等の導波路の形成方法により決定
されるため、その改善は容易ではない。
高い消光比が得られることが予測される非常に有望な素
子であるが、実際に素子を試作した場合、設計で想定さ
れるほど高い消光比が得られず、実用化を図るために
は、消光比などの素子の波長特性の改善が求められてい
る。素子の消光比を劣化させる原因の一つは導波路の位
相誤差である。位相誤差は導波路の幅や厚みや屈折率が
設計値からわずかに変化することにより生じ、導波路の
素材やエッチング方法等の導波路の形成方法により決定
されるため、その改善は容易ではない。
【0006】一方、もう一つの原因として、導波路の接
続等により生じる、高次モードならびに放射モード等に
より消光比が劣化する場合がある。
続等により生じる、高次モードならびに放射モード等に
より消光比が劣化する場合がある。
【0007】図8はアレイ導波路格子の透過光強度の波
長特性の一例であるが、図中の矢印で示した部分に不必
要なピークを生じていることがわかる。これらのクロス
トークノイズの原因は解明することが容易ではないが、
我々の検討の結果導波路の接続部で生じる高次モード成
分によるクロストークに起因していることが明らかとな
ってきている。従来のアレイ導波路格子の概略を図7に
示す。同図に示すように、アレイ導波路格子は、入力導
波路01、入力側の第1のスラブ導波路02、アレイ導
波路03、出力側の第2のスラブ導波路04、出力導波
路05から構成されているが、非常に多くの導波路接続
部を有している。
長特性の一例であるが、図中の矢印で示した部分に不必
要なピークを生じていることがわかる。これらのクロス
トークノイズの原因は解明することが容易ではないが、
我々の検討の結果導波路の接続部で生じる高次モード成
分によるクロストークに起因していることが明らかとな
ってきている。従来のアレイ導波路格子の概略を図7に
示す。同図に示すように、アレイ導波路格子は、入力導
波路01、入力側の第1のスラブ導波路02、アレイ導
波路03、出力側の第2のスラブ導波路04、出力導波
路05から構成されているが、非常に多くの導波路接続
部を有している。
【0008】そこで、それぞれの導波路をシングルモー
ドで形成することが良好な素子特性を得るためには望ま
しい。しかしながら、素子作製及び素子特性上の様々な
要因によって、全ての領域の導波路をシングルモードで
構成することが不可能な場合が少なくない。このため、
それぞれの導波路の接続部等で導波路の高次モードが励
振された場合、先程の図8で示したようなピークを生じ
ることとなり、素子特性に重大な影響を及ぼすこととな
る。
ドで形成することが良好な素子特性を得るためには望ま
しい。しかしながら、素子作製及び素子特性上の様々な
要因によって、全ての領域の導波路をシングルモードで
構成することが不可能な場合が少なくない。このため、
それぞれの導波路の接続部等で導波路の高次モードが励
振された場合、先程の図8で示したようなピークを生じ
ることとなり、素子特性に重大な影響を及ぼすこととな
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、以
上の従来素子の問題点を解決し、波長多重広帯域通信
(WDM)において利用されるアレイ格子素子の波長特
性を改善し良好な特性の素子を安定して安価に製造する
ことを目的とする。
上の従来素子の問題点を解決し、波長多重広帯域通信
(WDM)において利用されるアレイ格子素子の波長特
性を改善し良好な特性の素子を安定して安価に製造する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような問題を解決す
るために、本発明による[請求項1]のアレイ導波路格
子では、入出力導波路を接続したスラブ導波路をアレイ
導波路の両端に有した光導波路回路において、導波路の
一部に高次モードを除去するフィルターを挿入したこと
を特徴とする。また、[請求項2]のアレイ導波路格子
素子では、請求項1の素子において、マルチモード干渉
を利用して高次モードを除去するフィルターを形成した
ことを特徴とする。また、[請求項3]のアレイ導波路
格子素子では、請求項2の素子において、導波路ならび
に高次モードフィルターをハイメサ導波路で形成したこ
とを特徴とする。
るために、本発明による[請求項1]のアレイ導波路格
子では、入出力導波路を接続したスラブ導波路をアレイ
導波路の両端に有した光導波路回路において、導波路の
一部に高次モードを除去するフィルターを挿入したこと
を特徴とする。また、[請求項2]のアレイ導波路格子
素子では、請求項1の素子において、マルチモード干渉
を利用して高次モードを除去するフィルターを形成した
ことを特徴とする。また、[請求項3]のアレイ導波路
格子素子では、請求項2の素子において、導波路ならび
に高次モードフィルターをハイメサ導波路で形成したこ
とを特徴とする。
【0011】本発明によれば、導波路の入出力端もしく
はアレイ導波路部分に高次モードフィルターを配置する
ことによって、導波路の接続部で生じた導波路の高次モ
ードを除去し、アレイ導波路格子素子の波長特性を改善
することができる。
はアレイ導波路部分に高次モードフィルターを配置する
ことによって、導波路の接続部で生じた導波路の高次モ
