JP4552938B2 - 導電性ペーストおよびそれを用いた圧電電子部品 - Google Patents

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Description

本発明は、圧電電子部品の電極を形成するのに適した導電性ペースト、およびそれを用いた圧電電子部品に関する。
従来、圧電電子部品の電極、特に外部電極は、Ag等の導電性粉末、ガラスフリット、有機バインダーを混練して得られた導電性ペーストを用いて、前記圧電電子部品に塗布または印刷した後、焼き付けることにより形成されていた。
ところで、前記圧電電子部品では、分極処理中、あるいはその後の駆動により、セラミック積層体が微小な伸縮運動を繰り返すと、該セラミック積層体が疲労して亀裂が生じ、該亀裂が外部電極にまで伝播して、該外部電極の破断を招き、その結果、電気特性が劣化するという問題があった。
そこで、セラミック素体と外部電極との接合強度を保つ目的で、電子部品の外部電極用導電ペーストにおいて、該導電ペーストに含まれるガラスフリットが、(1)酸化鉛を実質的に含まず;そして(2)ガラスフリット中に、酸化物単位として、B23:9.0〜20.0重量%、SiO2:22.0〜32.0重量%、BaO:35.0〜45.0重量%、ZnO:0.1〜30.0重量%、Al23:0.1〜12.0重量%、Na2O:0.1〜15.0重量%を含み、かつ該導電ペーストが、焼成温度600〜670℃で外部電極を形成する方法(特許文献1)や、耐熱温度が150℃以上のZnO−Al23−B23−SiO2系ガラス絶縁材を形成し、更に、外部電極材付与部に、耐熱温度が150℃以上で、組成が導体のAgと接合成分のBi23−B23−PbO系ガラスからなる外部電極材を形成した圧電アクチュエータの製造方法(特許文献2)、などが提案されている。
特許第3534684号公報 特開2000−31558号公報
しかしながら、前記特許文献1や特許文献2に記載のガラスフリットを導電性ペーストに用いた場合、前記セラミック素体と外部電極との接合強度がまだ不十分となり、セラミック素体の亀裂や外部電極の破断によって、電気特性の劣化が発生していた。
そこで、本発明の目的は、セラミック素体と外部電極の接合強度を保ちつつ、セラミック積層体の微小な伸縮運動では破断しない、圧電電子部品の外部電極を形成するのに適した導電性ペースト、およびそれを用いて形成された外部電極を備える圧電電子部品を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の導電性ペーストは、
少なくともAg粉末からなる導電性粉末:50.0〜90.0重量%と、ガラスフリット:0.1〜12.0重量%を含み、残部が有機ビヒクルである導電性ペーストであって、
前記ガラスフリットは、
一般式:[xB23−ySiO2−zCaO]
(ただし、x,y,zの単位は重量%)
で示される組成範囲が、添付の図1に示した3成分組成図において、(x、y、z)がA(75、5、20)、B(15、65、20)、C(15、45、40)およびD(55、5、40)を結ぶ多角形の範囲内にあり、かつx+y+z=100であり、ZnO、Al23、アルカリ金属酸化物から選ばれる1種以上の酸化物を含み、前記アルカリ金属酸化物がLi2O、Na2O、K2Oから選ばれる1種以上であるとともに、前記酸化物のいずれかを含有する場合におけるガラスフリット中の前記酸化物の含有率が、2重量%≦ZnO≦13重量%、1重量%≦Al23≦5重量%、3重量%≦アルカリ金属酸化物≦25重量%の範囲内にあることを特徴としている。
さらに、本発明の導電性ペーストは、前記導電性ペーストにおいて、前記ガラスフリット100体積%に対して、150体積%以下のBi23をさらに含むことを特徴とする。
また、本発明の圧電電子部品は、請求項1または2に記載の導電性ペーストと、導電性補強材とが一体として焼結された焼結体からなる電極を備えることを特徴とする。
また、本発明の圧電電子部品は、前記導電性補強材が、卑金属材料を芯材とし表面が貴金属材料で形成されるとともに、前記電極内において網目状に形成されていることを特徴とする。
