JP4552572B2 - 医用診断装置 - Google Patents

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Description

この発明は、可動部分を動かして放射線を検出することで診断用の放射線画像を得る医用診断装置に係り、特に、近接センサによって対象物の存在を非接触で検出した結果に基づいて可動部分の動きを制御する技術に関する。
医用診断装置としてX線診断装置を例に採って説明すると、X線診断装置では、可動部分を動かすことで、被検体や装置を操作する操作者や周辺機器(以下、これらを『対象物』と称する)へ可動部分が衝突する場合がある。この衝突防止のために、従来では静電容量式などに代表される非接触式の近接センサを備え、近接センサによって対象物の存在を非接触で検出することで、対象物に衝突する前に可動部分を停止させることができる。静電容量式では、近接センサは送信電極と受信電極とから構成され、送信電極からの電磁界に対象物のような障害物が入ると、両電極間の静電容量が大きくなって電磁界の強度が低下することを利用して、対象物を非接触で検出する(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特表平11−506692号公報(第5,9頁、図1) 特開2001−208504号公報(第2−5頁、図2,4)
しかしながら、X線を検出するX線検出手段(例えばイメージインテンシファイア)に近接センサをX線検出面(すなわち受光面)側に配設する場合には、次のような問題がある。
すなわち、近接センサを構成する各電極は、銅板などの物体で形成されている。銅板などの物体はX線の透過を妨げるので、近接センサをX線検出面側に配設すると診断用のX線画像に劣化が生じる。なお、対象物が被検体の場合には、被検体への接近動作により接触が生じる可能性が高い。したがって、X線検出面側に近接センサを配設する必要性が大きいにも関わらず、このようにX線検出面側に近接センサを配設するうえで制約があった。
これを解決するために、上述した特許文献1のようにX線検出面側にある外装部分にX線をほぼ透過する厚さの導体層を追加の電極として配設することでX線検出面側の近接センサによる検出を可能としている。しかし、この場合には、導体層を支持する部材が必要であり、さらに外装部分をX線の透過性の高い物体で形成する必要がある。そして、この外装部分に導体層を配設する必要がある。このように、導体層を別の電極として配設するという複雑な構成をとらなければならない。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、簡易な構造で、放射線検出面側において対象物を検出して、可動部分の動きを正確に制御することができる医用診断装置を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、対象物の存在を非接触で検出する近接センサを備え、この近接センサによる対象物の検出結果に基づいて可動部分の動きを制御して、可動部分を動かして放射線を検出することで診断用の放射線画像を得る医用診断装置であって、前記可動部分は、放射線を検出する放射線検出手段を含み、複数の電極を互いに対向配置した静電容量式で近接センサを構成し、これらの電極のうち、受信電極を、放射線をほぼ透過する部材で形成するとともに、放射線検出手段を収容する外装部分であって対象物と対向する外側領域を受信電極で兼用することを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、放射線をほぼ透過する部材で受信電極を形成するとともに、放射線検出手段を収容する外装部分であって対象物と対向する外側領域を受信電極で兼用することで、放射線は受信電極によってほとんど妨げられることなく放射線検出手段によって検出される。その結果、診断用の放射線画像に劣化が生じることなく、近接センサは放射線検出面側において対象物を検出して、可動部分の動きを正確に制御することができる。また、放射線検出手段を収容する外装部分であって対象物と対向する外側領域を受信電極で兼用するという簡易な構造のみで、この発明における課題を解決することができる。さらに、外装部分を兼用することで、放射線検出手段および装置をより簡略化することができる。
上述した発明において放射線をほぼ透過する部材の一例は、炭素繊維(カーボンファイバ)であって、受信電極を炭素繊維で形成することである(請求項2に記載の発明)。炭素の場合には金属と比較すると放射線の透過率が高いので、放射線をほぼ透過する部材を炭素繊維で実現することができる。また、炭素繊維以外にも、放射線をほぼ透過する部材であれば、導電性フィラー(添加剤)を添加したカーボン、すなわち導電性カーボンであってもよいし、アルミニウム(Al)などに代表されるように銅(Cu)よりも放射線の透過率の高い金属であってもよい。
また上述した発明において、射線検出手段の外装部分を炭素繊維で構成するのが好ましい(請求項3に記載の発明)。外装部分を炭素繊維で構成することで、外装部分を兼用する強度を有することができる。