ードを除去し、アレイ導波路格子素子の波長特性を改善
することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0013】本発明による高次モードフィルターを有す
るアレイ導波路格子を用いることにより必要とされる高
い消光比を持つ波長特性を有するバンドパスフィルター
/波長合分波器/波長ルーター等を顕著な挿入損失の増
加なしに、簡易な構成で作製することが出来る。
るアレイ導波路格子を用いることにより必要とされる高
い消光比を持つ波長特性を有するバンドパスフィルター
/波長合分波器/波長ルーター等を顕著な挿入損失の増
加なしに、簡易な構成で作製することが出来る。
【0014】図1は本発明の、アレイ導波路格子素子の
実施の形態である。同図に示すように、本実施の形態の
アレイ導波路格子素子10は、少なくとも1本以上の入
力導波路11、第一のスラブ導波路(領域)12、アレ
イ導波路格子13、第2のスラブ導波路(領域)14と
そのスラブ導波路(領域)14の終端部に接続された少
なくとも1本以上の出力導波路15から構成されてお
り、入力導波路11、出力導波路15、アレイ導波路格
子13のいずれか、もしくはその全てに導波路の高次モ
ードを除去する高次モードフィルター16を挿入したも
のである。
実施の形態である。同図に示すように、本実施の形態の
アレイ導波路格子素子10は、少なくとも1本以上の入
力導波路11、第一のスラブ導波路(領域)12、アレ
イ導波路格子13、第2のスラブ導波路(領域)14と
そのスラブ導波路(領域)14の終端部に接続された少
なくとも1本以上の出力導波路15から構成されてお
り、入力導波路11、出力導波路15、アレイ導波路格
子13のいずれか、もしくはその全てに導波路の高次モ
ードを除去する高次モードフィルター16を挿入したも
のである。
【0015】ここで、図2を用いて本発明の動作原理お
よび効果の説明を行う。前述したように、アレイ導波路
格子13はその構造、構成方法などのために必ずしも全
導波路領域でシングルモードとすることができないこと
が少なくない。このため、アレイ導波路格子素子では多
数ある導波路の接続箇所等において、導波路間のモード
のミスマッチによって高次モードを励振しやすくなる。
たとえば、アレイ導波路格子13と光ファイバーとの接
続箇所やスラブ導波路12,14とアレイ導波路格子1
3との接続箇所、直線導波路と曲導波路との接続部な
ど、さまざまな原因によって、導波路の高次モードが生
じる。
よび効果の説明を行う。前述したように、アレイ導波路
格子13はその構造、構成方法などのために必ずしも全
導波路領域でシングルモードとすることができないこと
が少なくない。このため、アレイ導波路格子素子では多
数ある導波路の接続箇所等において、導波路間のモード
のミスマッチによって高次モードを励振しやすくなる。
たとえば、アレイ導波路格子13と光ファイバーとの接
続箇所やスラブ導波路12,14とアレイ導波路格子1
3との接続箇所、直線導波路と曲導波路との接続部な
ど、さまざまな原因によって、導波路の高次モードが生
じる。
【0016】これらの高次モードは比較的強度が弱いた
め、その影響については従来の素子においては通常無視
することができる。しかしながら、アレイ導波路格子素
子10は高い消光比が必要であるためこれらの高次モー
ドの影響については無視することができない。ここで発
生した高次モードは、図8中に示したように、通常とは
異なるポートに出力してしまうため、消光比を劣化させ
る原因となる。
め、その影響については従来の素子においては通常無視
することができる。しかしながら、アレイ導波路格子素
子10は高い消光比が必要であるためこれらの高次モー
ドの影響については無視することができない。ここで発
生した高次モードは、図8中に示したように、通常とは
異なるポートに出力してしまうため、消光比を劣化させ
る原因となる。
【0017】ここで、発生する高次モードを除去するこ
とができれば、高次モードに起因する漏れ光による消光
比の劣化を抑えることができ、高い消光比を得ることが
できる。
とができれば、高次モードに起因する漏れ光による消光
比の劣化を抑えることができ、高い消光比を得ることが
できる。
【0018】導波路の高次モードを除去する方法として
は例えば図3の様なマルチモード干渉型のフィルターで
構成することができる。
は例えば図3の様なマルチモード干渉型のフィルターで
構成することができる。
【0019】一方、本発明で取り上げるもう一つの技
術、高次モードフィルターに関して図3を用いて説明を
行う。図3に示す高次モードフィルター21は、入出力
導波路22とそれより幅の広いマルチモード干渉領域2
3からなっており、幅の広いマルチモード干渉領域23
におけるモード間の干渉現象により、マルチモード干渉
領域の幅(Wc)と長さ(L)に依って出力特性のきま
る素子である。
術、高次モードフィルターに関して図3を用いて説明を
行う。図3に示す高次モードフィルター21は、入出力
導波路22とそれより幅の広いマルチモード干渉領域2
3からなっており、幅の広いマルチモード干渉領域23
におけるモード間の干渉現象により、マルチモード干渉
領域の幅(Wc)と長さ(L)に依って出力特性のきま
る素子である。
【0020】適切な干渉領域幅と干渉領域長を選べば、