本発明の導電性ペーストによれば、セラミック素体と外部電極の接合強度を保ちつつ、破断しない外部電極を形成することができる。さらには、前記外部電極を備えることで、セラミック素体の微小な伸縮運動によっても、電気特性の劣化が無い圧電電子部品を得ることができる。
本発明の導電性ペーストに含まれるガラスフリットにおける、[xB23−ySiO2−zCaO]で表される組成を規定するx、yおよびzの範囲を示す3成分組成図である。 本発明の導電性ペーストを用いて形成された外部電極を備える積層型圧電電子部品の一実施形態を模式的に示す断面図である。 図2のB部拡大図である。 セラミックグリーンシート上に導体パターンを形成した状態を示す平面図である。 前記積層型圧電電子部品の製造方法の一例を説明するための斜視図である。 積層型圧電電子部品の第2の実施形態を示す要部拡大図である。 積層型圧電電子部品の第3の実施形態を示す要部拡大図である。 積層型圧電電子部品の第4の実施形態を示す要部拡大図である。 積層型圧電電子部品の第5の実施形態を示す要部拡大平面図である。
符号の説明
1 セラミック素体
2a〜2g 内部電極
3a、3b 外部電極
4a、4b リード線
5a、5b 塗膜
6 Ag箔(導電性箔)
7 セラミックグリーンシート
8 導体パターン
8a 凸部
9 Agワイヤ(導電性線状部材)
10a、10b 塗膜
11 塗膜
12 Ag金網(導電性補強材)
13 導電性部材(網目状部材)
14 Ag金網(導電性補強材)
30 亀裂
以下、本発明の導電性ペーストについて説明する。
本発明の導電性ペーストは、少なくともAg粉末からなる導電性粉末と、ガラスフリットと、有機ビヒクルとを含む導電性ペーストである。前記ガラスフリットは、一般式:[xB23−ySiO2−zCaO]で示される組成範囲が、添付の図1に示した3成分組成図において、(x、y、z)がA(75、5、20)、B(15、65、20)、C(15、45、40)およびD(55、5、40)を結ぶ多角形の範囲内にあり、かつx+y+z=100である。さらに、ZnO、Al23、アルカリ金属酸化物から選ばれる1種以上の酸化物を含み、アルカリ金属酸化物がLi2O、Na2O、K2Oから選ばれる1種以上であるとともに、酸化物のいずれかを含有する場合におけるガラスフリット中の酸化物の含有率が、2重量%≦ZnO≦13重量%、1重量%≦Al23≦5重量%、3重量%≦アルカリ金属酸化物≦25重量%の範囲内の成分を含有する。
また、本発明の導電性ペーストは、前記ガラスフリット100体積%に対して、150体積%以下のBi23をさらに含む。
以下、本発明において、上述のような特徴的な組成を選んだ根拠となる実験例について説明する。
ガラスフリットの構成成分として、一般式:[xB23−ySiO2−zCaO]で示される組成範囲が、添付の図1に示した3成分組成図において、(x、y、z)がA(75、5、20)、B(15、65、20)、C(15、45、40)およびD(55、5、40)を結ぶ多角形の範囲内にあり、かつx+y+z=100としたのは、前記組成範囲外となるガラスフリットでは、セラミック素体と外部電極との接合強度が低下し、駆動サイクル数も小さくなり、実使用上で問題となるからである。
ここで、駆動サイクル数とは、本発明の圧電電子部品に対して、周波数200Hz、電圧200Vの三角波を付与して駆動させた場合に、圧電電子部品が破壊するまで行った累積伸縮回数を示す。なお、駆動サイクル数の測定時には、駆動時の余剰変移を抑制するために、各試料を積層方向に対して、上下を金属板で押さえつけて駆動させた。
また、ZnOの添加量を2〜13重量%に限定したのは、ZnOの添加量が13重量%を超えると、圧電電子部品を構成するセラミック素体と、ガラスフリットとの反応性が大きくなり、その結果、生成した反応生成物によって、圧電電子部品と外部電極との接合強度が低下すること、また、ZnOの添加量が2重量%未満になると、ガラスフリットの軟化温度が高くなるとともに、圧電電子部品を構成するセラミック素体との親和性が低下し、その結果、セラミック素体と外部電極との接合強度が低下することによる。