さらに、装置を小型化するには、受信電極を、送信電極と受信電極との双方の機能を兼ねた送受信兼用電極とするとともに、上述した放射線検出面側とは逆側にその送受信兼用電極に隣接して対向配置された電極を別電極とし、送受信兼用電極および別電極を互いに同電位に保つように構成するのが好ましい(請求項4に記載の発明)。接地された誘電体製の対象物が静電容量式の近接センサに接近したとき、別電極の放射線検出面側に隣接して対向配置された送受信兼用電極、対象物間で静電容量をもつ。一方、別電極は接地部分の間で静電容量をもつ。したがって、送受信兼用電極、対象物間での静電容量に関連する物理量を測定することで対象物を非接触で検出することができる。また、複数の電極が互いに対向配置であるので、電極面に対して一様に対象物を検出することができる。さらに、送受信兼用電極および別電極を互いに同電位に保つように構成しているので、両電極間の距離を狭くしても静電容量が生じない。したがって、両電極間を狭くしつつ近接センサを実現することができ、装置を小型化にすることができる。
この発明に係る医用診断装置によれば、放射線をほぼ透過する部材で受信電極を形成するとともに、前記放射線検出手段を収容する外装部分であって対象物と対向する外側領域を前記受信電極で兼用することで、放射線検出手段を収容する外装部分であって対象物と対向する外側領域を受信電極で兼用するという簡易な構造のみで、放射線検出面側において対象物を検出して、可動部分の動きを正確に制御することができる。さらに、外装部分を兼用することで、放射線検出手段および装置をより簡略化することができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施例を説明する。
図1は、実施例に係るX線診断装置の概略構成を示した正面図であり、図2は、装置のイメージインテンシファイア(以下、『I.I』と略記する)のX線検出面側に設けられた近接センサの概略図であり、図3は、X線検出面側の近接センサの各電極の配設箇所を示す概略図である。本実施例では、医用診断装置としてX線診断装置を例に採って説明する。
本実施例に係るX線診断装置は、図1に示すように、被検体Mを載置する天板1と、その被検体Mの撮像を行う撮像系本体2とを備えるとともに、図示を省略する画像処理系を備えている。天板1は、図1に示すように、昇降および水平移動可能に構成されている。
撮像系本体2について図1を参照して説明する。撮像系本体2は、床面(図中のxy平面)に設置された基台部21と、基台部21に支持されたC型アーム支持部22と、C型アーム支持部22に支持されたC型アーム23と、C型アーム23の一端に支持されたX線管24と、他端に支持されたI.I25とを備えている。I.I25は、この発明における放射線検出手段に相当する。
図示を省略するモータの駆動によって床面に対して基台部21が鉛直軸(図中のz軸)心周りに回転するように構成されており、図示を省略する別のモータの駆動によって基台部21に対してC型アーム支持部22が被検体Mの体軸(図中のy軸)心周りに回転するようにそれぞれが構成されている。また、図示を省略する別のモータの駆動によってC型アーム23が体軸に対して水平面で直交する軸(図中のx軸)心周りに回転するように構成されている。
C型アーム23の一端に支持されたX線管24のX線照射側にはX線の照視野を制御するコリメータ26を配設している。C型アーム23の他端に支持されたI.I25の背面(X線検出面とは逆側の面)にはテレビジョン(TV)カメラ27を配設している。図示を省略するモータの駆動によってI.I25に対してTVカメラ27が鉛直軸(図中のz軸)心周りに回転するようにそれぞれが構成されている。
なお、基台部21やC型アーム支持部22を、天板1と同様に昇降および水平移動可能に構成し、それによってC型アームを昇降および前後に進退可能にしてもよい。天板1や撮像系本体2を上述のように動かしてX線をI.I25が検出して、図示を省略する画像処理系で検出されたX線検出信号を処理することで診断用のX線画像を得ることができる。また、撮像系本体2の基台部21やC型アーム支持部22やC型アーム23やX線管24やI.I25などは、この発明における可動部分に相当する。
特に、これら可動部分のうち、X線管24やI.I25は、被検体Mや装置を操作する操作者(オペレータ)や周辺機器(以下、これらを『対象物』と称する)と衝突しやすい。そこで、X線管24やI.I25に近接センサを備えることで、近接センサによって対象物の存在を非接触で検出する。本実施例では、図1に示すように、I.I25の側面に近接センサ28を配設する。さらに、本実施例の特徴部分としてI.I25のX線検出面側に近接センサ28を配設する。静電容量式の近接センサ28を、本実施例では採用している。
静電容量式の近接センサ28は、送信電極と受信電極とから構成されているが、X線検出面側に設けられた近接センサ28は、図2に示すように、本実施例では送信電極と受信電極との双方の機能を兼ねた送受信兼用電極31から構成されている。送受信兼用電極31の近傍には送受信兼用電極31の面に平行してシールド電極32を配設している。送受信兼用電極31側とは逆側のシールド電極32の面に平行して接地電極33を配設している。つまり、送受信兼用電極31、シールド電極32、接地電極33の順に各面が平行になるようにそれぞれを配設している。本実施例では、合計した電極31,32,33の間隔が、厚みも含めて3mm程度になるように配設する。
