JP4553256B2 - 基板処理システム及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、基板に処理液を用いた処理を行う複数のモジュールに対し、前記処理液を分配供給するディスペンス機構を具備する基板処理システム及びその制御方法に関する。
例えば半導体等の電子デバイス製造工程のうち、フォトリソグラフィ工程においては、ウエハ等の基板へのレジスト液(以下、レジストと称呼する)の塗布や現像処理を行なうユニット装置であるレジスト塗布現像装置と、レジストが塗布された基板に露光処理を行なう露光機とが組み合わされて、インライン処理を行なっている。具体的には、例えば基板は主な工程として、洗浄処理→脱水ベーク→アドヒージョン(疎水化)処理→レジスト塗布→プリベーク→露光処理→現像前ベーク→現像→ポストベークという一連の処理を経てレジスト層に所定の回路パターンが形成される。尚、このようなフォトリソグラフィ工程におけるインライン処理については、特許文献1に記載されている。
特開2000−235949号公報
ところで、従来から前記レジスト塗布現像装置にあっては、生産効率を向上させるため、同じ処理機能を有するモジュールが複数台設けられ、並行して複数枚のウエハを同時処理できるようになされている。この場合、それらのモジュールを全て横方向に配置すると、装置のフットプリントが増大するため、それを抑制するためにモジュールが多段に重ねられて設けられる傾向にある。その結果、近年においては装置全体の高さが3メートル程度にまで達している。
しかしながら、このように多段に重ねられた複数のモジュールにより装置全体の高さが高くなると、それら複数のモジュールにレジストを分配供給するディスペンス機構において、従来の構造では、レジスト吐出精度(吐出量、吐出スピード、吐出圧力、吐出時間等)に悪影響を及ぼすという問題があった。
即ち、従来のディスペンス機構では、メンテナンスの容易さ等の理由から、ノズルにレジストを供給するポンプやレジスト収容ボトルを、レジスト塗布現像装置の床部付近に全て設置する構造を採用している。このため、ポンプとノズルとの間の配管距離がモジュールによって異なり、レジストの吐出圧がノズルによって異なるという技術的課題があった。具体的には、高い位置に設けられたモジュールほど、吐出圧が低くなり、吐出精度が低下していた。
また、複数の塗布モジュールで同じ塗布プロセス処理を行う場合、前記のようにモジュールごとにレジスト吐出精度が異なると、塗布される膜厚が複数のモジュール間で不均一となるという問題があった。複数のモジュール間で膜厚プロファイルを極力同じにするためには、膜厚を均一にするためにポンプの制御パラメータや、ディスペンスバルブのタイミングをモジュールごとに設定するという方法もあるが、塗布処理後に膜厚に関係するトラブルが発生した場合、個々の設定を検証する必要があり、その原因特定や管理に多大な時間を要していた。
また、従来のディスペンス機構において、レジストを一時的に蓄液するポンプは、その吸引動作によって液を補充するので、ポンプにレジストを供給する吸引側の配管内が負圧となっていた。このため、レジスト内に溶存している気体(例えば窒素)が負圧によりマイクロバブルとして発泡する場合があった。そして、そのような処理液がウエハに塗布されると、塗布むら等の欠陥が生じるという問題があった。
本発明は、前記したような事情の下になされたものであり、基板に処理液を用いた処理を夫々行う複数のモジュールが多段に重ねられて設けられ、前記複数のモジュールに対し処理液を分配供給する基板処理システムにおいて、各モジュールにおける処理液の吐出精度を同じにして膜厚プロファイルを異なるモジュールで同じにし、また、ノズルからの吐出時に、処理液内に発泡気体を含まないディスペンス機構を具備する基板処理システム及びその制御方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明にかかる基板処理システムは、基板に処理液を用いた処理を夫々行う複数のモジュールが多段に積層されて設けられ、前記複数のモジュールに対し処理液を分配供給するディスペンス機構を具備する基板処理システムであって、前記ディスペンス機構は、処理液が収容された処理液供給源と、前記処理液供給源を加圧することによって処理液を圧送する加圧手段と、前記複数のモジュールの横に夫々配置され、前記加圧手段によって前記処理液供給源から圧送された処理液を内部に貯留するポンプと、前記処理液供給源と前記積層される複数