また、Al23の添加量を1〜5重量%に限定したのは、Al23の添加量が5重量%を超えるとガラスフリットの軟化温度が高くなり、セラミック素体と外部電極との接合強度が低下すること、また、Al23の添加量が1重量%未満となった場合には、セラミック素体と外部電極との接合強度が低下することによる。
また、アルカリ金属酸化物(Li2O、Na2O、K2O)の添加量を3〜25重量%に限定したのは、アルカリ金属酸化物の添加量が25重量%を越えると、ガラスフリットが結晶化ガラスとなって、外部電極焼き付け時にガラスの結晶化により、外部電極とセラミック素体との界面にガラスが流動しなくなり、外部電極とセラミック素体との接合強度が低下すること、また、アルカリ金属酸化物の添加量が3%重量未満になると、ガラスフリットの軟化温度が高くなり、外部電極焼き付け時における、外部電極中のガラスの流動性を向上させる効果が小さくなることによる。
さらに、Bi23の添加量を、ガラスフリット100体積%に対して、150体積%以下に限定したのは、Bi23の添加量が150体積%を越えると、外部電極焼き付け時における、外部電極中のガラスの流動性を向上させる効果が小さくなるため、好ましくないことによる。
次に、本発明の圧電電子部品について説明する。
図2は、本発明の導電性ペーストを、焼き付けることにより形成した外部電極を備える圧電電子部品の一実施形態を示す断面図である。
前記圧電電子部品は、チタン酸ジルコン酸鉛を主成分とするセラミック素体1と、該セラミック素体1の内部に並列対向状に埋設された複数の内部電極2a〜2gと、前記セラミック素体1の両端部に、本発明の導電性ペーストを焼き付けて形成された外部電極3a、3bと、外部電極3a、3bに接続されたリード線4a、4bとから構成されている。
また、前記圧電電子部品は、内部電極2a、2c、2e、2gの一端が一方の外部電極3aと電気的に接続され、内部電極2b、2d、2fの一端は、他方の外部電極3bと電気的に接続されている。そして、圧電電子部品は、リード線4a、4bを介して外部電極3aと外部電極3bとの間に電圧が印加されると、圧電縦効果により矢印Aで示す積層方向に微小な伸縮運動を行う。
図3は、図2のB部拡大図であって、外部電極3bは導電性材料としてのAg粉末からなる塗膜5a、5b間に導電性補強材としてのAg箔(導電性箔)6が一体的に埋設された焼結体からなる。
なお、外部電極3aも外部電極3bと同様の構成であるので、説明を省略する。
このように本実施形態では、Ag箔6を、Ag粉末を主成分とする塗膜5a、5b間に埋設し一体化させて焼き付けを行うことで、外部電極3bを形成している。このことから、Ag箔6の補強効果により圧電電子部品が矢印A方向に長時間微小な伸縮運動を繰り返しても、外部電極3の破断を抑制することができる。また、高電界が負荷されても外部電極が短絡するのを防止し、耐久性に優れた圧電電子部品を得ることができる。
また、外部電極3bは、導電性補強材であるAg箔6により強度が向上するので、セラミック素体1に亀裂等の構造欠陥が生じるのを抑制することができる。
さらに、Ag箔6と塗膜5a、5bに含有されるAg粉末の焼結体とは単に接触しているだけではなく、焼き付け処理により強固に金属結合しているので、高温多湿下で長時間放置しても導電性の低下を防止することができ、耐湿性も向上させることができる。
次に、圧電電子部品の製造方法について説明する。
まず、Pb34、ZrO2、TiO2等のセラミック素原料を所定量秤量した後、該秤量物をジルコニアビーズ等の粉砕メディアと混合し、ボールミルを用いて、粉砕混合した。次に、仮焼等を行い、セラミック混合粉末を作製し、該セラミック混合粉末に有機バインダや分散剤を添加し、溶剤としての水を用いてスラリー状とし、ドクターブレード法を用いてチタン酸ジルコン酸鉛を主成分とするセラミックグリーンシートを作製した。
次に、例えば、AgとPdとの重量比Ag/Pdが70/30に調整された内部電極用導電性ペーストを使用し、図4に示すように、セラミックグリーンシート7上にスクリーン印刷により凸部8aを備えた導体パターン8を形成する。