見方を変えれば、送受信兼用電極31にX線検出面側とは逆側に隣接してシールド電極32を対向配置している。シールド電極32から見れば、シールド電極32のX線検出面側に隣接して送受信兼用電極31を対向配置している。シールド電極32は、この発明における別電極に相当する。
送受信兼用電極31とシールド電極32とは、シールドケーブル34を介して交流電源35にそれぞれ接続されており、各電極31,32は互いに同電位に保たれている。接地電極33は接地されており、電位は0である。シールド電極32、接地電極33間の静電容量をセンサ容量C1とする。
ここで、対象物Xが誘電体で、かつ接地されているものとする。また、近接センサ28(ここでは送受信兼用電極31)が対象物Xを検出することができる程度の距離にまで、対象物Xが近接センサ28に接近したとする。送受信兼用電極31、対象物X間では静電容量をもち、その静電容量を検出容量C2とする。
シールド電極32、接地電極33間にはセンサ容量C1に応じた電流I1が流れるとともに、送受信兼用電極31、対象物X間には検出容量C2に応じた電流I2が流れる。もし、送受信兼用電極31の近傍に対象物Xがないとき、あるいは送受信兼用電極31が検出することができない程度の距離に対象物Xがあるときには、送受信兼用電極31は静電容量をもたないので、送受信兼用電極31、対象物X間での検出容量C2=0、すなわち電流I2=0となる。したがって、電流I2を測定して測定された電流I2が0あるいは所定値未満であれば、近接センサ28は対象物Xが接近していないとし、電流I2が0以外の値あるいは所定値以上であれば、対象物Xが接近して近傍にあると近接センサ28は検出する。このように、近接センサ28が非接触で対象物Xを検出することが可能になる。
近接センサ28を構成する3つの電極31〜33のうち、送受信兼用電極31は炭素繊維(カーボンファイバ)で形成されている。カーボンファイバの場合には金属と比較するとX線の透過率が高い。また、図3に示すように、可動部分であるI.I25は本体25Aとその本体25Aを外装する外装部分25Bとに分かれている。本体25Aと外装部分25Bとの間にシールド電極32、接地電極33を配設しており、カーボンファイバ製の送受信兼用電極31で外装部分25Bを構成する。このように構成することで、送受信兼用電極31をI.I25のX線検出面側に配設する。また、カーボンファイバの場合には、外装部分25Bを兼用する強度を有するので、カーボンファイバのみで外装部分25Bを構成することができる。
なお、送受信兼用電極31の他にシールド電極32または接地電極33のいずれかをカーボンファイバで形成してもよいし、図2、図3に示すように、全ての電極31〜33についてカーボンファイバで形成してもよい。すなわち、少なくとも送受信兼用電極31をカーボンファイバで形成する。また、カーボンファイバを絶縁体でコーティングしてもよい。
以上のように構成された本実施例装置によれば、X線をほぼ透過する部材であるカーボンファイバで送受信兼用電極31を形成し、I.I25のX線検出面側にその送受信兼用電極31を配設することで、X線は送受信兼用電極31によってほとんど妨げられることなくI.I25によって検出される。その結果、診断用のX線画像に劣化が生じることなく、近接センサ28はX線検出面側において対象物Xを検出して、可動部分であるI.I25の動きを正確に制御することができる。また、I.I25のX線検出面側に送受信兼用電極31を配設するという簡易な構造のみで、この発明における課題を解決することができる。
本実施例では、カーボンファイバの炭素の場合には金属と比較するとX線の透過率が高いので、X線をほぼ透過する部材をカーボンファイバで実現することができる。また、本実施例では、送受信兼用電極31で外装部分25Bを構成しており、外装部分25Bを兼用することで、I.I25および装置をより簡略化することができる。
接地された誘電体製の対象物Xが静電容量式の近接センサ28に接近したとき、シールド電極32のX線検出面側に隣接して対向配置された送受信兼用電極31、対象物X間で静電容量C2をもつ。一方、シールド電極32、接地電極33間で静電容量C1をもつ。したがって、送受信兼用電極31、対象物X間での静電容量C2に関連する電流I2を測定することで対象物Xを非接触で検出することができる。また、3つの電極31,32,33が互いに対向配置であるので、電極面に対して一様に対象物Xを検出することができる。さらに、送受信兼用電極31およびシールド電極32を互いに同電位に保つように構成しているので、両電極31,32間の距離を狭くしても静電容量が生じない。したがって、両電極31,32間を狭くしつつ近接センサ28を実現することができ、装置を小型化にすることができる。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した実施例では、C型アームの駆動で撮像を行うX線診断装置を例に採って説明したが、この発明は、C型アーム以外の駆動機構がX線管やI.Iを支持して動かすX線診断装置に適用してもよい。