のモジュールの高さ方向に配置される前記ポンプとの間を接続し、処理液を通液する揚程部配管と、前記夫々のポンプに対応する各モジュールにおいて処理液を吐出するノズルと、前記夫々のポンプの入口側に設けられた弁と、前記ポンプと前記ノズルとの間に夫々設けられた弁とを備え、前記夫々のポンプの入口側に設けられた弁と、前記ポンプと、前記ポンプと前記ノズルとの間に夫々設けられた弁とは、夫々の内部配管と夫々を接続する配管において、通流する処理液が下から上に向かうように下から順に配置されており、前記夫々のポンプは、ポンプの送出口から各ポンプに対応するノズルの吐出口までの配管距離が全て等しくなるように配置されていることに特徴を有する。
このように構成されるため、全てのノズル間での吐出圧が等しくなり、膜厚不均一等の不具合の発生確率を減少させることができる。また、全てのモジュールに対しポンプの制御パラメータや、膜厚プロファイルを同じ設定にすることができるため、トラブル発生時の対策を容易に行うことができる。
特に、前記夫々のポンプの入口側に設けられた弁と、前記ポンプと、前記ポンプと前記ノズルとの間に夫々設けられた弁とは、夫々の内部配管と夫々を接続する配管において、通流する処理液が下から上に向かうように下から順に配置されているため、その経路配管において処理液中に気泡が発生した場合には、気泡は上昇して移動し、ノズルから外気に逃がすことができる。また、ポンプやバルブを、その内部配管を通流する処理液が下から上に向かうように(縦に)配置することで、処理液の内部滞留を無くすことができる。
また、前記夫々のポンプの入口側に設けられた弁と、前記ポンプと、前記ポンプと前記ノズルとの間に夫々設けられた弁とは、前記処理液供給源よりも高く、または同じ高さに配置され、前記ノズルは、対応する前記夫々のポンプの入口側に設けられた弁と、前記ポンプと、前記ポンプと前記ノズルとの間に夫々設けられた弁よりも高く配置されることが望ましい。
また、前記処理液供給源は、前記ディスペンス機構の最下段に配置され、前記夫々のポンプの入口側に設けられた弁と、前記ポンプと、前記ポンプと前記ノズルとの間に夫々設けられた弁とは、対応する前記ノズルよりも一段低く配置されることが望ましい。
このように構成することにより、処理液供給源からノズルまでの経路配管において処理液中に気泡が発生した場合には、気泡は上昇して移動するため、ノズルから外気に逃がすことができる。
更に、前記夫々のポンプの入口側に設けられた弁と、前記ポンプと、前記ポンプと前記ノズルとの間に夫々設けられた弁のうち、前記ポンプと前記ノズルとの間に夫々設けられた弁のみは、前記複数のモジュール内に配置されていることが望ましい。
また、前記ディスペンス機構は、さらに前記揚程部配管の始端部に設けられた弁を備え、この前記揚程部配管の始端部に設けられた弁と、前記夫々のポンプの入口側に設けられた弁と、前記ポンプと前記ノズルとの間に夫々設けられた弁と、前記夫々の弁の開閉動作を制御する制御部とを備えることが望ましい。
このように構成することにより、ディスペンス機構の弁制御が可能になり、前記揚程部配管内に処理液を蓄液して各ポンプに処理液を供給することができ、また、各ポンプに供給され補充された処理液をノズルから吐出することができる。
また、前記モジュールに対し、夫々異なる処理液を供給する複数の前記ディスペンス機構を有し、夫々のディスペンス機構において、前記ポンプの入口側に設けられた弁と、前記ポンプと、前記ポンプと前記ノズルとの間に設けられた弁とが一体的に縦方向に連結されてディスペンスユニットが構成され、前記モジュールに対し、夫々異なる処理液の前記ディスペンスユニットが横方向に連結されて設けられていることが望ましい。
このように構成することにより、モジュールに必要な複数の異なる処理液を前記したディスペンス機構により供給することができる。
また、前記課題を解決するために、本発明にかかる基板処理システムの制御方法は、前記いずれかに記載された基板処理システムの制御方法であって、前記複数のポンプの入口側に設けられた弁をすべて閉じるステップと、前記加圧手段により前記処理液供給源から処理液を送出し、前記揚程部配管に蓄液するステップとを実行し、前記揚程部配管内の圧力を整定することに特徴を有する。
このようにすることにより、全てのポンプに対して同じ圧力で処理液を補充することができる。
前記ポンプと前記ノズルとの間に夫々設けられた弁を閉じるステップと、前記ポンプの入口側に設けられた弁を開弁するステップとを実行し、前記揚程部配管からの正圧により処理液を前記ポンプ内に補充させることが望ましい。