次に、図5に示すように、導電パターン8が形成されたセラミックグリーンシート7を凸部8aが互い違いとなるように所定枚数(例えば、500枚)積層し、導電パターン8の形成されていないセラミックグリーンシートで狭持し、積層体を形成した。そして、これにより、仮想線で示すように外部電極3a、または外部電極3bは、一層おきに導電パターン8と電気的に接続される。さらに、この積層体を500℃以下の温度に加熱して脱脂処理を行った後、950〜1100℃の温度で焼成を行い、セラミック素体1を得た。
次に、セラミック素体1の両端部に本発明の導電性ペーストを塗布して塗膜5aを形成し、該塗膜5a上にAg箔6を戴置し、さらに該Ag箔6の表面に本発明の導電性ペーストを塗布して塗膜5bを形成する。次に、これを乾燥させた後、温度700〜850℃で焼き付けし、前記Ag箔6が塗膜5a、5bに一体的に埋設された焼結体からなる外部電極3a、3bが形成され、所定の寸法(例えば、縦7mm×横7mm×厚み35mm)の圧電電子部品が形成される。
さらに、外部電極3a、3bにリード線(エナメル被覆したCu線、線径250μm)をはんだ付けする(Sn−3Ag−0.5Cuはんだ、はんだ付け温度:350℃)。次に、圧電特性を付与するために、オイル温度:80℃、電圧3kV/mmの条件でオイル分極処理をした。オイル分極後、圧電電子部品を炭化水素系洗浄剤で洗浄した後、炭化水素系溶剤をアセトンと置換し、自然乾燥させた。
図6は、外部電極3bの第2の実施形態を示す要部拡大図である。
本第2の実施形態では、導電性補強材として、Ag箔に代えてAgワイヤ9が波状に一体的に埋設された焼結体からなる外部電極を備える圧電電子部品を示す。
本第2の実施形態でも、第1の実施形態と同様、Agワイヤ9を、Ag粉末を主成分とする塗膜10a、10bで埋め込み、一体化させて焼き付け処理を行い、これにより外部電極3bを形成しているので、Agワイヤ9の補強効果により圧電電子部品が矢印A方向に長時間微小な伸縮運動を繰り返しても、外部電極3の破断を抑制することができ、高電界が負荷されても短絡するのを防止し、耐久性にも優れた圧電電子部品を得ることができる。
しかも、外部電極3bは、導電性補強材であるAgワイヤ9により強度が向上するため、セラミック素体1に亀裂等の構造欠陥が生じるのを防止することができる。
また、Agワイヤ9と塗膜10a、10bに含有されるAg粉末の焼結体とは単に接しているのではなく、焼き付け処理により強固に金属結合しているので、高温多湿下で長時間放置しても、導電性の低下を防止することができ、耐湿性も向上させることができる。
そして、この外部電極3bも第1の実施形態と同様の方法で作製することができる。すなわち、セラミック素体1の両端部に本発明の導電性ペーストを塗布して、塗膜10aを形成し、該塗膜10a上にAgワイヤ9を戴置し、さらに該Agワイヤ9の表面に本発明の導電性ペーストを塗布して10bを形成する。次に、これを乾燥させた後、焼き付け処理を行い、これにより前記Agワイヤ9が塗膜10a、10bに一体的に埋設された焼結体からなる外部電極3a、3bを形成することができる。
図7は外部電極3bの第3の実施形態を示す要部拡大図である。
本第3の実施形態では、導電性補強材が、網目状とされたAg金網(導電性線状部材)12からなり、該Ag金網12がAgからなる塗膜11中に完全に埋め込まれている。
すなわち、外部電極3bは、Agからなる塗膜11中に網目状の導電性線状部材12が埋め込まれて一体化された焼結体からなっている。
本第3の実施形態では、例えばセラミック素体1の内部電極2dと内部電極2eとの間に仮想線で示すように亀裂30を生じ、図中C部に示すように、塗膜11が切断状態となっても各内部電極と外部電極3bとはAg金網12を介して電気的に接続され、導通性を確保することができる。また、Ag金網12と塗膜11との接触面積が増大するので、Ag金網12と塗膜11との界面における剥離が抑制され、これにより更なる耐久性向上を図ることができる。
しかも、Ag金網12と塗膜11に含有されるAg粉末の焼結体とは単に接触しているだけではなく、焼き付け処理により強固に金属結合しているので、第1および第2の実施形態と同様、高温多湿下で長時間放置しても導電性の低下を防止することができ、耐湿性も向上させることができる。