入力導波路の基本モードに対する挿入損失は小さく保っ
たままで、高次モードに対する挿入損失を大きくできる
構造となっている。なお、このマルチモード干渉フィル
ター21は構成する導波路22の一部の導波路幅を拡大
しただけの非常に簡易な構造で、非常に容易に形成する
事ができる。
入力導波路の基本モードに対する挿入損失は小さく保っ
たままで、高次モードに対する挿入損失を大きくできる
構造となっている。なお、このマルチモード干渉フィル
ター21は構成する導波路22の一部の導波路幅を拡大
しただけの非常に簡易な構造で、非常に容易に形成する
事ができる。
【0021】図4はその透過特性の一例であるが、横軸
にマルチモード干渉領域長(L)、縦軸に導波路の各伝
搬モードの挿入損失(dB)を示している。図に示すよ
うに適切なマルチモード干渉領域長を選べば基本モード
に対しては挿入損失の増加は非常に軽微であり、高次モ
ードに対しては非常に高いフィルター特性を示してい
る。
にマルチモード干渉領域長(L)、縦軸に導波路の各伝
搬モードの挿入損失(dB)を示している。図に示すよ
うに適切なマルチモード干渉領域長を選べば基本モード
に対しては挿入損失の増加は非常に軽微であり、高次モ
ードに対しては非常に高いフィルター特性を示してい
る。
【0022】高次モード除去フィルターを導入した場合
の波長特性を図5に示す。マルチモード干渉フィルター
は構成する導波路の一部の導波路幅を拡大しただけの非
常に簡易な構造であり、幅が広い領域におけるモード間
の干渉現象によりマルチモード干渉領域の幅と長さによ
って、出力特性がきまる。
の波長特性を図5に示す。マルチモード干渉フィルター
は構成する導波路の一部の導波路幅を拡大しただけの非
常に簡易な構造であり、幅が広い領域におけるモード間
の干渉現象によりマルチモード干渉領域の幅と長さによ
って、出力特性がきまる。
【0023】導波路構造としては、図6(A)及び
(B)に示したように埋め込み導波路やハイメサ導波路
など様々な構造の導波路で形成することが可能である。
本発明においては以上の高次モードを除去する構造を入
出力導波路もしくはアレイ導波路のいずれか、もしくは
その両方に挿入することにより、単に導波路の高次モー
ドを除去する働きを有するだけでなく、アレイ導波路格
子の波長特性を改善させる事ができる。
(B)に示したように埋め込み導波路やハイメサ導波路
など様々な構造の導波路で形成することが可能である。
本発明においては以上の高次モードを除去する構造を入
出力導波路もしくはアレイ導波路のいずれか、もしくは
その両方に挿入することにより、単に導波路の高次モー
ドを除去する働きを有するだけでなく、アレイ導波路格
子の波長特性を改善させる事ができる。
【0024】以上図1に示した、本実施の形態において
は、簡単のため入力導波路および出力導波路の本数を1
本としているが、少なくとも1本以上の任意の本数とし
て良い。
は、簡単のため入力導波路および出力導波路の本数を1
本としているが、少なくとも1本以上の任意の本数とし
て良い。
【0025】また、本実施の形態においては、材料系に
依存しないため、特に言及しなかったが、InP系、S
iO2 系をはじめとして、光導波路とすることが出来る
全ての材料系に適用することが可能である。
依存しないため、特に言及しなかったが、InP系、S
iO2 系をはじめとして、光導波路とすることが出来る
全ての材料系に適用することが可能である。
【0026】
【発明の効果】前述のように本発明のアレイ導波路格子
素子においては、導波路の一部に高次モードフィルター
を挿入するという簡易な構成で、高い消光比を有するア
レイ導波路格子素子を容易に作成することができ、大容
量WDMシステム等で必要とされる、波長依存性を利用
する様々なアプリケーションにおける基本素子として非
常に重要な働きをさせることができる。
素子においては、導波路の一部に高次モードフィルター
を挿入するという簡易な構成で、高い消光比を有するア
レイ導波路格子素子を容易に作成することができ、大容
量WDMシステム等で必要とされる、波長依存性を利用
する様々なアプリケーションにおける基本素子として非
常に重要な働きをさせることができる。
【図1】本発明の実施の形態のアレイ導波路格子素子の
概略図である。
概略図である。
【図2】本発明の実施の形態のアレイ導波路格子素子の
動作原理と効果を説明する図である。
動作原理と効果を説明する図である。
【図3】マルチモード干渉による高次モードフィルター
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
【図4】図3の高次モードフィルターの特性を説明する
ための図である。
ための図である。
【図5】本発明のアレイ導波路格子素子の波長特性を示
した図である。
した図である。
【図6】マルチモード干渉による高次モードフィルター
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
【図7】従来のアレイ導波路格子素子の図である。
【図8】従来のアレイ導波路格子素子の波長特性を示し
た図である。
た図である。
10 アレイ導波路格子素子 11 入力導波路 12 第一のスラブ導波路(領域) 13 アレイ導波路格子 14 第2のスラブ導波路(領域) 15 出力導波路 16高次モードフィルター