このように、正圧によりポンプ内に処理液を補充することで、揚程部配管で負圧が発生しないようにすることができる。したがって、負圧による窒素等のマイクロバブル等の発泡を抑制することができる。
また、前記ポンプは、該ポンプ内に蓄液された処理液を圧送する手段を有し、前記ポンプから処理液を圧送させると同時に、前記ポンプと前記ノズルとの間に設けられた弁を開弁するステップを実行することが好ましい。
このようにすることにより、ノズルに対して処理液を送出することができる。
また、前記ノズルからの処理液の吐出終了後に、前記ポンプの入口側に設けられた弁を閉じるステップと、前記揚程部配管の始端部に設けられた弁を閉じるステップとを実行し、前記揚程部配管内に蓄圧することが望ましい。
このようにすることにより、ポンプへの次回の処理液補充時に即座に処理液を補充することができ、また各ポンプへの補充時間を同じにすることができる。
本発明によれば、基板に処理液を用いた処理を夫々行う複数のモジュールが多段に重ねられて設けられ、前記複数のモジュールに対し処理液を分配供給する基板処理システムにおいて、各モジュールにおける処理液の吐出精度を同じにして膜厚プロファイルを異なるモジュールで同じにし、また、ノズルからの吐出時に、処理液内に発泡気体を含まないディスペンス機構を具備する基板処理システム及びその制御方法を得ることができる。
以下、本発明にかかる基板処理システム及びその制御方法につき、図に示す実施の形態に基づいて説明する。図1は、例えば半導体や液晶ディスプレイ等の電子デバイス製造工程のフォトリソグラフィ工程において使用されるパターン形成装置の全体を示す斜視図である。図2は、図1のパターン形成装置における処理工程のフローを模式的に示したブロック図である。
図1に示すパターン形成装置100は、本発明の基板処理システムが適用されるレジスト塗布現像装置50と、これと連携してインライン処理を行う露光機60とで構成される。このうち、レジスト塗布現像装置50は、キャリアステーションブロック(CSB)1、プロセスブロック(PRB)2、インタフェイスブロックメイン(IFBM)3、インタフェイスブロックサブ(IFBS)4と呼ばれる4つのブロックから構成される。
キャリアステーションブロック(CSB)1は、ウエハが複数枚密閉収納された複数のキャリアカセット(FOUP)5を搬入出するためのブロックであり、その搬入出のためのキャリアステーション搬送アーム(CRA)6を備えている。プロセスブロック(PRB)2は、処理目的別にPRAタワー10、SPINタワー11、連結オーブン(HP)タワー12、背面オーブン(HPB)タワー13と呼ばれる4種類のタワーで構成されている。各タワーは、ウエハの処理を行うモジュールと呼ばれる装置が縦に積み上げられている。
このうち、PRAタワー10は、図2に示すようなプロセスブロック搬送アーム(PRA)15を有し、この搬送アーム15が昇降自在、及び鉛直軸回りに回転可能に構成されることにより、その周辺のタワーの各モジュールとのウエハの搬入・搬出を行うようになされている。
また、SPINタワー11は、ウエハへのレジスト塗布処理を行うコートプロセスステーション(COT)16と、現像処理を行うデベロッププロセスステーション(DEV)17とが夫々多段に、例えば5段ずつ重ねられて構成されている。
また、連結オーブン(HP)タワー12は、例えば、冷却プレートを具備したチルプレートプロセスステーション(CPL)18、チリング高精度ホットプレートプロセスステーション(CPHP)19、ウエハ搬送に用いるステージとしてのトランジションステージ(TRS)20等が多段に積層されている。また、背面オーブン(HPB)タワー13は、低温での熱処理を行う低温ホットプレートプロセスステーション(LHP)21と、疎水化処理を行うアドヒージョンプロセスステーション(ADH)22が多段に積層されている。
インタフェイスブロックメイン(IFBM)3は、ウエハ周辺の露光処理のみ行う周辺露光プロセスステーション(WEE)23、ステーショナリーバッファリングステージ(SBU)24、図2に示すようなインタフェイスブロック搬送アームメイン(IRAM)25等が多段に積層されている。そして、搬送アームメイン(IRAM)25が昇降自在及び鉛直軸回りに回動可能に構成されることにより、その周囲のモジュールとの間でウエハの搬入・搬出が可能となるようになされている。