本第3の実施形態では、外部電極3bは以下のようにして形成している。
すなわち、セラミック素体1の両端部に本発明の導電性ペーストを塗布して塗膜11を形成し、該塗膜11中にAg金網12が完全に埋没するまで自然乾燥し、その後焼き付け処理を行うことにより、Ag粉末からなる塗膜11とAg金網12とが一体化された外部電極3bが形成される。
図8は外部電極3bの第4の実施形態を示す要部拡大図である。
本第4の実施形態では、外部電極3bが、前記第3の実施形態に加え、網目状の導電性部材13が、外部電極3b上に積層した後に溶接することで、外部電極3bと電気的に接続される。
導電性部材13は、具体的には芯材がAl等で形成され、表面がはんだ付け温度で溶融する金属、例えばSnで被覆されている。
このように、導電性部材13の表面がはんだ付け温度で溶融するので、前記第1ないし第3の実施形態で述べた効果に加え、はんだ付け性をも向上させることができる。
しかも、Ag金網12が破断しても塗膜11は、導電性部材13を介して導電性を確保することができ、耐久性向上を図ることができる。
図9は、外部電極3bの第5の実施形態を示す要部側面拡大図である。
本第5の実施形態では、導電性補強材が、第3および第4の実施形態と同様に、Ag金網(導電性線状部材)14からなり、Ag金網14を塗膜11中に埋め込み、かつAg金網14の網目列のうち少なくとも1つ以上が塗膜11から塗膜表面に露出している。
このようにAg金網14の網目列のうち少なくとも1つ以上を塗膜11から表面露出させることにより、Ag金網14の端部は固定されていない自由端となり、これによりAg金網14の破断が抑制され、耐久性の飛躍的な向上を図ることが可能となる。
なお、本発明は、前記第1ないし第5の実施形態に限定されることはない。前記第1ないし第5の実施形態では、導電性補強材は、耐湿性やはんだ付け性等を考慮し、Agを使用したが、導電性ペースト中の導電性粉末材料よりも固有抵抗値の小さい材料を好んで使用することができ、Ag以外の貴金属材料、例えば、Pd、Au、Pt等を使用するのも好ましく、また、Ni等の耐熱性を有するより高強度な卑金属材料を使用することもできる。
また、芯材をNi、Ni合金、Cr等の耐熱性に優れた卑金属材料で形成し、表面を酸化物ガラス、貴金属材料などの耐酸化性材料で被覆することも好ましい。この場合、耐酸化性に優れた酸化物ガラスや貴金属材料は、焼き付け時に導電性粉末中に拡散する。また、耐酸化性に劣る場合は、焼き付け時の温度で焼結体の外に飛散してしまう。
さらに、導電性補強材の芯材として、焼き付け温度に耐えて形状を保持しうる耐熱性のセラミックファイバやガラスファイバを使用し、表面のみを導電性を有する前記各種金属材料で形成するのも好ましい。
さらに前記第1および第2の実施形態では、塗膜に導電性補強材を戴置し、その後、該導電性補強材上に塗膜を形成した後、焼き付け処理を行っているが、第3ないし第5の実施形態のように、導電性補強材を塗膜中に埋め込む方法で外部電極を形成してもよく、また、逆に第3ないし第5の実施形態についても、前記第1および第2の実施形態と同様に、塗膜に導電性補強材を戴置し、その後、導電性補強材上に塗膜を形成した後、焼き付け処理を行ってもよい。
また、導電性補強材の形状についても、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、導電性箔については、前記実施形態のような形状の他、多孔状であってもよい。また、導電性線状部材についても、前記波状や網目状に限定されることはなく、コイル状、直線状等であってもよい。
また、導電性補強材と外部電極との接続状態についても、焼き付け処理により外部電極が導電性粉末と一体的に形成されればよく、前記実施形態のように塗膜に埋設した形態の他、導電性補強材を表面露出させた状態で焼き付け処理を行い、一体化させてもよい。
