JP4552772B2 - 電圧形自励変換装置 - Google Patents

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本発明は、電圧型自励変換装置及び、シンクロトロンを有する加速器システムのシンクロトロン用の電圧型自励変換装置と加速器システムに関する。
加速器システムにおいて、シンクロトロンはビームを周回運動させながら加速する役割を果たす。該シンクロトロンは、ビームを一定の軌道で周回運動させるために、多数の電磁石によりビームを集光、偏向して軌道を確保する。該電磁石は電圧型自励変換装置によりある一定の決まった周期で励磁されるが、ビームを偏向させる電磁石には大きな電力を供給する必要があり、電力変換器の出力も1MWを超えるものが多くなってきている。特許文献1には、シンクロトロンの電磁石の制御装置が記載されている。
特開平8−83700号公報(図1、(0021)段落から(0036)段落の記載)
ビームを円運動させながら加速するシンクロトロンを有する加速器システムにおいて、シンクロトロン用電磁石は一定の周期で励磁される。一定周期での励磁に伴い、各電磁石を励磁する電圧型自励変換装置の受電電力は変動する。特に、ビームを偏向させるためには大きな電力が必要であり、偏向電磁石を励磁する電圧型自励変換装置の受電電力変動は極めて大きい。電力系統のインピーダンスが大きいと受電電力の変動に応じて受電電圧が変動する。受電電圧が変動すると他の電圧型自励変換装置の出力する電流精度が劣化する。
本発明は、電力系統のインピーダンスが大きな場所でも、ビーム精度を高精度に保てる加速器システムを提供することを目的とする。
偏向電磁石を励磁する電圧型自励変換装置の受電電力変動に起因する交流系の電圧変動により、他の電磁石の励磁電流の電流制御精度が低下して、ビーム精度が低下することを防止するには、偏向電磁石励磁する電圧型自励変換装置の蓄電機能を高めて、受電電力変動を抑制すればよい。
より、具体的には、他の電磁石を励磁するそれぞれの電圧型自励変換装置の直流コンデンサに蓄積できる静電エネルギーの、他の電磁石を駆動するそれぞれの電圧型自励変換装置の変換容量に対する割合よりも大きく、かつ偏向電磁石を励磁する電圧型自励変換装置のコンバータの直流電圧制御ゲインを他の電源を励磁する電圧型自励変換装置の整流器の直流電圧制御ゲインよりも小さくすればよい。
または、該直流電圧検出値の、電磁石を励磁する電力の変動周期もしくはその整数倍の周期での移動平均を計算し、該直流電圧の移動平均値を用いて該直流電圧制御を行えばよい。
または、負荷の変動周期もしくはその整数倍の周期の電力変動により発生する直流電圧変動を演算し、演算した直流電圧変動を直流電圧指令値に加算して、加算した値を指令値として直流電圧制御を行えばよい。
偏向電磁石の負荷電力変動に起因する電力変動が抑制され、受電電圧変動を少なくでき、ビーム精度を高精度に保つことができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施例を説明する各図面では、同一の機能を有する要素には同一の符号をつけてある。なお、図1等に示される、IGBTと該IGBTと逆並列に接続されたダイオードからなる並列体11m〜11rを、IGBT素子11m〜11rと呼ぶことにする。
まず、加速器システムの構成を図2に示す。イオン源201で発生させたビームを線形加速器202で加速し、入射装置203でシンクロトロン200に取り込み、偏向電磁石204でビームを偏向させて周回運動させつつ、高周波加速空洞205にてビームを加速し、出射装置206からビームを取り出す。なお、四極電磁石207はビームを絞り込む働きをする。入射装置203、偏向電磁石204、出射装置206の主要部分は電磁石であり、電気的には図3に示すようにリアクトルと抵抗器の直列体である負荷9、2009、3009等で表すことができ、電圧型自励変換装置1000、2000、3000とは、図3に示すように接続される。ここで、図3の負荷9が図2の偏向電磁石204に、図3の負荷2009が図2の四極電磁石207、図3の負荷3009は、入射装置203や出射装置206等の図2に記されていない他の電磁石に相当する。