また、インタフェイスブロックサブ(IFBS)4は、図2に示すようなインタフェイスブロック搬送アームサブ(IRAS)26を備え、この搬送アームサブ(IRAS)26により塗布現像装置50と後述の露光機60の露光機インタフェイス(EIF)27との間でウエハの搬入・搬出を行うように構成されている。
また、露光機60は、レジストが塗布されたウエハに対し、回路パターンを形成したレクチルを介し、レーザ光により照射露光する。この露光機60は、ウエハの搬送手段としての露光機インタフェイス(EIF)27を備え、露光機60側からは、この露光機インタフェイス(EIF)27を介してレジスト塗布現像装置50との間でウエハの搬入出を行うように構成されている。
続いて、このように構成されたパターン形成装置100における一連の処理工程について図2に基づいて説明する。
先ず、キャリアステーションブロック(CSB)1において、キャリアステーション搬送アーム(CRA)6により未処理のウエハを収容したキャリアカセット(FOUP)5が搬入され、そこから1枚のウエハが図示しない搬送機構により受け渡しステージであるトランジションステージ(TRS)20に搬送される。そこでウエハは位置合わせが行われた後、搬送アーム(PRA)15によりアドヒージョンプロセスステーション(ADH)22へ搬送され疎水化処理が行われる。次いでチルプレートプロセスステーション(CPL)にて所定の冷却処理が行われ、コートプロセスステーション(COT)16に搬送されて、ウエハ表面上へのレジスト塗布処理が行われる。
そして、低温ホットプレートプロセスステーション(LHP)21で所定の加熱処理、即ちプリベーク処理が行われ、インタフェイスブロックメイン(IFBM)3のトランジションステージ(TRS)20に搬送される。そして、ウエハは、インタフェイスブロック搬送アームメイン(IRAM)25により周辺露光プロセスステーション(WEE)23に搬送され、ウエハ周辺に対する露光処理が行われ、その後、ステーショナリーバッファリングステージ(SBU)24に一時的に載置される。
そして、ウエハはチルプレートプロセスステーション(CPL)において冷却処理され、その後インタフェイスブロック搬送アームサブ(IRAS)26によりインタフェイスブロックサブ(IFBS)4を介して露光装置60により露光処理が行われる。
露光処理を終えたウエハは、再びインタフェイスブロックサブ(IFBS)4を介してインタフェイスブロックメイン(IFBM)3のトランジションステージ(TRS)20に搬送される。そして、チリング高精度ホットプレートプロセスステーション(CPHP)19において、所定の加熱処理が行われ、チルプレートプロセスステーション(CPL)18にて冷却処理が行われる。
次いで、ウエハはデベロッププロセスステーション(DEV)17に搬送されて現像処理が行われ、低温ホットプレートプロセスステーション(LHP)21でレジストを乾燥させてウエハとの密着性をよくするための加熱処理、即ちポストエクスポージャベーク(PEB)処理が行われる。そしてウエハはチルプレートプロセスステーション(CPL)18で冷却処理が行われ、キャリアカセット(FOUP)5に戻される。
続いて、前記レジスト塗布現像装置50においてレジスト等の処理液を各モジュールに分配供給するディスペンス機構について、多段に重ねられたコートプロセスステーション(COT)16へのレジスト供給を例に説明する。
図3は、例えば1つのCOTモジュールに準備される7種類(7系統)のレジストのうち、1系統の配管ラインであるディスペンス機構を模式的に示したブロック図である。図3に示すこの機構は、大きくはレジスト等のケミカル材を貯蓄した貯蓄部である例えばボトル容器等からなるケミカルユニットCU1と、それから分配されて構成される複数(図では5つ)のディスペンスユニットDU1〜DU5と、それらケミカルユニットCU1及びディスペンスユニットDU1〜DU5におけるバルブ制御等を行う制御部36とで構成されている。
前記ディスペンスユニットDUは、多段に重ねられた(COT)16の台数と同数設けられ、それぞれ1対1に対応するようになされている。即ち、この例では、(COT)16は5段に重ねられているため、5つのディスペンスユニットDUが設けられている。
ケミカルユニットCU1は、レジストRを貯蓄したボトル30(処理液供給源)と、レジストRを一時貯留してバッファリングすることによりボトル30内のレジストRが残存しているか否かを検出する検出手段を有する貯留部であるリキッドエンド31と、レジストRのフィルタリングを行うフィルタ32と、複数のバルブV1〜V5等により構成される。