Claims (3)
- 【請求項1】 入出力導波路を接続したスラブ導波路を
アレイ導波路の両端に有した光導波路回路において、 導波路の一部に高次モードを除去するフィルターを挿入
したことを特徴とするアレイ導波路格子素子。 - 【請求項2】 請求項1のアレイ導波路格子素子におい
て、 マルチモード干渉を利用して高次モードを除去するフィ
ルターを形成したことを特徴とするアレイ導波路格子素
子。 - 【請求項3】 請求項2のアレイ導波路格子素子におい
て、 導波路ならびに高次モードフィルターをハイメサ導波路
で形成したことを特徴とするアレイ導波路格子素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20406997A JPH1152149A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | アレイ導波路格子素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20406997A JPH1152149A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | アレイ導波路格子素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1152149A true JPH1152149A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16484258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20406997A Pending JPH1152149A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | アレイ導波路格子素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1152149A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1111417A1 (en) * | 1999-12-23 | 2001-06-27 | Nortel Networks Limited | Optical arrayed waveguide grating devices |
JP2005506572A (ja) * | 2001-10-20 | 2005-03-03 | キネティック リミテッド | 光フィルタ |
JP2009031559A (ja) * | 2007-07-27 | 2009-02-12 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光ファイバの接続方法 |
JP2014092758A (ja) * | 2012-11-06 | 2014-05-19 | Sumitomo Electric Ind Ltd | コヒーレントミキサ |
US10838147B2 (en) | 2016-02-04 | 2020-11-17 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Optical element having a lower core height portion and manufacturing method thereof and optical modulator |
-
1997
- 1997-07-30 JP JP20406997A patent/JPH1152149A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1111417A1 (en) * | 1999-12-23 | 2001-06-27 | Nortel Networks Limited | Optical arrayed waveguide grating devices |
JP2005506572A (ja) * | 2001-10-20 | 2005-03-03 | キネティック リミテッド | 光フィルタ |
JP2009031559A (ja) * | 2007-07-27 | 2009-02-12 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光ファイバの接続方法 |
JP2014092758A (ja) * | 2012-11-06 | 2014-05-19 | Sumitomo Electric Ind Ltd | コヒーレントミキサ |
US10838147B2 (en) | 2016-02-04 | 2020-11-17 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Optical element having a lower core height portion and manufacturing method thereof and optical modulator |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021001 |