ここで、偏向電磁石204(負荷9)と、この偏向電磁石204を励磁する電圧型自励変換装置1000を例にとり、負荷9を駆動するシステムを説明する。インダクタンスと抵抗器の直列体である負荷9、ここでは偏向電磁石204は、電圧型自励変換装置1000と端子185P、端子185Nで接続される。他方の端子160U、160V、160Wは系統インピーダンス102を介して、交流電源103と接続される。電圧型自励変換装置1000は、交流電力をコンバータ100で直流に変換し、端子170P、170N、171P、171Nを介してチョッパ1に接続、チョッパ1が偏向電磁石204である負荷9を励磁する。
なお、コンバータ100とチョッパ1の間の上記端子170P〜171Nは必須の構成ではない。また、他の電磁石である負荷2009、3009等も偏向電磁石204と同様な構成で、電圧型自励変換装置2000、3000等に接続される。
本実施例は一定周期で変動する負荷を接続した電圧型自励変換装置で、受電電力変動を小さくできる電圧型自励変換装置を示す。図3では本実施例の電圧型自励変換装置の主要部と、該電圧型自励変換装置に接続された電力系統と該電圧型自励変換装置に接続された負荷を示す。負荷は加速器用の電磁石を想定しているが、電磁石以外の負荷でも本実施例と同じ効果を得ることができる。図3を用いて本実施例の構成を説明する。
電圧型自励変換装置1000は、コンバータ100とチョッパ1から構成される。コンバータ100の交流入力側の端子160U、160V、160Wは連系インピーダンス101や系統インピーダンス102を介して、3相の交流電源103に接続しており、コンバータ100の他方の端子170P、170Nはチョッパ1の端子171P、171Nと接続される。チョッパ1の他方の端子185P、185Nは負荷9に接続されている。チョッパ1は周期性のある電流指令値に従い、負荷9に電流を通流させる。
電圧型自励変換装置2000、電圧型自励変換装置3000も、電圧型自励変換装置1000と同様に図には示していないコンバータとチョッパから構成される。なお、チョッパの代わりにDC/DCコンバータであってもよい。これらの電圧型自励変換装置2000と電圧型自励変換装置3000は、電圧型自励変換装置1000と同様にそれぞれ負荷2009、負荷3009に接続される。
コンバータ100の主要部の構成を図1に示す。本実施例ではコンバータ100の構成を、6アーム構成のIGBT変換器の場合で説明する。IGBT素子11m〜11rがそれぞれのアームを構成している。各IGBT素子11m〜11rの制御電極であるゲートには、制御装置104からゲート駆動信号を入力する。PWM変調したゲート駆動信号を入力して各IGBT素子11m〜11rをスイッチングさせることにより、直流コンデンサ150に印加されている直流電圧が交流に変換され、端子160U、160V、160W側に交流電圧が発生し、交流電源103と、発生した交流電圧の差とその間のインピーダンスとから、交流電流の大きさと位相が決まり、直流電流に変換されて、直流コンデンサ150が充放電される。
制御装置104には、交流端子160U、160V、160W側の3相交流配線に配置した電流検出器180と、直流コンデンサ150の端子間に配置した電圧検出器190から検出信号が入力されている。図1では電流検出器180を3相の各交流配線に計3つ配置したが、2つの電流検出器を用いて、(数1)式で他の1相の電流を算出しても良い。
iU=0−iV−iW …(数1)
(数1)式で、iUはU相交流電流、iVはV相交流電流、iWはW相交流電流を表す。