尚、前記バルブV1は、加圧手段とボトル30との間に設けられ、バルブV2はボトル30とリキッドエンド31との間に設けられている。また、バルブV3は各ディスペンスユニットDUにレジスト供給するための揚程部配管45の始端部に設けられている。また、バルブV4はリキッドエンド31からのドレイン(排出)配管途中に設けられ、バルブV5はフィルタ32からのドレイン配管途中に設けられている。
ケミカルユニットCU1においては、制御部36の制御によりバルブV1が開弁され、図示しない加圧手段によりボトル30内に窒素N2が供給されるとボトル内の圧が上昇するようになされている。そして、ボトル内が加圧されるとボトル内部からレジストRが圧出(圧送)され、バルブV2が開弁されることでレジストRがリキッドエンド31に供給されるようになされている。
また、バルブV1、V2が開弁状態でリキッドエンド31に順次供給されるレジストRは、フィルタ32においてフィルタリングされ、制御部36の制御によりバルブV3が開弁されることで、各ディスペンスユニットDU1〜DU5にレジストRを供給する揚程部配管45に通液(圧送)されるように構成されている。
また、ケミカルユニットCU1においては、リキッドエンド31及びフィルタ32でレジスト内に溶存している気体(窒素N2等)が発泡した場合に、それを排出するためのバルブV4、V5が設けられ、絞り弁33を介して排出するようになされている。
一方、ディスペンスユニットDU1〜DU5は、定圧ポンプ34と、定圧ポンプ34の入口側に設けられ、ポンプへのレジスト供給を制御するバルブV6と、ノズルNz1〜Nz5から吐出されるレジストRの供給制御を行うディスペンスバルブ(AMC)35とで構成されている。尚、各ディスペンスバルブ35は、各定圧ポンプ34と各ノズルNzとの間に設けられている。
このディスペンスユニットDU1〜DU5においては、制御部36の制御により定圧ポンプ34の出口側を閉弁した状態でバルブV6が開弁されると、揚程部配管45からの正圧により定圧ポンプ34内にレジストRが蓄液されるようになされている。即ち、定圧ポンプ34は、従来のポンプのように吸引してレジストを補充する動作をしないように構成されている。したがって、従来のように吸引により揚程部配管45内に負圧を発生させることがないため、レジスト中において負圧による窒素N2の発泡を抑制することができる。
また、各(COT)16におけるノズルNz1〜Nz5からレジスト吐出を行う場合には、バルブV6を閉じた状態で定圧ポンプ34の流出口とディスペンスバルブ35を開くように構成されている。
また、前記した構成のディスペンスユニットDU1〜DU5は、夫々対応する(COT)16に近い位置に配置される。例えば、図4のレジスト塗布現像装置50の側面図に示すように、ディスペンスユニットDU1〜DU5は、(COT)16が積層されたSPINタワー11の隣に多段に隣接してCOTモジュール横に対応するように配置される。
このように配置されることにより各ユニットDU1〜DU5における定圧ポンプ34の送出口と、各ポンプに対応するノズルNz1〜Nz5の吐出口までの配管距離が全て等しくなるようになされている。
即ち、ポンプからノズルまでの配管距離を各モジュールで同じにすることにより、同一条件とすることができる。そのため、ノズルNz1〜Nz5でのポンプパラメータを同じにすれば吐出圧が等しくなり、膜厚不均一等の不具合の発生確率を減少させることができる。また、全ての(COT)16に対しポンプの制御パラメータや、膜厚プロファイルを同じ設定にすることができるため、トラブル発生時の対策を容易に行うことができる。
また、図4に示すように、より好ましくは、ケミカルユニットCU1は、レジスト塗布現像装置50の底部付近(ディスペンス機構の最下段)に設置され、ディスペンスユニットDU1〜DU5は、ケミカルユニットCU1より高く設置される。さらに、ノズルNz1〜Nz5は、夫々対応するディスペンスユニットDU1〜DU5よりも一段上の高い位置に設置される。
また、各ディスペンスユニットにおいて、図5に示すように、下から順にバルブV6と、定圧ポンプ34と、ディスペンスバルブ(AMC)35とが縦方向に段状に配置される。尚、図5は、各モジュールに対し異なる処理液を供給する7系統のディスペンス機構に夫々対応する7系統のディスペンスユニットが横方向に連結して設けられる様子を示している。