また、前記実施形態では圧電電子部品を例に説明したが、抵抗部品や中高圧用のセラミックコンデンサ等のセラミック電子部品にも適用することができる。特に、焼き付けて外部電極を形成するセラミック電子部品の場合、固有抵抗値は外部電極を構成する金属よりも高くなる。このため、本発明の導電性ペーストを用いて外部電極を形成することで、亀裂等の発生することのない信頼性に優れた低抵抗な外部電極を備えるセラミック電子部品を得ることができる。また、前記外部電極中、もしくは外部電極を覆うように接合させた導電性補強材を設けることで、さらに亀裂等の発生することのない信頼性に優れたセラミック電子部品を得ることができる。
次に、本発明における実験例について説明する。
(実験例1)
ここでは、実験例1として、本発明の導電性ペーストを用いて形成された外部電極を備える積層型圧電電子部品について評価した。
(1)導電性ペースト用ガラスフリットの作製
本発明の実施例、および比較例に関し、導電性ペーストに用いるガラスフリットの出発原料として、高純度の酸化ホウ素(B23)、二酸化ケイ素(SiO2)、酸化カルシウム(CaO)、酸化ビスマス(Bi23)、酸化バリウム(BaO)、酸化鉛(PbO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化アルミニウム(Al23)、酸化リチウム(Li2O)、の各粉末を準備した。次に、表1に示す各組成比率となるように、これらの粉末を調合し、混合粉末とした。
次に、前記混合粉末を、るつぼに入れた後、加熱炉内に静置し、最高温度1000〜1600℃の範囲で60分間保持した。前記混合粉末が完全に溶融したことを確認してから、加熱炉内からるつぼを取り出し、溶融した混合粉末を純水中に投下し、ビーズ状のガラスを得た。得られたビーズ状のガラスを、ボールミルを用いて16時間湿式粉砕した後、脱水および乾燥処理をすることで、目的とする試料番号1〜18のガラスフリットを得た。なお、得られたガラスフリットは、X線回折法により非晶質であることを確認した。
Figure 0004552938
前記表1において、*印を付したものは本発明の範囲外のものであり、それ以外は本発明の範囲内のものである。
(2)評価用導電性ペーストの作製
次に、(1)で得られた試料番号1〜18のガラスフリットを0.1〜12.0重量%、平均粒径2.0μmの球形Ag粉を50.0〜90.0重量%、残部がエチルセルロースとターピネオールを含有した有機ビヒクルを混合し、3本ロールミルを用いて混練することで、目的とする評価用導電性ペーストを得た。
なお、本発明では、3本ロールミルを用いて導電性ペーストを製造したが、ライカイ機、ニーダー等のメディアレスの分散装置や、ボールミル等のメディアを用いた分散装置を適宜、用いてもかまわない。
(3)評価用圧電電子部品の作製
次に、Ag/Pdからなる内部電極が内部に形成された、チタン酸ジルコン酸鉛を主成分とする、縦7mm×横7mm×厚み35mmのセラミック素体の両側面に、メタルマスクを用いて、前記(2)で得られた評価用導電性ペーストを印刷し、幅4mm×膜厚400μmの生の塗膜を形成した。次に、前記生の塗膜の上に線径150μm、目開き40メッシュのAg金網を載せ、該金網が生の塗膜に完全に埋没するまで静置した。次に、前記セラミック素体を、温度150℃で10分間オーブンに入れて乾燥した。次に、大気雰囲気中、740〜810℃で焼き付け処理を行うことで、圧電電子部品の両側面に、Ag金網を乾燥塗膜内に内包した外部電極を形成した。
なお、前記評価用導電性ペーストの印刷に際しては、導電性ペーストの粘度を調整することにより、スクリーン印刷、グラビア印刷、オフセット印刷、グラビア−オフセット印刷、インクジェット印刷等の様々な印刷方法を適用することができる。
次に、3重量%のAgと0.5重量%のCuを含有したSnを主成分とするはんだ(Sn−3Ag−0.5Cuはんだ)を使用し、エナメル被覆された線径250μmのCu線を、前記外部電極にはんだ付けし、該外部電極にリード線を接続した。次に、油温80℃、電圧3kV/mm下の油中で分極処理を行って圧電特性を付与し、その後、炭化水素系洗浄剤で洗浄して、目的とする積層型圧電電子部品を得た。
〔積層型圧電電子部品の特性評価〕
上記のようにして作製した積層型圧電電子部品の外部電極の密着強度、電気機械結合係数k33、および駆動時間を評価した。