次に本実施例のコンバータ100の制御動作を説明する。まず、従来技術のコンバータの制御動作を図5を用いて説明する。従来技術では、コンバータ100が出力する直流電圧を直流コンデンサ150の直流電圧値として電圧検出器190で検出し、この直流電圧検出値を直流電圧指令値に一致させるようにコンバータ100の入力側交流電圧を調整する。
具体的には、まず、直流電圧指令値と直流電圧検出値の偏差を求め、DC−AVR152がその差分値をゼロにするようにPI制御を行ない系統側の交流電流指令値を決定する。次に、AC−ACR151が交流電流指令値と検出した交流電流との偏差がゼロになるようにPI制御を行ない、系統側のコンバータ交流電圧指令値を決定し、この電圧指令値を変調波としてPWM制御ブロック153に入力し、PWM制御ブロック153で搬送波と比較して、ゲートドライバーパルス信号作成しIGBT素子11m〜11rの各ゲートへ出力する。DC−AVR152やAC−ACR151での制御は、交流電流値および交流電圧値をdq変換した後に行うこともできる。
次に、図1を用いて、受電電力変動を抑制する本実施例の制御方法を説明する。本実施例が従来技術と異なる点は、直流電圧検出値を移動平均した後に、直流電圧制御を実施する点である。本実施例では直流電圧をサンプリングする回数は、系統の交流電流の1周期当りN回(Nは自然数)であれば良く、好ましくは2回から1024回、より好ましくは16回から256回である。このようにして検出した直流電圧を変動周期の自然数倍の期間、好ましくは1倍から10倍、より好ましくは1倍から5倍の期間移動平均する。次に、移動平均演算した直流電圧と直流電圧指令値との偏差をゼロにするようにDC−AVR152でPI制御を行う。
ここで、図7に示すように、直流電圧検出値と直流電圧指令値Vref との偏差を同様に移動平均処理して、DC−AVR152へ入力しても良い。
このようにすることにより、一定周期で生じる電力変動によって、直流コンデンサ150の電圧が一定周期で変動しても、移動平均値の変化は少ないので、DC−AVR152の入力は小さく、従って、それを補償しようとする交流電源103から入力する電流も小さくなり、直流コンデンサ150の静電エネルギーから負荷に電力を供給することから、受電電力の変動を抑制できる。なお、本実施例では電圧型自励変換装置1000の直流コンデンサ150に蓄積される静電エネルギーは、電圧型自励変換装置1000の電力変換容量に対して大きくしてある。該静電エネルギーと自励変換装置の電力変換容量の比を直流コンデンサ静電エネルギー容量比と呼ぶことにする。
図4(a)は従来技術での受電電流、すなわち交流電源103(系統)からコンバータ100に流れ込む三相交流電流を、図4(b)は実施例での受電電流を示す。図4(b)に示すように本実施例では、受電電流の変動が5%以下であるのに対し、移動平均を実施しない従来技術では図4(a)に示すように受電電流が大きく変動している。このように、本実施例では受電電力変動を抑制できていることがわかる。
なお、制御ゲインを小さくして偏向電磁石204を励磁する電圧型自励変換装置1000の直流コンデンサ150の電圧制御応答遅くする、すなわち、直流電圧変動を補償するために交流電源103からの入力電流を小さくする制御を行うことによっても、直流コンデンサ150で負荷9の電力変動をバッファすることができる。
本実施例の電圧型自励変換装置1000、2000、3000を、加速器システムに適用した場合について図2を用いて説明する。加速器のシンクロトロン用電磁石の中で、偏向電磁石204はビームを偏向させる働きをするので、より大きな磁界を発生させる必要があり電力変動が大きい。一方、ビームを絞る役割をする四極電磁石207や図2に記していない他の電磁石は比較的電力が小さいので、シンクロトロン用電磁石電源の電力変動は偏向電磁石電源の電力変動が支配的である。例えば、図3の負荷9が図2の偏向電磁石204に、図3の負荷2009が図2の四極電磁石207、図3の負荷3009が図2に記されていない他の電磁石に相当する。各負荷9、2009、3009を駆動する電圧型自励変換装置1000、2000、3000はそれぞれ交流電源103(系統)に、連系インピーダンス101、2101、3101と系統インピーダンス102を介して接続されているが、前述のように従来技術の電圧型自励変換装置1000、2000、3000で各負荷9、2009、3009を駆動すると、負荷9すなわち偏向電磁石204を駆動する電圧型自励変換装置1000の受電の電力変動が支配的となる。