また、下から順にバルブV6と、定圧ポンプ34と、ディスペンスバルブ(AMC)35とが縦方向に配置され、それらがノズルNzよりも下の位置にあればよいので、その条件を満たすならば、例えばディスペンスバルブ35をCOTモジュール内に配置してもよい。
このようにディスペンス機構の設置がなされることにより、タンク30からノズルNz1〜Nz5までのレジスト経路が夫々上方に向けて配管される。その結果、その経路配管においてレジスト中に窒素N2等の気泡が発生した場合には、気泡が上方に移動するため、気泡をノズルNzから外気に逃がすことができる。
また、各バルブやポンプは、その内部配管において、その流路が縦方向になるように配置される。そのように配置されることで、処理液の内部滞留を無くすことができる。
尚、このディスペンス機構におけるボトル30の形態として、好ましくは図6(a)、図6(b)に示す構造が用いられる。
図6(a)は、外側容器30aの中にレジストRを収容した袋容器40が設けられた構造であり、加圧するための窒素N2は、外側容器30aの中であって袋容器40の外側の空間に供給される。袋容器40内部とその外側の空間とは非接触状態になされる。
この構成によれば、外側容器30aに窒素N2が供給され容器内の圧が上昇すると、袋容器40が圧縮され内部のレジストRが外に押し出される。また、この構成によれば、窒素N2とレジストRとが接触することがないため、レジストR内へ窒素N2が新たに混入することがない。即ち、レジストRに溶存した窒素N2が負圧により発泡するという課題を解決することができる。
また、図6(b)は、外側容器30aの中にレジストRを収容した内側容器41が設けられた構造であり、加圧するための窒素N2は、外側容器30aの中であって内側容器41の外側の空間に供給される。尚、内側容器41は開放されており、内側容器41の中と外側は同一圧力になっている。
この構成によれば、外側容器30aに窒素N2が供給され容器内の圧が上昇すると、レジストRが加圧されることにより外に押し出される。また、この構成によれば、外側容器30a内の圧力が上昇しても、レジストRを収容した内側容器の中と外側は同一圧力であるため、圧力上昇に伴う容器の膨張等の危険性を回避することができる。
続いて、このように構成されたディスペンス機構において、ノズルからレジスト吐出する際のバルブ制御手順について、既に各ディスペンスユニットDUに通液された状態で、ノズルからの吐出までを図7の工程表に基づいて説明する。この表では、制御部36により制御されるバルブV2、V3、V6、定圧ポンプ34の出力(バルブ)、ディスペンスバルブ35の工程ごとのオンオフ動作を一覧表示している。
各ノズルNz1〜Nz5からレジストRを吐出する際には、先ず定圧ポンプ34へのレジストRの補充がなされ、その後ノズルからの吐出が行われる。
この工程を詳細に追うと、先ず、ポンプ34へのレジスト補充動作において、図示しない加圧手段によりタンク30に窒素N2が送り込まれ、タンク内の加圧が行われる(ステップS1)。ここで、タンク30の出口側のみが開放状態になされ、他のバルブは閉じた状態とされる。尚、この状態で、フィルタ32の出力側まで加圧された状態となる。
次いで、バルブV3が開弁され、タンク30から圧出されたレジストRが揚程部配管45内に蓄液される。これにより、揚程部配管45における圧力が整定される(ステップS2)。尚このとき、各ディスペンスユニットDU〜DU5のバルブV6はすべて完全に閉弁された状態である。
そして、各ディスペンスユニットDU1〜DU5において吐出のタイミングに合わせて順次バルブV6が開弁される。このとき、揚程部配管45からの正圧により、定圧ポンプ34にレジストRが流れ込み、ポンプ内へのレジストRの補充動作がなされる(ステップS3)。
定圧ポンプ34にレジストRが補充されると、先ずバルブV6が閉じられる(ステップS4)。尚、この状態においては定圧ポンプ34の流出口は閉じられているため、ポンプ内は内部の貯留部へレジストを充填する状態となされる。
また、バルブV6が閉じられると、次いでバルブV3が閉じられる(ステップS5)。尚、この状態においては、揚程部配管45内にはレジストRが充填されているため、揚程部配管45内は蓄圧された状態が維持される。このように揚程部配管45が加圧状態となされることにより、定圧ポンプ34への次回のレジスト補充時に即座にレジストを補充することができ、また各ユニットのポンプへの補充時間を同じにすることができる。
ステップS5によりバルブV3が閉じられると、タンク30への加圧動作が停止され(ステップS6)、バルブV2が閉じられて定圧ポンプ34へのレジスト補充動作が完了する。