外部電極の密着強度については、各試料を引張圧縮試験機(今田製作所製、SV−201)の所定の位置に戴置し、各試料の外部電極にはんだ付けしたリード線を治具にて牽引し、前記リード線が外部電極から剥離した際の強度値を測定した。また、それぞれの試料について、各10個づつ測定し、その平均値を各試料の外部電極の密着強度とした。
電気機械結合係数k33については、インピーダンスアナライザー(ヒューレットパッカード社製、4194A)を用いて測定した。また、それぞれの試料について、各10個づつ測定し、その平均値を各試料の電気機械結合係数k33とした。
駆動時間については、それぞれの試料について、各3個づつ測定し、その平均値を各試料の駆動サイクル数とした。
これらの測定結果を表1に示す。表1から明らかなように、本発明の範囲内である試料番号1〜7は、本発明の範囲外である試料番号8〜18と比較して、外部電極の密着強度が大きく、駆動サイクル数も5.76×108回(800時間連続駆動に相当)を達成し、実使用上でも問題ないレベルであることを確認した。また、電気機械結合係数k33については、従来例となる試料番号17や18と同等の値を示したことから、ガラスフリット変更によって、前記電気機械結合係数への影響も問題ないことを確認した。
一方、本発明の範囲外である試料番号8〜11、14〜18は、外部電極の密着強度が小さく、駆動サイクル数も、108回未満であって、実使用で問題となる結果であった。また、試料番号12と13は、ガラスフリット作製時にガラス化せず、導電性ペースト作製や、外部電極の密着強度等の諸特性を測定することができなかった。
〔実験例2〕
ここでは、実験例2として、本発明の導電性ペーストを用いて形成された外部電極を備える単板型圧電電子部品について評価した。
(4)導電性ペースト用ガラスフリットの作製
本発明の実施例、および比較例に関し、導電性ペーストに用いるガラスフリットの出発原料として、高純度の酸化ホウ素(B23)、二酸化ケイ素(SiO2)、酸化カルシウム(CaO)、酸化ビスマス(Bi23)、酸化バリウム(BaO)、酸化鉛(PbO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化アルミニウム(Al23)、酸化リチウム(Li2O)、の各粉末を準備した。次に、表2に示す各組成比率となるように、これらの粉末を調合し、混合粉末とした。
次に、前記(1)と同じく、前記混合粉末を、るつぼに入れた後、加熱炉内に静置し、最高温度1000〜1600℃の範囲で60分間保持した。前記混合粉末が完全に溶融したことを確認してから、加熱炉内からるつぼを取り出し、溶融した混合粉末を純水中に投下し、ビーズ状のガラスを得た。得られたビーズ状のガラスを、ボールミルを用いて16時間湿式粉砕した後、脱水および乾燥処理をすることで、目的とする試料番号19〜38のガラスフリットを得た。なお、得られたガラスフリットは、X線回折法により非晶質であることを確認した。
Figure 0004552938
前記表2において、*印を付したものは本発明の範囲外のものであり、それ以外は本発明の範囲内のものである。
(5)評価用導電性ペーストの作製
次に、(4)で得られた試料番号19〜38のガラスフリットを0.1〜12.0重量%、平均粒径2.0μmの球形Ag粉を50.0〜90.0重量%、残部がエチルセルロースとターピネオールを含有した有機ビヒクルを混合し、3本ロールミルを用いて混練することで、目的とする評価用導電性ペーストを得た。
(6)評価用圧電電子部品の作製
次に、チタン酸ジルコン酸鉛を主成分とする、直径20mm×厚み10mmの円板状のセラミック素体の両主面に、メタルマスクを用いて、前記(5)で得られた評価用導電性ペーストを印刷し、直径10mm×膜厚400μmの生の塗膜を形成した。次に、温度150℃で3分間オーブンに入れて乾燥した。次に、大気雰囲気中、750〜800℃で焼き付け処理を行い、前記セラミック素体の両主面に、外部電極を形成した。