従って、本実施例の電圧型自励変換装置を電力変動が大きい偏向電磁石204を励磁する電圧型自励変換装置1000に適用すると偏向電磁石204を励磁する電圧型自励変換装置1000の受電電力変動を抑制できる。本実施例では、電圧型自励変換装置1000は、他の電磁石を励磁する電圧型自励変換装置2000、3000よりも直流コンデンサ静電エネルギー容量比が高い。このため、偏向電磁石204を駆動する電圧型自励変換装置1000の受電電力変動を抑制することにより、電力系統の系統インピーダンス102が大きな場所でも受電電圧の変動を抑制でき、電圧型自励変換装置2000、3000が出力する電流を安定化できる。すなわち、加速器システムの電磁石の励磁を安定化できるので、ビーム位置やビームエネルギーの精度を高く保つことができる。
本実施例の電圧型自励変換装置の主要部の構成を図6に示す。本実施例の電圧型自励変換装置のコンバータ100の構成は実施例1と同様である。また、図3に示す実施例1と同様にコンバータ100はチョッパ1に接続される。チョッパ1は周期性のある電流指令値に従い、負荷9に電流を通流させる。
本実施例と実施例1とは、制御装置104が行う制御方法が異なる。実施例1は、周期変動に対するフィードバック応答を下げるのに対し、本実施例は、負荷の周期変動による直流電圧変化を直流電圧指令値Vref にフィードフォワード的に電圧指令を加算する。具体的には、チョッパ電流指令値Iref(t) から、出力電力を演算して、その値を直流電圧検出値で割ることにより、直流コンデンサ150の出力電流予測値を演算し、次に、直流コンデンサ150の出力電流予測値を積分した値を直流コンデンサ150の容量で割った値を、直流コンデンサ150の直流電圧指令値Vref に加算する。
コンデンサ電圧の微分はコンデンサ電流と等しいことから、直流コンデンサ150の直流電圧指令に、チョッパ1の出力する電流指令値を積分して直流コンデンサ150の容量で割った値を加算することにより、チョッパ1の出力電流を直流コンデンサ150から供給することが可能となり、交流電源103からの受電電力の変動を抑制できる。
なお、チョッパエネルギーの演算の際に、チョッパ電流指令値Iref(t) ではなく、チョッパ1の出力する電流値を用いても構わない。また、チョッパ1の出力電力から直流コンデンサ150の出力電流を演算する際に、直流電圧検出値ではなく、直流電圧指令値Vref を用いても近似値を得ることができる。
本実施例の電圧型自励変換装置100を加速器システムに適用した場合も、実施例1と同様に、ビーム位置精度が高い加速器システムを実現できる。
実施例1の電圧型自励変換装置の制御方法の説明図。 加速器システムの主要部の構成の説明図。 実施例1の電圧型自励変換装置の説明図。 実施例1と従来技術の受電電流の説明図。 従来技術の電圧型自励変換装置の説明図。 実施例2の電圧型自励変換装置の制御方法の説明図。 実施例1の電圧型自励変換装置の別の制御方法の説明図。
符号の説明