次いで、吐出工程では、バルブV6を閉じて、定圧ポンプ34内に充填されたレジストをポンプ内に設けられた図示しないダイアフラム(圧送手段)により貯留部を押圧することによりレジストを送出する。このとき、ダイアフラムによる押圧と略同時にディスペンスバルブ35を開弁状態とする。尚、ディスペンスバルブ35の開弁のタイミングを調整しても、もちろん構わない。
これにより、ノズルNzからレジストが吐出されるが、ディスペンスバルブ35により所定の吐出量を開弁時間で調整する吐出量制御がなされる(ステップS7)。
また、吐出を停止する際には、定圧ポンプ34の出力側とディスペンスバルブ35が閉弁される(ステップS8)。
以上のように、本発明にかかる実施の形態によれば、複数の塗布モジュール(COT)16で用いられるノズルNz1〜Nz5に夫々レジストを送出する複数の定圧ポンプ34の送出口と、各ポンプに対応する前記ノズルNzの吐出口までの配管距離が全て等しくなるように構成される。これにより、同一のポンプ条件でポンプを動作させたときに、全てのノズルNz間での吐出圧が等しくなり、膜厚不均一等の不具合の発生確率を減少させることができる。また、全ての(COT)16に対しポンプの制御パラメータや、膜厚プロファイルを同じ設定にすることができるため、トラブル発生時の対策や設定の管理を容易に行うことができる。
また、処理液の吸引工程のないポンプであるので、定圧ポンプ34へのレジストRの補充は、圧力整定された揚程部配管45からの正圧によりなされ、補充の間、揚程部配管45にはボトル30からレジストRが供給されるため、揚程部配管45に負圧が発生することがない。このため、レジスト内に窒素N2等の気体の発泡を抑制することができる。
さらに、前記実施の形態によれば、タンク30からノズルNz1〜Nz5までのレジスト経路が夫々上方に向けて配管される。その結果、その経路配管においてレジスト中に気泡が発生した場合には、気泡をノズルNzから外気に逃がすことができる。
尚、前記実施の形態においては、基板にレジストを塗布する(COT)にディスペンス機構を適用したが、本発明に係る基板処理システムのディスペンス機構は、(COT)だけではなく、他の処理液を用いて基板処理する複数のモジュールに対しても適用することができる。
また、前記実施の形態においては、被処理基板として半導体ウエハを例としたが、本発明における基板は、半導体ウエハに限らず、LCD基板、CD基板、ガラス基板、フォトマスク、プリント基板等も可能である。
本発明は、半導体ウエハ等の基板を処理するレジストパターン形成装置等に適用でき、半導体製造業界、電子デバイス製造業界等において好適に用いることができる。
図1は、本発明に係る基板処理システムが適用されるレジスト塗布現像装置を含むパターン形成装置の全体を示す斜視図である。 図2は、図1のパターン形成装置における処理工程のフローを模式的に示したブロック図である。 図3は、(COT)に対するディスペンス機構を模式的に示したブロック図である。 図4は、レジスト塗布現像装置におけるディスペンス機構の配置を示す図である。 図5は、ディスペンスユニット内の配置を模式的に示す図である。 図6は、レジスト塗布現像装置のディスペンス機構においてレジストを収容するボトル構成例を示した図である。 図7は、ノズルからレジスト吐出する際のバルブ制御手順を示した工程表である。
符号の説明
1 キャリアステーションブロック(CSB)
2 プロセスブロック(PRB)
3 インタフェイスブロックメイン(IFBM)
4 インタフェイスブロックサブ(IFBS)
30 ボトル(処理液供給源)
34 定圧ポンプ(ポンプ)
35 ディスペンスバルブ
36 制御部
50 レジスト塗布現像装置(基板処理システム)
60 露光機
100 パターン形成装置
CU1 ケミカルユニット
DU1〜5 ディスペンスユニット
Nz1〜5 ノズル
R レジスト(処理液)
V1〜V6 バルブ

Claims (10)

  1. 基板に処理液を用いた処理を夫々行う複数のモジュールが多段に積層されて設けられ、前記複数のモジュールに対し処理液を分配供給するディスペンス機構を具備する基板処理システムであって、
    前記ディスペンス機構は、
    処理液が収容された処理液供給源と、
    前記処理液供給源を加圧することによって処理液を圧送する加圧手段と、
    前記複数のモジュールの横に夫々配置され、前記加圧手段によって前記処理液供給源から圧送された処理液を内部に貯留するポンプと、