次に、3重量%のAgと0.5重量%のCuを含有したSnを主成分とするはんだ(Sn−3Ag−0.5Cuはんだ)を使用し、エナメル被覆された線径250μmのCu線を、一方の主面の外部電極にはんだ付けし、該外部電極にリード線を接続した。次に、リード線を接続しなかった、もう一方の主面の外部電極について、エポキシ樹脂を主成分とする導電性接着剤を用いて、縦30mm×横30mm×厚み10mmのCuからなる金属振動板に固定した。次に、室温、および大気雰囲気下で、電圧2.25kV/mmを単板型圧電電子部品に印加し、分極処理を行って圧電特性を付与した。その後、炭化水素系洗浄剤で洗浄して、目的とする単板型圧電電子部品を得た。
〔単板型圧電電子部品の特性評価〕
上記のようにして作製した単板型圧電電子部品の外部電極の密着強度、および電気機械結合係数kpを評価した。
前記外部電極の密着強度については、各試料を引張圧縮試験機(今田製作所製、SV−201)の所定の位置に戴置し、各試料の外部電極にはんだ付けしたリード線を治具にて牽引し、前記リード線が外部電極から剥離した際の強度値を測定した。また、それぞれの試料について、各10個づつ測定し、その平均値を各試料の外部電極の密着強度とした。
電気機械結合係数kpについては、インピーダンスアナライザー(ヒューレットパッカード社製、4194A)を用いて測定した。また、それぞれの試料について、各10個づつ測定し、その平均値を各試料の電気機械結合係数kpとした。
これらの測定結果を表2に示す。表2から明らかなように、本発明の範囲内である試料番号19〜25、37、38は、本発明の範囲外である試料番号26〜36と比較して、外部電極の密着強度が大きいことを確認した。また、電気機械結合係数kpについては、従来例となる試料番号35や36と同等の値を示したことから、ガラスフリット変更によって、前記電気機械結合係数への影響も問題ないことを確認した。
一方、本発明の範囲外である試料番号26〜29、32〜36は、外部電極の密着強度が小さく、実使用上で問題となる結果であった。また、試料番号30と31は、ガラスフリット作製時にガラス化せず、導電性ペースト作製や、外部電極の密着強度等の諸特性を測定することができなかった。
本発明にかかる導電性ペーストを用いることにより、セラミック素体と外部電極の接合強度を保ちつつ、セラミック積層体の微小な伸縮運動では破断しない外部電極を備えた圧電電子部品を確実に得ることが可能になる。
したがって、本発明は、圧電電子部品の製造に用いられる導電性ペーストの分野および圧電電子部品の分野に広く適用することが可能である。

Claims (4)

  1. 少なくともAg粉末からなる導電性粉末:50.0〜90.0重量%と、ガラスフリット:0.1〜12.0重量%を含み、残部が有機ビヒクルである導電性ペーストであって、
    前記ガラスフリットは、
    一般式:[xB23−ySiO2−zCaO]
    (ただし、x,y,zの単位は重量%)
    で示される組成範囲が、添付の図1に示した3成分組成図において、(x、y、z)がA(75、5、20)、B(15、65、20)、C(15、45、40)およびD(55、5、40)を結ぶ多角形の範囲内にあり、かつx+y+z=100であり、ZnO、Al23、アルカリ金属酸化物から選ばれる1種以上の酸化物を含み、前記アルカリ金属酸化物がLi2O、Na2O、K2Oから選ばれる1種以上であるとともに、前記酸化物のいずれかを含有する場合におけるガラスフリット中の前記酸化物の含有率が、2重量%≦ZnO≦13重量%、1重量%≦Al23≦5重量%、3重量%≦アルカリ金属酸化物≦25重量%の範囲内にあることを特徴とする、導電性ペースト。
  2. 前記導電性ペーストにおいて、前記ガラスフリット100体積%に対して、150体積%以下のBi23をさらに含むことを特徴とする、請求項1記載の導電性ペースト。
  3. 請求項1または2に記載の導電性ペーストと、導電性補強材とが一体として焼結された焼結体からなる電極を備えることを特徴とする、圧電電子部品。
  4. 前記導電性補強材が、卑金属材料を芯材とし表面が貴金属材料で形成されるとともに、前記電極内において網目状に形成されていることを特徴とする、請求項3記載の圧電電子部品。
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