(2)上述した実施例では、X線診断装置を例に採って説明したが、ECT(Emission Computed Tomography)装置のように放射性同位元素(RI)を投与された被検体から放射されるγ線を検出する装置に適用してもよい。このように、I.I25などに代表される可動部分を動かして放射線を検出することで診断用の放射線画像を得る医用診断装置であれば、適用することができる。
(3)上述した実施例では、I.IのX線検出面側の他に、I.Iの側面にも近接センサを備えたが、X線検出面側のみ備えてもよいし、I.IのX線検出面側の他に、I.Iの側面以外にも備えてもよい。つまり、少なくともX線検出面側に近接センサを備えればよい。また、X線検出面以外の箇所に備える近接センサについては、X線検出面に配設された近接センサと同じ構成であってもよいし、異なる構造であってもよい。
(4)上述した実施例では、I.Iのみに近接センサを備えたが、I.Iに近接センサを備えるとともに、他の可動部分にも近接センサを備えてもよい。例えばX線管や上述した各実施例の基台部やC型アーム支持部やC型アーム23などに代表されるように可動部分であれば、I.I以外の近接センサの配設箇所については特に限定されない。つまり、少なくともI.Iに近接センサを備えればよい。また、I.I以外の箇所に備える近接センサについては、I.Iに配設された近接センサと同じ構成であってもよいし、異なる構造であってもよい。
(5)上述した実施例では、送受信兼用電極が外装部分を兼用したが、図4に示すように、外装部分25Bに送受信兼用電極31を内蔵してもよい。なお、図4ではシールドケーブルや交流電源の図示を省略する。
(6)上述した実施例では、送信電極と受信電極との双方の機能を兼ねた送受信兼用電極を静電容量式の近接センサとして用いたが、送信電極と受信電極とを独立して各電極として用いるとともに、これらの電極を静電容量式の近接センサとして用いてもよい。例えば、図5に示すように、受信電極28Bをカーボンファイバで形成し、カーボンファイバ製の受信電極28BでI.I25の外装部分25Bを構成する。このように構成することで、I.I25のX線検出面側に受信電極28Bを配設する。この場合においても、図4と同様に受信電極28Bを外装部分25Bに内蔵してもよいし、図5のように送信電極28Aおよび受信電極28Bをともにカーボンファイバで形成してもよい。このように、この発明が適用する近接センサの具体的な構造については特に限定されない。なお、図5ではシールドケーブルの図示を省略する。
(7)上述した実施例では、カーボンファイバで受信電極(本実施例では送受信兼用電極)を形成して、X線がほぼ透過するようにしたが、X線などに代表される放射線をほぼ透過する部材はカーボンファイバに限定されない。放射線をほぼ透過する部材であれば、導電性フィラー(添加剤)を添加したカーボン、すなわち導電性カーボンであってもよいし、アルミニウム(Al)などに代表されるように銅(Cu)よりも放射線の透過率の高い金属であってもよい。
実施例に係るX線診断装置の概略構成を示した正面図である。 実施例装置のイメージインテンシファイア(I.I)のX線検出面側に設けられた近接センサの概略図である。 X線検出面側の近接センサの各電極の配設箇所を示す概略図である。 変形例に係るX線検出面側の近接センサの概略図である・ 変形例に係るX線検出面側の近接センサの概略図である・
符号の説明
25 … イメージインテンシファイア(I.I)
25B … 外装部分
28 … 近接センサ
31 … 送受信兼用電極
32 … シールド電極
33 … 接地電極
M … 被検体
X … 対象物

Claims (4)

  1. 対象物の存在を非接触で検出する近接センサを備え、この近接センサによる対象物の検出結果に基づいて可動部分の動きを制御して、可動部分を動かして放射線を検出することで診断用の放射線画像を得る医用診断装置であって、前記可動部分は、放射線を検出する放射線検出手段を含み、複数の電極を互いに対向配置した静電容量式で近接センサを構成し、これらの電極のうち、受信電極を、放射線をほぼ透過する部材で形成するとともに、前記放射線検出手段を収容する外装部分であって対象物と対向する外側領域を前記受信電極で兼用することを特徴とする医用診断装置。
  2. 請求項1に記載の医用診断装置において、前記受信電極を炭素繊維で形成することを特徴とする医用診断装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の医用診断装置において、前記放射線検出手段の外装部分を炭素繊維で構成することを特徴とする医用診断装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の医用診断装置において、前記受信電極を、送信電極と受信電極との双方の機能を兼ねた送受信兼用電極とするとともに、前記放射線検出面側とは逆側にその送受信兼用電極に隣接して対向配置された電極を別電極とし、送受信兼用電極および別電極を互いに同電位に保つように構成することを特徴とする医用診断装置。
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