    前記処理液供給源と前記積層される複数のモジュールの高さ方向に配置される前記ポンプとの間を接続し、処理液を通液する揚程部配管と、
    前記夫々のポンプに対応する各モジュールにおいて処理液を吐出するノズルと
    前記夫々のポンプの入口側に設けられた弁と、
    前記ポンプと前記ノズルとの間に夫々設けられた弁とを備え、
    前記夫々のポンプの入口側に設けられた弁と、前記ポンプと、前記ポンプと前記ノズルとの間に夫々設けられた弁とは、夫々の内部配管と夫々を接続する配管において、通流する処理液が下から上に向かうように下から順に配置されており、
    前記夫々のポンプは、ポンプの送出口から各ポンプに対応するノズルの吐出口までの配管距離が全て等しくなるように配置されていることを特徴とする基板処理システム。
  2. 前記夫々のポンプの入口側に設けられた弁と、前記ポンプと、前記ポンプと前記ノズルとの間に夫々設けられた弁とは、前記処理液供給源よりも高く、または同じ高さに配置され、前記ノズルは、対応する前記夫々のポンプの入口側に設けられた弁と、前記ポンプと、前記ポンプと前記ノズルとの間に夫々設けられた弁よりも高く配置されることを特徴とする請求項1に記載された基板処理システム。
  3. 前記処理液供給源は、前記ディスペンス機構の最下段に配置され、前記夫々のポンプの入口側に設けられた弁と、前記ポンプと、前記ポンプと前記ノズルとの間に夫々設けられた弁とは、対応する前記ノズルよりも一段低く配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された基板処理システム。
  4. 前記夫々のポンプの入口側に設けられた弁と、前記ポンプと、前記ポンプと前記ノズルとの間に夫々設けられた弁のうち、前記ポンプと前記ノズルとの間に夫々設けられた弁のみは、前記複数のモジュール内に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された基板処理システム。
  5. 前記ディスペンス機構は、さらに前記揚程部配管の始端部に設けられた弁を備え、この前記揚程部配管の始端部に設けられた弁と、前記夫々のポンプの入口側に設けられた弁と、前記ポンプと前記ノズルとの間に夫々設けられた弁と、前記夫々の弁の開閉動作を制御する制御部とを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載された基板処理システム。
  6. 前記モジュールに対し、夫々異なる処理液を供給する複数の前記ディスペンス機構を有し、
    夫々のディスペンス機構において、前記ポンプの入口側に設けられた弁と、前記ポンプと、前記ポンプと前記ノズルとの間に設けられた弁とが一体的に縦方向に連結されてディスペンスユニットが構成され、
    前記モジュールに対し、夫々異なる処理液の前記ディスペンスユニットが横方向に連結されて設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載された基板処理システム。
  7. 前記請求項5または請求項6に記載された基板処理システムの制御方法であって、
    前記複数のポンプの入口側に設けられた弁をすべて閉じるステップと、
    前記加圧手段により前記処理液供給源から処理液を送出し、前記揚程部配管に蓄液するステップとを実行し、
    前記揚程部配管内の圧力を整定することを特徴とする基板処理システムの制御方法。
  8. 前記ポンプと前記ノズルとの間に夫々設けられた弁を閉じるステップと、
    前記ポンプの入口側に設けられた弁を開弁するステップとを実行し、
    前記揚程部配管からの正圧により処理液を前記ポンプ内に補充させることを特徴とする請求項7に記載された基板処理システムの制御方法。
  9. 前記ポンプは、該ポンプ内に蓄液された処理液を圧送する手段を有し、
    前記ポンプから処理液を圧送させると同時に、前記ポンプと前記ノズルとの間に設けられた弁を開弁するステップを実行することを特徴とする請求項8に記載された基板処理システムの制御方法。
  10. 前記ノズルからの処理液の吐出終了後に、前記ポンプの入口側に設けられた弁を閉じるステップと、
    前記揚程部配管の始端部に設けられた弁を閉じるステップとを実行し、
    前記揚程部配管内に蓄圧することを特徴とする請求項9に記載された基板処理システムの制御方法。
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