1…チョッパ、9、2009、3009…負荷、11m〜11r…IGBT素子、100…コンバータ、101、2101、3101…連系インピーダンス、102…系統インピーダンス、103…交流電源、104…制御装置、150…直流コンデンサ、151…AC−ACR、152…DC−AVR、153…PWM制御ブロック、160U、160V、160W、170P、170N、171P、171N、185P、185N、2160U、2160V、2160W、2185P、2185N、3160U、3160V、3160W、3185P、3185N…端子、180…電流検出器、190…電圧検出器、200…シンクロトロン、201…イオン源、202…線形加速器、203…入射装置、204…偏向電磁石、205…高周波加速空洞、206…出射装置、207…四極電磁石、1000、2000、3000…電圧型自励変換装置。

Claims (5)

  1. シンクロトロンを用いてビームを加速する加速器システムにおいて、
    該加速器システムが、偏向電磁石を含む複数個の電磁石と、該複数個の電磁石を負荷とする複数個の電圧型自励変換装置とを備え、
    前記電磁石を負荷とする電圧型自励変換装置が、交流を直流に変換するコンバータ部と、該コンバータ部の直流出力を入力し、周期性がある電流指令値に基づいて前記負荷に電流を流すチョッパ部と、前記コンバータ部の制御装置と、前記コンバータ部の直流側に接続した直流コンデンサと、を備え、
    前記制御装置が、前記コンバータ部の直流出力電圧を入力し、該直流出力電圧を前記負荷の変動周期の自然数倍の周期期間サンプリングし、サンプリングした直流電圧検出値の移動平均を算出し、該移動平均値と前記コンバータ部の直流電圧指令値との偏差を用いて、前記コンバータ部の直流出力電圧を制御すると共に、
    前記直流コンデンサに蓄積できる静電エネルギーの前記電圧型自励変換装置の変換容量に対する割合が、他の電磁石を励磁する電圧型自励変換装置の直流コンデンサに蓄積できる静電エネルギーの電圧型自励変換装置の変換容量に対する割合よりも大きいことを特徴とする加速器システム。
  2. 請求項に記載の加速器システムにおいて、
    前記制御装置が、前記移動平均値と前記コンバータ部の直流電圧指令値との偏差を用いる代わりに、ンプリングした直流電圧検出値と前記コンバータ部の直流電圧指令値との偏差を求め、該偏差の移動平均値を用いて前記コンバータ部の直流出力電圧を制御することを特徴とする加速器システム。
  3. シンクロトロンを用いてビームを加速する加速器システムにおいて、
    該加速器システムが、偏向電磁石を含む複数個の電磁石と、該複数個の電磁石を負荷とする複数個の電圧型自励変換装置とを備え、
    前記電磁石を負荷とする電圧型自励変換装置が、交流を直流に変換するコンバータ部と、該コンバータ部の直流出力を入力し、周期性がある電流指令値に基づいて前記負荷に電流を流すチョッパ部と、前記コンバータ部の制御装置と、前記コンバータ部の直流側に接続した直流コンデンサと、を備え、
    前記制御装置が、前記コンバータ部の直流出力電圧を前記負荷の変動周期の自然数倍の周期期間サンプリングした直流電圧検出値と、前記チョッパ部の電流指令値とを入力し、前記コンバータ部の直流電圧指令値と前記直流電圧検出値との偏差に、前記チョッパ部の電流指令値と前記直流電圧検出値とを用いて算出した出力電流予測値を加えて、前記コンバータ部の直流出力電圧を制御すると共に、
    前記直流コンデンサに蓄積できる静電エネルギーの前記電圧型自励変換装置の変換容量に対する割合が、他の電磁石を励磁する電圧型自励変換装置の直流コンデンサに蓄積できる静電エネルギーの電圧型自励変換装置の変換容量に対する割合よりも大きいことを特徴とする加速器システム。
  4. 請求項3に記載の加速器システムにおいて、
    前記制御装置が、前記チョッパの電流指令値に代えて前記チョッパの出力電流値を用いて、前記出力電流予測値を算出することを特徴とする加速器システム
  5. 請求項3に記載の加速器システムにおいて、
    前記制御装置が、前記直流電検出値に代えて前記直流電指令値を用いて、前記出力電流予測値を算出することを特徴とする加速器システム
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